JP2002123478A - チャットシステム、チャット情報処理装置、チャット情報処理方法、および、記録媒体 - Google Patents

チャットシステム、チャット情報処理装置、チャット情報処理方法、および、記録媒体

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JP2002123478A
JP2002123478A JP2000317102A JP2000317102A JP2002123478A JP 2002123478 A JP2002123478 A JP 2002123478A JP 2000317102 A JP2000317102 A JP 2000317102A JP 2000317102 A JP2000317102 A JP 2000317102A JP 2002123478 A JP2002123478 A JP 2002123478A
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chat room
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智 上條
Tetsuo Takakura
鉄夫 高倉
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1813Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
    • H04L12/1818Conference organisation arrangements, e.g. handling schedules, setting up parameters needed by nodes to attend a conference, booking network resources, notifying involved parties

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が自己の嗜好等に合致するチャットル
ームを容易に選択することのできる、チャットシステム
等を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかるチャットシステムは、サ
ーバ装置1とクライアント装置2とをインターネット3
を介して通信可能に接続して構成されたチャットシステ
ムであって、チャットルーム内での発言内容を抽出する
発言内容抽出処理部15eと、この発言内容をチャット
ルーム毎または利用者毎に格納する発言内容DB12
と、この発言内容に基づいて、利用者がチャットルーム
を選択する際に参考にする参考情報を生成する検索処理
部15hと、この参考情報を利用者に通知する通信制御
インターフェース14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Web上で行なわ
れるチャットの利便性を向上させるための、チャットシ
ステム、チャット情報処理装置、チャット情報処理方
法、および、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット技術の発達に伴
い、このインターネット技術を利用して複数の人が相互
にコミュニケーションを図るためのコミュニケーション
システムが広く普及してきている。このようなインター
ネットによる一般的なコミュニケーションシステムとし
ては、文字データや画像データ等をサーバ装置を介して
電子配信する電子メール、あるいは、仮想的な対話室
(チャットルーム)において利用者が相互に対話を行う
ことのできるチャットがある。
【0003】この中でも、チャットは、クライアント装
置を介して入力された対話文章が、チャットルームを構
成するWebページ(チャットページ)に即座に反映さ
れる点において、リアルタイム性に優れており、仮想的
な対話空間として優れたものである。このような利点を
有するため、チャットの利用者は急速に増えてきてお
り、また、チャット環境を提供するWebサイトの数
や、各Webサイト内で開設されるチャットルームの数
も、日増しに増加している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに多くのチャットルームが開設されているという現状
下において、利用者は、自己が参加するチャットルーム
を選択することが困難になっている。すなわち、従来、
チャットを提供しているWebサイトでは、各チャット
ルームで行なわれている対話内容を示すルーム名やテー
マ、あるいは、各チャットルームにおけるその時点の参
加人数を表示しており、利用者は、これらルーム名等を
参照して、自己が参加するチャットルームを選択してい
た。しかし、多数のチャットルームが開設されている場
合、全てのルーム名等を見ること自体が困難であり、ル
ーム名等に基づいてチャットルームを選択することは難
しいという問題があった。
【0005】特に、各チャットルームの対話内容は随時
変化するため、ルーム名等が利用者の興味に一致した場
合であっても、その時点における対話内容が利用者にと
って興味ある内容であるとは限らない。したがって、チ
ャットルームの適否を判断するためには、実際に各チャ
ットルームに入ってみる必要があり、無駄なログイン/
ログアウトを繰り返すことになるため、無駄な時間等が
発生することになる。
【0006】また、利用者は、過去に参加したチャット
ルームが自己の好みに合っていた場合でも、この過去の
チャットルームが開設されているWebページのURL
(Uniform Resource Locator)や、このチャットルームの
ルーム名等を覚えているとは限らない。また、URL等
を覚えている場合であっても、チャットルーム自体が各
利用者の任意で開設または閉鎖される可能性があるた
め、このチャットルームがその時点で開設されているか
否かは判らない。このため、結局は、実際に各チャット
ルームに入ってみる必要があり、上述のように無駄な時
間が生ずることが避けられない。
【0007】これらのことから明らかなように、膨大な
数のチャットルームが開設されている今日において、各
利用者が自己の嗜好等に合致するチャットルームを容易
に選択することができる、これまでにない新たな選択手
段を提供することが切望されていた。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、利用者が自己の嗜好等に合致するチャットルームを
容易に選択することのできる、チャットシステム、チャ
ット情報処理装置、チャット情報処理方法、および、記
録媒体を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載のチャットシステムは、チャッ
トの利用者の情報端末装置と、チャットに関する情報の
処理を行うチャット情報処理装置とを、ネットワークを
介して通信可能に接続して構成されたチャットシステム
であって、上記チャット情報処理装置には、上記利用者
から上記情報端末装置を介して送信された、各チャット
ルーム内での発言内容を抽出する発言内容抽出処理手段
と、上記発言内容抽出処理手段にて抽出された発言内容
を、当該発言が行なわれたチャットルーム毎または当該
発言を行なった利用者毎に格納する発言内容格納手段
と、上記発言内容格納手段にて格納された発言内容に基
づいて、上記各利用者がチャットルームを選択する際に
参考にする参考情報を生成する参考情報生成手段と、上
記参考情報生成手段にて生成された参考情報を上記利用
者の上記情報端末装置に通知する通知手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】このシステムによれば、各チャットルーム
内での発言内容が抽出されて、チャットルーム毎または
利用者毎に格納され、この発言内容に基づいて、各利用
者がチャットルームを選択する際に参考にする参考情報
が生成されて、利用者に通知される。したがって、各利
用者は、チャットルームにおけるこれまでの発言内容に
基づいてチャットルームを選択することができ、その選
択を容易かつ迅速に行うことができる。
【0011】また、本発明はチャット情報処理装置に関
するものであり、請求項2に記載のチャット情報処理装
置は、チャットの利用者の情報端末装置にネットワーク
を介して通信可能に接続され、チャットに関する情報の
処理を行うチャット情報処理装置であって、上記利用者
から上記情報端末装置を介して送信された、各チャット
ルーム内での発言内容を抽出する発言内容抽出処理手段
と、上記発言内容抽出処理手段にて抽出された発言内容
を、当該発言が行なわれたチャットルーム毎または当該
発言を行なった利用者毎に格納する発言内容格納手段
と、上記発言内容格納手段にて格納された発言内容に基
づいて、上記各利用者がチャットルームを選択する際に
参考にする参考情報を生成する参考情報生成手段と、上
記参考情報生成手段にて生成された参考情報を上記利用
者の上記情報端末装置に通知する通知手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0012】この装置によれば、各チャットルーム内で
の発言内容が抽出されて、チャットルーム毎または利用
者毎に格納され、この発言内容に基づいて、各利用者が
チャットルームを選択する際に参考にする参考情報が生
成されて、利用者に通知される。したがって、各利用者
は、チャットルームにおけるこれまでの発言内容に基づ
いてチャットルームを選択することができ、その選択を
容易かつ迅速に行うことができる。
【0013】また、請求項3に記載のチャット情報処理
装置は、請求項2に記載のチャット情報処理装置におい
て、上記発言内容格納手段にて格納される発言内容を、
上記発言内容抽出処理手段にて抽出された発言内容に対
して言語解析を行うことによって、有意性の高い発言内
容のみに限定する発言内容意味限定手段を備えることを
特徴とする。
【0014】この装置によれば、発言内容に対して言語
解析が行なわれ、有意性の高い発言内容のみが発言内容
格納手段に格納される。したがって、効果音的や顔文字
等のな発言内容のように、チャットルームの内容を判断
するために参考にならない情報を除外して参考情報を生
成することができる。このため、格納や検索等の対象と
なるデータ数を減らして、システム負荷を低減でき、効
率的に迅速な検索を行うことができる。
【0015】また、請求項4に記載のチャット情報処理
装置は、請求項2または3に記載のチャット情報処理装
置において、上記発言内容格納手段にて格納される発言
内容を、その時点における直近の所定時間以内の発言内
容のみに限定する発言内容時間限定手段を備えることを
特徴とする。
【0016】この装置によれば、その時点における直近
の所定時間以内の発言内容のみが発言内容格納手段に格
納される。したがって、発言されてから既にある程度の
時間が経過していてチャットルームの内容を判断するた
めに参考にならない情報を除外して参考情報を生成する
ことができる。このため、格納や検索等の対象となるデ
ータ数を減らして、システム負荷を低減でき、効率的に
迅速な検索を行うことができる。
【0017】また、請求項5に記載のチャット情報処理
装置は、請求項2〜4のいずれか一つに記載のチャット
情報処理装置において、上記参考情報生成手段は、上記
各利用者から上記情報端末装置を介して送信されたキー
ワードに基づいて、上記発言内容格納手段にて格納され
た発言内容に対する検索を行ない、この検索結果を上記
参考情報とする検索処理手段を備えることを特徴とす
る。
【0018】この装置によれば、利用者から情報端末装
置を介して送信されたキーワードに基づいて、発言内容
格納手段にて格納された発言内容に対する検索が行なわ
れ、この検索結果が参考情報として利用者に提示され
る。したがって、利用者は、過去の発言内容に対するキ
ーワード検索を行うことができ、自己の嗜好に合致する
チャットルーム等を容易かつ迅速に選択することができ
る。
【0019】また、請求項6に記載のチャット情報処理
装置は、請求項2〜5のいずれか一つに記載のチャット
情報処理装置において、上記参考情報生成手段は、上記
発言内容格納手段にて各利用者毎に格納された発言内容
に基づいて、上記発言内容格納手段にて各チャットルー
ム毎に格納された発言内容に対する検索を行ない、この
検索結果を上記参考情報とする第2の検索処理手段を備
えることを特徴とする。
【0020】この装置によれば、利用者の過去の発言内
容に基づいて、発言内容格納手段にて格納された発言内
容に対する検索が行なわれ、この検索結果が参考情報と
して利用者に提示される。したがって、利用者は、自己
の発言内容に合致するチャットルーム等を自動的に、ま
た、容易かつ迅速に選択することができる。特にこの場
合には、利用者の過去の発言内容が自動的に蓄積されて
検索キーワードとして利用されるので、利用者自身も意
識しなかった嗜好性に合致したチャットルームが選択さ
れる可能性があり、また、利用者にとっては、キーワー
ドを入力する手間が省かれるという利点がある。
【0021】また、請求項7に記載のチャット情報処理
装置は、請求項2〜6のいずれか一つに記載のチャット
情報処理装置において、上記参考情報生成手段は、上記
発言内容格納手段にて各チャットルーム毎に格納された
発言内容の全部または一部を抽出し、この発言内容自体
を上記参考情報とする参考情報抽出処理手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0022】この装置によれば、発言内容格納手段にて
各チャットルーム毎に格納された発言内容の全部または
一部が抽出され、参考情報として利用者に提示される。
したがって、利用者は、自らチャットルームにログイン
等しなくても、その内容を閲覧することができるので、
自己の嗜好に合致するチャットルーム等を容易かつ迅速
に選択することができる。
【0023】また、請求項8に記載のチャット情報処理
装置は、チャットの利用者の情報端末装置にネットワー
クを介して通信可能に接続され、チャットに関する情報
の処理を行うチャット情報処理装置であって、上記利用
者が参加したチャットルームを特定するための情報を抽
出する参加履歴抽出処理手段と、上記参加履歴抽出処理
手段にて抽出された情報を、チャットルームに参加した
利用者毎に格納する参加履歴格納手段と、上記参加履歴
格納手段にて格納された情報に基づいて、上記各利用者
がチャットルームを選択する際に参考にする参考情報を
生成する参考情報生成手段と、上記参考情報生成手段に
て生成された参考情報を上記利用者の上記情報端末装置
に通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】この装置によれば、利用者が過去に参加し
たチャットルームを特定するための情報が利用者毎に格
納され、この情報に基づいて参考情報が生成されて、利
用者に提示される。したがって、利用者は、自己がこれ
までに参加したチャットルームを憶えていないような場
合においても、このチャットルームに容易に参加するこ
とができる。
【0025】また、請求項9に記載のチャット情報処理
装置は、請求項8に記載のチャット情報処理装置におい
て、上記参加履歴格納手段にて格納される情報を、その
時点における直近の所定の参加回数分の情報のみに限定
する参加回数限定手段を備えることを特徴とする。
【0026】この装置によれば、利用者が参加したチャ
ットルームを特定するための情報が、その時点における
直近の所定の参加回数分の情報のみに限定される。した
がって、参加してから既にある程度の時間が経過してい
てチャットルームの内容を判断するために参考にならな
い情報を除外して参考情報を生成することができる。こ
のため、格納や検索等の対象となるデータ数を減らし
て、システム負荷を低減でき、効率的に迅速な検索を行
うことができる。
【0027】また、請求項10に記載のチャット情報処
理装置は、請求項8または9に記載のチャット情報処理
装置において、上記参考情報生成手段は、利用者の各チ
ャットルームへの参加頻度を算定し、この参加頻度に基
づいて、上記利用者に通知する参考情報を限定すること
を特徴とする。
【0028】この装置によれば、利用者が参加したチャ
ットルームを特定するための情報が、利用者が所定頻度
以上で参加したチャットルームの情報のみに限定され
る。したがって、1回だけ参加したチャットルームや、
ごく稀にしか参加しよいようなチャットルームに関する
情報を除外して参考情報を生成することができる。この
ため、格納や検索等の対象となるデータ数を減らして、
システム負荷を低減でき、効率的に迅速な検索を行うこ
とができる。
【0029】また、請求項11に記載のチャット情報処
理装置は、請求項8〜10のいずれか一つに記載のチャ
ット情報処理装置において、上記参考情報生成手段は、
上記参考情報に対する所定の重み付けを行ない、この重
み付けの結果に基づいて、上記利用者に通知する参考情
報を限定することを特徴とする。
【0030】この装置によれば、参考情報に対する所定
の重み付けが行なわれ、この重み付けの結果に基づい
て、利用者に通知する参考情報が限定される。したがっ
て、利用者が参加したチャットルームを特定するための
情報のうち、利用者にとって重要性の高い情報が優先的
に提示されるので、参考情報の有効性を一層高めること
ができる。
【0031】また、請求項12に記載のチャット情報処
理装置は、請求項8〜11のいずれか一つに記載のチャ
ット情報処理装置において、上記参考情報生成手段は、
その時点において開設されているチャットに関する情報
のみを参考情報とすることを特徴とする。
【0032】この装置によれば、その時点において開設
されているチャットに関する情報のみが参考情報として
利用者に提示される。したがって、チャットルームが動
的に生成等され頻繁に移り変わるような状況下において
も、その時点において有効な参考情報を提示することが
できる。
【0033】また、請求項13に記載のチャット情報処
理装置は、チャットの利用者の情報端末装置にネットワ
ークを介して通信可能に接続され、チャットに関する情
報の処理を行うチャット情報処理装置であって、開設さ
れたチャットルームの開設履歴に関する情報を抽出する
開設履歴抽出処理手段と、上記開設履歴抽出処理手段に
て抽出された情報を、チャットルーム毎に格納する開設
履歴格納手段と、上記開設履歴格納手段にて格納された
情報に基づいて、上記チャットルームが開設される時間
に関する参考情報を生成する参考情報生成手段と、上記
参考情報生成手段にて生成された参考情報を上記利用者
の上記情報端末装置に通知する通知手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0034】この装置によれば、開設されたチャットル
ームの開設履歴に関する情報がチャットルーム毎に格納
され、この開設履歴に基づいて、チャットルームが開設
される時間に関する参考情報が生成され、利用者に提示
される。したがって、過去のチャットルームに関する情
報以外にも、その時点において未開設のチャットルーム
についての情報を提示することができるので、利用者
は、チャットルームへの参加予定等を容易かつ迅速に決
定することができる。
【0035】また、本発明はチャット情報処理方法に関
するものであり、請求項14に記載のチャット情報処理
方法は、チャットの利用者の情報端末装置にネットワー
クを介して通信可能に接続されたチャット情報処理装置
において、チャットに関する情報の処理を行うチャット
情報処理方法であって、上記利用者から上記情報端末装
置を介して送信された、各チャットルーム内での発言内
容を抽出する発言内容抽出処理工程と、上記発言内容抽
出処理工程において抽出された発言内容を、当該発言が
行なわれたチャットルーム毎または当該発言を行なった
利用者毎に上記チャット情報処理装置に格納する発言内
容格納工程と、上記発言内容格納工程において格納され
た発言内容に基づいて、上記各利用者がチャットルーム
を選択する際に参考にする参考情報を生成する参考情報
生成工程と、上記参考情報生成工程において生成された
参考情報を上記利用者の上記情報端末装置に通知する通
知工程とを備えたことを特徴とする。
【0036】この方法によれば、各チャットルーム内で
の発言内容が抽出されて、チャットルーム毎または利用
者毎に格納され、この発言内容に基づいて、各利用者が
チャットルームを選択する際に参考にする参考情報が生
成されて、利用者に通知される。したがって、各利用者
は、チャットルームにおけるこれまでの発言内容に基づ
いてチャットルームを選択することができ、その選択を
容易かつ迅速に行うことができる。
【0037】また、請求項15に記載のチャット情報処
理方法は、チャットの利用者の情報端末装置にネットワ
ークを介して通信可能に接続されたチャット情報処理装
置において、チャットに関する情報の処理を行うチャッ
ト情報処理方法であって、上記利用者が参加したチャッ
トルームを特定するための情報を抽出する参加履歴抽出
処理工程と、上記参加履歴抽出処理工程において抽出さ
れた情報を、チャットルームに参加した利用者毎に上記
チャット情報処理装置に格納する参加履歴格納工程と、
上記参加履歴格納工程において格納された情報に基づい
て、上記各利用者がチャットルームを選択する際に参考
にする参考情報を生成する参考情報生成工程と、上記参
考情報生成工程において生成された参考情報を上記利用
者の上記情報端末装置に通知する通知工程とを備えたこ
とを特徴とする。
【0038】この方法によれば、利用者が過去に参加し
たチャットルームを特定するための情報が利用者毎に格
納され、この情報に基づいて参考情報が生成されて、利
用者に提示される。したがって、利用者は、自己がこれ
までに参加したチャットルームを憶えていないような場
合においても、このチャットルームに容易に参加するこ
とができる。
【0039】また、請求項16に記載のチャット情報処
理方法は、チャットの利用者の情報端末装置にネットワ
ークを介して通信可能に接続されたチャット情報処理装
置において、チャットに関する情報の処理を行うチャッ
ト情報処理方法であって、開設されたチャットルームの
開設履歴に関する情報を抽出する開設履歴抽出処理工程
と、上記開設履歴抽出処理工程において抽出された情報
を、チャットルーム毎に上記チャット情報処理装置に格
納する開設履歴格納工程と、上記開設履歴格納工程にお
いて格納された情報に基づいて、上記チャットルームが
開設される時間に関する参考情報を生成する参考情報生
成工程と、上記参考情報生成工程において生成された参
考情報を上記利用者の上記情報端末装置に通知する通知
工程とを備えたことを特徴とする。
【0040】この方法によれば、開設されたチャットル
ームの開設履歴に関する情報がチャットルーム毎に格納
され、この開設履歴に基づいて、チャットルームが開設
される時間に関する参考情報が生成され、利用者に提示
される。したがって、過去のチャットルームに関する情
報以外にも、その時点において未開設のチャットルーム
についての情報を提示することができるので、利用者
は、チャットルームへの参加予定等を容易かつ迅速に決
定することができる。
【0041】また、本発明は記録媒体に関するものであ
り、請求項17に記載の記録媒体は、上記請求項14〜
16のいずれか一つに記載されたチャット情報処理方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0042】この記録媒体によれば、当該記録媒体に記
録されたプログラムをコンピュータに読み取らせて実行
することによって、請求項14〜16のいずれか一つに
記載されたチャット情報処理方法をコンピュータを利用
して実現することができ、これら各方法と同様の効果を
得ることができる。
【0043】ここで、「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁
気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD
−ROM、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」や、
各種コンピュータシステムに内蔵されるROM、RA
M、HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるいは、
LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワ
ークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬
送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒
体」を含むものとする。
【0044】また、「プログラム」とは、任意の言語や
記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソース
コードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating System)に代表される
別個のプログラムと協働してその機能を達成するものを
も含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録
媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あ
るいは、読み取り後のインストール手順等については、
周知の構成や手順を用いることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態1〜
5にかかるチャットシステム(以下、本システム)、チ
ャット情報処理装置、チャット情報処理方法、および、
記録媒体の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、これら実施の形態1〜5によりこの発明が限
定されるものではない。
【0046】(実施の形態1) (全体の概要)まず、実施の形態1について説明する。
図1は本システムの全体構成を示すブロック図である。
本システムは、図1に示すように、チャット情報処理装
置であるサーバ装置1と、情報端末装置である複数のク
ライアント装置2とを、インターネット3を介して通信
可能に接続して構成されている。以下、本システムの概
要について説明し、その後、本システムの構成および処
理等の詳細について説明する。
【0047】本システムにおいて、サーバ装置1には複
数のチャットルームを構成する複数のWebページのデ
ータ(Webデータ)や、チャットの利用案内等の各種
のWebデータが格納されている。そして、本システム
の会員として登録されている利用者は、クライアント装
置2を介してサーバ装置1にアクセスし、Webデータ
をダウンロードすることによって、チャットの利用案内
を閲覧したり、チャットに参加することができる。ここ
で、利用者は、複数のチャットルームのうち、一または
複数のチャットルームを選択して参加することができ、
この際には利用者に対して、チャットルームの選択の参
考になる参考情報が提示される。
【0048】本実施の形態における参考情報は、概略的
に、チャットルームでの発言内容に対して、利用者がキ
ーワード検索を行うことによって得られる検索結果であ
る。このことにより、利用者は、チャットルームで実際
に行なわれている発言内容に基づいて、自己の嗜好に合
致するチャットルームを選択することができる。
【0049】特に、この時に検索対象となる発言内容
は、所定基準に基づいて選択された発言内容である。こ
の選択基準としては、発言内容的基準と、時間的基準と
がある。発言内容的基準としては、発言内容に対する言
語解析を行い、意味のある発言内容のみを抽出して検索
対象とすることが挙げられる。このことにより、効果音
的な発言内容や顔文字等、チャットルームにおける対話
内容を判断する上において意味のない発言内容を検索対
象から除外することができ、検索の実効性を高めること
ができる。また、時間的基準としては、利用者が検索を
行う時点を基準として、直近の所定時間以内に発言され
た発言内容のみを検索対象とすることが挙げられる。こ
のことにより、既にかなりの時間が経過していて現在の
発言内容からかけ離れている可能性のある発言内容を、
検索対象から除外することができ、検索の実効性を高め
ることができる。
【0050】(システム構成―サーバ装置1)次に、こ
のようなチャット環境を構築するためのシステムの構成
について説明する。まず、サーバ装置1の構成について
説明する。図1においてサーバ装置1は、概略的に、会
員DB(DB=データベース)10、チャットルームD
B11、発言内容DB12、WebDB13、通信制御
IF(IF=インターフェース)14、および、制御部
15を備えて構成されており、これら各部は任意の通信
路を介して通信可能に接続されている。さらに、このサ
ーバ装置1は、ルータ等の図示しない通信装置および専
用線を介して、インターネット3に通信可能に接続され
ている。なお、各DBへのアクセスは実際にはDBMS
(Database ManagementSystem)を介して行なわれるが、
このDBMSについては省略する。
【0051】これらサーバ装置1の各構成要素のうち、
会員DB10は、本システムの会員として登録された利
用者に関する情報を格納するための利用者情報格納手段
である。この会員DB10に格納される具体的な情報
は、例えば、図2に示すように、各利用者を一意に識別
するための利用者ID、各利用者の認証を行うためのパ
スワード、各利用者の氏名、および、各利用者の住所を
相互に関連付けて構成されている。なお、利用者に関す
る情報としては、上記の情報の他にも、利用者の属性を
特定するための任意の情報を格納することができ、例え
ば、利用者の年齢、性別、職業、出身地、趣味等を格納
することができる。
【0052】また、チャットルームDB11は、その時
点において開設されているチャットルームに関する情報
を格納するためのチャットルーム情報格納手段である。
このチャットルームDB11に格納される具体的な情報
は、例えば、図3に示すように、各チャットルームを一
意に識別するためのチャットルームID、各チャットル
ームを構成するWebページのURL、各チャットルー
ムのルーム名、各チャットルームに参加している利用者
の利用者ID、および、各利用者の発言内容(例えば、
テキストデータ)を相互に関連付けて構成されている。
【0053】また、発言内容DB12は、その時点にお
いて開設されている各チャットルーム内での発言内容
を、当該発言が行なわれたチャットルーム毎に格納する
発言内容格納手段である。この発言内容DB12に格納
される具体的な情報は、例えば、図4に示すように、各
チャットルームのチャットルームID、各チャットルー
ムの発言内容、および、各発言内容が格納された時間を
示すタイムスタンプを相互に関連付けて構成されてい
る。ここで、発言内容DB12に格納される発言内容
は、チャットルームDB11に格納される発言内容のう
ち、上述の時間的基準および発言内容に基づく基準に従
って選択された発言内容である。
【0054】また、WebDB13には、クライアント
装置2に対して送信するための各種のWebデータが記
憶されている。このWebデータとしては、後述する会
員専用画面やチャットの初期画面を表示するためのデー
タ等があり、これらデータは、例えば、HTMLやXM
Lにて記述されたテキスト・ファイルとして形成されて
いる。この他、WebDB13には、必要に応じて、ク
ライアント装置2に送信するための音声をWAVE形式やAI
FF形式の如き音声ファイルで格納したり、静止画や動画
をJPEG形式やMPEG2形式の如き画像ファイルで格納する
ことができる。また、図1において、通信制御IF14
は、サーバ装置1とインターネット3(またはルータ等
の通信装置)との間における通信制御を行うものであ
り、検索処理部15hにて生成された参考情報(検索結
果)をクライアント装置2に通知する通知手段である。
【0055】また、図1において、制御部15は、機能
概念的に、要求解釈部15a、閲覧処理部15b、認証
処理部15c、チャット処理部15d、発言内容抽出処
理部15e、言語解析部15f、発言内容更新処理部1
5g、および、検索処理部15hを備えて構成されてい
る。
【0056】このうち、要求解釈部15aは、クライア
ント装置2からの要求内容を解釈し、その解釈結果に応
じて制御部15の他の各部に処理を受け渡す要求解釈手
段である。また、閲覧処理部15bは、クライアント装
置2からの各種画面の閲覧要求を受けて、これら画面の
Webデータの生成や送信を行う閲覧処理手段である。
また、認証処理部15cは、クライアント装置2からの
認証要求を受けて、この認証判断を行う認証処理手段で
ある。
【0057】また、チャット処理部15dは、チャット
ページのWebデータの生成や、チャットに参加してい
る利用者の管理等、チャットの運用に関する処理を行う
ためのチャット処理手段である。また、発言内容抽出処
理部15eは、各チャットルーム内での発言内容を抽出
して発言内容DB12に格納する発言内容抽出処理手段
である。また、言語解析部15fは、発言内容DB12
にて格納される発言内容を、発言内容抽出処理部15e
にて抽出された発言内容に対して言語解析を行うことに
よって、有意性の高い発言内容のみに限定する発言内容
意味限定手段である。また、発言内容更新処理部15g
は、発言内容DB12にて格納される発言内容を、その
時点における直近の所定時間以内の発言内容のみに限定
する発言内容時間限定手段である。
【0058】そして、検索処理部15hは、発言内容D
B12にて格納された発言内容に基づいて、利用者がチ
ャットルームを選択する際に参考にする参考情報を生成
する参考情報生成手段であり、本実施の形態において
は、各利用者からクライアント装置2を介して送信され
たキーワードに基づいて、発言内容DB12にて格納さ
れた発言内容に対する検索を行ない、この検索結果を上
記参考情報とする検索処理手段である。なお、これら各
部によって行なわれる処理の詳細については、後述す
る。
【0059】さて、これまでにサーバ装置1の構成につ
いて説明したが、図示の各構成要素は機能概念的なもの
であり、必ずしも物理的に図示の如く構成されているこ
とを要しない。例えば、サーバ装置1の各サーバが備え
る処理機能、特に制御部15にて行なわれる各処理機能
については、その全部または任意の一部を、CPU(Cen
tral Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行
されるプログラムにて実現することができ、あるいは、
ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現する
ことも可能である。なお、プログラムは、図示しない本
記録媒体に記憶されており、必要に応じてサーバ装置1
に機械的に読み取られる。
【0060】さらに、サーバ装置1の分散・統合の具合
的形態は図示のものに限られず、その全部または一部
を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または
物理的に分散・統合して構成することができる。例え
ば、WebDB13はWebサーバ装置1として独立に
構成してもよく、あるいは、チャットルームDB11と
発言内容DB12とを1つのDBとして一体構成しても
よい。なお、実際のサーバ装置1の構成機能としては、
さらにファイアウォールサーバやDNS(Domain Name
System)サーバの機能を付加することができるが、これ
らについては公知の構成を適用することができるので、
その説明を省略する。
【0061】(システム構成−利用者のクライアント装
置2)次に、利用者のクライアント装置2の構成につい
て説明する。図1に示すように、クライアント装置2
は、概略的には、制御部20、ROM21、RAM2
2、HD23、入力装置24、出力装置25、入出力制
御IF26、および、通信制御IF27を備えて構成さ
れており、これら各部がバスを介してデータ通信可能に
接続されている。このクライアント装置2は、たとえ
ば、パーソナルコンピュータやワークステーション、家
庭用ゲーム機、インターネットTV、PDA(Personal
Digital Assistant)、あるいは、携帯電話やPHS(Pe
rsonal Handy Phone System)の如き移動体通信端末によ
って実現することができる。
【0062】このクライアント装置2の制御部20は、
Webブラウザ20aを備えて構成されている。このW
ebブラウザ20aは、基本的には、Webデータを解
釈して、後述するモニタ25に表示させる表示制御(ブ
ラウズ処理)を行うものである。
【0063】この制御部20は、その全部または任意の
一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプ
ログラムにて実現することができる。すなわち、ROM
21またはHD23には、OS(Operating System)と
協動してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコ
ンピュータプログラムが記憶されている。このコンピュ
ータプログラムは、RAM22にロードされることによ
って実行され、CPUと協動して制御部20を構成す
る。
【0064】しかしながら、このコンピュータプログラ
ムは、クライアント装置2に対して任意のインターネッ
ト3を介して接続されたアプリケーションプログラムサ
ーバに記憶されてもよく、必要に応じてその全部または
一部をダウンロードすることも可能である。このあるい
は、各制御部20の全部または任意の一部を、ワイヤー
ドロジック等によるハードウェアとして実現することも
可能である。
【0065】また、入力装置24としては、キーボー
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタ25も、マウスと協働してポイン
ティングディバイス機能を実現する。また、出力装置2
5としては、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピ
ーカを用いることができる(なお、以下においては出力
装置25をモニタ25として記載する)。
【0066】このように構成されたクライアント装置2
は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線を介
して、あるいは、専用線を介して、インターネット3に
接続されており、所定の通信規約(たとえば、TCP/
IPインターネットプロトコル)に従ってサーバ装置1
にアクセスすることができる。
【0067】(ネットワーク)なお、これらサーバ装置
1とクライアント装置2とを接続するネットワークとし
ては、上述したインターネット3に限られず、任意のネ
ットワークを利用することができる。例えば、限定され
たエリア内でLAN、WANあるいはパソコン通信網を
用いて、本システムを構築することができる。また、そ
の他にも、地上波、CATV、CS、BS、あるいは、
ISDB(Integrated Services Digital Broadcastin
g)を用いて、各種データを送受信することができる。す
なわち、ネットワークには、有線ネットワークのみなら
ず、これら無線・通信ネットワークを含めることができ
る。
【0068】(本システムにおける処理)次に、このよ
うに構成された本システムを用いて行なわれる処理の詳
細について説明する。この処理は、チャットで対話を行
う際の基本処理、チャットにおける発言内容をチャット
ルーム毎に格納する発言内容格納処理、格納された発言
内容を更新する発言内容更新処理、および、利用者がチ
ャットに参加する際にその検索を行う検索処理に大別さ
れる。
【0069】(チャットで対話を行う際の基本処理)ま
ず、チャットで対話を行う際の基本処理について説明す
る。ただし、この処理自体は公知のチャットシステムに
おける処理と同様に行うことができるので、ここではそ
の概要を述べる。また、前提として、各利用者は任意の
方法で本システムに対する会員として登録されており、
利用者ID、パスワード、氏名、および、住所が、会員
DB10に既に格納されているものとする。
【0070】まず、各利用者は、クライアント装置2の
Webブラウザ20aの入力欄に、本システムの初期画
面に対応する所定のURLを入力する。そして、画面更
新を指示すると、Webブラウザ20aは、このURL
を通信制御IF27を介して所定の通信規約にて送信
し、このURLに基づくルーティングによってサーバ装
置1に対する初期画面の送信要求を行う。一方、サーバ
装置1の要求解釈部15aは、クライアント装置2から
の送信有無を監視しており、送信を受けると、その内容
を解析し、その結果に応じて当該制御部15内の各部に
処理を移す。送信の内容が初期画面の送信要求である場
合には、閲覧処理部15bの制御下において、WebD
B13から初期画面を表示するためのWebデータを取
得し、このWebデータを通信制御IF14を介してク
ライアント装置2に送信する。
【0071】このクライアント装置2は、サーバ装置1
からのWebデータを通信制御IF27を介して受信
し、このデータをWebブラウザ20aにて解釈するこ
とにより、モニタ25に初期画面を表示する(以下、ク
ライアント装置2からサーバ装置1への画面要求と、サ
ーバ装置1からクライアント装置2へのWebデータの
送信、および、クライアント装置2におけるWebペー
ジの表示はほぼ同様に行われるものとし、以下ではその
詳細を省略する)。
【0072】この初期画面は任意に構成することができ
るためにその図示は省略するが、この画面には各種のメ
ニューを選択するためのリンクボタンが設けられてお
り、利用者が入力装置24を介してリンクボタンを選択
すると、要求内容を特定するための識別子(環境変数)
がサーバ装置1に送信される。そして、サーバ装置11
の要求解釈部15aは、この識別子を解析することによ
って、クライアント装置2からの要求の内容を解析する
(クライアント装置2からサーバ装置1への要求内容の
識別については、以下の処理においてもほぼ同様に行わ
れるものとし、以下ではその詳細を省略する)。
【0073】この要求内容がログオン要求である場合、
閲覧処理部15bは、WebDB13から認証画面のW
ebデータを呼び出し、このWebデータをクライアン
ト装置2に送信する。この結果、認証画面がモニタ25
に表示される。この画面は利用者に認証を行うための情
報の入力を行なってもらうための画面であり、この画面
において、利用者が自己の利用者IDおよびパスワード
を入力すると、これらの情報が要求解釈部15aから認
証処理部15cに受け渡される。この認証処理部15c
は、これらの情報を会員DB10に格納された利用者I
Dおよびパスワードと比較することにより、利用者の認
証を行う。そして、認証を認める場合には、その旨を閲
覧処理部15bに受け渡す。すると、閲覧処理部15b
は、会員専用画面のWebデータをWebDB13から
呼び出してクライアント装置2に送信し、この結果、会
員専用画面がモニタ25に表示される。
【0074】この会員専用画面は任意に構成することが
できるためにその図示は省略するが、この画面には、会
員である利用者が利用することのできるサービスのメニ
ューが表示されており、利用者がチャットメニューを選
択することによって、チャットサービスが開始される。
具体的には、閲覧処理部15bによって、チャットの初
期画面のWebデータがWebDB13から呼び出さ
れ、クライアント装置2に送信される。
【0075】このチャットの初期画面は、利用者に参加
したいチャットルールを選択してもらうための画面であ
り、図8に例示するように、その時点において開設され
ているチャットルームの一覧MA−1と、チャットルー
ムの検索を行うためのキーワードを入力する入力欄MA
−2と、この検索の実行を指示するための検索ボタンM
A−3とを備えて構成されている。ここで、チャットル
ームの一覧MA−1は、チャットルームDB11から呼
び出したチャットルーム名およびURLを用いて表示さ
れる。なお、入力欄MA−2および検索ボタンMA−3
については、後述の検索処理において説明する。
【0076】そして、利用者がチャットルームの一覧M
A−1から任意のチャットルームを選択すると、このチ
ャットルームのチャットページのWebデータがサーバ
装置1からクライアント装置2に送信され、チャットペ
ージがモニタ25に表示される。このチャットページは
任意に構成することができるためにその図示は省略する
が、このチャットページには、発言内容を入力するため
の入力欄と、送信を指示するための送信ボタンとが設け
られており、利用者が入力装置24を介して発言内容を
入力欄に入力し、送信ボタンを選択すると、この発言内
容のデータがサーバ装置1に送信される。
【0077】一方、サーバ装置1においては、その時点
において開設されているチャットルームのチャットルー
ムID、URL、および、ルーム名がチャットルームD
B11に格納されている。そして、クライアント装置2
にてチャットルームが選択されると、チャット処理部1
5dは、この利用者の利用者IDをチャットルームDB
11に、チャットルームIDに関連付けて格納する。ま
た、チャット処理部15dは、クライアント装置2から
発言内容のデータが送信されると、このデータを用いて
チャットルームDB11の発言内容を更新する。
【0078】各クライアント装置2に表示されているチ
ャットページの更新は、例えば、チャットページを構成
するHTML中に記述されたMETAタグのRefresh機
能を使って、一定間隔で同ページを読み直すようにする
ことによって自動的に行われる。以降、このようにし
て、発言内容はチャットページにほぼリアルタイムで反
映され、利用者は仮想的な対話を行うことができる。以
降、チャットルームへの参加が終了するまで、同様の処
理が行なわれる。
【0079】(発言内容格納処理)次に、発言内容格納
処理について説明する。この処理は、上述のチャットの
基本処理が行なわれている際、自動的に行なわれる。こ
の処理のフローチャートを図5に示す。この図5に示す
ように、この処理において、サーバ装置1の発言内容抽
出処理部15eは、クライアント装置2から送信される
発言内容の有無を監視している(ステップSA−1)。
そして、発言内容抽出処理部15eは、新規の発言内容
がある場合には、この発言内容を抽出し、これを言語解
析部15fに受け渡す(ステップSA−2)。
【0080】これを受けた言語解析部15fは、発言内
容を言語解析して、その中に含まれる有意性の高い発言
内容のみを抽出する(ステップSA−3)。ここで、有
意性の高い発言内容とは、当該発言が発せられたチャッ
トルームにおける対話内容を特定することについて有効
性の高い発言内容を意味しており、例えば、発言内容に
含まれる全ての名詞を抽出することが挙げられる。この
ような言語解析は公知の言語解析システムにて行うこと
ができ、例えば、発言内容を節毎に分離して、その語形
等に基づいて名詞か否かを判断し、名詞のみを抽出す
る。具体例を挙げると、図3、4に示すように、「最
近、PCを買いました。」の発言内容から「PC」が抽
出され、「最近、映画見ましたか。」の発言内容から
「映画」が抽出される。このように抽出された発言内容
は、当該発言が行なわれたチャットルームのチャットル
ームIDに関連付けて、公知の方法にて取得されたその
時点のタイムスタンプと共に、発言内容DB12に格納
される(ステップSA−4)。これにて発言内容格納処
理が終了する。
【0081】(発言内容更新処理)次に、発言内容更新
処理について説明する。この処理のフローチャートを図
6に示す。この図6に示すように、この処理において、
サーバ装置1の発言内容更新処理部15gは、所定間隔
で、発言内容DB12に格納されている発言内容のう
ち、当該発明内容が格納されてから所定時間(例えば、
10分間)以上経過している発言内容があるか否かを監
視する(ステップSB−1)。具体的には、例えば、発
言内容DB12からタイムスタンプを呼び出すと共に、
任意の方法でその時点の現在時刻を参照し、両者を比較
することによって上記確認を行う。そして、所定時間以
上経過している発言内容がある場合には、この発言内容
とそのタイムスタンプとを発言内容DB12から削除す
る(ステップSB−2)。これにて、発言内容更新処理
が終了する。この処理によれば、直近の所定時間以内の
発言内容のみが発言内容DB12に格納されるので、後
述する検索処理の有効性を高めることができる。
【0082】(検索処理)次に、検索処理について説明
する。この処理は、利用者が手動にてチャット検索を要
求した際、あるいは、所定タイミングにて自動的に開始
される。本実施の形態においては、利用者が、上述した
図8に示すチャットの初期画面の入力欄MA−2にキー
ワードを入力し、検索ボタンMA−3を選択すると、検
索処理が開始される。この処理のフローチャートを図7
に示す。この図7に示すように、入力された検索のキー
ワードはサーバ装置1に送信される(ステップSC−
1、SC−2)。これを受けたサーバ装置1の要求解釈
部15aは、このキーワードを検索処理部15hに受け
渡す。そして、検索処理部15hは、このキーワードに
基づいて、発言内容DB12に格納されている発言内容
に対する検索を行う(ステップSC−3)。
【0083】この検索は、公知の検索アルゴリズムを用
いて行うことができる。例えば、発言内容DB12に格
納されている発言内容のうち、そのタイムスタンプが新
しいものから順次同義語検索を行う。ここで、この検索
において対象となる発言内容は、上述の発言内容格納処
理において言語解析された有意性の高い発言内容に限定
されており、さらに、上述の発言内容更新処理において
最近の発言内容に限定されているので、データ数として
も少ないため、システム負荷を低減でき、効率的に迅速
な検索を行うことができる。
【0084】そして、検索処理部15hは、同義語とし
て合致するものがあれば、そのチャットルームIDに基
づいてチャットルームDB11を参照し、このチャット
ルームのURLを取得する。また、検索処理部15h
は、キーワードと発言内容のマッチング率を取得する。
そして、検索処理部15hは、この検索の結果を閲覧処
理部15bに受け渡し、閲覧処理部15bは、この検索
結果を表示するための検索結果表示画面のWebデータ
を生成し、これをクライアント装置2に送信する(ステ
ップSC−4)。この結果、モニタ25に検索結果表示
画面が表示される(ステップSC−5、SC−6)。こ
れにて検索処理が終了する。
【0085】この画面には、上記キーワードを含んだ発
言内容のあるチャットルームを特定するための情報や、
その情報の確度を示す情報が表示されており、例えば、
図9に例示するように、キーワードを含んだ発言内容の
ある各チャットルームのチャットルーム名およびURL
と、キーワードと発言内容のマッチング率とが一覧MB
−1として表示される。例えば、利用者が「PC」との
キーワードを入力した場合には、この「PC」を含む発
言内容のあるチャトルームのチャットルーム名およびU
RLとマッチング率とが表示される。そして、利用者
は、このマッチング率を参照してチャットルームを選択
することによって、このチャットルームのチャットペー
ジを閲覧して、チャットに参加等することができる。
【0086】(実施の形態2) (全体の概要)次に、実施の形態2について説明する。
この実施の形態は、概略的に、上記実施の形態1で説明
したチャットルームの検索を可能とするものであり、さ
らに、検索のキーワードを利用者自身が入力するのでは
なく、利用者が過去にチャットで行なった発言内容に基
づいて自動的に各利用者の嗜好にマッチするキーワード
を特定し、このキーワードに基づく検索を可能とするも
のである。ただし、特に説明なき構成および処理につい
ては、実施の形態1と同じであるものとして、その説明
を省略する。また、同一の構成要素については、同一の
名称や符号を付す。
【0087】(システム構成―サーバ装置)次に、この
ようなチャット環境を構築するためのシステムの構成に
ついて説明する。まず、サーバ装置1の構成について説
明する。図10においてサーバ装置1は実施の形態1の
サーバ装置1の構成要素に加えて、さらに個人発言内容
DB16を備えて構成されており、また、検索処理部1
5hに代えて第2の検索処理部15iを備えて構成され
ている。
【0088】このうち、個人発言内容DB16は、各チ
ャットルーム内での発言内容を各利用者毎に格納する発
言内容格納手段である。この個人発言内容DB16に格
納される具体的な情報は、各利用者の利用者ID、各利
用者の発言内容、および、各発言内容が格納された時間
を示すタイムスタンプを相互に関連付けて構成されてい
る。
【0089】また、第2の検索処理部15iは、発言内
容DB12にて格納された発言内容に基づいて、各利用
者がチャットルームを選択する際に参考にする参考情報
を生成する参考情報生成手段であり、本実施の形態にお
いては、個人発言内容DB16にて各利用者毎に格納さ
れた発言内容に基づいて、発言内容DB12にて各チャ
ットルーム毎に格納された発言内容に対する検索を行な
い、この検索結果を参考情報とする第2の検索処理手段
である。
【0090】(本システムにおける処理)次に、このよ
うに構成された本システムを用いて行なわれる処理の詳
細について説明する。この処理は、実施の形態1の基本
処理、発言内容格納処理、および、発言内容更新処理に
加えて、各利用者の発言内容を格納するための個人発言
内容格納処理と、および、利用者がチャットに参加する
際にその検索を行う検索処理に大別される。
【0091】(個人発言内容格納処理)まず、個人発言
内容格納処理について説明する。この処理は、上述のチ
ャットの基本処理が行なわれている際、自動的に行なわ
れる。この処理のフローチャートを図11に示す。この
図11に示すように、この処理は、上述した発言内容格
納処理とほぼ同様に行なわれる。すなわち、サーバ装置
1の発言内容抽出処理部15eは、クライアント装置2
から送信される発言内容の有無を監視している(ステッ
プSD−1)。そして、発言内容抽出処理部15eは、
新規の発言内容がある場合には、この発言内容を抽出
し、これを言語解析部15fに受け渡す(ステップSD
−2)。
【0092】これを受けた言語解析部15fは、発言内
容を言語解析して、その中に含まれる有意性の高い発言
内容のみを抽出する(ステップSD−3)。例えば、
「温泉で骨休めしたいな。」の発言内容から「温泉」が
抽出される。このように抽出された発言内容は、当該発
言を行なった利用者の利用者IDに関連付けて、公知の
方法にて取得されたその時点のタイムスタイムスタンプ
と共に、個人発言内容DB16に格納される(ステップ
SD−4)。これにて個人発言内容格納処理が終了す
る。
【0093】(検索処理)次に、検索処理について説明
する。この処理は、利用者の所定方法による指示によ
り、あるいは、所定の自動のタイミングで行なわれる。
本実施の形態においては、実施の形態1のチャットの基
本的処理において説明した図8のチャットの初期画面の
Webデータを生成する際に、検索処理が自動的に行な
われ、この結果がチャットの初期画面に反映される。
【0094】具体的には、利用者が会員専用画面からチ
ャットサービスを選択すると、検索処理が開始される。
この処理のフローチャートを図12に示す。この図12
に示すように、利用者がチャットサービスの開始を要求
すると、この要求がサーバ装置1に送信される(ステッ
プSE−1)。これを受けたサーバ装置1の要求解釈部
15aは、この要求を第2の検索処理部15iに受け渡
す。そして、第2の検索処理部15iは、個人発言内容
DB16に格納されている当該利用者の発言内容を呼び
出し、この発言内容に基づいて、発言内容DB12に格
納されている発言内容に対する検索を行う(ステップS
E−2、SE−3)。
【0095】そして、第2の検索処理部15iは、合致
する発言内容があれば、そのチャットルームIDに基づ
いてチャットルームDB11を参照し、このチャットル
ームのURLを取得する。また、第2の検索処理部15
iは、当該利用者の発言内容と各チャットルームにおけ
る発言内容のマッチング率を取得する。そして、第2の
検索処理部15iは、この検索の結果を閲覧処理部15
bに受け渡し、閲覧処理部15bは、この検索結果を含
んだチャットの初期画面のWebデータを生成して、こ
れをクライアント装置2に送信する(ステップSE−
4)。この結果、モニタ25にチャットの初期画面が表
示される(ステップSE−5、SE−6)。これにて検
索処理が終了する。
【0096】この画面を図13に例示する。この画面に
は、図8のチャットの初期画面と同様に、現在開設され
ているチャットルームの一覧MC−1が表示されてお
り、さらに、上記検索処理で取得された各チャットルー
ムのチャットルーム名およびURLと、マッチング率と
が一覧MC−2として表示される。例えば、利用者が
「PC」に関する発言を行なっていた場合には、この
「PC」の語が発言内容に含まれているチャトルームが
表示される。そして、利用者は、このマッチング率を参
照してチャットルームを選択し、そのURLをWebブ
ラウザ20aの所定の入力欄にURLを入力等して送信
することによって、このチャットルームのチャットペー
ジを閲覧して、チャットに参加等することができる。
【0097】(実施の形態3) (全体の概要)次に、実施の形態3について説明する。
この実施の形態は、概略的に、上記実施の形態1、2と
同様に、過去のチャットルームの発言内容を記録するも
のであるが、この発言内容を検索に用いるのではなく、
発言内容を利用者に表示することによって、各チャット
ルームの内容を容易かつ迅速に把握可能とするものであ
る。ただし、特に説明なき構成および処理については、
実施の形態1と同じであるものとして、その説明を省略
する。また、同一の構成要素については、同一の符号を
付す。
【0098】(システム構成―サーバ装置1)次に、こ
のようなチャット環境を構築するためのシステムの構成
について説明する。まず、サーバ装置1の構成について
説明する。図14においてサーバ装置1は実施の形態1
のサーバ装置1の検索処理部15hに代えて、参考情報
生成部15jを備えて構成されている。この参考情報生
成部15jは、発言内容DB12にて各チャットルーム
毎に格納された発言内容の全部または一部を抽出し、こ
の発言内容を各利用者への参考情報とする参考情報抽出
処理手段である。
【0099】(本システムにおける処理)次に、このよ
うに構成された本システムを用いて行なわれる処理の詳
細について説明する。この処理は、実施の形態1の基本
処理、発言内容格納処理、および、発言内容更新処理に
加えて、利用者にチャットルーム選択のための参考情報
を提示する参考情報提示処理に大別される。
【0100】(参考情報提示処理)この参考情報提示処
理について説明する。この処理は、利用者が手動にて参
考情報を要求した際、あるいは、所定タイミングにて自
動的に開始される。本実施の形態においては、利用者
が、上述した図8に示すチャットの初期画面のチャット
ルームの一覧において、参考情報を得たい任意のチャッ
トルームを選択すると、参考情報提示処理が開始され
る。この処理のフローチャートを図15に示す。この図
15に示すように、選択されたチャットルームを特定す
るための情報(チャットルームID等)がサーバ装置1
に送信されると(ステップSF−1)、サーバ装置1の
要求解釈部15aは、この情報を参考情報生成部15j
に受け渡す。
【0101】そして、参考情報生成部15jは、この情
報によって特定されたチャットルームの発言内容を、発
言内容DB12から抽出する(ステップSF−2、SF
−3)。そして、この発言内容を閲覧処理部15bに受
け渡し、閲覧処理部15bは、この発言内容を表示する
ための発言内容表示画面のWebデータを生成して、こ
れをクライアント装置2に送信する(ステップSF−
4)。この結果、モニタ25に発言内容表示画面が表示
される(ステップSF−5、SF−6)。これにて参考
情報提示処理が終了する。
【0102】この画面には、図16に例示するように、
利用者にて選択されたチャットルームにおける発言内容
MD−1が表示される。そして、利用者は、この表示を
参考にして、このチャットルームに参加するか否かを判
断することができる。なお、上記のステップSF−3に
おいて抽出される発言内容は、言語解析部15fにて言
語解析された有意性の高い発言内容に限定されており、
さらに、発言内容更新処理部15gによって最近の発言
内容に限定されているので、データ数としても少ないた
め、システム負荷を低減でき、また、有効性の高い参考
情報を提供することができる。
【0103】(実施の形態4) (全体の概要)次に、実施の形態4について説明する。
この実施の形態は、概略的に、これまでの実施形態とは
異なり、チャットルームにおける過去の発言内容は記録
せず、利用者が過去に参加したチャットルームのURL
に基づく参考情報を提示するものである。ただし、特に
説明なき構成および処理については、実施の形態1と同
じであるものとして、その説明を省略する。また、同一
の構成要素については、同一の符号を付す。
【0104】(システム構成―サーバ装置1)次に、こ
のようなチャット環境を構築するためのシステムの構成
について説明する。まず、サーバ装置1の構成について
説明する。図17においてサーバ装置1は実施の形態1
のサーバ装置1の発言内容DB12に代えて参加履歴D
B17を備えており、また、発言内容抽出処理部15
e、言語解析部15f、発言内容更新処理部15g、お
よび、検索処理部15hに代えて、参加履歴抽出部15
kと、参考情報生成部15mとを備えて構成されてい
る。
【0105】このうち、参加履歴DB17は、各利用者
が参加したチャットルームを特定するための情報を、利
用者毎に格納する参加履歴格納手段である。この参加履
歴DB17に格納される具体的な情報は、各利用者の利
用者ID、各利用者が参加したチャットルームのUR
L、および、各URLが格納された時間を示すタイムス
タンプを相互に関連付けて構成されている。また、参加
履歴抽出部15kは、利用者が参加したチャットルーム
を特定するための情報を抽出する参加履歴抽出処理手段
である。また、参考情報生成部15mは、参加履歴DB
17にて格納された情報に基づいて、各利用者がチャッ
トルームを選択する際に参考にする参考情報を生成する
参考情報生成手段である。
【0106】(システム構成―クライアント装置2)ま
た、本実施の形態においてクライアント装置2の制御部
20には、音声再生処理部20bが設けられている。こ
の音声再生処理部20bは、サーバ装置1から送信され
た音声データを出力するためのもので、例えば、Web
ブラウザ20aに対するプラグインソフトウェアとして
構成される。
【0107】(本システムにおける処理)次に、このよ
うに構成された本システムを用いて行なわれる処理の詳
細について説明する。この処理は、実施の形態1の基本
処理に加えて、参加履歴を格納する参加履歴格納処理
と、利用者に参考情報を提示する参考情報提示処理に大
別される。
【0108】(参加履歴格納処理)まず、参加履歴格納
処理について説明する。この処理は、上述のチャットの
基本処理において、利用者がチャットルームに参加する
毎に自動的に行なわれる。この処理のフローチャートを
図18に示す。この図18に示すように、上述の図8の
チャットの初期画面において利用者がチャットルームを
選択すると、その旨がサーバ装置1に送信される(ステ
ップSG−1)。
【0109】これを受けたサーバ装置1は(ステップS
G−2)、このチャットルームのチャットページのWe
bデータをクライアント装置2に送信する(ステップS
G−3)。この結果、チャットページがモニタ25に表
示される(ステップSG−4、SG−5)。また、上記
のようにチャットルームが選択されると、その旨がサー
バ装置1の参加履歴抽出部15kに受け渡される。そし
て、この参加履歴抽出部15kは、利用者にて選択され
たチャットルームのURLを、当該利用者の利用者ID
と、公知の方法にて取得されたその時点におけるタイム
スタンプと共に、参加履歴DB17に格納する。これに
て参加履歴格納処理が終了する。
【0110】なお、参加履歴DB17における各利用者
当たりのURLの格納数は、所定回数分(例えば、5回
分)に限定されており、このURLの格納時における直
近の所定回数分のURLのみが参加履歴DB17に格納
される。このような情報格納は、例えば、メモリー構造
をFIFO(First In First Out)としておくことによ
って達成することができる。なお、このような構成にお
いては、参加履歴DB17と参加履歴抽出部15kは、
参加履歴DB17にて格納される情報を、その時点に対
する直近の所定の参加回数分の情報のみに限定する参加
回数限定手段として機能する。
【0111】(参考情報提示処理)次に、参考情報提示
処理について説明する。この処理は、利用者の所定方法
による指示により、あるいは、所定の自動のタイミング
で行なわれる。本実施の形態においては、実施の形態1
のチャットの基本的処理において説明した図8のチャッ
トの初期画面のWebデータを生成する際に、検索処理
が自動的に行なわれ、この結果が合成音声にて出力装置
25から出力される。
【0112】具体的には、利用者が会員専用画面からチ
ャットサービスを選択すると、参考情報提示処理が開始
される。この処理のフローチャートを図19に示す。こ
の図19に示すように、利用者がチャットサービスの開
始を要求すると、この要求がサーバ装置1に送信される
(ステップSH−1)。これを受けたサーバ装置1の要
求解釈部15aは(ステップSH−2)、この要求を参
考情報生成部15mに受け渡す。そして、参考情報生成
部15mは、参加履歴DB17において当該利用者の利
用者IDに関連付けて格納されている所定回数分のUR
Lを呼び出す。そして、呼び出したURLのうち、現在
開設されているチャットルームのURLを、チャットル
ームDB11を参照することによって呼び出す。そし
て、このURLのうち、最も最近に参加された1つのU
RLを、参加履歴DB17のタイムスタンプを参照する
ことによって呼び出す(ステップSH−3)。
【0113】そして、参考情報生成部15mは、最終的
に呼び出した1つのURLを音声出力するための音声デ
ータを生成し、この音声データをクライアント装置2に
送信する(ステップSH−4)。この音声データは、ク
ライアント装置2のWebブラウザ20aを介して音声
再生処理部20bに受け渡され、この音声再生処理部2
0bにて音声出力される(ステップSH−5、SH−
6)。例えば、「あなた向きのチャットが現在開設中で
す。URLは〜です。」のような音声が再生される。こ
れにて参考情報提示処理が終了する。そして、利用者
は、この音声を聞くことによって、自己が以前に参加し
たチャットルームのURLを聞くことができると共に、
このチャットルームが開催されている旨を把握すること
ができ、このURLをWebブラウザ20aに入力する
等して、このチャットルームに参加することができる。
【0114】なお、上記の説明においては、参加履歴D
B17に格納されたURLのうち、現在開設されている
チャットルームに関するものであって、最も最近に参加
したチャットルームのURLが一つのみ抽出される。し
かしながら、この他にも、種々の抽出方法が考えられ
る。例えば、単純に、参加履歴抽出部15kは、過去に
参加した全てのチャットルームのURLを参加履歴DB
17に格納し、参考情報生成部15mは、これら全ての
URLを抽出して参考情報として提供するようにしても
よい。
【0115】あるいは、参加履歴抽出部15kは、過去
に参加した全てのチャットルームのURLに加えて、各
チャットルームへの参加回数を参加履歴DB17に格納
しておき、参考情報生成部15mは、この参加回数に基
づいて、各チャットルームへの参加頻度を求め、この参
加頻度の高い一または複数のチャットルームのURL
を、参考情報として利用者に提供してもよい。
【0116】あるいは、さらに参考情報の有効性を高め
るために、過去に参加した複数のチャットルームのUR
Lを参加履歴DB17に格納しておき、これら複数のU
RLに対して所定方法で重み付けを行ない、重要度の高
い(利用者の嗜好に合致している)一又は複数のURL
を抽出して参考情報として提供してもよい。
【0117】この重み付けの方法としては種々のものが
挙げられるが、例えば、参加履歴抽出部15kは、過去
に参加した全てのチャットルームのURLに加えて、各
チャットルームへの参加回数および参加時間を参加履歴
DB17に格納しておく。そして、参考情報生成部15
mによって上述のように参加頻度を求め、参加頻度に応
じて各チャットルームに所定のポイントを与える(参加
頻度が1番であれば10ポイント、2番であれば9ポイ
ント等)。また、参考情報生成部15mによって、上記
参加時間に各チャットルームに所定のポイントを与える
(参加時間が1番であれば10ポイント、2番であれば
9ポイント等)。そして、これらポイントの合計値が多
いほど、利用者の嗜好に合致していると判断することが
できる。
【0118】(実施の形態5) (全体の概要)次に、実施の形態5について説明する。
この実施の形態は、概略的に、これまでの実施形態とは
異なり、チャットルームの開設予定に関する参考情報を
提示するものである。ただし、特に説明なき構成および
処理については、実施の形態1と同じであるものとし
て、その説明を省略する。また、同一の構成要素につい
ては、同一の符号を付す。
【0119】(システム構成―サーバ装置1)次に、こ
のようなチャット環境を構築するためのシステムの構成
について説明する。まず、サーバ装置1の構成について
説明する。図20においてサーバ装置1は実施の形態1
のサーバ装置1の発言内容DB12に代えて開設履歴D
B18を備えており、また、発言内容抽出処理部15
e、言語解析部15f、発言内容更新処理部15g、お
よび、検索処理部15hに代えて、開設履歴抽出部15
nと、参考情報生成部15oとを備えて構成されてい
る。
【0120】このうち、開設履歴DB18は、開設され
たチャットルームの開設履歴に関する情報を、チャット
ルーム毎に格納する開設履歴格納手段である。この開設
履歴DB18に格納される具体的な情報は、各チャット
ルームのチャットルームID、各チャットルームのチャ
ットルーム名、各チャットルームのURL、および、各
チャットルームが開設された時間を示すタイムスタンプ
を相互に関連付けて構成されている。また、開設履歴抽
出部15nは、開設されたチャットルームの開設履歴に
関する情報を抽出する開設履歴抽出処理手段である。ま
た、参考情報生成部15oは、開設履歴DB18にて格
納された情報に基づいて、チャットルームが開設される
時間に関する参考情報を生成する参考情報生成手段格納
である。
【0121】(本システムにおける処理)次に、このよ
うに構成された本システムを用いて行なわれる処理の詳
細について説明する。この処理は、実施の形態1の基本
処理に加えて、開設履歴を格納する開設履歴格納処理
と、利用者に参考情報を提示する参考情報提示処理に大
別される。
【0122】(開設履歴格納処理)まず、開設履歴格納
処理について説明する。この処理は、上述のチャットの
基本処理において、チャットルームが開設される毎に自
動的に行なわれる。この処理のフローチャートを図21
に示す。この図21に示すように、サーバ装置1の開設
履歴抽出部15nは、チャットルームの開設の有無を関
しており(ステップSI−1)、チャットルームが開設
されると、このチャットルームのチャットルームID、
チャットルーム名、URL、および、任意の方法で取得
したその時点におけるタイムスタンプを、開設履歴DB
18に格納する(ステップSI−2)。また、この時、
チャットルームID等が既に開設履歴DB18に格納さ
れている場合には、これに関連付けてタイムスタンプの
みを格納する。これにて開設履歴格納処理が終了する。
【0123】(参考情報提示処理)次に、参考情報提示
処理について説明する。この処理は、利用者の所定方法
による指示により、あるいは、所定の自動のタイミング
で行なわれる。本実施の形態においては、実施の形態1
のチャットの基本的処理において説明した図8のチャッ
トの初期画面のWebデータを生成する際に、検索処理
が自動的に行なわれ、この結果がチャットの初期画面に
反映される。
【0124】具体的には、利用者が会員専用画面からチ
ャットサービスを選択すると、参考情報提示処理が開始
される。この処理のフローチャートを図22に示す。こ
の図22に示すように、利用者がチャットサービスの開
始を要求すると、この要求がサーバ装置1に送信される
(ステップSJ−1)。これを受けたサーバ装置1の要
求解釈部15aは(ステップSJ−2)、この要求を参
考情報生成部15oに受け渡す。そして、参考情報生成
部15oは、開設履歴DB18に格納されているチャッ
トルームIDと、チャットルームDB11に格納されて
いるチャットルームIDとに基づいて、過去に開設され
たことのあるチャトルームであって、その時点において
開設されていないチャットルーム(以下、休止チャット
ルーム)のチャットルームIDを特定する(ステップS
J−3)。
【0125】そして、参考情報生成部15oは、この特
定したチャットルームIDに関連付けられているタイム
スタンプを開設履歴DB18から呼び出し、このタイム
スタンプに基づいて、休止チャットルームが次に開設さ
れる時間(開設予定時間)を特定する(ステップSJ−
4)。この特定は、公知の統計的手法等を含む種々の方
法にて行うことができるが、例えば、各休止チャットル
ームのタイムスタンプが複数格納されている場合には、
これら複数のタイムスタンプの重複時間に基づいて、最
も開設された頻度の高い曜日およびその時間を特定す
る。
【0126】具体的には、ある休止チャットルームのタ
イムスタンプとして「2000.3.1.20:00
(ドットにて区切られた数値は、それぞれ、西暦、月、
日、時刻を示すものとする)」、「2000.3.8.
20:00」、「2000.3.15.20:00」が
格納されている場合、この休止チャットルームは、「2
000.3.22.20:00」に開設されるものと特
定することができる(なお、完全な同一時刻に開設され
ることは少ないため、タイムスタンプの時間幅を所定時
間分広げたり、統計的に異質なタイムスタンプを除外す
ることができる)。
【0127】そして、参考情報生成部15oは、このよ
うに特定した休止チャットルームの開設予定時間を閲覧
処理部15bに受け渡す。この閲覧処理部15bは、開
設履歴DB18から休止チャットルームのチャットルー
ム名とURLとを呼び出し、これら開設予定時間、チャ
ットルーム名、および、URLを含んだチャットの初期
画面を生成して、これをクライアント装置2に送信する
(ステップSJ−5)。この結果、モニタ25にチャッ
トの初期画面が表示される(ステップSJ−6、SJ−
7)。これにて参考情報提示処理が終了する。
【0128】この画面を図23に例示する。この画面に
は、実施の形態1におけるチャットの初期画面と同様
に、現在開設中のチャットルームの一覧ME−1が表示
されており、さらに、休止チャットルームのチャットル
ーム名、URL、開設予定時間の一覧ME−2が表示さ
れる。そして、利用者は、この開設予定時間を参照し
て、休止チャットルームが開設される時間を把握するこ
とができ、自己の参加したいチャットルームが開設され
るまで他のサービスを利用して待ったり、あるいは、一
旦システムからログオフして、開設予定時間になった時
点で再びログオンしてチャットルームに参加すること等
ができる。
【0129】さて、これまで本発明の実施の形態につい
て説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外に
も、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内
において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいも
のである。例えば、実施の形態1〜5にて説明した構成
を相互に組み合わせることもできる。
【0130】また、実施形態において説明した各処理の
うち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全
部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手
動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または
一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この
他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、
具体的名称、各種の登録データや検索条件等のパラメー
タを含む情報については、特記する場合を除いて任意に
変更することができる。特に、データの構成例について
の図示は、データの項目やその対応関係等を示す概念的
なものであり、具体的なデータの内容や形式を特定する
ものではないため、そのデータの内容や形式は変更する
ことができる。
【0131】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1、2、
14、または、17に記載の本発明によれば、各チャッ
トルーム内での発言内容が抽出されて、チャットルーム
毎または利用者毎に格納され、この発言内容に基づい
て、各利用者がチャットルームを選択する際に参考にす
る参考情報が生成されて、利用者に通知される。したが
って、各利用者は、チャットルームにおけるこれまでの
発言内容に基づいてチャットルームを選択することがで
き、その選択を容易かつ迅速に行うことができる。
【0132】また、請求項3に記載の本発明によれば、
発言内容に対して言語解析が行なわれ、有意性の高い発
言内容のみが発言内容格納手段に格納される。したがっ
て、効果音的や顔文字等のな発言内容のように、チャッ
トルームの内容を判断するために参考にならない情報を
除外して参考情報を生成することができる。このため、
格納や検索等の対象となるデータ数を減らして、システ
ム負荷を低減でき、効率的に迅速な検索を行うことがで
きる。
【0133】また、請求項4に記載の本発明によれば、
その時点における直近の所定時間以内の発言内容のみが
発言内容格納手段に格納される。したがって、発言され
てから既にある程度の時間が経過していてチャットルー
ムの内容を判断するために参考にならない情報を除外し
て参考情報を生成することができる。このため、格納や
検索等の対象となるデータ数を減らして、システム負荷
を低減でき、効率的に迅速な検索を行うことができる。
【0134】また、請求項5に記載の本発明によれば、
利用者から情報端末装置を介して送信されたキーワード
に基づいて、発言内容格納手段にて格納された発言内容
に対する検索が行なわれ、この検索結果が参考情報とし
て利用者に提示される。したがって、利用者は、過去の
発言内容に対するキーワード検索を行うことができ、自
己の嗜好に合致するチャットルーム等を容易かつ迅速に
選択することができる。
【0135】また、請求項6に記載の本発明によれば、
利用者の過去の発言内容に基づいて、発言内容格納手段
にて格納された発言内容に対する検索が行なわれ、この
検索結果が参考情報として利用者に提示される。したが
って、利用者は、自己の発言内容に合致するチャットル
ーム等を自動的に、また、容易かつ迅速に選択すること
ができる。特にこの場合には、利用者の過去の発言内容
が自動的に蓄積されて検索キーワードとして利用される
ので、利用者自身も意識しなかった嗜好性に合致したチ
ャットルームが選択される可能性があり、また、利用者
にとっては、キーワードを入力する手間が省かれるとい
う利点がある。
【0136】また、請求項7に記載の本発明によれば、
発言内容格納手段にて各チャットルーム毎に格納された
発言内容の全部または一部が抽出され、参考情報として
利用者に提示される。したがって、利用者は、自らチャ
ットルームにログイン等しなくても、その内容を閲覧す
ることができるので、自己の嗜好に合致するチャットル
ーム等を容易かつ迅速に選択することができる。
【0137】また、請求項8、15、または、17に記
載の本発明によれば、利用者が過去に参加したチャット
ルームを特定するための情報が利用者毎に格納され、こ
の情報に基づいて参考情報が生成されて、利用者に提示
される。したがって、利用者は、自己がこれまでに参加
したチャットルームを憶えていないような場合において
も、このチャットルームに容易に参加することができ
る。
【0138】また、請求項9に記載の本発明によれば、
利用者が参加したチャットルームを特定するための情報
が、その時点における直近の所定の参加回数分の情報の
みに限定される。したがって、参加してから既にある程
度の時間が経過していてチャットルームの内容を判断す
るために参考にならない情報を除外して参考情報を生成
することができる。このため、格納や検索等の対象とな
るデータ数を減らして、システム負荷を低減でき、効率
的に迅速な検索を行うことができる。
【0139】また、請求項10に記載の本発明によれ
ば、利用者が参加したチャットルームを特定するための
情報が、利用者が所定頻度以上で参加したチャットルー
ムの情報のみに限定される。したがって、1回だけ参加
したチャットルームや、ごく稀にしか参加しよいような
チャットルームに関する情報を除外して参考情報を生成
することができる。このため、格納や検索等の対象とな
るデータ数を減らして、システム負荷を低減でき、効率
的に迅速な検索を行うことができる。
【0140】また、請求項11に記載の本発明によれ
ば、参考情報に対する所定の重み付けが行なわれ、この
重み付けの結果に基づいて、利用者に通知する参考情報
が限定される。したがって、利用者が参加したチャット
ルームを特定するための情報のうち、利用者にとって重
要性の高い情報が優先的に提示されるので、参考情報の
有効性を一層高めることができる。
【0141】また、請求項12に記載の本発明によれ
ば、その時点において開設されているチャットに関する
情報のみが参考情報として利用者に提示される。したが
って、チャットルームが動的に生成等され頻繁に移り変
わるような状況下においても、その時点において有効な
参考情報を提示することができる。
【0142】また、請求項13、16、または、17に
記載の本発明によれば、開設されたチャットルームの開
設履歴に関する情報がチャットルーム毎に格納され、こ
の開設履歴に基づいて、チャットルームが開設される時
間に関する参考情報が生成され、利用者に提示される。
したがって、過去のチャットルームに関する情報以外に
も、その時点において未開設のチャットルームについて
の情報を提示することができるので、利用者は、チャッ
トルームへの参加予定等を容易かつ迅速に決定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における本システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】会員DBに格納される情報の構成例を示す図で
ある。
【図3】チャットルームDBに格納される情報の構成例
を示す図である。
【図4】発言内容DBに格納される情報の構成例を示す
図である。
【図5】発言内容格納処理のフローチャートである。
【図6】発言内容更新処理のフローチャートである。
【図7】検索処理のフローチャートである。
【図8】チャットの初期画面の表示例を示す図である。
【図9】検索結果表示画面の表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2における本システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図11】個人発言内容格納処理のフローチャートであ
る。
【図12】検索処理のフローチャートである。
【図13】チャットの初期画面の表示例を示す図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態3における本システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図15】参考情報提示処理のフローチャートである。
【図16】発言内容表示画面の表示例を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態4における本システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図18】参加履歴格納処理のフローチャートである。
【図19】参考情報提示処理のフローチャートである。
【図20】本発明の実施の形態5における本システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図21】開設履歴格納処理のフローチャートである。
【図22】参考情報提示処理のフローチャートである。
【図23】チャットの初期画面の表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 サーバ装置 10 会員データベース 11 チャットルームデータベース 12 発言内容データベース 13 Webデータベース 14 通信制御インターフェース 15 制御部 15a 要求解釈部 15b 閲覧処理部 15c 認証処理部 15d チャット処理部 15e 発言内容抽出処理部 15f 言語解析部 15g 発言内容更新処理部 15h 検索処理部 15i 第2の検索処理部 15j 参考情報生成部 15k 参加履歴抽出部 15m 参考情報生成部 15n 開設履歴抽出部 15o 参考情報生成部 16 個人発言内容データベース 17 参加履歴データベース 18 開設履歴データベース 2 クライアント装置 20 制御部 20a Webブラウザ 20b 音声再生処理部 21 ROM 22 RAM 23 HD 24 入力装置 25 出力装置(モニタ) 26 入出力制御インターフェース 27 通信制御インターフェース 3 インターネット

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャットの利用者の情報端末装置と、チ
    ャットに関する情報の処理を行うチャット情報処理装置
    とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成さ
    れたチャットシステムであって、 上記チャット情報処理装置には、 上記利用者から上記情報端末装置を介して送信された、
    各チャットルーム内での発言内容を抽出する発言内容抽
    出処理手段と、 上記発言内容抽出処理手段にて抽出された発言内容を、
    当該発言が行なわれたチャットルーム毎または当該発言
    を行なった利用者毎に格納する発言内容格納手段と、 上記発言内容格納手段にて格納された発言内容に基づい
    て、上記各利用者がチャットルームを選択する際に参考
    にする参考情報を生成する参考情報生成手段と、 上記参考情報生成手段にて生成された参考情報を上記利
    用者の上記情報端末装置に通知する通知手段と、 を備えたことを特徴とするチャットシステム。
  2. 【請求項2】 チャットの利用者の情報端末装置にネッ
    トワークを介して通信可能に接続され、チャットに関す
    る情報の処理を行うチャット情報処理装置であって、 上記利用者から上記情報端末装置を介して送信された、
    各チャットルーム内での発言内容を抽出する発言内容抽
    出処理手段と、 上記発言内容抽出処理手段にて抽出された発言内容を、
    当該発言が行なわれたチャットルーム毎または当該発言
    を行なった利用者毎に格納する発言内容格納手段と、 上記発言内容格納手段にて格納された発言内容に基づい
    て、上記各利用者がチャットルームを選択する際に参考
    にする参考情報を生成する参考情報生成手段と、 上記参考情報生成手段にて生成された参考情報を上記利
    用者の上記情報端末装置に通知する通知手段と、 を備えたことを特徴とするチャット情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記発言内容格納手段にて格納される発
    言内容を、上記発言内容抽出処理手段にて抽出された発
    言内容に対して言語解析を行うことによって、有意性の
    高い発言内容のみに限定する発言内容意味限定手段を備
    えること、 を特徴とする請求項2に記載のチャット情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記発言内容格納手段にて格納される発
    言内容を、その時点における直近の所定時間以内の発言
    内容のみに限定する発言内容時間限定手段を備えるこ
    と、 を特徴とする請求項2または3に記載のチャット情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 上記参考情報生成手段は、 上記各利用者から上記情報端末装置を介して送信された
    キーワードに基づいて、上記発言内容格納手段にて格納
    された発言内容に対する検索を行ない、この検索結果を
    上記参考情報とする検索処理手段を備えること、 を特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載のチャ
    ット情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記参考情報生成手段は、 上記発言内容格納手段にて各利用者毎に格納された発言
    内容に基づいて、上記発言内容格納手段にて各チャット
    ルーム毎に格納された発言内容に対する検索を行ない、
    この検索結果を上記参考情報とする第2の検索処理手段
    を備えること、 を特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載のチャ
    ット情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記参考情報生成手段は、 上記発言内容格納手段にて各チャットルーム毎に格納さ
    れた発言内容の全部または一部を抽出し、この発言内容
    自体を上記参考情報とする参考情報抽出処理手段を備え
    ること、 を特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載のチャ
    ット情報処理装置。
  8. 【請求項8】 チャットの利用者の情報端末装置にネッ
    トワークを介して通信可能に接続され、チャットに関す
    る情報の処理を行うチャット情報処理装置であって、 上記利用者が参加したチャットルームを特定するための
    情報を抽出する参加履歴抽出処理手段と、 上記参加履歴抽出処理手段にて抽出された情報を、チャ
    ットルームに参加した利用者毎に格納する参加履歴格納
    手段と、 上記参加履歴格納手段にて格納された情報に基づいて、
    上記各利用者がチャットルームを選択する際に参考にす
    る参考情報を生成する参考情報生成手段と、 上記参考情報生成手段にて生成された参考情報を上記利
    用者の上記情報端末装置に通知する通知手段と、 を備えたことを特徴とするチャット情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記参加履歴格納手段にて格納される情
    報を、その時点における直近の所定の参加回数分の情報
    のみに限定する参加回数限定手段を備えること、 を特徴とする請求項8に記載のチャット情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記参考情報生成手段は、 利用者の各チャットルームへの参加頻度を算定し、この
    参加頻度に基づいて、上記利用者に通知する参考情報を
    限定すること、 を特徴とする請求項8または9に記載のチャット情報処
    理装置。
  11. 【請求項11】 上記参考情報生成手段は、 上記参考情報に対する所定の重み付けを行ない、この重
    み付けの結果に基づいて、上記利用者に通知する参考情
    報を限定すること、 を特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載のチ
    ャット情報処理装置。
  12. 【請求項12】 上記参考情報生成手段は、 その時点において開設されているチャットに関する情報
    のみを参考情報とすること、 を特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載のチ
    ャット情報処理装置。
  13. 【請求項13】 チャットの利用者の情報端末装置にネ
    ットワークを介して通信可能に接続され、チャットに関
    する情報の処理を行うチャット情報処理装置であって、 開設されたチャットルームの開設履歴に関する情報を抽
    出する開設履歴抽出処理手段と、 上記開設履歴抽出処理手段にて抽出された情報を、チャ
    ットルーム毎に格納する開設履歴格納手段と、 上記開設履歴格納手段にて格納された情報に基づいて、
    上記チャットルームが開設される時間に関する参考情報
    を生成する参考情報生成手段と、 上記参考情報生成手段にて生成された参考情報を上記利
    用者の上記情報端末装置に通知する通知手段と、 を備えたことを特徴とするチャット情報処理装置。
  14. 【請求項14】 チャットの利用者の情報端末装置にネ
    ットワークを介して通信可能に接続されたチャット情報
    処理装置において、チャットに関する情報の処理を行う
    チャット情報処理方法であって、 上記利用者から上記情報端末装置を介して送信された、
    各チャットルーム内での発言内容を抽出する発言内容抽
    出処理工程と、 上記発言内容抽出処理工程において抽出された発言内容
    を、当該発言が行なわれたチャットルーム毎または当該
    発言を行なった利用者毎に上記チャット情報処理装置に
    格納する発言内容格納工程と、 上記発言内容格納工程において格納された発言内容に基
    づいて、上記各利用者がチャットルームを選択する際に
    参考にする参考情報を生成する参考情報生成工程と、 上記参考情報生成工程において生成された参考情報を上
    記利用者の上記情報端末装置に通知する通知工程と、 を備えたことを特徴とするチャット情報処理方法。
  15. 【請求項15】 チャットの利用者の情報端末装置にネ
    ットワークを介して通信可能に接続されたチャット情報
    処理装置において、チャットに関する情報の処理を行う
    チャット情報処理方法であって、 上記利用者が参加したチャットルームを特定するための
    情報を抽出する参加履歴抽出処理工程と、 上記参加履歴抽出処理工程において抽出された情報を、
    チャットルームに参加した利用者毎に上記チャット情報
    処理装置に格納する参加履歴格納工程と、 上記参加履歴格納工程において格納された情報に基づい
    て、上記各利用者がチャットルームを選択する際に参考
    にする参考情報を生成する参考情報生成工程と、 上記参考情報生成工程において生成された参考情報を上
    記利用者の上記情報端末装置に通知する通知工程と、 を備えたことを特徴とするチャット情報処理方法。
  16. 【請求項16】 チャットの利用者の情報端末装置にネ
    ットワークを介して通信可能に接続されたチャット情報
    処理装置において、チャットに関する情報の処理を行う
    チャット情報処理方法であって、 開設されたチャットルームの開設履歴に関する情報を抽
    出する開設履歴抽出処理工程と、 上記開設履歴抽出処理工程において抽出された情報を、
    チャットルーム毎に上記チャット情報処理装置に格納す
    る開設履歴格納工程と、 上記開設履歴格納工程において格納された情報に基づい
    て、上記チャットルームが開設される時間に関する参考
    情報を生成する参考情報生成工程と、 上記参考情報生成工程において生成された参考情報を上
    記利用者の上記情報端末装置に通知する通知工程と、 を備えたことを特徴とするチャット情報処理方法。
  17. 【請求項17】 上記請求項14〜16のいずれか一つ
    に記載されたチャット情報処理方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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