JP2002121206A - エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョンおよびその製造方法 - Google Patents

エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョンおよびその製造方法

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JP2002121206A
JP2002121206A JP2000312866A JP2000312866A JP2002121206A JP 2002121206 A JP2002121206 A JP 2002121206A JP 2000312866 A JP2000312866 A JP 2000312866A JP 2000312866 A JP2000312866 A JP 2000312866A JP 2002121206 A JP2002121206 A JP 2002121206A
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vinyl acetate
ethylene
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copolymer emulsion
eva
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Manabu Yako
学 八箇
Daisuke Shinomiya
大輔 四宮
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EVA系エマルジョンの安定性を改良し、か
つ良好なアルカリ増粘性を有するEVA系エマルジョン
及びその製造方法等を提供する。 【解決手段】 エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマル
ジョンの不揮発分100質量部に対し、不飽和カルボン
酸を必須成分とするモノマー1〜50質量部を重合させ
て得られるエチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョ
ンは安定性及びアルカリ増粘性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は安定性が良好で、か
つ、アルカリ増粘性に優れたエチレン−酢酸ビニル系共
重合体エマルジョン(以下「EVA系エマルジョン」と
いう)およびその製造方法等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】EVA系エマルジョンは接着剤として、
また土木建材分野、塗料分野、製紙分野、繊維分野にお
いても広く利用されている。これらいずれの分野におい
てもEVA系エマルジョンの安定性は重要である。EV
Aエマルジョンはエチレン−酢酸ビニル系共重合体(以
下「EVA」という)の微小な粒子が水中に分散したも
のであるが、保存安定性が悪いと粒子同士が凝集し沈降
分離したり、或いは他の添加剤と混ぜ合わせると凝集、
ゲル化する問題がある。接着剤では通常溶剤、可塑剤或
いは炭酸カルシウム、タルク等の無機粉体等が添加され
る。また、土木分野ではセメントと混合されて使用され
る。これら用途においてEVA系エマルジョンの安定性
が悪いとこれらの添加剤と混合中にゲル化をおこした
り、混合中は問題なくとも混合後暫くしてゲル化してし
まう。
【0003】EVA系エマルジョンの安定性を改良する
ために従来はエチレンと酢酸ビニルモノマーから乳化重
合によりEVAエマルジョンを製造する際に、ノニオン
系或いはアニオン系の界面活性剤を添加したり、或いは
保護コロイドとしてポリビニルアルコールを添加するこ
とが行われている(特公昭51−25372号公報、特
開昭53−91940号公報、特開昭53−11703
5号公報、特開昭53−82837号公報、特開昭56
−135575号公報、特開昭57−153036号公
報、特開昭60−248764号公報、特開昭63−2
97407号公報、特開昭63−223053号公報、
特開平2−173018号公報)。これらの界面活性剤
や保護コロイドの添加は保存安定性の改良には効果があ
るが、アルカリ増粘性の改良効果は乏しく、場合により
耐水性や接着性を阻害する問題がある。
【0004】EVA系エマルジョンを含有する接着剤は
塗工作業性の改良の為、従来、有機溶剤を添加し増粘し
ていたが、環境汚染上の問題で有機溶剤の添加量を減少
させることができる、換言すれば、増粘効果を有するE
VA系エマルジョンが望まれていた。また、コンクリー
ト吹き付け工事における粉塵やリバウンドの低減には、
コンクリートと接触して急激に増粘する特性を有するE
VA系エマルジョンが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はEVA系エマ
ルジョンの安定性を改良し、かつ良好なアルカリ増粘性
を有するEVA系エマルジョン及びその製造方法等を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる目
的を達成すべく鋭意検討した結果、EVA系エマルジョ
ンに不飽和カルボン酸を必須成分とするモノマーを添加
し重合させることにより、安定性に優れ、しかも、大き
なアルカリ増粘性を有するEVA系エマルジョンを製造
できることを見出したのである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で使用されるEVAエマル
ジョンはエチレンと酢酸ビニル成分を必須成分とするE
VAのエマルジョンであり、エチレンと酢酸ビニルモノ
マーを乳化重合したもの、あるいは市販品のいずれも使
用することができる。EVAの組成はエチレン含有量が
5〜35重量%、酢酸ビニル含有量が65〜95重量%
でエチレンと酢酸ビニルの合計が80重量%以上である
EVAを好適に用いることができる。
【0008】エチレンと酢酸ビニル以外に20質量%未
満であればエチレン、酢酸ビニルと共重合するその他の
成分を含んでいてもよい。その他の成分としては例えば
塩化ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニ
ル、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、イタコ
ン酸、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブ
チルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、
エチルメタアクリレート、プロピルメタアクリレート、
ブチルメタアクリレート、2−エチルヘキシルメタアク
リレートがあるが、これらの成分を一種類以上含有させ
ることができる。また、トリアリルシアヌレート、トリ
アリルイソシアヌレートを併用することができ、この場
合耐アルカリを向上させる効果がある。その添加量は1
重量%以下、好ましくは0.5質量%以下である。
【0009】本発明ではポリビニルアルコール(以下
「PVA」という。)を含有するEVA系エマルジョン
を好適に用いることができる。PVAはEVA系エマル
ジョンを乳化重合により製造する際に保護コロイドとし
て添加されてEVAエマルジョンに含有されるものであ
っても、あるいは乳化重合の際には全く用いず重合後に
EVA系エマルジョンに添加されて含有されるものであ
ってもよい。
【0010】PVAの含有量は、EVAエマルジョンの
不揮発分に対して10質量%以下が好ましい。PVAの
種類には特に限定なく市販のものを用いることができ
る。完全ケン化PVA、部分ケン化PVAやスルホン
基、カルボキシル基、アミド基等により変性されたPV
Aを用いることができる。
【0011】本発明によればEVA系エマルジョンに不
飽和カルボン酸を必須成分とするモノマーを混合し
(共)重合することによりEVA系エマルジョンの安定
性が改良されるが、この場合EVA系エマルジョンに含
有される不飽和カルボン酸を必須成分とするモノマーの
量はEVA系エマルジョンの不揮発分100質量部に対
して1〜50質量部、好ましくは1.5〜40質量部、
更に好ましくは2〜30質量部である。不飽和カルボン
酸を必須成分とするモノマーが少ないと安定性やアルカ
リ増粘性の改良効果が乏しく、逆に、多すぎても安定性
の改良効果が損なわれたり、樹脂中の不飽和カルボン酸
を必須成分とするモノマーの含有量が高くなり、EVA
系エマルジョンとしての特性が失われる。
【0012】本発明における不飽和カルボン酸として
は、アクリル酸、メタアクリル酸、(無水)マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、アコニット
酸、桂皮酸、マレイン酸モノエステル等が挙げられる
が、好ましくは、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイ
ン酸モノエステル、特に好ましくは、アクリル酸、メタ
アクリル酸である。
【0013】必須成分である不飽和カルボン酸と共重合
できるモノマーとして、カルボン酸のビニルエステル
類、アクリル酸のアルキルエステル類、メタアクリル酸
のアルキルエステル類、アルキルエーテル類、アルキル
アリルエーテル類、(メタ)アクリルアミド、(メタ)
アクリロニトリル、(メタ)アリルスルホン酸塩等が挙
げられる。
【0014】不飽和カルボン酸を必須成分とするモノマ
ー中の不飽和カルボン酸の割合は、本発明の特性を損な
わない範囲であれば特に制限がないが、好ましくは、3
0〜100質量%、特に好ましくは、50〜100質量
%である。
【0015】不飽和カルボン酸を必須成分とするモノマ
ーはラジカル開始剤を添加することにより(共)重合さ
れる。ラジカル開始剤としては、過酸化水素、過硫酸ア
ンモニウム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩等の無機ラジ
カル開始剤や、t−ブチルヒドロパーオキサイド、キュ
メンヒドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイ
ド、メチルエチルケトンパーオキサイド等のケトンパー
オキシド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)ー
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等のパーオキシ
ケタール、ラウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパー
オキサイド等のジアシルパーオキシド、t−ブチルパー
オキシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエート
等のパーオキシエステル、ビス(2−エトキシエチル)
パーオキシジカーボネート等のパーオキシカーボネー
ト、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物等の有
機ラジカル開始剤を使用することができる。勿論、ラジ
カル開始剤とナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレ
ート等の還元剤を併用するレドックス触媒を用いること
もできる。
【0016】EVA系エマルジョン中の不飽和カルボン
酸の含有濃度を高くすれば、アルカリ増粘性は向上する
が、得られるEVA系エマルジョンの安定性が低下する
傾向がある。本発明者らは、(1)EVAエマルジョン
の存在下、不飽和カルボン酸を必須成分とするモノマー
を(共)重合させることにより、不飽和カルボン酸を高
濃度に含有したEVA系エマルジョンにおいても安定性
が大きく改良されること、(2)EVA系エマルジョン
の分散粒子であるEVA系樹脂との親和性のある有機ラ
ジカル開始剤を用いて不飽和カルボン酸を必須成分とす
るモノマーを(共)重合させると、EVA系エマルジョ
ンの安定性を一層改良できること、(3)その有機ラジ
カル開始剤が水溶性を有する場合は有機ラジカル開始剤
が可溶化した水溶液として、水溶性が不足する場合は有
機ラジカル開始剤を乳化分散さて添加することにより、
不飽和カルボン酸を高濃度に含有したEVA系エマルジ
ョンの安定性をより一層改良できることを見出したので
ある。
【0017】重合方法には特に限定されず不飽和カルボ
ン酸を必須成分とするモノマーを含有したEVA系エマ
ルジョンにラジカル開始剤を添加し重合することができ
る。必要ならば、不飽和カルボン酸や共重合できるモノ
マーを混合後、もしくは別々に分添してもよい。重合温
度は使用するラジカル開始剤の種類により異なるが40
〜80℃とすることができる。重合はEVA系エマルジ
ョンに含有される未反応のモノマーが1%以下となるま
で行うことが好ましい。
【0018】不飽和カルボン酸を必須成分とするモノマ
ーを(共)重合させる際、必要ならば乳化剤を添加して
もよい。乳化剤としては、PVA、ヒドロキシエチルセ
ルロース等の高分子保護コロイド、ポリオキシエチレ
ン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
コポリマー等の非イオン性界面活性剤、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、ラウリル硫酸エステル塩等のアニオン
性界面活性剤等が挙げられる。好ましくは、鹸価度85
モル%以上、重合度200〜2000のものが好まし
い。これら乳化剤の使用量は不飽和カルボン酸を必須成
分とするモノマー100質量部当たり、10質量部以下
が望ましい。
【0019】本発明の方法により製造されたEVA系エ
マルジョンは、機械的安定性、放置安定性、希釈安定性
に優れ、接着剤、塗料、紙加工、繊維加工等の用途にお
いて好適に用いられる。さらに本発明のEVA系エマル
ジョンは良好なアルカリ増粘性を有するので、前述の用
途に計量する際は低粘度であり、計量作業性に優れるに
も拘わらず、配合して使用する時には目標粘度に効果的
に増粘することができる。例えば、セメントモルタルに
本発明のEVA系エマルジョンを配合することにより、
刷毛捌き性の良好なポリマーセメントモルタルを得るこ
とができる。勿論、接着剤として本発明のEVA系エマ
ルジョンを使用する場合、必要に応じて、硬化剤、可塑
剤、粘着付与樹脂、増粘剤、消泡剤、防腐剤、pH調節
剤等を配合することができる。
【0020】
【実施例】以下更に詳細に実施例をもって説明する。な
お、本発明記載の部及び%は特に記載がなければ、いず
れも質量基準で示したものである。 <ベースとなるEVAエマルジョンの製造例1>攪拌機
付の高圧重合缶に酢酸ビニルモノマー100部、PVA
(電気化学工業社製)B−05とB−17を各2部、酢
酸ソーダ0.4部、ロンガリット(ナトリウムホルムア
ルデヒドスルホキシレート、住友精化社製)0.2部、
硫酸第一鉄・七水和物0.005部を90部の純水に溶
解した水溶液を攪拌下仕込み、窒素で重合缶内部を置換
した後、エチレン25部を充填した。温度を65℃とし
た後、5%の過硫酸アンモニウム水溶液を添加し重合を
行った。未反応の酢酸ビニルモノマー量が1%となった
時点で残存するエチレンをパージしEVAエマルジョン
を得た。
【0021】<比較例1>生成したEVAエマルジョン
中の未反応の酢酸ビニルモノマーを減圧下除去し、未反
応の酢酸ビニルモノマーが0.5%以下のEVAエマル
ジョンを得た。
【0022】<比較例2><ベースとなるEVAエマル
ジョンの製造例1>において、酢酸ビニルモノマー10
0部に加えてさらにアクリル酸2部を追加した以外は、
<ベースとなるEVAエマルジョンの製造例1>及び<
比較例1>の方法にしたがって、重合・減圧処理を行い
EVAエマルジョンを得た。
【0023】<実施例1〜7> <比較例1>で得られたベースとなるEVAエマルジョ
ンの不揮発分100部当たり、表1に示す不飽和カルボ
ン酸、エチルアクリレート、B−17、ナトリウムホル
ムアルデヒドスルホキシレート(ロンガリット)0.0
01部及び硫酸第一鉄・7水和物0.00005部及び
水を添加し、30分間攪拌しながら、温度を55℃とし
た。表1に示したラジカル開始剤0.14部及びB−0
5を純水に予め溶解させた水溶液または撹拌を継続した
分散液または乳化分散液として90分間に渡って添加し
重合を行った。残存する未反応の不飽和カルボン酸がE
VA系エマルジョンに対して0.1%未満となるまで重
合を行った。得られたEVA系エマルジョンの物性を表
1に示す。ラジカル開始剤として、過硫酸アンモニウム
(以下、APSと略す)、t−ブチルヒドロパーオキサ
イド(以下、tBHと略す)、t−ブチルパーオキシア
セテート(以下、tBAと略す)を使用する。
【0024】本発明において実施した各物性値の測定・
評価方法を以下に説明する。 (不揮発分、粗粒率、pH、粘度、貯蔵安定性、機械安
定性)JIS K 6828に準じて評価した。貯蔵安
定性の判定は以下のように行った。 層分離が全く見られない :○ 上下層の濃度差が目視で認められる:× (残存不飽和カルボン酸)充填剤として、ODS(オク
タデシル基結合シリカゲル)を用い液体クロマトグラフ
ィーで未反応モノマーを定量した。 (アルカリ増粘性)不揮発分が約30%になるように水
で希釈したエマルジョンの粘度に対する、この希釈エマ
ルジョンにさらに10%苛性ソーダー水溶液でpHを
9.0±0.2に調整したエマルジョンの粘度の比で代
表させた。 アルカリ増粘指数=(pH9.0±0.2での粘度)/
(pH調整前の粘度)
【0025】
【表1】
【0026】実施例のいずれも比較例2に比較して貯蔵
安定性に優れる。また、実施例のいずれも比較例1及び
2と比較して機械安定性の数値が低い。これは、機械的
なシェアーをエマルジョンにかけても粒子が不安定とな
って凝集し粗粒が増えるような事がないことを示してい
る。
【0027】比較例3より、ベースとなるエマルジョン
の不揮発分100部当たり不飽和カルボン酸を必須成分
とするモノマー量が50部を超えると、EVA系エマル
ジョンの安定性が損なわれることを示している。
【0028】実施例のいずれも比較例1及び2に比較し
て、大きいアルカリ増粘指数を示し、しかも比較例2に
比較して安定性は良好である。
【0029】無機ラジカル開始剤APSを使用する実施
例2に対して、水溶性の有機ラジカル開始剤tBHを使
用する実施例3の方が、貯蔵安定性及び機械的安定性に
優れ、アルカリ増粘性もより良好である。
【0030】水溶性が不足する有機ラジカル開始剤tB
Aを撹拌下、純水に分散させた液を添加する実施例6に
比較して、乳化分散させて添加する実施例7の方が、よ
り一層、貯蔵安定性及び機械的安定性が良くなる。
【0031】
【発明の効果】本発明により製造されたEVA系エマル
ジョンは貯蔵安定性、機械安定性に優れるとともに、ア
ルカリ増粘性も良好であるので、接着剤やセメント、モ
ルタル混和用等のエマルジョンとして好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J011 JA07 JB09 JB16 JB26 KA16 KA29 KB09 KB29 PA68 PA69 PA70 PC06 PC07 4J026 AC04 BA24 BA33 BA34 DB03 DB04 4J040 DD022 DE031 GA07 JA03 MA06 NA12 QA01 QA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマル
    ジョンの不揮発分100質量部に対し、不飽和カルボン
    酸を必須成分とするモノマー1〜50質量部を重合させ
    ることを特徴とするエチレン−酢酸ビニル系共重合体エ
    マルジョンの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1においてポリビニルアルコール
    の存在下重合することを特徴とする請求項1のエチレン
    −酢酸ビニル系共重合体エマルジョンの製造方法。
  3. 【請求項3】 有機ラジカル開始剤を用いて重合するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエチレ
    ン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョンの製造方法。
  4. 【請求項4】 有機ラジカル開始剤を溶解もしくは乳化
    分散させて添加することを特徴とする請求項1〜3記載
    のエチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョンの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記
    載の製造方法により製造されたエチレン−酢酸ビニル系
    共重合体エマルジョン。
  6. 【請求項6】 請求項5のエチレン−酢酸ビニル系共重
    合体エマルジョンを含有してなるセメント組成物。
  7. 【請求項7】 請求項5のエチレン−酢酸ビニル系共
    重合体エマルジョンを含有してなる接着剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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