JP2002113083A - 消臭剤組成物及びそれを用いた消臭方法 - Google Patents

消臭剤組成物及びそれを用いた消臭方法

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JP2002113083A
JP2002113083A JP2000312363A JP2000312363A JP2002113083A JP 2002113083 A JP2002113083 A JP 2002113083A JP 2000312363 A JP2000312363 A JP 2000312363A JP 2000312363 A JP2000312363 A JP 2000312363A JP 2002113083 A JP2002113083 A JP 2002113083A
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Hiroshi Tejima
洋 手島
Kenzo Ito
建三 伊藤
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂肪酸、アミノ酸由来の悪臭に対する消臭効
果に優れ、且つ、安全性の高い消臭剤組成物及び空間の
消臭方法を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)のビグアニジンポリマ
ーと、アルカリ物質を含有し、かつpHが7.5〜13
である消臭剤組成物。特にグリコールを含有し、グリコ
ール:ビグアニジンポリマーの比が250:1〜1:1
5である消臭剤組成物。上記消臭剤組成物を微粒子化し
空気中に発散させる空間の消臭方法。 【化1】 (Rは炭素数10以下のアルキレン基、nは平均として
20以下の正の数)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消臭剤組成物及びそ
れを用いた消臭方法、特に脂肪酸、脂肪酸前駆体及びア
ミノ酸由来の悪臭の消臭効果の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、より快適な生活空間を求める消責
者の価値観やニーズの高まりを受けて、種々の芳香剤
や、消臭剤、脱臭剤が開発され、利用されている。代表
的な消臭剤としては、一般家庭用として剤形をゲル状に
したりエアゾール等の方法を用いて芳香成分や消臭成分
を空気中へ揮散させるものが多く市販されている。ま
た、その消臭対象としてはトイレ臭に代表されるような
悪臭に対して効果的な消臭剤及び消臭法が提案されてい
る。近年、生活環境の変化からあらゆる悪臭に対する消
臭が望まれている。人体から発生する体臭、ペットより
発生するペット臭など脂肪酸及び脂肪酸前駆体による悪
臭に対応する消臭剤が望まれている。
【0003】また、産業分野における消臭ニーズにおい
ても近年の環境対応から高まってきており、従来タイプ
の活性炭では処理しきれない悪臭に対しての消臭が望ま
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
消臭剤組成物において脂肪酸、脂肪酸前駆体及びアミノ
酸由来の悪臭に対する消臭効果が十分といえるものはな
かった。なぜなら、脂肪酸、脂肪酸前駆体及びアミノ酸
由来の悪臭に即効的効果を示すには消臭剤組成物の液性
をアルカリ性に保たなければならないが、製剤及び人体
への安定性の両面で満足するものがなかった。また消臭
効果の持続の点では、消臭剤自体がアルカリ領域で安定
かつ効果を発現できるものが必要であるがなかなか満足
しうるようなものがなかった。この点に関しては、特開
平9−262275においてビグアニジンポリマーを用
いた空間用消臭剤組成物の発明がされている。ビグアニ
ジンポリマーを用いた空間消臭の方法については、従来
技術において成し得なかった広汎な悪臭に対する消臭を
可能にしているが、ビグアニジンポリマーが塩酸塩であ
るため製剤自体が酸性になり、目的としている脂肪酸、
脂肪酸前駆体及びアミノ酸系の悪臭に対する消臭効果が
十分でなかった。
【0005】本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされ
たものであり、その第1の目的は脂肪酸、脂肪酸前駆体
及びアミノ酸系の悪臭に対する効果の発現する消臭剤組
成物の提供、第2の目的は効果の持続性のある消臭剤組
成物を提供、第3の目的は安全性の高い消臭剤組成物を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者らが鋭意検討した結果、ビグアニジンポリマ
ーを有効成分とする空間消臭剤組成物について検討を進
めたところ、液性のアルカリ物質を添加した場合、目的
の消臭剤組成物が得られることを見出した。また、本消
臭剤組成物は効果の持続性にも優れ、また、安全性の点
においても問題がない。以上のように脂肪酸及びアミノ
酸系の悪臭に対する消臭効果及びその持続性に優れ、そ
して安全性に対しても問題のないアルカリ物質を用いる
ことで解決した消臭剤組成物が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の消臭剤組成物は、下記
一般式(1)で示されるビグアニジンポリマーとアルカ
リ物質を含有し、かつ全体のpHが7.5〜13である
ことを特徴とする。
【0008】
【化2】 (式中、Rは炭素数10以下のアルキレン基であり、n
は平均として20以下の正の数)
【0009】また、本発明の消臭剤組成物においては、
さらにグリコールを含有することをが好適である。グリ
コールはプロピレングリコール、イソプロピレングリコ
ール、、ジプロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ポリエチレングリコールから選ばれる1種又は2種
以上であることが好適である。
【0010】また、本発明の消臭剤組成物においては、
組成物全量中ビグアニジンポリマーが0.01〜20重
量%であることが好適である。
【0011】また、前記アルカリ物質がモノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
AMP、塩基性アミノ酸、苛性カリ、水酸化ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウムから選ばれる1種又は2種以上
であることが好適である。
【0012】また、本発明の消臭剤組成物においては、
グリコールの配合量が組成物中1〜30重量%であるこ
とが好適である。また、ビグアニジンポリマー:グリコ
ールの重量比は1:250〜15:1であることが好適
である。
【0013】また、本発明においては、前記一般式
(1)のRが−CH(CHCH −であること
が好適である。
【0014】また、本発明においては、用途によりさら
に抗菌剤及び/又は抗力ビ剤を配合することが好適であ
る。
【0015】また、本発明の消臭剤組成物は、脂肪酸や
アミノ酸に代表される酸性の悪臭物質よりなる産業臭を
消臭することを特徴とする。
【0016】また、本発明の消臭方法は、前記消臭剤組
成物を、微粒子化し空気中に発散させることを特徴とす
る。微粒子化された消臭剤組成物の粒径が10〜500
μmであることが好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】消臭剤組成物 本発明においてビグアニジンポリマーとは、下記一般式
(1)に示す構造を有する化合物を意味する。
【0018】
【化3】 (式中、Rは炭素数10以下のアルキレン基であり、n
は平均として20以下の正の数)
【0019】前記一般式(1)において、Rは炭素数1
0以下のアルキレン基を表し、直鎖状、又は分岐である
ことを問わない。Rの具体例としては、例えば、メチレ
ン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンタ
メチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オ
クタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、イ
ソプロピレン基、2−メチルヘキサメチレン基等が挙げ
られるが、本発明のビグアニジンポリマーとして特に好
ましくは、Rがヘキサメチレン基で示されるポリヘキサ
メチレンビグアニジンハイドロクロライドである。
【0020】本発明のビグアニジンポリマーは公知の合
成方法を用いて合成することができるが、市販品を用い
てもよい。市販品としては、ビグアニジンポリマーの2
0%水溶液として例えばProxel IB(AVICIA社の商品
名)、BG-1R(三洋化成工業社の商品名)が好適であ
る。グアニジン及びビグアニジン系化合物は従来より消
臭の機能効果について認められている化合物であり、特
開平5−66728、特公昭51−5462、特開平4
−225889には剤型をゲル・ビーズにしたトイレ用
の製剤が開示されている。しかしながら、対象がトイレ
臭であり脂肪酸、脂肪酸前駆体及びアミノ酸系の悪臭を
消臭する本発明の液状の消臭剤組成物とは明らかに異な
る。
【0021】また、本発明に係るビグアニジンポリマー
は米国特許No.4,946,672においても消臭剤成
分として開示されている。しかし、前記米国特許におい
ては、横成に酸を必須としており本発明とは対象悪臭に
ついても製剤の特長についても異なるものである。ま
た、前記米国特許ではアルカリ製剤とともに用いること
は全く開示されておらず、もちろん、脂肪酸、脂肪酸前
駆体及びアミノ酸系の悪臭に対する消臭効果及びその持
続性の検討も全く成されていない。
【0022】また、先述の特開平9−262275につ
いては本発明の有効成分であるビグアニジンポリマーが
ミスト化によって、空間に漂う悪臭、特にたばこ臭の消
臭に有効であることについて記載があるが、アルカリ物
質を同時に用いることによって脂肪酸、脂肪酸前駆体及
びアミノ酸系の悪臭に対する消臭効果が持続することは
全く開示されていない。
【0023】本発明の消臭剤組成物において、有効成分
であるビグアニジンポリマーの配合量は特に限定されな
いが、通常組成物中0.01〜20重量%である。0.
01重量%より少ないと消臭効果が低下することがある
ので好ましくない。
【0024】本発明の消臭剤組成物は、前記一般式
(1)で示されるビグアニジンポリマーを含有し、アル
カリ物質を添加することによって全体の液性をアルカリ
性に調整することが必要である。このアルカリ物質とし
ては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、AMP、L−アルギニンに代表さ
れる塩基性アミノ酸、苛性カリ、水酸化ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム等の水溶性のアルカリ物質が消臭効果
において好適である。本発明で用いるアルカリ物質につ
いては安全等の観点からモノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、AMP、塩基性
アミノ酸が好ましい。
【0025】モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、AMP、塩基性アミノ酸は
人体に対する安全性が他のアルカリ物質と比較して高
く、環境に対する安全性も高い。
【0026】本発明者らは、製剤のpHに注目し、検討
を行ったところ、pHは7.5〜13の間に目的とする
消臭組成物が得られることをが判明した。pHが7.5
以下になると消臭効果の発現に関して即効性が得られな
くなり、13以上になるとビグアニジンポリマーが沈殿
をおこす現象がおこりやはり消臭効果が低下する。
【0027】本発明の消臭剤組成物においては、溶剤と
して、水及びグリコールを用いることが好適である。本
発明者らがグリコールについて検討を行ったところ、グ
リコールがプロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,3ブチレングリコール、1,4ブチレングリ
コール、1,2ブチレングリコール、イソプロピレング
リコール、PEG400、PEGlOOO、PEG1500、PEG20000等のポ
リエチレングリコールで消臭効果の持続が認められた。
本発明で用いるグリコールについては揮発残分率の観点
からプロピレングリコール、1,3ブチレングリコー
ル、イソプロピレングリコールが好ましい。グリコール
の配合量は、組成物全体中1〜30重量%が好ましい。
1重量%より少ないと、ノズルのつまりを起こしたり、
消臭効果の持続性が得られないことがあるので好ましく
ない。
【0028】また、本消臭剤にグリコールを配合する場
合、グリコールとビグアニジンポリマーとの間に好適な
重量比が存在する。ビグアニジンポリマー:グリコール
との重量比において1:250〜15:1の割合にて配
合した場合、ビグアニジンポリマーが乾固することない
ものが得られることを見出されている。グリコールを含
有した本消臭剤組成物は乾固しにくく効果の持続性にも
優れ、また、散布するうえでもノズルなどの細孔につま
りを生じさせない。
【0029】本発明においては、前述した必須成分以外
に通常用いられる他の成分、例えば、溶剤、油分、界面
活性剤、防腐剤、紫外線吸収剤、香料、色剤等を木発明
の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0030】本発明の消臭剤組成物は、特に一般家庭に
おいては体臭、ペット臭、下駄箱臭の消臭に好適であ
る。また、産業場面では脂肪酸、脂肪酸前駆体及びアミ
ノ酸系の悪臭が発生する場合有効である。
【0031】消臭方法 本発明の消臭剤組成物を用いた消臭方法としては、ミス
ト化して空気中に発散させる方法が好適である。具体的
には、エアゾール製剤ではボンベに充填し噴霧する方
法、圧送した消臭剤組成物を細孔よりミスト化して提供
する方法、アトマイザーのような容器を用いてミスト化
する方法及び超音波振動子等によって微量霧化する方法
等がある。超音波振動子によって微量霧化する方法は、
ミストの粒径や噴霧量を容易にコントロールできる。な
お、ミストの粒径を微細化する方が浮遊時間が長いため
に消臭効果が高くなる傾向があり、粒径としては20〜
500μmであり、好ましくは50〜200μmであ
る。
【0032】以下に具体例を挙げて本発明を詳細に説明
する。本発明の消臭剤組成物の評価 本発明者らは、表1に示すビグアニジンポリマーと、ト
リエタノールアミン(アルカリ物質)を配合した本発明
にかかる試験例1の組成物を用いて、その消臭効果等を
確認した。なお、比較対照(コントロール)として試験
例1からトリエタノールアミンを除いたものを用いた。
【0033】
【表1】 成分 コントロール 試験例1 ビグアニジンポリマー(20%水溶液) 1 1.0 イオン交換水 99 98.5 トリエタノールアミン − 0.5 合計 100 100
【0034】<消臭試験>上記表1の処方で構成された
消臭剤組成物について一般パネル(n=5)を用いて官
能評価を行った。実験方法は、1Lの三角フラスコを用
いた同時比較によった。悪臭源としてはイソ吉草酸を用
いた。2つのフラスコにそれぞれイソ吉草酸の0.01
重量%の水溶液を0.02ml入れ10分間放置した。
その後コントロール及び試験例1による消臭剤を入れ5
分後30分後1時間後及び1日後に判定を行った。判定
は下記表2の判定表にしたがった。同様の方法でL−グ
ルタミン酸の1重量%の水溶液0.02mlを用いてア
ミノ酸に対する消臭試験を行った。
【0035】
【表2】 悪臭強度 評価基準 5 非常に強く感じる 4 強く感じる 3 明らかに感じる 2 かすかに感じる 1 感じない
【0036】図1に本発明の消臭剤組成物のイソ吉草酸
に対する消臭効果を示す。図1に示すように、イソ吉草
酸に対するコントロールと試験例1における官能評価に
ついてはコントロールにおいても未処理(0min)と比
較した場合消臭されているが試験例1がより顕著に消臭
していることがわかる。この結果から、アルカリ物質を
含む本発明の消臭剤組成物は、イソ吉草酸に代表される
脂肪酸の臭気を、短時間で効果的に消臭できることが示
された。
【0037】図2に本発明の消臭剤組成物のL−グルタ
ミン酸に対する消臭効果を示す。本発明の図2に示すよ
うに、L−グルタミン酸に対するコントロールと試験例
1における官能評価についてはコントロールにおいても
未処理(0min)と比較した場合消臭されているがイソ
吉草酸のときと同様に試験例1がより顕著に消臭してい
ることがわかる。この結果から、アルカリ物質を含む本
発明の消臭剤組成物は、L−グルタミン酸に代表される
アミノ酸の臭気を、短時間で効果的に消臭できることが
示された。
【0038】グリコールの配合効果 つぎに、本発明者らは脂肪酸、脂肪酸前駆体及びアミノ
酸系の悪臭に対する消臭効果の高い消臭剤組成物の好適
な処方の検討をさらに行った。表3に検討した処方を示
す。
【0039】本発明者らは、下記表3の試験例2、3の
組成物におけるノズルのつまりに対する試験を行った。
ノズルのつまり試験はノズル径が0.25mm(φ)の
アトマイザーチップで連続10回噴霧させ1週間後に繰
り返して行った。評価基準を下記に示す。 [ノズルのつまり] ○ つまりをまったく生じなかった △ 少しつまりを生じた × つまりを生じた
【0040】本発明者らは、下記表3の試験例2、3の
組成物の安定性について目視により評価した。評価基準
は下記の通りである。 [安定性] ○ 組成物の外観に変化なし △ 組成物の外観にわずかに変化が認められる × 組成物の外観に変化が認められる
【0041】試験例2、3の組成物の安定性及びノズル
のつまり試験の結果を表3に示す。また本発明者らは前
記消臭試験の結果も併せて表3にまとめた。表3におい
ては、5分後と1週間後のイソ吉草酸に対する消臭効果
に関して評価した。評価基準は下記の通りである。 [消臭効果] ◎ 悪臭強度が2より小さい ○ 悪臭強度が2以上3より小さい △ 悪臭強度が3以上4より小さい × 悪臭強度が4以上
【0042】
【表3】 成分 試験例2 試験例3 ビグアニジンポリマー(20%水溶液) 4.0 4.0 1,3ブチレングリコール 0 5.0 トリエタノールアミン 0.5 0.5 精製水 90.9 90.5 安定性 ○ ○ pH 8.93 8.92 ノズルのつまり(間欠運転) × ○ 5分後の消臭効果(イソ吉草酸) ○ ○ 1週間後の消臭効果(イソ吉草酸) ○ ◎
【0043】表3に示すように、グリコール未配合のサ
ンプル(試験例2)は目詰まりと思われる動作不良をお
こしたが、グリコール配合品(試験例3)は顕著に改善
していることがわかる。この結果から、グリコールを配
合した消臭剤組成物は、短時間で効果的に消臭でき、か
つ効果の持続性及び空間噴霧の際のノズルのつまりに対
して優れることが示された。
【0044】表2に示すように、グリコール未配合のサ
ンプルは目詰まりと思われる動作不良をおこしたが、グ
リコール配合品は顕著に改善していることがわかる。こ
の結果から、本発明の消臭剤組成物は、脂肪酸、脂肪酸
前駆体及びアミノ酸系の悪臭に対して短時間で効果的に
消臭でき、かつ効果の持続性及び空間噴霧の際のノズル
のつまりに対して優れることが示された。
【0045】消臭剤組成物のpHの検討 次に、本発明者らは脂肪酸、脂肪酸前駆体及びアミノ酸
系の悪臭に対する消臭効果の高い消臭剤組成物の好適な
pHの検討を行った。
【0046】
【表4】 試 験 例 成分 4 5 6 7 ビグアニジンポリマー(20%水溶液) 4.0 4.0 4.0 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0 トリエタノールアミン 0.1 0.5 1.0 5.0 精製水 90.9 90.5 90.0 86.0 安定性 ○ ○ ○ ○ pH 8.26 8.92 9.17 9.69 5分後の消臭効果(イソ吉草酸) ○ ○ ◎ ◎ 1週間後の消臭効果(イソ吉草酸) ○ ◎ ◎ ◎
【0047】表4に示されるように、トリエタノールア
ミンの配合量を増加させた場合、pHが上昇する。消臭
効果及びその持続については、とくに即効的な消臭効果
にpHが寄与しているのがわかる。一方持続性について
もpHが高い方が目的とする悪臭に対して高いことがわ
かる。
【0048】そこで、本発明者らは苛性カリを用いてp
Hをさらに上げての効果についての検証を試みた。その
結果を表5に示す。
【0049】
【表5】 試 験 例 成 分 8 9 10 11 ビグアニジンポリマー(20%水溶液) 4.0 4.0 4.0 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0 苛性カリ 0.1 0.4 0.8 1.6 精製水 90.9 90.6 90.2 89.4 安定性 ○ ○ ○ × pH 11.7 12.56 12.88 13.14 5分後の消臭効果(イソ吉草酸) ◎ ◎ ◎ − 1週間後の消臭効果(イソ吉草酸) ◎ ◎ ◎ −
【0050】表5のように、苛性カリにてpHを13以
上とした場合にビグアニジンポリマーは白濁・沈殿し失
活した。従って、ビグアニジンポリマーを有効成分とし
た場合についてはpHを13以下に設定するのが望まし
いことが明らかとなった。
【0051】グリコールの種類 次に本発明者らは、グリコールの配合により、ノズルの
ツマリの改善及び消臭効果の持続が得られることを確認
した。そこで表6の組成物によりグリコールの種類につ
いて検討を行った。
【0052】
【表6】 成 分 試験例12 試験例13 試験例14 ビグアニジンポリマー(20%水溶液) 4.0 4.0 4.0 1,3ブチレングリコール 5.0 0 0 プロピレングリコール 0 5.0 0 ポリエチレングリコール1500 0 0 5.0 トリエタノールアミン 0.5 0.5 0.5 精製水 90.5 90.5 90.5 安定性 ○ ○ ○ pH 8.95 8.92 8.23 ノズルのつまり ○ ○ ○〜△ 5分後の消臭効果(イソ吉草酸) ○ ○ ○ 1週間後の消臭効果(イソ吉草酸) ◎ ◎ ○
【0053】上記表6より明らかなように、グリコール
の種類については効果についてはほとんど差異がないこ
とがわかるが、揮発残分及び揮発後の状態を比較した場
合、低級のグリコールであるほうが散布した場合にノズ
ル等の細孔のつまりの点で好ましいと推測される。試験
例14で若干消臭効果が落ちているが、これは組成物の
pHの低下のためと考えられる。
【0054】ビグアニジンポリマーとグリコールの重量
さらに、本発明者らは、下記表7及び8の消臭剤組成物
を用いて、ビグアニジンポリマー:グリコールの重量比
について検討を行った。試験方法、評価基準は前記の通
りであり、消臭効果はイソ吉草酸に対して行われた。
【0055】
【表7】 試 験 例 成 分 15 16 17 18 19 20 21 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー (20%水溶液) 0.08 0.4 1.0 2.4 5.0 5.0 5.0 1,3ブチレングリコール 50.0 40.0 25.0 20.0 15.0 10.0 1.0 トリエタノールアミン 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 精製水 49.52 59.2 73.6 77.2 79.6 84.6 93.6 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー :ク゛リコール 1:3125 1:500 1:125 1:42 1:15 1:10 1:1 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ pH 9.41 9.32 9.13 9.02 8.74 8.77 8.78 消臭効果(5分後) △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 消臭効果(1週間後) △ △ ○ ◎ ◎ ◎ ◎
【0056】
【表8】 試 験 例 成 分 22 23 24 25 26 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー (20%水溶液) 25.0 50.0 40.0 50.0 50.0 1,3ブチレングリコール 1.0 1.0 0.4 0.4 0.08 トリエタノールアミン 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 精製水 73.6 48.6 59.2 49.2 49.52 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー :ク゛リコール 5:1 10:1 20:1 25:1 125:1 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ pH 8.21 7.79 7.89 7.76 7.88 消臭効果(5分後) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 消臭効果(1週間後) ◎ ◎ ○ ○ ○
【0057】表7及び表8より、ビグアニジンポリマー
(20%水溶液)と1,3ブチレングリコールの割合を
1:3125〜125:1としたときの組成物の状態は
いずれも安定であった。またビグアニジンポリマー:グ
リコールの比が約1:250〜約15:1で消臭効果の
持続性が見られる傾向があることがわかる。しかしなが
ら、効果の持続についてはビグアニジンポリマーの量及
びビグアニジンポリマー:トリエタノールアミンの比を
一定にしてグリコールの量をさらに検討する必要がある
と思われる。また、ビグアニジンポリマーの量が0.0
16重量%(水溶液0.08重量%)のとき、消臭効果
が弱かった。また、グリコールの配合量は約1〜約30
重量%で消臭効果が持続する傾向にあることがわかる。
【0058】次に本発明者らは、ビグアニジンポリマー
の量及びビグアニジンポリマー:トリエタノールアミン
の比を一定にして、ビグアニジンポリマー:グリコール
の重量比について検討を行った。なお、表9はビグアニ
ジンポリマー及びトリエタノールアミンの量が共に0.
4重量%、表10は8.0重量%の組成物である。試験
方法、評価基準は前記の通りであり、組成物の安定性及
びイソ吉草酸に対しての消臭効果を表9及び表10に示
す。
【0059】
【表9】 試 験 例 成 分 27 28 29 30 31 32 33 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー (20%水溶液) 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 1,3ブチレングリコール 40.0 20.0 4.0 2.0 1.0 0.4 0.08 トリエタノールアミン 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 精製水 59.2 79.2 95.6 97.2 98.2 98.8 99.12 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー :ク゛リコール 1:500 1:250 1:50 1:25 1:12.5 1:5 1:1 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ pH 9.32 9.49 9.58 9.59 9.61 9.55 9.59 消臭効果(5分後) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 消臭効果(1週間後) △ ○ ○ ○ ○ △ △
【0060】
【表10】 試 験 例 成 分 34 35 36 37 38 39 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー (20%水溶液) 8.0 8.0 8.0 8.0 8.0 1,3ブチレングリコール 8.0 1.6 0.16 0.12 0.08 トリエタノールアミン 8.0 8.0 8.0 8.0 8.0 精製水 76.0 82.4 83.84 83.88 83.92 ヒ゛ク゛アニシ゛ンホ゜リマー :ク゛リコール 1:5 1:1 10:1 13:1 20:1 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ pH 9.70 9.73 9.74 9.73 9.74 消臭効果(5分後) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 消臭効果(1週間後) ◎ ◎ ○ ○ ○
【0061】表9及び10より、ビグアニジンポリマー
(20%水溶液)を0.4重量%と8.0重量%にそれ
ぞれ固定して、等量のトリエタノールアミンで調整し
て、ビグアニジンポリマー:1,3ブチレングリコール
の割合を1:500〜1:1及び1:5〜20:1とし
たときの組成物の状態はいずれも安定であることがわか
る。ビグアニジンポリマー:グリコールの重量比が1:
250〜1:1で消臭効果の持続が見られる。しかしな
がら、試験例36〜38のグリコール量が1重量%より
少ないこと、10:1の比である試験例23で消臭効果
の持続が見られていることを考えると、約1:250〜
約15:1の範囲が好適であるといえる。また、グリコ
ールの量については、試験例27(グリコール40重量
%)の消臭効果の持続性が落ちていること、試験例36
〜38(グリコール1重量%以下)の消臭効果の持続性
が落ちていることを合わせて考えると、グリコール量は
約1〜約30重量%が好適であることがわかる。
【0062】以上のように、本発明の有効成分であるビ
グアニジンポリマーとアルカリ物質を組合わせた消臭組
成物は短時間の内に脂肪酸及びアミノ酸系の悪臭に対し
て優れた消臭効果を発揮する。そして、このビグアニジ
ンポリマーとアルカリ物質を組合わせた消臭組成物にお
いてグリコールを添加することにより持続性を持たせ空
間に噴霧する際にもつまり等の問題がない消臭組成物を
完成させた。
【0063】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。な
お、特に指定のない限り、配合量は重量%で示す。
【0064】実施例1 消臭剤 ビグアニジンポリマー 0.2 プロピレングリコール 5 ジエタノールアミン 0.2 香料 適量 金属キレート剤 適量 防腐剤 適量 褐色防止剤 適量 精製水 残余 (製法)精製水に、金属キレート剤、褐色防止剤、ビグ
アニジンポリマー、ジエタノールアミンを室温にて溶解
し水相とする。プロピレングリコールに防腐剤、香料を
溶解し、先の水相に混合溶解する。その後濾過する。
【0065】実施例2 消臭剤 ビグアニジンポリマー 0.2 ポリエチレングリコール1000 5 モノエタノールアミン 0.2 アルコール 2 香料 適量 金属キレート剤 適量 防腐剤 適量 褐色防止剤 適量 精製水 残余 (製法)精製水に、金属キレート剤、褐色防止剤、ビグ
アニジンポリマー、モノエタノールアミンを室温にて溶
解し水相とした。アルコールに防腐剤、香料を溶解し、
先の水相に混合溶解した。その後濾過した。
【0066】実施例3 消臭剤 ビグアニジンポリマー 0.2 ポリエチレングリコール1000 5 モノエタノールアミン 0.2 アルコール 2 香料 適量 2-(4-チアゾリル)ベンズイミダゾール(TBZ:抗力ビ剤) 0.01 金属キレート剤 適量 防腐剤 適量 褐色防止剤 適量 精製水 残余 (製法)精製水に、金属キレート剤、褐色防止剤、ビグ
アニジンポリマー、モノエタノールアミンを室温にて溶
解し水相とする。アルコールにTBZ、防腐剤、香料を
溶解し、先の水相に混合溶解する。その後濾過する。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、有効成分としてビグア
ニジンポリマーと、アルカリ物質とを含有し、pHが
7.5〜13に調整された消臭剤組成物を用いることに
より脂肪酸及びアミノ酸系の悪臭に対して優れた消臭効
果を持つ消臭組成物とすることができる。また、該消臭
剤組成物は空間に散布することにより効率的に消臭する
ことができる。また、この組成物においてグリコールを
適正な範囲で使用することにより持続性に優れ散布する
際のノズルのつまり等で問題のない優れた製品を得るこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消臭剤組成物の脂肪酸(イソ吉草酸)
に対する消臭効果を示す図である。
【図2】本発明の消臭剤組成物のアミノ酸(L−グルタ
ミン酸)に対する消臭効果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA06 BB02 BB05 BB08 CC02 CC12 HH03 KK02 KK06 LL02 MM01 MM15 MM18 MM28

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示されるビグアニジ
    ンポリマーと、アルカリ物質とを含有し、かつ全体のp
    Hが7.5〜13であることを特徴とする消臭剤組成
    物。 【化1】 (式中、Rは炭素数10以下のアルキレン基であり、n
    は平均として20以下の正の数)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組成物において、さらに
    グリコールを含有することを特徴とする消臭剤組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の組成物において、グリコ
    ールがプロピレングリコール、イソプロピレングリコー
    ル、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ポ
    リエチレングリコールから選ばれる1種又は2種以上で
    あることを特徴とする消臭剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の組成物
    において、組成物全量中ビグアニジンポリマーの配合量
    が0.01〜20重量%であることを特徴とする消臭剤
    組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の組成物
    において、アルカリ物質がモノエタノールアミン、ジエ
    タノールアミン、トリエタノールアミン、AMP、塩基
    性アミノ酸、苛性カリ、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナ
    トリウムから選ばれる1種又は2種以上であることを特
    徴とする消臭剤組成物。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5の何れかに記載の組成物に
    おいて、グリコールの配合量が組成物中1〜30重量%
    であることを特徴とする消臭剤組成物。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6の何れかに記載の組成物に
    おいて、ビグアニジンポリマー:グリコールの重量比が
    1:250〜15:1であることを特徴とする消臭剤組
    成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の組成物に
    おいて、一般式(1)のRが−CH(CHCH
    −であることを特徴とする消臭剤組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかに記載の組成物に
    おいて、さらに抗菌剤及び/又は抗力ビ剤を配合するこ
    とを特徴とする消臭剤組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の組成物
    において、脂肪酸やアミノ酸に代表される酸性の悪臭物
    質よりなる産業臭を消臭することを特徴とする消臭剤組
    成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載の消臭
    剤組成物を、微粒子化し空気中に発散させることを特徴
    とする消臭方法。
  12. 【請求項12】 請求項11の消臭方法において、微粒
    子化された消臭剤組成物の粒径が10〜500μmであ
    ることを特徴とする消臭方法。
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JP2016501081A (ja) * 2012-11-27 2016-01-18 ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー 無香料悪臭低減組成物
CN111073757A (zh) * 2020-01-09 2020-04-28 湖北中烟工业有限责任公司 一种烟用缬草精油的制备方法

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