JP2002122247A - バルブ用弁座 - Google Patents

バルブ用弁座

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JP2002122247A
JP2002122247A JP2000312205A JP2000312205A JP2002122247A JP 2002122247 A JP2002122247 A JP 2002122247A JP 2000312205 A JP2000312205 A JP 2000312205A JP 2000312205 A JP2000312205 A JP 2000312205A JP 2002122247 A JP2002122247 A JP 2002122247A
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JP
Japan
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valve
valve seat
cock
fluid
mouth ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000312205A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kasanami
幸夫 笠波
Kyoichi Iitaka
經一 飯▲高▼
Yoshihiko Kawabata
芳彦 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Meiwa Seisakusho KK
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Meiwa Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd, Meiwa Seisakusho KK filed Critical Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁座拡張用流体給排部の構造を簡単にしてコ
ストダウンを図るとともに、弁座10の取付けを容易と
する。 【解決手段】 弁箱1内面全周に亘る溝8内にその全周
に亘って嵌められる弾性体から成る弁座10である。そ
の全周に亘り中空部11aを有するとともに、その中空
部11aから弁箱1外面に開口する給排用口金12を有
し、この口金12には、その口金開閉用コック13が取
付け可能であるとともに、そのコック13を介して流体
の供給手段15が着脱自在に接続可能である。口金12
を有すれば、その口金12を弁箱1の貫通孔7に嵌入す
れば、弁箱外部からの弁座内への給排口を容易に形成し
得る。コック13により、弁座10内の流体の排出を防
止でき、一定圧の流体を弁座10内に封入してその圧を
維持できる。このため、一定のシール圧の弁座10を容
易に得ることができる。また、供給手段15が着脱自在
のため、常時接続しておく必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バタフライバル
ブやボールバルブ等のバルブに使用される弾性体から成
る弁座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バルブは、弁箱内に弁体を装入し、その
弁体を弁箱内面の弁座に圧接して閉止する構造が一般的
であり、例えば、バタフライバルブVは、この発明の一
実施例を示す図1を参照して説明すると、弁箱1に弁軸
2をその弁箱軸心に直交して設け、その弁軸2に弁体3
を取付け、弁軸2を回して弁体3を鎖線のごとく位置す
ることにより開弁し、弁体3を実線のごとく弁箱1内面
の弁座10に圧接させることにより閉弁する。
【0003】この弁座10において、特開平8−128
537号公報には、図5に示すように、その弁座10に
中空のゴムシート4を採用し、そのシート4に、流体供
給ユニット5により、水圧、油圧又は気体圧を給排し
て、シート4と弁体3との圧接圧(圧接度合)を調整し
得る技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の弁座
(ゴムシート)4は、流体供給ユニット5が常時接続さ
れており、そのユニット5の経費の分、弁装置がコスト
高となっている。また、ゴムシート4内への流体の給排
は、ゴムシート4の開口4a及び弁箱1の貫通孔6を介
して行っているため、その開口4aと貫通孔6の位置決
めが必要であり、ゴムシート4の取付けが煩雑であっ
た。
【0005】この発明は、流体給排部の構造を簡単にし
てコストダウンを図るとともに、弁座の取付けを容易に
することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、まず、弁座に弁箱外面に開口する口金
を有するものとしたのである。口金を有すれば、その口
金を弁箱に形成した貫通孔に嵌入すれば、弁箱外部から
の弁座内への給排口を容易に形成し得る。
【0007】つぎに、この発明は、その口金にコックを
取付け可能とするとともに、そのコックを介して流体の
供給手段を着脱自在に接続可能としたのである。コック
により、弁座内の流体の排出を防止でき、一定圧の流体
を弁座内に封入してその圧を維持できる。このため、一
定のシール圧の弁座を容易に得ることができる。また、
供給手段が着脱自在のため、常時接続しておく必要もな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、弁
箱内面全周に亘る溝内にその全周に亘って嵌められる弾
性体から成る弁座であり、その全周に亘り中空部を有す
るとともに、その中空部から弁箱外面に開口する給排用
口金を有し、この口金には、その口金開口用コックが取
付け可能であるとともに、そのコックを介して流体の供
給手段が着脱自在に接続可能である構成を採用し得る。
【0009】上記流体としては、水、油などの液体の
他、空気などの気体を採用し得る。気体は、圧縮性があ
るため、バルブの開閉時、弁体が弁座に接離し易い利点
がある。
【0010】
【実施例】一実施例を図1乃至図3に示し、この実施例
はバタフライバルブVに係り、上述のように、弁箱1に
弁軸2をその弁箱軸心に直交して設け、その弁箱1に弁
体3を取付けたものであり、弁軸2を回して、弁体3を
鎖線のごとく位置することにより開弁し、弁体3を実線
のごとく弁座10に圧接させることにより閉弁する。
【0011】弁箱1の内面全周に溝8が形成され、上記
弁座10は、この溝8に嵌めて、リング状止め部材9を
圧接してビス止することにより、取付けられている。弁
座10はゴムなどの弾性体からなるリング状中空体11
で、その中心対称位置に中空部11aに通じる口金12
が設けられている。この口金12は、中空体11の成形
時に埋設され、その数は1個、3個以上と任意である
が、周方向に等間隔位置とする。中空体11の内面11
bは、図1において上下半分がそれぞれ傾斜方向を逆と
して、弁体3の圧接が円滑になされるようになってい
る。
【0012】弁箱1には弁軸2に直交する対称位置に貫
通孔7が形成され、この貫通孔7に口金12を嵌入する
ことにより、弁座10が位置決めされる。その両口金1
2にはそれぞれコック13がねじ込み等により設けら
れ、一方のコック13には圧力計14が付設される。こ
のため、弁座10を弁箱1に取付けて開弁し(図1実線
状態)、その状態で、一のコック13(口金12)に供
給手段15を接続して、そのコック13をあける(開放
する)ことにより、中空体11内に圧縮空気等を流入す
る。その中空体11の内圧は圧力計14で確認して、バ
ルブV内を流れる流体圧に対応する所要の値となれば、
コック13を閉じる。これによって、弁座10から弁体
3の全周に同一の(均一の)締め代が付与され、流体圧
に対して適正なシール圧を保持する。
【0013】中空体11内の圧が下がれば、供給手段1
5を再度取付けて加圧する。また、バルブVのシール圧
の変更があれば、コック13の開放、又は圧縮空気等の
供給でその変更に応じたシール圧とする。
【0014】コック13の開放は一方のみでもよいが、
圧入流体が、空気以外の場合には、他方の口金12もコ
ック13でもって開放することにより、その中空体11
内の空気を押し出すことができて、所要の流体を空気の
混入なく充満できる。このとき、口金12が対称位置に
あることにより、その空気の排出は円滑かつ完全に近い
ものとなる。
【0015】図4には、弁座10の他の実施例を示し、
この実施例は、弾性チューブ16により中空部11aを
形成したものである。そのチューブ16に口金12を取
付けて、弾性体の殻11’に嵌める。この弁座10も、
上記と同様にして弁箱1に取付けて、同一作用を行う。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上のように、口金を有
し、その口金にコックを取付け、そのコックを介して流
体の供給手段を着脱自在に接続可能としたので、一定の
シール圧を容易に得ることができるとともに、製作費及
びライニングコストの低い弁装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の切断正面図
【図2】同実施例の弁座の断面図
【図3】(a)は図2のA−A線断面図、(b)は同B
−B線断面図
【図4】他の実施例の弁座を示し、(a)、(b)とも
に要部断面図
【図5】従来例の要部切断正面図
【符号の説明】
1 弁箱 2 弁軸 3 弁体 7 貫通孔 8 弁座用溝 9 弁座止め部材 10 弁座 11 弁座中空体 11a 弁座中空部 11’ 弁座殻 12 給排用口金 13 コック 14 圧力計 15 供給手段 16 チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯▲高▼ 經一 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 川端 芳彦 和歌山市六十谷551番地 株式会社明和製 作所内 Fターム(参考) 3H052 AA02 BA02 BA25 BA26 CB03 CB13 3H054 AA03 BB02 BB16 BB17 CB07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱1内面全周に亘る溝8内にその全周
    に亘って嵌められる弾性体から成る弁座10であって、 その全周に亘り中空部11aを有するとともに、その中
    空部11aから弁箱1外面に開口する給排用口金12を
    有し、この口金12には、その口金開閉用コック13が
    取付け可能であるとともに、そのコック13を介して流
    体の供給手段15が着脱自在に接続可能であることを特
    徴とするバルブ用弁座。
JP2000312205A 2000-10-12 2000-10-12 バルブ用弁座 Pending JP2002122247A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102096490B1 (ko) * 2019-11-12 2020-04-02 지원호 밀폐기능이 향상된 밸브장치
JP2020070874A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社栗本鐵工所 バタフライ弁

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070874A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社栗本鐵工所 バタフライ弁
JP7000297B2 (ja) 2018-10-31 2022-01-19 株式会社栗本鐵工所 バタフライ弁
KR102096490B1 (ko) * 2019-11-12 2020-04-02 지원호 밀폐기능이 향상된 밸브장치

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