JP2002120143A - 平面研磨装置 - Google Patents

平面研磨装置

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JP2002120143A
JP2002120143A JP2000315233A JP2000315233A JP2002120143A JP 2002120143 A JP2002120143 A JP 2002120143A JP 2000315233 A JP2000315233 A JP 2000315233A JP 2000315233 A JP2000315233 A JP 2000315233A JP 2002120143 A JP2002120143 A JP 2002120143A
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surface plate
suspension
support
cylinder
polishing apparatus
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JP2000315233A
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English (en)
Inventor
Yoshio Sato
藤 良 夫 佐
Masao Harada
田 正 男 原
Akihiko Yamatani
谷 昭 彦 山
Kiyoshi Ikemoto
本 清 池
Hiroshi Obara
原 博 小
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SpeedFam Co Ltd
Original Assignee
SpeedFam Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体を支持媒体とする吊支用シリンダーによ
って上定盤を、ワークに均等な加工荷重を作用させ得る
ように支持する。 【解決手段】 昇降機構18に取り付けた定盤吊り25
と上定盤11との間に、該上定盤11の中心軸線の回り
に等角度間隔で位置する複数の吊支用のシリンダー30
を介設し、これらのシリンダー30の相互に連通する支
持室36内に封入した流体を支持媒体として上定盤11
を吊支することにより、該上定盤11による加工荷重が
ワーク16に均一に加わるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや磁
気ディスク基板のようなワークを上下の定盤間に挟んで
研磨する平面研磨装置に関するものであり、更に詳しく
は、上定盤を流体を利用した支持方式によってワークに
均等な加工荷重が加えられるように支持した平面研磨装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハや磁気ディスク基板のよう
なワークを上定盤と下定盤の間に挟んで研磨する平面研
磨装置は、例えばラッピングマシンやポリッシングマシ
ン等で代表されるように、従来より良く知られている。
このような平面研磨装置は、上定盤でワークに加工荷重
を加えるようになっていて、その荷重方式も、昇降自在
に吊支された上定盤の自重を利用して加工荷重を作用さ
せる逆圧方式と、加圧用シリンダー等で上定盤を下向き
に加圧することによって加工荷重を加える加圧方式とが
ある。
【0003】ところで、このような平面研磨装置におい
ては、一般に、ワークに均等な加工荷重を加えるために
は、上定盤を均等な押圧力で下定盤に押し付けられるよ
うになっていることが必要であり、押圧力が均等でない
場合にはワークに加工荷重を均等に加えることができ
ず、精度の高い研磨を行うことができない。
【0004】このような問題を解決するため、特開平1
1−77513号公報には、昇降用シリンダーのロッド
に連結された回転板と上定盤との間に、均等に分布させ
た複数の連結ロッドを回転板に対しては昇降自在なるよ
うに取り付け、各連結ロッドの上端と回転板の上面との
間にそれぞれコイルばねを装着することにより、これら
のコイルばねの弾性力で上定盤の全面を均等に吊り下げ
支持するようにしたものが開示されている。
【0005】ところが、このようなコイルばねの弾発力
を利用する吊り下げ方式では、複数のコイルばねの弾発
力を均等に調整するのが極めて難しく、ばねのへたり等
も生じ易いため、上定盤の全面を均等に吊り下げ支持す
るのは困難である。しかも、上定盤が駆動されて回転す
る場合には、その回転力が上記支持用の連結ロッドを介
して回転板に伝達されるため、該連結ロッドと回転板と
の接触圧の増大や傾斜によるこじり等が生じてそれらが
支持精度に悪影響を与え易い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、流体を支持媒体として上定盤を吊支することによ
り、該上定盤全体を均等な支持力で支持することができ
ると共に、下定盤に対して全面を均等な力で押し付ける
ことができるようにし、これによってワークに均等な加
工荷重を加えて高精度の研磨を行い得るようにした平面
研磨装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によれば、ワークを両側から挟んで研磨する上定
盤及び下定盤と、上記上定盤を昇降させるための昇降機
構と、該昇降機構に取り付けられた定盤吊りと、この定
盤吊りと上定盤との間に該上定盤の略中心軸線の回りに
所要の間隔を置いて介設され、流体を支持媒体として上
定盤を支持する複数の支持機構と、を有することを特徴
とする平面研磨装置が提供される。
【0008】上記構成を有する本発明の平面研磨装置に
よれば、定盤吊りと上定盤との間に複数の支持機構を取
り付け、流体を支持媒体として上定盤を支持するように
したので、上定盤全体を均等な支持力で支持することが
できると共に、下定盤の微小な傾きに対しても該上定盤
を確実に追随させて全体として均等な力で押し付けるこ
とができ、これにより、ワークに加工荷重を均等に加え
て高精度の研磨を行うことができる。
【0009】本発明の具体的な実施形態によれば、上記
各支持機構が流体圧シリンダーからなっていて、この吊
支用のシリンダーが、中空のシリンダーボディと、この
シリンダーボディの内部に収容されたピストンと、この
ピストンに連結されたピストンロッドと、上記ピストン
の一側に区画された支持室とを有していて、この支持室
内に上記流体が充填され、上記シリンダーボディ及びピ
ストンロッドの何れか一方が定盤吊りに連結されると共
に、他方が上定盤に連結されている。
【0010】上記各吊支用シリンダーの支持室は相互に
連通していることが望ましく、その場合、各支持室を定
盤吊りの略中央部に位置する中継箱を介して相互に連通
させ、この中継箱を、流体圧力を一定に保つためのレギ
ュレーターを介して圧力流体源に接続することが望まし
い。しかし、各吊支用シリンダーの支持室を、それぞれ
レギュレーターを介して流体源に接続することもでき
る。
【0011】本発明においては、上記複数の吊支用シリ
ンダーのうち少なくとも一部に加圧室を設け、この加圧
室を圧力流体源に接続することにより、上定盤を加圧し
てワークに加工荷重を加えるように構成することもでき
る。
【0012】あるいは、上記定盤吊りと上定盤との間
に、上記複数の吊支用シリンダーとは別に加圧用シリン
ダーを設けても良い。
【0013】本発明の他の実施形態によれば、上記上定
盤が駆動回転自在となっていて、該上定盤と上記定盤吊
りとの間に、上定盤の回転力を定盤吊りに伝えてこれら
の上定盤と定盤吊りとを一体的に回転させるための結合
機構が設けられている。
【0014】一つの具体例によれば、上記結合機構が吊
支用シリンダーとは別に設けられていて、上定盤の落下
を防止するための安全手段を兼用し、定盤吊りに上端部
を固定されて下向きに延びる中空のスリーブと、上定盤
に下端部を固定されて上記スリーブ内を上向きに延び、
上端部が上記定盤吊りに上下方向の自由度を持って係合
するシャフトと、上記スリーブの内面とシャフトの外面
との間に介設されたベアリング手段とを有することが望
ましい。
【0015】他の具体例では、上記吊支用シリンダーの
シリンダーボディ及びピストンロッドが、それぞれ連結
部材を介して定盤吊り及び上定盤の一方に連結され、こ
れらの連結部材同士か又はピストンロッド側の連結部材
とシリンダボディとが、鉛直方向には相対的に変移自在
であるが上定盤の回転時には相互に係合し合うように関
係付けられることにより、上記結合機構が吊支用シリン
ダーに組み込まれている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係る平面研磨装
置の第1実施例が示されている。この第1実施例の研磨
装置1Aは、4ウエイ式の両面研磨装置であって、機体
10に同軸状かつ回転自在なるように設けられた上定盤
11、下定盤12、内歯歯車13、及び太陽歯車14
と、これら両歯車13,14に噛合して中央の太陽歯車
14の回りを公転しながら自転する複数のキャリヤ15
とを有し、各キャリヤ15のワーク保持孔内に保持され
たワーク16を、上下の定盤11,12で両側から挟持
して研磨するものである。
【0017】上記両定盤11,12及び両歯車13,1
4は、それらの中央部に同軸状に配設された駆動軸11
a,12a,13a,14aを介して図示しない駆動源
に接続され、この駆動源によってそれぞれ所要の回転速
度で所要の回転方向に駆動回転されるようになってい
る。このうち下定盤12と内歯歯車13及び太陽歯車1
4は、それぞれが各駆動軸12a,13a,14aに直
接連結されているが、上定盤11は、昇降機構18によ
って昇降自在なるように支持され、研磨時にワーク16
に近接する位置まで下降したとき、該上定盤11に設け
たフック19が上記駆動軸11aの上端のドライバー1
1bの溝に係合し、このドライバー11bを介して駆動
されるようになっている。
【0018】上記昇降機構18は、機体10に縦向きに
取り付けられた昇降用シリンダー22と、この昇降用シ
リンダー22から下向きに延びるロッド22aと、この
ロッド22aの下端に取り付けられた荷重調整用の補助
シリンダー23と、この補助シリンダー23のロッド2
3aに調芯機構24を介して水平に取り付けられた円板
形の定盤吊り25とを有していて、この定盤吊り25に
上記上定盤11が、流体を支持媒体とする複数の支持機
構26で吊り下げ状態に支持されている。
【0019】上記支持機構26は、ワーク16の研磨時
に上定盤11による加工荷重が各ワーク16に均等に加
わるように、該上定盤11を全体として均等な支持力で
吊支するためのもので、図2から明らかなように、該上
定盤11の中心軸線の回りに実質的に等角度間隔で位置
する流体圧シリンダー30で構成されている。図示の例
では5個のシリンダー30が設置されているが、このシ
リンダーの数は4個以下であっても、6個以上であって
も良い。
【0020】上記吊支用のシリンダー30は、図3〜図
5に示すように、その内部に封入した流体31を支持媒
体として上定盤11を支持するもので、鉛直に配設され
た中空のシリンダーボディ32と、このシリンダーボデ
ィ32の内部にダイヤフラム33に支持された状態で上
下動自在なるように収容されたピストン34と、このピ
ストン34に基端部を連結されて先端部がシリンダーボ
ディ32の上方に延出するピストンロッド35と、シリ
ンダーボディ32の内部の上記ダイヤフラム33及びピ
ストン34の下面側に区画形成された支持室36とを有
し、この支持室36内に液体又は気体からなる支持用の
上記流体31が充填されている。
【0021】上記ダイヤフラム33は、金属やゴムある
いは布入りゴムのような流体不透過性と柔軟性とを有す
る素材によって円筒膜状に形成され、その外周部分がシ
リンダーボディ32の内壁面にシール状態に取り付けら
れると共に、その上面側に上記ピストン34が、このダ
イヤフラム33で支持室36内の流体31から隔絶され
た状態に結合されている。
【0022】そして、上記シリンダーボディ32が、上
端のフランジ部32aに連結された複数の連結ロッド3
9aとこれらの連結ロッド39aの端部に共通に取り付
けられた連結板39bとからなる第1連結部材39によ
り、上記定盤吊り25に、球面継手のような自由度を持
った継手40を介して連結され、また上記ピストンロッ
ド35が、その上端に取り付けられて下向きに延びる第
2連結部材41により上定盤11に、球面継手のような
自由度を持った継手42を介して連結されている。上記
第2連結部材41は、複数の連結ロッド41aの両端に
それぞれ連結板41b,41cを取り付けることにより
構成されたもので、一方の連結板41bが上記ピストン
ロッド35に連結され、他方の連結板41cが上定盤1
1に連結されている。かくして上記吊支用シリンダー3
0のシリンダーボディ32を定盤吊り25に連結し、ピ
ストンロッド35を上定盤11に連結することにより、
該上定盤11が支持室36内の流体31で支持されるよ
うになっている。
【0023】上記吊支用シリンダー30を上定盤11に
連結する位置は、図2に鎖線で示すように、円環状をし
た上定盤11を内周側と外周側とが等重量になるように
区分する円周R上の位置であることが望ましく、このよ
うな位置で上定盤11を吊支することにより、自重によ
る変形を最小限に抑えることができる。
【0024】なお、図5中の符号44は、上記ピストン
ロッド35を摺動自在に支持するボールベアリングのよ
うな摺動抵抗ができるだけ小さい軸受手段、同じく45
は、上記ピストン34の背後の呼吸室46を外部に開放
する呼吸ポートである。
【0025】また、上記各吊支用シリンダー30の支持
室36は、それぞれのポート50に接続された連通管5
1と、上記定盤吊り25の中央部下面に設けられて各連
通管51の端部が集中的に接続された中継箱52とを通
じて相互に連通されており、これにより、各吊支用シリ
ンダー30の支持室36内の流体圧力が常に均等化され
て、ピストン34及びダイヤフラム33による支持力も
均等化されるようになっている。なお、上記各連通管5
1と中継箱52の内部にも流体31が充満していること
は言うまでもなく、また、各吊支用シリンダー30のダ
イヤフラム33を含むピストン34の受圧面積が互いに
等しいことも勿論である。
【0026】そして、ワーク16の研磨時に上記上定盤
11が、昇降用シリンダー22のロッド22aの伸長に
よってワーク16に近接する位置まで下降すると、荷重
調整用の補助シリンダー23が動作して該上定盤11が
ワーク16に接触させられると共に、供給圧の微調整に
よってワーク16に加わる該上定盤11の自重が調整さ
れ、ワーク16に加工荷重が加えられる。このとき上記
上定盤11は、複数の吊支用シリンダー30の支持室3
6に封入した流体31により支持されていて、各シリン
ダー30の支持室36が相互に連通しているため、各シ
リンダー30の支持室36内の圧力は均等化されてピス
トン34及びダイヤフラム33による支持力も均等化さ
れ、上定盤全体が均等な支持力によって完全にバランス
した状態で水平に吊支されることになる。このため、ワ
ーク16に均等な加工荷重が加えられて高精度の研磨が
行われることになる。従って、この実施例の荷重方式
は、上定盤11の自重を利用して加工荷重を加える逆圧
方式である。
【0027】また、上記ワーク16の研磨時にドライバ
ー11bで駆動される上定盤11の回転力を定盤吊り2
5に伝達するため、これらの上定盤11と定盤吊り25
との間には、上記吊支用シリンダーとは別に、複数の結
合機構55が上定盤11の中心軸線の回りに等角度間隔
で配設されている。この結合機構55は、上記吊支用シ
リンダー30の故障等によって上定盤11が落下するの
を防止するための安全手段を兼ねるもので、定盤吊り2
5の下面に上端部を固定されて下向きに延びる円筒形の
スリーブ56と、上定盤11に下端部を固定されて上記
スリーブ56の内部を上向きに延び、上端部が上記定盤
吊り25の係止部に設けられた孔25aを遊挿状態に貫
通するシャフト57とを有している。そして、このシャ
フト57の上端部には、上記孔25aの上面に設けられ
た係止用の座金58との間に間隔を保ってストッパー5
9が取り付けられ、また、上記スリーブ56の内面とシ
ャフト57の基端側にある大径部57aの外面との間に
は、これらのスリーブ56とシャフト57とを、鉛直方
向(軸線方向)には相対的に変移自在であるが、水平方
向すなわち定盤の回転方向の動きに対しては固定的に結
合するベアリング手段60が介設されている。このベア
リング手段60は、ボールブッシュのように弾力性を持
たないものであっても良いが、合成樹脂やゴムあるいは
ゲル状物質のような柔軟性素材であっても構わない。柔
軟性素材を用いる場合には、その厚さをできるだけ薄く
することによって、スリーブ56とシャフト57との間
の回転力伝達時の相対的な変移をできるだけ小さくする
ことが望ましい。
【0028】かくして上定盤11と定盤吊り25との間
に複数の結合機構55を設けることにより、ワーク16
の研磨時に、上定盤11の回転力がこの結合機構55を
通じて定盤吊り25に伝達されることによりそれらが一
緒に回転し、上記各吊支用シリンダー30のシリンダー
ボディ32とピストンロッド35との間にそれらを相互
に傾ける方向の力が作用することがない。また、上記吊
支用シリンダー30の故障等によって上定盤11が落下
しようとしても、各結合機構55において上定盤11に
固定されたシャフト57が該上定盤11と一緒に下降
し、その上端のストッパー59が定盤吊り25の上面の
座金58に係止してその位置に支持されるため、それ以
上の上定盤11の落下が防止される。
【0029】なお、図示した実施例では、5組の結合機
構55が各吊支用シリンダー30に対応する位置に設け
られているが、その数は4組以下であっても6組以上で
あっても良い。しかしながら好ましくは、上記吊支用シ
リンダー30に対応する数の結合機構55を各吊支用シ
リンダー30に対応する位置に設けることである。
【0030】図1中の符号61は、研磨液源に接続され
た研磨液供給用のノズル、62はこのノズル61から流
下する研磨液を受けて上定盤11の給液孔を通じて上下
の定盤間に供給する円環状の研磨液受けであって、実際
にはこの研磨液受け62と上定盤11の給液孔との間に
複数の給液用のチューブが接続されているが、それらの
図示は省略されている。
【0031】また、上記機体19における昇降用シリン
ダ22ーの設置場所の近くには、1つ又は複数のフック
63が支軸64を中心にして回動自在なるように設けら
れ、これに対して上記補助シリンダー23の上端には、
上記フック63に係止する係止部材65が固定され、ワ
ークの非加工時に昇降用シリンダー22で上定盤11が
上限位置まで上昇したとき、上記係止部材65がフック
63を傾動させてそれに係止し、その位置に支持される
ようになっている。上定盤11を下降させるときは、ア
クチュエーター66により上記フック63が回動させら
れて係止部材65を解放する。
【0032】上記第1実施例では、各吊支用シリンダー
30が、それらの配列中心に設けた中継箱52を介して
相互に連通されているが、隣接する吊支用シリンダー3
0同士を連通管で直接接続しても良い。また、上記対応
する吊支用シリンダー30と結合機構55とを一つのユ
ニットとして形成し、これを定盤吊り25と上定盤11
との間に取付けるようにすることもできる。
【0033】上記各吊支用シリンダー30は、ピストン
34の下方の支持室36に流体31を充填して使用する
単動形のシリンダーであり、従って荷重方式は上定盤1
1の自重を利用する逆圧方式である。しかし、ピストン
34の上方の呼吸室46を加圧室として使用することに
より複動形とし、各加圧室46同士を連通管で相互に連
通すると共に、それを切換弁等を介して加圧用流体源に
接続し、ワーク16の研磨時に、この加圧室46に液体
又は気体等の圧力流体を供給することにより、上定盤1
1を加圧してワーク16に加工荷重を加えるように構成
することもできる。この場合の荷重方式は加圧方式とな
る。
【0034】このように上記吊支用シリンダー30に複
動形のものを使用する場合、全てのシリンダーを複動形
としても良いが、それらの一部、好ましくは半数のシリ
ンダーを複動形とすることもできる。このように半数の
シリンダーを複動形とする場合、上定盤全体にわたって
支持力と加工荷重とを均等化するためには、単動形のシ
リンダーと複動形のシリンダーとを交互に配置すること
が望ましい。
【0035】あるいはまた、吊支用シリンダー30に上
記のような構成の複動形シリンダーを使用した場合に起
こり易い加圧室46からの流体のリークや、ピストンロ
ッド35の摺動部にシール部材を設けることによる摺動
抵抗の増大といった問題を回避するため、図6に示すよ
うな単動形の加圧用シリンダー67を使用し、この加圧
用シリンダー67と図5に示すような単動形の吊支用シ
リンダー30とを併用することもできる。この加圧用シ
リンダー67は、上記吊支用シリンダー30を上下逆向
きにしたような形をしていて、定盤吊り25に連結され
たシリンダーボディ68の内部にダイヤフラム69及び
ピストン70を収容し、該ピストン70からピストンロ
ッド71を下向きに延出させて上定盤11に連結したも
ので、上記ダイヤフラム69及びピストン70の上面側
に密閉構造の加圧室72が形成されている。このような
加圧用シリンダー67と上記吊支用シリンダー30と
が、例えば3個ずつあるいは4個ずつ使用されて、それ
らが等角度間隔で交互に設置され、各シリンダーの加圧
室72同士及び支持室36同士が相互に連通させられ
る。その他の構成は実質的に上記実施例と同じである。
【0036】図7は本発明に係る平面研磨装置の第2実
施例を示すもので、この第2実施例の平面研磨装置1B
においては、第1実施例における補助シリンダー23と
調芯機構24とが省略され、昇降用シリンダー22のロ
ッド22aの下端にロードセル80を介して中継軸81
が連結され、この中継軸81の下端に通常の軸受手段8
2を介して定盤吊り25が回転自在に連結されている。
そして、上記中継軸81には接続ポート83と、この接
続ポート83に通じる通孔84とが設けられると共に、
この通孔84が軸側面に開口する位置にローターリージ
ョイント85が相対的に回転自在なるように取り付けら
れている。このローターリージョイント85には、上記
通孔84に通じる環状溝86と、この環状溝86に連通
する接続ポート88とが設けられ、この接続ポート88
と中継箱52とが連通管89で相互に接続されている。
また、上記中継軸81の接続ポート83には、流体圧を
一定に保つためのレギュレーター90を介して圧力流体
源91が接続されている。図中92は、上記ローターリ
ージョイント85と定盤吊り25とを一体に連結するた
めの連結手段である。
【0037】かくして各吊支用シリンダー30の支持室
36は、上記レギュレーター90を介して圧力流体源9
1に接続され、これによって支持室36内の流体圧力
が、レギュレーター90で設定された一定の値に保たれ
る。この流体圧力は、レギュレーター90の設定値を変
えることによって調整することができる。
【0038】第2実施例の上記以外の構成やその変形例
等については実質的に第1実施例と同じであるため、主
要な同一構成部分に第1実施例と同じ符号を付してそれ
らの説明は省略する。
【0039】なお、上記第1及び第2実施例のように各
吊支用シリンダー30の支持室36を相互に連通させる
ことなく、各支持室36内に個別に流体を封入するよう
にしても良い。この場合には、各支持室36をそれぞれ
レギュレーター90を介して圧力流体源91に接続する
ことにより、流体圧力を調整できるようにすることが望
ましく、そのためには、例えば図7において、中継箱5
2をロータリージョイント85を介して圧力流体源91
に直接接続し、この中継箱52と各吊支用シリンダー3
0の支持室36とをそれぞれレギュレーター90を介し
て接続すれば良い。
【0040】上記各実施例では、上定盤11と定盤吊り
25との間に複数の結合機構55を吊支用シリンダー3
0とは別に設けているが、吊支用シリンダーに結合機構
を組み込むこともできる。図8には、結合機構55Aを
備えた吊支用シリンダー30Aが示されている。この吊
支用シリンダー30Aは、シリンダーボディ32が、上
定盤11に固定された連結板95b、及びこの連結板9
5bとシリンダーボディ32とを連結する連結ロッド9
5aからなる第1連結部材95により上定盤11に取り
付けられ、ピストンロッド35が、定盤吊り25に固定
された複数の連結ロッド96a、これらの連結ロッド9
6aの下端に取り付けられた連結板96b、及びこの連
結板96bと上記連結ロッド96aの端部との間に回転
自在に介設されたボール96cからなる第2連結部材9
6により定盤吊り25に取り付けられている。そして、
上記シリンダーボディ32と連結板96bとには、ボー
ルブッシュ97を介して相互に嵌合し合う大小の円筒9
8,99からなる嵌合部が形成され、これらの嵌合部
が、鉛直方向には相対的に変移自在であるが、上定盤1
1の回転時には相互に係合し合って回転力を伝えるよう
に嵌め合わされることにより、結合機構55Aとしての
機能を備えている。そして、このような吊支用シリンダ
ー30Aが、上記第1実施例及び第2実施例における吊
支用シリンダー30及び結合機構55の代わりに、上定
盤11と定盤吊り25との間に実質的に等角度間隔で複
数設置される。
【0041】上記吊支用シリンダー30Aには、上記シ
リンダーボディ32と連結板96bとを利用する結合機
構55Aに代えて、またはこの結合機構55Aと併用し
て、図8に符号55Bで示すような結合機構を組み込む
こともできる。この結合機構55Bは、第2連結部材9
6の連結板96bに設けた嵌合孔101内に、第1連結
部材95の各連結ロッド95aをボールブッシュ102
を介して鉛直方向には変移自在であるが、上定盤11の
回転時には連結板96bと係合するように嵌合させたも
ので、これらの第1連結部材95と第2連結部材96と
の組み合わせによって結合機構55Bを構成したもので
ある。
【0042】なお、上記図8に示す吊支用シリンダー3
0Aは、それを上下逆向きにしてシリンダーボディ32
を定盤吊り25に連結し、ピストンロッド35を上定盤
11に連結しても良い。
【0043】図9には、異なる構成の結合機構55Cを
備えた吊支用シリンダーの他例が示されている。この吊
支用シリンダー30Bは、逆圧方式と加圧方式の両方に
使用できるように構成されたもので、第1連結部材10
5により定盤吊り25に固定されたシリンダーボディ3
2と、その内部に摺動自在に収容されたピストン34
と、このピストン34からシリンダーボディ32の外部
に延出するピストンロッド35とを有し、このピストン
ロッド35が第2連結部材106を介して上定盤11に
連結されている。上記ピストン34の外周には2つのリ
ップ形シール107が互いに逆向きに取り付けられ、こ
れらのシール107によってピストン34の両側に支持
室36と加圧室46とが区画されている。
【0044】上記第2連結部材106は、上定盤11に
固定された連結板106aと、この連結板106aから
立ち上がった円筒形部材106bとを有し、この円筒形
部材106bの内部は、隔壁109によって第1室11
1と第2室112とに区画されている。そして、上記ピ
ストンロッド35の先端は、上記隔壁109を遊嵌状態
に貫通して下側の第1室111内にまで延び、その端面
にロッド径より大径のフランジ状部材113が取り付け
られており、このフランジ状部材113の上面と上記隔
壁109との間及びフランジ状部材113の下面と連結
板106aとの間にそれぞれ、環状のリテーナ114に
回転自在に保持された複数のボール115a,115b
が若干の間隔をおいて介在せしめられ、これらのボール
115を介してピストンロッド35と円筒形部材106
bとが上下両方向に連結されるようになっている。
【0045】一方、上記円筒形部材106bの上側の第
2室112内には、上記シリンダーボディ32から延出
する小径円筒状の嵌合部117が嵌合し、これらの円筒
形部材106bの内面と嵌合部117の外面との間に円
筒形をしたボールベアリング118が介設され、このボ
ールベアリング118を介して円筒形部材106bと嵌
合部117とが、鉛直方向には相対的に変移自在である
が、上定盤11の回転時には相互に係合し合って該上定
盤11の回転力を伝達し得るように嵌め合わされてい
る。従ってこれらの円筒形部材106bと嵌合部117
とによって結合機構55Cが形成されている。
【0046】図中119は上記円筒形部材106bと嵌
合部117との間に設けられたダストシール、120は
嵌合部117とピストンロッド35との間に設けられた
エアシールを示している。
【0047】上記吊支用シリンダー30Bは、ピストン
34の下方の支持室36内にポート50から圧力流体を
充填することによって上定盤11の吊支に使用される
が、加圧室46内にポート45から圧力流体を供給する
ことにより上定盤11の加圧に使用することもできる。
このシリンダー30Bで上定盤11を吊支するときは、
上記ピストンロッド35と円筒形部材106bとが、フ
ランジ状部材113とその上面側のボール115aと隔
壁109とを介して相互に連結され、上定盤11を加圧
する時は、上記ピストンロッド35と円筒形部材106
bとが、フランジ状部材113とその下面側のボール1
15bと連結板95aとを介して相互に連結される。
【0048】上記シリンダー30Bも、それを上下逆向
きにしてピストンロッド35を定盤吊り25に連結し、
シリンダーボディ32を上定盤11に連結して使用する
ことができる。
【0049】なお、上記図9を除く各実施例ではダイヤ
フラム式のシリンダーが示されているが、このようなダ
イヤフラム式のシリンダーの代わりに、ピストンをリッ
プ形やO形の断面を持った通常のシール部材を介してシ
リンダーボディ内に摺動自在自在に収容した一般的なシ
リンダーを使用できることは言うまでもないことであ
る。
【0050】また、上記実施例では、上定盤11、下定
盤12、内歯歯車13、及び太陽歯車14が何れも回転
する4ウエイ方式の研磨装置が示されているが、本発明
は、上定盤11又は内歯歯車13が非回転の3ウエイ方
式の研磨装置などにも適用することができる。上定盤1
1が回転しない研磨装置においては、該上定盤の回転力
を定盤吊りに伝達する機能を持った上記結合機構は特に
設ける必要がない。
【0051】
【発明の効果】このように本発明によれば、定盤吊りと
上定盤との間に複数の吊支用シリンダーを取り付け、流
体を支持媒体として該上定盤を吊り下げ状態に支持する
ようにしたので、上定盤全体を均等な支持力で支持する
ことができると共に、下定盤の微小な傾きに対しても上
定盤を正確に追随させて該上定盤全体を下定盤に対して
均等な力で押し付けることができ、これにより、ワーク
に加工荷重を均等に作用させて高精度の研磨を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面研磨装置の第1実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の要部の平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3における吊支用シリンダーの側面図であ
る。
【図5】図3の断面図である。
【図6】加圧用シリンダーの一例を示す断面図である。
【図7】本発明に係る平面研磨装置の第2実施例を示す
断面図である。
【図8】吊支用シリンダーの異なる構成例を示す断面図
である。
【図9】吊支用シリンダーの更に異なる構成例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1A,1B 平面研磨装置 11 上定盤 12 下定盤 16 ワーク 18 昇降機構 25 定盤吊り 26 支持機構 30,30A,30B 吊支用シリンダー 31 液体 32 シリンダーボディ 34 ピストン 35 ピストンロッド 36 支持室 39,41,95,96 連結部材 46,72 加圧室 52 中継箱 55,55A,55B,55C 結合機構 56 スリーブ 57 シャフト 60 ベアリング手段 67 加圧用シリンダー 90 レギュレーター 91 圧力流体源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月17日(2000.10.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 谷 昭 彦 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 (72)発明者 池 本 清 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 (72)発明者 小 原 博 神奈川県綾瀬市早川2647 スピードファム 株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA09 AA12 AA14 BA05 BB04 CA01 CB01 CB06 DA06 DA09 DA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを両側から挟んで研磨する上定盤及
    び下定盤と、上記上定盤を昇降させるための昇降機構
    と、該昇降機構に取り付けられた定盤吊りと、この定盤
    吊りと上定盤との間に該上定盤の略中心軸線の回りに所
    要の間隔を置いて介設され、流体を支持媒体として上定
    盤を支持する複数の支持機構と、を有することを特徴と
    する平面研磨装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の平面研磨装置において、
    上記支持機構が流体圧シリンダーからなっていて、この
    吊支用のシリンダーが、中空のシリンダーボディと、こ
    のシリンダーボディの内部に収容されたピストンと、こ
    のピストンに連結されたピストンロッドと、上記ピスト
    ンの一側に区画された支持室とを有し、この支持室内に
    上記流体が充填され、上記シリンダーボディ及びピスト
    ンロッドの何れか一方が定盤吊りに連結されると共に、
    他方が上定盤に連結されていることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の平面研磨装置において、
    上記各吊支用シリンダーの支持室が相互に連通している
    ことを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の平面研磨装置において、
    上記各吊支用シリンダーの支持室が定盤吊りの略中央部
    に位置する中継箱を介して相互に連通されると共に、こ
    の中継箱が、流体圧力を設定圧に保つためのレギュレー
    ターを介して圧力流体源に接続されていることを特徴と
    するもの。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の平面研磨装置において、
    上記各吊支用シリンダーの支持室がそれぞれ、流体圧力
    を設定圧に保つためのレギュレーターを介して圧力流体
    源に接続されていることを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項1から5までの何れかに記載の平面
    研磨装置において、上記複数の吊支用シリンダーのうち
    少なくとも一部が、上記ピストンの他側に加圧室を有し
    ていて、この加圧室に圧力流体を供給することにより上
    定盤を加圧してワークに加工荷重を加えるように構成さ
    れていることを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項1から5までの何れかに記載の平面
    研磨装置において、上記定盤吊りと上定盤との間に、上
    記複数の吊支用シリンダーとは別に、上定盤を加圧して
    ワークに加工荷重を加えるための加圧用シリンダーが設
    けられていることを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項1から7までの何れかに記載の平面
    研磨装置において、上記上定盤が駆動回転自在となって
    いて、該上定盤と上記定盤吊りとの間に、該上定盤の回
    転力を定盤吊りに伝えてこれらの上定盤と定盤吊りとを
    一体的に回転させるための結合機構が設けられているこ
    とを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の平面研磨装置において、
    上記結合機構が、吊支用シリンダーとは別に設けられて
    いて、上定盤の落下を防止するための安全手段を兼用
    し、定盤吊りに上端部を固定されて下向きに延びる中空
    のスリーブと、上定盤に下端部を固定されて上記スリー
    ブ内を上向きに延び、上端部が上記定盤吊りに上下方向
    の自由度を持って係合するシャフトと、上記スリーブの
    内面とシャフトの外面との間に介設されたベアリング手
    段とを有することを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項2に従属する請求項8に記載の平
    面研磨装置において、上記吊支用シリンダーのシリンダ
    ーボディ及びピストンロッドが、それぞれ連結部材を介
    して定盤吊り及び上定盤の一方に連結され、両方の連結
    部材同士か又はピストンロッドに連なる連結部材とシリ
    ンダボディとが、鉛直方向には相対的に変移自在である
    が上定盤の回転時には相互に係合し合うように関係付け
    られることにより、上記吊支用シリンダーに上記結合機
    構が組み込まれていることを特徴とするもの。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105458903A (zh) * 2015-12-31 2016-04-06 上海妍杰机械工程有限公司 一种可自动调节研磨压力的研磨抛光机
CN106041727A (zh) * 2016-07-19 2016-10-26 苏州赫瑞特电子专用设备科技有限公司 一种研磨机或抛光机的一体化龙门结构
CN107336124A (zh) * 2017-08-05 2017-11-10 苏州方德锐精密机电科技有限公司 一种多工件往复型磨粒流抛光机

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