JP2002116791A - 音声入力装置 - Google Patents

音声入力装置

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JP2002116791A
JP2002116791A JP2000310115A JP2000310115A JP2002116791A JP 2002116791 A JP2002116791 A JP 2002116791A JP 2000310115 A JP2000310115 A JP 2000310115A JP 2000310115 A JP2000310115 A JP 2000310115A JP 2002116791 A JP2002116791 A JP 2002116791A
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健 大野
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/22Procedures used during a speech recognition process, e.g. man-machine dialogue

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声認識能力を充分確保しつつ、発話をより
短縮させて操作の煩わしさを解消する。 【解決手段】 使用者の発話と、音声辞書31内の認識
対象語との一致度を、音声認識を用いて演算し、最も一
致度の高い認識対象語を音声辞書31内から抽出して、
操作対象機器47に動作指令を出力する音声入力装置に
おいて、車両に搭載されるラジオ,CDプレイヤー,エ
アコンなどの操作対象機器47にそれぞれ設けた受信機
63,65,67に電磁波を送信することで遠隔操作の
指令を行うリモコン71を設け、このリモコン71が向
けられている操作対象機器47の受信機における受信強
度が大きい操作対象機器47ほど、音声辞書31内の認
識対象語の重み付けを大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用者の発話と
音声辞書内の認識対象語との一致度を、音声認識を用い
て演算し、最も一致度の高い認識対象語を音声辞書内か
ら抽出して、操作対象機器に動作指令を出力する音声入
力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の音声入力装置の全体構
成を示すブロック図であり、この音声入力装置は、自動
車に搭載されるものである。この音声入力装置は、CP
U1およびメモリ3を備えた信号処理装置5に、認識対
象語を含む音声辞書7aを備えた外部記憶装置7が接続
されている。
【0003】信号処理装置5には、A/Dコンバータ9
を介してマイク11が、D/Aコンバータ13を介して
出力アンプ15およびスピーカ17がそれぞれ接続され
るとともに、対話開始スイッチ19およびモニタディス
プレイ21が接続されている。そして、マイク11から
入力される使用者の音声により指示した、ラジオやCD
プレイヤー,エアコンなどの複数の操作対象機器23の
いずれかに対し、制御信号Sを出力して動作させる。
【0004】図11は、外部記憶装置7に格納されてい
る音声辞書7aを示している。この音声辞書7aは、使
用者が音声を使って自動車に搭載されているラジオ,C
Dプレイヤーおよびエアコンを作動させる場合の認識対
象語を記憶している辞書である。図中で、1101〜1
109で表記される発話を受け付けることができ、Xで
示したのは数字部分である。例えば、使用者が「シーデ
ィー ジュウバン」と発話した結果、1106の認識対
象語が抽出されれば、音声認識が成功したといえる。
【0005】次に、上記した従来の音声入力装置の作用
を図12のフローチャートに基づき説明する。まず、信
号処理装置5は、電源ONとともに外部記憶装置7に含
まれる音声辞書7aをメモリ3に読み込む(ステップ1
200)。ここで、対話開始スイッチ19が使用者によ
って操作され(ステップ1201)、使用者が音声辞書
7aに含まれる言葉を発話することで、音声の取り込み
が開始される(ステップ1202)。例えば「シーディ
ー ジュウバン」と発話したとすると、この言葉を信号
処理装置5は、次のように音声として検出する。
【0006】マイク11から入力された音声信号はA/
Dコンバータ9でデジタル信号に変換され信号処理装置
5に入力される。信号処理装置5は対話開始スイッチ1
9が押されるまでは、前記デジタル信号の平均パワーを
演算している。対話開始スイッチ19が操作された後、
前記平均パワーにくらべてデジタル信号の瞬間パワーが
所定値以上大きくなった場合、使用者が発話したと判断
し、音声取り込みを開始する。
【0007】次に、信号処理装置5は、メモリ3に読み
込んだ音声辞書7a内の認識対象語群と前記発話した音
声区間部分との一致度を演算する(ステップ120
3)。一致度の演算は、近年の音声認識アルゴリズムの
主流となっているHMM法などにより行われる。なお、
この動作を行う間も、並列処理により音声取り込みは継
続されている。デジタル信号の瞬間パワーが所定時間以
上所定値以下になったとき、使用者の発話が終了したと
判断し、音声の取り込み動作を終了する(ステップ12
04)。
【0008】信号処理装置5は一致度の演算終了後、最
も一致度の高い認識対象語を選択する(ステップ120
5)。ここでは認識対象語1106において「シーディ
ー」に続く数字部Xが10である認識対象語の一致度が
最も高くなる。続いて信号処理装置5は、前記一致度の
高い認識対象語を認識の結果として音声で使用者にフィ
ードバックする(ステップ1206)。すなわち、外部
記憶装置7に記憶された音声合成データを用いて「シー
ディープレイヤーの10曲目を再生します。」という音
声メッセージを合成し、アンプ15、スピーカ17を通
して出力する。
【0009】次に信号処理装置5は、図示しない確定ス
イッチが所定時間の間に使用者によって押されたかどう
かを検出し(ステップ1207)、検出された場合に
は、認識対象語に対応した操作対象機器23に動作指令
を出力する(ステップ1208)。この場合はCDプレ
イヤーに対し、現在のディスク上の10曲目の曲を再生
する指示を出す。前記ステップ1207で、所定時間の
間に検出されなかった場合あるいは図示しない取り消し
スイッチの操作が検出された場合には、前記ステップ1
201に戻る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の音声入力装置は、必ず「シーディー」や「エアコ
ン」などの操作対象機器名から始まる発話を受け付ける
ようになっている。これは認識率を確保するためであ
る。すなわち操作対象機器名を省いた発話を受け付け可
能にすると、音声辞書内に発話が似てしまう認識対象語
が現れる可能性が高くなる。
【0011】例えば、図11の音声辞書において、認識
対象語1106から操作対象機器名のCDを省くと「X
−番」となり、また同1107から操作対象機器名のエ
アコンを省くと「X−度」となってしまい、両者の発音
が似ているため発話の明瞭でない使用者や、騒音が多い
場合には誤認識してしまう可能性が高くなってしまう。
よって操作対象機器名を付加した音声辞書が有効となる
が、その場合操作対象機器名と操作内容の両方を発話し
なくてはならず、発話の長さが長くなり、使用者にとっ
て煩わしさが伴うことになる。
【0012】そこで、この発明は、音声認識能力を充分
確保しつつ、発話をより短縮させて操作の煩わしさを解
消することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1の発明は、使用者の発話と、認識対象語を格
納する音声辞書内の前記認識対象語との一致度を、音声
認識を用いて演算し、最も一致度の高い認識対象語を前
記音声辞書内から抽出し、その抽出結果に基づいて操作
対象機器に動作指令を出力する音声入力装置において、
前記操作対象機器に信号波を送信することで遠隔操作の
指令を行う遠隔操作機器と、この遠隔操作機器が向けら
れている操作対象機器を推定する推定手段と、使用者の
発話を受けて音声認識処理を行うときに、前記推定され
た操作対象機器に関する前記音声辞書内の認識対象語の
重み付けを、他の操作対象機器より大きくする構成とし
てある。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、推定手段は、遠隔操作機器から送信される信
号波を受信し、この受信した信号波の受信強度を検出す
る受信強度検出部を備え、この受信強度検出部が検出し
た信号波の受信強度が大きい操作対象機器ほど重み付け
を大きくする構成としてある。
【0015】請求項3の発明は、請求項1の発明の構成
において、推定手段は、遠隔操作機器の3次元位置およ
び方位を検出する位置方位検出手段で構成されている。
【0016】請求項4の発明は、請求項3の発明の構成
において、位置方位検出手段は、遠隔操作機器に設けら
れた少なくとも2つの超音波発信機と、この超音波発信
機から発信された超音波を受信する、前記遠隔操作機器
の周囲に配置した少なくとも3つの超音波受信機と、前
記各超音波発信機から発信された超音波が前記各超音波
受信機に到達するまでの時間に基づいて、前記各超音波
発信機の3次元位置をそれぞれ検出する超音波発信機位
置検出部とを備える構成としてある。
【0017】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかの発明の構成において、操作対象機器は、自動車
の室内に設置され、前記自動車を運転する使用者の運転
負荷を検出する運転負荷検出手段を設け、この運転負荷
検出手段が検出した運転負荷が大きい状態のとき、遠隔
操作機器から送信される信号波の照射範囲を広く設定す
る構成としてある。
【0018】請求項6の発明は、請求項5の発明の構成
において、運転負荷検出手段は、使用者の自動車に対す
る運転操作の忙しさを検出する運転操作負荷検出部を備
え、この運転操作負荷検出部が検出した運転操作負荷が
大きい状態のとき、遠隔操作機器から送信される信号波
の照射範囲を広く設定する構成としてある。
【0019】請求項7の発明は、請求項5または6の発
明の構成において、運転負荷検出手段は、使用者の自動
車に対する運転の注意力の必要性を検出する注意力必要
性検出部を備え、この注意力必要性検出部が検出した注
意力必要性が高い状態のとき、遠隔操作機器から送信さ
れる信号波の照射範囲を広く設定する構成としてある。
【0020】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれかの発明の構成において、最も一致度の高い認識対
象語の抽出を行った後に、遠隔操作機器の向けられてい
る方向が変化した場合、最も一致度の高い認識対象語の
抽出処理を再度行う構成としてある。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作対象機器
に信号波を送信する遠隔操作機器が向けられている操作
対象機器を推定し、使用者の発話を受けて音声認識処理
を行うときに、前記推定された操作対象機器に関する音
声辞書内の認識対象語の重み付けを、他の操作対象機器
より大きくするようにしたため、発話をより短縮させた
音声辞書を用いた場合でも、音声認識能力を充分確保で
き、操作の煩わしさを解消することができる。
【0022】請求項2の発明によれば、推定手段は、遠
隔操作機器からの信号波を受信してその受信強度を検出
する受信強度検出部を備えており、この受信強度検出部
が検出した受信強度が大きい操作対象機器ほど、重付け
を大きくするようにしたため、構成の複雑さを招くこと
なく、遠隔操作機器が向けられている操作対象機器の推
定を確実に行うことができる。
【0023】請求項3の発明によれば、推定手段は、遠
隔操作機器の3次元位置および方位を検出する位置方位
検出手段で構成されているため、構成の複雑さを招くこ
となく、遠隔操作機器が向けられている操作対象機器の
推定を確実に行うことができる。
【0024】請求項4の発明によれば、位置方位検出手
段は、遠隔操作機器に設けられた少なくとも2つの超音
波発信機と、この超音波発信機から発信された超音波を
受信する、前記遠隔操作機器の周囲に配置した少なくと
も3つの超音波受信機と、前記超音波発信機から発信さ
れた超音波が前記超音波受信機に到達するまでの時間に
基づいて、前記各超音波発信機の3次元位置および方位
をそれぞれ検出する超音波発信機位置検出手段とから構
成されているため、構成の複雑さを招くことなく、遠隔
操作機器が向けられている操作対象機器の推定を確実に
行うことができる。
【0025】請求項5の発明によれば、操作対象機器が
搭載される自動車を運転する使用者の運転負荷を検出す
る運転負荷検出手段を設け、この運転負荷検出手段が検
出した運転負荷が大きい状態のとき、遠隔操作機器から
送信される信号波の照射範囲を広く設定するようにした
ため、運転負荷が大きく、遠隔操作機器を正確に操作対
象機器に向けられないような場合でも、遠隔操作機器が
向けられている操作対象機器の推定を確実に行うことが
できる。
【0026】請求項6の発明によれば、運転負荷検出手
段は、使用者の自動車に対する運転操作の忙しさを検出
する運転操作負荷検出部を備え、この運転操作負荷検出
部が検出した運転操作負荷が大きい状態のとき、遠隔操
作機器から送信される信号波の照射範囲を広く設定する
ようにしたため、使用者が運転操作に忙しく、遠隔操作
機器を正確に操作対象機器に向けられないような場合で
も、遠隔操作機器が向けられている操作対象機器の推定
を確実に行うことができる。
【0027】請求項7の発明によれば、運転負荷検出手
段は、使用者の自動車に対する運転の注意力の必要性を
検出する注意力必要性検出部を備え、この注意力必要性
検出手段が検出した注意力必要性が高い状態のとき、遠
隔操作機器から送信される信号波の照射範囲を広く設定
するようにしたため、使用者が運転の注意力の必要性が
高く、遠隔操作機器を正確に操作対象機器に向けられな
いような場合でも、遠隔操作機器が向けられている操作
対象機器の推定を確実に行うことができる。
【0028】請求項8の発明によれば、最も一致度の高
い認識対象語の抽出を行った後に、遠隔操作機器の向け
られている方向が変化した場合、最も一致度の高い認識
対象語の抽出処理を再度行うようにしたため、遠隔操作
機器による操作対象機器の指示を誤った場合に、直ちに
修正することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0030】図1は、この発明の実施の一形態に係わる
音声入力装置の全体構成を示すブロック図であり、この
音声入力装置は、前記した従来のものと同様に自動車に
搭載されるものであり、CPU25およびメモリ27を
備えた信号処理装置29に、認識対象語を含む音声辞書
31備えた外部記憶装置33が接続されている。
【0031】信号処理装置29には、A/Dコンバータ
35を介してマイク37が、D/Aコンバータ39を介
して出力アンプ41およびスピーカ43がそれぞれ接続
されるとともに、モニタディスプレイ45が接続されて
いる。そして、マイク37から入力される使用者の音声
により指示した、ラジオやCDプレイヤー,エアコンな
どの複数の操作対象機器47のうちのいずれかに対し、
制御信号Sを出力して動作させる。
【0032】信号処理装置29にはさらに、車輪速セン
サ49,ナビゲーション装置51,操舵角センサ53お
よびアクセルペダルセンサ55のそれぞれの検出信号が
入力されるよう接続されている。
【0033】図2は、上記した操作対象機器47が、自
動車の車室内におけるダッシュ回りに設置された状態を
示している。図中の上部からエアコンのコントロールユ
ニット57,ラジオおよびCDプレイヤーを含むカーオ
ーディオのコントロールユニット59,CDの挿入口6
1がそれぞれ配置されている。コントロールユニット5
7,59およびCDの挿入口61には、受信機63,6
5および67がそれぞれ設けられ、これら各受信機6
3,65および67は、図1に示すように外部記憶装置
33に受信信号が入力されるよう接続されている。この
各受信機63,65および67は、後述するリモコン7
1から送信される信号波となる電磁波信号の受信強度を
検出する受信強度検出部を備えている。また、外部記憶
装置29には、リモコン71による電磁波の照射範囲を
変更させるための信号を送信する送信機69も接続され
ている。
【0034】そして、上記した各受信機63,65およ
び67に向けて電磁波を送信することで、操作対象機器
47に対して遠隔操作の指令を行う遠隔操作機器として
の前記したリモコン71が、本音声入力装置に備えられ
ている。このリモコンに71には、電磁波を送信する電
磁波送信機72および対話開始スイッチ73がそれぞれ
設けられている。
【0035】図3は、外部記憶装置33に格納されてい
る音声辞書31を示している。この音声辞書31は、使
用者が音声を使って自動車に搭載されているラジオ,C
Dプレイヤーおよびエアコンを作動させる場合の認識対
象語を記憶している辞書である。図3中で、301〜3
15で表記される発話を受け付けることができ、Xで示
したのは数字部分である。例えば、使用者が「シーディ
ー ジュウバン」と発話した結果、306の認識対象語
が抽出されれば、音声認識が成功したといえる。
【0036】また、この音声辞書31は、前記従来の図
11に示した音声辞書71aと異なり、認識対象語とし
て、307〜309および313〜315の発話を受け
付けるようになっている。すなわち、307〜309は
「シーディー」を省略したものであり、313〜315
は「エアコン」を省略したものである。
【0037】さらに、この音声辞書31は、操作対象機
器47毎に、重み付けの値を記録する記憶領域を備えて
いる。ここでは、各操作対象機器47に対する初期の重
み付けが1.0としてある。
【0038】次に、上記した構成の音声入力装置の作用
を図4のフローチャートに基づき説明する。まず、信号
処理装置29は電源ONとともに外部記憶装置33に含
まれる音声辞書31をメモリ27に読み込む(ステップ
400)。ここで、リモコン71上の対話開始スイッチ
73が使用者によって操作されると、リモコン71か
ら、対話開始スイッチ73の検出を知らせるための電磁
波信号が信号波として送信される。
【0039】そして、受信機63,65,67の少なく
とも1つが前記電磁波信号を受信すると(ステップ40
1)、信号処理装置29は、音声入力処理を開始した旨
を使用者に知らせるために、外部記憶装置33に記憶し
てある告知音信号を、D/Aコンバータ39,出力アン
プ41およびスピーカ43を介して出力させる(ステッ
プ402)。
【0040】次に、信号処理装置29は、リモコン71
がどの操作対象機器47に向けられているかに応じて、
図3の音声辞書31内の1.0となっている重み付けを
変更する。すなわち、信号処理装置29は、各受信機6
3,65,67の受信強度検出部が検出した電磁波の受
信強度を比較し、最も受信強度の大きい操作対象機器4
7を、使用者が操作しようとしている操作対象機器47
と推定し、これによりリモコン71の向けられている方
向を検出した後、前記推定された操作対象機器47を動
作させるための認識対象語の重み付けを増加させる(ス
テップ403)。したがって、上記信号処理装置29
は、受信強度検出部とともに、リモコン71が向けられ
ている操作対象機器47を推定する推定手段を構成して
いる。
【0041】例えば、今リモコン71がカーオーディオ
のコントロールユニット59に向けられているとする。
カーオーディオはラジオおよびCDを含むので、信号処
理装置29はラジオおよびCDを操作するための認識対
象語の重み付けを、図5のように増加させる。すなわ
ち、図3ではすべての認識対象語の重み付けは等しく
1.0となっているものが、重み付けを増加させた後
は、ラジオ操作のための認識対象語301,302およ
びCDを操作させるための認識対象語303〜309の
重み付けが1.2に増加している。この重み付けは後述
するステップ407において演算結果の一致度に乗算さ
れ、その結果が新たな一致度となる。
【0042】ここで使用者が、音声辞書31に含まれる
言葉、例えば「ジュウバン」を発話したとすると、信号
処理装置29は、音声を次のように検出する。マイク3
7からの信号は、A/Dコンバータ35でデジタル信号
に変換され信号処理装置29に入力される。信号処理装
置29はリモコン71上の対話開始スイッチ73が押さ
れたことを知らせる電磁波信号を受信するまでは、前記
デジタル信号の平均パワーを演算している。対話開始ス
イッチ73が操作された後、前記平均パワーにくらべて
デジタル信号の瞬間パワーが所定値以上大きくなったと
き、使用者が発話したと判断し、音声取り込みを開始す
る(ステップ404)。
【0043】次に信号処理装置29は、メモリ27に読
み込んだ音声辞書31内の認識対象語群と前記発話した
音声区間部分との一致度を演算する(ステップ40
5)。一致度の演算は、従来技術と同様に、近年の音声
認識アルゴリズムの主流となっているHMM法などによ
り行われるものとする。なお、この動作を行う間も、並
列処理により音声取り込みは継続されている。前記デジ
タル信号の瞬間パワーが所定時間以上所定値以下になっ
たとき、使用者の発話が終了したと判断し、音声の取り
込み動作を終了する(ステップ406)。
【0044】さらに信号処理装置29は、一致度の演算
終了を待つ。通常は図3において数字部Xが10である
認識対象語309の一致度が最も高くなる。しかし、話
者の音声の特性や周囲の騒音の量などによって、他の認
識対象語の一致度が最高になる場合がある。例えば、数
字部Xが10である認識対象語313の一致度が最も高
くなったとする。一致度は0以上3桁の整数値で表現さ
れ、認識対象語313の一致度が600で最大値であ
り、それに引き続き認識対象語309の一致度が550
であったとする。このままでは誤認識であるが、信号処
理装置29は各々の一致度に重み付けを乗算する。認識
対象語313の重み付けは1.0であるので乗算の結果
最終的な一致度は600×1.0=600である。それ
に対し認識対象語309の重み付けは1.2であるので
乗算の結果最終的な一致度は550×1.2=660と
なる。よって最終的な一致度が最大である認識対象語は
309となり(ステップ407)、使用者の発話と一致
することとなる。
【0045】このように、操作対象機器47の名称(こ
の例では「CD」)を省略した発話であっても、音声認
識能力を充分確保することができ、使用者にとって煩わ
しさが解消されたものとなる。
【0046】次に、信号処理装置29は、前記一致度の
高い認識対象語を認識の結果として音声で使用者にフィ
ードバックする(ステップ408)。すなわち、外部記
憶装置33に記憶された音声合成データを用いて「シー
ディープレイヤーの10曲目を再生します。」という音
声メッセージを合成し、これをD/Aコンバータ39,
出力アンプ41およびスピーカ43を通して出力する。
【0047】ここで信号処理装置29は、使用者がリモ
コン71を他の操作対象機器47に向け直して修正して
いないかどうかをチェックし、向け直している場合は重
み付けを変更して(ステップ409)前記ステップ40
5に戻る。これは、使用者が意図しない操作対象機器4
7にリモコン71が向けられてしまっている場合の修正
を直ちに行うための処理である。これにより使用者は、
再度発話する必要がなく、リモコン71を目標とする操
作対象機器47に向け直すだけで修正を行うことができ
る。
【0048】続いて信号処理装置29は、図示しない確
定スイッチが所定時間の間に使用者によって押されるか
どうかを検出し(ステップ411)、検出された場合に
は、認識対象語に対応した操作対象機器47に動作指令
を出力する(ステップ413)。この場合はCDプレイ
ヤーに対し、現在のディスク上の10曲目の曲を再生す
る指示を出す。前記ステップ411で、所定時間の間に
検出されなかった場合あるいは図示しない取り消しスイ
ッチの操作が検出された場合には前記ステップ401に
戻る。
【0049】図6は、上記実施の形態におけるリモコン
71から操作対象機器47に向けて照射される電磁波の
照射範囲を、自動車を運転する際の使用者の運転負荷に
応じて変更させる動作を示すフローチャートである。こ
の動作の処理は、数百ミリ秒程度の一定周期で起動され
る。
【0050】運転負荷Wは、使用者の運転操作の忙しさ
を示す運転操作負荷Wdと、使用者が運転に注意を向け
るべき度合いを示す注意必要性Wcとの和である。運転
操作負荷Wdは、ハンドル操舵のための運転操作負荷W
dwとアクセルペダル操作のための運転操作負荷Wda
との和である。注意必要性Wcは、現在速度に対する注
意の必要性Wcvと走行道路に対する注意の必要性Wc
rとの和である。
【0051】まず、運転操作負荷Wdの算出作業を説明
する。信号処理装置29は、本フローチャートで示す処
理が起動される毎に使用者の操舵角θ(t)を操舵角セ
ンサ53から読み取るとともに、使用者のアクセルペダ
ルの操作角A(t)をアクセルペダルセンサ55から読
み取る(ステップ600)。読み取った操舵角θ(t)
および操作角A(t)について、それぞれ過去Nwサン
プル(θ(1),θ(2),・・・θ(Nw))および
過去Naサンプル(A(1),A(2),・・・A(N
a))にわたって記憶保持する(ステップ601)。
【0052】次に、運転操作負荷WdwおよびWda
を、次式(1)および(2)でそれぞれ算出する(ステ
ップ602)。
【0053】
【数1】 なお、Max(Wdw)はWdwの最大値であり、実験
的に求められる。またWdwは最大値が1となるように
制限される。
【0054】
【数2】 なお、Max(Wda)はWdaの最大値であり、実験
的に求められる。またWdaは最大値が1となるように
制限される。
【0055】続いて、運転負荷Wdを次式(3)により
算出する(ステップ603)。
【0056】 Wd=k×Wdw+(1−k)×Wda (式3) なお、kは0より大きく1より小さい値である。
【0057】以上より、操舵角センサ53およびアクセ
ルペダルセンサ55は、使用者の自動車に対する運転操
作の忙しさを検出する運転操作負荷検出部を備えた運転
負荷検出手段を構成していることになる。
【0058】次に注意必要性Wcの算出作業を説明す
る。信号処理装置29は車両の現在の車速Vを車輪速セ
ンサ49から読み取り(ステップ604)、現在速度に
対する注意必要性Wcvを次式(4)で算出する(ステ
ップ605)。
【0059】 Wcv=V/Max(V) (式4) なお、Max(V)はVの最大値であり、実験的に求め
られる。またWcvは最大値が1となるように制限され
る。
【0060】次に走行道路に対する注意必要性Wcrを
ナビゲーション装置51から受信する(ステップ60
7)。ナビゲーション装置51は路線毎の注意の必要性
を記憶している。その値は0より大きく1より小さい値
であり、たとえば市街地の路線に対しては0.8、幅員
の大きい自動車専用道路では0.2のような値となる。
【0061】続いて、注意必要性Wcを次式(5)によ
り算出する(ステップ607)。
【0062】 Wc=h×Wcv+(1−h)×Wcr (式5) なお、kは0より大きく1より小さい値である。
【0063】以上より、車輪速センサ49およびナビゲ
ーション装置51は、使用者の自動車に対する運転の注
意力の必要性を検出する注意力必要性検出部を備えた運
転負荷検出手段を構成していることになる。
【0064】最後に、運転負荷Wを次式(6)により算
出する(ステップ608)。
【0065】 W=g×Wd+(1−g)×Wc (式6) なお、gは0より大きく1より小さい値である。
【0066】算出された運転負荷Wは、所定値Bと比較
され(ステップ609)、W≧Bのときには、信号処理
装置29はリモコン71から照射される電磁波照射範囲
を拡大する指令を、送信機69からリモコン71に対し
て送信する(ステップ610)。これにより、運転負荷
Wが大きいときには、リモコン71を目標とする操作対
象機器47に正確に向けなくも、使用者が希望する操作
対象機器47に電磁波を確実に送信でき、その操作対象
機器47に対して音声認識による操作を確実に行うこと
ができる。
【0067】一方、運転負荷Wが所定値Bより小さいと
きには、信号処理装置29は電磁波照射範囲を縮小する
指令を送信機69からリモコン71に対して送信する
(ステップ611)。これにより、不要な電力の電磁波
を常に出力する必要がなく、電力を節約することがで
き、同時にリモコン71上の電磁波発信素子の寿命を延
ばすことができる。
【0068】次に、他の実施形態を説明する。この実施
形態は、前記図4のフローチャート中のステップ403
でのリモコン71の向けられた方向の検出を、次の原理
で行うものである。ここでのリモコン71は、図7に示
すように電磁波送信機72に加え、先端部の超音波発信
機75と後端部の超音波発信機77を備えている。そし
て、この2つの超音波発信機75および77から発信さ
れる超音波の伝播速度と、リモコン71の周囲に位置す
る車室内の所定位置(図8中のC1,C2,C3)に配
置された3つの超音波受信機の位置との関係を用い、超
音波発信機75および77の3次元位置を算出する。2
つの超音波発信機75,77の位置が求められれば、リ
モコン71が向けられた方向を知ることができる。
【0069】超音波発信機75,77の位置と超音波受
信機の位置関係を図8に示す。図中Pが超音波発信機7
5(または77)の位置であり、車室内3個所C1〜C
3に超音波受信機が設置してある。リモコン71上の対
話開始スイッチ73が使用者によって操作されると、リ
モコン71は電磁波送信機72から対話開始スイッチ7
3の検出を知らせるための電磁波信号を送信すると同時
に、2つの超音波発信機75,77から超音波を発信す
る。
【0070】信号処理装置29は図示しないタイマによ
り、受信機63,65,67の何れかが前記電磁波信号
を受信してから超音波受信機C1〜C3に超音波が到達
するまでの時間を計測する。光の伝播速度は音の伝播速
度に比べてはるかに大きいので、次式(7)によりPの
C1,C2,C3までの距離Li(L1,L2,L3)
をそれぞれ算出できる。
【0071】 Li=Ti×Vs (式7) なお、i={1,2,3}であり、TiはCi(C1,
C2,C3)にて計測された音の伝播時間であり、Vs
は音の伝播速度である。
【0072】Ciの座標を{Xi,Yi,Zi}とおく
と、Pの座標{X,Y,Z}は下式(8)を満たす。
【0073】 {(X−Xi)+(Y−Yi)+(Z−Zi)1/2=Li (式8) i={1,2,3}であり、式8は3元連立方程式とな
り、解を求めることが可能である。これにより超音波発
信機75(77)の座標を求めることができる。
【0074】この原理により2つの超音波発信機75,
77の座標を求めれば、図9に示すように、リモコン7
1が向けられる方向D、すなわちリモコン71がどの操
作対象機器47に向けられているかを容易に検出するこ
とができる。
【0075】以上より、超音波発信機75,77、超音
波受信機および信号処理装置29により、リモコン71
の向けられる方向を推定する推定手段となる位置方位検
出手段を構成しており、信号処理装置29は超音波発信
機75,77の3次元位置を検出する超音波発信機位置
検出部を備えていることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係わる音声入力装置
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の音声入力装置における操作対象機器が自
動車の車室内におけるダッシュ回りに配置された状態を
示す説明図である。
【図3】図1の音声入力装置における音声辞書を示す説
明図である。
【図4】図1の音声入力装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】図3の音声辞書における認識対象語に重み付け
をした説明図である。
【図6】図1の音声入力装置において、運転負荷に応じ
て電磁波の照射範囲を変更させる動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】この発明の他の実施形態に係わる音声入力装置
に使用されるリモコンの説明図である。
【図8】図7の音声入力装置における2つの超音波発信
機と3つの超音波受信機との位置関係を示す説明図であ
る。
【図9】図7の音声入力装置におけるリモコンが向けら
れる方向を示す説明図である。
【図10】従来の音声入力装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】図10の音声入力装置における音声辞書を示
す説明図である。
【図12】図11の音声入力装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
29 信号処理装置(推定手段、超音波発信機位置検出
部、位置方位検出手段、超音波発信機位置検出部) 31 音声辞書 47 操作対象機器 49 車輪速センサ(運転負荷検出手段,注意力必要性
検出部) 51 ナビゲーション装置(運転負荷検出手段,注意力
必要性検出部) 53 操舵角センサ(運転負荷検出手段,運転操作負荷
検出部) 55 アクセルペダルセンサ(運転負荷検出手段,運転
操作負荷検出部) 71 リモコン(遠隔操作機器) 75,77 超音波発信機(推定手段、位置方位検出手
段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の発話と、認識対象語を格納する
    音声辞書内の前記認識対象語との一致度を、音声認識を
    用いて演算し、最も一致度の高い認識対象語を前記音声
    辞書内から抽出し、その抽出結果に基づいて操作対象機
    器に動作指令を出力する音声入力装置において、前記操
    作対象機器に信号波を送信することで遠隔操作の指令を
    行う遠隔操作機器と、この遠隔操作機器が向けられてい
    る操作対象機器を推定する推定手段と、使用者の発話を
    受けて音声認識処理を行うときに、前記推定された操作
    対象機器に関する前記音声辞書内の認識対象語の重み付
    けを、他の操作対象機器より大きくすることを特徴とす
    る音声入力装置。
  2. 【請求項2】 推定手段は、遠隔操作機器から送信され
    る信号波を受信し、この受信した信号波の受信強度を検
    出する受信強度検出部を備え、この受信強度検出部が検
    出した信号波の受信強度が大きい操作対象機器ほど重み
    付けを大きくすることを特徴とする請求項1記載の音声
    入力装置。
  3. 【請求項3】 推定手段は、遠隔操作機器の3次元位置
    および方位を検出する位置方位検出手段で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の音声入力装置。
  4. 【請求項4】 位置方位検出手段は、遠隔操作機器に設
    けられた少なくとも2つの超音波発信機と、この超音波
    発信機から発信された超音波を受信する、前記遠隔操作
    機器の周囲に配置した少なくとも3つの超音波受信機
    と、前記各超音波発信機から発信された超音波が前記各
    超音波受信機に到達するまでの時間に基づいて、前記各
    超音波発信機の3次元位置をそれぞれ検出する超音波発
    信機位置検出部とを備えていることを特徴とする請求項
    3記載の音声入力装置。
  5. 【請求項5】 操作対象機器は、自動車の室内に設置さ
    れ、前記自動車を運転する使用者の運転負荷を検出する
    運転負荷検出手段を設け、この運転負荷検出手段が検出
    した運転負荷が大きい状態のとき、遠隔操作機器から送
    信される信号波の照射範囲を広く設定することを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の音声入力装
    置。
  6. 【請求項6】 運転負荷検出手段は、使用者の自動車に
    対する運転操作の忙しさを検出する運転操作負荷検出部
    を備え、この運転操作負荷検出部が検出した運転操作負
    荷が大きい状態のとき、遠隔操作機器から送信される信
    号波の照射範囲を広く設定することを特徴とする請求項
    5記載の音声入力装置。
  7. 【請求項7】 運転負荷検出手段は、使用者の自動車に
    対する運転の注意力の必要性を検出する注意力必要性検
    出部を備え、この注意力必要性検出部が検出した注意力
    必要性が高い状態のとき、遠隔操作機器から送信される
    信号波の照射範囲を広く設定することを特徴とする請求
    項5または6記載の音声入力装置。
  8. 【請求項8】 最も一致度の高い認識対象語の抽出を行
    った後に、遠隔操作機器の向けられている方向が変化し
    た場合、最も一致度の高い認識対象語の抽出処理を再度
    行うことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記
    載の音声入力装置。
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