JP2002117449A - 自動販売機の内扉構造 - Google Patents

自動販売機の内扉構造

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JP2002117449A
JP2002117449A JP2000309965A JP2000309965A JP2002117449A JP 2002117449 A JP2002117449 A JP 2002117449A JP 2000309965 A JP2000309965 A JP 2000309965A JP 2000309965 A JP2000309965 A JP 2000309965A JP 2002117449 A JP2002117449 A JP 2002117449A
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JP
Japan
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inner door
vending machine
lower cover
door body
heat insulating
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Pending
Application number
JP2000309965A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
広志 鈴木
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱性能を維持しながら錆の発生を低減でき
る自動販売機の内扉構造を実現することを目的とする。 【解決手段】 自動販売機の内扉を、下端に開口部4E
が形成された内扉本体4Bと開口部4Eを覆う合成樹脂
製の下部カバー7とを(b)のように組み合わせ、内扉
本体4Bと下部カバー7とで構成される内部空間に断熱
材を詰めて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の内扉
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の自動販売機を示す。断熱構
造の内箱5と内箱5の前面開口部を閉塞する内扉4とで
構成される庫内には商品ストッカ2が設けられており、
商品ストッカ2の底部に設けられた商品払出装置(図示
せず)によって指示された商品が内扉4の払出口4Aを
介して前面に配置された前面扉3の取出口10へ払い出
されるよう構成されている。
【0003】内扉4は、図6に示す鋼板製の内扉本体4
Bの内側に図7(a)に示すように断熱材6が充填され
た断熱構造となっている。この内扉本体4Bの内面4C
の周囲には樹脂部材9A,9Bが図5に示すように取り
付けられている。樹脂部材9Bの取り付け状態を図7
(a)(b)に示す。
【0004】この樹脂部材9A,9Bは、内箱5の前面
開口部を閉塞する際に当接する前面開口部の周囲に設け
られた庫内パッキン(図示せず)との断熱を目的として
配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た自動販売機の内扉構造では、庫内の冷気により内扉本
体4Bの端面4Fの部分に結露が発生しやすく、特に、
内扉本体4Bの下端部4Dは、発生した結露水および他
の部分で発生して流れてきた結露水のため、濡れた状態
となり、錆が発生し易くなる。
【0006】下端部4Dでの錆の発生は、外観性に劣る
だけでなく、稀には孔をあけることもあり、庫内の断熱
性能を低下させたり、リサイクル性を考慮した場合には
内扉の製品寿命を短くしてしまうので好ましくないと云
う問題がある。
【0007】本発明は前記問題点を解決し、断熱性能を
維持しながら錆の発生を低減できる自動販売機の内扉構
造を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1記載の自動販売機の内扉構造は、断
熱構造の内箱とこの内箱の前面開口部を閉塞する内扉と
で形成される庫内に、商品をストックして指示された商
品を払い出す商品払出装置を設けた自動販売機におい
て、前記内扉を、下端に開口部が形成された内扉本体
と、内扉本体の前記開口部を覆う合成樹脂製の下部カバ
ーと、内扉本体と下部カバーとで構成される内部空間に
詰られた断熱材とで構成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項2記載の自動販売機
の内扉構造は、請求項1において、下部カバーに、断熱
材との接触面積を大きくするフィンを設けたことを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図1〜図4を用いて説明する。なお、上記従来例を
示す図5〜図7と同様の構成をなすものには、同一の符
号をつけて説明する。
【0011】この実施の形態では、図1,図2に示すよ
うに内扉4の構成を特殊にして庫内の結露による内扉本
体4Bの下部での錆の発生を低減している。具体的に
は、内扉4は、図1(a)と図2に示すように、下端に
開口部4Eが形成された内扉本体4Bと、内扉本体4B
の開口部4Eを覆う合成樹脂製の下部カバー7と、内扉
本体4Bの内面4Cの周囲で前記下部カバー7が設けら
れている下部を除いて設けられた樹脂部材9Aと、内扉
本体4Bの内部に充填された(図2参照)断熱材6とで
構成されている。なお、樹脂部材9Aの内扉本体4Bに
対する全体形状は従来例で示した図6における樹脂部材
9Aと同じである。
【0012】組み立ては、図1(a)に示すように内扉
本体4Bの開口部4Eを覆うように下部カバー7を図1
(b)(c)に示すように装着する。下部カバー7には
内扉本体4Bの下部に装着された状態で開口部4Eの内
側に係合する係合片7A,7Bが形成されている。
【0013】このように樹脂部材9Aと下部カバー7が
装着された内扉本体4Bは、型に入れた状態でこの内扉
本体4Bと下部カバー7とで形成される内部に発泡剤を
注入して前記断熱材6となり、充填された断熱材6によ
り下部カバー7が内扉本体4Bに固定される。
【0014】このように、内扉本体4Bの下部は鋼板よ
りも熱伝導率が小さい樹脂製の下部カバー7で覆われる
開口部4Eであるため、内扉本体4Bの下部が鋼板で覆
われていた従来の構造に比べて下部での結露水が少な
く、内扉本体4Bの下部よりも上部で発生した結露水が
流れ落ちてきても下部カバー7の側に流れるため、鋼板
製の内扉本体4Bの下部における錆の発生を大幅に低減
できる。
【0015】したがって、錆の発生による内扉の断熱性
能の低下を防止でき、また、内扉の製品寿命を従来より
も長くできてリサイクル性も良好である。また、内扉本
体4Bの下端に若干の錆が発生したとしても、下部カバ
ー7によって錆を見えないようにでき、外観性の良い自
動販売機の内扉4が実現できる。
【0016】また、図3(a)に示すように、下部カバ
ー7の内側にフィン8を設け、図3(b)(c)に示す
ように、断熱材6との接触面積を大きくするように構成
すると、断熱材6となる発泡材を充填した際に、発泡剤
がフィン8の間にも入り込んで固まるため、下部カバー
7をしっかりと内扉本体4Bに取り付けることができ、
無理な力が作用しても下部カバー7が内扉本体4Bから
外れにくくなる。
【0017】また、図4に示すように内扉本体4Bに取
り付け下部カバー7との填め込み部にシール材11を塗
布し、填め込み隙間に結露水が侵入しないようにすれ
ば、更に効果が大きい。
【0018】なお、下部カバー7は図1(a)に示した
ような射出成型品ではなく、図1(a)における端面7
Cを有しない下部カバー7を押し出し成形で作成したも
のを使用し、端面7Cを無くした部分に対応して内扉本
体4Bの端面4Fを図1(a)に仮想線4Gで示すよう
に下方へ延長して下部カバー7の底面と突き合わせるよ
うに構成することによっても実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機の内扉
構造によると、断熱構造の内箱とこの内箱の前面開口部
を閉塞する内扉とで形成される庫内に、商品をストック
して指示された商品を払い出す商品払出装置を設けた自
動販売機において、前記内扉を、下端に開口部が形成さ
れた内扉本体と、内扉本体の前記開口部を覆う合成樹脂
製の下部カバーと、内扉本体と下部カバーとで構成され
る内部空間に詰られた断熱材とで構成することで、庫内
の結露による内扉への錆の発生を低減でき、また長期間
にわたって安定した性能を維持できるため、製品として
出荷した自動販売機の内扉を再利用して新しい自動販売
機を製造する場合に問題となるリサイクル性の観点から
も好ましい自動販売機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における内扉本体と下部カ
バーの分解斜視図と組立状態を示す要部斜視図および縦
断面図
【図2】同実施の形態における内扉の縦断面図
【図3】別の実施の形態のフィンを設けた下部カバーの
縦断面図と内扉本体と下部カバーとの組立状態を示す要
部斜視図と内扉の縦断面図
【図4】別の実施の形態の内扉の下部の斜視図
【図5】自動販売機の前面扉と内扉を開いた状態の斜視
【図6】内扉の斜視図
【図7】従来の内扉の縦断面図と内扉本体と樹脂部材の
組立状態を示す斜視図
【符号の説明】
4 内扉 4A 内扉本体 4E 開口部 5 内箱 6 断熱材 7 下部カバー 8 フィン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱構造の内箱とこの内箱の前面開口部を
    閉塞する内扉とで形成される庫内に、商品をストックし
    て指示された商品を払い出す商品払出装置を設けた自動
    販売機において、 前記内扉を、 下端に開口部が形成された内扉本体と、 内扉本体の前記開口部を覆う合成樹脂製の下部カバー
    と、 内扉本体と下部カバーとで構成される内部空間に詰られ
    た断熱材とで構成した自動販売機の内扉構造。
  2. 【請求項2】下部カバーに、断熱材との接触面積を大き
    くするフィンを設けた請求項1記載の自動販売機の内扉
    構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007122293A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Kubota Corp 自動販売機の内扉
KR101147779B1 (ko) * 2010-10-28 2012-05-25 엘지전자 주식회사 진공공간부를 구비하는 냉장고

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