JPH0240984Y2 - - Google Patents

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JPH0240984Y2
JPH0240984Y2 JP14831986U JP14831986U JPH0240984Y2 JP H0240984 Y2 JPH0240984 Y2 JP H0240984Y2 JP 14831986 U JP14831986 U JP 14831986U JP 14831986 U JP14831986 U JP 14831986U JP H0240984 Y2 JPH0240984 Y2 JP H0240984Y2
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JP
Japan
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fragrance
decoration
aroma
cherry
microcapsules
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JP14831986U
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JPS6353548U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は粉末に潰すことにより芳香を発散するマ
イクロカプセルの微粒子香を通気性和紙袋内に包
蔵した芳香体を、美麗に着色したごく荒目の布帛
に包み込むと共にその下方に屈曲自在な軸芯を取
着して芳香発散体を形成し、その複数個をひな壇
飾り中の左近のさくらに一体的に配設して、芳香
を発散する様にしたひな壇飾りさくらにおける芳
香発散装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より3月3日の節句におけるひな壇飾りに
は、内裏雛、官女、五人囃、随身、衛士などの人
形と、屏風、御殿、さくらとたちばな、雪洞、重
箱、単笥、長持、挾箱、御駕籠、御所車、鏡台、
針箱等の調度と、供物をのせる御膳、菱餅、菓子
をもる菱台、高杯、三方等を7段のひな壇に飾り
付けるものである。そしてこれらのひな壇飾りは
地方により多少の差異があるものの上記の人形と
調度品を伝来の飾り方に従い飾り付けているもの
で、近時においてはこのひな壇飾りさくら、その
他が何れも豪華なものとなり、かつ全体が大形化
し、ひな飾りを眺めて楽しみつつ女児を祝う行事
となつていたものであるが、樹木としての飾りさ
くらより無形の芳香を発散させてひな飾りの雰囲
気を釀し出さんとする手段はなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこの様な現在のひな壇飾りさく
ら、その他は、ひな壇の数も多く、又人形及び調
度品が豪華であるもののその豪華さ或は立派さは
視覚によりこれを訴えて女児の成長の悦びを表わ
す様にしているのみである。従つてこの豪華或は
立派ななひな壇飾りをより引立てて視覚以外無形
の芳香を与える様にすれば尚一層の悦びと豪華さ
が増すことができると共に商品価値も上昇するも
のであるが、この様な視覚以外無形の芳香を与え
る様なひな壇飾りは未だ需要家に提供されていな
かつたので、本案は飾りさくらによりこれを行わ
んとするものである。
(問題点を解決する為の手段) 本案は叙上の如き現状に鑑みて考案したもので
あつて、ひな壇飾り中の唯一の樹木を飾る衛士の
段の右近のたちばな、左近のさくらのうち、さく
らの蕾より芳香が発散すべくマイクロカプセルの
微粒子香を通気性を有する和紙袋内に包蔵した芳
香体を、ごく荒目として通気性に富む布帛に包み
込むと共にその下方に屈曲自在とする軸芯を取着
して芳香発散体を形成し、これを複数個左近のさ
くらの蕾とする如く配設して従来と何ら形状が異
なる事なくこのさくらより芳香を発散させる様に
したものである。そしてこのさくらの芳香発散体
よりの芳香を発散させる為には、芳香体中のマイ
クロカプセルの微粒子香はその儘では発香せずし
て長期間の保存に耐え得る様に微粒子香としてい
るが、ひな壇を飾る時にこの芳香発散体を指先で
押圧して粉末に潰すことにより芳香が発散する様
にしているものであるから、従来のひな壇飾りの
形状を何ら損うことなく豪華なひな飾りを楽しむ
事が出来ると共に、このひな飾り全体を芳香が包
み込んでひな祭りを雅趣に富んだものとして楽し
むことが出来るものである。
(作用) 本案は飾りさくらの蕾として配設の芳香発散体
上端部の球形の布帛を指先で押圧することにより
その内部に包み込んだ芳香体内に包蔵するマイク
ロカプセルの微粒子香を容易に潰すことが出来る
ものであつて、このマイクロカプセルのの微粒子
香は、香源体をゼラチンで被覆しカプセルとした
ものであつて、通気性の和紙袋内に包蔵されてお
り、その儘では外気に耐え発香しないが、粉末に
潰せば発香してその芳香は通気性の和紙袋とごく
荒目の布帛とを通過して外気に漂うものである。
従つて毎年ひな壇を飾る時に蕾として配設せる芳
香発散体の上端部を指先で押圧することによりひ
な壇を飾つている期間中芳香が漂い、又これを保
存している時には無用に芳香が発散することがな
いので長期間芳香を楽しむことが出来、万一芳香
が発散しなくなれれば屈曲自在とした芳香発散体
下方の軸芯より取替えれば前同様の芳香が再度楽
しむことが出来るものである。
(実施例) 本案の一実施例を説明すれば、粉末に潰すこと
により芳香を発散するマイクロカプセルの微粒子
香1を通気性の和紙袋2内に包蔵した芳香体3
を、美麗に着色したごく荒目の布帛4により包み
込むと共にその下方に屈曲自在な軸芯5を取着し
て芳香発散体6を形成し、その芳香発散体6を複
数個ひな壇飾り中の左近のさくら7の蕾8として
一体的に配設してなるものであつて、図中9は化
粧紙、10は枝、11は柵、12は台座である。
本案は叙上の如き構成によりなるものであつ
て、芳香体3はマイクロカプセルの微粒子香1を
通気性の和紙袋2内に包蔵しており、このマイク
ロカプセルの微粒子香1はその儘では発香せず外
部より力を加えて粉末にすることにより発香する
ものである。従つてひな壇の飾り付け時には左近
のさくら7の蕾8に配設した芳香発散体6の上端
部内の芳香体3を指先で押圧を加えることにより
この内部のマイクロカプセルの微粒子香1を粉末
にすれば容易に芳香の発散を行うことが出来るも
のである。
(考案の効果) 本案はひな壇飾りさくらの蕾に配設するもので
あつて、芳香発散体6内に包み込む芳香体3内の
マイクロカプセルの微粒子香1を指先で粉末に潰
すことにより容易に芳香の発散が行なえ、この芳
香は通気性の和紙袋2と荒目の布帛4を通過して
ひな壇飾り全体を芳香が包み込んで従来にない雅
趣に富んだものとして珍重がられるものであり、
毎年、毎年の長期間の発香によりマイクロカプセ
ルの微粒子香1が粉末化して芳香が発散しななく
なれば、下方を屈曲自在とした芳香発散体6の軸
芯5を外し、新たな芳香発散体6と取替れば又同
様の効果を発揮するものであつて、この芳香発散
体6を小形のものとすれば小形の飾りさくらに利
用出来、大形にすれば大形の飾りさくらに配設で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は芳香発散体の正面図、第2図は同上の
縦断面図、第3図は芳香体の一部切欠拡大図、第
4図はさくらの蕾とした時の拡大図、第5図は左
近のさくらの斜面図である。 図中、1……マイクロカプセルの微粒子香、2
……和紙袋、3……芳香体、4……布帛、5……
軸芯、6……芳香発散体、7……さくら、8……
蕾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉末に潰すことにより芳香を発散するマイクロ
    カプセルの微粒子香1を通気性の和紙袋2内に包
    蔵した芳香体3を、荒目の布帛4により包み込む
    と共にその下方に屈曲自在な軸芯5を取着して芳
    香発散体6を形成し、その芳香発散体6の複数個
    をひな壇飾りの左近のさくら7の複数個の蕾8に
    配設してなるひな壇飾りさくらにおける芳香発散
    装置。
JP14831986U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH0240984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14831986U JPH0240984Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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JP14831986U JPH0240984Y2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6353548U JPS6353548U (ja) 1988-04-11
JPH0240984Y2 true JPH0240984Y2 (ja) 1990-10-31

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