JP2002124949A - VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置ならびに端末装置 - Google Patents
VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置ならびに端末装置Info
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Abstract
ンの発生による遅延を減らすことができ、通信品質の低
下を防いだVoIP通信システムを提供する。 【解決手段】 複数の端末装置5Sと、ゲートウエイ1
とを、イーサネット(登録商標)などのLAN7を介し
て接続したVoIP通信システムにおいて、複数の端末
装置5Sへの音声パケットなどのデータを一つにまと
め、複数の端末装置で受信可能なパケットとしてLAN
7に送出し、各端末装置5Sでは、LAN7から受信し
た前記複数の端末装置で受信可能なパケットの中から自
分宛のデータを抽出する。
Description
とを接続して音声データなどのリアルタイム性のあるデ
ータを転送するH.323やSIPなどのVoIP通信
システムに関する。
(端末装置)5S−1、5S−2をイーサネット通信ま
たは無線通信などから構成される通信回線7によって複
数台収容した主装置1またはゲートウエイからIPネッ
トワーク3を介して相手側電話機6−1,6−2と通話
するVoIP通信システムにあっては、端末装置5と主
装置1との間のイーサネット7上でIPパケットを用い
てデータの受け渡しが行われる。この場合、端末装置5
から主装置1へのデータと、主装置1から端末装置5へ
のデータは、それぞれ異なるIPパケットを用いて送信
される。
流れの状態を、図12(A)に示す。図示したように、
イーサネット7上には、端末装置A5S−1から電話機
C6−1へのデータDAC1、電話機C6−1から端末
装置A5S−1へのデータDCA1、端末装置B5S−
2から電話機D6−2へのデータDBD1、電話機D6
−2から端末装置B5S−2へのデータDDB1、端末
装置A5S−1から電話機C6−1へのデータDAC
2、電話機C6−1から端末装置A5S−1へのデータ
DCA2が、任意のIPパケットに搭載されて流れてい
る。
一部では、衝突(コリジョン)検出にCSMA/CD方
式を採用しており、衝突を検出した場合、ランダムに設
定された時間が経過した後、衝突パケットを再送するこ
とが行われる。この結果、コリジョンの発声頻度が増加
すると、リアルタイム性が重視されるVoIP通信シス
テムでは、データを適正な時刻に送ることができなくな
り、通信の品質が低下する恐れがある。
術の問題点に鑑み、リアルタイム性のあるデータを送信
するH.323やSIPなどのVoIP通信システムに
おいて、接続する端末装置の台数が増えてもコリジョン
の発生による遅延を減らすことができ、通信品質の低下
を防いだVoIP通信システムを提供することを課題と
する。
に、本発明は、VoIP通信システムにおけるゲートウ
エイや主装置で、複数の端末装置へのIPパケットを一
つにまとめ、マルチキャストまたはブロードキャストに
より各端末装置に送出する。各端末装置では、まとめら
れたIPパケットの中から自分宛のデータを抽出する。
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、ローカル
エリアネットワーク(以下、LANともいう)を介して
接続したVoIP通信システムにおいて、ゲートウエイ
や主装置は、複数の端末装置への音声パケットなどのデ
ータを一つにまとめ、複数の端末装置で受信可能なパケ
ットとしてLANに送出し、各端末装置では、LANか
ら受信した前記複数の端末装置で受信可能なパケットの
中から自分宛のデータを抽出するようにした。
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、LANを
介して接続したVoIP通信システムを構成するゲート
ウエイまたは主装置において、IP回線網から受信した
前記複数の端末装置宛の音声パケットなどのリアルタイ
ム性のあるデータを一つに統合したパケットをLAN上
に送出するようにした。
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、LANを
介して接続したVoIP通信システムを構成するゲート
ウエイまたは主装置において、所定の時間内にIPネッ
トワークから受信した音声パケットなどのデータを統合
する手段と、統合されたパケットに複数の端末装置で受
信可能なパケットのヘッダを付加する手段と、該ヘッダ
が付加されたマルチキャストパケットまたはブロードキ
ャストパケットをLANに送出する手段とを設けた。
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、LANを
介して接続したVoIP通信システムを構成する端末装
置において、LANからパケットを受信する手段と、受
信したパケットから自己宛のデータの存在を検出する手
段と、自己宛のデータが存在するときに当該データを抽
出する手段とを備えた。
た。
機とした。
へのIPパケットを一つにまとめることにより、イーサ
ネットなどのLAN上のIPパケット数が減り、コリジ
ョンの発生頻度を減少させることができる。
ム性のあるデータを送受信するVoIP通信システムの
構成を説明する。
るVoIP通信システムの構成の概要を説明する概念図
である。この実施の形態にかかるVoIP通信システム
は、リアルタイム性のあるデータを送受信する端末装置
(VoIP電話機)5S−1、5S−2を、イーサネッ
ト通信または無線通信などのLAN7によって複数台収
容したゲートウエイ1と、相手側電話機6−1,6−2
とを、公衆電話網または私設電話網4を介して接続して
構成される。
ケットの流れの状態を、図12の(B)に示す。図示し
たように、イーサネット7上には、端末装置A5S−1
から電話機C6−1へのデータDAC1、端末装置B5
S−2から電話機D6−2へのデータDBD1、電話機
C6−1から端末装置A5S−1へのデータおよび電話
機D6−2から端末装置B5S−2へのデータを統合し
たデータDCADB1が、任意のIPパケットに搭載さ
れて流れている。このことによって、イーサネット7上
のIPパケットの数を少なくすることができ、IPパケ
ットの衝突を著しく減少させることができる。
イ1の機能構成を説明する。
部11と、イーサネット送信処理部12と、IPパケッ
ト処理部13と、パケット統合処理部14と、UDP処
理部15と、H.323処理部16と、TCP処理部1
7と、電話機能制御部18とを有して構成される。
ット7側からデータを受信する働きを有している。
ット7側へデータを送信する働きを有している。
の生成・解析を行い、IPパケットを送出する宛先など
のルーティング制御や、マルチキャストパケットまたは
ブロードキャストパケットの生成を行う。
置へのデータを統合し、端末装置側で認識するヘッダな
どの付加を行う。また、統合するデータ数の時間管理
(データ受信までの待ち時間)も行う。
データ処理であり、音声パケットをUDPパケットへ構
成し、データ転送を行う。
Pパケット化する処理や、データの圧縮などのVoIP
パケット処理を行なう。
タ処理であり、端末装置とゲートウエイ間の制御に関す
るデータ転送を行う。
の発着信情報の交換・制御および電話網への音声出力と
電話網からの音声入力のサンプリングを行う。
話機(端末装置)5の機能構成を説明する。
1と、イーサネット送信処理部52と、IPパケット処
理部53と、パケット抽出処理部54と、UDP処理部
55と、H.323処理部56と、TCP処理部57と
を有して構成される。
ット7側からデータを受信する。
ット7側へデータを送信する。
の生成・解析を行い、IPパケットを送出する宛先など
のルーティング制御や、マルチキャストパケットまたは
ブロードキャストパケットの生成を行う。
1からイーサネット7を介して送られてきたマルチキャ
ストパケットまたはブロードキャストパケットの中に、
自己の端末装置宛のデータが挿入されているかの判断を
行い、あった場合当該データの抽出処理を行う。
データ処理であり、音声パケットをUDPパケットへ構
成し、データ転送を行う。
Pパケット化する処理や、データの圧縮などのVoIP
パケット処理を行なう。
タ処理であり、端末装置またはゲートウエイ間の制御に
関するデータ転送を行う。
声データを送出する場合の端末装置5とゲートウエイ1
での動作の態様を、図2、図3を用いて説明する。
323処理部56においてIPデータに構築し、UDP
処理部55へ送出する。IPデータは、UDP処理部5
5において、UDPパケットに構築され、IPパケット
処理部24に送出される。このUDPパケットは、IP
パケット処理部53においてIPパケットの構築され、
イーサネット送信処理部52に送られる。イーサネット
送信処理部52では、IPパケットをイーサネットデー
タへ構築してイーサネット7側へデータ送出する。ゲー
トウエイ1との制御に関する処理は、TCP処理部57
で制御パケットを構成し、IPパケット処理部53でI
Pパケットに構築され、イーサネット処理部22からイ
ーサネット7側に送出される。
処理部11で、端末装置5から送られてきたイーサネッ
トデータを受信し、IPパケットに構築し、IPパケッ
ト処理部13に送出する。IPパケット処理部13は、
IPパケットを構築し、UDP処理部15へ送出する。
UDP処理部15では音声パケットを抽出し、H.32
3処理部16へ送出する。H.323処理部16で音声
処理を施し、電話機能制御部18へ送出する。電話機能
制御部18で、相手側との接続制御動作および発信処理
を行い、電話網4へデータを送出する。
1で、端末装置5から送られてきた制御データを受信
し、IPパケットに構築し、IPパケット処理部13に
送出する。IPパケット処理部13は、制御IPパケッ
トを構築し、TCP処理部17へ送出する。TCP処理
部17では制御IPパケットから制御データを構築し、
IPパケット処理部13へ送出する。
て端末装置5Sへ音声データが送られてきたときのゲー
トウエイ1の動作を説明する。
接続をした後、相手電話機6から音声データが送られて
くると音声データを受信し、H.323処理部16で音
声処理が施され、UDP処理部15に送られる。IPパ
ケットは、UDP処理部15でUDPパケットに構築さ
れ、パケット統合処理部14で、パケット統合、1次保
管、時間管理が行われた後、IPパケット処理部13に
送出される。IPパケット処理部13は、複数のIPパ
ケットが統合されたIPパケットをブロードキャストパ
ケットの構築して、イーサネット送信処理部12からイ
ーサネット7上に送出する。
装置5Sにおける動作を説明する。端末装置5Sは、イ
ーサネット受信処理部51でブロードキャストパケット
を受信すると、IPパケット処理部53において、ブロ
ードキャストパケットであることを認識し、IPパケッ
ト抽出処理部53において、自己の端末装置宛のデータ
をサーチした後、該当するデータを抜粋する。抽出され
たデータは、UDP処理部55において、音声パケット
の抽出が行われ、音声パケットは、H.323処理部5
6で音声処理が行われ、音声出力部に音声出力される。
ケットの統合方式と、端末装置5で行われるパケット抽
出方式を、図4を用いて説明する。図4(a)は、ゲー
トウエイ1で行われるパケット統合方式を説明する図で
ある。電話網4側から受け取った、複数の端末装置5S
に送られるそれぞれIPヘッダPhを有するパケットP
c1、Pc2、Pc3は、ゲートウエイ1のパケット統
合部14で、ブロードキャストヘッダBCHを有するブ
ロードキャストパケットBCpに統合される。ブロード
キャストパケットBCpには、ブロードキャストヘッダ
BCHに続いて複数のデータBd1、Bd2,Bd3が
搭載されている。それぞれのデータBdの先頭には、I
PパケットPcのIPヘッダPhを圧縮変換したヘッダ
BChが設けられている。
サネット送信部12からイーサネット7に送出される。
ット抽出方式を説明する図である。イーサネット7に接
続された端末装置5は、イーサネット7からブロードキ
ャストパケットBCpを受信すると、各データBdのヘ
ッダBChを参照して自己宛のデータを検出するとその
データdを抽出する。
れてきた複数の下り側のIPパケットは、ゲートウエイ
1でブロードキャストパケットBCpに統合され、ひと
つのセルで各端末装置5に届けることができる。
出の他の形態を説明する。図5(a)に示すように、電
話網4側から受け取った、複数の端末装置5Sに送られ
るそれぞれIPヘッダPhを有するパケットPc1、P
c2、Pc3は、ゲートウエイ1のパケット統合部14
で、ブロードキャストヘッダBCHを有するブロードキ
ャストパケットBCpに統合される。ブロードキャスト
パケットBCpには、ブロードキャストヘッダBCHに
続いて複数のデータBd1Bd2,Bd3が搭載されて
いる。それぞれのデータBdはそれぞれのパケットPc
がそのまま搭載される。
サネット送信部12からイーサネット7に送出される。
に接続された端末装置5は、イーサネット7からブロー
ドキャストパケットBCpを受信すると、各データBd
を取り出し、ヘッダPhを参照して自己宛のデータを検
出するとそのパケットPcを抽出する。
れてきた複数の下り側のデータは、ゲートウエイ1でブ
ロードキャストパケットBCpに統合され、ひとつのセ
ルで各端末装置に届けることができる。
パケットPcのIPヘッダPh、ブロードキャストパケ
ットBCpのブロードキャストヘッダBCHの構造を説
明する。
IPアドレスと、送信元端末装置のIPアドレスが搭載
されている。
ードキャストパケットであることを示すFFデータアド
レスと、送信元であるゲートウエイのIPアドレスが搭
載されている。
の流れについて、図7を用いて説明する。ゲートウエイ
1は、ISDN受信処理部21がIPネットワーク3か
らIPパケットを受信することを監視する(S1)。受
信したIPパケットに対して結合するIPパケットがあ
るかどうかを判断する(S2)。
エイトタイマをスタートさせ(S3)、ブロードキャス
トヘッダを作成する(S4)。ウエイトタイマが満了し
たかを監視し(S5)、待ち時間がのこっているときに
は、データがイーサネット7上のIPパケットの最大長
になったかを判断する(S6)。データが最大長に満た
ないときには、パケットヘッダを形成し(S7)、デー
タ結合処理を実行した(S8)後、ステップS1に戻っ
て次ぎのIPパケットの受信を監視する。
るときは、ステップS5に移行してウエイトタイマの満
了を監視する。
ときには、イーサネット7上へデータを送信した(S
9)後、ステップS(s1)へ戻って次のIPパケット
の受信を監視する。
ときは、ステップS9へ移行して、イーサネット7上へ
データを送信した後、ステップS1へ戻って次ぎのIP
パケットの受信を監視する。
のIPパケットを受信したときには、IPパケットを結
合して、イーサネット7上に送出することができる。
ケット受信処理の流れを説明する。端末装置5Sは、イ
ーサネット受信処理部51がイーサネット7上からブロ
ードキャストパケットBCpを受信するのを監視し(S
11)、ブロードキャストパケットを受信したときに
は、ブロードキャストパケットに搭載されたデータBd
からパケットヘッダPhを検出し(S12)、自端末装
置宛のデータが搭載されているかを判断し(S13)、
自端末装置宛のデータがあるときには、該当するIPパ
ケットPcを取得して(S15)、音声再生などの各種
処理を実行し(S16)、ステップ12へ戻り次ぎのパ
ケットヘッダPChを検出する。
ないときには、次ぎのパケットヘッダPhがあるか否か
を判断し(S14)、同一のブロードキャストパケット
内に次のパケットヘッダPhがあるときには、ステップ
S12に戻り次のパケットヘッダPhを検出する。ま
た、次ぎのパケットヘッダPhがないときには、ステッ
プS11に戻り、次ぎのブロードキャストパケットの受
信を監視する。
キャストパケットを受信すると、該パケットに搭載され
たデータからパケットヘッダPhを検出して、自端末装
置宛のパケットを抽出することができ、イーサネット7
上のIPパケットの輻輳を低減させることができる。
の、パケットの流れを説明する。この例では主装置1に
収容された複数の端末装置5S−1、5S−2、5S−
3がそれぞれ異なる相手方の端末装置5R−1、5R−
2,5R−3と、音声データなどのリアルタイム性のあ
るデータによる通信を行う場合である。
1に対して音声データVDS1を送信する。この音声デ
ータは発信側のイーサネット上では独立したIPパケッ
トを用いて処理される。次いで、端末装置5S−2が相
手電話機6−2に対して音声データVDS2を送信す
る。同様にこの音声データは発信側のイーサネット上で
は独立したIPパケットを用いて処理される。
1,6−2から音声データVDR1、VDR2が送られ
てくると、ゲートウエイ1は、それぞれの音声データを
ブロードキャストパケットBCP1またはマルチキャス
トパケットに統合してイーサネット7上に送出する。
は、イーサネット7を流れてくるブロードキャストパケ
ットを受信して、自端末装置宛のデータが搭載されてい
るかを判断し、自端末装置宛データを検出した端末装置
5S−1,5S−2はそれぞれ自端末装置宛のデータを
抽出して取り込む、自端末装置宛データを検出しない端
末装置5S−3は、ブロードキャストデータをそのまま
下流側に送出する。
−1に対して音声データVDS3を送信し、端末装置5
S−2が相手電話機6に対して音声データVDS4を送
信し、端末装置5S−3が相手電話機6に対して音声デ
ータVDS5を送信する。
1,6−2、6−3から音声データVDR3、VDR
4、VDR5が送られてくると、ゲートウエイ1は、そ
れぞれの音声データをブロードキャストパケットBCP
2またはマルチキャストパケットに統合してイーサネッ
ト7上に送出する。
は、イーサネット7を流れてくるブロードキャストパケ
ットを受信して、自端末装置宛のデータが搭載されてい
るかを判断する。自端末装置宛データを検出した端末装
置5S−1,5S−2、5S−3は、それぞれ自端末装
置宛のデータを抽出して取り込む。
受信した複数のIPパケットを、ひとつのブロードキャ
ストパケットとして各端末装置に配信するので、イーサ
ネット上のIPパケットの輻輳を低減することができ
る。
サネット7上に送出される統合されたパケットは、イー
サネット7に収容された全ての端末装置5S−1…5S
−nが受信できるブロードキャストパケットであるとし
て説明したが、パケットを受信できる端末装置として任
意の複数の端末装置を特定したマルチキャストパケット
としてもよい。
P通信システムの構成を図10を用いて説明する。図1
0は、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIP通信
システムの構成の概要を説明する概念図であり、第2の
実施の形態にかかるVoIP通信システムは、端末装置
5S−1、5S−2を、イーサネット通信または無線通
信などのLAN7によって複数台収容したルータ2と、
相手側端末装置5R−1,5R−2とをIPネットワー
ク3を介して接続して構成される。
態にかかるルータ2の機能構成を説明する。
と、イーサネット送信処理部22と、IPパケット処理
部23と、パケット統合処理部24と、UDP処理部2
5と、H.323処理部26と、TCP処理部27と、
PPP制御部28と、回線制御部29とを有して構成さ
れる。
ット7側からデータを受信する働きを有している。
ット7側へデータを送信する働きを有している。
の生成・解析を行い、IPパケットを送出する宛先など
のルーティング制御や、マルチキャストパケットまたは
ブロードキャストパケットの生成を行う。
置へのデータを統合し、端末装置側で認識するヘッダな
どの付加を行う。また、統合するデータ数の時間管理
(データ受信までの待ち時間)も行う。
データ処理であり、音声パケットをUDPパケットへ構
成し、データ転送を行う。
Pパケット化する処理や、データの圧縮などのVoIP
パケット処理を行なう。
タ処理であり、端末装置とゲートウエイ間の制御に関す
るデータ転送を行う。
を行い、Point to Pointの接続処理を行
なう。
の発信処理、および着信処理などの制御に関する処理を
行う。
タを送出する場合の端末装置5とルータ2での動作の態
様を、図11および図3を用いて説明する。
323処理部56においてIPデータに構築し、UDP
処理部55へ送出する。IPデータは、UDP処理部5
5において、UDPパケットに構築され、IPパケット
処理部54に送出される。このUDPパケットは、IP
パケット処理部54においてIPパケットに構築され、
イーサネット送信処理部52に送られる。イーサネット
送信処理部52では、IPパケットをイーサネットデー
タへ構築してイーサネット7側へデータ送出する。ルー
タ2との制御に関する処理は、TCP処理部57で制御
パケットを構成し、IPパケット処理部53でIPパケ
ットに構築され、イーサネット送信処理部52からイー
サネット7側に送出される。
21で、端末装置5から送られてきたイーサネットデー
タを受信し、IPパケットに構築し、IPパケット処理
部23に送出する。IPパケット処理部23は、IPパ
ケットを構築し、UDP処理部25へ送出する。UDP
処理部25では音声パケットを抽出し、H.323処理
部26へ送出する。H.323処理部26で音声処理を
施し、UDP処理部25に戻す。UDP処理部25では
音声処理された音声パケットをUDPパケットに構築
し、IPパケット処理部23に送出する。IPパケット
処理部23では、IPパケットを構築し、PPP制御部
28へ送出する。PPP制御部28で、相手側との接続
制御動作を行い、帰線制御部29で発信処理を行い、I
Pネットワーク3へデータを送出する。
1で、端末装置5から送られてきた制御データを受信
し、IPパケットに構築し、IPパケット処理部23に
送出する。IPパケット処理部23は、制御IPパケッ
トを構築し、TCP処理部27へ送出する。TCP処理
部27では制御IPパケットから制御データを構築し、
IPパケット処理部23へ送出する。
端末装置5Sへ音声データが送られてきたときのルータ
2の動作を説明する。
で、相手端末装置5Rとの接続をした後、相手端末装置
5Rから音声データが送られてくると回線制御部29で
音声データを受信し、IPパケット処理部23でIPパ
ケットを構築する。IPパケットは、UDP処理部25
において、UDPパケットに構築される。UDPパケッ
トは、H.323処理部26で音声処理が施され、UD
P処理部25に戻される。音声処理が施されたUDPパ
ケットはUDP処理部25でUDPパケットに構築さ
れ、パケット統合処理部24で、パケット統合、一時保
管、時間管理が行われた後、IPパケット処理部23に
送出される。IPパケット処理部23は、複数のIPパ
ケットが統合されたIPパケットをブロードキャストパ
ケットに構築して、イーサネット送信処理部22からイ
ーサネット7上に送出する。
上における端末装置側へ送出するパケット数が減り、V
oIP通信のリアルタイム性が要求されるデータ、例え
ば音声パケットなどの衝突が少なくなり、音質などの品
質が向上する。
信システムの概要を説明するシステム構成図。
イの機能構成を説明する機能ブロック図。
機能ブロック図。
態様を説明する図。
他の態様を説明する図。
におけるヘッダの構成を説明する図。
ーチャート。
ャート。
通信システムの概要を説明するシステム構成図。
機能構成を説明する機能ブロック図。
式図。
るシステム構成図。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
タからなる主装置とを、ローカルネットワークを介して
接続したVoIP通信システムにおいて、主装置は、複
数の端末装置へのデータを一つにまとめ、複数の端末装
置で受信可能なパケットとしてローカルネットワークに
送出し、各装端末置では、ローカルネットワークから受
信した前記複数の端末装置で受信可能なパケットの中か
ら自分宛のデータを抽出することを特徴とするVoIP
通信システム。 - 【請求項2】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
ットである請求項1に記載のVoIP通信システム。 - 【請求項3】 上記端末装置がVoIP電話機である請
求項1または請求項2に記載のVoIP通信システム。 - 【請求項4】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
タからなる主装置とを、ローカルネットワークを介して
接続したVoIP通信システムを構成する主装置におい
て、IP回線網から受信した前記複数のVoIP端末装
置宛のデータを一つに統合したパケットをローカルネッ
トワーク上に送出するようにした主装置。 - 【請求項5】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
ットである請求項4に記載の主装置。 - 【請求項6】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
タからなる主装置とを、ローカルネットワークで接続し
たVoIP通信システムを構成する主装置において、所
定の時間内にIPネットワークから受信したデータを統
合する手段と、統合されたパケットに複数の端末装置で
受信可能なパケットのヘッダを付加する手段と、該ヘッ
ダが付加されたマルチキャストパケットまたはブロード
キャストパケットをローカルネットワークに送出する手
段とを有することを特徴とするVoIP通信システムに
おける主装置。 - 【請求項7】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
ットである請求項6に記載の主装置。 - 【請求項8】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
タからなる主装置とを、ローカルネットワークを介して
接続したVoIP通信システムを構成する端末装置にお
いて、ローカルネットワークからマルチキャストパケッ
トまたはブロードキャストパケットを受信する手段と、
受信したパケットから自己宛のデータの存在を検出する
手段と、自己宛のデータが存在するときに当該データを
抽出する手段とを備えたことを特徴とする端末装置。 - 【請求項9】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
ットである請求項8に記載の端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316629A JP3851072B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000316629A JP3851072B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置 |
Publications (2)
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---|---|
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Family Applications (1)
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