JP2000226712A - アレンジフラワー - Google Patents

アレンジフラワー

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JP2000226712A
JP2000226712A JP11030660A JP3066099A JP2000226712A JP 2000226712 A JP2000226712 A JP 2000226712A JP 11030660 A JP11030660 A JP 11030660A JP 3066099 A JP3066099 A JP 3066099A JP 2000226712 A JP2000226712 A JP 2000226712A
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JP
Japan
Prior art keywords
flower
pedestal
artificial
wrapping material
human body
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Pending
Application number
JP11030660A
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English (en)
Inventor
Hirumi Watanabe
ヒルミ 渡辺
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TOMU SHOKAI KK
Original Assignee
TOMU SHOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 納棺されている故人は通常は白装束であるた
め、故人を納棺しただけでは棺の中が殺風景であった。 【解決手段】 台座に造花、造葉、リボン等の装飾物を
差込み、台座の外側から台座に差込まれた装飾物の根元
部分にかけてをラッピング材で覆い、前記台座、装飾
物、ラッピング材を可燃性で且つ焼却してもダイオキシ
ン等の人体に有害な化学物質が発生しない材質製とし
た。台座、装飾物、ラッピング材のいずれか1又は2以
上に香りを付加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアレンジフラワーに
関し、納棺した故人の上にのせて死者を飾るのに便利な
ものである。
【0002】
【従来の技術】死者を納めた棺には、通常は、故人にゆ
かりのある品とか、生花を一緒に入れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の様に、棺に、故
人にゆかりのある品とか生花を一緒に入れることは特に
支障はないが、納棺されている故人は通常は白装束であ
るため、故人を納棺しただけでは棺の中が殺風景であっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、納棺さ
れた故人の装束の上にのせて故人を飾るのに便利であ
り、棺に入れたまま燃やしてもダイオキシン等の人体に
有害な化学物質が発生しないアレンジフラワーを提供す
ることにある。
【0005】本発明の第1のアレンジフラワーは、台座
に造花、造葉、リボン等の装飾物を差込み、台座の外側
から台座に差込まれた装飾物の根元部分にかけてをラッ
ピング材で覆い、前記台座、装飾物、ラッピング材を可
燃性で且つ焼却してもダイオキシン等の人体に有害な化
学物質が発生しない材質製としたものである。
【0006】本発明の第2のアレンジフラワーは、前記
第1のアレンジフラワーにおいて、台座、装飾物、ラッ
ピング材のいずれか1又は2以上に香りを付加したもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のアレンジフラワーの実施
形態の一例を図1、図2に基づいて詳細に説明する。こ
のアレンジフラワー10は、台座1に造花2、造葉3、
リボン4等の装飾物5が差込まれている。
【0008】台座1は図2に示すように底面11が平ら
な円盤状としてある。台座1には可燃性で且つ燃やして
もダイオキシン等の人体に有害な化学物質が発生しない
材質、例えばスタイロリース(商品名)等発泡スチロー
ル系材料を使用する。これは多孔性のものであり、爪楊
枝の様な細いものを差込み易いものである。台座1の材
質はスタイロリースに限るものではなく、燃やしても人
体に有害な化学物質が発生しないものであれば他の材質
でも良い。台座1の形状も図示した円盤状のものではな
く、多角形とか、他の形状であってもよい。台座1には
死臭を抑制するような香りを付加することができる。
【0009】造花2、造葉3は図2(a)(b)に示す
ように、布、紙等の可燃物で製造されている。造花2、
造葉3はそれら以外の材料で製造することもできるが、
いずれの材料であっても、燃やしたときにダイオキシン
等の人体に有害な物質が発生しないものを使用する。造
花2の茎12、造葉3の茎13の先には木製、竹製の楊
枝とか竹串等の差込み軸14が取付けられている。この
差込み軸14も燃やしても人体に有害な化学物質が発生
しない材料で形成されており、造花2の茎12、造葉3
の茎13に差込み軸14の基端側を重ね、その外側から
内面に粘着材が塗布されている紙製のテープ15を巻い
て束ねてある。差込み軸14は先細りに形成されて台座
1に差込まれている。台座1に差込む造花2の種類や本
数は任意に選択することができる。
【0010】造花2には香りを付加することができる。
この場合、造花2の花弁の材料となる布に着色と同時に
香料を含浸させ、その布を裁断して花弁を形成すること
により香りを付加したり、香りが付加されていない花弁
とか芯に粒状の香料を接着剤で付着するなどして香りを
付加する。香りは台座1に差込まれている数種類の造花
2の夫々に個々の花の香りを付加したり、アレンジフラ
ワー10全体で1種類の香りにしたりすることができ
る。いずれにしても、死臭を抑制するような香りを付加
すると良い。造葉3にも同様に死臭を抑制するような香
りを付加することができる。
【0011】リボン4も紙、布等の、燃やしてもダイオ
キシン等の人体に有害な化学物質が発生しない材料で作
られており、それを幾重にも折り返して多重に、その中
央で結んでリボンの形状にしてあり、更に、結んだ箇所
に差込み軸14を取付けてある。(図2(a)では簡略
化して分かり易くするためにリボン4は一重にしてあ
る)差込み軸14も、燃やしても人体に有害な化学物質
が発生しない木、竹等の材料で形成されている。リボン
4も他の形状とすることができる。リボン4にも死臭を
抑制するような香りを付加することができる。
【0012】図1に示す造花2、造葉3は、図2に示す
様に別々に作られているが、造花2と造葉3は1本の茎
や枝に取付けたものでもよく、それらを台座1に数本差
込むこともできる。
【0013】装飾物5は造花2、造葉3、リボン4に限
られるものではなく、それ以外の他のものであってもよ
く、それらをどの様に組み合わせたり、配列したりして
もよい。
【0014】図1のアレンジフラワー10は造花2、造
葉3、リボン4等の装飾物5が差込まれた台座1の底面
11から外周までを薄いラッピング材6で被覆し、その
ラッピング材6の外周のうち台座1のすぐ上の部分にテ
ープ7を巻き、そのテープ7を蝶結びにして台座1に取
り付けてある。テープ7はその結び目を正面に位置させ
て、それ自体が飾りの役割も果たすようにしてある。
【0015】ラッピング材6には例えば正方形で異なる
色の二枚の和紙が使用され、その2枚を図3の様に90
度向きをずらして重ねて、ラッピング材6の上周縁部8
が台座1の外周面より上方に突出して、台座1に差込ま
れている装飾物5(造花2、造葉3、リボン4)の根元
部分が被覆されると共にそのラッピング材6の上周縁部
8が装飾にもなるようにしてある。ラッピング材6は和
紙に限られるものではなく、布でも良いし、他の材質で
もよいが、いずれの場合も、燃やしても人体に有害な物
質が発生しない材料で作る。ラッピング材6は二枚重ね
ではなく、一枚でしようしてもよく、3枚以上重ねて使
用することもできる。ラッピング材6の形状も正方形で
はなく、長方形、多角形、楕円形、円形等の任意の形状
とすることができ、また、扁平なものではなく、波打っ
たような材質とか、一枚が多色に着色されているもので
あってもよい。ラッピング材6にも死臭を抑制するよう
な香りを付加することができる。
【0016】台座1を被覆したラッピング材6の底面1
6には図1に示すように両面テープの外面に剥離紙が張
り付けられた固定材17が取付けられており、その剥離
紙を剥して故人の装束の上に付着させることができるよ
うにしてある。この固定材17も、燃やしても人体に有
害な化学物質が発生しない材質であることが必要であ
る。
【0017】(使用例)本発明のアレンジフラワーは例
えば次のようにして使用することができる。 (1)図3に示すように棺20内に収容された(納棺さ
れた)故人の装束(通常は白装束)の上から、故人の胸
の上に、本願発明のアレンジフラワー10を載せて固定
材17により固定する。 (2)通夜、葬儀が終ったら、棺20内に従来通り生花
とか他のものを入れ、それらとアレンジフラワーを棺2
0と共に火葬場で燃やす。
【0018】
【発明の効果】本発明の第1のアレンジフラワーは、台
座に造花、造葉、リボン等の装飾物を差込み、台座の外
側から台座に差込まれた装飾物の根元部分にかけてをラ
ッピング材で覆い、前記台座、装飾物、ラッピング材を
可燃性で且つ焼却してもダイオキシン等の人体に有害な
化学物質が発生しない材質製としたので、納棺された故
人の装束の上にのせて故人を飾るのに便利であり、しか
も棺に入れたまま燃やしても公害が発生しない。
【0019】本発明の第2のアレンジフラワーは、台
座、装飾物、ラッピング材のいずれか1又は2以上に香
りを付加したので、前記第1のアレンジフラワーの効果
に加えて、死臭を抑制することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアレンジフラワーの一実施形態を示す
説明図。
【図2】(a)は本発明のアレンジフラワーの作製途上
の状態を示す説明図、(b)は造葉の説明図。
【図3】本発明のアレンジフラワーの使用例を示す説明
図。
【符号の説明】
1 台座 2 造花 3 造葉 4 リボン 5 装飾物 6 ラッピング材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台座(1)に造花(2)、造葉(3)、リ
    ボン(4)等の装飾物(5)を差込み、台座(1)の外
    側から台座(1)に差込まれた装飾物(5)の根元部分
    にかけてをラッピング材(6)で覆い、前記台座
    (1)、装飾物(5)、ラッピング材(6)を可燃性で
    且つ焼却してもダイオキシン等の人体に有害な化学物質
    が発生しない材質製としたことを特徴とするアレンジフ
    ラワー。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載のアレンジフラワーにお
    いて、台座(1)、装飾物(5)、ラッピング材(6)
    のいずれか1又は2以上に香りが付加されたことを特徴
    とするアレンジフラワー。
JP11030660A 1999-02-08 1999-02-08 アレンジフラワー Pending JP2000226712A (ja)

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JP11030660A JP2000226712A (ja) 1999-02-08 1999-02-08 アレンジフラワー

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