JP2002124949A - VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置ならびに端末装置 - Google Patents

VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置ならびに端末装置

Info

Publication number
JP2002124949A
JP2002124949A JP2000316629A JP2000316629A JP2002124949A JP 2002124949 A JP2002124949 A JP 2002124949A JP 2000316629 A JP2000316629 A JP 2000316629A JP 2000316629 A JP2000316629 A JP 2000316629A JP 2002124949 A JP2002124949 A JP 2002124949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
data
processing unit
ethernet
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000316629A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3851072B2 (ja
Inventor
Masaaki Kimura
雅明 木村
Takanori Obuchi
崇徳 大渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayo Telecommunications Inc filed Critical Nakayo Telecommunications Inc
Priority to JP2000316629A priority Critical patent/JP3851072B2/ja
Publication of JP2002124949A publication Critical patent/JP2002124949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3851072B2 publication Critical patent/JP3851072B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続する端末装置の台数が増えてもコリジョ
ンの発生による遅延を減らすことができ、通信品質の低
下を防いだVoIP通信システムを提供する。 【解決手段】 複数の端末装置5Sと、ゲートウエイ1
とを、イーサネット(登録商標)などのLAN7を介し
て接続したVoIP通信システムにおいて、複数の端末
装置5Sへの音声パケットなどのデータを一つにまと
め、複数の端末装置で受信可能なパケットとしてLAN
7に送出し、各端末装置5Sでは、LAN7から受信し
た前記複数の端末装置で受信可能なパケットの中から自
分宛のデータを抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主装置と端末装置
とを接続して音声データなどのリアルタイム性のあるデ
ータを転送するH.323やSIPなどのVoIP通信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図13に示すように、VoIP電話機
(端末装置)5S−1、5S−2をイーサネット通信ま
たは無線通信などから構成される通信回線7によって複
数台収容した主装置1またはゲートウエイからIPネッ
トワーク3を介して相手側電話機6−1,6−2と通話
するVoIP通信システムにあっては、端末装置5と主
装置1との間のイーサネット7上でIPパケットを用い
てデータの受け渡しが行われる。この場合、端末装置5
から主装置1へのデータと、主装置1から端末装置5へ
のデータは、それぞれ異なるIPパケットを用いて送信
される。
【0003】イーサネット7上におけるIPパケットの
流れの状態を、図12(A)に示す。図示したように、
イーサネット7上には、端末装置A5S−1から電話機
C6−1へのデータDAC1、電話機C6−1から端末
装置A5S−1へのデータDCA1、端末装置B5S−
2から電話機D6−2へのデータDBD1、電話機D6
−2から端末装置B5S−2へのデータDDB1、端末
装置A5S−1から電話機C6−1へのデータDAC
2、電話機C6−1から端末装置A5S−1へのデータ
DCA2が、任意のIPパケットに搭載されて流れてい
る。
【0004】一方、イーサネット通信および無線通信の
一部では、衝突(コリジョン)検出にCSMA/CD方
式を採用しており、衝突を検出した場合、ランダムに設
定された時間が経過した後、衝突パケットを再送するこ
とが行われる。この結果、コリジョンの発声頻度が増加
すると、リアルタイム性が重視されるVoIP通信シス
テムでは、データを適正な時刻に送ることができなくな
り、通信の品質が低下する恐れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑み、リアルタイム性のあるデータを送信
するH.323やSIPなどのVoIP通信システムに
おいて、接続する端末装置の台数が増えてもコリジョン
の発生による遅延を減らすことができ、通信品質の低下
を防いだVoIP通信システムを提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、VoIP通信システムにおけるゲートウ
エイや主装置で、複数の端末装置へのIPパケットを一
つにまとめ、マルチキャストまたはブロードキャストに
より各端末装置に送出する。各端末装置では、まとめら
れたIPパケットの中から自分宛のデータを抽出する。
【0007】上記課題を解決するために、本発明は、複
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、ローカル
エリアネットワーク(以下、LANともいう)を介して
接続したVoIP通信システムにおいて、ゲートウエイ
や主装置は、複数の端末装置への音声パケットなどのデ
ータを一つにまとめ、複数の端末装置で受信可能なパケ
ットとしてLANに送出し、各端末装置では、LANか
ら受信した前記複数の端末装置で受信可能なパケットの
中から自分宛のデータを抽出するようにした。
【0008】本発明は、上記課題を解決するために、複
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、LANを
介して接続したVoIP通信システムを構成するゲート
ウエイまたは主装置において、IP回線網から受信した
前記複数の端末装置宛の音声パケットなどのリアルタイ
ム性のあるデータを一つに統合したパケットをLAN上
に送出するようにした。
【0009】本発明は、上記課題を解決するために、複
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、LANを
介して接続したVoIP通信システムを構成するゲート
ウエイまたは主装置において、所定の時間内にIPネッ
トワークから受信した音声パケットなどのデータを統合
する手段と、統合されたパケットに複数の端末装置で受
信可能なパケットのヘッダを付加する手段と、該ヘッダ
が付加されたマルチキャストパケットまたはブロードキ
ャストパケットをLANに送出する手段とを設けた。
【0010】本発明は、上記課題を解決するために、複
数の端末装置と、ゲートウエイや主装置とを、LANを
介して接続したVoIP通信システムを構成する端末装
置において、LANからパケットを受信する手段と、受
信したパケットから自己宛のデータの存在を検出する手
段と、自己宛のデータが存在するときに当該データを抽
出する手段とを備えた。
【0011】本発明は、上記LANをイーサネットとし
た。
【0012】本発明は、上記端末装置を、VoIP電話
機とした。
【0013】(作用)本発明によれば、複数の端末装置
へのIPパケットを一つにまとめることにより、イーサ
ネットなどのLAN上のIPパケット数が減り、コリジ
ョンの発生頻度を減少させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるリアルタイ
ム性のあるデータを送受信するVoIP通信システムの
構成を説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態にかか
るVoIP通信システムの構成の概要を説明する概念図
である。この実施の形態にかかるVoIP通信システム
は、リアルタイム性のあるデータを送受信する端末装置
(VoIP電話機)5S−1、5S−2を、イーサネッ
ト通信または無線通信などのLAN7によって複数台収
容したゲートウエイ1と、相手側電話機6−1,6−2
とを、公衆電話網または私設電話網4を介して接続して
構成される。
【0016】本発明におけるイーサネット7上のIPパ
ケットの流れの状態を、図12の(B)に示す。図示し
たように、イーサネット7上には、端末装置A5S−1
から電話機C6−1へのデータDAC1、端末装置B5
S−2から電話機D6−2へのデータDBD1、電話機
C6−1から端末装置A5S−1へのデータおよび電話
機D6−2から端末装置B5S−2へのデータを統合し
たデータDCADB1が、任意のIPパケットに搭載さ
れて流れている。このことによって、イーサネット7上
のIPパケットの数を少なくすることができ、IPパケ
ットの衝突を著しく減少させることができる。
【0017】図2を用いて、本発明にかかるゲートウエ
イ1の機能構成を説明する。
【0018】ゲートウエイ1は、イーサネット受信処理
部11と、イーサネット送信処理部12と、IPパケッ
ト処理部13と、パケット統合処理部14と、UDP処
理部15と、H.323処理部16と、TCP処理部1
7と、電話機能制御部18とを有して構成される。
【0019】イーサネット受信処理部11は、イーサネ
ット7側からデータを受信する働きを有している。
【0020】イーサネット送信処理部12は、イーサネ
ット7側へデータを送信する働きを有している。
【0021】IPパケット処理部13は、IPパケット
の生成・解析を行い、IPパケットを送出する宛先など
のルーティング制御や、マルチキャストパケットまたは
ブロードキャストパケットの生成を行う。
【0022】パケット統合処理部14は、複数の端末装
置へのデータを統合し、端末装置側で認識するヘッダな
どの付加を行う。また、統合するデータ数の時間管理
(データ受信までの待ち時間)も行う。
【0023】UDP処理部15は、コネクションレス型
データ処理であり、音声パケットをUDPパケットへ構
成し、データ転送を行う。
【0024】H.323処理部16は、音声データをI
Pパケット化する処理や、データの圧縮などのVoIP
パケット処理を行なう。
【0025】TCP処理部17は、コネクション型デー
タ処理であり、端末装置とゲートウエイ間の制御に関す
るデータ転送を行う。
【0026】電話機能制御部18は、端末装置5との間
の発着信情報の交換・制御および電話網への音声出力と
電話網からの音声入力のサンプリングを行う。
【0027】図3を用いて、本発明にかかるVoIP電
話機(端末装置)5の機能構成を説明する。
【0028】端末装置5は、イーサネット受信処理部5
1と、イーサネット送信処理部52と、IPパケット処
理部53と、パケット抽出処理部54と、UDP処理部
55と、H.323処理部56と、TCP処理部57と
を有して構成される。
【0029】イーサネット受信処理部51は、イーサネ
ット7側からデータを受信する。
【0030】イーサネット送信処理部52は、イーサネ
ット7側へデータを送信する。
【0031】IPパケット処置部23は、IPパケット
の生成・解析を行い、IPパケットを送出する宛先など
のルーティング制御や、マルチキャストパケットまたは
ブロードキャストパケットの生成を行う。
【0032】パケット抽出処理部54は、ゲートウエイ
1からイーサネット7を介して送られてきたマルチキャ
ストパケットまたはブロードキャストパケットの中に、
自己の端末装置宛のデータが挿入されているかの判断を
行い、あった場合当該データの抽出処理を行う。
【0033】UDP処理部55は、コネクションレス型
データ処理であり、音声パケットをUDPパケットへ構
成し、データ転送を行う。
【0034】H.323処理部56は、音声データをI
Pパケット化する処理や、データの圧縮などのVoIP
パケット処理を行なう。
【0035】TCP処理部57は、コネクション型デー
タ処理であり、端末装置またはゲートウエイ間の制御に
関するデータ転送を行う。
【0036】端末装置5からゲートウエイ1へ向けて音
声データを送出する場合の端末装置5とゲートウエイ1
での動作の態様を、図2、図3を用いて説明する。
【0037】端末装置5では、まず、音声入力を、H.
323処理部56においてIPデータに構築し、UDP
処理部55へ送出する。IPデータは、UDP処理部5
5において、UDPパケットに構築され、IPパケット
処理部24に送出される。このUDPパケットは、IP
パケット処理部53においてIPパケットの構築され、
イーサネット送信処理部52に送られる。イーサネット
送信処理部52では、IPパケットをイーサネットデー
タへ構築してイーサネット7側へデータ送出する。ゲー
トウエイ1との制御に関する処理は、TCP処理部57
で制御パケットを構成し、IPパケット処理部53でI
Pパケットに構築され、イーサネット処理部22からイ
ーサネット7側に送出される。
【0038】ゲートウエイ1側では、イーサネット受信
処理部11で、端末装置5から送られてきたイーサネッ
トデータを受信し、IPパケットに構築し、IPパケッ
ト処理部13に送出する。IPパケット処理部13は、
IPパケットを構築し、UDP処理部15へ送出する。
UDP処理部15では音声パケットを抽出し、H.32
3処理部16へ送出する。H.323処理部16で音声
処理を施し、電話機能制御部18へ送出する。電話機能
制御部18で、相手側との接続制御動作および発信処理
を行い、電話網4へデータを送出する。
【0039】制御データは、イーサネット受信処理部1
1で、端末装置5から送られてきた制御データを受信
し、IPパケットに構築し、IPパケット処理部13に
送出する。IPパケット処理部13は、制御IPパケッ
トを構築し、TCP処理部17へ送出する。TCP処理
部17では制御IPパケットから制御データを構築し、
IPパケット処理部13へ送出する。
【0040】相手電話機6からゲートウエイ1を経由し
て端末装置5Sへ音声データが送られてきたときのゲー
トウエイ1の動作を説明する。
【0041】電話機能制御部18で、相手電話機6との
接続をした後、相手電話機6から音声データが送られて
くると音声データを受信し、H.323処理部16で音
声処理が施され、UDP処理部15に送られる。IPパ
ケットは、UDP処理部15でUDPパケットに構築さ
れ、パケット統合処理部14で、パケット統合、1次保
管、時間管理が行われた後、IPパケット処理部13に
送出される。IPパケット処理部13は、複数のIPパ
ケットが統合されたIPパケットをブロードキャストパ
ケットの構築して、イーサネット送信処理部12からイ
ーサネット7上に送出する。
【0042】ブロードキャストパケットを受信する端末
装置5Sにおける動作を説明する。端末装置5Sは、イ
ーサネット受信処理部51でブロードキャストパケット
を受信すると、IPパケット処理部53において、ブロ
ードキャストパケットであることを認識し、IPパケッ
ト抽出処理部53において、自己の端末装置宛のデータ
をサーチした後、該当するデータを抜粋する。抽出され
たデータは、UDP処理部55において、音声パケット
の抽出が行われ、音声パケットは、H.323処理部5
6で音声処理が行われ、音声出力部に音声出力される。
【0043】このような、ゲートウエイ1で行われるパ
ケットの統合方式と、端末装置5で行われるパケット抽
出方式を、図4を用いて説明する。図4(a)は、ゲー
トウエイ1で行われるパケット統合方式を説明する図で
ある。電話網4側から受け取った、複数の端末装置5S
に送られるそれぞれIPヘッダPhを有するパケットP
c1、Pc2、Pc3は、ゲートウエイ1のパケット統
合部14で、ブロードキャストヘッダBCHを有するブ
ロードキャストパケットBCpに統合される。ブロード
キャストパケットBCpには、ブロードキャストヘッダ
BCHに続いて複数のデータBd1、Bd2,Bd3が
搭載されている。それぞれのデータBdの先頭には、I
PパケットPcのIPヘッダPhを圧縮変換したヘッダ
BChが設けられている。
【0044】ブロードキャストパケットBCpは、イー
サネット送信部12からイーサネット7に送出される。
【0045】図4(b)は、端末装置5で行われるパケ
ット抽出方式を説明する図である。イーサネット7に接
続された端末装置5は、イーサネット7からブロードキ
ャストパケットBCpを受信すると、各データBdのヘ
ッダBChを参照して自己宛のデータを検出するとその
データdを抽出する。
【0046】このようにして、相手側電話機6から送ら
れてきた複数の下り側のIPパケットは、ゲートウエイ
1でブロードキャストパケットBCpに統合され、ひと
つのセルで各端末装置5に届けることができる。
【0047】図5を用いて、パケット統合とパケット抽
出の他の形態を説明する。図5(a)に示すように、電
話網4側から受け取った、複数の端末装置5Sに送られ
るそれぞれIPヘッダPhを有するパケットPc1、P
c2、Pc3は、ゲートウエイ1のパケット統合部14
で、ブロードキャストヘッダBCHを有するブロードキ
ャストパケットBCpに統合される。ブロードキャスト
パケットBCpには、ブロードキャストヘッダBCHに
続いて複数のデータBd1Bd2,Bd3が搭載されて
いる。それぞれのデータBdはそれぞれのパケットPc
がそのまま搭載される。
【0048】ブロードキャストパケットBCpは、イー
サネット送信部12からイーサネット7に送出される。
【0049】図5(b)に示すように、イーサネット7
に接続された端末装置5は、イーサネット7からブロー
ドキャストパケットBCpを受信すると、各データBd
を取り出し、ヘッダPhを参照して自己宛のデータを検
出するとそのパケットPcを抽出する。
【0050】このようにして、相手側電話機6から送ら
れてきた複数の下り側のデータは、ゲートウエイ1でブ
ロードキャストパケットBCpに統合され、ひとつのセ
ルで各端末装置に届けることができる。
【0051】図6を用いて、データの統合におけるIP
パケットPcのIPヘッダPh、ブロードキャストパケ
ットBCpのブロードキャストヘッダBCHの構造を説
明する。
【0052】IPヘッダPhには、送信先の端末装置の
IPアドレスと、送信元端末装置のIPアドレスが搭載
されている。
【0053】ブロードキャストヘッダBCHには、ブロ
ードキャストパケットであることを示すFFデータアド
レスと、送信元であるゲートウエイのIPアドレスが搭
載されている。
【0054】ゲートウエイ1におけるパケット統合処理
の流れについて、図7を用いて説明する。ゲートウエイ
1は、ISDN受信処理部21がIPネットワーク3か
らIPパケットを受信することを監視する(S1)。受
信したIPパケットに対して結合するIPパケットがあ
るかどうかを判断する(S2)。
【0055】結合するIPパケットがないときには、ウ
エイトタイマをスタートさせ(S3)、ブロードキャス
トヘッダを作成する(S4)。ウエイトタイマが満了し
たかを監視し(S5)、待ち時間がのこっているときに
は、データがイーサネット7上のIPパケットの最大長
になったかを判断する(S6)。データが最大長に満た
ないときには、パケットヘッダを形成し(S7)、デー
タ結合処理を実行した(S8)後、ステップS1に戻っ
て次ぎのIPパケットの受信を監視する。
【0056】ステップS2において、結合パケットがあ
るときは、ステップS5に移行してウエイトタイマの満
了を監視する。
【0057】ステップS5で、待ち時間が満了となった
ときには、イーサネット7上へデータを送信した(S
9)後、ステップS(s1)へ戻って次のIPパケット
の受信を監視する。
【0058】ステップS6で、データ長が最大となった
ときは、ステップS9へ移行して、イーサネット7上へ
データを送信した後、ステップS1へ戻って次ぎのIP
パケットの受信を監視する。
【0059】このようにして、所定の待ち時間内に複数
のIPパケットを受信したときには、IPパケットを結
合して、イーサネット7上に送出することができる。
【0060】図8を用いて端末装置5SにおけるIPパ
ケット受信処理の流れを説明する。端末装置5Sは、イ
ーサネット受信処理部51がイーサネット7上からブロ
ードキャストパケットBCpを受信するのを監視し(S
11)、ブロードキャストパケットを受信したときに
は、ブロードキャストパケットに搭載されたデータBd
からパケットヘッダPhを検出し(S12)、自端末装
置宛のデータが搭載されているかを判断し(S13)、
自端末装置宛のデータがあるときには、該当するIPパ
ケットPcを取得して(S15)、音声再生などの各種
処理を実行し(S16)、ステップ12へ戻り次ぎのパ
ケットヘッダPChを検出する。
【0061】ステップS13で、自端末装置宛のデータ
ないときには、次ぎのパケットヘッダPhがあるか否か
を判断し(S14)、同一のブロードキャストパケット
内に次のパケットヘッダPhがあるときには、ステップ
S12に戻り次のパケットヘッダPhを検出する。ま
た、次ぎのパケットヘッダPhがないときには、ステッ
プS11に戻り、次ぎのブロードキャストパケットの受
信を監視する。
【0062】このようにして、端末装置5は、ブロード
キャストパケットを受信すると、該パケットに搭載され
たデータからパケットヘッダPhを検出して、自端末装
置宛のパケットを抽出することができ、イーサネット7
上のIPパケットの輻輳を低減させることができる。
【0063】図9を用いて、上記処理が行われる場合
の、パケットの流れを説明する。この例では主装置1に
収容された複数の端末装置5S−1、5S−2、5S−
3がそれぞれ異なる相手方の端末装置5R−1、5R−
2,5R−3と、音声データなどのリアルタイム性のあ
るデータによる通信を行う場合である。
【0064】まず、端末装置5S−1が相手電話機6−
1に対して音声データVDS1を送信する。この音声デ
ータは発信側のイーサネット上では独立したIPパケッ
トを用いて処理される。次いで、端末装置5S−2が相
手電話機6−2に対して音声データVDS2を送信す
る。同様にこの音声データは発信側のイーサネット上で
は独立したIPパケットを用いて処理される。
【0065】これに対して、それぞれの相手電話機6−
1,6−2から音声データVDR1、VDR2が送られ
てくると、ゲートウエイ1は、それぞれの音声データを
ブロードキャストパケットBCP1またはマルチキャス
トパケットに統合してイーサネット7上に送出する。
【0066】各端末装置5S−1,5S−2,5S−3
は、イーサネット7を流れてくるブロードキャストパケ
ットを受信して、自端末装置宛のデータが搭載されてい
るかを判断し、自端末装置宛データを検出した端末装置
5S−1,5S−2はそれぞれ自端末装置宛のデータを
抽出して取り込む、自端末装置宛データを検出しない端
末装置5S−3は、ブロードキャストデータをそのまま
下流側に送出する。
【0067】さらに、端末装置5S−1が相手電話機6
−1に対して音声データVDS3を送信し、端末装置5
S−2が相手電話機6に対して音声データVDS4を送
信し、端末装置5S−3が相手電話機6に対して音声デ
ータVDS5を送信する。
【0068】これに対して、それぞれの相手電話機6−
1,6−2、6−3から音声データVDR3、VDR
4、VDR5が送られてくると、ゲートウエイ1は、そ
れぞれの音声データをブロードキャストパケットBCP
2またはマルチキャストパケットに統合してイーサネッ
ト7上に送出する。
【0069】各端末装置5S−1,5S−2,5S−3
は、イーサネット7を流れてくるブロードキャストパケ
ットを受信して、自端末装置宛のデータが搭載されてい
るかを判断する。自端末装置宛データを検出した端末装
置5S−1,5S−2、5S−3は、それぞれ自端末装
置宛のデータを抽出して取り込む。
【0070】このようにして、イーサネット7上では、
受信した複数のIPパケットを、ひとつのブロードキャ
ストパケットとして各端末装置に配信するので、イーサ
ネット上のIPパケットの輻輳を低減することができ
る。
【0071】以上の説明では、ゲートウエイ1からイー
サネット7上に送出される統合されたパケットは、イー
サネット7に収容された全ての端末装置5S−1…5S
−nが受信できるブロードキャストパケットであるとし
て説明したが、パケットを受信できる端末装置として任
意の複数の端末装置を特定したマルチキャストパケット
としてもよい。
【0072】本発明の第2の実施の形態にかかるVoI
P通信システムの構成を図10を用いて説明する。図1
0は、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIP通信
システムの構成の概要を説明する概念図であり、第2の
実施の形態にかかるVoIP通信システムは、端末装置
5S−1、5S−2を、イーサネット通信または無線通
信などのLAN7によって複数台収容したルータ2と、
相手側端末装置5R−1,5R−2とをIPネットワー
ク3を介して接続して構成される。
【0073】図11を用いて、本発明の第2の実施の形
態にかかるルータ2の機能構成を説明する。
【0074】ルータ2は、イーサネット受信処理部21
と、イーサネット送信処理部22と、IPパケット処理
部23と、パケット統合処理部24と、UDP処理部2
5と、H.323処理部26と、TCP処理部27と、
PPP制御部28と、回線制御部29とを有して構成さ
れる。
【0075】イーサネット受信処理部21は、イーサネ
ット7側からデータを受信する働きを有している。
【0076】イーサネット送信処理部22は、イーサネ
ット7側へデータを送信する働きを有している。
【0077】IPパケット処理部23は、IPパケット
の生成・解析を行い、IPパケットを送出する宛先など
のルーティング制御や、マルチキャストパケットまたは
ブロードキャストパケットの生成を行う。
【0078】パケット統合処理部24は、複数の端末装
置へのデータを統合し、端末装置側で認識するヘッダな
どの付加を行う。また、統合するデータ数の時間管理
(データ受信までの待ち時間)も行う。
【0079】UDP処理部25は、コネクションレス型
データ処理であり、音声パケットをUDPパケットへ構
成し、データ転送を行う。
【0080】H.323処理部26は、音声データをI
Pパケット化する処理や、データの圧縮などのVoIP
パケット処理を行なう。
【0081】TCP処理部27は、コネクション型デー
タ処理であり、端末装置とゲートウエイ間の制御に関す
るデータ転送を行う。
【0082】PPP制御部28は、レイヤ2・3の処理
を行い、Point to Pointの接続処理を行
なう。
【0083】回線制御部29は、IPネットワーク3と
の発信処理、および着信処理などの制御に関する処理を
行う。
【0084】端末装置5からルータ2へ向けて音声デー
タを送出する場合の端末装置5とルータ2での動作の態
様を、図11および図3を用いて説明する。
【0085】端末装置5では、まず、音声入力を、H.
323処理部56においてIPデータに構築し、UDP
処理部55へ送出する。IPデータは、UDP処理部5
5において、UDPパケットに構築され、IPパケット
処理部54に送出される。このUDPパケットは、IP
パケット処理部54においてIPパケットに構築され、
イーサネット送信処理部52に送られる。イーサネット
送信処理部52では、IPパケットをイーサネットデー
タへ構築してイーサネット7側へデータ送出する。ルー
タ2との制御に関する処理は、TCP処理部57で制御
パケットを構成し、IPパケット処理部53でIPパケ
ットに構築され、イーサネット送信処理部52からイー
サネット7側に送出される。
【0086】ルータ2側では、イーサネット受信処理部
21で、端末装置5から送られてきたイーサネットデー
タを受信し、IPパケットに構築し、IPパケット処理
部23に送出する。IPパケット処理部23は、IPパ
ケットを構築し、UDP処理部25へ送出する。UDP
処理部25では音声パケットを抽出し、H.323処理
部26へ送出する。H.323処理部26で音声処理を
施し、UDP処理部25に戻す。UDP処理部25では
音声処理された音声パケットをUDPパケットに構築
し、IPパケット処理部23に送出する。IPパケット
処理部23では、IPパケットを構築し、PPP制御部
28へ送出する。PPP制御部28で、相手側との接続
制御動作を行い、帰線制御部29で発信処理を行い、I
Pネットワーク3へデータを送出する。
【0087】制御データは、イーサネット受信処理部2
1で、端末装置5から送られてきた制御データを受信
し、IPパケットに構築し、IPパケット処理部23に
送出する。IPパケット処理部23は、制御IPパケッ
トを構築し、TCP処理部27へ送出する。TCP処理
部27では制御IPパケットから制御データを構築し、
IPパケット処理部23へ送出する。
【0088】相手端末装置5Rからルータ2を経由して
端末装置5Sへ音声データが送られてきたときのルータ
2の動作を説明する。
【0089】回線制御部29およびPPP制御部28
で、相手端末装置5Rとの接続をした後、相手端末装置
5Rから音声データが送られてくると回線制御部29で
音声データを受信し、IPパケット処理部23でIPパ
ケットを構築する。IPパケットは、UDP処理部25
において、UDPパケットに構築される。UDPパケッ
トは、H.323処理部26で音声処理が施され、UD
P処理部25に戻される。音声処理が施されたUDPパ
ケットはUDP処理部25でUDPパケットに構築さ
れ、パケット統合処理部24で、パケット統合、一時保
管、時間管理が行われた後、IPパケット処理部23に
送出される。IPパケット処理部23は、複数のIPパ
ケットが統合されたIPパケットをブロードキャストパ
ケットに構築して、イーサネット送信処理部22からイ
ーサネット7上に送出する。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明は、イーサネット
上における端末装置側へ送出するパケット数が減り、V
oIP通信のリアルタイム性が要求されるデータ、例え
ば音声パケットなどの衝突が少なくなり、音質などの品
質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるVoIP通
信システムの概要を説明するシステム構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかるゲートウエ
イの機能構成を説明する機能ブロック図。
【図3】本発明にかかる端末装置の機能構成を説明する
機能ブロック図。
【図4】本発明におけるパケット統合とパケット抽出の
態様を説明する図。
【図5】本発明におけるパケット統合とパケット抽出の
他の態様を説明する図。
【図6】IPパケットおよびブロードキャストパケット
におけるヘッダの構成を説明する図。
【図7】ゲートウエイにおける送信処理を説明するフロ
ーチャート。
【図8】端末装置における受信処理を説明するフローチ
ャート。
【図9】音声でデータの流れを説明するシーケンス図。
【図10】本発明の第2の実施の形態にかかるVoIP
通信システムの概要を説明するシステム構成図。
【図11】本発明の第1の実施の形態にかかるルータの
機能構成を説明する機能ブロック図。
【図12】イーサネット上のデータの流れを説明する模
式図。
【図13】従来のVoIP通信システムの概要を説明す
るシステム構成図。
【符号の説明】
1 H.323ゲートウエイ 11 イーサネット受信処理部 12 イーサネット送信理部 13 IPパケット処理部 14 パケット統合処理部 15 UDP処理部 16 H.323処理部 17 TCP処理部 18 電話機能制御部 2 ルータ 21 イーサネット受信処理部 22 イーサネット送信理部 23 IPパケット処理部 24 パケット統合処理部 25 UDP処理部 26 H.323処理部 27 TCP処理部 28 PPP制御部 29 回線制御部 3 IPネットワーク 4 電話網(公衆・施設) 5 端末装置(VoIP電話機) 51 イーサネット受信処理部 52 イーサネット送信理部 53 IPパケット処理部 54 パケット抽出処理部 55 UDP処理部 56 H.323処理部 57 TCP処理部 6 電話機 7 イーサネット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
    タからなる主装置とを、ローカルネットワークを介して
    接続したVoIP通信システムにおいて、主装置は、複
    数の端末装置へのデータを一つにまとめ、複数の端末装
    置で受信可能なパケットとしてローカルネットワークに
    送出し、各装端末置では、ローカルネットワークから受
    信した前記複数の端末装置で受信可能なパケットの中か
    ら自分宛のデータを抽出することを特徴とするVoIP
    通信システム。
  2. 【請求項2】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
    ットである請求項1に記載のVoIP通信システム。
  3. 【請求項3】 上記端末装置がVoIP電話機である請
    求項1または請求項2に記載のVoIP通信システム。
  4. 【請求項4】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
    タからなる主装置とを、ローカルネットワークを介して
    接続したVoIP通信システムを構成する主装置におい
    て、IP回線網から受信した前記複数のVoIP端末装
    置宛のデータを一つに統合したパケットをローカルネッ
    トワーク上に送出するようにした主装置。
  5. 【請求項5】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
    ットである請求項4に記載の主装置。
  6. 【請求項6】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
    タからなる主装置とを、ローカルネットワークで接続し
    たVoIP通信システムを構成する主装置において、所
    定の時間内にIPネットワークから受信したデータを統
    合する手段と、統合されたパケットに複数の端末装置で
    受信可能なパケットのヘッダを付加する手段と、該ヘッ
    ダが付加されたマルチキャストパケットまたはブロード
    キャストパケットをローカルネットワークに送出する手
    段とを有することを特徴とするVoIP通信システムに
    おける主装置。
  7. 【請求項7】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
    ットである請求項6に記載の主装置。
  8. 【請求項8】 複数の端末装置と、ゲートウエイやルー
    タからなる主装置とを、ローカルネットワークを介して
    接続したVoIP通信システムを構成する端末装置にお
    いて、ローカルネットワークからマルチキャストパケッ
    トまたはブロードキャストパケットを受信する手段と、
    受信したパケットから自己宛のデータの存在を検出する
    手段と、自己宛のデータが存在するときに当該データを
    抽出する手段とを備えたことを特徴とする端末装置。
  9. 【請求項9】 上記ローカルネットワークが、イーサネ
    ットである請求項8に記載の端末装置。
JP2000316629A 2000-10-17 2000-10-17 VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置 Expired - Fee Related JP3851072B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000316629A JP3851072B2 (ja) 2000-10-17 2000-10-17 VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000316629A JP3851072B2 (ja) 2000-10-17 2000-10-17 VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002124949A true JP2002124949A (ja) 2002-04-26
JP3851072B2 JP3851072B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=18795549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000316629A Expired - Fee Related JP3851072B2 (ja) 2000-10-17 2000-10-17 VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3851072B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094484A (ja) * 2004-09-20 2006-04-06 Alcatel マルチユーザ/マルチサービスを処理する方法および装置
US7170981B2 (en) 2002-07-24 2007-01-30 Lg Electronics Inc. Dual IP phone and method of telecommunicating by using the same
US8346269B2 (en) 2008-12-16 2013-01-01 Fujitsu Limited Mobile network system and guidance message providing method
US8606243B2 (en) 2008-12-16 2013-12-10 Fujitsu Limited Mobile network system and guidance message providing method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170981B2 (en) 2002-07-24 2007-01-30 Lg Electronics Inc. Dual IP phone and method of telecommunicating by using the same
JP2006094484A (ja) * 2004-09-20 2006-04-06 Alcatel マルチユーザ/マルチサービスを処理する方法および装置
US8346269B2 (en) 2008-12-16 2013-01-01 Fujitsu Limited Mobile network system and guidance message providing method
US8606243B2 (en) 2008-12-16 2013-12-10 Fujitsu Limited Mobile network system and guidance message providing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3851072B2 (ja) 2006-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4794578B2 (ja) コンピュータローカルエリアネットワークで緊急通話を確立するための方法、ならびにそのための端末装置およびサーバ
US6377571B1 (en) Virtual modem for dialout clients in virtual private network
US8259746B2 (en) Network access mechanism and method
US6914898B2 (en) Ip communication network system having a gateway function with communication protocol conversion between a switched circuit network and a packet switched network including data over tcp/ip and voice/fax over rtp
US6542935B1 (en) Method for obtaining a second address free from association with multiple devices
JP4228313B2 (ja) ネットワーク制御システム及び輻輳制御方法
JP3575435B2 (ja) 電話システム及び電話接続監視方法
US8111643B2 (en) Communication control method of wireless LAN system and relay apparatus
TWI240516B (en) System for automatically selecting voice data transmission and reception system for IP network, method thereof, and IP terminal
JP3851072B2 (ja) VoIP通信システムおよび該システムを構成する主装置
CN100496024C (zh) 一种转发隧道报文的方法和一种网络设备
US6987757B1 (en) Call setting method for network system
US7359369B2 (en) Modem relay aggregator device
JP3874641B2 (ja) 中継装置、その制御プログラム、通信方法
Cisco Commands: debug lane config through debug mmoip aaa
JPH10117215A (ja) ネットワーク間接続方法及びその装置
JP2000349901A (ja) インターネットプロトコルネットワーク迂回システム
JP2003008820A (ja) Ipネットワークを利用したfax同報通信方法、fax同報装置および端末装置
US20010053125A1 (en) Fail-over circuit for voice-enabled switch
JP2000125040A (ja) インターネット電話の接続方法及び電話端末装置
JP2001016256A (ja) インターネットテレフォニーシステム
JP2004320290A (ja) VoIP電話システムおよびVoIP電話システムにおける通信制御方法
KR100372289B1 (ko) 브이오아이피 통신에서 여러 음성채널 데이터를 하나의패킷으로 송수신하는 방법
JP2005020080A (ja) 加入者端末間通信システム
JP3970805B2 (ja) ゲートウェイ装置及び保留音送出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040823

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120908

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130908

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees