JP3124467U - 飲料水収容用組合せ体 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体成分に溶解した場合や、加熱殺菌処理した場合に不安定な栄養成分を消失することなく確実に摂取することができるようにした飲料水収容用組合せ体を提供する。
【解決手段】液体成分は液体用容器であるキャップ2を有するビン1に収容してある。飲用時に液体成分に溶解させることにより添加する栄養成分は、ポーション容器である分包3に収容してある。分包3は粘着シール4でビン1の収容部1Aに貼付してあり、飲用時に容易に剥すことができるように添付してある。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば栄養ドリンクを液体成分と栄養成分とに分離して収容することによって、栄養成分を消失することなく摂取することができるようにした飲料水収容用組合せ体に関する。
従来、栄養ドリンク等の飲料水は、栄養成分等を液体成分に溶解した状態で一つのビン等の容器に収めて販売している。
しかし、栄養ドリンクに含有されている栄養成分の中には水に溶かすことで不安定となり、経月分解してしまうものも多い。例えば、植物エキスとビタミンCを配合した飲料水では、製造後数ヶ月経過するとビタミンCの含有量の低下もしくは消失がおきる。また、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB12等のビタミンと、トリプトファン、プロリン等のアミノ酸を栄養成分として配合した清涼飲料については、製造後数ヶ月経過しても栄養成分の含有量が低下しないように遮光保管、冷蔵等することも考えられるが、それでも完全に含有量の低下を防ぐことはできないという問題がある。
さらに、通常、飲料水は製造工程において殺菌目的で加熱処理を行うが、その処理によって栄養成分の一部が減少又は消失してしまうことも少なくない。そのため、製造後長期間経過しても栄養成分が減少、消失することのない製品を作るとすれば、飲料水としてではなく顆粒や打錠した粒のような固形製品にならざるを得なかった。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので、栄養成分を粉末や顆粒の状態で液体用容器とは別の容器に収容し、飲用直前に栄養成分を液体成分に溶かして飲用することで、水や加熱に不安定な栄養成分を消失することなく摂取することができるようにした飲料水収容用組合せ体を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために構成した請求項1に係る本考案の手段は、液体成分を収容する液体用容器と、該液体成分に添加する栄養成分を収容し、該液体用容器に添付するポーション容器とからなる。
また、前記ポーション容器は、粘着シールで貼付することにより前記液体用容器に添付するとよい。
前記粘着シールは、情報を記載したラベルを兼ねた構成にするとよい。
また、前記ポーション容器は、掛け紐で掛止することにより前記液体用容器に添付するとよい。
また、前記ポーション容器は、粘着剤で剥離可能に貼付することにより前記液体用容器に添付するとよい。
また、前記ポーション容器は、掛止用穴部を有するポーション容器収容袋に収容し、該ポーション容器収容袋を前記液体用容器に掛止することにより添付するとよい。
また、前記ポーション容器は、前記液体用容器と共に携帯可能な箱に収納することにより該液体用容器に添付するとよい。
さらに、前記ポーション容器は、前記液体用容器と共に携帯可能な袋に収納することにより該液体用容器に添付するとよい。
本考案は、上述の構成とすることにより以下の諸効果を奏する。
(1)水中では不安定となる栄養成分を粉末或いは顆粒の状態で液体成分を収容する容器とは別の容器に収容し、飲用直前に栄養成分を液体成分に溶かして飲用するように構成したから、製造から長期間が経過しても栄養成分を消失することなく栄養成分を摂取することができる。
(2)栄養成分はポーション容器に収容するようにしたから、液体成分の加熱殺菌処理による影響を受けることがない。
(3)栄養成分を収容したポーション容器を液体用容器に添付してあるので、液体成分と一緒に栄養成分を忘れずに摂取することを喚起できる。
(4)栄養成分を収容したポーション容器を液体用容器に添付してあるので、過ってポーション容器を散逸したり紛失してしまうことがない。
(5)栄養成分は飲用する人が自ら液体成分に溶かすため、摂取する栄養成分の量を飲用する人の好み、体調等に合わせて調節することが出来る。
(6)栄養成分を粉末や錠剤としてではなく、飲料水として飲用できるので、栄養摂取と同時に美味しさや清涼感を得ることが出来る。
(7)液体用容器と共にポーション容器を携帯可能な箱又は袋に収納することにより複数本まとめて液体用容器にポーション容器を添付することができるので、旅行やキャンプ等の様々な外出先で手軽に継続して飲料水を摂取することが可能である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基き説明する。図1において、1は液体成分を収容する液体用容器としてのガラス製のビンを示し、該ビン1は有底筒状の容器部1Aと、該容器部1Aの上端に続く首部1Bと、上側の図示しない口部とを一体に成形したものからなり、口部はキャップ2によって密閉可能に構成してある。なお、液体用容器は、ガラス製に限られず、プラスチック製、アルミニゥム製、紙製パックなど飲料水を収容できるものであればよい。
3はポーション容器としての合成樹脂で被覆したアルミ箔製の袋状分包を示す。該分包3は内部に粉末状又は顆粒状の栄養成分を収容して密閉してある。そして、該分包3は粘着シール4を用いて前記ビン1の容器部1Aに貼り付けることにより添付してある。かくして、本実施の形態では、栄養成分を収容したポーション容器3は液体成分を収容したビン1に粘着シール4により添付した構成にしてあり、飲用時には、キャップ2を取り、ポーション容器3を開封して栄養成分をビン1に注ぎ入れ、溶解させることにより栄養成分が損なわれない栄養ドリンクとして飲用することができる。なお、粘着シール4は、商品広告、商品説明等の各種の情報を表したラベルとして兼用することができる。
図2は、ポーション容器としてキャップ5Aを有する筒状小容器5をプラスチックで成形し、これに掛け紐6を設けてビン1の首部1Bに係止した構成からなる。この構成により、飲用者は小容器5から任意の量の栄養成分をビン1に注ぎ入れることが可能であるし、また注ぎ入れることも容易である。
図3は、ビン1の容器部1Aに分包3を粘着剤で剥離可能に貼付した構成を示す。このように構成した本実施の形態も前述した実施の形態と作用に大差はないが、分包3に粘着剤を塗布してビン1に貼着する工程だけで組合せ体を構成できるから、部材を節減できるし、製造コストを低減できる。
次に、図4は、収容ポケット7Aと掛止用穴7Bを設けた紙製又はプラスチック製のポーション容器収容袋7を用い、該収容ポケット7Aに分包3を入れ、掛止用穴7Bにビン1を通して首部1Bにポーション容器収容袋7を掛止することによって、栄養成分を液体成分に添付する構成からなる。このポーション容器収容袋7は、表裏面を清涼飲料の説明、広告等様々な用途に用いることができるという実用性がある。
更に、図5は、複数本のビン1、1、・・・と、ビン1の本数に対応した数の分包3、3、・・・を携帯可能な紙製箱8に一体に収納した構成を示す。この構成は、箱8内に仕切り材8Aによって画成した複数の収容部8B、8B、・・・にビン1を収容し、1の収容部8Bに分包3をまとめて収容することにより、ビン1に分包3を添付したものである。この構成によれば、旅行、キャンプ等様々な外出先にビン1と分包3をまとめて持参することが容易であり、継続して飲用する場合にも複数人で飲用する場合にも好適である。
図6は、複数本のビン1、1、・・・と、ビン1の本数に対応する数の分包3を、手掛かり部9Aを形成したビニール製の袋9で包装することにより添付した構成を示す。このように構成することにより、携帯に便利であるし、毎日続けて飲用するのに好適である。なお、袋9はシュリンク材で成形してもよく、この場合には複数本のビン1、1、・・・と複数個のポーション容器3、3、・・・を緊密に包装するから、携帯時の安定性に優れている。
なお、ポーション容器はアルミ箔製の分包3やプラスチック製の筒状小容器5に限られるものではなく、ステックタイプの分包、紙パック製の容器等粉末状、顆粒状の栄養成分を収容できる適宜の大きさのものであればどのようなものでもよい。
本考案は上述の構成からなっており、栄養ドリンクを飲む際には、まずビン1を密閉しているキャップ2を開け、分包3を開封して栄養成分をビン1内に注ぎ入れる。そして、栄養成分を液体成分に十分に溶かした状態にすることにより、栄養成分を消失することなく、かつ効率よく摂取することができる。
表1は、本考案に係る飲料水収容用組合せ体と通常の飲料水用容器のそれぞれに栄養ドリンクを収容した場合における栄養成分の含有量の変化を示したものである。栄養ドリンクとして朝鮮人参エキス、アミノ酸等及び栄養成分(ビタミンB、ビタミンB、ビタミンC、L−トリプトファン、ロイシン)を加えた飲料水を作り、通常の飲料水用容器に収容する。他方、液体成分とは分離した粉末状の栄養成分(ビタミンB、ビタミンC、L−トリプトファン)はポーション容器としての分包に収容し、液体成分は液体用容器に収容して本考案に係る飲料水収容用組合せ体を構成する。そして、測定直前に分包内の栄養成分の粉末を液体成分に入れ、溶解してから測定用飲料水とする。これらを室温にて保管しながら1ヵ月後、4ヵ月後、11ヵ月後、24ヵ月後に各栄養成分の濃度を測定した。数字は当初濃度に対する割合を%で表したものである。
Figure 0003124467
測定の結果、ビタミンB、ビタミンC、トリプトファンは水中では不安定となり、通常の飲料水用容器では期間の経過とともに含有量の低下が観察された。ビタミンBは4ヵ月後には68%、24ヵ月後には39%、ビタミンCは4ヵ月後には25%、24ヵ月後には0%、トリプトファンは4ヵ月後には0%となっている。これに対し、本考案に係る飲料水収容用組み合わせ体においては、ビタミンB、ビタミンC、トリプトファンは全て4ヵ月経過後、24ヶ月経過後も90%以上の含有量を維持している。この結果からわかるように、水中では不安定となる栄養成分を粉末状あるいは顆粒状とし、飲用直前に溶かしてから飲用することにより、長期間経過しても栄養成分は消失することなく確実に摂取することができる。
なお、本考案は栄養ドリンクに限られず、他の飲料水、例えば、お酒と果汁粉末や香料、飲料水と甘味料といったものの容器としても用いることができる。
本考案の第1の実施の形態に係る飲料水収容用組合せ体として、ビンに分包を粘着シールで添付した構成を示す外観斜視図である。 ビンにプラスチック製小容器を掛け紐で添付した構成を示す外観斜視図である。 ビンに分包を粘着剤で剥離可能に添付した構成を示す外観斜視図である。 分包を掛止用穴部を有するポーション容器収容袋でビンに添付した構成を示す外観斜視図である。 ビン及び分包を箱に入れ梱包した構成を示す外観斜視図である。 ビン及び分包を袋に入れ梱包した構成を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 液体用容器
3 分包
4 粘着シール
6 掛け紐
7 ポーション容器収容袋
7B 掛止用穴部
8 箱
9 袋

Claims (8)

  1. 液体成分を収容する液体用容器と、該液体成分に添加する栄養成分を収容し、該液体用容器に添付するポーション容器とから構成してなる飲料水収容用組合せ体。
  2. 前記ポーション容器は、粘着シールで貼付することにより前記液体用容器に添付してあることを特徴とする請求項1記載の飲料水収容用組合せ体。
  3. 前記粘着シールは、情報を記載したラベルを兼ねていることを特徴とする請求項2記載の飲料水収容用組合せ体。
  4. 前記ポーション容器は、掛け紐で掛止することにより前記液体用容器に添付してあることを特徴とする請求項1記載の飲料水収容用組合せ体。
  5. 前記ポーション容器は、粘着剤で剥離可能に貼付することにより前記液体用容器に添付してあることを特徴とする請求項1記載の飲料水収容用組合せ体。
  6. 前記ポーション容器は、掛止用穴部を有するポーション容器収容袋に収容し、該ポーション容器収容袋を前記液体用容器に掛止することにより添付してあることを特徴とする請求項1記載の飲料水収容用組合せ体。
  7. 前記ポーション容器は、前記液体用容器と共に携帯可能な箱に収納することにより該液体用容器に添付してあることを特徴とする請求項1記載の飲料水収容用組合せ体。
  8. 前記ポーション容器は、前記液体用容器と共に携帯可能な袋に収納することにより該液体用容器に添付してあることを特徴とする請求項1記載の飲料水収容用組合せ体。
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