JP2002120312A - 傾斜積層体 - Google Patents
傾斜積層体Info
- Publication number
- JP2002120312A JP2002120312A JP2000315656A JP2000315656A JP2002120312A JP 2002120312 A JP2002120312 A JP 2002120312A JP 2000315656 A JP2000315656 A JP 2000315656A JP 2000315656 A JP2000315656 A JP 2000315656A JP 2002120312 A JP2002120312 A JP 2002120312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- laminate
- laminated body
- layer
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
脂層の位置ずれの少ない、感圧接着、導伝、防曇、ガス
透過等用の積層体の提供。 【解決手段】 少なくとも2層からなる樹脂積層体の少
なくとも1断面がV字形状に積層された傾斜積層体。 【効果】 引裂き強度、曲げ強度が向上しそのうえ表裏
での樹脂層の位置ずれが少なくなるので、感圧接着、導
電、防曇、ガス透過等用積層体として好適。
Description
る。特に感圧接着性、導電性、防曇性、ガス透過性など
に有用な傾斜積層体に関する。
い特性を付与するために複数の樹脂を複合してフィルム
やシートなどの積層体を製造することが広くおこなわれ
ており、そのほとんどは複数の樹脂を厚み方向に平行積
層する形態である。それら積層体は複数の樹脂の中間的
な特性を性質を得るために多用されているが、厚みに対
して直角方向に広がりをもった層の積層であり、厚み断
面方向に対して樹脂がシート、フィルムの表裏を貫通し
ていない形態で積層されているため十分機能が生かされ
ていないことが多いものであった。
開平8−90700号公報には一方向斜線形状で積層さ
れたフィルムやシートなどが開示され、傾斜積層によっ
て接着性、導電性、防曇性、ガス透過性、機械的性質な
どの改良が計れることが知られている。しかしながら上
記の一方向傾斜積層技術は、引裂き強度や曲げ強度が弱
かったり、断面対称配置がとれないので性能の優れた積
層体が得られないなどの問題があった。
ような問題を解決した、感圧接着性、導電性、防曇性、
ガス透過性などの幾多の特性に優れる傾斜積層体を提供
することを目的とする。
解決するため鋭意検討した結果、本発明をなすに至っ
た。すなわち、本発明は以下の通りである。 1) 表面に対して角度を有する断面の1つにおいて2
種以上の樹脂がV字状に積層されていることを特徴とす
る傾斜積層体。 2) 上記1)の傾斜積層体の少なくとも片面に接合層
が配されてなる傾斜積層体。 3) 傾斜積層体の少なくとも1層が感圧接着性樹脂か
らなる上記1)または2)記載の傾斜積層体。 4) 傾斜積層体の少なくとも1層が導電性を有する樹
脂からなる上記1)または2)記載の傾斜積層体。 5) 傾斜積層体の少なくとも1層が防曇性を有する樹
脂からなる上記1)または2)記載の傾斜積層体。 6) 傾斜積層体の少なくとも1層がガス透過性を有す
る樹脂からなる上記1)または2)記載の傾斜積層体。
は、従来技術が図5cのように一方向斜線形状の傾斜積
層断面であるのに対し、本発明は実質V字形状の積層断
面を有することである。上記従来技術と相違するところ
の本発明の構成要件の役割は、引裂きや曲げ強度に優れ
る上に、積層体として幾多の性能がさらに優れることで
ある。
る。本発明の傾斜積層体は、表面に対して角度を有する
断面の1つにおいて2種以上の樹脂がV字状に積層され
ているものである。図1aは本発明の一例の積層体と断
面の積層形状を表わすもので、図1cの1断面の断面形
状が横にV字形状を示している。V字形状とは、実質的
にアルファベットのVに似た形状を意味するものであ
り、厳密にVそのものである必要はなく、例えばVが横
向きでも、左右非対称でも、Uに近いものでもレでも支
障はない。図2cは実質V字形状で非対称の一例を示し
ている。従来の平行積層した積層体に対して、従来の一
方向斜線形状の傾斜積層体も積層体を構成する各樹脂の
特性を表面に反映することが可能であるが、それに加え
て、本発明の傾斜積層体のV字形状に積層することは、
第1に従来の一方向傾斜積層形状が折り曲げや引裂きに
対し劣ることへの解決策となり、V字形状にすることで
折り曲げや剥離や引裂きなどの強度が著しく向上するこ
と、また、第2に従来の一方向傾斜形状が積層体の表面
と裏面で樹脂層の位置が斜め方向にずれる問題への解決
策となり、V字形状にすることで表面と裏面の位置ずれ
が殆ど無くなりその結果としてその機能を生かした用途
への利用領域が著しく拡大することである。たとえば、
通電性樹脂を使用し表面から裏面方向へ通電性の特性を
持たせた積層体を電気抵抗体や電池のセパレーターに使
用する場合、電気抵抗体の入出口の端子の位置を一致さ
せたり、電池セパレーターの端面における通電特性の一
様性を保つために、積層体の表裏の通電性樹脂の位置を
対称に一致させることが求められる場合がある。このよ
うにV字形状によって性能の優れた積層体が得られるの
である。
般に公知の熱可塑性樹脂ならいずれの樹脂も使用でき
る。通常、積層体の利用目的に応じて少なくとも2層の
樹脂層を配して積層するが、樹脂の選択は当然利用目的
に応じて性質の異なる樹脂を適宜選択するのである。本
発明でいう、2種以上の樹脂が積層するという意味は、
例えば、一般的には2種類樹脂の2層の繰り返し積層体
を得たり、樹脂間の結合層を設けることなどで3層、4
層の繰り返し積層の傾斜積層体を得たりするのである。
何層の繰り返しにするかはダイスのサイズなどで制限さ
れることもあるが、何層でも目的を達成するには合計積
層総数の制限はない。
の性質を利用して多くの用途目的に最適な素材を提供す
るもので、例えば、感圧接着性フィルム、導電性フィル
ム、防曇性フィルム、ガス透過性フィルム等の用途にそ
の機能が生かされるのである。
は、例えばポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリス
チレン系、塩化ビニル系、塩化ビニリデン系、メタクリ
ル系、ポリエチレンテレフタレート系、エチレンビニル
アルコール系、アイオノマー系、スチレンアクリレート
系、スチレンブタジエン系、スチレンアクリロニトリル
系、アクリレートブタジエンスチレン系、ポリアミド
系、ポリアセタール系、ポリカーボネート系、ポリフェ
ニレンエーテル系、ポリブチレンフタレート系、ポリサ
ルフォン系、ポリエーテルサルフォン系、ポレフェニレ
ンサルファイド系、ポリアリレート系、ポリイミド系、
ポリエーテルエーテルケトン系、液晶ポリマー系、フッ
素樹脂系、シンジオタックポリスチレン系、ポリマーア
ロイ系、熱可塑エラストマー系、熱可塑ポリウレタン系
などの樹脂が挙げられる。これらの樹脂は使用目的に応
じて相互の親和性を鑑み選択される。積層前や積層後に
これらの樹脂の一部が架橋されていたり未架橋であった
りしても支障はない。またこれらの樹脂は単独でも混合
して用いることが出来る。また、上記樹脂には熱安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、界面活性剤、マイクロ
バルーン、金属粉、無機物粉などの公知の添加剤を本発
明の要件と特性を付与する範囲で配合することが出来
る。
圧接着性樹脂を用いる意味は、フィルムの表面に圧力を
加えることで被接着物にフィルムが接着するような性質
を有した感圧接着フィルム等に好適に用いられるV字形
状の傾斜積層体を得るためである。少なくとも1層に感
圧接着性樹脂を配することで積層体に接着性が付与され
るので、トレイや容器に被せる密着フィルムや粘着フィ
ルムなどに利用できる。樹脂を選択したり、樹脂同士を
配合したり、樹脂に添加剤を配合したりして接着性能を
調整できるのである。また樹脂の粘度を選んで積層体の
表面に凸凹を形成でき、たとえば、凹の部分に接着性樹
脂を配することで、凸凹の形状を変えることで、接着度
合いを調整することもできるのである。
性樹脂は、セロハンテープの接着剤のように乾かずべと
つく型の接着材の性質を有した樹脂で、公知の熱可塑性
樹脂接着剤ならいずれも使用でき、単独もしくは混合し
ても使用できる。例えば、酢酸ビニル系、ポリビニルア
ルコール系、ポリビニルアセタール系、塩化ビニル系、
アクリル系、ポリアミド系、ポリエチレン系、セルロー
ス系、ポリイソブチレン系、ポリビニルエーテル系、ク
ロロプレン(ネオプレン)系、ニトリルゴム系、スチレ
ンゴム系、ポリサルファイド系、ブチルゴム系、シリコ
ーンゴム系接着剤等が挙げられ、これらは目的や積層相
手樹脂により適宜選択される。これらのなかでも感圧接
着型やホットメルト接着型が使い易さ等でより好まし
い。
電性樹脂を用いる意味は、導電フィルム、導電容器等に
好適に用いられるV字形状の傾斜積層体を得るためであ
る。少なくとも1層に導電性樹脂を配することで積層体
に導電性が付与されるので、精密電子機器や半導体の導
電包装容器、導電包装フィルムなどに利用できる。また
樹脂を選択したり、樹脂同士を配合したり、樹脂に金属
粉やカーボンなどの添加剤を配合したりして導電性能を
調整できるのである。また樹脂の粘度を選んで積層体の
表面に凹凸を形成でき、導電度合いを調整することもで
きるのである。
する樹脂は、公知の樹脂ならいずれも使用でき、単独も
しくは混合しても使用できる。例えば、ポリアセチレン
系、ポリアリーレン系、ポリアリーレンビニレン系、ポ
リチオフェン系、ポリイソチアナフテン系、ポリピロー
ル系、ポリアニリン系、ポリフェニレンサルファイド
系、ポリアセン系、ポリペリナフタレン系樹脂などが挙
げられる。また樹脂に一般に公知の導電性フィラーを分
散することも出来る。導電性フィラーとしては、例えば
カーボンブラック、黒鉛、カーボン繊維、金属粉末、金
属繊維、金属フレーク、金属メッキ無機物などが挙げら
れる。
曇性樹脂を用いる意味は、防曇フィルム等に好適に用い
られるV字形状の傾斜積層体を得るためである。少なく
とも1層に防曇性樹脂を配することで積層体に防曇性が
付与されるので、トレイや容器に被せるラッピングフィ
ルムなどに利用できる。また親水性の樹脂を選択した
り、樹脂同士を配合したり、樹脂に界面活性剤などの添
加剤を配合したりして防曇性能を調整できるのである。
また樹脂の粘度を選んで積層体の表面に凹凸を形成で
き、防曇の度合いを調整することもできるのである。
脂は、公知の樹脂ならいずれも使用でき、単独もしくは
混合しても使用できる。例えば、親水性樹脂にはポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリド
ンなどが挙げられる。防曇性は樹脂に公知の防曇剤を適
宜配合することで達成される。防曇剤には、ポリエチレ
ングリコールモノステアレート、ポリエチレングリコー
ルモノラウレート、ポリエチレングリコールモノオレエ
ート、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンステアリルアミン、ポリオキシエチレンココ
アミン、ポリオキシエチレン大豆アミン、ポリオキシエ
チレンラウリルアミド、ポリオキシエチレンココアミ
ド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエ
チレンソルビタンステアレート、ポリオキシエチレンソ
ルビタントリオレエート、グリセリンモノオレエート、
ソルビタンモノラウレート、ジグリセリンモノオレエー
ト、グリセリンモノパルミテート、ペンタエリスリトー
ルモノステアレート、プロピレングリコールモノオレエ
ート、ショ糖モノパルミテート、エチレングリコールモ
ノステアレート、ジペンタエリスリトールモノラウレー
ト、ペンタエリスリトールモノオレエート、ソルビタン
モノステアレート、等が挙げられる。添加量は目的及び
樹脂の種類に応じて適宜選択できる。
ス透過性樹脂を用いる意味は、醗酵や呼吸する食品など
の包装用フィルム、包装容器等に好適に用いられるV字
形状の傾斜積層体を得るためである。少なくとも1層に
ガス透過性樹脂を配することで積層体にガス透過性が付
与されるので、チーズやレタスや菌茸などでの炭酸ガ
ス、酸素ガス、それに窒素ガス、水蒸気などのガスを通
させるような通気包装容器、通気包装フィルムなどに利
用できる。またガス透過性樹脂の種類を選択したり、樹
脂同士を配合したり、樹脂にマイクロバルーンや無機物
粉などの添加剤を配合したりしてガス透過性能を調整で
きるのである。また樹脂の粘度を選んで積層体の表面に
凹凸を形成でき、ガス透過の度合いを調整することもで
きるのである。
性樹脂は、公知の樹脂ならいずれも使用でき、単独もし
くは混合しても使用できる。例えば、ポリエチレン系、
ポリプロピレン系、ポリスチレン系、テフロン(登録商
標)系、ポリカーボネート系、ポリビニルアセテート
系、スチレンアクリロニトリル系、ポリビニルフロライ
ド系、ポリフェニレンオキサイド系、ポリブタジエン系
ポリメチルペンテン系、ポリジメチルシロキサン系など
が挙げられる。
より決められるが、3μmから1cm程度がより好まし
い。本発明の傾斜積層体の少なくとも片面に接合層を配
することの意味は、V字形状の傾斜積層体に他の面材を
1層以上積層することであり、補強や至適性能発現に利
用される。接合層は片面に1層以上配したり両面に配し
ても良い。接合層は目的に応じて選ばれるもので、例え
ばプラスチックフィルム、プラスチックシート、紙、
板、ダンボール、金属板、繊維、布生地、不織布、接着
材などがある。一般に知られている材料ならいずれも使
用できる。加工し易さなどでプラスチックフィルムやプ
ラスチックシートがより好ましい。流延や噴霧などによ
るコーティングもできる。接合層の厚みは使用目的によ
りことなるが、一般的には1μmから5mm程度が用い
られる。5μmから1mm程度がより好ましい。
に直角な断面(図2aにおけるθが0°となる点線内の
断面)の積層角度(図2cのφ1、φ2)は、積層体の性
能(曲げ強度や引っ張り強度及び用途特性)を発現させ
るのに特別重要で、10°未満では層の距離が長くなる
ので傾斜積層効果が発揮されない場合があり、80°を
超えると曲げ強度や引っ張り強度が不充分な場合があ
る。より好ましくは10〜80°、さらに好ましくは2
0〜70°、さらにより好ましくは30〜60°であ
る。この場合0°は水平を表わす。
ついてその一例を図4のスパイラルダイ断面関連図で説
明する。図4aの互いに円筒軸方向にはめ合い関係にあ
る内側マンドレル42の外面と外側ダイリング41の内
面の間に、次第に厚みを増していくスリット流路と次第
に深さの減ずる複数のスパイラル状の溝流路を形成した
ダイスを用いて、その複数のスパイラル溝流路に一定の
順序で性質の異なる樹脂A,Bを分配導入し、スパイラ
ル流路溝を進行してダイ軸方向に筒状流を形成する。そ
の筒状流はスパイラル溝の樹脂流と、その上部のスパイ
ラル溝の樹脂流とが交互にオーバーラップして図4bの
樹脂断面図に示すような、A,B樹脂の筒状体が形成さ
れるのである。該筒状体を一般に知られたインフレーシ
ョン法でフィルム状或いはシート状の積層体を得るので
ある。こうして得られたのが図1aに示す積層体の部分
斜視図であり、MD(Machine Direction)とTD(Tra
nsverse Direction)とに対する垂直方向(厚み方向)
の表面11、12と断面層の状態を見ると以下のように
なる。図1bはMDに平行な断面図でA,B樹脂層が平
行になっている。一方図1cは図1aの点線で示した部
分の断面図であり、とりわけ、積層角度φはMD方向に
直角な断面(図1aにおけるθが0°となる点線内の断
面)の積層角度を表わす。このようにして、本発明でい
う断面がA,B樹脂層の交互になった横V字形状の積層
体が得られるのである。図1,2,3のV字形状の先端
13,23,33は鋭角でも鈍角でも弧のようであって
もよいし、厚み断面の中央部でも中央部からずれていて
もよい。図2はV字形状の先端23が厚み断面の中央よ
り下部にある場合の本発明の例図であり、図2cのφ1
とφ2は上部及び下部のMD方向に直角な断面(図2aに
おけるθが0°となる点線内の断面)の積層角度を表わ
す。この積層角度は、積層体の特性に重要である。図3
は本発明の傾斜積層体の両面に接合層が配された例図で
ある。
本発明を詳細に説明する。
て、Aには感圧接着性樹脂としてスチレンゴム系粘着性
樹脂(旭化成工業株式会社製、製品名:タフテックH1
051)に分子量が約1000の石油樹脂を10重量%
配合したもの用い、Bにはスチレン系樹脂(旭化成工業
株式会社製、製品名:アサフレックス810)を用いて
190℃で溶融押出した直後にインフレーション方式で
加熱延伸して図1に示すような厚さ0.2mm幅1m長
さ30mの本発明のV字形状の積層シートを得た。シー
トの積層角度φはMD断面から測定して30°で、A層
とB層の厚みはおよそ1mm対2mmであった。このシ
ートを幅10cm長さ20cmの大きさに採寸して官能
検査を行なった結果、感圧接着性は十分確認され、折り
曲げ強度や引っ張り強度は十分優れ、鏡検での積層面の
ずれ変形や破壊は全く見られないものであった。
700の図4の構造のような従来のスパイラルダイを用
いたほかは、実施例と同様な方法で行ない、図5に示す
ような一方向の傾斜積層シートを得た。シートの積層角
度φはMD断面から測定して30°で、このシートは厚
さ0.2mm幅1m長さ30mあり、A層とB層の厚み
はおよそ1mm対2mmであった。このシートを実施例
と同じに採寸し同様に検査した結果、感圧接着性は同等
であったが、折り曲げ強度や引っ張り強度は実用上問題
があり、鏡検で積層面のずれや破壊が認められ性能上問
題があることがわかった。
き強度や曲げ強度が向上しそのうえ表裏での樹脂層の位
置ずれが少なくなるので、感圧接着、導電、防曇、ガス
透過等用の積層体として好適である。
一例を表わすもので、aは積層体の斜視図、bはMD方
向の断面図、cは点線枠の断面図。
の一例を表わすもので、aは積層体の斜視図、bはMD
方向の断面図、cは点線枠部分の断面図。
樹脂等を配した模式図の一例を表わすもので、aは積層
体の斜視図、bはMD方向の断面図、cは点線枠部分の
断面図。
を表わすもので、aはスパイラルダイの断面図、bは同
ダイの出口13から押出された樹脂の積層状態の断面
図。
で、aは積層体の斜視図、bはMD(押出)方向の断面
図、cは点線枠部分の断面図。
面となす角度 φ,φ1,φ2 MD方向に直角な断面(図1a、2a、3a、
5aにおけるθが0°となる点線内の断面)での積層角度
Claims (6)
- 【請求項1】 表面に対して角度を有する断面の1つに
おいて2種以上の樹脂がV字状に積層されていることを
特徴とする傾斜積層体。 - 【請求項2】 請求項1の傾斜積層体の少なくとも片面
に接合層が配されてなる傾斜積層体。 - 【請求項3】 傾斜積層体の少なくとも1層が感圧接着
性樹脂からなる請求項1または2記載の傾斜積層体。 - 【請求項4】 傾斜積層体の少なくとも1層が導電性を
有する樹脂からなる請求項1または2記載の傾斜積層
体。 - 【請求項5】 傾斜積層体の少なくとも1層が防曇性を
有する樹脂からなる請求項1または2記載の傾斜積層
体。 - 【請求項6】 傾斜積層体の少なくとも1層がガス透過
性を有する樹脂からなる請求項1または2記載の傾斜積
層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315656A JP4413412B2 (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 傾斜積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315656A JP4413412B2 (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 傾斜積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002120312A true JP2002120312A (ja) | 2002-04-23 |
JP4413412B2 JP4413412B2 (ja) | 2010-02-10 |
Family
ID=18794724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000315656A Expired - Fee Related JP4413412B2 (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 傾斜積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4413412B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009286062A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Renias:Kk | 強化積層板 |
KR101251722B1 (ko) | 2010-04-23 | 2013-04-05 | 김준엽 | 다중다색 합성수지 제품의 사출성형장치 |
KR101339086B1 (ko) | 2012-08-16 | 2013-12-09 | 주식회사 지플랜 | 스피드 도어 차단막 제조용 원단의 접합 방법 |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000315656A patent/JP4413412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009286062A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Renias:Kk | 強化積層板 |
KR101251722B1 (ko) | 2010-04-23 | 2013-04-05 | 김준엽 | 다중다색 합성수지 제품의 사출성형장치 |
KR101339086B1 (ko) | 2012-08-16 | 2013-12-09 | 주식회사 지플랜 | 스피드 도어 차단막 제조용 원단의 접합 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4413412B2 (ja) | 2010-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4894265A (en) | Bubble-type cushioning and packaging sheet and method of manufacture | |
JP3502370B2 (ja) | バッテリーセルの製造法およびバッテリーセパレータ | |
JPS60141544A (ja) | 包装材料 | |
KR20140053825A (ko) | 수지 다층 성형체 및 그의 제조 방법 | |
EP2995433B1 (en) | Perforated film, coating film, and electricity storage device | |
KR102003593B1 (ko) | 그래핀 필름의 제조 장치 및 방법 | |
US20110008600A1 (en) | Chemical barrier lamination and method | |
JP2002120312A (ja) | 傾斜積層体 | |
JPH0390342A (ja) | ミクロバブル積層体の製造方法 | |
JP7048184B2 (ja) | ポリマー多層材料及びその製造方法 | |
JP6981201B2 (ja) | 負極電極の製造方法 | |
TWI247672B (en) | Cross laminated oriented plastic film with integral core | |
JP4413675B2 (ja) | 乾燥剤フィルムとその製造方法 | |
JP5554534B2 (ja) | 積層フィルム、該積層フィルムを用いた容器及び該容器の製造方法 | |
JP2001322162A (ja) | 多層フィルムからなるプラスチック気泡シートの製造方法 | |
JPH07257632A (ja) | 任意に引き裂き開封可能なフィルム及びそれを用いた任意裂開可能な包装体並びにその包装体の使用方法 | |
KR102316721B1 (ko) | 그래핀을 포함하는 약제 포장용 시트 | |
JP3438668B2 (ja) | 包装材料積層体及び包装体 | |
KR102282604B1 (ko) | 그래핀을 포함하는 이차전지 파우치용 필름 | |
JP4393577B1 (ja) | 気泡シートの製造方法 | |
JP6013789B2 (ja) | 気泡シート | |
JP2001064597A (ja) | 粘着テープおよびフィルム | |
JPS61209137A (ja) | 導電性プラスチツク段ボールシートの製造法 | |
JP2021068705A (ja) | グラフェンを含む二次電池パウチ用フィルム | |
JPWO2022030649A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070402 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |