JP2002124560A - ウエハーチャック用冷却/加熱板及びウエハーチャック - Google Patents
ウエハーチャック用冷却/加熱板及びウエハーチャックInfo
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Abstract
さを確保しつつ、必要とされる熱媒体流量を確保するこ
とのできる熱媒体出入口を持つウエハーチャック用冷却
/加熱板を提供する。 【解決手段】 中央部側から外周側にかけて放射状に形
成された複数の流路をそれぞれ備えた2つの伝熱板を互
いに重ね合わせたウエハーチャック用冷却/加熱板であ
って、側壁板12には上側伝熱板の外周流路21、下側
伝熱板の外周流路とそれぞれ連通するように上側用及び
下側用の熱媒体出入口16b、16aが並設され、上側
及び下側の両外周流路を仕切っている仕切り板部材80
における上側用の熱媒体出入口に対応する領域及び下側
用の熱媒体出入口に対応する領域にそれぞれ切り欠き8
0b、80aを設け、切り欠き80aの縁部には上側の
外周流路21と仕切るための上側仕切り壁81bを設
け、切り欠き80bの縁部には下側の外周流路と仕切る
ための下側仕切り壁81aを設けることにより、上側用
及び下側用の熱媒体出入口の直径を伝熱板の厚さで決ま
る寸法よりも大きくできるようにした。
Description
用冷却/加熱板及びこれを備えたウエハーチャックに関
する。
コンウエハー上に作られている。1つの機能を持った半
導体素子は、シリコンウエハーから切り出される前に、
最終的な電気試験(機能試験)が行われ、その特性が測
定され、良否の判定が行われる。試験ではウエハープロ
ーバ(ウエハーの移動と加熱または冷却の温度調節を行
う装置)及びウエハーテスター(電気特性測定装置)と
呼ばれる装置が使われている。
移動可能なテーブル(X−Yテーブルと呼ばれる)があ
り、テストするウエハーを搭載及び保持するウエハーチ
ャックは、このテーブルに取り付けられている。
クに保持させ、半導体素子が置かれることになるであろ
う使用環境を模擬した状態(動作環境温度)を作り出し
て行なわれる。このような試験は、以前は、高温(室温
から150℃程度まで)で行なわれることが多かった
が、最近では、低温(−10℃〜−50℃)で行なわれ
ることも多くなってきている。
ように本発明者により提案(特願2000年第1545
33号)されているウエハーチャック用冷却/加熱板の
分解斜視図を図4に示す。
加熱板10は、ケースを構成する下板11、側壁板1
2、及び上板13と、このケース内に上下に重ねて収容
され、熱媒体(例えば冷却の場合、通常は冷却液である
が、低温のガスや空気の場合もある)との熱交換を行な
う、ほぼ同一構造の下伝熱板14、上伝熱板15を有し
ている。
金属製で、各々2mm程度の厚みを有している。また、
側壁板12の外周面には、ケース内に熱媒体を導入し、
また排出するための、2つの熱媒体出入口16が上下に
位置を変えて取り付けられている。これら下板11、側
壁板12、及び上板13は、銅製でもよいが、それより
機械的強度が強い(熱に強い)ステンレスや、チタン等
の方が望ましい。
料、例えば銅、銅合金、アルミニウム、あるいはアルミ
ニウム合金等から成り、板状部材14a、多数の略扇形
の扇形部材14b、及び円柱部材14cを有している。
詳述すると、下伝熱板14は、厚さ2mm程度の薄い金
属円板である板状部材14aの上面に、同じく厚さ2m
m程度の多数の扇形部材14bを、互いに僅な距離
(0.5〜1mm程度)を置いて円環状に並べ、そこに
ろう付けまたは接着してある。ここで、扇形部材14b
が形成する円環の外径は、板状部材14aの直径を20
0mmより若干大きいものとすると(8インチ半導体ウ
エハーに対応するものとすると)、それより24mm程
度小さい。また、板状部材14aの中央部には、扇形部
材14bが形成する円環の内径が28mm程度であると
して、厚み6mm程度、外径18mm程度の円柱部材1
4cが、ろう付けまたは接着されている。
構成であるが、その中央に内径28mm程度の円孔を有
し、円柱部材を持たない点で異なっている。詳述する
と、上伝熱板15は、厚さ2mm程度のドーナツ盤状の
板状部材15aの上面に、下伝熱板14と同様、厚さ2
mm程度の多数の扇形部材15bを、互いに僅な距離
(0.5〜1mm程度)を置いて円環状となるように並
べ、そこにろう付けまたは接着してある。
れぞれ1つの厚みがある金属円板を切削加工して一体的
に作られることもある。
中心軸が一致するように互いに重ねられ、ろう付けある
いは接着され、上板11、側壁板12、及び上板13か
らなるケース内に収容され、ろう付けあるいは接着にて
固定される。
ースに収容した状態(上板13を外した状態)を示す。
図5に示すように、上伝熱板15の扇形部材15bが形
成する円環の外周面と側壁板12の内周面との間には、
比較的幅の広いリング状の空間が形成される。この空間
は、熱媒体が流れる(排出側)外周流路21となる。ま
た、隣り合う扇形部材15bの間に形成される幅0.5
〜1mmの空間は、放射状流路22となる。更に、扇形
部材15bが形成する円環の内周面と円柱部材14cと
の間に形成される空間は、上下連絡流路23となる。な
お、下伝熱板14に関しても、上伝熱板15と重ねられ
てケース内に収容されることで、(供給側)外周流路、
放射状流路、及び上下連絡流路(上伝熱板15側の上下
連絡流路23と一体)が形成される。
却/加熱板10を用いたウエハーチャックの断面図を示
す。なお、ここでは、ウエハーチャック用冷却/加熱板
10が単一部材からなるように描かれているが、上側の
放射状流路22と下側の放射状流路32との間にある中
間板部材は、図4に示された板状部材15aにより実現
されていると考えて良い。
ック用冷却/加熱板10を用いた点以外は、従来のウエ
ハーチャックと同じである。即ち、上面に複数の同心円
状溝65が形成され、これらの溝65に連通する真空排
気通路71が形成された、半導体ウエハー61を吸着保
持するための吸着板62と、吸着板62の下面側に密着
するよう取り付けられた電気ヒーター63と、電気ヒー
ター63の下面側に密着するよう取り付けられたウエハ
ーチャック用冷却/加熱板10とを備えている。ウエハ
ーチャック用冷却/加熱板10には加熱用の熱媒体(液
体や気体)を導入することもできるので、この場合には
電気ヒーター63は省略されても良い。
て、図6に加え、図4及び図5をも参照して説明する。
ック用冷却/加熱板10に流入した加圧熱媒体は、下伝
熱板14の(供給側)外周流路31に流れ込む。低温の
熱媒体は、液体の場合粘度が大きいので、幅の狭い放射
状流路32に流れ込むよりも、比較的幅の広い供給側外
周流路31内を流れ易い。従って、ウエハーチャック用
冷却/加熱板10に流入した熱媒体は、まず下伝熱板1
4の供給側外周流路31内を満たし、その後、全ての放
射状流路32へと均等に流れ込む。放射状流路32に流
れ込んだ熱媒体は、下伝熱板14の中心部へと向かい、
上下連絡流路23へと流れ込む。さらに、熱媒体は、上
下連絡流路23から、上伝熱板15の放射状流路22へ
と流れ込み、外周側へと流れ、排出側外周流路21へと
流れ込む。排出側外周流路21へと流れ込んだ熱媒体
は、図5に矢印で示すように、他方の熱媒体出入口16
へと向かい、そこから排出される。
却/加熱板10では、多数の幅の狭い(等価直径の小さ
い)放射状流路22、32を、熱媒体が流れるようにし
たので、熱伝達率の向上、伝熱面積の向上、及び圧力損
失の低下を実現できる。例えば、放射状流路22、32
の各々の幅を1mmとすると、従来のものに比べ5倍程
度の熱伝達率を実現でき、また、伝熱面積も5倍程度を
実現できる。その結果、熱伝達能力は従来に比べ25倍
に改善できる。しかも、各放射状流路の長さが短いの
で、圧力損失は小さい。
板10では、下伝熱板14、上伝熱板15を上下に重
ね、これらの下伝熱板14、上伝熱板15(特に、その
放射状流路22、32)に流れる熱媒体の流動方向を互
いに逆方向としたことで、ウエハーチャック用冷却/加
熱板10表面温度をその中心部側と外周側とでほぼ等し
くすることができる。
4から上伝熱板15へと流れるようにしているが、上伝
熱板15から下伝熱板14へと流れるようにされる場合
もあり得る。また、X−Yテーブルは図示を省略してい
るが、X−Yテーブルは、通常、ウエハーチャック用冷
却/加熱板の下側に組み合わされる。
ャックを冷却又は加熱する熱媒体を導入あるいは排出す
るための熱媒体出入口16は、必要流量を流すことがで
きる直径を持つ配管にする必要がある。一方、ウエハー
チャックは、冷却又は加熱に要する時間の短縮や、X−
Yテーブルにおける移動のための駆動力を低減するた
め、小さな質量であることが望ましい。
ャックへの熱媒体の出入口配管の径はそれぞれの流路の
大きさ(伝熱板の厚さ)に制限されており、必要とされ
る熱媒体流量を確保するのに必要な直径の配管にする
と、その分だけウエハーチャックは厚くする必要があ
る。これは、ウエハーチャックの質量も増加することを
意味する。これに反して、ウエハーチャックを薄くする
と、熱媒体出入口16の配管径も小さくなり、必要な流
量を流せないと言う問題がある。
性や剛性に必要な最小限の厚さを確保しつつ、必要とさ
れる熱媒体流量を確保することのできる熱媒体出入口を
持つウエハーチャック用冷却/加熱板及びこれを備えた
ウエハーチャックを提供することにある。
側から外周側にかけて放射状に形成された複数の流路を
それぞれ備えた2つの伝熱板を互いに重ね合わせると共
に、上側の伝熱板の前記複数の流路と下側の伝熱板の前
記複数の流路とを前記中央部側で互いに連通させ、前記
下側の伝熱板の前記複数の流路を前記外周側から前記中
央部側へと流れた熱媒体が、前記上側の伝熱板の前記中
央部側から前記外周側へと連続的に流れ、又は前記上側
の伝熱板の前記複数の流路を前記外周側から前記中央部
側へと流れた熱媒体が、前記下側の伝熱板の前記中央部
側から前記外周側へと連続的に流れるようにしたウエハ
ーチャック用冷却/加熱板であって、各伝熱板は、板部
材上であって該板部材より小さめの領域に前記複数の流
路が放射状に形成され、しかも重ね合わされた2つの伝
熱板の周囲に側壁板が設けられていることにより、上側
及び下側の各伝熱板の外周側にはそれぞれ前記複数の流
路と連通する環状の上側外周流路、下側外周流路が形成
されており、前記側壁板には各伝熱板の前記上側外周流
路、下側外周流路とそれぞれ連通するように上側用及び
下側用の熱媒体の出入口配管が並設され、上側用及び下
側用の各出入口配管の直径を上側及び下側の両外周流路
にかかる大きさにすると共に、上側及び下側の両外周流
路を仕切っている仕切り板部材における上側用の出入口
配管に対応する領域及び下側用の出入口配管に対応する
領域にそれぞれ切り欠きを設け、上側用の出入口配管に
対応する領域の切り欠きの縁部には下側の外周流路と仕
切るための下側仕切り壁を設け、下側用の出入口配管に
対応する領域の切り欠きの縁部には上側の外周流路と仕
切るための上側仕切り壁を設けることにより、上側用及
び下側用の各出入口配管の直径を伝熱板の厚さで決まる
寸法よりも大きくできるようにしたことを特徴とするウ
エハーチャック用冷却/加熱板が提供される。
ては、前記下側の伝熱板における前記複数の流路のうち
前記下側仕切り壁に隣接する外周部分を削除し、前記上
側の伝熱板における前記複数の流路のうち前記上側仕切
り壁に隣接する外周部分を削除することが望ましい。
チャック用冷却/加熱板を備えたウエハーチャックが提
供される。
実施の形態について説明する。図1〜図3において、図
4〜図6と同じ部分には同一番号を付している。なお、
図4〜図6に示されたウエハーチャック用冷却/加熱板
は、図4から明らかなように、複数の放射状流路32を
上側に向けた下伝熱板14の上に、複数の放射状流路2
2を上側に向けた上伝熱板15を重ねるようにしてい
る。この場合、上伝熱板15の板状部材15aが、複数
の放射状流路32と22との間を仕切る仕切り板部材と
して機能する。本形態でもこのような構造の場合につい
て説明する。以下では、図4の板状部材15aに対応す
る部材を仕切り板部材80として説明する。
面側にはそれぞれ、ステンレス鋼による板部材85が設
けられている。なお、図4において下伝熱板14の下面
側の板部材11は省略され、上伝熱板15側に設けられ
るチャック機構部分は図示を省略している。
14の外周流路31、上伝熱板15の外周流路21とそ
れぞれ連通するように下側用の熱媒体出入口16a、上
側用の熱媒体出入口16bが並設されている。特に、下
側用及び上側用の熱媒体出入口16a、16bの直径を
上側及び下側の外周流路21、31にかかる大きさにす
ると共に、上側及び下側の外周流路21、31を仕切っ
ている仕切り板部材80における下側用の熱媒体出入口
16aに対応する領域及び上側用の熱媒体出入口16b
に対応する領域にそれぞれ切り欠き80a、80bを設
けている。
する領域の切り欠き80bの縁部には下側の外周流路3
1と仕切るための下側仕切り壁81aを設け、下側用の
熱媒体出入口16aに対応する領域の切り欠き80aの
縁部には上側の外周流路21と仕切るための上側仕切り
壁81bを設けている。これにより、上側用及び下側用
の熱媒体出入口16a、16bの直径を伝熱板の厚さで
決まる寸法よりも大きくできるようにしている。
数の放射状流路32のうち下側仕切り壁81aに隣接す
る外周部分を82aで示すように削除し、上伝熱板15
における複数の放射状流路22のうち上側仕切り壁81
bに隣接する外周部分を82bで示すように削除してい
る。これは、下側仕切り壁81a、上側仕切り壁81b
がある部分では、外周流路の熱媒体の流れが阻害される
可能性があるからであり、上記のような削除部分を設け
ることで熱媒体の十分な流通を確保することができる。
10における熱媒体出入口16a近傍の断面図を示す。
熱媒体出入口16aはウエハーチャック用冷却/加熱板
10の厚さ方向の中央部に設けている。
10における熱媒体出入口16b近傍の断面図を示す。
熱媒体出入口16bもウエハーチャック用冷却/加熱板
10の厚さ方向の中央部に設けている。
に、熱媒体出入口16aより流入した熱媒体は、上側仕
切り壁81bにより上側伝熱板15の外周流路21へ流
れるのを阻止されて、すべて下側伝熱板14の外周流路
31へと流れる。一方、図3に示すように、上側伝熱板
15の放射状流路22を流れてきた熱媒体は、下伝熱板
14に設けた下側仕切り壁81aにより下伝熱板14の
放射状流路32へ流出するのを阻止されて、すべて熱媒
体出入口16bへ流れる。
14から上伝熱板15へと流れる場合について説明した
が、上伝熱板15から下伝熱板14へと流れるようにさ
れる場合もある。また、熱媒体出入口を入り口用、出口
用としてそれぞれを1つずつ設けた例について説明した
が、入り口用及び出口用をそれぞれ複数設けるようにし
てもよい。この場合、複数の入口及び出口は、ケースの
側壁板12に、周方向に沿って均等に配置することが望
ましい。
上側に向けた下伝熱板14の上に、放射状流路22を上
側に向けた上伝熱板15を重ねるようにしている。この
場合、前に述べたように、上伝熱板15の板状部材15
aが放射状流路32と放射状流路22との間を仕切る仕
切り板部材80として機能している。これとは別に、放
射状流路32を上側に向けた下伝熱板14の上に、放射
状流路22を下側に向けた上伝熱板15を重ねるように
しても良い。この場合には、放射状流路32と放射状流
路22との間にこれらを仕切る仕切り板部材を設ければ
良い。この場合の仕切り板部材は、仕切り板部材80
(板状部材15a)と同様に、中央部に上下連絡流路2
3を形成するための貫通穴を持つ板が使用される。そし
て、この仕切り板部材に前に述べた切り欠きや下側仕切
り壁、上側仕切り壁が設けられることになる。
熱板及びウエハーチャックは、シリコンまたは他の半導
体ウエハーの冷却またを加熱装置の他、ウエハーエッチ
ング装置、ウエハーアッシャー装置、薄板状物体の冷却
又は加熱装置への適用が可能である。
をそれぞれ、ウエハーチャック用冷却/加熱板の厚さ方
向の中央部に設けることができ、下伝熱板、上伝熱板の
それぞれに対応させて設ける必要が無いため、熱媒体の
入り口と出口の直径は、ウエハーチャック用冷却/加熱
板の厚さ程度まで大きくすることが可能となる。これに
より、ウエハーチャックは、冷却あるいは加熱に必要な
伝熱面積を確保できる最小厚さ、及び剛性が確保できる
最小厚さまで薄くしても、熱媒体の入り口、出口の配管
の直径はウエハーチャック用冷却/加熱板の厚さ程度ま
で大きくすることが可能となり、ウエハーチャックの質
量を小さくできるうえに熱媒体を必要流量だけ流すこと
ができる。
を上板を外した状態で上から見た図である。
る一方の熱媒体出入口近傍の断面図を示す。
る他方の熱媒体出入口近傍の断面図を示す。
加熱板の分解斜視図である。
を外した状態で上から見た図である。
たウエハーチャックの断面構成図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 中央部側から外周側にかけて放射状に形
成された複数の流路をそれぞれ備えた2つの伝熱板を互
いに重ね合わせると共に、上側の伝熱板の前記複数の流
路と下側の伝熱板の前記複数の流路とを前記中央部側で
互いに連通させ、前記下側の伝熱板の前記複数の流路を
前記外周側から前記中央部側へと流れた熱媒体が、前記
上側の伝熱板の前記中央部側から前記外周側へと連続的
に流れ、又は前記上側の伝熱板の前記複数の流路を前記
外周側から前記中央部側へと流れた熱媒体が、前記下側
の伝熱板の前記中央部側から前記外周側へと連続的に流
れるようにしたウエハーチャック用冷却/加熱板であっ
て、 各伝熱板は、板部材上であって該板部材より小さめの領
域に前記複数の流路が放射状に形成され、しかも重ね合
わされた2つの伝熱板の周囲に側壁板が設けられている
ことにより、上側及び下側の各伝熱板の外周側にはそれ
ぞれ前記複数の流路と連通する環状の上側外周流路、下
側外周流路が形成されており、 前記側壁板には各伝熱板の前記上側外周流路、下側外周
流路とそれぞれ連通するように上側用及び下側用の熱媒
体の出入口配管が並設され、 上側用及び下側用の各出入口配管の直径を上側及び下側
の両外周流路にかかる大きさにすると共に、上側及び下
側の両外周流路を仕切っている仕切り板部材における上
側用の出入口配管に対応する領域及び下側用の出入口配
管に対応する領域にそれぞれ切り欠きを設け、 上側用の出入口配管に対応する領域の切り欠きの縁部に
は前記下側外周流路と仕切るための下側仕切り壁を設
け、下側用の出入口配管に対応する領域の切り欠きの縁
部には前記上側外周流路と仕切るための上側仕切り壁を
設けることにより、上側用及び下側用の各出入口配管の
直径を伝熱板の厚さで決まる寸法よりも大きくできるよ
うにしたことを特徴とするウエハーチャック用冷却/加
熱板。 - 【請求項2】 請求項1記載のウエハーチャック用冷却
/加熱板において、前記下側の伝熱板における前記複数
の流路のうち前記下側仕切り壁に隣接する外周部分を削
除し、前記上側の伝熱板における前記複数の流路のうち
前記上側仕切り壁に隣接する外周部分を削除したことを
特徴とするウエハーチャック用冷却/加熱板。 - 【請求項3】 請求項1あるいは2記載のウエハーチャ
ック用冷却/加熱板を備えたことを特徴とするウエハー
チャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315569A JP3448740B2 (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | ウエハーチャック用冷却/加熱板及びウエハーチャック |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3448740B2 JP3448740B2 (ja) | 2003-09-22 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019212775A (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板載置台及び基板検査装置 |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000315569A patent/JP3448740B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019212775A (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板載置台及び基板検査装置 |
JP7090478B2 (ja) | 2018-06-05 | 2022-06-24 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板載置台及び基板検査装置 |
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