JP2002123291A - システム制御装置 - Google Patents

システム制御装置

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JP2002123291A
JP2002123291A JP2000318429A JP2000318429A JP2002123291A JP 2002123291 A JP2002123291 A JP 2002123291A JP 2000318429 A JP2000318429 A JP 2000318429A JP 2000318429 A JP2000318429 A JP 2000318429A JP 2002123291 A JP2002123291 A JP 2002123291A
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JP2000318429A
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Kuniaki Kami
邦彰 上
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作制御用スイッチの操作が行い難い場合に
も、音声で術者の思い通りのシステム制御が確実にでき
る使い勝手の良いシステム制御装置を提供する。 【解決手段】 音声認識装置25内のメモリ70には音
声入力による指令を受け付ける第1の単語と、所定の機
能を実行させる実行用の第2の単語とが登録されてお
り、術者がマイク26から第1の単語を音声入力し、C
PU63により登録された第1の単語と認識するとタイ
マ1 73を所定時間だけ起動し、その所定時間内に第
2の単語の音声入力が有った場合にのみ、その第2の単
語に割り当てられた機能を実行させるようにして、スイ
ッチ等を操作できないような場合に、音声入力で確実に
所望とする機能を実行できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は術者の音声入力でシ
ステム制御を可能にしたシステム制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡と処置具とがそれぞれ別
個に患者の体腔内に挿入され、内視鏡で処置具の先端部
の状態を観察しながら処置具による処置を進める内視鏡
下手術が知られている。この内視鏡下手術では、体腔内
に挿入された処置具の先端部分の画像を内視鏡の観察視
野内にとらえ、処置具による患者の処置状態を内視鏡に
よって観察しながら処置を行う内視鏡システムが開発さ
れている。
【0003】この内視鏡下手術のシステムでは、術者は
両手に処置具を持って処置を行うため、助手が内視鏡を
持ち、術者の指示に従って手術のしやすい視野が得られ
るように内視鏡の保持位置を変更している。しかし、こ
の時の内視鏡の操作には習熟が必要である。
【0004】これを解決するために、本出願人は内視鏡
の撮像光学系の一部をアクチュエータで撮像光学系の光
軸方向と直交する平面および光軸方向に沿って任意の方
向に移動することにより、内視鏡による観察画像の撮像
範囲を変更できる内視鏡装置を開示している(特開平9
−28663号公報及び特開平10−118006)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術でのアク
チュエータの動作の制御は処置具の手元に設けられてい
るスイッチによって行われる。そして、この入力手段に
より、手術は自分の操作で思い通りの視野を得ることが
できるが、処置具の位置、向きによってはスイッチの操
作が行い難い場合がある。
【0006】このため、術者の思い通りの視野が得られ
るように音声コマンドで実行できるようにすることが考
えられるが、所定の機能を実行させる音声コマンドであ
るか否かの判断で、所定の機能を実行させるか否かを決
定すると、確実に動作させることが困難になる。
【0007】(発明の目的)本発明は上記事情に着目し
てなされたもので、スイッチ操作が行い難い場合にも、
音声で術者の思い通りの視野の設定等のシステム制御が
確実にできる、使い勝手の良いシステム制御装置及びシ
ステム制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】音声入力されるキーワー
ドを識別し、該キーワードに基づき所定のシステムを制
御するためのシステム制御装置において、少なくとも1
種類以上の第1のキーワードを保持する第1のメモリ手
段と、前記第1のキーワードとは異なる少なくとも1種
類以上の所定の第2のキーワードを記憶する第2のメモ
リ手段と、所定の入力手段より入力される音声を識別す
る識別手段と、前記識別手段により識別される音声が前
記第1のメモリ手段に記憶された前記第1のキーワード
の何れかに合致するか否かを判定する第1の判定手段
と、前記識別手段により識別される音声が前記第2のメ
モリ手段に記憶された前記第2のキーワードの何れかに
合致するか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1
の判定手段が前記第1のキーワードの何れかと判定した
ときに所定期間起動するタイマ手段と、前記タイマ手段
が起動している期間内に前記第2の判定手段が前記第2
のキーワードの何れかと判定したときに、該第2のキー
ワードに基づきシステムに対して所定の制御を行う制御
手段と、を有することにより、術者は第1のキーワード
に続いて第2のキーワードを発することにより、第2の
キーワードにより視野の移動等の所望とするシステム制
御を確実に行えるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図11は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は本発明のシステム制御装置
を構成する第1の実施の形態の内視鏡システムの構成を
示し、図2はTVカメラの動作指令スイッチの配置等
と、処置具に設けたハンドスイッチとを示し、図3は視
野移動制御装置のフロントパネルを示し、図4は音声入
力装置のフロントパネル部とリアパネルとを示し、図5
は音声認識装置の内部構成を示し、図6は音声認識装置
の動作説明のフローチャートを示し、図7は図6におけ
る音声登録モードの動作内容を示し、図8は図6におけ
る音声認識モードの動作内容を示し、図9は図8におけ
る一部の動作内容を示し、図10は登録された単語とそ
の機能を示し、図11は所定の単語の認識によりタイマ
手段を起動し、その起動時間内にコマンドを認識した場
合には、そのコマンドを受け付ける動作のタイミングチ
ャートを示す。
【0010】図1に示す内視鏡システム1は患者の腹部
2等の体腔内に挿入される硬性内視鏡(単に内視鏡と略
記)3を有し、この内視鏡3は腹壁2aに刺入されるト
ラカール4aを介してその硬質製で細長の挿入部5が挿
入される。また、この腹壁2aにおける他の位置には別
のトラカール4bを介して鉗子等の処置具6が刺入され
ている。
【0011】上記内視鏡3の挿入部5の後端側の把持部
に設けたライトガイド口金7にはライトガイドケーブル
8を介して光源装置9と接続されている。そして、光源
装置9から供給される照明光をライトガイドケーブル8
を介してライトガイド口金7に供給し、このライトガイ
ド口金7から内視鏡3の内部の図示しないライトガイド
により照明光を伝送し、挿入部5の先端部の照明窓から
前方に出射し、被写体11側を照明する。
【0012】この照明窓に隣接して観察窓が設けられ、
観察窓に取り付けた対物レンズにより照明された被写体
11の光学像が結像され、その光学像はリレーレンズ系
により、挿入部5の後端側の接眼部12に伝送される。
【0013】この接眼部12にはTVカメラ13が着脱
自在で装着される。このTVカメラ13の内部には、ズ
ームレンズ(変倍光学系)14と、このズームレンズ1
4を光軸方向に移動させるズームレンズ移動機構(変倍
光学系移動手段)15と、ズームレンズ14による光学
像を撮像する固体撮像素子としての例えば電荷結合素子
(CCDと略記)16と、このCCD16をズームレン
ズ14の光軸方向とは直交する方向に移動して撮像範囲
の移動手段を構成するCCD移動機構17とが内蔵され
ている。また、この内視鏡3はその把持部が関節構造の
内視鏡保持具18によって3次元的に移動可能に保持さ
れている。
【0014】TVカメラ13のCCD16はケーブルを
介してカメラコントロールユニット(CCUと略記)1
9に接続され、CCU19はCCD13で光電変換され
た撮像信号に対する信号処理を行い映像信号を生成し、
この映像信号を表示モニタ21に出力し、表示モニタ2
1の表示画面に被写体像を表示する。なお、CCU19
は光源装置9と接続され、映像信号のレベルから調光用
の信号を光源装置9に送り、照明光量を制御できるよう
にしている。
【0015】さらに、TVカメラ13のズームレンズ移
動機構15とCCD移動機構17は、視野移動制御装置
22と接続され、視野移動制御装置22の出力信号でズ
ームレンズ移動機構15とCCD移動機構17との動作
を制御できるようにしている。
【0016】また、この視野移動制御装置22は、処置
具6の手元側のハンドルに設けられているハンドスイッ
チ24及び音声認識装置25と接続されている。音声認
識装置25には音声入力用のマイク26及び音声出力用
のスピーカ27からなるヘッドセット28が接続されて
いる。そして、マイク26から予め登録した(キーワー
ド)単語の音声入力を行うことにより、音声認識装置2
5に入力されてその音声入力された単語が登録された所
定の単語であるか否かの識別が行われる。
【0017】音声認識装置25はその識別結果により内
視鏡システム1の所定の機能(具体的にはズームレンズ
移動機構15とCCD移動機構17に対する動作制御指
令)を実行させるコマンドであると判断した場合には、
視野移動制御装置22にそのコマンドを出力し、対応す
る機能を実行させることができるようにしている。
【0018】この場合、所定の機能を実行させる音声コ
マンドであるか否かの識別結果により、対応するコマン
ドを実行させるか否かを決定しないで、予め音声コマン
ドによる命令を受け付ける音声コマンド(後述するよう
に具体的にはCOMMANDON)を用意し、その音声
コマンドを認識してから所定時間内に所定の機能を実行
させる予め登録した音声コマンド(後述するように具体
的にはCENTERUP等)であるか否かの識別結果に
より、対応する機能を実行させるようにしている。
【0019】図2(A),(B)及び図3は、視野移動
を行うための動作指令入力手段である動作指令スイッチ
SWの配置/構成を示すものである。図2(A)はTV
カメラ13を示す。このTVカメラ13のケーシング3
1の外面には視野拡大用のTELEスイッチ32、広角
観察用のWIDEスイッチ33、中心点復帰用のCEN
TERスイッチ34がそれぞれ設けられている。
【0020】また、図2(B)は処置具6の手元側に設
けられているハンドスイッチ24の詳細図である。この
ハンドスイッチ24には、視野拡大用のTELEスイッ
チ35と、広角観察用のWIDEスイッチ36と、上下
左右に操作可能なジョイスティック37とが設けられて
いる。
【0021】また、図3は視野移動制御装置22のフロ
ントパネル部41を示すものである。この視野変換制御
装置22のフロントパネル部41には、視野拡大用のT
ELEスイッチ42、広角観察用のWIDEスイッチ4
3、中心点復帰用のCENTERスイッチ44の他に、
UPスイッチ45、DOWNスイッチ46、RIGHT
スイッチ47、LEFTスイッチ48がそれぞれ設けら
れている。
【0022】図4は音声認識装置25のフロントパネル
部51を示すものである。この音声認識装置25は、特
定話者認識を行うもので、予め音声認識をさせる話者に
よる単語登録が必要である。
【0023】フロントパネル部51上には、この単語を
登録するメモリの領域を切り替えるためのD1スイッチ
52a〜D4スイッチ52dが設けられている。また、
上記D1スイッチ52a〜D4スイッチ52dに単語を
登録するモードに切り替えるためのSETスイッチ53
および音声認識を行うモードに切り替えるためのRCG
スイッチ54が設けられている。また、各スイッチには
LED55a〜55fが設けられている。
【0024】また、フロントパネル部51にはヘッドセ
ット28のマイク26およびスピーカ27の接続コネク
タ56、57が設けられている。また、音声認識装置2
5のリアパネル58には視野移動制御装置22と接続す
るためのコネクタCN1 59およびパーソナルコンピ
ュータと通信を行うためのコネクタCN2 60および
内部のプログラムを切り替えるためのスイッチSW1
61が設けられている。
【0025】図5は音声認識装置25の内部ブロックを
示す。フロントパネル上のD1スイッチ52a〜RCG
スイッチ54の状態は図示しないI/Oポートを介して
CPU63に入力される。また、フロントパネル上のD
1スイッチ52a〜RCGスイッチ54に設けられたL
ED55a〜55fは図示しないI/Oポートを介して
CPU63にてON,OFFされる。
【0026】また、ヘッドセット28のマイク26から
の出力はフロントパネル51上のコネクタ57を介して
アンプ64にて増幅された後、A/Dコンバータ65に
てデジタルデータ化されCPU63に入力される。ま
た、ヘッドセット28のスピーカ27へはフロントパネ
ル51上のコネクタ56を介してCPU63からのデジ
タル出力をD/Aコンバータ66にてアナログ化し、ア
ンプ67にて増幅される。
【0027】CPU63には、プログラムが格納された
ROM68が接続されている。ROM68のアドレスの
上位4ビットはSW1 61に接続され、このスイッチ
SW1 61にて各ビットのレベルを“H”,“L”に
設定することでバンクを切り換え、実行するプログラム
を変更することができる。また、CPU63にはRAM
69および音声認識させる単語を記憶させるメモリ70
が接続されている。
【0028】メモリ70のアドレスの上位2ビットはバ
ンクセレクタ71に接続され、バンクセレクタ71はC
PU63にて設定される。また、メモリ70は電源をO
FFしても内容が消えないようになっている。
【0029】また、CPU63にはパラメータを保存す
るためのバックアップメモリ72及び(音声入力による
コマンドを受け付ける時間だけ起動する)タイマ1 7
3,(タイマ1 73を再起動させると共に、コマンド
を実行させる信号を出力する)タイマ2 74及びコマ
ンド出力ポート75が接続されており、タイマ1 7
3,タイマ2 74はCPU63にて起動、停止、タイ
マのカウント値の設定が可能となっている。
【0030】また、タイマ2 74の起動状態はAND
回路部76に出力され、コマンド出力ポート75の出力
と論理積(AND)を取り、コネクタCN1 59に出
力される。また、コネクタCN2 60はI/F部77
を介してCPU63と接続されている。また、タイマ1
73の起動、停止の状態はCPU63にて確認できる
ようになっている。
【0031】メモリ70はEEPROMでも良いし、フ
ラッシュメモリでも良い。また、バックアップ電源で電
源OFF時にも内容が保存されるタイプのメモリでも良
い。本実施の形態では以下で説明するように、音声コマ
ンドで内視鏡システム1の所定の機能を実行させる場合
には、音声コマンドによる指令(指令用音声コマンド)
を受け付ける所定のキーワードを予め用意し、そのキー
ワードの音声入力が有ったか否かを識別し、そのキーワ
ードの音声入力が有ったと判断した場合にのみ、指令用
音声コマンドの受け付けを可能とする所定の時間、Hi
ghとなるようにタイマ1 73を起動し、その所定の
時間内に指令用音声コマンドが入力されたか否かの判断
を行うことにより、指令用音声コマンドによる所定の機
能を実行させるようにしていることが特徴となってい
る。
【0032】次に、上記構成による本実施の形態の作用
について説明する。本実施の形態の内視鏡システム1の
使用時には、患者の腹壁2a内には予め2つのトラカー
ル4a,4bが刺入される。そして、一方のトラカール
4aに内視鏡3の挿入部5が挿通され、このトラカール
4aを通して内視鏡3が体腔内に挿入される。さらに、
他方のトラカール4bには処置具6が挿通され、このト
ラカール4bを通して処置具6が体腔内に挿入される。
【0033】また、内視鏡3の観察像はTVカメラ13
の内部のズームレンズ14を経てCCD16によって撮
像され、電気信号に変換される。その後、CCD16か
らの出力信号はCCU19に入力され、このCCU19
内で映像処理された映像信号が表示モニタ21に出力さ
れ、表示モニタ21に表示される。
【0034】ここで、内視鏡3の観察像がTVカメラ1
3の内部のズームレンズ14を経てCCD16の撮像面
に投影される際のCCD16の撮像範囲は内視鏡3によ
る観察像の視野範囲より小さくなっている。そして、C
CD16には内視鏡3による観察像の視野範囲の一部分
が撮像されている。そのため、CCD移動機構17によ
り、CCD16をその撮像面上で上下左右方向へ移動さ
せることによってCCD16で撮像される範囲を変え
る、即ち、上下左右方向への視野移動を行うことができ
る。
【0035】また、ズームレンズ移動機構15によって
ズームレンズ14をその光軸方向に移動することによ
り、CCD16に投影される観察像の大きさを変える、
即ちズーム動作を行うことができるようになっている。
【0036】また、上記CCD移動機構17による上下
左右方向への視野移動ならびにズームレンズ移動機構1
5によるズーム動作は、図2(A)のTVカメラ13の
ケーシング31の外面におけるTELEスイッチ32、
WIDEスイッチ33、CENTERスイッチ34や、
図3の視野移動制御装置22のフロントパネル部41に
おけるTELEスイッチ42、WIDEスイッチ43、
CENTERスイッチ44、UPスイッチ45、DOW
Nスイッチ46、RIGHTスイッチ47、LEFTス
イッチ48や、図2(B)の処置具6のハンドスイッチ
24におけるTELEスイッチ35、WIDEスイッチ
36、ジョイスティック37などの各動作指令スイッチ
SWおよび音声認識装置25によって行うことができ
る。
【0037】次に音声認識装置25により視野移動およ
びズーム動作を行なう場合について説明する。図6〜図
9は処理フローを示す。
【0038】電源投入がされて動作状態になると、図6
に示すように最初のステップS1でCPU63はSET
スイッチ53とRCGスイッチ54が押されたかの判断
を行い、SETスイッチ53とRCGスイッチ54が押
されていないと判断した場合にはステップS3に移り、
逆にSETスイッチ53とRCGスイッチ54が押され
ていると判断した場合には、ステップS2のX、Y方
向、ズームの移動時間設定モードに入った後、ステップ
S3に移る。
【0039】移動時間設定モードでは、D1スイッチ5
2a〜D4スイッチ52dのON,OFFに応じてコマ
ンドの出力時間、つまり、タイマ2 74の起動時間設
定値を変更する。
【0040】ここではD1スイッチ52a,D2スイッ
チ52bのON,OFFの組み合わせにてX、Y方向の
コマンドの出力時間、D3スイッチ52c,D4スイッ
チ52dのON,OFFの組み合わせでズーム動作のコ
マンド出力時間を各4通り設定することができる。設定
値はバックアップメモリ72に書き込まれる。
【0041】上記モードはSETスイッチ53とRCG
スイッチ54を同時に押すことで終了し、次のステップ
S3のパラメータの初期化に移る。パラメータの初期化
の処理では、バックアップメモリ72から値を読み出し
て、バンクセレクタ71、タイマ1 73、タイマ2
74等の初期値を設定する。
【0042】次のステップS4でSETスイッチ53と
RCGスイッチ54の各LEDが点灯していたら消灯さ
せる。その次のステップS5a及びS5bでスイッチが
押されるまでスイッチのチェックを繰り返す。
【0043】そして、スイッチが押されたならばステッ
プS6に進み、ROM68から確認音データを読み出し
D/Aコンバータ66、アンプ67を介してヘッドセッ
ト28のスピーカ27から確認音を出力する。
【0044】次のステップS7でSETスイッチ53が
押されたかの判断を行い、SETスイッチ53が押され
たならばステップS8でSETスイッチ53上のLED
55eを点灯して音声登録処理モードに入る。この音声
登録処理モードに入った後、ステップS4に戻り、SE
Tスイッチ53、RCGスイッチ54のLEDを消灯
し、次のステップS5aに進み再度スイッチのチェック
を行う。
【0045】ステップS7で押されたスイッチがSET
スイッチ53でないと判断した場合にはステップS9で
RCGスイッチ54が押されたかの判断を行い、RCG
スイッチ54が押されたならばステップS10でRCG
スイッチ54上のLED55fを点灯し、音声認識処理
モードに入る。この音声認識処理モードに入った後、こ
のモードの処理が終了するとステップS4に戻る。
【0046】ステップS9で押されたスイッチがRCG
スイッチ54でないと判断した場合にはステップS11
で押されたスイッチがスイッチD1 52a、D2 5
2b、D3 52c、D4 52dかの判断を行い、ス
イッチD1 52a、D252b、D3 52c、D4
52dが押されたならば、ステップS12で音声登録
エリアの切替を行う。また、押されたスイッチに対応す
る値をバンクセレクタ71に設定し、押されたスイッチ
上のLEDのみを点灯する。そして、ステップS4に戻
る。
【0047】スイッチD1 52a〜D4 52dのO
N,OFF情報はバックアップメモリ72に書き込み保
存しておく。押されたスイッチが上記以外または複数押
されたときにはステップS4に戻る。上記動作により使
用者毎に異なるバンクに音声データを記憶させておくこ
とが可能となる。
【0048】次に音声登録処理モードについて図7を参
照して説明する。まず、音声登録処理モードに入ると、
最初のステップS21で変数BANK_NOに0をセッ
とし、さらにステップS22で変数WORD_NOに0
をセットする。
【0049】次に図10の表の表示に従い単語を順次登
録していく(ステップS23)。例えば、最初はNO.
1の単語“COMMAND”の登録を行う。この場合、
話者が発生した“COMMAND”の音声データがヘッ
ドセット28のマイク26からアンプ64を介してA/
Dコンバータ65にてデジタル化され、CPU63にて
処理され、NO.1の“COMMAND”の単語の登録
が行われる。この登録が行われた後、押されたスイッチ
のチェック(S24)及び押されたスイッチがSETス
イッチ53かの判断を行う(ステップS25)。SET
スイッチ53が押された場合には登録処理を終了する。
【0050】押されたスイッチがSETスイッチ53で
ない場合には、ステップS26で変数WORD_NOを
1つ増やし、ステップS27で変数WORD_NOが最
大の登録単語数MAX_WORDを越えたかを判断し、
この場合には変数WORD_NOは2であるので、ステ
ップS23に戻り、図10の表のNO.2の“COMM
AND ON”の単語の登録を行う。
【0051】このようにして、図10の表のNO.12
の”STOP”の単語までを登録する。その後、変数W
ORD_NOを1つ増やし、ステップS27で変数WO
RD_NOが最大の登録単語数MAX_WORDを越え
たかを判断し、最大の登録単語数MAX_WORDを越
えるので、ステップS28の変数BANK_NOを1つ
増やし、BANK_NOを1にする。
【0052】そして、ステップS29で変数BANK_
NOが1より大きいかの判断を行い、1以下の場合には
ステップS22に戻り、WORD_NOに0をセットし
て、再度図10の表のNO.1の“COMMAND”の
単語から登録を繰り返す。
【0053】上記手順にて表1のNO.1〜NO.12
までの単語をBANK_NO=1に登録するとステップ
S28で変数BANK_NOを1つ増やすと、BANK
_NOが2となり、ステップS29の判断で変数BAN
K_NOが1より大きくなるので、この音声登録の処理
を終了し、図6のステップS4に戻る。
【0054】図10の表のNO.1の“COMMAN
D”はNO.2,NO,3の単語と類似度が高いために
登録する単語であり、後で説明する音声認識処理モード
で認識されても機能しない単語である。同様にNO.9
の“ZOOM”もNO.10,NO.11の“ZOOM
IN”“ZOOM OUT”と類似度が高いために登
録する単語であり、認識しても実際の機能は実行されな
い。
【0055】このように所定の機能に対応する単語と、
類似度の高い単語とを予め登録して認識させるようにし
て、所定の機能に対応する単語をより確実に認識できる
ようにしている。
【0056】次に音声認識処理モードについて図8及び
図9を参照して説明する。音声認識処理モードに入る
と、まず最初のステップS31でスイッチの状態をチェ
ックし、次のステップS32で押されたスイッチがRC
Gスイッチ54かの判断を行い、このRCGスイッチ5
4が押されたと判断すると音声認識処理モードを終了す
る。
【0057】RCGスイッチ54が押されていなければ
ステップS33に進み、認識処理を行う。ヘッドセット
28のマイク26に入力された音はアンプ64を介して
A/Dコンバータ65入力され、デジタル化されたデー
タはCPU63に入力される。
【0058】ステップS34に示すようにCPU63は
入力された音声データと音声登録処理モードにて登録さ
れたBANK_NO=0とBANK_NO=1内の音声
データと比較し、少なくとも一方の単語と一致するかの
判断を行う。
【0059】BANK_NO=0内の単語と一致し、B
ANK_NO=1内の単語と一致しなかった場合にはB
ANK_NO=0内の一致した単語を、認識された単語
と見なす。逆に、BANK_NO=0内の単語とは一致
せず、BANK_NO=1内の単語と一致した場合には
BANK_NO=1内の一致した単語を、認識された単
語と見なす。
【0060】また、BANK_NO=0、BANK_N
O=1両方のBANK_NO内の単語と一致し、各一致
した単語が同じ場合、たとえばBANK_NO=0内で
図10の表のNO.7の“RIGHT”と一致し、BA
NK_NO=1内でもNO.7の“RIGHT”と一致
した場合には一致した単語を認識された単語と見なす。
【0061】逆に、各一致した単語が異なる場合、たと
えばBANK_NO=0内でNO.5の”UP”と一致
し、BANK_NO=1内でNO.7の“RIGHT”
と一致した場合には認識不成功と見なして、ステップS
31に戻り再度スイッチチェック、及び認識処理へ戻
る。BANKは2つに限らず2つ以上でも良いし、BA
NKを1つとして認識処理のスピードを上げるようにし
ても良い。
【0062】上記の手順で認識された単語が図10の表
のNO.1の“COMMAND”またはNO.9の“Z
OOM”かの判断を行い(ステップS35)、これに該
当する場合は何もせずにステップS31に戻り、再度ス
イッチのチェック、認識処理を行う。
【0063】上記単語はNO.2,NO.3の“COM
MAND ON”、“COMMAND OFF”または
ZOOM IN”“ZOOM OUT”と類似度が高
く、上記の処理にて“COMMAND”または“ZOO
M”の発声で“COMMANDON”、“COMMAN
D OFF”“ZOOM IN”“ZOOM OUT”
と誤認識するのを防止することが可能となる。
【0064】次のステップS36で、認識された単語が
“COMMAND ON”かの判断を行い、“COMM
AND ON”の場合には、ステップS37で有効な単
語が認識されたことを示す確認音をスピーカ27から出
し、タイマ1 73を起動する。その後、ステップS3
1に戻る。
【0065】また、ステップS36で、認識された単語
が“COMMAND ON”でないと、ステップS38
で認識された単語が“COMMAND OFF”かの判
断を行い、“COMMAND OFF”と判断した場合
には、ステップS39で有効な単語が認識されたことを
示す確認音をスピーカ27から出し、タイマ1 73を
停止させる。その後、ステップS31に戻る。
【0066】ステップS38の判断で、“COMMAN
D OFF”でもないと判断した場合には、ステップS
40で、認識処理された単語が図10の表のNO.4
“CENTER”、NO.5“UP”、NO.6“DO
WN”、NO.7”RIGHT”、NO.8“LEF
T”、NO.10“ZOOM IN”、NO.11“Z
OOM OUT”のコマンドかの判断を行う。
【0067】それらのいずれのコマンドにも該当しない
と判断した場合には、ステップS41でNO.12“S
TOP”の単語かの判断を行い、“STOP”の単語と
判断した場合には、ステップS42で“STOP”の単
語を認識したことを示す確認音をスピーカ27から出
し、かつタイマ2 74を停止する。そして、ステップ
S31に戻る。一方、ステップS41で“STOP”の
単語でもないと判断した場合には、ステップS31に戻
る。
【0068】また、ステップS38の判断において、N
O.4“CENTER”等のコマンドに該当すると判断
した場合には、図9のステップS51に移り、タイマ1
73が起動中かをCPU63がチェックし、起動中で
ないと起動中でないことを示す確認音を出力し(ステッ
プS52)、その後ステップS31に戻る。一方、起動
中であると判断した場合には認識した上記コマンドをコ
マンド出力ポート75にセットし(ステップS53)、
さらにタイマ2 74を起動し、そのコマンドを実行す
る(ステップS54)。
【0069】また、タイマ1 73を再起動し(ステッ
プS55)、さらに有効な単語が認識されたことを示す
確認音を出し(ステップS56)、図8のステップS3
1に戻る。
【0070】タイマ2 74が起動すると、その出力は
AND回路部76の出力(図11(F)参照)と論理積
(AND)がとられ、コネクタCN1 59を介して出
力され、視野移動制御装置22に入力され、TVカメラ
13内のズームレンズ移動機構15、或いはCCD移動
機構17を上記コマンドにより動作させて視野の移動、
或いはズームを行い、タイマ2 74の設定時間が経過
するとAND回路部76にて出力が“0”となり、視野
の移動、或いはズームを停止する。
【0071】タイマ1 73が起動中にコマンドに対応
する単語が再度認識された場合には上記動作を繰り返す
と共にタイマ1 73が再起動される。したがってコマ
ンドに対応する視野の移動、ズーム実行後の一定時間内
は再度コマンドの実行が可能となる。
【0072】図11はこの場合の動作のタイミングチャ
ートを示す。図11(A)はタイマ1 73の起動時間
をTで示す。
【0073】“COMMAND ON”が認識され、タ
イマ1 73が起動中に、図10のNO.4〜8、N
O.10〜11のいずれかのコマンドの単語の認識が行
われると(図11(B)参照)、図11(A)の起動中
のタイマ1 73は再起動され、図11(C)のように
なる。
【0074】従って、タイマ1 73が起動中に図10
のNO.4〜8、NO.10〜11のいずれかのコマン
ドの単語を認識完了後、Tで示す時間内は再度それらの
コマンドを受け付けて実行が可能となる。この時間T内
に再度いずれかのコマンドの単語を認識すると再度タイ
マ1 73は再起動を繰り返すことになる。
【0075】なお、上述したように図11ではタイマ1
73が起動中に、NO.4〜8、NO.10〜11の
いずれかのコマンドの認識が行われると、図11(D)
に示すようにタイマ2 74が起動し、また図11
(E)に示すコマンド出力ポート75に設定値が設定さ
れ、また図11(F)に示すようにAND回路部76は
タイマ2 74の出力とコマンド出力ポート75の設定
値との論理積出力を出すことになる。
【0076】本実施の形態によれば、視野の移動、視野
のズーム(拡大、縮小)を音声コマンドにより、音声認
識で指示動作させる場合、まず“COMMAND O
N”を認識させた後、次に視野の移動等の所望のコマン
ドを認識させる手順を踏まなければ視野の移動、或いは
ズーム動作を行うことができないようにしているため、
たとえば通常の会話中にコマンドに対応する単語を発し
ても、その単語による影響を受けることなく、音声入力
により安定した制御動作を行える。
【0077】従って、視野の移動、ズームを行いたいと
きのみ、それらを受付可能にするコマンド(具体的には
COMMAND ON)を先に発生して、その後に視野
の移動、ズームのコマンドを発生して音声認識させるこ
とにより、所望とする動作を確実に行わせることが可能
となる。
【0078】また、視野の移動、或いはズームは複数の
コマンドを連続的に使用する場合が多いため、本実施の
形態では、タイマ1 73を再起動させ、さらに続いて
所望のコマンドを受け付ける時間を再延長させている。
なお、上記タイマ1、タイマ2はソフト的に構成しても
良い。また、CENTER等の機能実行用コマンドと機
能実行用コマンドを受け付けさせるCOMMAND O
N等の単語とを別のメモリに格納(登録)しても良い。
【0079】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図12を参照して説明する。図12は第2
の実施の形態における音声認識装置81の内部構成を示
す。この音声認識装置81は図5の音声認識装置25に
おいて、さらに電源コントロール部82を追加したもの
である。
【0080】この電源コントロール部82にはコネクタ
CN1を介して視野移動制御装置22から動作に必要な
電源が供給される。この電源は、電源コントロール部8
2を介してタイマ2 74、コマンド出力ポート75、
AND回路部76に供給される。つまり、コネクタCN
1 59を介して視野移動制御装置22をコントロール
する部分に供給されている。
【0081】また、この電源コントロール部82はCP
U63と接続され、CPU63によって制御される。そ
の他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0082】次に本実施の形態の作用を説明する。
【0083】コマンドを認識し、視野移動制御装置22
にコマンドを出力していない時には、CPU63にて電
源コントロール部82に指示を出して、タイマ2 7
4、コマンド出力ポート75、AND回路部76への電
源をOFFにする。
【0084】逆に、コマンドを認識し、出力する時に
は、CPU63は電源コントロール部82に指示信号を
出し、タイマ2 74、コマンド出力ポート75、AN
D回路部76への電源をONにする。
【0085】本実施の形態は以下の効果を有する。
【0086】コネクタCN1 59に接続している外部
装置の消費電力を押さえることができる。その他は第1
の実施の形態と同様の効果を有する。なお、タイマ2
74等への電源をOFFする代わりにタイマ2 74、
コマンド出力ポート75、AND回路76にパワーセー
ブモードに入るようにしても良い。
【0087】また、電源コントロール部82への電源入
力は音声認識装置25内のものでも良い。また、電源O
FF、パワーセーブ時にAND回路76の出力が不定と
ならないようにAND回路76の出力をプルアップ、プ
ルダウン等の方法で出力レベルを固定しても良い。
【0088】なお、上述の説明では、音声コマンドによ
り視野を変更する機能を実行させる場合で説明したが、
システム内での他の機能を実行させる場合にも広く適用
できる。
【0089】[付記] 1.音声を認識する手段と、外部の装置を動作させる手
段と、起動、停止可能なタイマ手段と、上記音声を認識
する手段の結果から、上記外部の装置を動作させる対応
する結果と、上記起動、停止可能なタイマ手段に対応す
る結果を識別する手段とを有し、上記タイマ手段が起動
中の時のみ上記外部の装置を動作させる手段に対応する
結果を有効にする手段を有することを特徴とするシステ
ム制御装置。
【0090】2.付記1において、上記外部の装置を動
作させる手段に対応する結果が有効なときに、タイマを
再起動することを特徴とするシステム制御装置。
【0091】3.音声入力されるキーワードを識別し、
該キーワードに基づき所定のシステムを制御するための
システム制御装置において、互いに異なる第1及び第2
のキーワードを保持するメモリ手段と、音声入力手段よ
り入力される音声を識別する識別手段と、前記識別手段
により識別される音声が前記第1のキーワードに合致す
るか否かを判定する第1の判定手段と、前記識別手段に
より識別される音声が前記第2のキーワードに合致する
か否かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手
段が前記第1のキーワードに該当すると判定したときに
所定期間起動するタイマ手段と、前記タイマ手段が起動
している期間内に前記第2の判定手段が前記第2のキー
ワードと判定したときに、該第2のキーワードに基づき
システムに対して所定の制御を行う制御手段と、を有す
ることを特徴とするシステム制御装置。
【0092】4.音声入力されるキーワードを識別し、
該キーワードに基づき所定のシステムを制御するための
システム制御方法において、音声入力手段より入力され
る音声を識別する識別ステップと、前記識別ステップに
より識別される音声が予め登録された第1のキーワード
に合致するか否かを判定する第1の判定ステップと、前
記第1の判定ステップで前記第1のキーワードと判定さ
れたときに所定期間だけタイマ手段を起動するタイマ起
動ステップと、前記タイマ起動ステップで前記タイマ手
段が起動している期間内に、前記識別ステップで識別さ
れる音声が予め登録された前記第1のキーワードとは異
なる第2のキーワードに合致するか否かを判定する第2
の判定ステップと、前記第2の判定ステップで前記第2
のキーワードと判定されたときに、該第2のキーワード
に基づき前記システムに対して所定の制御を行う制御ス
テップと、を有することを特徴とするシステム制御方
法。 5.付記3又は4において、前記第2のキーワードは互
いに異なる複数のキーワードで構成される。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
声入力されるキーワードを識別し、該キーワードに基づ
き所定のシステムを制御するためのシステム制御装置に
おいて、少なくとも1種類以上の第1のキーワードを保
持する第1のメモリ手段と、前記第1のキーワードとは
異なる少なくとも1種類以上の所定の第2のキーワード
を記憶する第2のメモリ手段と、所定の入力手段より入
力される音声を識別する識別手段と、前記識別手段によ
り識別される音声が前記第1のメモリ手段に記憶された
前記第1のキーワードの何れかに合致するか否かを判定
する第1の判定手段と、前記識別手段により識別される
音声が前記第2のメモリ手段に記憶された前記第2のキ
ーワードの何れかに合致するか否かを判定する第2の判
定手段と、前記第1の判定手段が前記第1のキーワード
の何れかと判定したときに所定期間起動するタイマ手段
と、前記タイマ手段が起動している期間内に前記第2の
判定手段が前記第2のキーワードの何れかと判定したと
きに、該第2のキーワードに基づきシステムに対して所
定の制御を行う制御手段と、を有するので、術者は第1
のキーワードに続いて第2のキーワードを発することに
より、第2のキーワードにより視野の移動等の所望とす
るシステム制御を確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム制御装置を構成する第1の実
施の形態の内視鏡システムの構成図。
【図2】TVカメラの動作指令スイッチの配置等と、処
置具に設けたハンドスイッチ等を示す図。
【図3】視野移動制御装置のフロントパネルを示す正面
図。
【図4】音声入力装置のフロントパネル部とリアパネル
とを示す図。
【図5】音声認識装置の内部構成を示すブロック図。
【図6】音声認識装置の動作説明のフローチャート図。
【図7】図6における音声登録モードの動作内容を示す
フローチャート図。
【図8】図6における音声認識モードの動作内容を示す
フローチャート図。
【図9】図8における一部の動作内容を示すフローチャ
ート図。
【図10】登録された単語とその機能を示す図。
【図11】動作説明のタイミングチャート図。
【図12】本発明の第2の実施の形態における音声認識
装置の内部構成のブロック図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…腹部 3…内視鏡 6…処置具 9…光源装置 12…接眼部 13…TVカメラ 14…ズームレンズ 15…ズームレンズ移動機構 16…CCD 17…CCD移動機構 19…CCU 21…表示モニタ 22…視野移動制御装置 24…ハンドスイッチ 25…音声認識装置 26…マイク 27…スピーカ 28…ヘッドセット 59,60…コネクタ 63…CPU 64、67…アンプ 70…メモリ 73…タイマ1 74…タイマ2 75…コマンド出力ポート 76…AND回路部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 571K H04N 7/18 551L Fターム(参考) 4C061 AA00 BB02 CC06 DD01 FF02 HH60 LL03 NN01 PP12 RR06 RR17 RR30 5B047 AA17 BB04 BC05 BC14 CA05 CA07 CA11 CA14 CA17 CA23 CB09 CB10 CB15 CB16 5C054 AA01 BA10 CC02 CD03 CF05 CG02 CH05 CH07 EA01 FA01 FF02 HA12 5D015 AA04 BB01 HH04 KK01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声入力されるキーワードを識別し、該
    キーワードに基づき所定のシステムを制御するためのシ
    ステム制御装置において、 少なくとも1種類以上の第1のキーワードを保持する第
    1のメモリ手段と、 前記第1のキーワードとは異なる少なくとも1種類以上
    の所定の第2のキーワードを記憶する第2のメモリ手段
    と、 所定の入力手段より入力される音声を識別する識別手段
    と、 前記識別手段により識別される音声が前記第1のメモリ
    手段に記憶された前記第1のキーワードの何れかに合致
    するか否かを判定する第1の判定手段と、 前記識別手段により識別される音声が前記第2のメモリ
    手段に記憶された前記第2のキーワードの何れかに合致
    するか否かを判定する第2の判定手段と、 前記第1の判定手段が前記第1のキーワードの何れかと
    判定したときに所定期間起動するタイマ手段と、 前記タイマ手段が起動している期間内に前記第2の判定
    手段が前記第2のキーワードの何れかと判定したとき
    に、該第2のキーワードに基づきシステムに対して所定
    の制御を行う制御手段と、 を有することを特徴とするシステム制御装置。
  2. 【請求項2】 音声入力されるキーワードを識別し、該
    キーワードに基づき所定のシステムを制御するためのシ
    ステム制御方法において、 所定の入力手段より入力される音声を識別する識別ステ
    ップと、 前記識別ステップにより識別される音声が第1のメモリ
    手段に記憶された少なくとも1種類以上の所定の第1の
    キーワードの何れかに合致するか否かを判定する第1の
    判定ステップと、 前記第1の判定ステップで前記第1のキーワードの何れ
    かと判定されたときに所定期間だけタイマ手段を起動す
    るタイマ手段起動ステップと、 前記タイマ手段起動ステップで前記タイマ手段が起動し
    ている期間内に置いて、前記識別ステップで識別される
    音声が第2のメモリ手段に記憶された少なくとも1種類
    以上の所定の第2のキーワードに合致するか否かを判定
    する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップで前記第2のキーワードの何れ
    かと判定されたときに、該第2のキーワードに基づき前
    記システムに対して所定の制御を行う制御ステップと、 を有することを特徴とするシステム制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100398204C (zh) * 2005-08-15 2008-07-02 中国石油化工股份有限公司 丙烯氨氧化生产丙烯腈催化剂
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