JP2002112397A - 超音波発振素子、超音波プローブヘッド、超音波プローブヘッドの製造方法、及び超音波診断装置 - Google Patents

超音波発振素子、超音波プローブヘッド、超音波プローブヘッドの製造方法、及び超音波診断装置

Info

Publication number
JP2002112397A
JP2002112397A JP2000295256A JP2000295256A JP2002112397A JP 2002112397 A JP2002112397 A JP 2002112397A JP 2000295256 A JP2000295256 A JP 2000295256A JP 2000295256 A JP2000295256 A JP 2000295256A JP 2002112397 A JP2002112397 A JP 2002112397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric material
forming
material plate
interposed
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000295256A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Hiranuma
修二 平沼
Takanobu Sawai
隆信 澤居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000295256A priority Critical patent/JP2002112397A/ja
Publication of JP2002112397A publication Critical patent/JP2002112397A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/06Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction
    • B06B1/0607Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements
    • B06B1/0622Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements on one surface
    • B06B1/064Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements on one surface with multiple active layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱等の危険を伴うことなく、しかも超音波
の発振方向の揃った解像度の高い超音波発振素子、超音
波発振プローブヘッド、超音波診断装置及び前記のよう
な超音波発振素子の製造方法を提供する。 【解決手段】 圧電材料板12の上に介挿電極層を形成
し、パターニングする操作を繰り返し行ない、圧電材料
板の界面に介挿電極層が介挿され、所定の段数に積層さ
れた積層体を形成する。この積層体にダイシングを施し
て溝切りし、溝に金属層を形成することにより、複数の
圧電材料板の界面に介挿電極層が介挿された櫛歯状の電
極が巴形に配設された超音波発振素子10,10,…が
一度に複数個平面状に配設された超音波プローブヘッド
を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子に係り、
更に詳細には圧電材料を用いた超音波発振素子、この超
音波発振素子の製法、超音波発振素子を用いた超音波プ
ローブヘッド、超音波プローブヘッドの製法、及び超音
波プローブヘッドを用いた超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、人間や動物等の被検体の体内
を検査する方法として、被検体に超音波を当て、その反
射波を解析して体内を検査する超音波診断方法が知られ
ている。
【0003】この超音波診断方法では、体内の動きを電
気信号に変換して撮影する超音波プローブヘッドを用い
た超音波診断装置を用いる。
【0004】図15は代表的な超音波プローブヘッドの
構造を模式的に示した垂直断面図である。
【0005】図15に示すように、従来の超音波プロー
ブヘッド110では、圧電材料板111,112をニ層
に積層して積層体120を形成し、この積層体102に
電極を接続した構造となっている。
【0006】このような超音波プローブヘッド110で
は積層体の圧電材料板111と112とに電圧を印加し
て超音波を発振させ、この超音波が被検体体内で反射し
てできる反射波を再び圧電材料板111と112とが時
間遅れで受け取る。
【0007】こうして受け取られた反射波は圧電材料板
111と112とで電気信号に変換されて画像処理装置
(図示省略)に送られ、これに連動する画面上に画像と
して写し出される。
【0008】この超音波診断法は、他の非破壊検査方
法、例えばCTスキャンやMIR法に比べてリアルタイ
ムで結果を見られる点で優れている。また放射線を殆ど
発しないため妊産婦体内の胎児の状態を安全に検査でき
る点で他の検査方法に比べて著しく優れている。
【0009】その一方、解像度の点では、CTスキャン
やMIR法ほどの解像度は得られていない。
【0010】ところで、上記のような超音波診断装置の
解像度を向上させるには超音波プローブの出力を上げる
必要がある。そして超音波プローブの出力を向上させる
一つの方法として圧電材料板への印加電圧を上げる方法
が考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧電材料は発
熱性であるため、印加電圧を上げると発熱量が増大し、
被検体の皮膚に接触させたときに火傷する虞れが高くな
るという問題がある。
【0012】一方、超音波プローブの出力を向上させる
もう一つの方法として圧電材料板の積層枚数を増やす方
法が考えられる。
【0013】しかし、圧電材料板の積層枚数を増やす場
合、圧電材料板の法線を揃えることが難しいという問題
がある。そのため特に複数の発振素子を隣接配置する場
合に超音波の発せられる方向が揃わず、解像度が十分改
善されないという問題がある。
【0014】本発明は上記従来の問題を解決するために
なされたものである。
【0015】即ち本発明は、発熱等の危険を伴うことな
く解像度の高い超音波発振素子、超音波発振プローブヘ
ッド、超音波診断装置及び前記のような超音波発振素子
の製造方法を提供することを目的とする。
【0016】更に本発明は、超音波の発振方向の揃った
超音波発振素子、超音波発振プローブヘッド、超音波診
断装置及び前記のような超音波発振素子の製造方法を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波発振素子
は、複数の圧電材料板を積層してなる圧電材料積層体
と、前記圧電材料積層体の一方の側面側から他方の側面
に向って前記積層された圧電材料板の間に介挿された複
数の介挿電極板を有する第1の櫛型電極と、前記第1の
櫛型電極と対向配置され、前記第1の櫛型電極の介挿電
極板と互い違いに前記圧電材料板の間に介挿された複数
の介挿電極板を有する第2の櫛型電極とを具備する。
【0018】本発明の超音波発振プローブヘッドは、前
記の超音波発振素子を、複数個同一平面上に二次元的に
配設してなる。
【0019】上記超音波発振プローブヘッドにおいて、
前記超音波発振素子は、3〜21層の圧電材料板を積層
した積層体であってもよい。
【0020】上記超音波発振プローブヘッドにおいて、
前記超音波発振素子は、一層当たり厚さ5〜100μm
の圧電材料板を積層した積層体であるのが好ましい。
【0021】本発明の超音波発振素子の製造方法は、基
板上に貫通孔を穿孔する工程と、前記貫通孔の両面に電
極端子を形成する工程と、前記電極端子上に圧電材料板
を積層する工程と、前記圧電材料板の上に介挿電極層を
形成する工程と、前記介挿電極層をパターニングして前
記圧電材料板の表面の一部を露出させる工程と、前記介
挿電極層及び前記露出した圧電材料板の上に別の圧電材
料板を積層する工程と、前記圧電材料板の上に別の介挿
電極層を形成する工程と、前記別の介挿電極層をパター
ニングして前記圧電材料板の表面の一部を露出させる工
程と、前記電極端子上に圧電材料板を積層する工程から
前記介挿電極層をパターニングして前記圧電材料板の表
面の一部を露出させる工程までの工程を繰り返して、所
定の段数の積層体を形成する工程と、前記積層体の一の
側面に金属層を形成して前記介挿電極層を接続し、第1
の櫛型電極を形成する工程と、前記積層体の、前記一の
側面に対向する側面に金属層を形成して前記介挿電極層
を接続し、前記第1の櫛型電極に対向配置された第2の
櫛型電極を形成する工程とを具備する。
【0022】本発明の超音波プローブヘッドの製造方法
は、基板上に貫通孔を穿孔する工程と、前記貫通孔の両
面に電極端子を形成する工程と、前記電極端子上に圧電
材料板を積層する工程と、前記圧電材料板の上に介挿電
極層を形成する工程と、前記介挿電極層をパターニング
して前記圧電材料板の表面の一部を露出させる工程と、
前記介挿電極層及び前記露出した圧電材料板の上に別の
圧電材料板を積層する工程と、前記圧電材料板の上に別
の介挿電極層を形成する工程と、前記別の介挿電極層を
パターニングして前記圧電材料板の表面の一部を露出さ
せる工程と、前記電極端子上に圧電材料板を積層する工
程から、前記介挿電極層をパターニングして前記圧電材
料板の表面の一部を露出させる工程までの工程を繰り返
して、所定の段数の積層体を形成する工程と、前記積層
体の上に電極端子層を形成する工程と、前記積層体を一
の方向に沿って互いに平行な複数の第1の溝を形成する
工程と、前記第1の溝の表面に金属層を形成して前記介
挿電極層を接続する工程と、前記第1の溝の表面に形成
された金属層を切り分ける工程と、前記積層体の上部に
更に圧電材料板を積層する工程と、隣接する前記第1の
溝と第1の溝との間の積層体部分を切り分けて前記第1
の溝に平行な第2の溝を形成する工程と、前記上部の圧
電材料板の上面及び前記第2の溝の内壁に金属層を形成
する工程と、前記第2の溝の金属層の底部及び最下部の
圧電材料板を前記第2の溝に沿って切り分ける工程と、
前記上部の圧電材料板を前記第1の溝に沿って切り分け
る工程と、前記積層体を切り分けて前記第1の溝及び第
2の溝と直交する第3の溝を形成し、前記基板上に複数
の超音波発振素子を桝目状に形成する工程とを具備す
る。
【0023】本発明の超音波診断装置は、上記超音波プ
ローブヘッドと、前記超音波プローブヘッドの各超音波
発振素子に時系列的に順次電圧を印加する手段と、前記
各超音波発振素子が受信した反射波信号を画像処理する
画像処理手段と、前記画像処理された反射波信号を画面
上に表示するディスプレイとを具備する。
【0024】本発明では、圧電材料板を複数積層し、各
圧電材料板に電圧を印加するようになっているので、印
加電圧を上げることなく解像度を上げることができる。
【0025】また、上記超音波発振素子を複数個、同一
平面上に二次元的に配設した超音波発振プローブを用い
ることにより、被検体体内の動きを動画像として撮像す
ることができる。
【0026】更に圧電材料板を複数層、例えば3〜21
層積層して積層体を形成することにより、印加電圧を上
げることなく解像度を向上させることができる。
【0027】更に、上記超音波発振プローブヘッドにお
いて、前記超音波発振素子を、一層当たり厚さ5〜10
0μmの圧電材料板を積層した積層体で構成することに
より、印加電圧を上げることなく解像度を向上させるこ
とができる。
【0028】本発明の超音波発振素子の製造方法では、
電極端子の上に圧電材料板と介挿電極層とを交互に積層
して積層体状の超音波発振素子を形成するので、印加電
圧を上げることなく解像度の向上した超音波発振素子を
得ることができる。
【0029】また、本発明の他の超音波発振素子の製造
方法は、複数個の電極端子の上にわたって大面積の圧電
材料板と介挿電極層とを交互に積層して積層体を形成
し、これを桝目状に溝切り加工して平面状に配列された
超音波発振素子群を形成するので、圧電材料板の法線方
向が揃い、超音波発振方向が揃った超音波発振素子を形
成することができる。
【0030】本発明の超音波診断装置は、複数の圧電材
料板を積層してなる超音波発振素子群を備えているの
で、印加電圧を上げることなく解像度の高い動画像を撮
像することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に本発明
の第1の実施形態に係る超音波発振素子について説明す
る。
【0032】図1は本実施形態に係る超音波発振素子1
0の斜視図である。
【0033】図1に示すようにこの超音波発振素子(以
下、単に「発振素子」という)10では、介挿電極層を
介して平板状の薄い圧電材料板12a,12b,12
c,…を複数層、例えば9層積層した構造となってい
る。複数枚の圧電材料板12が積層された積層体の両側
面には断面櫛歯状の櫛型電極14,15が配設されてい
る。
【0034】これらの櫛型電極14,15は積層体13
の側面から圧電材料板12a,12b,12c,…の界面
に沿って介挿電極層14a,14b,14c,…と15
a,15b,15c,…とが延設されており、図1に示
すように、介挿電極層14a,14b,14c,…と介
挿電極層15a,15b,15c,…とは互い違いに延
設されている。また櫛型電極14,15と圧電材料板1
2端面との当接部には電極板141,151とが配設さ
れている。
【0035】この発振素子10に用いる圧電材料板12
の厚さは5〜100μmであるのが好ましい。
【0036】ここで、圧電材料板の好ましい厚さを上記
範囲としたのは、上記範囲より厚い圧電材料板では、発
振する周波数を圧電体を構成する材料の混合比率を変え
ても、低くなりすぎてしまうことになり、これでは殆ど
身体に吸収されてしまうため画像を得ることができな
い、という問題を生じるからである。また、上記範囲よ
り薄い圧電材料板では、振動を安定して行なうことがで
きない、つまり発振できないことになってしまう。ま
た、仮に発振しても人体を透過するまでの出力が得られ
ない、即ち断層画像を得ることができない、という問題
を生じるからである。
【0037】また、この発振素子10では、3〜21層
の圧電材料板を積層した積層体を用いるのが好ましい。
【0038】ここで、圧電材料板の積層数の好ましい範
囲を上記範囲としたのは、上記範囲より多い多層構造で
は、圧電層が薄くなるため十分な出力が得られない、と
いう問題を生じるからである。また、上記範囲より少な
い多層構造では、多層化により共鳴といった現象を利用
することで出力を大きくすることができるが、層が少な
いと共鳴が得られず出力しない、という問題を生じるか
らである。
【0039】このように、本実施形態に係る発振素子1
0では、複数枚の圧電材料板12a,12b,12c,
…を積層し、隣接する圧電材料板12の間に介挿された
介挿電極層14a,14b,14c,…,及び介挿電極
層15a,15b,15c,…で圧電材料板12a,1
2b,12c,…の一枚一枚に電圧を印加したり、発生
した電荷を受け取る構造になっているので、圧電材料板
一枚当たりの印加電圧を上げることがない。そのため、
電圧印加時の発熱を低く抑えることができる。
【0040】その一方で複数枚の圧電材料板12a,1
2b,12c,…を積層した積層体となっているので、
積層体全体としての解像度を向上することができる。
【0041】次にこの超音波発振素子10の製造方法に
ついて説明する。
【0042】この発振素子10を製造するには、複数枚
の圧電材料板12a,12b,12c,…を用意し、こ
の圧電材料板12aの表面にメッキなどの方法により介
挿電極層15aを形成し、パターニングして所定の形
状、例えば介挿電極層15aの一部を除去して圧電材料
板12aの表面を部分的に露出させる。
【0043】次いで、このように端部など一部に圧電材
料表面が露出した圧電材料板12a,12b,12c,
…を積層し、介挿電極層14a,14b,14c,…が
介挿された圧電材料の積層体を形成する。
【0044】しかる後に積層体の側面に金属層142,
152、端面に端子電極141,151を形成し、図1
に示したように積層体を挟んで櫛型電極14と櫛型電極
15とが対向する位置に形成される。かくして図1に示
した発振素子10が得られる。
【0045】次に上記発振素子10を用いて超音波発振
プローブヘッドを製造する工程について説明する。
【0046】上記発振素子10から超音波発振プローブ
ヘッド(以下、単に「プローブヘッド」という。)を製
造するには、まず超音波発振モジュールを作成する。
【0047】図2は本実施形態に係る超音波発振モジュ
ールの製造過程を模式的に示した斜視図である。
【0048】超音波発振モジュール(以下、単に「モジ
ュール」という)は、一枚の絶縁性基板上に複数個の超
音波発振素子10が一列に配設された、プローブヘッド
の構成要素である。
【0049】モジュール20の土台となる絶縁性基板2
1の上面には所定の配線パターン22が形成されてお
り、この配線パターン22上に上述した超音波発振素子
(以下「発振素子」という。)10の端子電極141及
び151をハンダ付けすることにより結線され、固定さ
れている。
【0050】図2に示したように、このモジュール20
の絶縁性基板21上には複数個の発振素子10,10,
…が平行に一列に配設されており、各発振素子10,1
0,…から発せられる超音波の方向が同じ方向を向くよ
うになっている。
【0051】プローブヘッド30は上記のモジュール2
0を複数枚積層することにより形成される。図3は本実
施形態に係るプローブヘッド30の斜視図であり、図4
は積層した複数枚のモジュール20を保持するホルダ4
0の斜視図であり、図5は積層した複数枚のモジュール
20を保持したホルダ40の垂直断面図である。
【0052】図3及び図5に示したように、本実施形態
に係るプローブヘッド30はホルダ40に複数枚のモジ
ュール20を差し込んで取り付けた構造となっている。
【0053】図3及び図4に示したように、ホルダ40
は平板状のセラミック板41を底部に備え、その上に細
長いバッキング42が一定の間隔を隔てて複数枚、スリ
ット状に固定されている。隣り合うバッキング42とバ
ッキング42との間には0.05〜0.07mmの一定
の幅の溝が形成されている。図3及び図5に示すよう
に、このバッキング42とバッキング42との間の溝
(ギャップ)43にモジュール20の絶縁性基板21部
分を差し込むことによりモジュール20が固定される。
【0054】このとき、発振素子10,10,…の下端
面がバッキング42の上端面に当接するので、この部分
をエポキシ樹脂などの絶縁性封止材料で接着することに
よりモジュール20をホルダ40に固定する。
【0055】次に本実施形態に係るプローブへッド30
を用いた超音波診断装置について説明する。
【0056】図6は本実施形態に係る超音波診断装置の
概略構成を示した図である。
【0057】図6に示したように、この超音波診断装置
100はプローブ50とコントローラ60とディスプレ
イ70とから構成されており、プローブ50とコントロ
ーラ60との間はコード80で接続されている。
【0058】図7は本実施形態に係るプローブ50の斜
視図であり、図8はプローブ50の内部構成を示した分
解図である。
【0059】図8に示したように、このプローブ50で
は上述したプローブヘッド30とコード80とが内部電
気回路モジュール51を介して接続されている。内部電
気回路モジュール51は複数枚のプリント配線基板5
2,52,…を重ねたものから構成されており、各プリ
ント配線基板52,52,…の上には半導体チップ5
3,53,…が実装されている。
【0060】コード80内には複数本の同軸ケーブル8
1,81,…の束が内蔵されており、これら同軸ケーブ
ル81,81,…の一本一本が各プリント配線基板5
2,52,…上に形成された配線パターンと接続されて
いる。
【0061】この超音波診断装置100を用いて超音波
診断を行なうには、超音波診断装置100の電源を入れ
た状態で、プローブ50の先端部を被検体の被診断部分
にあてがう。
【0062】コントローラ60からコード80を介して
プローブ50に電気信号が送られると、同軸ケーブル8
1,81,…、内部電気回路モジュール51を経て各プ
リント配線基板52,52,…に電気信号が送られ、プ
リント配線基板上の配線パターンを経由して各発振素子
10,10,…に電圧が印加される。各発振素子10,
10,…に電圧が印加されると圧電材料層が発振し、超
音波を発生させる。
【0063】各発振素子から発せられた超音波は被検体
の体内に浸透し、その一部は体内で反射して反射波とな
る。ここで、本実施形態に係るプローブ50では、複数
の発振素子10,10,…が二次元的に配設されてお
り、隣接する発振素子10,10,…には一定の遅れ時
間を以て順次連続的に電圧が印加される。即ち、一つの
発振素子10(a)が超音波を発振した後微小時間Δt
経過後に発振素子10(a)に隣接する発振素子10
(b)が超音波を発振する。更に微小時間Δtが経過す
ると、発振素子10(b)に隣接する発振素子10
(c)が超音波を発振する。
【0064】同様に、隣接する発振素子10(n),1
0(n+1),10(n+2),…に順次電圧が印加さ
れ、超音波を発振する。
【0065】一方、発振された超音波は被検体の体内で
反射し、再び被検体の皮膚表面まで伝搬する。こうして
伝搬してきた反射波は今度は発振素子10で受け取られ
る。例えば発振素子10(n)から発せられた超音波の
反射波は隣接する発振素子10(n+1)で受け取られ
る。即ち、発振素子は超音波を発振した後、反射波の受
振器として働き、隣接する発振素子から発振された超音
波を受振する。
【0066】反射波を受振すると、発振素子は反射波を
電気信号に変換する。反射波の電気信号は同軸ケーブル
81を経てコントローラ60に送られ、ここで画像信号
に変換される。この画像信号はディスプレイ70で被検
体の体内の状態を画像として写し出す。
【0067】このとき、本実施形態のプローブ50で
は、上記したように複数の発振素子10,10,…が二
次元的に配設されており、隣接する発振素子10,1
0,…には一定の遅れ時間を以て順次連続的に電圧が印
加されると同時に、反射波を隣りの発振素子10で受振
するようになっている。そのため、例えばプローブヘッ
ド30に配設された複数の発振素子10,10,…を一
列ずつ発振させ、できた超音波の反射波を直ぐ隣りの列
の発振素子10,10,…で受振することにより、被検
体の体内を二次元的に走査することができ、二次元的な
動画像としてディスプレイ70上に表示できる。
【0068】また、本実施形態の超音波診断装置では、
発振素子10として圧電材料板と介挿電極層とを複数積
層した多層型発振素子を用いているので、発振する超音
波の最大強度が大きい。そのため、発振素子への印加電
圧を周期的に変化させることにより超音波の体内への到
達深度を変化させることができる。そのため、印加電圧
を変化することにより被検体体内を三次元的に撮影する
ことができる。
【0069】(第2の実施形態)次に本発明の第2の実
施形態について説明する。
【0070】本実施形態では、プローブヘッド30を多
層板の製造技術を用いて製造する。図9は本実施形態に
係る製造方法のフローチャートであり、図10〜図13
は本実施形態に係る製造方法で製造途中のプローブヘッ
ド30の垂直断面図である。
【0071】本実施形態に係るプローブヘッド30を製
造するには、まず図10(a)に示すように、セラミッ
クなどの絶縁性材料製の基板1を用意し、この基板1の
所定位置に穿孔して貫通孔2,2,…を形成する(ステ
ップ1)。
【0072】次にこれらの貫通孔2,2,…形成箇所に
無電解メッキ等の技術を用いて図10(b)のように端
子電極3,3,…を形成する(ステップ2)。
【0073】次いで図10(c)のように、端子電極
3,3,…を形成した基板1の上に薄い圧電材料板4a
を積層する(ステップ3)。
【0074】次に図10(d)のように圧電材料板4a
の上にパターニングして介挿電極層5aを形成する(ス
テップ4)。
【0075】このパターニングの方法としては、例えば
感光性樹脂を塗布後、マスクパターンを介して露光し、
現像して圧電材料板4a上の所定位置に窓が形成された
マスキング層(図示省略)を形成した後、無電解メッキ
などを施して介挿電極層5aを形成し、しかる後にマス
キング層を除去するなどの既知の方法が挙げられる。
【0076】このときの介挿電極層5aは、その一端側
が端子電極3の一端と揃い、かつ、他端側が端子電極3
の他端より内側にずれた形状にする。
【0077】以下同様にして、図10(e)〜10
(g)に示すように圧電材料板の積層とパターニングと
を繰り返し行ない(ステップ5〜ステップ8)、図11
(h)に示したような所望の段数だけ積層した積層体1
1を得る。
【0078】次に、こうして形成した積層体11に対し
てダイシングを行ない、図11(i)に示したような第
1の溝としての溝6,6,…を形成する(ステップ
9)。
【0079】次に積層体11の所定部分をマスキングし
て覆い、その上から無電解メッキなどを施して図11
(j)に示したように、導体層7を溝6,6,…の内壁
と積層体11上面に形成する(ステップ10)。なおこ
の導体層7は電極層5b及び5d層と繋がっている。
【0080】次に溝6,6,…に沿って再びダイシング
による溝切り、又はレーザー光照射などを施して(ステ
ップ11)導体層7の底部を切り離し、図12(k)に
示したように導体層7をその底部で分離する。
【0081】しかる後に、最上部の圧電材料板4fの上
に、図12(l)に示したように更にもう一枚、圧電材
料板4gを積層する(ステップ12)。
【0082】次に圧電材料板4gの上からダイシングを
行ない、図12(m)に示したように導体層7と導体層
7との間に第2の溝としての溝8,8,…を形成する
(ステップ13)。このときのダイシングでは一番下の
圧電材料板4aは切断しないでおく。
【0083】次いで圧電材料板4gの上面および溝8,
8,…の内壁に無電解メッキなどを施し、図13(n)
に示したように、導体層9を溝8,8,…の内壁と圧電
材料板4g上面に形成する(ステップ14)。なおこの
導体層9は電極層5a,5c及び5eと繋がっている。
【0084】次に溝8,8,…に沿って再びダイシング
やレーザー光照射などを施して導体層9の底部及び絶縁
材料板4aを切り離し、図13(o)に示したように導
体層9及び絶縁材料板4aを分離する(ステップ1
5)。
【0085】しかる後に再び溝6,6,…に沿ってダイ
シングを行ない(ステップ16)、図13(p)に示し
たように最上部の圧電材料層4gを切り離す。
【0086】次いで、溝6,6,…及び溝8,8,…と
直交する方向、即ち紙面に平行な方向にもダイシングを
行なって細長い積層体の部分を溝きりし、第3の溝(図
示省略)を紙面に平行に形成する(ステップ17)。
【0087】こうして図15に示したような複数の発振
素子11,11,…が平面上に整列して形成されたプロ
ーブヘッド30を得る。
【0088】本実施形態の方法では、圧電材料板と電極
層とを交互に形成しながら積層し、最後にダイシングな
どにより溝切りして複数の発振素子を一度に形成する方
法を採用しているので、複数の発振素子の超音波発振方
向を同じ方向に揃えることができる。その結果、解像度
の高いプローブヘッドを形成することかできる。
【0089】本実施形態に係るプローブヘッドでは、複
数の圧電材料板を積層した積層体状のを二次元的に配設
しているので、被検体体内の三次元的な情報が得られ
る。この情報を画像処理して立体画として表示すること
により観察部位を立体的に表わすことができる。この動
作をリアルタイムで行なうことにより立体的な観察が可
能となり、実際の動作中の異常の早期発見を容易に行な
うことができる。
【0090】また、本実施形態に係るプローブヘッドで
は、複数枚の圧電材料板を積層化してあるため、出力を
大きくすることができ、利得を大きくすることができ
る。そのため、コントラストが明瞭で鮮明な画像を得る
ことができる。
【0091】更に、アレイ状の構造にできるため、複数
個の超音波発振素子群を一度に組み上げることができ
る。そのため個々の超音波発振素子の取り付け角度がば
らつくのを抑えることができ、組み上げた後の調整が殆
ど不要になる。
【0092】その結果、簡単な調整回路で正確な画像を
得ることができ、診断精度が高く、生体内の初期の小さ
な異常細胞や組織の発見が容易にできる。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、圧電素子層を複数積層
し、各圧電素子層に電圧を印加するようになっているの
で、印加電圧を上げることなく解像度の高い発振素子を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波発振素子の斜視図である。
【図2】本発明に係る超音波発振モジュールの製造過程
を模式的に示した斜視図である。
【図3】本発明に係るプローブヘッドの斜視図である。
【図4】本発明に係る複数枚のモジュールを保持するホ
ルダの斜視図である。
【図5】本発明に係る複数枚のモジュールを保持したホ
ルダの垂直断面図である。
【図6】本発明に係る超音波診断装置の概略構成を示し
た図である。
【図7】本発明に係るプローブの斜視図である。
【図8】本発明に係るプローブの内部構成を示した分解
図である。
【図9】本発明に係るプローブヘッドの製造方法のフロ
ーチャートである。
【図10】本発明に係る、製造途中のプローブヘッドの
垂直断面図である。
【図11】本発明に係る、製造途中のプローブヘッドの
垂直断面図である。
【図12】本発明に係る、製造途中のプローブヘッドの
垂直断面図である。
【図13】本発明に係る、製造途中のプローブヘッドの
垂直断面図である。
【図14】本発明に係るプローブヘッドの斜視図であ
る。
【図15】従来の超音波プローブの垂直断面図である。
【符号の説明】
10…超音波発振素子、12…圧電材料板、14…第1
の櫛型電極、14a…介挿電極層、14b…介挿電極
層、14c…介挿電極層、14d…介挿電極層、15…
第2の櫛型電極、15a…介挿電極層、15b…介挿電
極層、15c…介挿電極層、15d…介挿電極層、30
…超音波発振プローブヘッド、100…超音波診断装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 41/083 H04R 31/00 330 41/09 H02N 2/00 B 41/22 H01L 41/08 Q H04R 31/00 330 U // H02N 2/00 41/22 Z Fターム(参考) 2G047 CA01 EA05 GB02 GB21 GB30 GB32 4C301 EE06 GB09 GB18 GB33 5D019 AA26 BB02 BB09 BB19 BB26 BB29 FF04 GG06 HH01 5D107 AA02 AA16 BB07 CC05 CC10 CC12 FF01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の圧電材料板を積層してなる圧電材
    料積層体と、 前記圧電材料積層体の一方の側面側から他方の側面に向
    って前記積層された圧電材料板の間に介挿された複数の
    介挿電極板を有する第1の櫛型電極と、 前記第1の櫛型電極と対向配置され、前記第1の櫛型電
    極の介挿電極板と互い違いに前記圧電材料板の間に介挿
    された複数の介挿電極板を有する第2の櫛型電極と、 を具備することを特徴とする超音波発振素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波発振素子を、複
    数個同一平面上に二次元的に配設してなる多層型の超音
    波発振プローブヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の超音波発振プローブヘ
    ッドであって、前記超音波発振素子が、3〜21層の圧
    電材料板を積層した積層体であることを特徴とする多層
    型の超音波発振プローブヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の多層型の超音波
    発振プローブヘッドであって、前記超音波発振素子が、
    一層当たり厚さ5〜100μmの圧電材料板を積層した
    積層体であることを特徴とする多層型の超音波発振プロ
    ーブヘッド。
  5. 【請求項5】 基板上に貫通孔を穿孔する工程と、 前記貫通孔の両面に電極端子を形成する工程と、 前記電極端子上に圧電材料板を積層する工程と、 前記圧電材料板の上に介挿電極層を形成する工程と、 前記介挿電極層をパターニングして前記圧電材料板の表
    面の一部を露出させる工程と、 前記介挿電極層及び前記露出した圧電材料板の上に別の
    圧電材料板を積層する工程と、 前記圧電材料板の上に別の介挿電極層を形成する工程
    と、 前記別の介挿電極層をパターニングして前記圧電材料板
    の表面の一部を露出させる工程と、 前記電極端子上に圧電材料板を積層する工程から前記介
    挿電極層をパターニングして前記圧電材料板の表面の一
    部を露出させる工程までの工程を繰り返して、所定の段
    数の積層体を形成する工程と、 前記積層体の一の側面に金属層を形成して前記介挿電極
    層を接続し、第1の櫛型電極を形成する工程と、 前記積層体の、前記一の側面に対向する側面に金属層を
    形成して前記介挿電極層を接続し、前記第1の櫛型電極
    に対向配置された第2の櫛型電極を形成する工程と、 を具備する超音波発振素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 基板上に貫通孔を穿孔する工程と、 前記貫通孔の両面に電極端子を形成する工程と、 前記電極端子上に圧電材料板を積層する工程と、 前記圧電材料板の上に介挿電極層を形成する工程と、 前記介挿電極層をパターニングして前記圧電材料板の表
    面の一部を露出させる工程と、 前記介挿電極層及び前記露出した圧電材料板の上に別の
    圧電材料板を積層する工程と、 前記圧電材料板の上に別の介挿電極層を形成する工程
    と、 前記別の介挿電極層をパターニングして前記圧電材料板
    の表面の一部を露出させる工程と、 前記電極端子上に圧電材料板を積層する工程から、前記
    介挿電極層をパターニングして前記圧電材料板の表面の
    一部を露出させる工程までの工程を繰り返して、所定の
    段数の積層体を形成する工程と、 前記積層体の上に電極端子層を形成する工程と、 前記積層体を一の方向に沿って互いに平行な複数の第1
    の溝を形成する工程と、 前記第1の溝の表面に金属層を形成して前記介挿電極層
    を接続する工程と、 前記第1の溝の表面に形成された金属層を切り分ける工
    程と、 前記積層体の上部に更に圧電材料板を積層する工程と、 隣接する前記第1の溝と第1の溝との間の積層体部分を
    切り分けて前記第1の溝に平行な第2の溝を形成する工
    程と、 前記上部の圧電材料板の上面及び前記第2の溝の内壁に
    金属層を形成する工程と、 前記第2の溝の金属層の底部及び最下部の圧電材料板を
    前記第2の溝に沿って切り分ける工程と、 前記上部の圧電材料板を前記第1の溝に沿って切り分け
    る工程と、 前記積層体を切り分けて前記第1の溝及び第2の溝と直
    交する第3の溝を形成し、前記基板上に複数の超音波発
    振素子を桝目状に形成する工程とを具備する超音波プロ
    ーブヘッドの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4の何れか1項記載の超音波
    プローブヘッドと、 前記超音波プローブヘッドの各超音波発振素子に時系列
    的に順次電圧を印加する手段と、 前記各超音波発振素子が受信した反射波信号を画像処理
    する画像処理手段と、 前記画像処理された反射波信号を画面上に表示するディ
    スプレイとを具備する超音波診断装置。
JP2000295256A 2000-09-27 2000-09-27 超音波発振素子、超音波プローブヘッド、超音波プローブヘッドの製造方法、及び超音波診断装置 Withdrawn JP2002112397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295256A JP2002112397A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 超音波発振素子、超音波プローブヘッド、超音波プローブヘッドの製造方法、及び超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295256A JP2002112397A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 超音波発振素子、超音波プローブヘッド、超音波プローブヘッドの製造方法、及び超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002112397A true JP2002112397A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18777710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000295256A Withdrawn JP2002112397A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 超音波発振素子、超音波プローブヘッド、超音波プローブヘッドの製造方法、及び超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002112397A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7148607B2 (en) * 2002-07-19 2006-12-12 Aloka Co., Ltd. Ultrasonic probe and manufacturing method thereof
KR101326308B1 (ko) 2011-02-11 2013-11-11 삼성전자주식회사 초음파 프로브

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7148607B2 (en) * 2002-07-19 2006-12-12 Aloka Co., Ltd. Ultrasonic probe and manufacturing method thereof
US7316059B2 (en) 2002-07-19 2008-01-08 Aloka Co., Ltd. Method of manufacturing an ultrasonic probe
KR101326308B1 (ko) 2011-02-11 2013-11-11 삼성전자주식회사 초음파 프로브

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6640634B2 (en) Ultrasonic probe, method of manufacturing the same and ultrasonic diagnosis apparatus
JP4012721B2 (ja) 均一電界を有する多層圧電構造
JP4253334B2 (ja) 2次元アレイ型超音波プローブ
JP4909115B2 (ja) 超音波用探触子
JP4408974B2 (ja) 超音波トランスジューサ及びその製造方法
EP1728563B1 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic probe manufacturing method
US7679270B2 (en) Ultrasonic probe
WO2007046180A1 (ja) 超音波トランスデューサ、超音波探触子および超音波撮像装置
CN104815790B (zh) 机电换能器装置和分析物信息获取设备
JP2021176565A (ja) Icダイ、プローブ、及び超音波システム
JP2001309493A (ja) 2次元アレイ超音波プローブ及びその製造方法
JP2001292496A (ja) 二次元アレイ型超音波プローブ
JP4118381B2 (ja) 超音波探触子及びその製造方法並びにその超音波探触子を用いた超音波診断装置
JPH0723500A (ja) 2次元アレイ超音波プローブ
JP5461769B2 (ja) 超音波トランスデューサ、超音波プローブおよび超音波トランスデューサの製造方法
Bureau et al. A two-dimensional transducer array for real-time 3D medical ultrasound imaging
JP2001276067A (ja) 超音波探触子、その製造方法および超音波診断装置
JP2002112397A (ja) 超音波発振素子、超音波プローブヘッド、超音波プローブヘッドの製造方法、及び超音波診断装置
Decharat et al. High frequency copolymer ultrasonic transducer array of size-effective elements
Mitra et al. Low-cost scalable pcb-based 2d transducer arrays for volumetric photoacoustic imaging
JP3608501B2 (ja) 超音波探触子とその製造方法
JP4982135B2 (ja) 超音波トランスデューサ
JP6919295B2 (ja) 超音波探触子および超音波診断装置
JPH04211599A (ja) 超音波プローブおよびその製造方法
JP4363290B2 (ja) 超音波探触子とそれを用いた超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204