JP2002113055A - 葬儀方法とこれに用いる造花 - Google Patents

葬儀方法とこれに用いる造花

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JP2002113055A
JP2002113055A JP2000310732A JP2000310732A JP2002113055A JP 2002113055 A JP2002113055 A JP 2002113055A JP 2000310732 A JP2000310732 A JP 2000310732A JP 2000310732 A JP2000310732 A JP 2000310732A JP 2002113055 A JP2002113055 A JP 2002113055A
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flower
lotus
artificial
funeral
artificial flower
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JP2000310732A
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English (en)
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Mikito Oka
幹人 岡
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MORIKEI KK
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MORIKEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓮の開花期間以外の時期に行われる葬儀に
も、古来から神聖かつ極楽往生に縁のある仏教的な花と
して扱われてきた蓮を別れ花として使用できるようにす
ることである。 【解決手段】 花弁1と、葉2と、蕾3と、花茎4の外
観を有する各部材からなる蓮の造花を、可燃性材料であ
るプラスチックフィルムを被覆した紙で形成し、この造
花をレース5、セロハンなどの可燃性材料で包装し、ま
た、正面に開口部を有する紙製の飾り箱に収容するよう
にしたのである。それにより、蓮の生花を入手できない
時期の葬儀にも、生花を用いる場合と変わりなく、この
蓮の造花を別れ花として使用できる。また、前記造花は
可燃性であるため、火葬後の処理が容易であり、葬儀中
は、棺を飾る装飾品の一つとして、飾り箱を祭壇に立て
掛けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出棺時の別れ花
として用いる蓮の造花を用いる葬儀方法とこの蓮の造花
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、仏式葬儀では、出棺前に、喪
主、遺族、近親者、故人と特に親しかった人達が、棺の
中に、祭壇や式場に飾られた花を一輪ずつ故人のまわり
に埋めていく、所謂別れ花を捧げる。この別れ花とし
て、特に喪主が、古来から神聖かつ極楽往生に縁のある
仏教的な花として扱われてきた蓮を捧げることこそ、生
前の故人に対する儀礼として相応しいという考え方が従
来からある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、蓮は、6〜8
月頃の短い期間に花茎の頭に花をつけ、数日以内に散っ
てしまうため、その生花を必要なときにいつでも入手す
るわけにはいかず、従って、このような開花期間以外の
時期の葬儀には、前述のような特徴をもつため故人の冥
福を念ずるに格別の意義を有する蓮の生花を、別れ花と
して使用できなかった。
【0004】そこで、この発明の課題は、前述の蓮の開
花期間以外の時期に行われる葬儀にも、古来から神聖か
つ極楽往生に縁のある仏教的な花として扱われてきた蓮
を別れ花として使用できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、この発明では以下の構成を採用したのである。
【0006】即ち、出棺前に棺内に入れる別れ花として
蓮の造花を用いるのである。
【0007】このようにすれば、前述のように、蓮の生
花を入手できない時期に行われる葬儀にも、生花と同じ
外観を有する蓮の造花を別れ花として使用することがで
きる。それにより、生花を用いる場合と変わりなく、別
れ花として蓮を用いる前述の意義のある葬儀を執り行う
ことができる。
【0008】前記蓮の造花を、可燃性材料を用いて、花
弁と、葉と、花茎とから形成し、この造花を透明または
装飾を施した可燃性の包装体によって包装することがで
きる。
【0009】蓮の造花及び前記包装体は可燃性材料で形
成されているため、火葬時に灰となって、その処理が容
易となる。また、この蓮の造花の包装体をそのまま棺の
中に捧げることができる。
【0010】前記蓮の造花を、その全部または一部が外
側から見えるように装飾を施した箱に収容することがで
きる。このようにすれば、この飾り箱を装飾品の一つと
して、祭壇に立て掛けて飾ることができる。また、葬儀
場までの運搬上の利便もある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
の図1から図3に基づいて説明する。
【0012】図1に示した蓮の造花は、複数の花弁1
と、葉2と、それらに加えて蕾3とがそれぞれ花茎4に
取り付けられて形成されている。前記造花は、レース5
によって前記花弁1の部分を開放して包装され、前記花
茎4の下部で飾りを兼ねた布製のリボン6によって括ら
れている。
【0013】前記花弁1、葉2及び蕾3は、図2に成形
後の一例を示すように、蓮の生花の色に着色した基材の
紙7に、透明のプラスチックのフィルム8を被覆した可
燃性材料を加熱し、金型を用いてプレスによる熱成形に
よって形成され、花茎4はプラスチック製の芯材に前記
可燃性材料を巻き付けて形成されている。
【0014】なお、前記紙7は洋紙、和紙のいずれでも
よく、前記基材として布を用いることもできる。また、
前記フィルム8の代わりに、液状または粉末状の透明の
プラスチックを前記基材に塗布してもよい。さらに、前
記造花をセロハンやプラスチックフィルムによって包装
することもできる。
【0015】図3は前記蓮の造花を2本、前面に開口部
9を有する飾り10を印刷した紙製の飾り箱11に収容
した状態を示したもので、前記開口部9により蓮の造花
を識別することができる。
【0016】この発明の蓮の造花の実施形態は以上のよ
うな構成であり、以下にその作用について説明する。
【0017】前述のように、蓮を造花にすれば、蓮の開
花期間以外の時期にもその生花と同じ外観を有する蓮の
造花を入手することができ、生花の代わりに蓮の造花を
別れ花として使用することができる。
【0018】また、花弁1、葉2、蕾3、及び花茎4の
外皮部はいずれも対応する部分の生花の色に着色した紙
の片面に透明のプラスチックのフィルム8を被覆した可
燃性材料で形成されているため、火葬時にそれらが灰と
なって、その処理が容易となる。なお、花茎4の芯材に
はプラスチックのほかに木材や紙管などの可燃性材料を
用いることができる。
【0019】さらに、前記プラスチックのフィルム8を
被覆すること、または前記プラスチックを塗装すること
により、基材である紙に保形性や防しわ性を付与するこ
とができる。また、前記紙の両面にこれらの被覆または
塗装を施せば、耐水性をも付与できる。これらのプラス
チックの被覆または塗装により、造花の形成後、葬儀で
使用するまでの保存性も向上する。
【0020】そして、葬儀中は、前記の蓮の造花を収容
した飾り箱11を、祭壇に立て掛けて、他の装飾品とと
もに棺を飾ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、蓮の
造花を形成することにより、蓮の生花を入手できない時
期に行われる葬儀に、この造花を別れ花として使用する
ことができる。それにより、生花を用いる場合と変わり
なく、別れ花として蓮を用いた前述の意義のある葬儀
を、その時期にかかわらず、執り行うことができる。
【0022】前記蓮の造花は、紙や布などの基材にプラ
スチックを被覆して形成しているため、保形性や防しわ
性等に優れ、また、これらの材料は可燃性であるため
に、火葬後の処理が容易である。
【0023】また、この蓮の造花を透明または装飾を施
した包装体で包装することにより、そのまま棺内に捧げ
ることができ、また、前記造花をそれが見える開口部を
有する飾り箱に収容することにより、葬儀中は、棺を飾
る装飾品の一つとして祭壇に立て掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の蓮の造花の包装された状
態を示す正面図
【図2】同上のプラスチックフィルムを被覆した造花の
一部の成形後の状態を示す断面図
【図3】同上の造花を箱に収容した状態を示す正面図
【符号の説明】
1 花弁 2 葉 3 蕾 4 花茎 5 レース 6 リボン 7 紙 8 フィルム 9 開口部 10 飾り 11 飾り箱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出棺前に棺内に蓮の造花を別れ花として
    入れる葬儀方法。
  2. 【請求項2】 花弁と、葉と、花茎とからなる蓮の造花
    を可燃性材料を用いて形成し、この造花を透明または装
    飾を施した可燃性の包装体によって包装した葬儀用の造
    花。
  3. 【請求項3】 前記蓮の造花を、その全部または一部が
    外側から見えるように箱に収容した請求項2に記載の葬
    儀用の造花。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004056662A2 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Hyun-Ok Choi Stand for packing flower
CN101869364A (zh) * 2010-04-01 2010-10-27 徐淑清 折纸工艺品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004056662A2 (en) * 2002-12-20 2004-07-08 Hyun-Ok Choi Stand for packing flower
WO2004056662A3 (en) * 2002-12-20 2004-09-16 Hyun-Ok Choi Stand for packing flower
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