JP2002112090A - 電子カメラ - Google Patents
電子カメラInfo
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- JP2002112090A JP2002112090A JP2000301982A JP2000301982A JP2002112090A JP 2002112090 A JP2002112090 A JP 2002112090A JP 2000301982 A JP2000301982 A JP 2000301982A JP 2000301982 A JP2000301982 A JP 2000301982A JP 2002112090 A JP2002112090 A JP 2002112090A
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- Japan
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- electronic camera
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- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】より精度良くバッテリ残量を検出できる電子カ
メラを提供する。 【解決手段】バッテリ残量検出を行うSub−CPU1
4は、Main−CPU5の制御下にある電力消費デバ
イス(LCD9など)の動作状況に基づく負荷情報を、
実際の変動とタイミングを合わせて得ることにより、バ
ッテリ電圧変換値と比較する閾値を適宜加減させて、よ
り精度良くバッテリ残量の検出を行うことができる。
メラを提供する。 【解決手段】バッテリ残量検出を行うSub−CPU1
4は、Main−CPU5の制御下にある電力消費デバ
イス(LCD9など)の動作状況に基づく負荷情報を、
実際の変動とタイミングを合わせて得ることにより、バ
ッテリ電圧変換値と比較する閾値を適宜加減させて、よ
り精度良くバッテリ残量の検出を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラに関
し、特に精度良くバッテリ残量を検出できる電子カメラ
に関する。
し、特に精度良くバッテリ残量を検出できる電子カメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外で撮影されることが多い電子カメラ
には、外部から電力を供給されない状態でも各デバイス
に電力を供給できるように、バッテリが内蔵されている
のが一般的である。
には、外部から電力を供給されない状態でも各デバイス
に電力を供給できるように、バッテリが内蔵されている
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子カメラ
においては、比較的大電流を消費するレンズ駆動用モー
タやLCDなどのデバイスが設けられており、これらの
動作頻度が高い場合、バッテリの消耗が激しくなり短い
サイクルでバッテリ交換が必要となったりするので、バ
ッテリの残量を検出してユーザに交換時期を知らせる残
量表示が行われている。かかるバッテリの残量は、バッ
テリ電圧により検出するようになっている。
においては、比較的大電流を消費するレンズ駆動用モー
タやLCDなどのデバイスが設けられており、これらの
動作頻度が高い場合、バッテリの消耗が激しくなり短い
サイクルでバッテリ交換が必要となったりするので、バ
ッテリの残量を検出してユーザに交換時期を知らせる残
量表示が行われている。かかるバッテリの残量は、バッ
テリ電圧により検出するようになっている。
【0004】ここで、バッテリの特性として、モータ駆
動開始直後においては、電圧が急激に低下し、その後回
復して一定電圧になることが知られている。従って、モ
ータ駆動開始直後に電圧を検出した際に、バッテリ残量
が下限値を下回っていると判断されると、まだ残量が十
分あるにもかかわらず、電子カメラは動作不能と判断し
て、安全装置を働かせ、各部の機能をシャットダウンさ
せる恐れがある。
動開始直後においては、電圧が急激に低下し、その後回
復して一定電圧になることが知られている。従って、モ
ータ駆動開始直後に電圧を検出した際に、バッテリ残量
が下限値を下回っていると判断されると、まだ残量が十
分あるにもかかわらず、電子カメラは動作不能と判断し
て、安全装置を働かせ、各部の機能をシャットダウンさ
せる恐れがある。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、より精度良くバッテリ残量を検
出できる電子カメラを提供することを目的とする。
てなされたものであり、より精度良くバッテリ残量を検
出できる電子カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明による電子カメラは、電力を消費するデバイ
スの動作状況を検出し、動作状況に関する情報の処理を
行う負荷検出手段と、前記負荷検出手段から前記動作状
況に関する情報を取得して伝達する伝達手段と、前記伝
達手段を介して伝達された前記動作状況に関する情報
と、バッテリの電圧とに基づいて、前記バッテリの残量
を判定する残量判定コントローラとを有することを特徴
とする。
く、本発明による電子カメラは、電力を消費するデバイ
スの動作状況を検出し、動作状況に関する情報の処理を
行う負荷検出手段と、前記負荷検出手段から前記動作状
況に関する情報を取得して伝達する伝達手段と、前記伝
達手段を介して伝達された前記動作状況に関する情報
と、バッテリの電圧とに基づいて、前記バッテリの残量
を判定する残量判定コントローラとを有することを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明の電子カメラは、電力を消費するデバイ
スの動作状況を検出し、動作状況に関する情報の処理を
行う負荷検出手段と、前記負荷検出手段から前記動作状
況に関する情報を取得して伝達する伝達手段と、前記伝
達手段を介して伝達された前記動作状況に関する情報
と、バッテリの電圧とに基づいて、前記バッテリの残量
を判定する残量判定コントローラとを有するものであ
る。
スの動作状況を検出し、動作状況に関する情報の処理を
行う負荷検出手段と、前記負荷検出手段から前記動作状
況に関する情報を取得して伝達する伝達手段と、前記伝
達手段を介して伝達された前記動作状況に関する情報
と、バッテリの電圧とに基づいて、前記バッテリの残量
を判定する残量判定コントローラとを有するものであ
る。
【0008】本発明の概要を、図面を参照して説明す
る。図2は、本発明の概要を示すブロック図である。図
2において、駆動デバイスAは、伝達手段であるコント
ローラAを介して残量判定コントローラCに、動作状況
に関する情報である負荷情報Aを伝達可能となってい
る。一方、駆動デバイスBは、伝達手段であるコントロ
ーラBを介して残量判定コントローラCに、動作状況に
関する情報である負荷情報Aを伝達可能となっている。
残量判定コントローラCは、負荷情報A,Bと、バッテ
リBTの電圧とに基づいて、バッテリの残量を検出でき
るものである。
る。図2は、本発明の概要を示すブロック図である。図
2において、駆動デバイスAは、伝達手段であるコント
ローラAを介して残量判定コントローラCに、動作状況
に関する情報である負荷情報Aを伝達可能となってい
る。一方、駆動デバイスBは、伝達手段であるコントロ
ーラBを介して残量判定コントローラCに、動作状況に
関する情報である負荷情報Aを伝達可能となっている。
残量判定コントローラCは、負荷情報A,Bと、バッテ
リBTの電圧とに基づいて、バッテリの残量を検出でき
るものである。
【0009】ここで、電力を消費する駆動デバイスA,
Bが動作中であれば、バッテリBTの電圧は無負荷状態
より下がるので、バッテリBTの残量が十分か否かを判
定するためにバッテリ電圧を変換した数値と、予めコン
トローラC内部で用意した閾値との比較を行うことが必
要となる。ここで、変換手法として、コントローラCで
判定できる電圧よりもバッテリ電圧が高い場合には、抵
抗により検出電圧を分割する手法も含められる。
Bが動作中であれば、バッテリBTの電圧は無負荷状態
より下がるので、バッテリBTの残量が十分か否かを判
定するためにバッテリ電圧を変換した数値と、予めコン
トローラC内部で用意した閾値との比較を行うことが必
要となる。ここで、変換手法として、コントローラCで
判定できる電圧よりもバッテリ電圧が高い場合には、抵
抗により検出電圧を分割する手法も含められる。
【0010】このとき、電力を消費する駆動デバイス
A、B、例えばモータやLCDなどが動作したときに、
バッテリ残量検出時の閾値を駆動デバイスA,Bの過渡
応答により電圧が低下する範囲よりも十分低く設定して
おけば、電子カメラが動作不能と誤検出することはな
い。しかし、閾値を常に下げておくことは、駆動デバイ
スA,Bの少なくとも一方が動作していないような、負
荷が軽い状態に戻ったときに正確な残量検出ができない
恐れがある。
A、B、例えばモータやLCDなどが動作したときに、
バッテリ残量検出時の閾値を駆動デバイスA,Bの過渡
応答により電圧が低下する範囲よりも十分低く設定して
おけば、電子カメラが動作不能と誤検出することはな
い。しかし、閾値を常に下げておくことは、駆動デバイ
スA,Bの少なくとも一方が動作していないような、負
荷が軽い状態に戻ったときに正確な残量検出ができない
恐れがある。
【0011】一方、残量検出コントローラCが、電力を
消費するデバイスA,Bを直接制御している場合には、
デバイスA,Bが動作しているか否か、もしくは消費電
流の変化が激しい過渡応答のタイミングか否かを知るこ
とができるが、残量検出コントローラCとは別のコント
ローラA,Bが制御している場合には、そのタイミング
を正確につかむことが困難である。
消費するデバイスA,Bを直接制御している場合には、
デバイスA,Bが動作しているか否か、もしくは消費電
流の変化が激しい過渡応答のタイミングか否かを知るこ
とができるが、残量検出コントローラCとは別のコント
ローラA,Bが制御している場合には、そのタイミング
を正確につかむことが困難である。
【0012】そこで、本発明においては、電力を消費す
るデバイスA,Bを制御している各コントローラA、B
が、そのときに稼働しているデバイスA,Bの負荷情報
A,Bを、コントローラAとC或いはBとC間に具備さ
れた通信手段(シリアル通信など)により伝達すること
で、バッテリ残量検出コントローラCは、精度良く電子
カメラ全体の負荷情報を得ることができるのである。
るデバイスA,Bを制御している各コントローラA、B
が、そのときに稼働しているデバイスA,Bの負荷情報
A,Bを、コントローラAとC或いはBとC間に具備さ
れた通信手段(シリアル通信など)により伝達すること
で、バッテリ残量検出コントローラCは、精度良く電子
カメラ全体の負荷情報を得ることができるのである。
【0013】更に、前記負荷検出手段は、前記デバイス
の安定動作状態における動作状況を検出すると、より精
度良く残量を検出することができる。
の安定動作状態における動作状況を検出すると、より精
度良く残量を検出することができる。
【0014】すなわち、前記動作状況に関する情報は、
前記バッテリ電圧を変換した数値と比較される閾値を変
更するために用いられると好ましい。
前記バッテリ電圧を変換した数値と比較される閾値を変
更するために用いられると好ましい。
【0015】又、前記動作状況に関する情報とは、前記
デバイスの消費電流値に関する情報であると好ましい
が、これに限られない。また、各コントローラ間の消費
電流情報の重み付けが維持される線形関係が保たれるよ
うに圧縮した数値を使用しても良い。
デバイスの消費電流値に関する情報であると好ましい
が、これに限られない。また、各コントローラ間の消費
電流情報の重み付けが維持される線形関係が保たれるよ
うに圧縮した数値を使用しても良い。
【0016】さらに、バッテリ残量検出動作そのものを
許可したり禁止したりするような情報であってもよく、
消費電流変動の激しい期間では、バッテリ残量検出動作
禁止情報を伝達することで、不用意な残量検出を停止さ
せることにより、誤検出を防止できる。デバイスが安定
動作状態になったら許可情報を伝達して、バッテリ残量
検出動作を再開させればよい。
許可したり禁止したりするような情報であってもよく、
消費電流変動の激しい期間では、バッテリ残量検出動作
禁止情報を伝達することで、不用意な残量検出を停止さ
せることにより、誤検出を防止できる。デバイスが安定
動作状態になったら許可情報を伝達して、バッテリ残量
検出動作を再開させればよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかる電子カメラの構成を示すブロック図である。図1
において、撮影レンズ1により受光面に光学像を結像さ
れた撮像素子であるCCD2は、光学像に対応したアナ
ログ信号を出力する、いわゆる光電変換を行うものであ
り、A/D変換装置3は、CCD2から入力されたアナ
ログ信号をデジタル信号に変換して出力するものであ
る。かかるA/D変換回路3を介して得られた画像デー
タは、一旦、画像用メモリ4に記憶される。
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかる電子カメラの構成を示すブロック図である。図1
において、撮影レンズ1により受光面に光学像を結像さ
れた撮像素子であるCCD2は、光学像に対応したアナ
ログ信号を出力する、いわゆる光電変換を行うものであ
り、A/D変換装置3は、CCD2から入力されたアナ
ログ信号をデジタル信号に変換して出力するものであ
る。かかるA/D変換回路3を介して得られた画像デー
タは、一旦、画像用メモリ4に記憶される。
【0018】画像用メモリ4に記憶された画像データ
は、制御手段であるMPU5によって各種の画像処理が
施され、最終的には、Main−CPU5に接続された
メモリカード等の不揮発性メモリ6に記憶される。尚、
Main−CPU5は、電子カメラ100に装填された
バッテリ7から電力供給を受け、インタフェース装置8
を介してIrDA(赤外線通信)やシリアル通信等を利
用して、外部と通信できるようになっている。又、Ma
in−CPU5は、メインスイッチ16のオン操作(す
なわち電源のオン操作)により動作を開始し、レリーズ
ボタン10からのレリーズ信号を受信して、図示しない
シャッタ装置を駆動して撮影を行うようになっている。
更に、MPU5は、液晶モニタ等の画像表示装置(LC
D)9を駆動制御して、画像の表示を行わせるようにな
っている。また、MPU5は、ストロボ装置13から、
ストロボ照射光を照射でき、モータ12を介してズーム
レンズ鏡筒1aのズーム動作及び沈胴動作を行わせるこ
とが出来、アクチュエータ13を介してレンズバリヤ1
3aを開閉自在となっている。
は、制御手段であるMPU5によって各種の画像処理が
施され、最終的には、Main−CPU5に接続された
メモリカード等の不揮発性メモリ6に記憶される。尚、
Main−CPU5は、電子カメラ100に装填された
バッテリ7から電力供給を受け、インタフェース装置8
を介してIrDA(赤外線通信)やシリアル通信等を利
用して、外部と通信できるようになっている。又、Ma
in−CPU5は、メインスイッチ16のオン操作(す
なわち電源のオン操作)により動作を開始し、レリーズ
ボタン10からのレリーズ信号を受信して、図示しない
シャッタ装置を駆動して撮影を行うようになっている。
更に、MPU5は、液晶モニタ等の画像表示装置(LC
D)9を駆動制御して、画像の表示を行わせるようにな
っている。また、MPU5は、ストロボ装置13から、
ストロボ照射光を照射でき、モータ12を介してズーム
レンズ鏡筒1aのズーム動作及び沈胴動作を行わせるこ
とが出来、アクチュエータ13を介してレンズバリヤ1
3aを開閉自在となっている。
【0019】更に、本実施の形態の電子カメラ100
は、装填されたバッテリ7の残量を検出する残量検出手
段としてのSub−CPU14を有している。残量が減
少すると、それに応じて電圧が低下するというバッテリ
7の特性を利用して、Sub−CPU14は、バッテリ
7の残量を直接検出する代わりに、バッテリ7の電圧を
検出している。Sub−CPU14とMain−CPU
5とは、シリアル通信可能に接続されている。
は、装填されたバッテリ7の残量を検出する残量検出手
段としてのSub−CPU14を有している。残量が減
少すると、それに応じて電圧が低下するというバッテリ
7の特性を利用して、Sub−CPU14は、バッテリ
7の残量を直接検出する代わりに、バッテリ7の電圧を
検出している。Sub−CPU14とMain−CPU
5とは、シリアル通信可能に接続されている。
【0020】次に、本実施の形態のバッテリ残量検出動
作について説明する。図1において、負荷検出手段及び
伝達手段であるMain−CPU5は、モータ12,ア
クチュエータ13,LCD9、その他全ての電力消費デ
バイスの動作状況を常時把握している。より具体的に
は、これらデバイスの消費電流を検出し、その電流値を
負荷情報(動作状況に関する情報)としてSub−CP
U14に出力可能となっている。
作について説明する。図1において、負荷検出手段及び
伝達手段であるMain−CPU5は、モータ12,ア
クチュエータ13,LCD9、その他全ての電力消費デ
バイスの動作状況を常時把握している。より具体的に
は、これらデバイスの消費電流を検出し、その電流値を
負荷情報(動作状況に関する情報)としてSub−CP
U14に出力可能となっている。
【0021】Sub−CPU14は、Main−CPU
5から出力された負荷情報に基づいて、例えば電力を消
費するデバイス(LCD9など)が動作中であれば、バ
ッテリ7の電圧は無負荷状態より下がることから、バッ
テリ7の残量が十分か否かを判定するためにバッテリ電
圧を変換した数値と比較される閾値をその分だけ下げる
ようになっている。変更された閾値を、実際に検出した
バッテリ電圧と比較すれば、電子カメラが動作不能と誤
検出することなく、残量の検出を行うことができる。か
かる残量は、Sub−CPU14に接続された不図示の
ステータスLCDにおいて表示が行われると、ユーザー
が残量を把握できて好ましい。
5から出力された負荷情報に基づいて、例えば電力を消
費するデバイス(LCD9など)が動作中であれば、バ
ッテリ7の電圧は無負荷状態より下がることから、バッ
テリ7の残量が十分か否かを判定するためにバッテリ電
圧を変換した数値と比較される閾値をその分だけ下げる
ようになっている。変更された閾値を、実際に検出した
バッテリ電圧と比較すれば、電子カメラが動作不能と誤
検出することなく、残量の検出を行うことができる。か
かる残量は、Sub−CPU14に接続された不図示の
ステータスLCDにおいて表示が行われると、ユーザー
が残量を把握できて好ましい。
【0022】尚、例えばLCD9がオンした直後、或い
はモータ12やアクチュエータ13が動作した直後など
は、負荷が大きいため、より大電流を消費する傾向があ
る。そこで、このようにデバイスが過渡状態のときは、
Main−CPU5は、デバイスの消費電流を検出せ
ず、安定状態になってから、消費電流を検出して、負荷
情報をSub−CPU14に出力することで、更に精度
の良い残量検出が可能となる。
はモータ12やアクチュエータ13が動作した直後など
は、負荷が大きいため、より大電流を消費する傾向があ
る。そこで、このようにデバイスが過渡状態のときは、
Main−CPU5は、デバイスの消費電流を検出せ
ず、安定状態になってから、消費電流を検出して、負荷
情報をSub−CPU14に出力することで、更に精度
の良い残量検出が可能となる。
【0023】加えて、Main−CPU5もSub−C
PU14も、モータ12ほどではないが、ある程度電力
を消費するデバイスである。そこで、Main−CPU
5は、モータ12などの消費電流の他、自己の消費電流
を付加情報に含めて、Sub−CPU14に出力する。
一方、Sub−CPU14は、Main−CPU5から
出力された負荷情報に、自己の消費電流を含めた上で、
トータルの消費電流に基づき、判定のための閾値を変更
するようにすれば、更に精度良くバッテリの残量を検出
することができる。
PU14も、モータ12ほどではないが、ある程度電力
を消費するデバイスである。そこで、Main−CPU
5は、モータ12などの消費電流の他、自己の消費電流
を付加情報に含めて、Sub−CPU14に出力する。
一方、Sub−CPU14は、Main−CPU5から
出力された負荷情報に、自己の消費電流を含めた上で、
トータルの消費電流に基づき、判定のための閾値を変更
するようにすれば、更に精度良くバッテリの残量を検出
することができる。
【0024】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えばMain−CPU5とSub−
CPU14との間の情報のやりとりは、シリアル通信を
介して行っているが、Sub−CPU14が、デバイス
の動作状況を判定できれば足りるため、例えばモータオ
ン、LCDオフといった二値情報を負荷情報として、M
ain−CPU5からSub−CPU14へと伝達する
ことも考えられる。
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えばMain−CPU5とSub−
CPU14との間の情報のやりとりは、シリアル通信を
介して行っているが、Sub−CPU14が、デバイス
の動作状況を判定できれば足りるため、例えばモータオ
ン、LCDオフといった二値情報を負荷情報として、M
ain−CPU5からSub−CPU14へと伝達する
ことも考えられる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、より精度良くバッテリ
残量を検出できる電子カメラを提供することができる。
残量を検出できる電子カメラを提供することができる。
【図1】本実施の形態にかかる電子カメラの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の概要を示すブロック図である。
1 電子カメラ 5 Main−CPU 7 バッテリ 9 画像表示装置(LCD) 12 モータ 13 アクチュエータ 14 Sub−CPU
Claims (5)
- 【請求項1】 電力を消費するデバイスの動作状況を検
出し、動作状況に関する情報の処理を行う負荷検出手段
と、 前記負荷検出手段から前記動作状況に関する情報を取得
して伝達する伝達手段と、 前記伝達手段を介して伝達された前記動作状況に関する
情報と、バッテリの電圧とに基づいて、前記バッテリの
残量を判定する残量判定コントローラとを有することを
特徴とする電子カメラ。 - 【請求項2】 前記動作状況に関する情報は、前記バッ
テリの実際の電圧と比較される閾値を変更するために用
いられることを特徴とする請求項1に記載の電子カメ
ラ。 - 【請求項3】 前記負荷検出手段は、前記デバイスの安
定動作状態における動作状況を検出することを特徴とす
る請求項1又は2に記載の電子カメラ。 - 【請求項4】 前記動作状況に関する情報とは、前記デ
バイスの消費電流値であることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の電子カメラ。 - 【請求項5】 前記残量検出手段は、前記負荷検出手段
と前記残量検出手段の消費電流を検出し、さらに、これ
を考慮して前記バッテリの残量を検出することを特徴と
する請求項4に記載の電子カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301982A JP2002112090A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 電子カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000301982A JP2002112090A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 電子カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002112090A true JP2002112090A (ja) | 2002-04-12 |
Family
ID=18783425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000301982A Pending JP2002112090A (ja) | 2000-10-02 | 2000-10-02 | 電子カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002112090A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211420A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Canon Inc | 撮像機器及びその制御方法 |
JP2015114133A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
-
2000
- 2000-10-02 JP JP2000301982A patent/JP2002112090A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006211420A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Canon Inc | 撮像機器及びその制御方法 |
JP2015114133A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
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