JP2002124956A - 無線伝送システム - Google Patents

無線伝送システム

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JP2002124956A JP2000313716A JP2000313716A JP2002124956A JP 2002124956 A JP2002124956 A JP 2002124956A JP 2000313716 A JP2000313716 A JP 2000313716A JP 2000313716 A JP2000313716 A JP 2000313716A JP 2002124956 A JP2002124956 A JP 2002124956A
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佳秀 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の画像を伝送することができる無線伝
送システムを提供すること。 【解決手段】 探索パケットによって経路を探索し、画
像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
無線伝送システムであって、探索パケットを受信した経
路候補上の地点において搬送波の受信電界強度を測定す
る電界強度測定手段と、少なくとも前記電界強度に基づ
いて、経路候補毎に経路評価値を算出する経路評価手段
22と、経路評価値に基づいて経路候補の中からデータ
パケットを伝送する経路を判定する画像パケット経路判
定手段14と、データパケットを伝送する経路を切り換
える画像パケット経路切換手段15とを備えるよう構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線によってパケ
ットを伝送する無線伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の中継装置を介してパケット
を伝送する無線伝送システムにおいて、パケットを伝送
する経路を決定する際、特開平11−32080号公報
に記載されているように、無線伝送環境の変動に対応し
て適切な経路を選択するため、パケットの誤り率を測定
し、このパケットの誤り率に基づいて経路を決定するよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、パケットエラーが発生する以前に
最適な経路を選択しておくことができないという問題が
あった。また、画像の乱れが少ない、動きの滑らかな画
像伝送をすることができないという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、高品質の画像を伝送することができる
無線伝送システムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の無線伝送システ
ムは、探索パケットによって経路を探索し、画像その他
のデータを格納したデータパケットを伝送する無線伝送
システムであって、前記探索パケットを受信した経路候
補上の地点において搬送波の受信電界強度を測定する電
界強度測定手段と、少なくとも前記電界強度に基づい
て、前記経路候補毎に経路評価値を算出する経路評価手
段と、前記経路評価値に基づいて前記経路候補の中から
データパケットを伝送する経路を判定するデータパケッ
ト経路判定手段と、データパケットを伝送する経路を切
り換えるデータパケット経路切換手段とを備えた構成を
有している。この構成により、経路候補上の地点におけ
る搬送波の受信電界強度に基づいてデータパケットを伝
送する経路を選択するので、パケットエラーが発生する
以前に最適な経路を選択しておくことができ、高品質の
画像を伝送することができることとなる。
【0006】本発明の無線伝送システムは、探索パケッ
トによって経路を探索し、画像その他のデータを格納し
たデータパケットを伝送する無線伝送システムであっ
て、複数の経路候補を記憶する記憶手段と、前記経路候
補の中からデータパケットを伝送する経路を判定するデ
ータパケット経路判定手段と、データパケットを伝送す
る経路を、一定時間以上、同一の経路に維持するデータ
パケット経路切換手段を備えた構成を有している。この
構成により、経路切換に伴って発生する頻繁な画面切り
換わりによる画面の見づらさを目立たなくすることがで
き、高品質の画像を伝送することができることとなる。
【0007】本発明の無線伝送システムは、探索パケッ
トによって経路を探索し、画像その他のデータを格納し
たデータパケットを伝送する無線伝送システムであっ
て、複数の経路候補を記憶する記憶手段と、中継段数が
少ない経路の順に探索パケットの経路を切り換える探索
パケット経路切換手段を備えた構成を有している。この
構成により、中継段数が少ない経路から探索するので、
中継段数が多い経路の探索が終わっていないときであっ
ても、スループットが高い中継段数が少ない経路でデー
タパケットを伝送することができ、高品質の画像を伝送
することができることとなる。
【0008】本発明の無線伝送システムは、探索パケッ
トによって経路を探索し、画像その他のデータを格納し
たデータパケットを伝送する無線伝送システムであっ
て、複数の経路候補、および、経路候補毎の経路評価値
を記憶する記憶手段と、前記経路評価値が最も良い経路
候補が複数あったとき、データパケットの経路を中継段
数が少ない方の経路に切り換えるデータパケット経路切
換手段を備えた構成を有している。この構成により、ス
ループットが高い中継段数が少ない経路でデータパケッ
トを伝送することができ、高品質の画像を伝送すること
ができることとなる。
【0009】本発明の無線伝送システムは、画像その他
のデータを格納したデータパケットを伝送する無線伝送
システムであって、中継段数に基づいて画像伝送チャネ
ル帯域を算出する帯域制御手段と、前記帯域制御手段が
算出した画像伝送チャネル帯域で画像の符号化を行う画
像符号・復号化手段とを備えた構成を有している。この
構成により、中継段数が少ないときに伝送する画像の品
質を高くすることができることとなる。
【0010】本発明の無線伝送システムは、探索パケッ
トによって経路を探索し、画像その他のデータを格納し
たデータパケットを伝送する無線伝送システムであっ
て、複数の経路候補を中継段数が少ない順に予め記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された経路候補の順
にしたがって探索パケットの経路を切り換える探索パケ
ット経路切換手段を備えた構成を有している。この構成
により、探索して有意な経路を設定しておくことがで
き、探索によるスループットの低下を抑えることがで
き、高品質の画像を伝送することができることとなる。
【0011】本発明の無線伝送システムは、探索パケッ
トによって経路を探索し、画像その他のデータを格納し
たデータパケットを伝送する無線伝送システムであっ
て、前記データパケットを伝送する経路を切り換えるデ
ータパケット経路切換手段と、前記探索パケットを伝送
する経路を切り換える探索パケット経路切換手段とを備
え、前記データパケット経路切換手段が、第1の通信端
末装置と第2の通信端末装置との間でデータパケットを
伝送するひとつの経路を選択しているとき、前記探索パ
ケット経路切換手段は、前記データパケット切換手段が
選択している経路とは異なる、前記第1の通信端末装置
と前記第2の通信端末との間の経路を選択し、前記デー
タパケットを伝送する合間に前記探索パケットを用いて
経路の探索を行うようにした構成を有している。この構
成により、電波妨害等で経路の性能が低下したとき、あ
らためて経路を一斉に探索することなく、高品質の画像
を伝送することができることとなる。
【0012】本発明の無線伝送システムは、探索パケッ
トによって経路を探索し、画像その他のデータを格納し
たデータパケットを伝送する無線伝送システムであっ
て、前記データパケットを伝送する経路を切り換えるデ
ータパケット経路切換手段と、前記探索パケットを伝送
する経路を切り換える探索パケット経路切換手段とを備
え、前記データパケット経路切換手段が、第1の通信端
末装置と第2の通信端末装置との間でデータパケットを
伝送するひとつの経路を選択しているとき、前記探索パ
ケット経路切換手段は、前記第1の通信端末と第3の通
信端末との間の経路を選択し、前記データパケットを伝
送する合間に前記探索パケットを用いて経路の探索を行
うようにした構成を有している。この構成により、カメ
ラを切り換えるとき、あらためて経路を一斉に探索する
ことなく、高品質の画像を伝送することができることと
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0014】図1は、実施の形態を説明するための無線
伝送システムの構成図である。図1に示す無線伝送シス
テムは、画像を出力するモニタ51が接続された親機1
0と、パケットを中継する3つの中継装置30a、30
b、30cと、画像を撮像するカメラ61a、61b、
61cがそれぞれ接続された3つの子機40a、40
b、40cとで構成されている。また、親機10、中継
装置30a、30b、30c、および、子機40a、4
0b、40cには、装置識別子(ID=1、2、3、
4、5、6、7)がそれぞれ付与されている。
【0015】なお、図1は無線伝送システムの構成の例
を示すものであって、本発明に係る無線伝送システムに
おいて、親機、子機および中継装置の数や位置関係、装
置識別子は、図1の記載に限るものではない。また、図
1において、中継装置30a、30b、30cがパケッ
トの中継を行うようになっているが、本発明はこれに限
るものではなく、その他の通信端末装置(例えば子機)
がパケットの中継を代行するようにしてもよい。
【0016】モニタ51に対応するカメラの切り換え
は、親機10が行うようになっている。例えば、ID=
5の子機40aに接続されたカメラ61aからの画像を
モニタ51に表示するとき、親機10がIDによって経
路(5−2−1)を指定し、ID=5の子機40aが送
信したパケットは、ID=2の中継装置30aによって
中継され、ID=1の親機10に到達する。また、例え
ば、ID=6の子機40bに接続されたカメラ61bか
らの画像をモニタ51に表示するとき、親機10がID
によって経路(6−3−4−1)を指定し、ID=6の
子機40bが送信したパケットは、ID=3の中継装置
30bおよびID=4の中継装置30cによって中継さ
れ、ID=1の親機10に到達する。また、例えば、I
D=7の子機40cに接続されたカメラ61cからの画
像をモニタ51に表示するとき、親機10がIDによっ
て経路(7−1)を指定し、ID=7の子機40cが送
信したパケットは、中継装置を経由しないで、直接、I
D=1の親機10に到達する。
【0017】図2は実施の形態の親機を示すブロック図
である。図2において、親機10は、システム構成情報
111と経路候補テーブル112と経路評価値テーブル
113を有する記憶手段11と、経路候補設定手段12
と、カメラ切換制御手段13と、画像パケット経路判定
手段14と、画像パケット経路切換手段15と、探索パ
ケット経路判定手段16と、探索パケット経路切換手段
17と、パケット送信手段18と、パケット受信手段1
9と、画像復号化手段21と、経路評価手段22と、帯
域制御手段23を備えている。
【0018】記憶手段11は情報を記憶する手段であ
り、本実施形態においては不揮発性のものである。な
お、本発明における記憶手段は、不揮発性に限るもので
はない。システム構成情報111は、子機の台数、子機
のID、中継装置の台数、中継装置のID、親機の台
数、および、親機のIDといったシステム構成に関する
情報が記憶(設定)されている。経路候補テーブル11
2は、図5に示すように、経路の候補について、インデ
ックス、中継段数、および、経路を示すIDの列(子機
ID、中継装置ID、親機ID)が記憶(設定)されて
いる。また、経路候補テーブル112は、複数の経路候
補を中継段数が少ない順に設定しておくようになってい
る。経路評価値テーブル113は、図6に示すように、
経路評価値について、インデックス、電界強度、送信パ
ケット数、正常受信パケット数、エラー受信パケット
数、および経路評価値が記憶(設定)されている。ここ
で、経路評価値テーブル113のインデックスは経路候
補テーブル112のインデックスに対応しており、経路
評価値テーブル113は経路候補毎に経路評価値を設定
しておくようになっている。
【0019】経路候補設定手段12は、システム構成情
報111に基づいて、中継段数が少ない経路の順に複数
の経路候補を生成して経路候補テーブル113に出力す
る手段である。
【0020】カメラ切換制御手段13は、操作手段52
を介した操作によって、カメラ切換の制御を行う手段で
ある。具体的には、図1において、例えば、モニタ51
に出力する画像を、ID=5の子機40aに接続された
カメラ61aが撮像した画像から、ID=6の子機40
bに接続されたカメラ61bが撮像した画像に切り換え
るとき、図2のカメラ切換制御手段13は、画像パケッ
ト経路判定手段14に対してID=6の子機40bとI
D=1の親機10を結ぶ適切な経路を判定するよう指示
し、ID=5の子機40aに画像送信終了を指示するパ
ケットを組み立てるとともにID=6の子機40bに画
像送信開始を指示するパケットを組み立て、パケット送
信手段18に対して組み立てたパケットの送信を指示す
る。
【0021】画像パケット経路判定手段14は、経路候
補テーブル112および経路評価値テーブル113を参
照し、複数の経路候補の中から画像パケットを伝送する
適切な経路を判定し、適切な経路を画像パケット経路切
換手段15に通知する手段である。
【0022】画像パケット経路切換手段15は、画像パ
ケットを伝送する経路を、画像パケット経路判定手段1
4から通知された経路に切り換える手段である。
【0023】探索パケット経路判定手段16は、経路候
補テーブル112および経路評価値テーブル113を参
照し、探索パケットを伝送する経路を中継段数が少ない
順に選択して探索パケット経路切換手段17に通知する
手段である。
【0024】探索パケット経路切換手段17は、探索パ
ケットを伝送する経路を、探索パケット経路判定手段1
6から通知された経路に切り換える手段、すなわち、中
継段数が少ない順に経路を切り換える手段である。
【0025】パケット送信手段18は、パケットを送信
する手段である。
【0026】パケット受信手段19は、パケットを受信
する手段である。
【0027】画像復号化手段21は、画像パケットに格
納された画像データを復号化し、モニタ51に出力する
手段である。
【0028】経路評価手段22は、経路候補上の地点
(中継装置および子機)で測定した搬送波の受信電界強
度、送信パケット数、正常受信パケット数、エラー受信
パケット数等に基づいて経路候補毎に経路評価値を算出
し、経路評価値を経路評価値テーブル113に出力する
手段である。
【0029】帯域制御手段23は、画像パケット経路切
換手段15によって選択されている経路の中継段数に基
づいて画像を伝送する帯域を制御する手段である。
【0030】図3は実施の形態の中継装置を示すブロッ
ク図である。図3において、パケット受信手段31はパ
ケットを受信する手段である。電界強度測定手段32は
中継装置30を設置した地点における搬送波の受信電界
強度を測定する手段である。探索パケット組立手段33
は測定した電界強度を探索パケットのペイロードに格納
し、次段の装置へ送信するパケットを組み立てる手段で
ある。パケット送信手段34はパケットを送信する手段
である。
【0031】図4は実施の形態の子機を示すブロック図
である。図4において、パケット受信手段41はパケッ
トを受信する手段である。電界強度測定手段42は子機
40を設置した地点における搬送波の受信電界強度を測
定する手段である。探索パケット組立手段43は測定し
た電界強度を探索パケットのペイロードに格納し、次段
の装置へ送信するパケットを組み立てる手段である。画
像符号化手段45はカメラ61が撮像した画像を符号化
し、画像パケットを組み立てる手段である。パケット送
信手段44はパケットを送信する手段である。
【0032】本実施形態の無線伝送システムは、図2に
示す親機10の経路候補設定手段12が中継段数の少な
い順に経路候補を経路候補テーブル112に予め設定し
ておくようになっている。以下、経路候補の設定につい
て説明する。
【0033】図5は経路候補テーブル112を示す図で
ある。図5において、インデックスによって経路を識別
するようになっている。また、中継段数は、子機と親機
との間でパケットを伝送する際の中継の段数である。ま
た、子機ID、第1段中継装置ID、第2段中継装置I
D、第3段中継装置ID、第n段中継装置ID、およ
び、親機IDは、経路を示す装置識別子(ID)の列で
ある。例えば、図1に示す無線伝送システムにおいて、
ID=1の親機10とID=5の子機40aとの間でI
D=2の中継装置30aを介してパケットを伝送する場
合、中継段数には1、親機IDには1、第1段中継装置
IDには2、第2段中継装置ID〜第n段中継装置ID
には0(NULL)、子機IDには5を設定する。ま
た、例えば、ID=1の親機10とID=6の子機40
bとの間でID=4の中継装置30cおよびID=3の
中継装置30bを介してパケットを伝送する場合、中継
段数には2、親機IDには1、第1段中継装置親機ID
には4、第2段中継装置IDには3、第3段中継装置I
D〜第n段中継装置IDには0(NULL)、子機ID
には6を設定する。また、例えば、ID=1の親機10
とID=7の子機40cとの間で直接パケットを伝送す
る場合、中継段数には0、親機IDには1、第1段中継
装置ID〜第n段中継装置IDには0(NULL)、子
機IDには7を設定する。
【0034】図7は経路候補設定手段12のブロック図
である。図7において、中継段数生成手段121は、段
数が小さい順に中継段数を生成して出力する。ID生成
手段122は、中継段数生成手段121が出力する中継
段数にしたがって、親機、中継装置、および子機を識別
するIDの順列を生成し、経路候補として経路候補テー
ブル112に出力する。すなわち、中継段数が少ない順
に経路候補を経路候補テーブル112に設定する。
【0035】図8は、図7の経路候補設定手段12の動
作を説明するためのタイミングチャートであり、子機の
台数が3、中継装置の台数が3、親機の台数が1、子機
のIDがそれぞれ5、6、7、中継装置のIDがそれぞ
れ2、3、4、親機のIDが1である無線伝送システム
の経路候補の生成について示している。図8において、
中継段数は、図7の中継段数生成手段121が生成した
ものであり、段数が少ない順に出力される。また、子機
ID、中継装置ID、および、親機IDは、図7のID
生成手段122が生成したものであり、中継段数が少な
い順に経路候補として出力される。ここで‘0’(NU
LL)は、中継がないことを示す。例えば、ID生成手
段122の出力が5−0−0−2−1であれば、経路が
5−2−1(ID=5の子機とID=1の親機との間で
ID=2の中継装置をひとつ介した経路)であることを
示す。
【0036】なお、図7の経路候補設定手段12は、無
線伝送システム導入時、親機、中継装置、子機を設置し
たときや、無線伝送システムのシステム構成が変更とな
ったとき、この経路候補テーブル112に経路候補を設
定するようになっている。なお、本発明に係る無線伝送
システムは、これに限るものではなく、経路の探索を行
う際に経路候補を順に生成して出力するよう構成しても
よく、要は、中継段数の少ない順に探索パケットを用い
て経路候補を探索するようにする。
【0037】本実施形態の無線伝送システムは、図2に
示す親機10の探索パケット経路判定手段16が、経路
候補テーブル112に基づいて中継段数の少ない順に探
索パケットを伝送する経路の判定を行い、親機10の探
索パケット経路切換手段17が中継段数の少ない順に探
索パケットを伝送する経路の切換を行い、親機10のパ
ケット送信手段18が探索パケットを送信するようにな
っている。具体的には、探索パケット経路切換手段17
は、図11の(a)に示すパケットにおいて、親機10
のIDを送信元アドレスSAに格納し、次段の装置のI
Dを宛先アドレスDAに格納し、探索パケット経路判定
手段16が指定した経路を経路情報に格納する。この探
索パケット経路切換手段17が組み立てた探索パケット
をパケット送信手段18が送信すると、宛先アドレスD
Aに格納された次段の装置がこの探索パケットを受信す
る。
【0038】例えば、ID=1の親機とID=5の子機
との間の経路を探索する場合、最初に中継段数が最も少
ない経路、すなわち、ID=1の親機とID=5の子機
との間で直接パケットを伝送する経路である1−5が、
探索パケットの経路情報に格納され、子機のIDである
5がDAに格納される。
【0039】また、本実施形態の無線伝送システムは、
図3に示す中継装置30のパケット受信手段31が探索
パケットを受信し、電界強度測定手段32が搬送波の受
信電界強度を測定し、探索パケット組立手段33が探索
パケットを組み立て、パケット送信手段34が探索パケ
ットを送信することにより、探索パケットを中継するよ
うになっている。具体的には、探索パケット組立手段3
3は、送信元アドレスSAを設定し、次段の装置のID
を宛先アドレスDAに格納し、親機10が指定した経路
を経路情報に格納し、ペイロードに電界強度測定手段3
2が測定した電界強度を格納する。この探索パケット組
立手段33が組み立てたパケットをパケット送信手段3
4が送信すると、宛先アドレスDAに格納された次段の
装置がこの探索パケットを受信する。
【0040】また、本実施形態の無線伝送システムは、
図4に示す子機40のパケット受信手段41が探索パケ
ットを受信し、電界強度測定手段42が搬送波の受信電
界強度を測定し、探索パケット組立手段43が探索パケ
ットを組み立て、パケット送信手段44が探索パケット
を送信するようになっている。具体的には、探索パケッ
ト組立手段43は、子機40のIDを送信元アドレスS
Aに格納し、次段の装置のIDを宛先アドレスDAに格
納し、親機10が指定した経路を経路情報に格納し、ペ
イロードに電界強度測定手段42が測定した電界強度を
格納する。この探索パケット組立手段43が組み立てた
パケットをパケット送信手段44が送信すると、宛先ア
ドレスDAに格納された次段の装置がこの探索パケット
を受信する。
【0041】なお、中継装置30a、30b、30c
は、子機40a、40b、40cから親機10へ向けて
送信するパケットについても、前述と同様に機能する。
【0042】また、本実施形態の無線伝送システムは、
図2に示す親機10のパケット受信手段19が探索パケ
ットを受信し、親機10の経路評価手段22が経路候補
毎に経路評価値を算出して経路評価値テーブル113に
出力するようになっている。以下、経路評価値の算出に
ついて説明する。
【0043】図6は経路評価値テーブル113を示す図
である。図6において、インデックスは、経路を識別す
るものであり、図5の経路候補テーブル112のインデ
ックスに対応している。電界強度は、図3の中継装置3
0の電界強度測定手段32、および、図4の子機40の
電界強度測定手段42が測定した搬送波の受信電界強度
である。送信パケット数は図2の親機10のパケット送
信手段18が送信した単位時間あたりの探索パケットの
数である。正常受信パケット数は、パケットのエラーが
検出されなかった単位時間あたりの受信探索パケットの
数である。エラー受信パケット数は、パケットのエラー
が検出された単位時間あたりの受信探索パケットの数で
ある。経路評価値は、経路評価手段が経路評価を行った
結果である。本実施形態においては、経路評価値は、送
信パケット数、正常受信パケット数、エラー受信パケッ
ト数、および、電界強度に基づいて求めるようになって
いる。
【0044】図10は経路評価手段22のブロック図で
ある。図10において、送信パケット数抽出手段221
はパケット送信手段18が送信した単位時間あたりの探
索パケットの数を抽出する。正常受信パケット数抽出手
段222は、パケット受信手段19が受信した単位時間
あたりの探索パケットのうち、パケットエラーが検出さ
れなかったパケット数を抽出する。エラー受信パケット
数抽出手段223は、パケット受信手段19が受信した
単位時間あたりの探索パケットのうち、パケットエラー
が検出されたパケット数を抽出する。電界強度抽出手段
224は、子機や中継装置が検知して通知した電界強度
を受信パケットから抽出する。S/N抽出手段225は
受信機の受信信号のS/Nを抽出する。
【0045】経路評価値は、単位時間あたりの送信パケ
ット数NSP、単位時間あたりの正常受信パケット数N
RP、単位時間あたりのエラー受信パケット数NEP、
および、電界強度CLに基づいて、次式によって求め
る。 経路評価値=A(NSP―NRP―D×NEP)/NSP+B×CL =A(1−PER)+B×CL ここで、A、B、および、Dは係数である。例えば、係
数Aを0とした場合、経路評価値の要因が電界強度のみ
となる。なお、PERはパケットエラーレートである。
【0046】本実施形態の無線伝送システムは、図2に
示す親機10の画像パケット経路判定手段14は、経路
評価値テーブル113を参照し、経路評価値に基づいて
画像パケットを伝送する経路を判定するようになってお
り、また、経路評価値が最も良い経路が複数あった場
合、経路候補テーブル112を参照し、中継段数が最も
少ない経路を選択するようになっている。
【0047】なお、電界強度が所定値以上である経路の
中から、パケットエラーレートが最も小さい経路を選択
するようにしてもよい。ここで、電界強度の所定値は、
a)受信機の搬送波検波電圧出力、または、b)受信機
の受信信号のS/Nが所定値となる搬送波検波電圧出
力、である。また、パケットエラーレートが所定値以下
である経路の中から、電界強度が最も大きい経路を選択
するようにしてもよい。ここで、パケットエラーレート
の所定値は、a)エラーでパケットの再送を行う場合に
おいて、所定のフレームレート(単位時間あたりに提示
可能(表示可能)な画面の枚数)が確保できるパケット
エラーレートの上限値、または、b)エラーで画像の精
細度を制御する場合において、受信機の受信信号のS/
Nが確保できるパケットエラーレートの上限値、であ
る。
【0048】本実施形態の無線伝送システムにおいて、
図2に示す親機10の画像パケット経路切換手段15
は、画像パケットを伝送する経路を画像パケット経路切
換判定手段14が指定した経路に切り換えるようになっ
ており、また、切り換えた経路を、一定時間以上、同一
の経路に維持するようになっている。以下、画像パケッ
トの経路切換について説明する。
【0049】図9は画像パケット経路切換手段15のブ
ロック図である。図9において、ラッチ151は、画像
パケット経路判定手段14が出力した経路のインデック
スを捕捉する。タイマ152は、一定時間毎に、インデ
ックスを捕捉するタイミングをラッチ151に出力す
る。経路切換パケット組立手段153は、一定時間毎に
捕捉されたインデックスに対応する経路情報を経路候補
テーブル112から入力し、経路が切り換ったとき、経
路切換を通知するパケットを組み立てる。組み立てたパ
ケットはパケット送信手段18が送信する。したがっ
て、一定時間以上、同じ経路が維持されるので、経路切
換によって発生する頻繁な画像切り換わりによる画像の
見づらさを目立たないようにすることができる。
【0050】図13は本実施形態における経路探索を説
明するための第1のシーケンス図、図14は本実施形態
における経路探索を説明するための第2のシーケンス図
である。なお、図13および図14において、親機Cは
図2に記載した親機10と構成が同じであり、第1の中
継装置R1、第2の中継装置R2、および第nの中継装
置Rnは図3に記載した中継装置30と構成が同じであ
り、第1の子機T1、第2の子機T2、および第3の子
機T3は図4に記載した子機40と構成が同じである。
【0051】本実施形態は、図2の画像パケット経路切
換手段15が、親機Cと第1の子機T1との間で画像パ
ケットを伝送するひとつの経路を選択しているとき、探
索パケット経路切換手段17は、画像パケット経路切換
手段15が選択している経路とは異なる、親機Cと第1
の子機T1との間の経路を選択し、画像パケットを伝送
する合間に探索パケットを用いて経路の探索を行うよう
になっている。
【0052】図13において、S101〜S105は1
画面分の画像を伝送するステップであり、まず、親機C
が同期接続を要求する(S101)。ここで、親機Cに
おいて、画像パケットを伝送する経路がT1−Rn―R
1―Cに予め切り換えられており、T1−Rn―R1―
Cを経路情報としたパケットが親機Cから送信される。
このパケットは、第1の中継装置R1および第nの中継
装置Rnによって中継され、第1の子機T1に到達す
る。第1の子機T1は応答のパケットを送信する。この
パケットは、第nの中継装置Rnおよび第1の中継装置
R1によって中継され、親機Cに到達し、同期接続が確
立する(S102)。同期が確立した後、第1の子機T
1は1画面分の画像を分割して格納した複数のパケット
を送信する。これらのパケットは、第nの中継装置Rn
および第1の中継装置R1によって中継され、親機Cに
到達する(S103)。1画面分の画像の伝送が終了す
ると、親機Cが同期断を要求する(S104)。なお、
ここで同期接続による画像伝送の単位は、本発明におい
て、1画面に限定するものではない。第1の子機T1は
応答のパケットを送信し、このパケットが親機Cに到達
し、同期接続が切断される(S105)。
【0053】ここで、親機Cから探索パケットを送信す
る(S106)。この探索パケットは、画像を伝送して
いる経路とは異なった経路を探索するための非同期パケ
ットであって、画像を伝送している経路とは異なった経
路を経路情報に記載したパケットである。ここでは、親
機Cが、経路情報にT1−R2−R1−Cを記載した探
索パケットを送信している。したがって、この探索パケ
ットは、第1の中継装置R1および第2の中継装置R2
によって中継され、第1の子機T1に到達している。な
お、図13においては、T1−R2−R1−Cの経路の
状態が良好な場合を示しており、この経路の状態が悪い
場合には探索パケットが第1の子機T1に到達しないこ
ともある。探索パケットが到達すると、ここで第1の子
機T1は、画像を伝送している経路で応答のパケットを
送信している。したがって、このパケットは、第nの中
継装置Rnおよび第1の中継装置R1によって中継さ
れ、親機Cに到達する。
【0054】S108〜S112は次の1画面分の画像
を伝送するステップであり、S101〜S105のステ
ップと同様の処理を行う。なお、ここで同期接続による
画像伝送の単位は、本発明において、1画面に限定する
ものではない。
【0055】また、本実施形態は、図2の画像パケット
経路切換手段15が、親機Cと第1の子機T1との間で
画像パケットを伝送するひとつの経路を選択していると
き、探索パケット経路切換手段17が、親機Cと第2の
子機T2との間の経路を選択し、画像パケットを伝送す
る合間に探索パケットを用いて経路の探索を行うように
なっている。
【0056】図14において、S201〜S205は1
画面分の画像を伝送するステップであり、まず、親機C
が同期接続を要求する(S201)。ここで、親機Cに
おいて、画像パケットを伝送する経路がT1−Rn―R
1―Cに予め切り換えられており、T1−Rn―R1―
Cを経路情報としたパケットが親機から送信される。こ
のパケットは、第1の中継装置R1および第nの中継装
置Rnによって中継され、第1の子機T1に到達する。
第1の子機T1は応答のパケットを送信する。このパケ
ットは、第nの中継装置Rnおよび第1の中継装置R1
によって中継され、親機Cに到達し、同期接続が確立す
る(S202)。同期が確立した後、第1の子機T1は
1画面分の画像を分割して格納した複数のパケットを送
信する。これらのパケットは、第nの中継装置Rnおよ
び第1の中継装置R1によって中継され、親機Cに到達
する(S203)。1画面分の画像の伝送が終了する
と、親機Cが同期断を要求する(S204)。なお、こ
こで同期接続による画像伝送の単位は、本発明におい
て、1画面に限定するものではない。第1の子機T1は
応答のパケットを送信し、このパケットが親機Cに到達
し、同期接続が切断される(S205)。
【0057】ここで、親機Cから探索パケットを送信す
る(S206)。この探索パケットは、選択されている
カメラとは異なるカメラが接続された第2の子機T2と
親機Cとの経路を探索するための非同期パケットであ
る。ここでは、親機Cが、経路情報にT2−R2−R1
−Cを記載した探索パケットを送信している。したがっ
て、この探索パケットは、第1の中継装置R1および第
2の中継装置R2によって中継され、第2の子機T2に
到達している。なお、図14においては、T2−R2−
R1−Cの経路の状態が良好な場合を示しており、この
経路の状態が悪い場合には探索パケットが第2の子機T
2に到達しないこともある。探索パケットが到達する
と、ここで第2の子機T2は、T2―Rn−R1−Cと
いう経路で応答のパケットを送信している。したがっ
て、このパケットは、第nの中継装置Rnおよび第1の
中継装置R1によって中継され、親機Cに到達する。
【0058】S208〜S212は次の1画面分の画像
を伝送するステップであり、S201〜S205のステ
ップと同様の処理を行う。
【0059】本実施形態の無線伝送システムは、画像パ
ケットを伝送する経路として中継段数の少ない経路を優
先して選択するようになっており、また、中継段数に基
づいて画像の品質を向上する制御を子機の画像符号化手
段が行うようになっている。
【0060】図2において、親機10の帯域制御手段2
3は、画像伝送チャネル帯域を下記の式によって求め
る。 画像伝送チャネル帯域=(総伝送帯域幅―再送マージ
ン)/(中継段数+1)
【0061】例えば、総伝送帯域幅が4096kbit
/s、再送を行うための再送マージンが1024kbi
t/sであったとき、画像品質向上制御後の画像伝送チ
ャネル帯域は、画像パケットの伝送経路の中継段数に基
づいて求められ、中継段数が0であれば3072kbi
t/sであり、中継段数が1であれば1536kbit
/sであり、中継段数が2であれば1024kbit/
sであり、中継段数が3であれば768kbit/sで
ある。
【0062】親機10の帯域制御手段23は、現在の経
路の中継段数に基づいて求めた画像伝送チャネル帯域を
ペイロードに格納したパケット(以下、帯域制御パケッ
トという)を組み立てる。組み立てられた帯域制御パケ
ットは、親機10のパケット送信手段18によって送信
され、図4に示す子機10が受信する。図4において、
子機40の画像符号化手段45は、帯域制御パケットか
ら画像伝送チャネル帯域を抽出し、この画像伝送チャネ
ル帯域でカメラが撮像した画像を符号化する。
【0063】なお、中継段数に基づく画像品質の制御
は、画像のS/Nおよび縦横画素数を変更しないで、画
像伝送チャネル帯域を高くすることにより、画像におい
て、より高いフレームレート(単位時間に提示可能(表
示可能)な画面の枚数)、すなわち、より滑らかな動き
を得ることができる。また、フレームレートおよび縦横
画素数を変更しないで、画像のS/Nを高くすることに
より、より高画質な画像を得ることができる。
【0064】また、画像品質の制御は、余裕帯域幅を求
め、行っても良い。
【0065】なお、図1において、本実施形態の無線伝
送システムは、中継装置30a、30b、30cを用い
ているが、本発明に係る無線伝送システムはこれに限る
ものではなく、子機や、その他の通信端末装置がパケッ
トの中継を代行するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明は、高品質の画像を伝送すること
ができるという優れた効果を有する無線伝送システムを
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を説明するための無線伝送システム
の構成図
【図2】実施の形態の親機を示すブロック図
【図3】実施の形態の中継装置を示すブロック図
【図4】実施の形態の子機を示すブロック図
【図5】実施の形態の経路候補テーブルを示す図
【図6】実施の形態の経路評価値テーブルを示す図
【図7】実施の形態の経路候補設定手段のブロック図
【図8】実施の形態の経路候補設定手段の動作を説明す
るためのタイミングチャート
【図9】実施の形態の経路評価手段のブロック図
【図10】実施の形態の画像パケット経路切換手段のブ
ロック図
【図11】パケットを示す図
【図12】経路情報を示す図
【図13】実施の形態の経路探索を説明するための第1
のシーケンス図
【図14】実施の形態の経路探索を説明するための第2
のシーケンス図
【符号の説明】
10 親機(通信端末装置) 11 親機の記憶手段 111 システム構成情報 112 経路候補テーブル 113 経路評価値テーブル 12 親機の経路候補設定手段 13 親機のカメラ切換制御手段 14 親機の画像パケット経路判定手段(データパケッ
ト経路判定手段) 15 親機の画像パケット経路切換手段(データパケッ
ト経路切換手段) 16 親機の探索パケット経路判定手段 17 親機の探索パケット経路切換手段 18 親機のパケット送信手段 19 親機のパケット受信手段 21 親機の画像復号化手段 22 親機の経路評価手段 23 親機の帯域制御手段 30 中継装置 31 中継装置のパケット受信手段 32 中継装置の電界強度測定手段 33 中継装置の探索パケット組立手段 34 中継装置のパケット送信手段 40 子機(通信端末装置) 41 子機のパケット受信手段 42 子機の電界強度測定手段 43 子機の探索パケット組立手段 44 子機のパケット送信手段 45 子機の画像符号化手段 51 モニタ 61 カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C056 FA01 FA05 5K033 AA05 BA15 CB06 DA19 DB12 EA07 5K067 AA33 CC08 DD17 DD44 DD52 EE04 EE06 EE10 HH22 HH23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探索パケットによって経路を探索し、画
    像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
    無線伝送システムであって、前記探索パケットを受信し
    た経路候補上の地点において搬送波の受信電界強度を測
    定する電界強度測定手段と、少なくとも前記電界強度に
    基づいて、前記経路候補毎に経路評価値を算出する経路
    評価手段と、前記経路評価値に基づいて前記経路候補の
    中からデータパケットを伝送する経路を判定するデータ
    パケット経路判定手段と、データパケットを伝送する経
    路を切り換えるデータパケット経路切換手段とを備えた
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  2. 【請求項2】 探索パケットによって経路を探索し、画
    像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
    無線伝送システムであって、複数の経路候補を記憶する
    記憶手段と、前記経路候補の中からデータパケットを伝
    送する経路を判定するデータパケット経路判定手段と、
    データパケットを伝送する経路を、一定時間以上、同一
    の経路に維持するデータパケット経路切換手段を備えた
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  3. 【請求項3】 探索パケットによって経路を探索し、画
    像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
    無線伝送システムであって、複数の経路候補を記憶する
    記憶手段と、中継段数が少ない経路の順に探索パケット
    の経路を切り換える探索パケット経路切換手段を備えた
    ことを特徴とする無線伝送システム。
  4. 【請求項4】 探索パケットによって経路を探索し、画
    像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
    無線伝送システムであって、複数の経路候補、および、
    経路候補毎の経路評価値を記憶する記憶手段と、前記経
    路評価値が最も良い経路候補が複数あったとき、データ
    パケットの経路を中継段数が少ない方の経路に切り換え
    るデータパケット経路切換手段を備えたことを特徴とす
    る無線伝送システム。
  5. 【請求項5】 画像その他のデータを格納したデータパ
    ケットを伝送する無線伝送システムであって、中継段数
    に基づいて画像伝送チャネル帯域を算出する帯域制御手
    段と、前記帯域制御手段が算出した画像伝送チャネル帯
    域で画像の符号化を行う画像符号・復号化手段とを備え
    たことを特徴とする無線伝送システム。
  6. 【請求項6】 探索パケットによって経路を探索し、画
    像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
    無線伝送システムであって、複数の経路候補を中継段数
    が少ない順に予め記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
    記憶された経路候補の順にしたがって探索パケットの経
    路を切り換える探索パケット経路切換手段を備えたこと
    を特徴とする無線伝送システム。
  7. 【請求項7】 探索パケットによって経路を探索し、画
    像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
    無線伝送システムであって、前記データパケットを伝送
    する経路を切り換えるデータパケット経路切換手段と、
    前記探索パケットを伝送する経路を切り換える探索パケ
    ット経路切換手段とを備え、前記データパケット経路切
    換手段が、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置と
    の間でデータパケットを伝送するひとつの経路を選択し
    ているとき、前記探索パケット経路切換手段は、前記デ
    ータパケット切換手段が選択している経路とは異なる、
    前記第1の通信端末装置と前記第2の通信端末との間の
    経路を選択し、前記データパケットを伝送する合間に前
    記探索パケットを用いて経路の探索を行うようにしたこ
    とを特徴とする無線伝送システム。
  8. 【請求項8】 探索パケットによって経路を探索し、画
    像その他のデータを格納したデータパケットを伝送する
    無線伝送システムであって、前記データパケットを伝送
    する経路を切り換えるデータパケット経路切換手段と、
    前記探索パケットを伝送する経路を切り換える探索パケ
    ット経路切換手段とを備え、前記データパケット経路切
    換手段が、第1の通信端末装置と第2の通信端末装置と
    の間でデータパケットを伝送するひとつの経路を選択し
    ているとき、前記探索パケット経路切換手段は、前記第
    1の通信端末と第3の通信端末との間の経路を選択し、
    前記データパケットを伝送する合間に前記探索パケット
    を用いて経路の探索を行うようにしたことを特徴とする
    無線伝送システム。
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