JP2003514412A - 音源が一対のマイクロフォンから近いか遠いかを判断する方法 - Google Patents

音源が一対のマイクロフォンから近いか遠いかを判断する方法

Info

Publication number
JP2003514412A
JP2003514412A JP2001536596A JP2001536596A JP2003514412A JP 2003514412 A JP2003514412 A JP 2003514412A JP 2001536596 A JP2001536596 A JP 2001536596A JP 2001536596 A JP2001536596 A JP 2001536596A JP 2003514412 A JP2003514412 A JP 2003514412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic signal
microphones
acoustic
signal
echo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001536596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003514412A5 (ja
Inventor
ザカロスカス,ピエール
Original Assignee
ウェーブメーカーズ・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウェーブメーカーズ・インコーポレーテッド filed Critical ウェーブメーカーズ・インコーポレーテッド
Publication of JP2003514412A publication Critical patent/JP2003514412A/ja
Publication of JP2003514412A5 publication Critical patent/JP2003514412A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S11/00Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation
    • G01S11/14Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation using ultrasonic, sonic, or infrasonic waves
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/48Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/005Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for combining the signals of two or more microphones
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L21/00Processing of the speech or voice signal to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
    • G10L21/02Speech enhancement, e.g. noise reduction or echo cancellation
    • G10L21/0208Noise filtering
    • G10L2021/02082Noise filtering the noise being echo, reverberation of the speech
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L21/00Processing of the speech or voice signal to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
    • G10L21/02Speech enhancement, e.g. noise reduction or echo cancellation
    • G10L21/0208Noise filtering
    • G10L21/0216Noise filtering characterised by the method used for estimating noise
    • G10L2021/02161Number of inputs available containing the signal or the noise to be suppressed
    • G10L2021/02166Microphone arrays; Beamforming

Abstract

(57)【要約】 本発明は、音源が、残響空間内に設けられた一対のマイクロフォンから近くに設けられているか遠くに設けられているかを判断する、方法、装置およびコンピュータ・プログラムを含む。信号検出器をデータに適用し、信号検出器を通った信号だけをさらに処理する。2つのマイクロフォンでの信号を比較して、音響出力の角度分布を得る。直通路対残響路における音響出力の集中を判断して、それを用いて直通対残響比を計算する。この比率が選択した閾値よりも大きい場合には、音源はマイクロフォンに近いと判断する。そうでない場合には、音源はマイクロフォンから遠いと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、反響空間内における音響信号源の距離を推定するシステムおよび方
法に関する。
【0002】 (背景) 人間−機械会話インターフェースの分野においては、またはオーディオ・フォ
ンなどのハンド・フリー・テレコミュニケーションにおいては、マイクロフォン
に近い話者の声だけを処理し背景の雑音を無視することが通常は望まれている。
ある程度の干渉排除は、共に本発明の譲受人に譲渡されている「METHOD
FOR ENHANCEMENT OF ACOUSTIC SIGNAL I
N NOISE」という名称の米国特許出願第09/375,309号および、
「SYSTEM AND METHOD FOR CLASSIFICATIO
N OF SOUND SOURCES」という名称の米国特許出願第09/3
85,975号に記載されたものなどの音声検出器の使用を介して達成できる。
しかし、かかる音声検出器は、遠い会話、テレビ受像器および公共アナウンスシ
ステムなどの音声干渉を処理させてしまう。
【0003】 ほとんどの従来技術の手法は、音量(音の大きさ)に依拠して、音源がその処
理を正当化するほど十分にマイクロフォンに近いかどうかを判断する。しかし、
音源の音量はマイクロフォンへのその距離に幾分かは相関しているとしても、遠
くの音の大きい音源は、それよりは近くても弱い音源より音が大きいものと認識
することが多い。
【0004】 音源のレンジを判断する別の方法は、数対のマイクロフォンの使用を介した三
角測量を用いることである。この手法は、計算上面倒であり、はるかに大きな付
加的なハードウエアを必要とする。
【0005】 2つのマイクロフォンだけを用いて、音源本来の音の大きさとは無関係に音源
のレンジを推定できるようにすることが望ましいと本発明者は判断した。本発明
は、従来技術の制限を回避する、反響空間内における音響信号のレンジを判断す
るシステムおよび方法を提供する。
【0006】 (概要) 本発明は、音源が、反響空間に設けられた一対のマイクロフォンから近いか遠
いかを判断する方法、装置およびコンピュータ・プログラムを含む。入力信号は
人間の会話を表してもよいが、本発明は、楽器および一時的な雑音などのあらゆ
る種類の音響データの位置を測定するために用いることができることを認識され
たい。
【0007】 本発明の好適な実施態様は、以下のように入力信号の位置を測定する。一対の
マイクロフォンからの音響入力信号をバイナリ・データにデジタル化する。信号
検出器をそのデータに適用して、その信号検出器を通過したデータのみをさらに
処理する。2つのマイクロフォンでの信号を比較して、音響出力の角度分布を得
る。直通路対反響路における音響出力の集中を判断し、それを用いて直通対反響
比を計算する。この比率が閾値よりも大きい場合には、音源はマイクロフォンに
近いと判断する。そうでない場合には、音源はマイクロフォンから遠いと判断し
て、システムにより無視する。
【0008】 特に、一態様において、本発明は、2つのマイクロフォンを利用して、反響空
間内における音響信号の距離を推定する方法であって、任意選択で音響信号を信
号検出器に通して、音響信号と同じクラスでない雑音を区別し、2つのマイクロ
フォンに対する音響信号からの音響出力の角度分布を判断し、音響出力の角度分
布から直通対反響比を推定し、任意選択で直通対反響比を閾値検出器に通し、閾
値検出器の出力に基づいて、一対のマイクロフォンへの音響信号の距離が近いか
遠いかに関する指示を出力することを含む方法である。
【0009】 本発明は、次の利点を有する。すなわち、直通対反響比は音源の音量すなわち
音の大きさとは無関係であるので、レンジ推定も音量とは無関係であり、本発明
は機能させるのに2つのマイクロフォンだけを必要とする。
【0010】 本発明の1つまたは複数の実施形態の詳細を、添付の図面および以下の説明に
記載する。本発明の他の特徴、目的および利点は、これらの説明および図面なら
びに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0011】 各種図面における同じ参照番号および名称は同じ構成要素を示す。
【0012】 (詳細な説明) この説明の全体を通して、示した好適な実施形態および例は、本発明の限定と
してではなく代表例として考えられるべきである。
【0013】 動作環境の概要 図1は、本発明の信号強化システムを実施するために用いることができる、典
型的な従来技術のプログラム可能処理システムのブロック図を示している。音響
信号は一対のトランスデューサであるマイクロフォン10で受信され、これらは
それぞれ、音響信号を表す対応する電気信号を生成する。そして、トランスデュ
ーサ・マイクロフォン10からの信号は、対応するアナログ・デジタル変換器1
4によってデジタル化される前に、対応する増幅器12によって増幅されること
が望ましい。各アナログ・デジタル変換器14の出力は、本発明の強化技術を応
用する処理システムに適用される。処理システムは、図示したようにCPUバス
22によって連結された、CPU16、RAM20、ROM18(フラッシュR
OMなどの書き込み可能なものであってもよい)を含むことが望ましい。位置測
定工程の出力は、自動会話認識システムなどの他の処理システムに適用するか、
遠隔地の聴取者の利益のために送信するか、録音システムによって取り込むこと
ができる。
【0014】 システムの機能的概要 以下は、音響信号強化システムの機能的コンポーネントを説明している。本発
明の任意選択のコンポーネントは信号検出機能である。このステップで、システ
ムが信号と同じクラスでない雑音を区別する。話者の位置測定のために、音声検
出器をこのステップで適用する。
【0015】 システムの次の機能的コンポーネントは、2つのマイクロフォン10に対する
角度の関数としての、音響出力の分布の判断である。これは、タイムラグが音響
出力の入射の角度に対応するため、2つのマイクロフォン10からの入力の間の
時間的な差(タイムラグ)を比較することにより行う。こうして、タイムラグの
関数としての音響出力を測定することにより角度の関数としての音響出力を推定
する。
【0016】 そして、直通対反響比(DTR)を、角音響出力分布から判断する。これは、
角度分布のピークまたはそれに近い出力が、音源とマイクロフォン10との間の
直通路からのものであり、角度出力分布の残りは、音源および、マイクロフォン
10を収容または囲む空間(たとえば部屋)の周囲で始まる反響路から来るもの
であると仮定することにより行う。これらの通路のほとんどは、直通路の角度と
は異なる角度から、マクロフォン10に到達する。直通路と出力分布の残りとの
間の出力の比率は、DTRの測定値である。DTRは音源のレンジを推定するた
めに用いることができる。
【0017】 図2は、1つのマイクロフォンに近い音源について、直通および反射音線を示
した図である。図3は、一対のマイクロフォンから遠い音源について、直通およ
び反射音線を示した図である。図2において、音源202は直通路204に沿っ
て一対のマイクロフォン210に向けて音を発するとともに、マイクロフォン対
210に向けて方向づけられる前に、反響空間の壁208から音が反射するよう
に多数の間接路206に沿って音を発する。この場合に、直通路204に沿った
音は、反射路206からの音に比べて比較的大きい。図3は、音源302がマイ
クロフォン対310から遠く設けられている類似の状況を表している。音源30
2は直通路304に沿ってマイクロフォン対310に向けて音を発し、かつ、マ
イクロフォン対310に向けて方向づけられる前に、反響空間の壁308から音
が反射するように、多数の間接路306に沿って音を発する。この場合に、直通
路304に沿った音は、反射路306からの音に比べて比較的弱い。反射の角度
および音源の配置に応じて、直通路および間接路の両方に沿った音は、異なった
時間に2つのマイクロフォンに作用し、タイムラグにつながる。
【0018】 図示した実施形態において、前もって設定されてはいるが調節可能な閾値に対
してDTR値を比較することができる。DTR値が閾値よりも大きい場合には、
音源は遠い領域にあると判断する。一方、DTR値が閾値よりも小さい場合には
、音源は近い領域にあると判断する。一対のマイクロフォンへの音源の距離が近
いか遠いかに関して、指示を出力する。
【0019】 基本的方法の概要 図4は、本発明の好適な方向の実施形態の流れ図である。図4に示した方法は
、入ってきた音響信号のレンジを判断するために用いられる。入ってきた音響信
号は図1に示したアナログ・デジタル変換器14からの出力として生成された複
数のデータ・サンプルからなる。この方法は開始状態(ステップ402)から始
まる。入力データ・ストリームを一連のサンプルとしてコンピュータ・メモリに
読み込む(ステップ404)。好適な実施形態において、本発明は通常、データ
・ストリーム全体が処理されるように、連続的音響データ・ストリームの部分を
表すデータの「移動ウィンドウ」を強化するために適用する。一般的に、強化さ
れる音響データ・ストリームは、元の音響データ・ストリームの継続時間にかか
わらず、固定長の一連のデータ「バッファ」として表す。典型的な実際のバッフ
ァ長は1024データ・ポイントである。
【0020】 そして、任意選択でデータを信号検出器機能に適用する(ステップ406)。
このステップは、システムが、所望の信号と同じクラス(すなわち、相対的音量
)ではない雑音を区別することを可能にする。会話強化のために、このステップ
で音声検出器を適用する。かかる音声検出器の例は、共に本発明の譲受人に譲渡
されており、参照することにより教示を本明細書に一体化した、「METHOD
FOR ENHANCEMENT OF ACOUSTIC SIGNAL
IN NOISE」という名称の、米国特許出願第09/375,309号およ
び、「SYSTEM AND METHOD FOR CLASSIFICAT
ION OF SOUND SOURCES」という名称の、米国特許出願第0
9/385,975号に記載されている。
【0021】 そして、信号検出器を通過したデータを用いて、角度の関数として音響出力の
分布を判断する(ステップ408)。好適な実施形態は、参照することにより教
示を本明細書に一体化した、米国特許第5,526,433号に記載された音位
置測定方法を用いる。音位置測定の出力は、タイムラグτの関数としての出力の
分布P(τ)である。
【0022】 そして、音響出力分布P(τ)からDTRを計算する(ステップ410)。D
TR推定器の好適な実施形態を以下で説明する。
【0023】 P(τ)は、−T≦τ≦Tである、2つのマイクロフォン10の間の有限数の
可能なタイムラグに対応する、タイムラグτの離散的関数であると仮定する。ま
ず、最大出力のタイムラグ、すなわちP(τmax)>P(τ);∀τ≠τma であるタイムラグτmaxの位置を測定する。
【0024】 直通路における出力を、P=P(τ−Δτ)+P(τ)+P(τ+Δ)と定
義し、反響路における出力を
【数1】 と定義する。これらの定義を用いると、DTR=P/Pとなる。
【0025】 そして、任意選択で各DTR値を、前もって設定されているが調節可能な閾値
に対して比較する(ステップ412)。DTR値が閾値よりも大きい場合には、
音源は遠い領域にあることを示す(すなわち、近接=偽)(ステップ414)。
一方、DTR値が閾値未満である場合には、音源は近い領域にあることを示す(
すなわち、近接=真)(ステップ416)。閾値は、実験による経験に基づいて
ユーザ選択できる。あるいは、他の技術を用いて、一対のマイクロフォンへの音
響信号の距離が近いか遠いかに関する指示を、直通対反響比に基づいて生成する
ことができる。たとえば、ユーザが会話しながら、マイクロフォンから近くなっ
たり遠くになったりして、システムに閾値を設定するトレーニング段階を用いる
ことができる。
【0026】 入力データの何れかが処理されないままである場合には(ステップ418)、
全工程を音響データの次のサンプルについて繰り返す(ステップ404)。そう
でなければ、処理を終了する(ステップ420)。最後の出力は、一対のマイク
ロフォンへの音源の距離が近いか遠いかに関する決定または指示である。かかる
情報は、発声されたコマンド(たとえば、空港のキオスクで)を処理するか、ハ
ンド・フリー通信システムにおいて遠隔地の聴取者に音声を送信するかを決定す
る際に有用である。
【0027】 コンピュータでの実施 本発明は、ハードウエアまたはソフトウエアあるいは、両方の結合(たとえば
、プログラム可能論理アレイ)において実施できる。別段の指定がなければ、本
発明の部分として含まれるアルゴリズムは、如何なる特定のコンピュータまたは
他の装置にも本来は関係していない。特に、様々な汎用機を本明細書における教
示に従って書かれたプログラムと共に用いることができるし、より専用化された
装置を製作して必要な方法のステップを行うことがより便利になり得る。しかし
、本発明は、それぞれが少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのデータ
記憶システム(揮発性および不揮発性メモリおよび/または記憶素子を含む)お
よび少なくとも2つのマイクロフォン入力を含む、プログラム可能システム上で
実行される1つまたは複数のコンピュータ・プログラムで実施されることが好ま
しい。本明細書に記載した機能を遂行するために、プログラム・コードをプロセ
ッサ上で実行する。
【0028】 コンピュータ・システムと通信するために、各かかるプログラムを、あらゆる
所望のコンピュータ言語(機械語、アセンブリ語、高級手続き型言語またはオブ
ジェクト指向プログラム言語を含む)で実装することができる。いずれの場合に
も、言語はコンパイルされるかまたはインタープリトされる言語でよい。
【0029】 各かかるコンピュータ・プログラムは、汎用または専用のプログラム可能コン
ピュータによって読み取り可能な記憶媒体または装置(たとえば、固体、磁気ま
たは光学媒体)に記憶し、記憶媒体または装置がコンピュータによって読み取ら
れたときに、本明細書に記載した手順を遂行するようにコンピュータを構成し動
作させるようにすることが望ましい。本発明のシステムは、コンピュータ・プロ
グラムを備えて構成されたコンピュータ可読記憶媒体として実施することも考え
られ、この場合に、そのように構成された記憶媒体は、コンピュータを特定の予
め決められた方法で動作させて、本明細書に記載した機能を遂行する。
【0030】 本発明の多数の実施形態を説明してきた。それにもかかわらず、本発明の趣旨
および範囲から逸脱せずに様々な変更を行えることが理解されるであろう。たと
えば、アルゴリズムのステップのいくつかは、順序とは無関係にすることができ
、そのため、上記以外の順序で実行することができる。したがって、他の実施形
態は特許請求の範囲内に入る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の信号強化技術を実施するのに適した、従来技術のプログラム可能コン
ピュータ・システムのブロック図である。
【図2】 一対のマイクロフォンの近くの音源について、直通および反射音線を示した図
である。
【図3】 一対のマイクロフォンから遠い音源について、直通および反射音線を示した図
である。
【図4】 本発明の好適な実施形態の基本的方法を示した流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのマイクロフォンを利用して、反響空間内における音響
    信号の距離を推定する方法であって、 (a)前記2つのマイクロフォンに対する前記音響信号からの音響出力の角度分
    布を判断することと、 (b)前記音響信号の角度分布から直通対反響比を推定することと、 (c)前記音響信号の前記一対のマイクロフォンへの距離が近いか遠いかに関す
    る指示を、前記直通対反響比に基づいて出力することとを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記音響出力の角度分布を判断する前に、前記音響信号を信
    号検出器に通して、前記音響信号と同じクラスでない雑音を区別することをさら
    に含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記直通対反響比を閾値検出器に通すことをさらに含む請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 (a)前記音響出力の角度分布を判断する前に、前記音響信
    号を信号検出器に通して、前記音響信号と同じクラスでない雑音を区別すること
    と、 (b)前記直通対反響比を閾値検出器に通すこととをさらに含む請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 2つのマイクロフォンを利用して、反響空間内における音響
    信号の距離を推定するシステムであって、 (a)前記2つのマイクロフォンに対する前記音響信号からの音響出力の角度分
    布を判断する手段と、 (b)前記音響信号の角度分布から直通対反響比を推定する手段と、 (c)前記音響信号の前記一対のマイクロフォンへの距離が近いか遠いかに関す
    る指示を、前記直通対反響比に基づいて出力する手段とを含むシステム。
  6. 【請求項6】 前記音響信号を信号検出器に通して、前記音響信号と同じク
    ラスでない雑音を区別する手段をさらに含む請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記直通対反響比を閾値検出器に通す手段をさらに含む請求
    項5に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 (a)前記音響信号を信号検出器に通して、前記音響信号と
    同じクラスでない雑音を区別する手段と、 (b)前記直通対反響比を閾値検出器に通す手段とをさらに含む請求項5に記載
    のシステム。
  9. 【請求項9】 反響空間内において2つのマイクロフォンから得られるデジ
    タル化された音響信号の距離を推定する、コンピュータ可読媒体に常駐するコン
    ピュータ・プログラムであって、コンピュータに、 (a)前記2つのマイクロフォンに対する前記音響信号からの音響出力の角度分
    布を判断させ、 (b)前記音響信号の角度分布から直通対反響比を推定させ、 (c)前記音響信号の前記一対のマイクロフォンへの距離が近いか遠いかに関す
    る指示を、前記直通対反響比に基づいて出力させる命令を含むコンピュータ・プ
    ログラム。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータに、前記音響信号と同じクラスでない前
    記音響信号内の雑音を区別させる命令をさらに含む請求項9に記載のコンピュー
    タ・プログラム。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータに、閾値テストを前記直通対反響比に適
    用させる命令をさらに含む請求項9に記載のコンピュータ・プログラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータに、 (a)前記音響信号と同じクラスでない前記音響信号内の雑音を区別させ、 (b)閾値テストを前記直通対反響比に適用させる命令をさらに含む請求項9に
    記載のコンピュータ・プログラム。
JP2001536596A 1999-11-05 2000-10-30 音源が一対のマイクロフォンから近いか遠いかを判断する方法 Pending JP2003514412A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/434,781 1999-11-05
US09/434,781 US6243322B1 (en) 1999-11-05 1999-11-05 Method for estimating the distance of an acoustic signal
PCT/US2000/029862 WO2001035118A1 (en) 1999-11-05 2000-10-30 Method to determine whether an acoustic source is near or far from a pair of microphones

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003514412A true JP2003514412A (ja) 2003-04-15
JP2003514412A5 JP2003514412A5 (ja) 2007-12-06

Family

ID=23725677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001536596A Pending JP2003514412A (ja) 1999-11-05 2000-10-30 音源が一対のマイクロフォンから近いか遠いかを判断する方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6243322B1 (ja)
EP (1) EP1226454A1 (ja)
JP (1) JP2003514412A (ja)
AU (1) AU1443901A (ja)
CA (1) CA2390287C (ja)
WO (1) WO2001035118A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008526852A (ja) * 2005-01-05 2008-07-24 テンプル・ユニバーシティ−オブ・ザ・コモンウェルス・システム・オブ・ハイアー・エデュケイション 薬剤耐性増殖性疾患の治療剤
JP2008185834A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Fujitsu Ltd 音響判定方法、音響判定装置及びコンピュータプログラム

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2364121B (en) 2000-06-30 2004-11-24 Mitel Corp Method and apparatus for locating a talker
JP4247002B2 (ja) * 2003-01-22 2009-04-02 富士通株式会社 マイクロホンアレイを用いた話者距離検出装置及び方法並びに当該装置を用いた音声入出力装置
ATE430321T1 (de) 2003-02-25 2009-05-15 Oticon As Verfahren zur detektion der eigenen sprachaktivität in einer kommunikationseinrichtung
KR20060003897A (ko) * 2003-04-22 2006-01-11 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 물체 위치 추정 시스템, 장치 및 방법
US20040213415A1 (en) * 2003-04-28 2004-10-28 Ratnam Rama Determining reverberation time
WO2004097350A2 (en) * 2003-04-28 2004-11-11 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Room volume and room dimension estimation
GB0324536D0 (en) 2003-10-21 2003-11-26 Mitel Networks Corp Detecting acoustic echoes using microphone arrays
EP1728095A1 (en) * 2004-03-09 2006-12-06 Koninklijke Philips Electronics N.V. Object position estimation
EP1581026B1 (en) * 2004-03-17 2015-11-11 Nuance Communications, Inc. Method for detecting and reducing noise from a microphone array
US8180067B2 (en) * 2006-04-28 2012-05-15 Harman International Industries, Incorporated System for selectively extracting components of an audio input signal
US8036767B2 (en) * 2006-09-20 2011-10-11 Harman International Industries, Incorporated System for extracting and changing the reverberant content of an audio input signal
EP1956589B1 (en) 2007-02-06 2009-12-30 Oticon A/S Estimating own-voice activity in a hearing-instrument system from direct-to-reverberant ratio
FR2948484B1 (fr) * 2009-07-23 2011-07-29 Parrot Procede de filtrage des bruits lateraux non-stationnaires pour un dispositif audio multi-microphone, notamment un dispositif telephonique "mains libres" pour vehicule automobile
KR101387195B1 (ko) * 2009-10-05 2014-04-21 하만인터내셔날인더스트리스인코포레이티드 오디오 신호의 공간 추출 시스템
WO2011048813A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 パナソニック株式会社 音響処理装置、音響処理方法及び補聴器
EP2362238B1 (en) 2010-02-26 2014-06-04 Honda Research Institute Europe GmbH Estimating the distance from a sensor to a sound source
EP2410769B1 (en) 2010-07-23 2014-10-22 Sony Ericsson Mobile Communications AB Method for determining an acoustic property of an environment
US10015589B1 (en) 2011-09-02 2018-07-03 Cirrus Logic, Inc. Controlling speech enhancement algorithms using near-field spatial statistics
JP5834948B2 (ja) * 2012-01-24 2015-12-24 富士通株式会社 残響抑制装置、残響抑制方法及び残響抑制用コンピュータプログラム
US8965033B2 (en) 2012-08-31 2015-02-24 Sonos, Inc. Acoustic optimization
CN104010265A (zh) 2013-02-22 2014-08-27 杜比实验室特许公司 音频空间渲染设备及方法
EP2962300B1 (en) * 2013-02-26 2017-01-25 Koninklijke Philips N.V. Method and apparatus for generating a speech signal
DE102013207149A1 (de) * 2013-04-19 2014-11-06 Siemens Medical Instruments Pte. Ltd. Steuerung der Effektstärke eines binauralen direktionalen Mikrofons
US9618618B2 (en) * 2014-03-10 2017-04-11 Elwha Llc Systems and methods for ultrasonic position and motion detection
US9739883B2 (en) 2014-05-16 2017-08-22 Elwha Llc Systems and methods for ultrasonic velocity and acceleration detection
US9995823B2 (en) 2015-07-31 2018-06-12 Elwha Llc Systems and methods for utilizing compressed sensing in an entertainment system

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0587903A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音源方向推定方法
JPH05157835A (ja) * 1990-05-18 1993-06-25 Unyusho Senpaku Gijutsu Kenkyusho 霧笛音の伝播特性を利用した距離の検知方法及び装置
JPH06105400A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Olympus Optical Co Ltd 3次元空間再現システム
JPH09251299A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Toshiba Corp マイクロホンアレイ入力型音声認識装置及び方法
JPH1164090A (ja) * 1997-08-20 1999-03-05 Fujitsu Ltd 音源検出装置
JPH11304906A (ja) * 1998-04-20 1999-11-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音源位置推定方法およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2000512108A (ja) * 1996-06-14 2000-09-12 ピクチャーテル コーポレイション 音源位置づけ方法と装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3784747A (en) * 1971-12-03 1974-01-08 Bell Telephone Labor Inc Speech suppression by predictive filtering
US4312053A (en) * 1971-12-03 1982-01-19 Subcom, Inc. Range and depth detection system
FR2687496B1 (fr) * 1992-02-18 1994-04-01 Alcatel Radiotelephone Procede de reduction de bruit acoustique dans un signal de parole.
US6002776A (en) * 1995-09-18 1999-12-14 Interval Research Corporation Directional acoustic signal processor and method therefor
US5673327A (en) * 1996-03-04 1997-09-30 Julstrom; Stephen D. Microphone mixer
US6160758A (en) * 1996-06-28 2000-12-12 Scientific Innovations, Inc. Utilization of auto and cross-correlation functions in methods for locating a source of a primary signal and for localizing signals

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05157835A (ja) * 1990-05-18 1993-06-25 Unyusho Senpaku Gijutsu Kenkyusho 霧笛音の伝播特性を利用した距離の検知方法及び装置
JPH0587903A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音源方向推定方法
JPH06105400A (ja) * 1992-09-17 1994-04-15 Olympus Optical Co Ltd 3次元空間再現システム
JPH09251299A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Toshiba Corp マイクロホンアレイ入力型音声認識装置及び方法
JP2000512108A (ja) * 1996-06-14 2000-09-12 ピクチャーテル コーポレイション 音源位置づけ方法と装置
JPH1164090A (ja) * 1997-08-20 1999-03-05 Fujitsu Ltd 音源検出装置
JPH11304906A (ja) * 1998-04-20 1999-11-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音源位置推定方法およびそのプログラムを記録した記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008526852A (ja) * 2005-01-05 2008-07-24 テンプル・ユニバーシティ−オブ・ザ・コモンウェルス・システム・オブ・ハイアー・エデュケイション 薬剤耐性増殖性疾患の治療剤
JP2008185834A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Fujitsu Ltd 音響判定方法、音響判定装置及びコンピュータプログラム
US9082415B2 (en) 2007-01-30 2015-07-14 Fujitsu Limited Sound determination method and sound determination apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US6243322B1 (en) 2001-06-05
CA2390287C (en) 2008-03-25
CA2390287A1 (en) 2001-05-17
EP1226454A1 (en) 2002-07-31
AU1443901A (en) 2001-06-06
WO2001035118A1 (en) 2001-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003514412A (ja) 音源が一対のマイクロフォンから近いか遠いかを判断する方法
US8204248B2 (en) Acoustic localization of a speaker
EP2766901B1 (en) Speech signal enhancement using visual information
US9269367B2 (en) Processing audio signals during a communication event
CN111370014A (zh) 多流目标-语音检测和信道融合
KR20080111290A (ko) 원거리 음성 인식을 위한 음성 성능을 평가하는 시스템 및방법
JP2002062348A (ja) 信号処理装置及び信号処理方法
EP3289586A1 (en) Impulsive noise suppression
US9532138B1 (en) Systems and methods for suppressing audio noise in a communication system
CN112424863A (zh) 语音感知音频系统及方法
JP2021511755A (ja) 音声認識オーディオシステムおよび方法
CN113810825A (zh) 在存在强噪声干扰的情况下的鲁棒的扬声器定位系统和方法
US20080120100A1 (en) Method For Detecting Target Sound, Method For Detecting Delay Time In Signal Input, And Sound Signal Processor
US8635064B2 (en) Information processing apparatus and operation method thereof
JPH1118192A (ja) 収音方法およびその装置
JP3341815B2 (ja) 受話状態検出方法およびその装置
JPH1155784A (ja) 場内拡声方法およびその装置
JP2913105B2 (ja) 音響信号検出方法
KR101073632B1 (ko) 반향 환경에서의 영교차 기반 다음원 국지화 방법 및 장치
KR101863098B1 (ko) 음성 인식 장치 및 방법
JP3332144B2 (ja) 目的音源領域検出方法およびその装置
JP2001337694A (ja) 音源位置推定方法、音声認識方法および音声強調方法
KR20180130367A (ko) 음성전처리장치 및 그 동작방법
US20230300553A1 (en) Audio signal processing method and audio signal processing device
JP2001154688A (ja) 車両用音声入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090413

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090930