JP2002125067A - 携帯電話機の着信音編集システムおよび携帯電話機の着信音編集用サーバ - Google Patents

携帯電話機の着信音編集システムおよび携帯電話機の着信音編集用サーバ

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JP2002125067A
JP2002125067A JP2000315261A JP2000315261A JP2002125067A JP 2002125067 A JP2002125067 A JP 2002125067A JP 2000315261 A JP2000315261 A JP 2000315261A JP 2000315261 A JP2000315261 A JP 2000315261A JP 2002125067 A JP2002125067 A JP 2002125067A
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mobile phone
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Hitoshi Miyata
人司 宮田
Yasushi Uejima
靖 上嶌
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ZEN KK
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KOMU SQUARE KK
ZEN KK
Comsquare Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作でユーザが独自の着信音を設定で
きる携帯電話機の着信音編集システムおよび携帯電話機
の着信音編集用サーバを提供すること。 【解決手段】 ユーザ9の操作のもとで着信音の基礎と
なる基礎データ311を設定する基礎データ設定手段31
と、ユーザ9の操作のもとで着信音のスタイルを示すス
タイルデータ331を設定するスタイル設定手段33と、基
礎データおよびスタイルデータから着信音データを合成
して携帯電話機1に設定する着信音データ設定手段35と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の着信
音編集システムおよび携帯電話機の着信音編集用サーバ
に関し、携帯電話機に任意の着信音を発生させるために
所定の着信音データを作成して前記携帯電話機に設定す
る携帯電話機の着信音編集サービスを提供する際に利用
できる。
【0002】
【背景技術】近年、携帯電話機は急速な普及を見せてい
る。特に、最近ではデータ通信モードによるネットワー
ク接続等の新たな利用形態が急速に普及するに至ってい
る。携帯電話機では着信音が自由に選択できるものが多
い。これは、ユーザの嗜好という側面に加えて、雑踏の
中でも自他識別を行うためという実用性も評価されてい
る。このような背景から、今後も一層の自由度が求めら
れており、着信音設定のために様々な手段が提供される
に至っている。
【0003】図8において、携帯電話機1は着信2があ
ると着信音3を発生する。この着信音3を発生するため
に、携帯電話機1には着信音発生手段10が内蔵されてい
る。着信音発生手段10は、着信音データメモリ11および
発音モジュール12を有する。着信音データメモリ11には
着信音データ4が記録され、発音モジュール12はこの着
信音データ4に従って所定の音列あるいは楽曲を発生す
る。
【0004】着信音データ4は、一般にC-MIDIと呼ばれ
る電子楽器用の規格に基づく発音コマンドが利用され
る。あるいはPCM等のデジタル録音された音データを用
いるもの等でもよい。発音モジュール12としては、旧く
は単音でかつ単純な連続電子音を発生するものであっ
た。近年では、自然楽器音に近い音を3和音程度の複数
音同時発生できるものが現れている。これにより、かな
り複雑な楽曲までが発生可能となり、着信音3としての
表現力は拡張されている。
【0005】着信音3の設定については、旧くは携帯電
話機1の出荷時設定21のみであった。現状でも出荷時設
定が基本である。このような出荷時設定では、着信音3
として既存の楽曲や音列5が選択されており、なかでも
最近のヒット曲あるいは古典的なメロディが多く見られ
る。
【0006】着信音3の自由設定としては、まず携帯電
話機1のキー入力22による方式が開発された。これは、
着信音データ4となるべき音列の各音の音程と音長とを
数値あるいは記号で表すように規格化し、携帯電話機1
のキーで入力するようにしたものである。このようなキ
ー入力による着信音3としては、既存の楽曲や音列5が
利用できる。このような着信音3は、雑誌や電話会社の
パンフレット等に着信音データ4用の記号列として掲載
されており、ユーザは好みの曲等を選んで自分の携帯電
話機1に設定できるようになっている。一方、ユーザに
よっては、既成の曲等に飽きたらず、自作の楽曲や音列
6を規格に基づいて着信音データ4に翻訳し、自分の携
帯電話機1に設定することも行われている。
【0007】着信音3の自由設定にパーソナルコンピュ
ータも導入されている。携帯電話機1は所定の接続ケー
ブルを用いてパーソナルコンピュータに接続可能であ
る。このような機能を利用して、パーソナルコンピュー
タ24上で動作する編集ソフトウェア25を利用し、五線譜
入力等の簡単な操作により既存の楽曲や音列5あるいは
自作の楽曲や音列6を着信音データ4に変換することが
なされている。また、パーソナルコンピュータ24で読み
取り可能な磁気ディスク26等の媒体を用いて着信音デー
タ4を頒布することで、入力の手間を省くことも可能で
ある。
【0008】着信音3の自由設定には、携帯電話機1の
データ通信機能を利用して、直接ネットワーク上のサー
ビスサイト27から着信音データ4のダウンロード28を行
うこともなされている。このような方式では、サービス
サイト27の更新が迅速に行われることで、最新のヒット
曲のデータが取得できる等のメリットがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した各
方式には、それぞれ次のような問題がある。出荷時設定
21では、当然のことながら自分の好みの着信音3は得ら
れない。キー入力22では、操作が極めて煩雑である。短
い旋律だけでも数十ストロークの操作が必要であり、和
音を含む場合には数百ストローク等になりかねない。こ
のような操作は現実的とはいえない。
【0010】パーソナルコンピュータ24の利用によれ
ば、既存の曲も自作の曲も編集ソフトウェア25により比
較的容易に設定することができる。しかし、編集ソフト
ウェア25上で音譜を入力してゆく作業は、音楽に慣れた
ユーザには楽であるが、不慣れなユーザには依然として
困難を伴うものである。ネットワーク上のサービスサイ
ト27からのダウンロード28は誰にでも簡単であるが、自
作の曲の設定は不可能であり、独自の着信音3への要求
は満たせないという問題があった。
【0011】本発明の目的は、簡単な操作でユーザが独
自の着信音を設定できる携帯電話機の着信音編集システ
ムおよび携帯電話機の着信音編集用サーバを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯電話機に
任意の着信音を発生させるために所定の着信音データを
作成して前記携帯電話機に設定する携帯電話機の着信音
編集システムであって、ユーザの操作のもとで前記着信
音の基礎となる基礎データを設定する基礎データ設定手
段と、ユーザの操作のもとで前記着信音のスタイルを示
すスタイルデータを設定するスタイル設定手段と、前記
基礎データおよび前記スタイルデータから前記着信音デ
ータを合成して前記携帯電話機に設定する着信音データ
設定手段と、を備えていることを特徴とする。
【0013】このような構成においては、ユーザは基礎
データ設定手段により例えば好みのメロディを設定した
後、スタイル設定手段で楽曲様式などの概略的なスタイ
ルを設定することで、先に設定したメロディ等のアレン
ジを行うことができ、簡単に独自の着信音を設定するこ
とができる。特に、最も特徴的なメロディ等に関しては
自分で設定できるので、全く独自の着信音とすることが
できる。また、スタイルで楽曲としての完成度を確保す
ることで、誰にでも楽曲を簡単に作成できるようにな
る。
【0014】本発明のシステムにおいて、前記基礎デー
タは着信音を特徴づける主メロディ、リフレインパター
ン、リズムおよびテンポに関する情報であり、前記スタ
イルデータは典型的なリズムパターン、典型的なコード
パターン、典型的な副メロディの少なくとも何れかの要
素を含むことが望ましい。このようにすれば、基礎デー
タ部分で着信音の独自性を明瞭にでき、かつスタイルデ
ータ部分で全体の曲調などを簡単に調整したり、あるい
は音楽としての完成度を確保することができる。
【0015】本発明のシステムにおいて、前記基礎デー
タ設定手段が参照可能な素材データベースを有し、この
素材データベースは既存曲の主メロディ、典型的なリフ
レインパターンを含む複数の素材データを記録してお
り、前記基礎データ設定手段は前記複数の素材データの
うちの何れかを選択して読み込み可能であることが望ま
しい。このようにすれば、既存曲の主メロディ、典型的
なリフレインパターンを素材として用いることができ、
操作を一層簡略にできる。この場合でも、スタイル設定
手段によるアレンジを加えることで独自の着信音を作成
することができる。
【0016】本発明のシステムにおいて、前記素材デー
タベースはネットワーク上のサーバに公開され、前記基
礎データ設定手段から随時読み取り可能であることが望
ましい。このようにすれば、多数かつ多様な素材データ
を提供できるとともに、随時更新あるいは追加すること
ができる。
【0017】本発明のシステムにおいて、前記サーバに
公開された前記素材データベースは、任意のユーザが登
録したものとしてもよい。このようにすれば、多数かつ
多様な素材データを容易に確保できるとともに、ユーザ
の創作意欲を満足させることもでき、サービス品質を高
めることができる。
【0018】本発明のシステムにおいて、前記スタイル
設定手段が参照可能なスタイルデータベースを有し、こ
のスタイルデータベースは互いに要素が異なる複数のス
タイルデータを記録しており、前記スタイル設定手段は
前記複数のスタイルデータの何れかを選択して読み込み
可能であることが望ましい。このようにすれば、多様な
楽曲様式やアレンジ等を簡単な選択操作により設定で
き、作業を一層簡略にできる。
【0019】本発明のシステムにおいて、前記スタイル
データベースはネットワーク上のサーバに公開され、前
記スタイル設定手段から随時読み取り可能であることが
望ましい。このようにすれば、多数かつ多様なスタイル
データを提供できるとともに、随時更新あるいは追加す
ることができる。
【0020】本発明のシステムにおいて、前記サーバに
公開された前記スタイルデータベースは、任意のユーザ
が登録したものとしてもよい。このようにすれば、多数
かつ多様なスタイルデータを容易に確保できるととも
に、ユーザの創作意欲を満足させることもでき、サービ
ス品質を高めることができる。
【0021】本発明のシステムにおいて、前記基礎デー
タ設定手段、前記スタイル設定手段、前記着信音データ
設定手段は、前記携帯電話機から通信可能なネットワー
ク上のサーバに構成され、前記サーバ上で作成された前
記着信音データを前記携帯電話機に転送可能であるとす
ることができる。このようにすれば、携帯電話機で直接
サーバに接続することで、携帯電話機の着信音編集サー
ビスを受けることができる。この際、特別な機材等も必
要なく、最も手軽なシステムとすることができる。
【0022】本発明のシステムにおいて、前記基礎デー
タ設定手段、前記スタイル設定手段、前記着信音データ
設定手段は、前記携帯電話機に接続されたコンピュータ
で動作するソフトウェアにより構成され、前記コンピュ
ータ上で作成された前記着信音データを前記携帯電話機
に転送可能であるとしてもよい。このようにすれば、パ
ーソナルコンピュータ等を用いて操作が効率よく行え
る。例えば、データの編集や選択についても携帯電話機
よりも大きい画面で操作できる等のメリットがある。ま
た、編集ソフトウェアをコンピュータ上に読み込んで操
作するため、サーバの接続を減らすこともできる。
【0023】本発明のシステムにおいて、前記基礎デー
タ設定手段、前記スタイル設定手段、前記着信音データ
設定手段は、前記携帯電話機で動作するソフトウェアに
より構成され、このソフトウェアは前記携帯電話機から
通信可能なネットワーク上のサーバからダウンロード可
能であるとしてもよい。このようにすれば、ユーザは自
分の携帯電話機で編集操作を行うことができ、サーバ上
での編集のような継続的なサーバ接続が解消できるとと
もに、パーソナルコンピュータ等の別の機器も必要なく
できる。
【0024】本発明のサーバは、携帯電話機に任意の着
信音を発生させるために所定の着信音データを作成して
前記携帯電話機に設定する携帯電話機の着信音編集サー
ビスを提供するために、ネットワークを介して接続可能
なサーバであって、ユーザの操作のもとで前記着信音の
基礎となる基礎データを設定する基礎データ設定手段
と、ユーザの操作のもとで前記着信音のスタイルを示す
スタイルデータを設定するスタイル設定手段と、前記基
礎データおよび前記スタイルデータから前記着信音デー
タを合成して前記携帯電話機に設定する着信音データ設
定手段と、を備えていることを特徴とする。このような
構成により、このサーバに携帯電話機で接続すれば、こ
のサーバ上で前述した携帯電話機の着信音編集サービス
を行うことができる。
【0025】本発明のサーバは、携帯電話機に任意の着
信音を発生させるために所定の着信音データを作成して
前記携帯電話機に設定する携帯電話機の着信音編集サー
ビスを提供するために、ネットワークを介して接続可能
なサーバであって、前記携帯電話機と通信可能なコンピ
ュータシステム上で動作し、前記コンピュータシステム
上にユーザの操作のもとで前記着信音の基礎となる基礎
データを設定する基礎データ設定手段と、ユーザの操作
のもとで前記着信音のスタイルを示すスタイルデータを
設定するスタイル設定手段と、前記基礎データおよび前
記スタイルデータから前記着信音データを合成して前記
携帯電話機に設定する着信音データ設定手段と、を構成
するソフトウェアをダウンロード可能であることを特徴
とする。このような構成により、このサーバにコンピュ
ータシステムで接続すれば、このコンピュータシステム
上で前述した携帯電話機の着信音編集サービスを行うこ
とができる。
【0026】本発明のサーバは、携帯電話機に任意の着
信音を発生させるために所定の着信音データを作成して
前記携帯電話機に設定する携帯電話機の着信音編集サー
ビスを提供するために、ネットワークを介して接続可能
なサーバであって、前記携帯電話機上で動作し、前記携
帯電話機上にユーザの操作のもとで前記着信音の基礎と
なる基礎データを設定する基礎データ設定手段と、ユー
ザの操作のもとで前記着信音のスタイルを示すスタイル
データを設定するスタイル設定手段と、前記基礎データ
および前記スタイルデータから前記着信音データを合成
して前記携帯電話機に設定する着信音データ設定手段
と、を構成するソフトウェアをダウンロード可能である
ことを特徴とする。このような構成により、このサーバ
に携帯電話機で接続すれば、この携帯電話機上で前述し
た携帯電話機の着信音編集サービスを行うことができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 (第1実施形態)図1ないし図3には本発明の第1実施
形態が示されている。本実施形態は、図2に示すよう
に、データ通信モードを有する携帯電話機1でネットワ
ークサーバ41にアクセスし、このネットワークサーバ41
上で着信音データの編集を行い、得られた着信音データ
を携帯電話機1にダウンロードするものである。
【0028】携帯電話機1は、データ通信モードを有す
る既存のものであり、図8で説明した着信音発生手段10
を有し、外部からロードされた着信音データに応じた着
信音を発生可能である。ネットワークサーバ41は、本発
明に基づく基礎データ設定手段31、素材データベース3
2、スタイル設定手段33、スタイルデータベース34、着
信音データ設定手段35を備えている。図1には、基礎デ
ータ設定手段31、素材データベース32、スタイル設定手
段33、スタイルデータベース34、着信音データ設定手段
35の詳細が示されている。
【0029】基礎データ設定手段31は、ユーザ9の操作
のもとで着信音の基礎となる基礎データ311を設定する
ものである。基礎データ311としては、一般的な主メロ
ディの他、印象的なリフレインパターン、特徴的なリズ
ムやテンポなどの断片等も利用することができる。これ
らの基礎データ311は、ユーザ9のキー入力によって作
成してもよいし、素材データベース32に記録された素材
データ321からユーザ9が好みに応じて選択してもよ
い。
【0030】素材データベース32は、基礎データ設定手
段31で基礎データ311として利用できる多数の素材デー
タ321を記録するものである。素材データ321としては、
既存曲の主メロディ、典型的なリフレインパターン等が
利用できる。これらの素材データ321は、ネットワーク
サーバ41の運営者が設定してもよいし、外部に公開して
一般のユーザが作成したデータを受付けて登録してもよ
い。
【0031】スタイル設定手段33は、ユーザ9の操作の
もとで着信音のスタイルを示すスタイルデータ331を設
定するものである。スタイルデータ331は、ユーザ9の
キー入力によって作成してもよいが、基本的にはスタイ
ルデータベース34に記録されたスタイルデータ341から
ユーザ9が好みに応じて選択するようになっている。
【0032】スタイルデータベース34は、スタイル設定
手段33でスタイルデータ331として利用できる多数のス
タイルデータ341を記録するものである。スタイルデー
タ341としては、典型的な楽曲のリズムパターン、典型
的な楽曲のコードパターン、典型的な副メロディ、曲調
に応じたテンポやリズム設定など、基礎データ311のア
レンジとして利用できる情報が適宜利用できる。これら
のスタイルデータ341は、ネットワークサーバ41の運営
者が設定してもよいし、外部に公開して一般のユーザが
作成したデータを受付けて登録してもよい。
【0033】着信音データ設定手段35は、基礎データ31
1およびスタイルデータ331から着信音データを合成して
携帯電話機1に設定するものである。このために、着信
音データ設定手段35は、着信音データ合成手段351と書
き込み手段36とを備えている。
【0034】着信音データ設定手段35は、基礎データ設
定手段31から転送された基礎データ311とスタイル設定
手段33から転送されたスタイルデータ331とに基づい
て、着信音データを合成するものである。具体的には、
既存のMIDI(Musical Instruments Digital Interfac
e)規格に準拠したシーケンスソフトウェア等を利用す
ることができる。この場合、基礎データ311およびスタ
イルデータ331は、利用するシーケンスソフトウェアに
応じたデータ形式にする等の対応を行うことが望まし
い。
【0035】着信音データ設定手段35においては、複数
チャンネル(マルチトラック)に対応していることが望
ましい。既存のMIDIシーケンスソフト等では128チャン
ネル等の対応あるいはオーディオトラック(自然音等の
デジタル録音チャンネル)への対応も行われており、こ
れらを利用してもよい。
【0036】書き込み手段36は、着信音データ設定手段
35で合成された着信音データを携帯電話機1に転送する
ものである。具体的にはネットワークサーバ41の通信機
能により実現され、携帯電話機1の規格に基づいて携帯
電話機1の着信音発生手段10に着信音データを転送する
ものとして構成される。書き込み手段36は、携帯電話機
1が複数チャンネルに対応しており和音を発生可能な場
合、着信音データ設定手段35で合成された着信音データ
の各チャンネルのデータをそれぞれ転送可能である。
【0037】通常は携帯電話機1のチャンネル数のほう
が着信音データ設定手段35のチャンネル数より少ない。
このような場合には、書き込み手段36が転送にあたって
着信音データ設定手段35の先頭の所定数チャンネルを自
動選択するとしてもよく、書き込み手段36からの問合せ
に応じてユーザ9が何れかのチャンネルを手動で選択し
てもよい。
【0038】このような本実施形態においては、以下の
手順で着信音データの編集を行う。図3において、ユー
ザ9は携帯電話機1のデータ通信モードでネットワーク
サーバ41にアクセスする。そして、ネットワークサーバ
41上で編集プログラムを起動し、前述した図2の基礎デ
ータ設定手段31、素材データベース32、スタイル設定手
段33、スタイルデータベース34、着信音データ設定手段
35を有効にする(処理s11)。
【0039】ここでユーザ9が基礎データ311を自作す
るか否か選択する(処理s12)。この選択はネットワー
クサーバ41から携帯電話機1に転送されるメニュー画面
等により行う。ユーザ9が基礎データ311を自作する処
理を選択した場合、携帯電話機1の画面にはネットワー
クサーバ41から基礎データ作成画面が転送され、ユーザ
9は携帯電話機1のキー操作で基礎データの入力を行う
(処理s13)。
【0040】ユーザ9が基礎データ311を自作しない選
択をした場合、ネットワークサーバ41は携帯電話機1に
素材データベース32中の素材データ321を適宜リスト表
示しあるいは音声再生する。ユーザ9は、これらの素材
データ321の何れかを選択することで基礎データ311とす
ることができる(処理s14)。
【0041】基礎データ311が決まったら、ユーザ9は
スタイルデータ331の設定を行う。ネットワークサーバ4
1は携帯電話機1にスタイルデータベース34中のスタイ
ルデータ341を適宜リスト表示する。この際、直感的に
スタイルが把握できるように、基礎データ311に仮合成
したり、規定の基準メロディに合成してデモンストレー
ション等するようにしてもよい。ユーザ9は、これらの
スタイルデータ341の何れかを選択することでスタイル
データ331を設定することができる(処理s15)。
【0042】基礎データ311とスタイルデータ331が決ま
ったら、ネットワークサーバ41はこれらを合成して着信
音データを合成し、携帯電話機1に転送する(処理s1
6)。ユーザ9は、転送された着信音を試聴し、確認す
る(処理s17)。ユーザ9は、試聴した着信音に不満が
あれば処理s12に戻って再度作成する。一方、満足な着
信音データができたら、ユーザ9はネットワークサーバ
41との接続を解除し、一連の処理を完了する。なお、満
足な着信音データができた場合等、接続の解除前にネッ
トワークサーバ41に自分のオリジナルとして登録し、公
衆の利用に供する等してもよい。
【0043】このような本実施形態においては、下記の
効果を得ることができる。ユーザ9は基礎データ設定手
段31により、例えば好みのメロディを設定した後、スタ
イル設定手段33で楽曲様式などの概略的なスタイルを利
用して先に設定したメロディ等のアレンジを行うことが
でき、簡単に独自の着信音を設定することができる。特
に、最も特徴的なメロディ等に関しては自分で設定でき
るので、全く独自の着信音とすることができる。また、
スタイルで楽曲としての完成度を確保することで、誰に
でも楽曲を簡単に作成できるようになる。
【0044】基礎データ311の設定にあたっては、着信
音を特徴づける主メロディ、リフレインパターン、リズ
ムおよびテンポに関する情報を利用し、スタイルデータ
331として典型的なリズムパターン、典型的なコードパ
ターン、典型的な副メロディ等を利用するようにしたの
で、基礎データ311部分で着信音の独自性を明瞭にで
き、かつスタイルデータ331部分で全体の曲調などを簡
単に調整したり、あるいは音楽としての完成度を確保す
ることができる。
【0045】基礎データ設定手段31は素材データベース
32を参照できるようにし、この素材データベース32は既
存曲の主メロディ、典型的なリフレインパターンを含む
複数の素材データ321を記録しておくようにしたので、
基礎データ311として既存曲の主メロディ、典型的なリ
フレインパターンを素材として用いることができ、操作
を一層簡略にできる。この場合でも、スタイル設定手段
33によるアレンジを加えることで独自の着信音を作成す
ることができる。
【0046】素材データベース32をネットワークサーバ
41に公開してあるので、基礎データ設定手段31から随時
読み取り可能であるとともに、多数かつ多様な素材デー
タ321を利用できる。また、ネットワークサーバ41上に
一元化されているので、素材データベース32の更新ある
いは追加等のメンテナンスも随時確実にかつ容易に行う
ことができる。
【0047】素材データベース32は、素材データ321を
任意のユーザが登録できるようにしたので、多数かつ多
様な素材データを容易に確保できるとともに、ユーザ9
の創作意欲を満足させることもでき、サービス品質を高
めることができる。
【0048】スタイル設定手段33はスタイルデータベー
ス34を参照できるようにし、このスタイルデータベース
34は互いに要素が異なる複数のスタイルデータ341を記
録しておくようにしたので、多様な楽曲様式やアレンジ
等を簡単な選択操作により設定でき、作業を一層簡略に
できる。
【0049】スタイルデータベース34はネットワークサ
ーバ41に公開してあるので、スタイル設定手段33から随
時読み取り可能であるとともに、多数かつ多様なスタイ
ルデータ341を利用できる。また、ネットワークサーバ4
1上に一元化されているので、スタイルデータベース34
の更新あるいは追加等のメンテナンスも随時確実にかつ
容易に行うことができる。
【0050】スタイルデータベース34は、スタイルデー
タ341を任意のユーザが登録できるようにしたので、多
数かつ多様なスタイルデータを容易に確保できるととも
に、ユーザの創作意欲を満足させることもでき、サービ
ス品質を高めることができる。
【0051】ネットワークサーバ41に基礎データ設定手
段31、素材データベース32、スタイル設定手段33、スタ
イルデータベース34、着信音データ設定手段35を一括し
て設けたので、携帯電話機1でネットワークから直接接
続することで、携帯電話機1の着信音編集サービスを受
けることができる。この際、特別な機材等も必要なく、
最も手軽なシステムとすることができる。
【0052】(第2実施形態)図4および図5には本発
明の第2実施形態が示されている。本実施形態は、図4
に示すように、パーソナルコンピュータ43上で動作する
着信音編集ソフトウェア42を用いて着信音データの編集
を行い、得られた着信音データを携帯電話機1に転送す
るものである。携帯電話機1は、第1実施形態と同様既
存のものであり、図8で説明した着信音発生手段10を有
し、外部からロードされた着信音データに応じた着信音
を発生可能である。但し、第1実施形態のようなデータ
通信モードはなくてもよい。
【0053】パーソナルコンピュータ43は、既存の小型
コンピュータシステムであり、一般加入電話回線その他
の通信回線を介してネットワークサーバ41に接続可能、
市販の携帯電話用データ交換ケーブル等を介して携帯電
話機1に接続可能、市販のMIDI(Musical Instruments
Digital Interface)規格ケーブル等を介して音楽用キ
ーボード44に接続可能である。
【0054】着信音編集ソフトウェア42は、パーソナル
コンピュータ43から通信回線を介してネットワークサー
バ41にアクセスすることでダウンロード可能である。着
信音編集ソフトウェア42は、起動されることで、パーソ
ナルコンピュータ43上に基礎データ設定手段31、スタイ
ル設定手段33、着信音データ設定手段35を構成する。こ
れらの基礎データ設定手段31、スタイル設定手段33、着
信音データ設定手段35の各機能は前述した第1実施形態
と同様であるので、ここでは重複する説明を省略する。
【0055】ネットワークサーバ41は、通信回線を介し
て外部から参照可能な素材データベース32、スタイルデ
ータベース34、着信音編集ソフトウェア42を備えてい
る。着信音編集ソフトウェア42は、前述の通りパーソナ
ルコンピュータ43にダウンロードされるものである。通
信の効率化のため、適宜データ圧縮等を行うことが望ま
しい。
【0056】素材データベース32、スタイルデータベー
ス34は、ぞれぞれパーソナルコンピュータ43上で展開さ
れた基礎データ設定手段31、スタイル設定手段33によ
り、通信回線を介して随時参照され、必要な素材データ
321およびスタイルデータ341(ぞれぞれ図1参照)を提
供する。これらの素材データベース32、スタイルデータ
ベース34の各機能は前述した第1実施形態と同様である
ので、ここでは重複する説明を省略する。
【0057】このような本実施形態においては、以下の
手順で着信音データの編集を行う。図5において、ユー
ザ9はパーソナルコンピュータ43のファイルを調べ、着
信音編集ソフトウェア42の有無を確認する(処理s2
1)。パーソナルコンピュータ43に着信音編集ソフトウ
ェア42がない場合、パーソナルコンピュータ43からネッ
トワークサーバ41に接続し、着信音編集ソフトウェア42
をダウンロードする(処理s22)。
【0058】パーソナルコンピュータ43に着信音編集ソ
フトウェア42が準備できたら、パーソナルコンピュータ
43上で着信音編集ソフトウェア42を起動する。先ず、基
礎データ311(図1参照)を作成する。この際、画面か
ら基礎データを自作するか否かを選択する(処理s2
3)。
【0059】基礎データを自作する場合、パーソナルコ
ンピュータ43に接続された音楽用キーボード44でメロデ
ィ等をリアルタイム入力してもよく、パーソナルコンピ
ュータ43のキー等から数値によるステップ入力等を行っ
てもよく、既存の音楽制作の手順を適宜利用すればよい
(処理s24)。基礎データを自作しない場合、パーソナ
ルコンピュータ43からネットワークサーバ41にアクセス
し、素材データベース32から基礎データを選択する。選
択はリスト上のタイトルや説明を識別し、試聴する等の
手順で行う(処理s25)。
【0060】基礎データができたら、スタイルデータ33
1(図1参照)を選択する。スタイルデータの選択は、
パーソナルコンピュータ43からネットワークサーバ41に
アクセスし、スタイルデータベース32に記録されたスタ
イルデータの何れかを選択する。選択はリスト上のタイ
トルや説明を識別し、試聴する等の手順で行う(処理s2
6)。
【0061】これらの基礎データおよびスタイルデータ
が準備できたら、着信音データ設定手段35により着信音
データに合成し、携帯電話機1に転送する。最後に、携
帯電話機1で着信音を鳴らしてみて、満足であれば処理
を終了する。訂正が必要であれば、処理s23以降を繰り
返し実行する。なお、満足な着信音データができた場合
等、接続の解除前にネットワークサーバ41に自分のオリ
ジナルとして登録し、公衆の利用に供する等してもよ
い。
【0062】このような本実施形態においては、下記の
効果を得ることができる。すなわち、基礎データ設定手
段31、素材データベース32、スタイル設定手段33、スタ
イルデータベース34、着信音データ設定手段35により、
基本的に前述した第1実施形態と同様な効果が得られる
とともに、下記のような追加の効果が得られる。
【0063】本実施形態では、パーソナルコンピュータ
43と着信音編集ソフトウェア42とを用いることで、パー
ソナルコンピュータ43で編集操作を行うことができ、ネ
ットワークサーバ41上で編集を行う場合よりも通信デー
タ量を低減できる。また、パーソナルコンピュータ43を
用いることで、各種表示画面を大きくとれるとともに、
音楽用キーボード44等の利用も可能であり、携帯電話機
1での操作に比べて作業が容易かつ効率よく行うことが
できる。
【0064】本実施形態では、データ操作を行う基礎デ
ータ設定手段31、スタイル設定手段33、着信音データ設
定手段35をパーソナルコンピュータ43にダウンロードす
るが、データファイルである素材データベース32、スタ
イルデータベース34はネットワークサーバ41上に置いた
ので、常時サーバ上に最新のデータを準備して利用する
ことができるとともに、膨大なデータファイルの転送時
間等の不都合を回避することができる。
【0065】(第3実施形態)図6および図7には本発
明の第3実施形態が示されている。本実施形態は、図6
に示すように、データ通信モードを有する携帯電話機1
でネットワークサーバ41にアクセスし、このネットワー
クサーバ41から着信音編集ソフトウェア45をダウンロー
ドし、この着信音編集ソフトウェア45により携帯電話機
1上で着信音データの編集を行ってそのまま利用するも
のである。
【0066】携帯電話機1は、前述した第1実施形態と
同様、データ通信モードを有する既存のものであり、図
8で説明した着信音発生手段10を有し、外部からロード
された着信音データに応じた着信音を発生可能である。
ネットワークサーバ41は、第2実施形態と同様、素材デ
ータベース32およびスタイルデータベース34と、携帯電
話機1にダウンロードして利用するための着信音編集ソ
フトウェア45を備えている。これらの素材データベース
32、スタイルデータベース34、ダウンロード用の着信音
編集ソフトウェア45を含むネットワークサーバ41の構成
は前述した第2実施形態と同様であるので、ここでは重
複する説明を省略する。
【0067】着信音編集ソフトウェア45は、第2実施形
態の着信音編集ソフトウェア42がパーソナルコンピュー
タ43上で動作する(図4参照)ものであったのに対し、
携帯電話機1上にダウンロードされて動作するものであ
る。着信音編集ソフトウェア45は、起動されることで、
携帯電話機1上に基礎データ設定手段31、スタイル設定
手段33、着信音データ設定手段35を構成する。これらの
基礎データ設定手段31、スタイル設定手段33、着信音デ
ータ設定手段35の各機能は前述した第1実施形態と同様
であるので、ここでは重複する説明を省略する。
【0068】このような本実施形態においては、以下の
手順で着信音データの編集を行う。図7において、ユー
ザ9は携帯電話機1を調べ、着信音編集ソフトウェア45
の有無を確認する(処理s31)。携帯電話機1に着信音
編集ソフトウェア45がない場合、携帯電話機1からネッ
トワークサーバ41に接続し、着信音編集ソフトウェア43
をダウンロードする(処理s32)。
【0069】携帯電話機1に着信音編集ソフトウェア45
が準備できたら、携帯電話機1上で着信音編集ソフトウ
ェア45を起動する。先ず、基礎データ311(図1参照)
を作成する。この際、画面から基礎データを自作するか
否かを選択する(処理s33)。
【0070】基礎データを自作する場合、携帯電話機1
のキー等から数値によるステップ入力等を行なう等すれ
ばよい(処理s34)。基礎データを自作しない場合、携
帯電話機1からネットワークサーバ41にアクセスし、素
材データベース32から基礎データを選択する。選択はリ
スト上のタイトルや説明を識別し、試聴する等の手順で
行う(処理s35)。
【0071】基礎データができたら、スタイルデータ33
1(図1参照)を選択する。スタイルデータの選択は、
携帯電話機1からネットワークサーバ41にアクセスし、
スタイルデータベース32に記録されたスタイルデータの
何れかを選択する。選択はリスト上のタイトルや説明を
識別し、試聴する等の手順で行う(処理s36)。
【0072】これらの基礎データおよびスタイルデータ
が準備できたら、着信音データ設定手段35により着信音
データに合成する。合成された着信音データは着信音発
生手段10に転送される。最後に、携帯電話機1で着信音
を鳴らしてみて、満足であれば処理を終了する。訂正が
必要であれば、処理s33以降を繰り返し実行する。な
お、満足な着信音データができた場合等、接続の解除前
にネットワークサーバ41に自分のオリジナルとして登録
し、公衆の利用に供する等してもよい。
【0073】このような本実施形態においては、下記の
効果を得ることができる。すなわち、基礎データ設定手
段31、素材データベース32、スタイル設定手段33、スタ
イルデータベース34、着信音データ設定手段35により、
基本的に前述した第1実施形態と同様な効果が得られる
とともに、下記のような追加の効果が得られる。
【0074】本実施形態では、着信音編集ソフトウェア
45とを用いることで、携帯電話機1上で編集操作を行う
ことができ、ネットワークサーバ41上で編集を行う場合
よりも通信データ量を低減できるとともに、パーソナル
コンピュータ等の補助機器を必要とせず、外出先等であ
っても手軽に編集作業を行うことができる。
【0075】本実施形態では、データ操作を行う基礎デ
ータ設定手段31、スタイル設定手段33、着信音データ設
定手段35を携帯電話機1にダウンロードするが、データ
ファイルである素材データベース32、スタイルデータベ
ース34はネットワークサーバ41上に置いたので、常時サ
ーバ上に最新のデータを準備して利用することができる
とともに、膨大なデータファイルの転送時間等の不都合
を回避することができる。
【0076】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すような変形は本発明に含ま
れるものである。すなわち、ネットワークサーバ41にお
けるハードウェア、システム構成、データ形式や通信方
式は任意であり、既存のネットワーク、コンピュータ技
術を利用して適宜実施すればよい。同様に、携帯電話機
1のハードウェアおよびシステム、通信データ形式も任
意であり、既存の技術を利用して適宜実施すればよい。
【0077】着信音のデータ形式や規格も任意であり、
既存の技術を利用して適宜実施すればよい。着信音デー
タ設定手段35は対象とする携帯電話機1に応じてデータ
形式を整備すればよい。基礎データ設定手段31、素材デ
ータベース32、スタイル設定手段33、スタイルデータベ
ース34、着信音データ設定手段35は、それぞれ既存のソ
フトウェア技術あるいはデータベース技術を利用して構
成すればよい。
【0078】前述の通り、基礎データ設定手段31、スタ
イル設定手段33、着信音データ設定手段35をどこに記録
しておき、どこで起動するか等は適宜選択できる事項で
ある。また、素材データベース32、スタイルデータベー
ス34は同じネットワークサーバ41に限らず、異なるサー
バ上に配置させてもよい。
【0079】着信音編集ソフトウェア42,45も素材デー
タベース32、スタイルデータベース34と同じサーバ上に
限らず、異なるサーバ上であってもよい。更に、これら
の着信音編集ソフトウェア42,45は他の記録媒体で配布
するようにしてもよく、例えば携帯電話機用着信音編集
ソフトウェア45をCD-ROMで配布し、コンピュータシステ
ムで読み込み、携帯電話機1に転送して実行してもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
ユーザは基礎データ設定手段により例えば好みのメロデ
ィを設定した後、スタイル設定手段で楽曲様式などの概
略的なスタイルを設定することで、先に設定したメロデ
ィ等のアレンジを行うことができ、簡単に独自の着信音
を設定することができる。特に、最も特徴的なメロディ
等に関しては自分で設定できるので、全く独自の着信音
とすることができる。また、スタイルで楽曲としての完
成度を確保することで、誰にでも楽曲を簡単に作成でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の携帯電話機の着信音編
集システムの基本機能を示すブロック図。
【図2】前記第1実施形態の機能配置を示すブロック
図。
【図3】前記第1実施形態の処理を示すフロー図。
【図4】前記第2実施形態の機能配置を示すブロック
図。
【図5】前記第2実施形態の処理を示すフロー図。
【図6】前記第3実施形態の機能配置を示すブロック
図。
【図7】前記第3実施形態の処理を示すフロー図。
【図8】従来の着信音設定を示すブロック図。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 着信 3 着信音 4 着信音データ 5 既存の楽曲や音列 6 自作の楽曲や音列 9 ユーザ 10 着信音発生手段 11 着信音データメモリ 12 発音モジュール 31 基礎データ設定手段 311 基礎データ 32 素材データベース 321 素材データ 33 スタイル設定手段 331 スタイルデータ 34 スタイルデータベース 341 スタイルデータ群 35 着信音データ設定手段 351 着信音データ合成手段 36 書き込み手段 41 ネットワークサーバ 42 パーソナルコンピュータ用着信音編集ソフトウェア 43 パーソナルコンピュータ 44 音楽用キーボード 45 携帯電話機用着信音編集ソフトウェア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 BB02 FF03 FF25 5K101 KK02 KK15 LL12 MM06 MM07 NN02 NN03 NN12 NN23 SS07 TT02 TT06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機に任意の着信音を発生させる
    ために所定の着信音データを作成して前記携帯電話機に
    設定する携帯電話機の着信音編集システムであって、ユ
    ーザの操作のもとで前記着信音の基礎となる基礎データ
    を設定する基礎データ設定手段と、ユーザの操作のもと
    で前記着信音のスタイルを示すスタイルデータを設定す
    るスタイル設定手段と、前記基礎データおよび前記スタ
    イルデータから前記着信音データを合成して前記携帯電
    話機に設定する着信音データ設定手段と、を備えている
    ことを特徴とする携帯電話機の着信音編集システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した携帯電話機の着信音
    編集システムにおいて、前記基礎データは着信音を特徴
    づける主メロディ、リフレインパターン、リズムおよび
    テンポに関する情報であり、前記スタイルデータは典型
    的なリズムパターン、典型的なコードパターン、典型的
    な副メロディの少なくとも何れかの要素を含むことを特
    徴とする携帯電話機の着信音編集システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した携帯
    電話機の着信音編集システムにおいて、前記基礎データ
    設定手段が参照可能な素材データベースを有し、この素
    材データベースは既存曲の主メロディ、典型的なリフレ
    インパターンを含む複数の素材データを記録しており、
    前記基礎データ設定手段は前記複数の素材データのうち
    の何れかを選択して読み込み可能であることを特徴とす
    る携帯電話機の着信音編集システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した携帯電話機の着信音
    編集システムにおいて、前記素材データベースはネット
    ワーク上のサーバに公開され、前記基礎データ設定手段
    から随時読み取り可能であることを特徴とする携帯電話
    機の着信音編集システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した携帯電話機の着信音
    編集システムにおいて、前記サーバに公開された前記素
    材データベースは、任意のユーザが登録したものである
    ことを特徴とする携帯電話機の着信音編集システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までの何れかに記
    載した携帯電話機の着信音編集システムにおいて、前記
    スタイル設定手段が参照可能なスタイルデータベースを
    有し、このスタイルデータベースは互いに要素が異なる
    複数のスタイルデータを記録しており、前記スタイル設
    定手段は前記複数のスタイルデータの何れかを選択して
    読み込み可能であることを特徴とする携帯電話機の着信
    音編集システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載した携帯電話機の着信音
    編集システムにおいて、前記スタイルデータベースはネ
    ットワーク上のサーバに公開され、前記スタイル設定手
    段から随時読み取り可能であることを特徴とする携帯電
    話機の着信音編集システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載した携帯電話機の着信音
    編集システムにおいて、前記サーバに公開された前記ス
    タイルデータベースは、任意のユーザが登録したもので
    あることを特徴とする携帯電話機の着信音編集システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8までの何れかに記
    載した携帯電話機の着信音編集システムにおいて、前記
    基礎データ設定手段、前記スタイル設定手段、前記着信
    音データ設定手段は、前記携帯電話機から通信可能なネ
    ットワーク上のサーバに構成され、前記サーバ上で作成
    された前記着信音データを前記携帯電話機に転送可能で
    あることを特徴とする携帯電話機の着信音編集システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9までの何れかに
    記載した携帯電話機の着信音編集システムにおいて、前
    記基礎データ設定手段、前記スタイル設定手段、前記着
    信音データ設定手段は、前記携帯電話機に接続されたコ
    ンピュータで動作するソフトウェアにより構成され、前
    記コンピュータ上で作成された前記着信音データを前記
    携帯電話機に転送可能であることを特徴とする携帯電話
    機の着信音編集システム。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項9までの何れかに
    記載した携帯電話機の着信音編集システムにおいて、前
    記基礎データ設定手段、前記スタイル設定手段、前記着
    信音データ設定手段は、前記携帯電話機で動作するソフ
    トウェアにより構成され、このソフトウェアは前記携帯
    電話機から通信可能なネットワーク上のサーバからダウ
    ンロード可能であることを特徴とする携帯電話機の着信
    音編集システム。
  12. 【請求項12】 携帯電話機に任意の着信音を発生させ
    るために所定の着信音データを作成して前記携帯電話機
    に設定する携帯電話機の着信音編集サービスを提供する
    ために、ネットワークを介して接続可能なサーバであっ
    て、ユーザの操作のもとで前記着信音の基礎となる基礎
    データを設定する基礎データ設定手段と、ユーザの操作
    のもとで前記着信音のスタイルを示すスタイルデータを
    設定するスタイル設定手段と、前記基礎データおよび前
    記スタイルデータから前記着信音データを合成して前記
    携帯電話機に設定する着信音データ設定手段と、を備え
    ていることを特徴とする携帯電話機の着信音編集用サー
    バ。
  13. 【請求項13】 携帯電話機に任意の着信音を発生させ
    るために所定の着信音データを作成して前記携帯電話機
    に設定する携帯電話機の着信音編集サービスを提供する
    ために、ネットワークを介して接続可能なサーバであっ
    て、前記携帯電話機と通信可能なコンピュータシステム
    上で動作し、前記コンピュータシステム上にユーザの操
    作のもとで前記着信音の基礎となる基礎データを設定す
    る基礎データ設定手段と、ユーザの操作のもとで前記着
    信音のスタイルを示すスタイルデータを設定するスタイ
    ル設定手段と、前記基礎データおよび前記スタイルデー
    タから前記着信音データを合成して前記携帯電話機に設
    定する着信音データ設定手段と、を構成するソフトウェ
    アをダウンロード可能であることを特徴とする携帯電話
    機の着信音編集用サーバ。
  14. 【請求項14】 携帯電話機に任意の着信音を発生させ
    るために所定の着信音データを作成して前記携帯電話機
    に設定する携帯電話機の着信音編集サービスを提供する
    ために、ネットワークを介して接続可能なサーバであっ
    て、前記携帯電話機上で動作し、前記携帯電話機上にユ
    ーザの操作のもとで前記着信音の基礎となる基礎データ
    を設定する基礎データ設定手段と、ユーザの操作のもと
    で前記着信音のスタイルを示すスタイルデータを設定す
    るスタイル設定手段と、前記基礎データおよび前記スタ
    イルデータから前記着信音データを合成して前記携帯電
    話機に設定する着信音データ設定手段と、を構成するソ
    フトウェアをダウンロード可能であることを特徴とする
    携帯電話機の着信音編集用サーバ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050020337A (ko) * 2003-08-22 2005-03-04 에스케이 텔레콤주식회사 이동통신 단말기를 이용한 소리 제공 시스템 및 방법과이를 위한 이동통신 단말기
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