JP2002114259A - インスタント飲料 - Google Patents
インスタント飲料Info
- Publication number
- JP2002114259A JP2002114259A JP2000308629A JP2000308629A JP2002114259A JP 2002114259 A JP2002114259 A JP 2002114259A JP 2000308629 A JP2000308629 A JP 2000308629A JP 2000308629 A JP2000308629 A JP 2000308629A JP 2002114259 A JP2002114259 A JP 2002114259A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- cap
- drinking water
- lid
- drink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】飲料中に酸化防止材その他の保存材を用いるこ
となく、長期に亘って当初の品質を維持せんとするもの
である。 【解決手段】飲料水を充填した容器をキャップによって
開閉可能に閉じるとともに、前記キャップの裏面に筒形
の周壁を突出して設け、その周壁の内部に顆粒状の食味
材を入れ、前記周壁の開口部を開口可能な蓋体で閉じて
おき、引用の直前に飲料水と食味材とを混合するもので
ある。
となく、長期に亘って当初の品質を維持せんとするもの
である。 【解決手段】飲料水を充填した容器をキャップによって
開閉可能に閉じるとともに、前記キャップの裏面に筒形
の周壁を突出して設け、その周壁の内部に顆粒状の食味
材を入れ、前記周壁の開口部を開口可能な蓋体で閉じて
おき、引用の直前に飲料水と食味材とを混合するもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は瓶やペットボトルなど
の容器に詰めて市販されている飲料水、例えば、ジュー
スや緑茶、あるいはコーヒーなどの飲料水に関するもの
である。
の容器に詰めて市販されている飲料水、例えば、ジュー
スや緑茶、あるいはコーヒーなどの飲料水に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、オレンジその他のジュース類は、
果実の粉末を水に溶かし瓶やペットボトル、あるいは缶
などの使い捨て型の容器に詰めて販売されている。ま
た、茶葉は煎じたものが缶に封入され、あるいは湯を入
れた容器にお茶パックを入れ“揉み出し茶”として市販
されている。
果実の粉末を水に溶かし瓶やペットボトル、あるいは缶
などの使い捨て型の容器に詰めて販売されている。ま
た、茶葉は煎じたものが缶に封入され、あるいは湯を入
れた容器にお茶パックを入れ“揉み出し茶”として市販
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のジュース類は
果汁や茶葉のエッセンスを飲料水に溶かして作られてい
るので、太陽光に触れ、あるいは経時変化によって変質
することがあるので、それを防止するため酸化防止材な
ど品質を維持するための添加材、いわゆる保存材が添加
されている。また、前記”揉み出し茶”の場合は、予め
加熱した湯が必要であるため、列車の中や駅の売店な
ど、飲料水を加熱することのできる施設を別に必要とし
た。
果汁や茶葉のエッセンスを飲料水に溶かして作られてい
るので、太陽光に触れ、あるいは経時変化によって変質
することがあるので、それを防止するため酸化防止材な
ど品質を維持するための添加材、いわゆる保存材が添加
されている。また、前記”揉み出し茶”の場合は、予め
加熱した湯が必要であるため、列車の中や駅の売店な
ど、飲料水を加熱することのできる施設を別に必要とし
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、飲料水
を充填した瓶をキャップによって開閉可能に閉じるとと
もに、前記キャップの裏面に筒形の周壁を突出して設
け、その周壁の内部に顆粒状の食味材を入れ、前記周壁
の開口部を開口可能な蓋体で閉じることによって解決さ
れる。また、前記周壁の開口部を閉じる蓋体は周壁の端
部に粘着される薄蓋板で構成することが好ましい。
を充填した瓶をキャップによって開閉可能に閉じるとと
もに、前記キャップの裏面に筒形の周壁を突出して設
け、その周壁の内部に顆粒状の食味材を入れ、前記周壁
の開口部を開口可能な蓋体で閉じることによって解決さ
れる。また、前記周壁の開口部を閉じる蓋体は周壁の端
部に粘着される薄蓋板で構成することが好ましい。
【0005】
【作用】キャップの裏面に設けた周壁の中には、容器に
詰めた飲料水の量に対応する所定量の食味材が封入され
ている。前記周壁の内側に収めた食味材は顆粒状をなし
ており固まりにくい上に流動性がよいので、周壁に取付
けた蓋体を外せば飲料水の入った容器の中へ流し込むこ
とが出来る。食味材は顆粒状で溶け易くなっており、容
器に入っている水の全量で溶かせば飲用に適した濃度と
なる。
詰めた飲料水の量に対応する所定量の食味材が封入され
ている。前記周壁の内側に収めた食味材は顆粒状をなし
ており固まりにくい上に流動性がよいので、周壁に取付
けた蓋体を外せば飲料水の入った容器の中へ流し込むこ
とが出来る。食味材は顆粒状で溶け易くなっており、容
器に入っている水の全量で溶かせば飲用に適した濃度と
なる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の一形態を
説明する。図1、図2中、10はこの発明に係るインス
タント飲料のための容器である。その容器10たるペッ
トボトルは瓶形の本体11と、その頂部に設けた注ぎ口
11aを開閉可能に閉じるキャップ12によって構成さ
れている。なお、容器10は瓶形のものに限らず、カッ
プ形のものも使用可能である。
説明する。図1、図2中、10はこの発明に係るインス
タント飲料のための容器である。その容器10たるペッ
トボトルは瓶形の本体11と、その頂部に設けた注ぎ口
11aを開閉可能に閉じるキャップ12によって構成さ
れている。なお、容器10は瓶形のものに限らず、カッ
プ形のものも使用可能である。
【0007】この発明に係るインスタント飲料は図3で
示す態様によって、容器10に詰められた飲料水Wと前
記キャップ12に収められた食味料14からなってお
り、前記飲料水Wと食味料14とを混合することにより
飲料となる。食味料14は顆粒状をしたジュースや葉茶
など、インスタント飲料の味の素である。
示す態様によって、容器10に詰められた飲料水Wと前
記キャップ12に収められた食味料14からなってお
り、前記飲料水Wと食味料14とを混合することにより
飲料となる。食味料14は顆粒状をしたジュースや葉茶
など、インスタント飲料の味の素である。
【0008】キャップ12は合成樹脂を成形して作られ
ており、周知のように、その内側に作られた雌ねじがペ
ットボトルの注ぎ口11aの外面に作られた雄ねじから
なるねじ17によって、着脱可能に螺合される。15は
パッキンであり、キャップ12の底部とその注ぎ口11
aの頂面との間を密封可能に閉じる。
ており、周知のように、その内側に作られた雌ねじがペ
ットボトルの注ぎ口11aの外面に作られた雄ねじから
なるねじ17によって、着脱可能に螺合される。15は
パッキンであり、キャップ12の底部とその注ぎ口11
aの頂面との間を密封可能に閉じる。
【0009】キャップ12の裏面には円筒形の周壁12
aが一体的に成形され、内側へ突出して設けられてい
る。その周壁12aの内側には顆粒状になったジュース
の素や茶葉などの食味料14が詰められており、開口端
は紙状の薄い蓋体16で密封してある。
aが一体的に成形され、内側へ突出して設けられてい
る。その周壁12aの内側には顆粒状になったジュース
の素や茶葉などの食味料14が詰められており、開口端
は紙状の薄い蓋体16で密封してある。
【0010】蓋体16はアルミ箔など、水を通さない薄
い材料で作られている。図4で示すように、前記周壁1
2aの開口部よりやゝ大きい外径を有する大略円形に作
られており、その一部にタブ16aが設けてある。蓋体
16は周壁12aの端面に剥離可能に粘着あるいは融着
されており、蓋体16を周壁12aから剥離するには、
前記タブ16aを指で引き剥がす。
い材料で作られている。図4で示すように、前記周壁1
2aの開口部よりやゝ大きい外径を有する大略円形に作
られており、その一部にタブ16aが設けてある。蓋体
16は周壁12aの端面に剥離可能に粘着あるいは融着
されており、蓋体16を周壁12aから剥離するには、
前記タブ16aを指で引き剥がす。
【0011】以上のようにインスタント飲料10は、1
個の容器10の中に予め飲料水Wと食味材14とを一緒
に入れておくものであるから、飲用に際して両者を混ぜ
ると、その場でジュースやお茶が出来あがる。よって、
予め混合して販売する場合のように、酸化防止材その他
の保存材を添加する必要がなくなる。また、食味材14
は、顆粒状に作られているから、固まりにくゝ、比較的
狭い周壁12aの中へ入れておいても固まってしまうこ
とがない。
個の容器10の中に予め飲料水Wと食味材14とを一緒
に入れておくものであるから、飲用に際して両者を混ぜ
ると、その場でジュースやお茶が出来あがる。よって、
予め混合して販売する場合のように、酸化防止材その他
の保存材を添加する必要がなくなる。また、食味材14
は、顆粒状に作られているから、固まりにくゝ、比較的
狭い周壁12aの中へ入れておいても固まってしまうこ
とがない。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、インスタント
飲料の中に酸化防止材その他の保存材を入れなくとも、
製造当初の品質を長く維持することができる。請求項2
の発明によれば、容器の中で飲料水が食味材に湿気を与
えることがない上、食味材を取り出すときは剥離が容易
である。
飲料の中に酸化防止材その他の保存材を入れなくとも、
製造当初の品質を長く維持することができる。請求項2
の発明によれば、容器の中で飲料水が食味材に湿気を与
えることがない上、食味材を取り出すときは剥離が容易
である。
【図1】本願発明の一実施態様を示すインスタント飲料
の外観図である。
の外観図である。
【図2】その平面図である。
【図3】容器の上部を拡大して示すIII−III断面
図である。
図である。
【図4】図3中のIV図である。
10・・・・容器(ペットボトル) 11・・・・本体 11a・・・注ぎ口 12・・・・キャップ 12a・・・周壁 14・・・・食味料 15・・・・パッキン 16・・・・蓋体 16a・・・タブ 17・・・・ねじ W・・・・飲料水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A23L 2/52 A23L 2/26 Fターム(参考) 3E067 AA03 AB26 BA01A EE30 GD02 3E084 AA04 AA12 AB01 BA02 CA01 DA01 DB12 FA09 FB01 GA01 GB01 JA01 4B017 LC10 LE01 LE10
Claims (2)
- 【請求項1】飲料水を充填した容器をキャップによって
開閉可能に閉じるとともに、前記キャップの裏面に筒形
の周壁を突出して設け、その周壁の内部に顆粒状の食味
材を入れ、前記周壁の開口部を開口可能な蓋体で閉じて
なるインスタント飲料。 - 【請求項2】請求項1において、前記周壁の開口部を閉
じる蓋体は周壁の端部に粘着される薄蓋板で構成してな
るインスタント飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000308629A JP2002114259A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | インスタント飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000308629A JP2002114259A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | インスタント飲料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002114259A true JP2002114259A (ja) | 2002-04-16 |
Family
ID=18788908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000308629A Pending JP2002114259A (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | インスタント飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002114259A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003097478A1 (en) * | 2002-05-16 | 2003-11-27 | The Procter & Gamble Company | Mineral fortification systems for adding minerals to bottled, potable liquids |
WO2004013014A1 (ja) * | 2002-08-05 | 2004-02-12 | Kabushiki Kaisha Nipponkankyokaga Kukenkyusho | 飲料用容器 |
US7279187B2 (en) | 2003-02-14 | 2007-10-09 | The Procter & Gamble Company | Mineral fortification systems |
US7537112B2 (en) | 2005-08-04 | 2009-05-26 | Ronald Frank Balazik | Drink mix system |
KR102287617B1 (ko) * | 2021-01-05 | 2021-08-10 | (주)유기농사랑 | 병뚜껑 |
-
2000
- 2000-10-10 JP JP2000308629A patent/JP2002114259A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003097478A1 (en) * | 2002-05-16 | 2003-11-27 | The Procter & Gamble Company | Mineral fortification systems for adding minerals to bottled, potable liquids |
WO2004013014A1 (ja) * | 2002-08-05 | 2004-02-12 | Kabushiki Kaisha Nipponkankyokaga Kukenkyusho | 飲料用容器 |
US7279187B2 (en) | 2003-02-14 | 2007-10-09 | The Procter & Gamble Company | Mineral fortification systems |
US7537112B2 (en) | 2005-08-04 | 2009-05-26 | Ronald Frank Balazik | Drink mix system |
KR102287617B1 (ko) * | 2021-01-05 | 2021-08-10 | (주)유기농사랑 | 병뚜껑 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6814990B2 (en) | Beverage system | |
US3796813A (en) | Closure cap for a container | |
SG187489A1 (en) | Safety sealed reservoir cap | |
CA2634014A1 (en) | Beverage systems | |
US20190193928A1 (en) | Multi-ingredient ephemeral beverage pod for making a beverage | |
JP4749629B2 (ja) | 飲料用混合容器 | |
JP2002114259A (ja) | インスタント飲料 | |
WO2014107175A1 (en) | A method and an individually sealed packaged drink in container with sealed ingredient packet | |
US20060251771A1 (en) | Beverage container with a nutritional substance holder of green tea or other nutritional supplements and an opener attached to a container cap | |
US9902537B2 (en) | Multipurpose bottle cap and methods of making and using same | |
US10906696B1 (en) | Edible supplement and liquid container assembly | |
JP2004238022A (ja) | ペットボトル用パウダー茶抽出キャップ | |
US8469186B2 (en) | Apparatus and method for dispensing an additive into a beverage | |
JP2005014919A (ja) | 原料等を分離して付属させた飲料容器 | |
JP3238378U (ja) | 液体が入っている容器に飲料用原材料を付属させた飲料水 | |
JP3138525U (ja) | 収納ボックス付容器 | |
JPS6319147B2 (ja) | ||
JP3072556U (ja) | インスタント飲料瓶の蓋 | |
CN213036290U (zh) | 甜品饮料杯组 | |
KR20090004375U (ko) | 이중용기구조 | |
KR102418026B1 (ko) | 고리 형태의 제품수납부를 갖는 포장지 | |
JP2006143296A (ja) | 飲料用容器との組み合わせで用いられるカートリッジ | |
JP3162773U (ja) | 食材封入カプセル | |
JP3124467U (ja) | 飲料水収容用組合せ体 | |
JP2006143297A (ja) | 飲料用の容器 |