JP3184105U - メッセージ記入機能付き棺及びこれに使用するメッセージ記入片 - Google Patents
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Abstract
【課題】葬儀の際に遺族等が自由に思い思いのメッセージを書くことができるメッセージ記入機能付き棺及びこれに使用するメッセージ記入片を提供する。【解決手段】蓋1又はこの蓋1で開口状の上面を閉塞する棺本体2の少なくとも一方の外面に取り付けるメッセージ記入片3を備えてなる。上記のメッセージ記入片3を、メッセージを記入するシート状部3aと、このシート状部3aの上面であるメッセージの記入箇所3a1を覆う装飾部3bとで形成する。このメッセージ記入片3の取り付け箇所4を、蓋1又は棺本体2の少なくとも一方の外面に、上記の装飾部3bと調和する模様で形成する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本考案は、棺に関し、更に詳しくは故人に対する感謝やお別れ等の言葉を記入するメッセージ記入片を備えたメッセージ記入機能付き棺及びこの棺に使用するメッセージ記入片に関するものである。
従来、葬儀の際に、故人に対する感謝や惜別の情を記すためのメッセージ用紙は知られている(例えば特許文献1参照)。この従来品は、表面に菩提樹の葉の葉脈が貼り付けられ、また仏教や釈迦に関連する文言や図柄が印刷されており、葬儀の際に、これを遺族や親しい友人に配ってメッセージを記載してもらい、生花などと一緒に棺に入れて使用する。
また従来、棺の蓋や側面などに、人工ダイヤモンドの粒を貼り付け、例えば「天国で幸せに」等のメッセージを付すように形成した棺も知られている(例えば特許文献2参照)。
また従来、紙の表面に、メッセージ記入用の余白部が設けられ、裏面に、剥離紙で覆われて接着剤が塗布され、剥離紙を剥がして棺桶の蓋の上面等に貼って使用するシートやシールも周知である(例えば特許文献3、4参照)。
而して、特許文献1の従来品は、メッセージを書くための用紙に関するアイデアである。従って、これによっては、棺を装飾したり、棺との関係でメッセージ用紙が、遺族や参列者の心を慰めたり、見送りの気持ちを高める等の機能を果たすことができなかった。
また特許文献2の従来品は、人工ダイヤモンドの粒を棺に貼り付けて装飾したり、故人に対するメッセージを表現するものである。従って、この場合は、人工ダイヤモンドで棺を装飾できるものの、これによっては、葬儀の際に、遺族等が思い思いの言葉を書き、書いたものをその場で棺に付すことができない、という問題点があった。
また特許文献3、4の従来品は、葬儀の際に、遺族等が思い思いの言葉をシートやシールに書いて棺の蓋等に貼ることができる。
しかしながら、これらの従来品は、シートやシールが印刷等で綺麗に作られていても、通常、遺族等の判断で棺の好みの位置に貼り付けられるものであった。
しかしながら、これらの従来品は、シートやシールが印刷等で綺麗に作られていても、通常、遺族等の判断で棺の好みの位置に貼り付けられるものであった。
従って、これらの従来品の場合は、棺にシール等が雑然と貼り付けられることが多く、その結果、これらによると、棺の厳粛な雰囲気や美感を損ない易く、シール等で棺の装飾性を高めることができなかった。
本考案は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、葬儀の際に遺族等が自由に思い思いのメッセージを書くことができるだけではなく、メッセージの記入片が棺の装飾性を高め、棺と協働して棺を装飾できるように形成した棺及びこの棺に使用するメッセージ記入片を提供することにある。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、葬儀の際に遺族等が自由に思い思いのメッセージを書くことができるだけではなく、メッセージの記入片が棺の装飾性を高め、棺と協働して棺を装飾できるように形成した棺及びこの棺に使用するメッセージ記入片を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、蓋1又はこの蓋1で開口状の上面が閉塞される棺本体2の少なくとも一方の外面に取り付けられるメッセージ記入片3を備えてなる棺であって、上記のメッセージ記入片3が、メッセージを記入するシート状部3aと、このシート状部3aの上面であるメッセージの記入箇所3a1を覆う装飾部3bとで形成され、このメッセージ記入片3の取り付け箇所4が、蓋1又は棺本体2の少なくとも一方の外面に、上記の装飾部3bと調和する模様で形成されていることを特徴とする(請求項1)。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、蓋1又はこの蓋1で開口状の上面が閉塞される棺本体2の少なくとも一方の外面に取り付けられるメッセージ記入片3を備えてなる棺であって、上記のメッセージ記入片3が、メッセージを記入するシート状部3aと、このシート状部3aの上面であるメッセージの記入箇所3a1を覆う装飾部3bとで形成され、このメッセージ記入片3の取り付け箇所4が、蓋1又は棺本体2の少なくとも一方の外面に、上記の装飾部3bと調和する模様で形成されていることを特徴とする(請求項1)。
ここで、装飾部3bと調和する模様とは、装飾部3bに対応してデザインされており、装飾部3bと協働して完成する図柄や、まとまりを生じる図柄を意味する。模様は、通常、線、図形、文字、記号、色彩、又はこれらの結合によって形成される。
而して、本考案の場合、メッセージ記入片3の取り付け箇所4が植物の図柄であり、メッセージ記入片3の装飾部3bがこの植物の花を模して形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこの場合は、植物や花が安らかな雰囲気を醸し出し、霊を慰め、見送る人の気持ちを鎮めるのに役立つからである。ここで、植物の花を模して、とは、具体的には植物が、例えば菊の場合は、取り付け箇所4に菊の茎4aや葉4bが描かれ、装飾部3bは菊の花で形成されることを意味する。ここで、花には、蕾も含まれる。
また本考案の棺に使用するメッセージ記入片3としては、メッセージを記入するシート状部3aと、このシート状部3aの上面であるメッセージの記入箇所3a1を覆う装飾部3bとで形成されているものがある(請求項3)。
またこの場合、メッセージ記入片3は、シート状部3aと装飾部3bとが連接され、装飾部3bが、シート状部3aの上に折り返し可能に、且つ折り返し後にシート状部3aに止め付け可能に形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、装飾部3bを折り返すことで、シート状部3aを簡単、迅速に被覆できるからである。またこれによると、折り返したシート状部3aが装飾部3bから離れることを確実に防止でき、メッセージ記入片3を棺に整然と綺麗に取り付けることができるからである。
本考案は、このようにメッセージ記入片が、メッセージを記入するシート状部と、このシート状部の上面であるメッセージの記入箇所を覆う装飾部とで形成され、このメッセージ記入片の取り付け箇所が、蓋又は棺本体の少なくとも一方の外面に、上記の装飾部と調和する模様で形成されているものである。
従って本考案の棺、及びメッセージ記入片によれば、遺族等が故人に対して感謝の言葉等を書き、このメッセージ記入片を棺に取り付けることができるから、これによれば、遺族等の気持が和み、お別れの気持ちを高めることができる。
また本考案品は、メッセージ記入片の装飾部と、その取り付け箇所との調和がとられている。従って、これによれば、棺を綺麗に装飾でき、棺の装飾性や美感を高めることができる。
また本考案品は、メッセージ記入片の装飾部と、その取り付け箇所との調和がとられている。従って、これによれば、棺を綺麗に装飾でき、棺の装飾性や美感を高めることができる。
また本考案の場合は、メッセージの記入箇所を装飾部で覆うことができる。
従って、これによれば、メッセージが露出することで棺の体裁が損なわれることを防止できる。またこの場合は、メッセージが第三者に読まれることを防止できるから、これによると、遺族等が気兼ねなく、お別れの言葉等を記入することができる。
従って、これによれば、メッセージが露出することで棺の体裁が損なわれることを防止できる。またこの場合は、メッセージが第三者に読まれることを防止できるから、これによると、遺族等が気兼ねなく、お別れの言葉等を記入することができる。
以下、本考案を実施するための好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案の棺は、図1等に示されるように、蓋1又はこの蓋1で開口状の上面が閉塞される棺本体2の少なくとも一方の外面に取り付けられるメッセージ記入片3を備えて形成されている。
本考案の棺は、図1等に示されるように、蓋1又はこの蓋1で開口状の上面が閉塞される棺本体2の少なくとも一方の外面に取り付けられるメッセージ記入片3を備えて形成されている。
上記のメッセージ記入片3は、メッセージを記入するシート状部3aと、このシート状部3aの上面であるメッセージの記入箇所3a1を覆う装飾部3bとで形成されている。この場合、メッセージ記入片3は、火葬時に有害物を発生させることのない紙等の可燃性素材で形成されている。
またメッセージ記入片3は、この実施形態ではシート状部3aと装飾部3bとが連接されている。具体的には、図5に示されるように、一枚の厚紙が中央の折り目3cを介してほぼ左右対称形に、且つ二つ折り状に形成され、一方側(図面上、左側)がシート状部3aに、他方側(図面上、右側)が装飾部3bに形成されている。
シート状部3aの下面は、粘着層3d(図6等参照)に形成され、この粘着層3dは剥離紙3eで覆われている。
また装飾部3bは、シート状部3aの上に折り返し可能に、且つ折り返し後にシート状部3aに止め付け可能に形成されている。具体的には、シート状部3aの端部に舌片状の差込片3fが突出状に形成されている。そして、装飾部3bをシート状部3aに折り返して重合したとき、差込片3fに対応する装飾部3bの位置に、差込片3fを差し込むための切り込み3gが形成されている。
また装飾部3bは、シート状部3aの上に折り返し可能に、且つ折り返し後にシート状部3aに止め付け可能に形成されている。具体的には、シート状部3aの端部に舌片状の差込片3fが突出状に形成されている。そして、装飾部3bをシート状部3aに折り返して重合したとき、差込片3fに対応する装飾部3bの位置に、差込片3fを差し込むための切り込み3gが形成されている。
4(図1A等参照)は、メッセージ記入片3の取り付け箇所である。この取り付け箇所4は、この実施形態では蓋1の上面と、棺本体2の周側部の外面に、上記の装飾部3bと調和する模様で形成されている。この実施形態の場合、メッセージ記入片3の取り付け箇所4は、植物(例えば菊やバラなど)の茎4aや葉4bからなる図柄で形成されている。具体的には、例えばシールに図柄がカラー印刷され、このシールが、蓋1の上面と棺本体2の周側部の外面に貼り付けられることで取り付け箇所4が形成されている。
またメッセージ記入片3の装飾部3bは、この実施形態では取り付け箇所4に表現されている植物の花を模して形成されている。また装飾部3bは、花弁3b1や花芯3b2が別個に作られ、ベース部3b3に積み重ねられて立体状に形成されている。
次に、この実施形態の本考案品の使用例を説明する。
先ず、遺族や参列者は、シート状部3aに、故人へのお別れの言葉や感謝の言葉、お礼の言葉等、思い思いの言葉を記入する。この場合、遺族等は、シート状部3aに言葉以外の絵等を記入するのでも良く、またメッセージを記入することなく本考案品を使用するのでも良いことは勿論である。
次に、遺族等は、装飾部3bを、図6、図7に示されるように、シート状部3aに折り重ねる。そして、差込片3fを、装飾部3bの切り込み3gに、上から下に向けて差し込み、装飾部3bをシート状部3aに止め付ける。
その後、遺族等は、メッセージ記入片3の裏面の剥離紙3eをはがす。そして、蓋1の上面と、棺本体2の周側部の外面のメッセージ記入片3の取り付け箇所4に、メッセージ記入片3を貼り付ける。
この実施形態の本考案品は、上記の通り、装飾部3bが立体状に形成されている。従って、この実施形態の本考案品によると、装飾部3bが盛り上がり、この装飾部3bによって棺を印象的に、また綺麗に飾ることができる。
また本考案の場合、メッセージ記入片3の取り付け箇所4と装飾部3bのデザインが対応し調和がとられている。従って、本考案品によれば、遺族等の気持ちが和み、また故人を見送る気持ちを高めることができる。
以上の処において、本考案品は、剥離紙3eを剥がしてメッセージ記入片3を貼り付ける場合には限られない。即ち、本考案品は、例えばシート状部3aの裏面に接着剤を塗布して貼り付けたり、ピンや画鋲類で止め付けたり、或いは蓋1や棺本体2にメッセージ記入片3の挟み込みや嵌合用の手段を形成しておき、これらの手段を介してメッセージ記入片3を止め付けるのでも良い。
また本考案の場合、メッセージ記入片3の装飾部3bは、立体的に形成される場合には限られず、平面状に形成され、表面に花等の絵が印刷されているのでも良い。
1 蓋
2 棺本体
3 メッセージ記入片
3a シート状部
3a1 メッセージの記入箇所
3b 装飾部
4 メッセージ記入片の取り付け箇所
2 棺本体
3 メッセージ記入片
3a シート状部
3a1 メッセージの記入箇所
3b 装飾部
4 メッセージ記入片の取り付け箇所
Claims (4)
- 蓋又はこの蓋で開口状の上面が閉塞される棺本体の少なくとも一方の外面に取り付けられるメッセージ記入片を備えてなる棺であって、上記のメッセージ記入片が、メッセージを記入するシート状部と、このシート状部の上面であるメッセージの記入箇所を覆う装飾部とで形成され、このメッセージ記入片の取り付け箇所が、蓋又は棺本体の少なくとも一方の外面に、上記の装飾部と調和する模様で形成されていることを特徴とするメッセージ記入機能付き棺。
- 請求項1記載のメッセージ記入機能付き棺であって、メッセージ記入片の取り付け箇所が植物の図柄であり、メッセージ記入片の装飾部がこの植物の花を模して形成されていることを特徴とするメッセージ記入機能付き棺。
- 請求項1記載のメッセージ記入機能付き棺に使用するメッセージ記入片であって、メッセージを記入するシート状部と、このシート状部の上面であるメッセージの記入箇所を覆う装飾部とで形成されていることを特徴とするメッセージ記入片。
- 請求項3記載のメッセージ記入機能付き棺に使用するメッセージ記入片であって、シート状部と装飾部とが連接され、装飾部が、シート状部の上に折り返し可能に、且つ折り返し後にシート状部に止め付け可能に形成されていることを特徴とするメッセージ記入片。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001827U JP3184105U (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | メッセージ記入機能付き棺及びこれに使用するメッセージ記入片 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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2013
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