JP2002112539A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

Info

Publication number
JP2002112539A
JP2002112539A JP2000302185A JP2000302185A JP2002112539A JP 2002112539 A JP2002112539 A JP 2002112539A JP 2000302185 A JP2000302185 A JP 2000302185A JP 2000302185 A JP2000302185 A JP 2000302185A JP 2002112539 A JP2002112539 A JP 2002112539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
winding
control circuit
switching power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000302185A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Akashi
裕樹 明石
Takuya Ishii
卓也 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000302185A priority Critical patent/JP2002112539A/ja
Publication of JP2002112539A publication Critical patent/JP2002112539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時間が短く、また、入力電圧の変動に対
して過電流制限値の変動幅が小さいスイッチング電源装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 1次巻線41と2次巻線42と制御巻線
43と補助巻線44を有するトランス40と、スイッチ
ング素子51のオンオフを制御する制御回路91を有
し、スイッチング素子のオンオフ動作により直流入力電
圧が1次巻線に印加され、制御巻線に誘起するフライバ
ック電圧を整流平滑して制御回路への電源電圧として供
給し、2次巻線に誘起するフライバック電圧を整流平滑
して負荷へ出力電圧として供給する。補助巻線に誘起す
るフォワード電圧を用いて制御回路へ電力供給する事で
制御回路の電圧源となる平滑コンデンサ32の容量値を
少なくし、補助巻線に誘起するフォワード電圧を用いて
制御回路の電流制限端子の電圧が所定の電圧に達するま
での時間を入力電圧の変動に応じて変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に用
いられるフライバック方式のスイッチング電源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のフライバック方式のスイッチング
電源装置について図12から図14を参照しながら説明
する。
【0003】図12は従来のスイッチング電源装置の回
路構成図である。図12において、11は直流入力電圧
源であり、その直流電圧をVinとする。40は1次巻線
41と2次巻線42と制御巻線43を有するトランスで
あり、1次巻線41と2次巻線42と制御巻線43との
巻数比は1:n1:n2となっている。51はMOSFET
に代表されるスイッチング素子であり、61は検出抵抗
であり、トランス40の1次巻線41とスイッチング素
子51と検出抵抗61の直列回路が直流入力電圧源11
の両端に接続される。
【0004】71は整流ダイオードであり、31は出力
コンデンサであり、81は負荷であり、2次巻線42の
両端には整流ダイオード71と出力コンデンサ31との
直列回路が接続され、出力コンデンサ31の両端には負
荷81が接続され、2次巻線42に誘起するフライバッ
ク電圧を整流平滑して負荷81へ出力電圧(Vo)として
供給している。
【0005】72は整流ダイオードであり、32は平滑
コンデンサであり、91は少なくとも電源電圧端子(Vc
c)とグランド端子(GND)と出力端子(OUT)とフィー
ドバック端子(FB)と電流制限端子(CLM)を有する制
御回路であり、制御巻線43に整流ダイオード72と平
滑コンデンサ32との直列回路が接続され、平滑コンデ
ンサ32の正極端子と負極端子にはそれぞれ制御回路9
1の電源電圧端子(Vcc)とグランド端子(GND)が接続
され、制御巻線43に誘起するフライバック電圧を整流
平滑して制御回路91へ電源電圧として供給している。
【0006】制御回路91において、電源電圧端子(Vc
c)は起動抵抗62を介して直流入力電圧源11の正極
端子と接続され、制御回路91の起動に必要な電源電圧
を前記直流入力電圧源11から供給される。出力端子
(OUT)は駆動抵抗63を介してスイッチング素子51
のゲート端子に接続され、スイッチング素子51のオン
オフ動作を行う。電流制限端子(CLM)は検出抵抗61
の両端に接続された抵抗64と抵抗65との直列回路の
抵抗64と抵抗65との接続点に接続され、検出抵抗6
1に発生する電圧(V61)を検知する。この電圧(V61)
が所定の電圧に達するとスイッチング素子51をオフさ
せることで1次巻線41とスイッチング素子51を介し
て流れる入力電流を制限する。フィードバック端子(F
B)は出力電圧検出回路92とフォトカプラ93とを介
して出力コンデンサ31の正極端子と接続され、出力電
圧(Vo)を検知する。制御回路91は出力電圧(Vo)が
一定の電圧となるように、スイッチング素子51のオン
オフ比を変化させている。
【0007】次に、従来のスイッチング電源装置におけ
る起動時の動作、及び、入力電流制限動作について図1
3と図14を参照しながら説明する。
【0008】図13は従来のスイッチング電源装置にお
ける起動時の平滑コンデンサ32の電圧変化を示す図で
あり、動作状態の時間的変化を示すため、時刻T0からT3
を図中に示している。
【0009】図14は図13に示す時刻T1から時刻T2の
期間における各部の電圧波形図であり、図14におい
て、(a)はスイッチング素子51のゲート端子電圧
(Vg)を示しており、(b)は制御巻線43の巻線電圧
(V43)を示しており、(c)は平滑コンデンサ32の
電圧(V32)を示している。
【0010】時刻T0において、直流入力電圧源11に直
流電圧(Vin)が発生すると、起動抵抗62を介して平
滑コンデンサ32は充電され、その電圧(V32)は上昇
する。
【0011】時刻T1において、平滑コンデンサ32の電
圧(V32)が制御回路91の起動開始電圧(Vstart)と
なると、制御回路91によってスイッチング素子51は
オンオフ動作を開始する。制御巻線43にはフライバッ
ク電圧(Vo×n2/n1)が誘起するが、制御回路91の起
動開始直後は、出力電圧(Vo)は略0Vから充電されるた
め、制御巻線43に誘起するフライバック電圧は平滑コ
ンデンサ32の電圧(V32)よりも低く、平滑コンデン
サ32は電力供給されないため、平滑コンデンサ32の
電圧(V32)は低下していく。
【0012】その後、出力電圧(Vo)の上昇と共に制御
巻線43に誘起するフライバック電圧も上昇し、フライ
バック電圧が平滑コンデンサ32の電圧(V32)と等し
くなる時刻T2以降は、フライバック電圧による電力供給
により平滑コンデンサ32の電圧(V32)は上昇してい
く。従って、平滑コンデンサ32には、時刻T1から時刻
T2の時間帯で、制御回路91の動作停止電圧(Vstop)
まで低下しないように十分な容量値が設定される。
【0013】時刻T3において、出力電圧(Vo)が所定の
電圧に達して定常動作となると、平滑コンデンサ32の
電圧(V32)も一定の電圧に安定する。
【0014】次に、入力電流制限動作について説明す
る。
【0015】スイッチング素子51がオンすると、1次
巻線41、スイッチング素子51及び検出抵抗61を通
して電流が流れ、検出抵抗61にはこの電流による電圧
(V61)が発生する。検出抵抗61に発生した電圧(V6
1)は抵抗64を介して制御回路91の電流制限端子(C
LM)に印加される。制御回路91はこの電圧(V61)と
制御回路91内部の所定の電圧とを比較して、所定の電
圧より高くなるとスイッチング素子51をオフさせる。
つまり、入力電流がある一定値以上に増えないように制
限することにより過電流保護を行っている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例のスイ
ッチング電源装置では、起動抵抗62による損失を少な
くするよう抵抗値を大きく設定すると、制御回路91が
起動するまでの時間(図13のT0からT1までの時間)
は、起動抵抗62の抵抗値と平滑コンデンサ32の容量
値で決まるため、スイッチング電源装置の起動時間は長
くなってしまう。そこで、平滑コンデンサ32の容量値
を小さくすることで起動時間を短くしようと試みると、
図15のように、フライバック電圧による充電開始が間
に合わず、平滑コンデンサ32の電圧(V32)が制御回
路91の動作停止電圧(Vstop)に達して制御回路91
が停止する。この状態では、その後、直流入力電圧源1
1の直流電圧(Vin)より起動抵抗62を介して充電さ
れ、制御回路91は再起動するが前述した動作を繰り返
し、起動不良を起こすという問題点があった。
【0017】また、同じ出力電力であれば入力電圧が低
いほど入力電流は大きくなる。従来例におけるスイッチ
ング電源装置の入力電流制限動作の場合、入力電流を検
出・制限するレベルは入力電圧によらず一定であるの
で、図16に示すように、直流電圧(Vin)が低くなる
方向へ変動すると、入力電流制限値も低くなる方向へ進
み、逆に、直流電圧(Vin)が高くなる方向に変動する
と、入力電流制限値も高くなる方向へ変動してしまう。
従って、入力電圧が高いほど電流制限値は大きくなり、
その多大な電力を許容できるように構成部品も大型にし
てしまうという問題点があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明のスイッチング電源装置は、直流入力電圧
源と、1次巻線と2次巻線と制御巻線と補助巻線を有す
るトランスと、スイッチング素子と、前記スイッチング
素子のオンオフを制御する制御回路とから構成され、前
記スイッチング素子のオンオフ動作により前記直流入力
電圧が前記1次巻線に印加され、前記制御巻線に誘起す
るフライバック電圧を整流平滑して前記制御回路への電
源電圧として供給し、前記2次巻線に誘起するフライバ
ック電圧を整流平滑して負荷へ出力電圧として供給する
フライバック方式のスイッチング電源装置であって、前
記補助巻線に誘起するフォワード電圧を用いて前記制御
回路へ電力供給する電力供給回路と、前記補助巻線に誘
起するフォワード電圧を用いて前記直流入力電圧源から
の入力電流の電流制限値を前記直流入力電圧の変動に対
して補正する電流制限補正回路とを有する。
【0019】このスイッチング電源装置によれば、前記
補助巻線に誘起するフォワード電圧を、前記制御回路へ
の電源電圧や前記スイッチング素子への駆動電圧として
供給することにより、前記制御回路の電圧源となる平滑
コンデンサの容量値を少なくでき、スイッチング電源装
置の起動時間を短くすることができる。また、前記補助
巻線に誘起するフォワード電圧が入力電圧と比例した電
圧となることから、前記補助巻線と前記制御回路の電流
制限端子、又は最大オン期間設定端子とを前記電流制限
補正回路を介して接続し、これらの端子に流す電流を入
力電圧の変動に応じて変化させることで、入力電圧の変
動に伴う入力電流制限値の変動幅を小さくすることが出
来る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスイッチング電源
装置の好適な実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。なお、前述した従来のスイッチング電源装置
と同一機能、構成には同一参照符号を付して説明する。
【0021】《実施の形態1》本発明の実施の形態1に
おけるスイッチング電源装置について、図1から図4を
参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1に
おけるスイッチング電源装置の回路構成図である。
【0022】図1において、11は直流入力電圧源であ
り、その直流電圧をVinとする。40は1次巻線41と
2次巻線42と制御巻線43と補助巻線44とを有する
トランスであり、1次巻線41と2次巻線42と制御巻
線43と補助巻線44の巻数比は1:n1:n2:n3となっ
ている。51はMOSFETに代表されるスイッチング
素子であり、61は検出抵抗であり、トランス40の1
次巻線41とスイッチング素子51と検出抵抗61との
直列回路が直流入力電圧源11の両端に接続される。
【0023】71は整流ダイオードであり、31は出力
コンデンサであり、81は負荷であり、2次巻線42の
両端には整流ダイオード71と出力コンデンサ31との
直列回路が接続され、出力コンデンサ31の両端には負
荷81が接続され、2次巻線42に誘起するフライバッ
ク電圧を整流平滑して負荷81へ出力電圧(Vo)として
供給している。
【0024】72は整流ダイオードであり、32は平滑
コンデンサであり、91は少なくとも電源電圧端子(Vc
c)とグランド端子(GND)と出力端子(OUT)とフィー
ドバック端子(FB)と電流制限端子(CLM)を有する制
御回路であり、制御巻線43には整流ダイオード72と
平滑コンデンサ32との直列回路が接続され、平滑コン
デンサ32の正極端子と負極端子にはそれぞれ制御回路
91の電源電圧端子(Vcc)とグランド端子(GND)が接
続され、制御巻線43に誘起するフライバック電圧を整
流平滑して制御回路91へ電源電圧として供給してい
る。
【0025】制御回路91において、電源電圧端子(Vc
c)は起動抵抗62を介して直流入力電圧源11の正極
端子と接続され、制御回路91の起動に必要な電源電圧
を前記直流入力電圧源11から供給される。出力端子
(OUT)は駆動抵抗63を介してスイッチング素子51
のゲート端子に接続され、スイッチング素子51のオン
オフ動作を行う。
【0026】電流制限端子(CLM)は検出抵抗61の両
端に接続された抵抗64と抵抗65との直列回路の抵抗
64と抵抗65との接続点に接続され、検出抵抗61に
発生する電圧を検知する。この電圧が所定の電圧になる
とスイッチング素子51をオフさせることで1次巻線4
1とスイッチング素子51を介して流れる入力電流を制
限する。フィードバック端子(FB)は出力電圧検出回路
92とフォトカプラ93とを介して出力コンデンサ31
の正極端子と接続され、出力電圧(Vo)を検知する。制
御回路91は出力電圧(Vo)が一定の電圧となるよう
に、スイッチング素子51のオンオフ比を変化させてい
る。
【0027】73はダイオードであり、66は抵抗であ
り、ダイオード73と抵抗66との直列回路で電力供給
回路10を構成する。補助巻線44は一端を平滑コンデ
ンサ32の負極端子に接続され、他端は電力供給回路1
0を介して平滑コンデンサ32の正極端子に接続され、
補助巻線44に誘起するフォワード電圧を整流平滑して
制御回路91へ電源電圧(V32)として供給している。
【0028】74はダイオードであり、67は補正抵抗
であり、ダイオード74と補正抵抗67との直列回路で
電流制限補正回路20が構成され、補助巻線44と電力
供給回路10との接続点と、制御回路91の電流制限端
子(CLM)との間に、電流制限補正回路20が接続さ
れ、補助巻線44に誘起するフォワード電圧を用いて制
御回路91の電流制限端子(CLM)へ電流を供給してい
る。
【0029】実施の形態1のスイッチング電源装置にお
ける起動時の動作、及び、入力電流制限動作について図
2と図3を参照しながら説明する。
【0030】図2は実施の形態1のスイッチング電源装
置における起動時の平滑コンデンサ32の電圧変化を示
す図であり、動作状態の時間的変化を示すため、時刻T0
からT3を図中に示している。
【0031】図3は図2の図中に示す時刻T1から時刻T2
の期間における各部の電圧波形図であり、図3におい
て、(a)はスイッチング素子51のゲート端子電圧
(Vg)を示しており、(b)は制御巻線43の巻線電圧
(V43)を示しており、(c)は補助巻線44の巻線電
圧(V44)を示しており、(d)は平滑コンデンサ32
の電圧(V32)を示している。
【0032】時刻T0において、直流入力電圧源11に直
流電圧(Vin)が発生すると、起動抵抗62を介して平
滑コンデンサ32は充電され、その電圧(V32)は上昇
する。この時、平滑コンデンサ32の容量値は、前述の
従来のスイッチング電源装置において、起動不良を生じ
た場合の容量値であり、起動不良を生じない容量値の場
合と比べて、直流電圧(Vin)が発生してから制御回路
91が起動するまでの時間が短い。
【0033】時刻T1において、平滑コンデンサ32の電
圧(V32)が制御回路91の起動開始電圧(Vstart)と
なると、制御回路91によってスイッチング素子51は
オンオフ動作を開始する。制御巻線43にはフライバッ
ク電圧(Vo×n2/n1)が誘起するが、制御回路91の起
動開始直後は、出力電圧(Vo)は略0Vから充電されるた
め、制御巻線43に誘起するフライバック電圧は平滑コ
ンデンサ32の電圧(V32)よりも低く、このフライバ
ック電圧による平滑コンデンサ32への電力供給はない
が、補助巻線44には制御回路91の起動開始直後から
直流電圧(Vin)に比例したフォワード電圧(Vin×n3)
が誘起され、このフォワード電圧によって平滑コンデン
サ32は電力供給される。その結果、平滑コンデンサ3
2の電圧(V32)は、制御回路91の消費電力によって
低下するが、従来のスイッチング電源装置に比べて電圧
降下が緩和される。
【0034】その後、出力電圧(Vo)の上昇と共に制御
巻線43に誘起するフライバック電圧も上昇し、フライ
バック電圧が平滑コンデンサ32の電圧(V32)と等し
くなる時刻T2以降は、フライバック電圧による電力供給
により平滑コンデンサ32の電圧(V32)は上昇してい
く。
【0035】時刻T3において、出力電圧(Vo)が所定の
電圧に達して定常動作となると、平滑コンデンサ32の
電圧(V32)も一定の電圧に安定する。
【0036】次に、入力電流制限動作ついて説明する。
【0037】例えば、直流入力電圧源11の直流電圧
(Vin)がVin1〜Vin2(但し、Vin1<Vin2)と変動する
場合、補助巻線44に誘起するフォワード電圧はVin1×
n3からVin2×n3まで変動することになる。この時、制御
回路91の電流制限端子(CLM)には、補助巻線44に
誘起するフォワード電圧と補正抵抗67の抵抗値で決ま
る電流が流れることになる。
【0038】これにより、制御回路91の電流制限端子
(CLM)の電圧が所定の電圧に達するまでの時間は、単
に検出抵抗61に発生した電圧によって電流制限端子
(CLM)の電圧が所定の電圧に達するまでの時間に比べ
て短くなり、その分、スイッチング素子51のオン期間
が絞られて入力電流を制限する。また、補助巻線44に
誘起するフォワード電圧が大きくなるほど、電流制限端
子(CLM)へ流れる電流が増加して、入力電流を絞るこ
とになる。
【0039】図4は直流電圧(Vin)の変動に対する入
力電流制限値の変化の様子を示しており、本発明におけ
る入力電流制限値を実線で示し、従来例の場合を破線で
示している。本発明においても従来例と同様に直流電圧
(Vin)の上昇につれて入力電流制限値は単調に増加す
るが前述の動作によって従来例に比べて傾斜が緩和さ
れ、直流電圧(Vin)の変動に伴う入力電流制限値の変
動幅は、従来例ではICLM3−ICLM1に対し、本発明ではIC
LM2−ICLM1(但し、ICLM3<ICLM2)と小さくなる。
【0040】このように、本発明の実施の形態1におけ
るスイッチング電源装置は、トランス40の補助巻線4
4に誘起するフォワード電圧を制御回路91への電源電
圧として供給することで制御回路91の電圧源となる平
滑コンデンサ32の容量値を少なくでき、これにより、
平滑コンデンサ32の充電期間が短く、スイッチング電
源装置の起動時間を短くすることができる。
【0041】また、補助巻線44に誘起するフォワード
電圧が入力電圧と比例した電圧となることから、補助巻
線44と制御回路91の電流制限端子(CLM)とを、ダ
イオード74と補正抵抗67との直列回路で構成される
電流制限補正回路20を介して接続し、入力電圧の変動
に応じて電流制限端子(CLM)へ流れる電流を変化させ
ることで電流制限端子(CLM)の電圧が所定の電圧に達
するまでの時間も変化し、入力電圧の変動に伴う入力電
流制限値の変動幅を小さくすることが出来る。
【0042】《実施の形態2》以下、本発明の実施の形
態2におけるスイッチング電源装置について、図5から
図6を参照しながら説明する。
【0043】図5は本発明の実施の形態2におけるスイ
ッチング電源装置の回路構成図である。実施の形態2に
おけるスイッチング電源装置は、実施の形態1における
スイッチング電源装置と電流制限補正回路を構成する部
品のみが異なるものである。従って、実施の形態1にお
けるスイッチング電源装置と同一機能、構成については
同一参照符号を付し、説明を省略する。
【0044】図5において、74はダイオードであり、
67は補正抵抗であり、75はツェナーダイオードであ
り、ダイオード74と補正抵抗67とツェナーダイオー
ド75との直列回路で電流制限補正回路20が構成さ
れ、補助巻線44と電力供給回路10との接続点と、制
御回路91の電流制限端子(CLM)との間に、電流制限
補正回路20が接続され、補助巻線44に誘起するフォ
ワード電圧を用いて、制御回路91の電流制限端子(CL
M)へ電流を供給している。
【0045】実施の形態2のスイッチング電源装置にお
ける起動時の動作は、実施の形態1のスイッチング電源
装置における起動時の動作と同一であるため説明を省略
し、入力電流制限動作について説明する。
【0046】例えば、直流入力電圧源11の直流電圧
(Vin)がVin1〜Vin2(但し、Vin1<Vin2)と変動する
場合、補助巻線44に誘起するフォワード電圧はVin1×
n3からVin2×n3まで変動することになる。そこで、ツェ
ナーダイオード75としてツェナー電圧(Vz)が略Vin1
×n3となる素子を選定すると、直流電圧(Vin)が上昇
して補助巻線44に誘起するフォワード電圧がツェナー
電圧(Vz)以上になると、フォワード電圧とツェナー電
圧(Vz)との差分電圧と補正抵抗67の抵抗値で決まる
電流が制御回路91の電流制限端子(CLM)へ流れる。
【0047】これにより、電流制限端子(CLM)の電圧
が所定の電圧に達するまでの時間は、単に検出抵抗61
に発生した電圧によって電流制限端子(CLM)の電圧が
所定の電圧に達するまでの時間に比べて短くなり、その
分、スイッチング素子51のオン期間が絞られて入力電
流を制限する。また、補助巻線44に誘起するフォワー
ド電圧とツェナー電圧(Vz)との差分電圧が大きくなる
ほど、電流制限端子(CLM)へ流れる電流が増加して、
電流制限端子(CLM)の電圧が所定の電圧に達するまで
の時間が短くなり、入力電流を制限することになる。
【0048】図6は直流電圧(Vin)の変動に対する入
力電流制限値の変化の様子を示しており、本発明におけ
る入力電流制限値を実線で示し、従来例の場合を破線で
示している。従来例の場合、直流電圧(Vin)の上昇に
つれて入力電流制限値は単調に増加するのに対し、本発
明の場合、補助巻線44に誘起するフォワード電圧がツ
ェナー電圧(Vz)以上になると前述した動作により入力
電流制限値を下げていく。これにより、直流電圧(Vi
n)の変動に伴う入力電流制限値の変動幅は、従来例で
はICLM3−ICLM1に対し、本発明ではICLM2−ICLM1(但
し、ICLM3<ICLM2)と小さくなる。
【0049】このように、本発明の実施の形態2におけ
るスイッチング電源装置は、トランス40の補助巻線4
4に誘起するフォワード電圧を制御回路91への電源電
圧として供給することで制御回路91の電圧源となる平
滑コンデンサ32の容量値を少なくでき、これにより、
平滑コンデンサ32の充電期間が短く、スイッチング電
源装置の起動時間を短くすることができる。
【0050】また、補助巻線44に誘起するフォワード
電圧が入力電圧と比例した電圧となることから、補助巻
線44と制御回路91の電流制限端子(CLM)とを、ダ
イオード74と補正抵抗67とツェナーダイオード75
との直列回路で構成される電流制限補正回路20を介し
て接続し、入力電圧の変動に応じて電流制限端子(CL
M)へ流れる電流を変化させることで電流制限端子(CL
M)の電圧が所定の電圧に達するまでの時間も変化し、
入力電圧の変動に伴う入力電流制限値の変動幅を小さく
することが出来る。
【0051】《実施の形態3》以下、本発明の実施の形
態3におけるスイッチング電源装置について、図7から
図9を参照しながら説明する。図7は本発明の実施の形
態3におけるスイッチング電源装置の回路構成図であ
る。なお、前述した実施の形態1におけるスイッチング
電源装置と同一機能、構成については同一参照符号を付
し、説明を省略する。
【0052】図7において、73はダイオードであり、
66は抵抗であり、ダイオード73と抵抗66との直列
回路で電力供給回路10を構成する。補助巻線44と電
流制限補正回路20との接続点とスイッチング素子51
のゲート端子との間に電力供給回路10が接続される。
【0053】実施の形態3のスイッチング電源装置にお
いて、入力電流制限動作は、実施の形態1のスイッチン
グ電源装置と同一であるため説明を省略し、起動時の動
作について図8と図9を参照しながら説明する。
【0054】図8は実施の形態3のスイッチング電源装
置における起動時の平滑コンデンサ32の電圧変化を示
す図であり、動作状態の時間的変化を示すため、時刻T0
からT3を図中に示している。
【0055】図9は図8の図中に示す時刻T1から時刻T2
の期間における各部の電圧波形図であり、図9におい
て、(a)はスイッチング素子51のゲート端子電圧
(Vg)を示しており、(b)は制御巻線43の巻線電圧
(V43)を示しており、(c)は補助巻線44の巻線電
圧(V44)を示しており、(d)は平滑コンデンサ32
の電圧(V32)を示している。
【0056】時刻T0において、直流入力電圧源11に直
流電圧(Vin)が発生すると、起動抵抗62を介して平
滑コンデンサ32は充電され、その電圧(V32)は上昇
する。この時、平滑コンデンサ32の容量値は、前述の
従来のスイッチング電源装置において、起動不良を生じ
た場合の容量値であり、起動不良を生じない容量値の場
合と比べて、直流電圧(Vin)が発生してから制御回路
91が起動するまでの時間が短い。
【0057】時刻T1において、平滑コンデンサ32の電
圧(V32)が制御回路91の起動開始電圧(Vstart)と
なると、制御回路91によってスイッチング素子51は
オンオフ動作を開始する。この時のスイッチング素子5
1の駆動方法としては、制御回路91によってスイッチ
ング素子51がオンすると、1次巻線41への直流電圧
(Vin)の印加に伴い、補助巻線44にはVin×n3のフォ
ワード電圧が誘起され、このフォワード電圧がスイッチ
ング素子51のゲート端子に印加されることで制御回路
91によるスイッチング素子51の駆動を補助する。こ
れにより、制御回路91はスイッチング素子51の駆動
電力が軽減されるため、制御回路91全体の消費電力も
軽減される。その結果、平滑コンデンサ32の電圧(V3
2)は、従来のスイッチング電源装置に比べて電圧降下
が緩和される。
【0058】その後、出力電圧(Vo)の上昇と共に制御
巻線43に誘起するフライバック電圧(V43)も上昇
し、フライバック電圧が平滑コンデンサ32の電圧(V3
2)と等しくなる時刻T2以降はフライバック電圧による
電力供給により平滑コンデンサ32の電圧(V32)は上
昇していく。
【0059】時刻T3において、出力電圧(Vo)が所定の
電圧に達して定常動作となると、平滑コンデンサ32の
電圧(V32)も一定の電圧に安定する。
【0060】このように、本発明の実施の形態3におけ
るスイッチング電源装置は、トランス40の補助巻線4
4に誘起するフォワード電圧をスイッチング素子51の
駆動電圧として用いることで制御回路91の消費電力が
軽減するため、制御回路91の電圧源となる平滑コンデ
ンサ32の容量値を少なくでき、これにより、平滑コン
デンサ32の充電時間が短く、スイッチング電源装置の
起動時間を短くすることができる。
【0061】また、補助巻線44に誘起するフォワード
電圧が入力電圧と比例した電圧となることから、補助巻
線44と制御回路91の電流制限端子(CLM)とを、ダ
イオード74と補正抵抗67との直列回路で構成される
電流制限補正回路20を介して接続し、入力電圧の変動
に応じて電流制限端子(CLM)へ流れる電流を変化させ
ることで電流制限端子(CLM)の電圧が所定の電圧に達
するまでの時間も変化し、入力電圧の変動に伴う入力電
流制限値の変動幅を小さくすることが出来る。
【0062】《実施の形態4》以下、本発明の実施の形
態4におけるスイッチング電源装置について、図10と
図11を参照しながら説明する。
【0063】図10は本発明の実施の形態4におけるス
イッチング電源装置の回路構成図である。なお、前述し
た実施の形態1におけるスイッチング電源装置と同一機
能、構成については同一参照符号を付し、説明を省略す
る。
【0064】図10において、91は少なくとも電源圧
印加端子(Vcc)とグランド端子(GND)と出力端子(OU
T)とフィードバック端子(FB)と電流制限端子(CLM)
と最大オン期間設定端子(Ton)を有する制御回路であ
り、33はコンデンサであり、制御回路91の最大オン
期間設定端子(Ton)はコンデンサ33を介して平滑コ
ンデンサ32の負極端子と接続され、制御回路91の内
部にある定電流源より最大オン期間設定端子(Ton)を
介してコンデンサ33へ電流を流し、コンデンサ33の
電圧が所定の電圧になるまでの充電期間がスイッチング
素子51の最大オン期間となるよう設定される。
【0065】74はダイオードであり、67は補正抵抗
であり、ダイオード74と補正抵抗67との直列回路で
電流制限補正回路20が構成され、補助巻線44と電力
供給回路10との接続点と、制御回路91の最大オン期
間設定端子(Ton)との間に、電流制限補正回路20が
接続され、補助巻線44に誘起するフォワード電圧を用
いて、コンデンサ33に電流を供給している。
【0066】実施の形態4のスイッチング電源装置にお
ける起動時の動作は、実施の形態1のスイッチング電源
装置における起動時の動作と同一であるため説明を省略
し、入力電流制限動作について説明する。
【0067】例えば、直流入力電圧源11の直流電圧Vi
nがVin1〜Vin2(但し、Vin1<Vin2)と変動する場合、
補助巻線44に誘起するフォワード電圧はVin1×n3から
Vin2×n3まで変動することになる。この時、制御回路9
1の最大オン期間設定端子(Ton)に接続されたコンデ
ンサ33には、補助巻線44に誘起するフォワード電圧
と補正抵抗67の抵抗値で決まる電流が流れ込むことに
なる、これにより、コンデンサ33の電圧が所定の電圧
になるまでの充電時間は短くなり、その分、スイッチン
グ素子51の最大オン期間が絞られて入力電流を制限す
る。また、補助巻線44に誘起するフォワード電圧が大
きくなるほど、コンデンサ33に流れ込む電流が増加し
て、入力電流を絞ることになる。
【0068】図11は直流電圧(Vin)の変動に対する
入力電流制限値の変化の様子を示す図であり、本発明に
おける入力電流制限値を実線で示し、従来例の場合を破
線で示している。本発明においても従来例と同様に直流
電圧(Vin)の上昇につれて入力電流制限値は単調に増
加するが前述の動作によって従来例に比べて傾斜が緩和
され、直流電圧の変動に伴う入力電流制限値の変動幅
は、従来例ではICLM3−ICLM1に対し、本発明ではICLM2
−ICLM1(但し、ICLM3<ICLM2)と小さくなる。
【0069】このように、本発明の実施の形態4におけ
るスイッチング電源装置は、トランス40の補助巻線4
4に誘起するフォワード電圧を制御回路91への電源電
圧として供給することで制御回路91の電圧源となる平
滑コンデンサ32の容量値を少なくでき、これにより、
平滑コンデンサ32の充電時間が短く、スイッチング電
源装置の起動時間を短くすることができる。また、補助
巻線44に誘起するフォワード電圧が入力電圧と比例し
た電圧となることから、補助巻線44と制御回路91の
最大オン期間設定端子(Ton)とを、ダイオード74と
補正抵抗67との直列回路で構成される電流制限補正回
路20を介して接続し、入力電圧の変動に応じて最大オ
ン期間設定端子(Ton)に接続されたコンデンサ33の
充電時間を変化させることで、入力電圧の変動に伴う入
力電流制限値の変動幅を小さくすることが出来る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるスイ
ッチング電源装置によれば、トランスに補助巻線を設
け、前記補助巻線に誘起するフォワード電圧を制御回路
への電源電圧や、スイッチング素子への駆動電圧として
供給することにより、前記制御回路の電圧源となる平滑
コンデンサの容量値を少なくでき、スイッチング電源装
置の起動時間を短くすることができる。
【0071】また、前記補助巻線に誘起するフォワード
電圧が入力電圧と比例した電圧となることから、前記補
助巻線と前記制御回路の電流制限端子(CLM)、又は最
大オン期間設定端子(Ton)とを電流制限補正回路を介
して接続し、これらの端子(CLM又はTon)に流す電流を
入力電圧の変動に応じて変化させることで、入力電圧の
変動に伴う入力電流制限値の変動幅を小さくすることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるスイッチング電
源装置の回路構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるスイッチング電
源装置において、起動時の平滑コンデンサ32の電圧変
化を示す図
【図3】本発明の実施の形態1におけるスイッチング電
源装置の各部の電圧波形図
【図4】本発明の実施の形態1におけるスイッチング電
源装置の入力電流制限特性図
【図5】本発明の実施の形態2におけるスイッチング電
源装置の回路構成図
【図6】本発明の実施の形態2におけるスイッチング電
源装置の入力電流制限特性図
【図7】本発明の実施の形態3におけるスイッチング電
源装置の回路構成図
【図8】本発明の実施の形態3におけるスイッチング電
源装置において、起動時の平滑コンデンサ32の電圧変
化を示す図
【図9】本発明の実施の形態3におけるスイッチング電
源装置の各部の電圧波形図
【図10】本発明の実施の形態4におけるスイッチング
電源装置の回路構成図
【図11】本発明の実施の形態4におけるスイッチング
電源装置の入力電流制限特性図
【図12】従来のスイッチング電源装置の回路構成図
【図13】従来のスイッチング電源装置において、起動
時の平滑コンデンサ32の電圧変化を示す図
【図14】従来のスイッチング電源装置における各部の
電圧波形図
【図15】従来のスイッチング電源装置において、起動
時の平滑コンデンサ32の電圧変化を示す図
【図16】従来のスイッチング電源装置の入力電流制限
特性図
【符号の説明】
10 電力供給回路 11 直流入力電圧源 20 電流制限補正回路 31 出力コンデンサ 32 平滑コンデンサ 33 コンデンサ 40 トランス 41 1次巻線 42 2次巻線 43 制御巻線 44 補助巻線 51 スイッチング素子 61 検出抵抗 62 起動抵抗 63 駆動抵抗 64 抵抗 65 抵抗 66 抵抗 67 補正抵抗 71 整流ダイオード 72 整流ダイオード 73 ダイオード 74 ダイオード 75 ツェナーダイオード 81 負荷 91 制御回路 92 出力電圧検出回路 93 フォトカプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H730 AA00 AA20 AS01 BB43 BB51 DD04 EE02 EE07 EE59 FD01 FD18 FD41 VV03 VV06 XX02 XX15 XX22 XX35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流入力電圧源と、1次巻線と2次巻線と
    制御巻線と補助巻線を有するトランスと、スイッチング
    素子と、前記スイッチング素子のオンオフを制御する制
    御回路とから構成され、前記スイッチング素子のオンオ
    フ動作により前記直流入力電圧が前記1次巻線に印加さ
    れ、前記制御巻線に誘起するフライバック電圧を整流平
    滑して前記制御回路への電源電圧として供給し、前記2
    次巻線に誘起するフライバック電圧を整流平滑して負荷
    へ出力電圧として供給するフライバック方式のスイッチ
    ング電源装置であって、 前記補助巻線に誘起するフォワード電圧を用いて前記制
    御回路へ電力供給する電力供給回路と、前記補助巻線に
    誘起するフォワード電圧を用いて前記直流入力電圧源か
    らの入力電流の電流制限値を前記直流入力電圧の変動に
    対して補正する電流制限補正回路とを有することを特徴
    としたスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】前記電力供給回路は、前記補助巻線に誘起
    するフォワード電圧をインピーダンス素子を介して前記
    制御回路の電源電圧へ電力として供給する整流手段を有
    することを特徴とした請求項1記載のスイッチング電源
    装置。
  3. 【請求項3】前記電力供給回路は、前記補助巻線に誘起
    するフォワード電圧を用いて前記スイッチング素子をオ
    ンさせることを特徴とした請求項1記載のスイッチング
    電源装置。
  4. 【請求項4】前記制御回路は、前記1次巻線から前記ス
    イッチング素子を介して前記直流入力電圧源に帰還する
    電流を検出抵抗で検出し、前記検出抵抗の電圧をインピ
    ーダンス素子を介して検出端子で受電し、前記検出端子
    が所定の電圧になると前記スイッチング素子をオフさせ
    る構成を有し、前記電流制限補正回路は前記補助巻線に
    誘起するフォワード電圧をダイオードと補正抵抗との直
    列回路を介して前記検出端子へ印加する構成を有する請
    求項2または請求項3記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】前記制御回路は、前記1次巻線から前記ス
    イッチング素子を介して前記直流入力電圧源に帰還する
    電流を検出抵抗で検出し、前記検出抵抗の電圧をインピ
    ーダンス素子を介して検出端子で受電し、前記検出端子
    が所定の電圧になると前記スイッチング素子をオフさせ
    る構成を有し、前記電流制限補正回路は前記補助巻線に
    誘起するフォワード電圧をダイオードと補正抵抗とツェ
    ナーダイオードとの直列回路を介して前記検出端子へ印
    加する構成を有する請求項2または請求項3記載のスイ
    ッチング電源装置。
  6. 【請求項6】前記制御回路は、定電流源が接続されてい
    る最大オン期間設定端子にコンデンサが接続され、前記
    最大オン期間設定端子の電圧が所定の電圧になるまでの
    期間が、前記スイッチング素子の最大オン期間となる構
    成を有し、前記電流制限補正回路は前記補助巻線に誘起
    するフォワード電圧をダイオードと補正抵抗との直列回
    路を介して前記最大オン期間設定端子へ印加する構成を
    有する請求項2または請求項3記載のスイッチング電源
    装置。
JP2000302185A 2000-10-02 2000-10-02 スイッチング電源装置 Pending JP2002112539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302185A JP2002112539A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 スイッチング電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302185A JP2002112539A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 スイッチング電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002112539A true JP2002112539A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18783576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000302185A Pending JP2002112539A (ja) 2000-10-02 2000-10-02 スイッチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002112539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675265B2 (en) 2003-01-14 2010-03-09 Makita Corporation Battery charger capable of suppressing the temperature increase of the power source circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675265B2 (en) 2003-01-14 2010-03-09 Makita Corporation Battery charger capable of suppressing the temperature increase of the power source circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6657877B2 (en) Power supply circuit
US6980444B2 (en) Switching power supply
JP4238914B2 (ja) スイッチング電源回路
US7391629B2 (en) Switching mode power supply with controller for handling overcurrents
KR20040030446A (ko) 스위칭 전원 장치
US6532159B2 (en) Switching power supply unit
JP3425403B2 (ja) 半導体装置、および、この半導体装置を用いたスイッチング電源装置
US10411606B2 (en) Power supply apparatus and image forming apparatus
US7474543B2 (en) Isolated DC-DC converter
JPH10257759A (ja) スイッチング電源回路
JP2002112539A (ja) スイッチング電源装置
CA2214217C (en) Switching power supply apparatus
JP3155715B2 (ja) 自励式スイッチング電源回路
JP4680453B2 (ja) スイッチング電源
JP3757293B2 (ja) Dc−dcコンバータ
JPH10337019A (ja) スイッチング電源
JPH08317650A (ja) スイッチング電源装置
JP4734905B2 (ja) スイッチング直流電源装置
JPH1146480A (ja) スイッチング電源装置
JPH08280172A (ja) スイッチング電源装置のダミー負荷回路
JPH1198839A (ja) 自励式スイッチング電源回路
JPH0993916A (ja) スイッチング電源
JP2000245144A (ja) スイッチング電源装置
JP2000232778A (ja) スイッチング電源
JP2005110386A (ja) スイッチング電源装置