JP2002110508A - 露光処理装置及び露光処理方法 - Google Patents

露光処理装置及び露光処理方法

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JP2002110508A JP2000294313A JP2000294313A JP2002110508A JP 2002110508 A JP2002110508 A JP 2002110508A JP 2000294313 A JP2000294313 A JP 2000294313A JP 2000294313 A JP2000294313 A JP 2000294313A JP 2002110508 A JP2002110508 A JP 2002110508A
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷電ビーム露光における生産性を向上させ
る。 【解決手段】 荷電ビームによって露光を行うための露
光処理装置であって、部分一括露光用アパーチャ部5に
形成された開口パターン6に関する情報を取得するパタ
ーン情報取得手段8と、開口パターンと比較される比較
パターン27に関する情報を保持するパターン情報保持
手段25と、パターン情報取得手段によって取得された
開口パターンに関する情報と、パターン情報保持手段に
保持された比較パターンに関する情報との比較結果に基
づいて、開口パターンの形状を識別するパターン識別手
段26とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光処理装置及び
露光処理方法、特に荷電ビームによって露光を行うため
の露光処理装置及び露光処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビーム露光における部分一括露光
(キャラクタプロジェクション(CP))は、複数の図
形を含む数μm程度の領域を開口パターン(CPパター
ン)として第2成形アパーチャ上に形成し、一括して露
光を行う方法であり、電子ビーム露光のスループットを
向上させる手段として有望視されている。
【0003】通常、開口パターン数(CPパターン数)
は5個程度であり、CPパターンとCPパターンの第2
アパーチャ上の位置に関するテーブルを作成する際に、
従来はオペレーターの手入力によって行っていた。
【0004】CPパターン数は、電子ビーム露光装置の
スループット向上をさせるために、増加する傾向にあ
る。CPパターンの種類が100種類を超えるような場
合、上記テーブルの作成作業をオペレーターの手入力に
よって行うことは極めて煩雑である。さらに、この作業
に要する時間やオペレーターの入力ミスによる露光の失
敗などは、電子ビーム露光における生産性を著しく低下
させることになる。
【0005】一方、CPパターンが形成される基板の厚
さは数μm程度と薄いため、ハンドリング等の際にCP
パターンに欠損等が生じるおそれがある。このような欠
陥を有するパターンをそのまま用いて露光を行うと、所
望のパターンとは異なったパターンが露光されてしまう
ことになり、電子ビーム露光における生産性を著しく低
下させることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来
は、CPパターンに関するテーブルの作成作業をオペレ
ーターの手入力によって行っていたため、電子ビーム露
光等の荷電ビーム露光における生産性を著しく低下させ
る要因となっていた。
【0007】また、欠陥のあるCPパターンをそのまま
用いて露光を行うと、目的とするパターンが得られず、
荷電ビーム露光における生産性を著しく低下させる低下
させる要因となっていた。
【0008】本発明は、上記従来の課題に対してなされ
たものであり、荷電ビーム露光における生産性を向上さ
せることが可能な露光処理装置及び露光処理方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る露光処理装
置は、荷電ビームによって露光を行うための露光処理装
置であって、部分一括露光用アパーチャ部に形成された
開口パターンに関する情報を取得するパターン情報取得
手段と、前記開口パターンと比較される比較パターンに
関する情報を保持するパターン情報保持手段と、前記パ
ターン情報取得手段によって取得された開口パターンに
関する情報と、前記パターン情報保持手段に保持された
比較パターンに関する情報との比較結果に基づいて、前
記開口パターンの形状を識別するパターン識別手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】前記露光処理装置の好ましい態様は以下の
通りである。
【0011】(1)前記パターン識別手段によって得ら
れた前記開口パターンの識別結果に基づき、前記部分一
括露光用アパーチャ部に形成された開口パターンの形状
及び配置に関する情報を生成するパターン情報生成手段
をさらに備える。
【0012】(2)前記パターン識別手段によって得ら
れた前記開口パターンの識別結果に基づき、前記パター
ン情報保持手段に保持された比較パターンに関する情報
を修正するパターン情報修正手段をさらに備える。
【0013】(3)前記パターン情報取得手段は、前記
部分一括露光用アパーチャ部に形成された開口パターン
に向けて照射された荷電ビームの反射電子、2次電子又
は透過電子を検出することで、前記開口パターンに関す
る情報を取得する。
【0014】(4)前記パターン情報取得手段は、前記
部分一括露光用アパーチャ部に形成された開口パターン
を撮影することで、前記開口パターンに関する情報を取
得する。
【0015】本発明に係る露光処理方法は、荷電ビーム
によって露光を行うための露光処理方法であって、部分
一括露光用アパーチャ部に形成された開口パターンに関
する情報を取得する工程と、所得された開口パターンに
関する情報と、前記開口パターンと比較される比較パタ
ーンに関する情報との比較結果に基づいて、前記開口パ
ターンの形状を識別する工程と、を備えたことを特徴と
する。
【0016】前記露光処理方法の好ましい態様は以下の
通りである。
【0017】(1)前記開口パターンの形状を識別する
工程で得られた開口パターンの識別結果に基づき、前記
開口パターンの形状及び配置に関する情報を生成する工
程をさらに備える。
【0018】(2)前記開口パターンの形状を識別する
工程で得られた開口パターンの識別結果に基づき、前記
比較パターンに関する情報を修正する工程をさらに備え
る。
【0019】本発明によれば、開口パターンに関する情
報と比較パターンに関する情報との比較結果に基づいて
開口パターンの形状を識別することにより、荷電ビーム
露光における生産性を向上させることが可能となる。
【0020】すなわち、開口パターンの識別結果に基づ
き、開口パターンの形状及び配置に関する情報を生成す
ることにより、開口パターン(CPパターン)に関する
テーブルの作成作業を自動化することができるため、オ
ペレーターのデータ入力作業の軽減やオペレーターのデ
ータ入力ミスの防止をはかることができ、荷電ビーム露
光における生産性を向上させることが可能となる。
【0021】また、開口パターンの識別結果に基づき、
比較パターンに関する情報を修正することにより、開口
パターン(CPパターン)に欠陥があっても、その欠陥
を考慮した露光を行うことができるため、露光の失敗を
未然に防止することができ、荷電ビーム露光における生
産性を向上させることが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0023】(実施形態1)図1は、本発明の第1の実
施形態に係る露光装置について、その概略構成を示した
図である。本装置は、部分一括露光(キャラクタプロジ
ェクション(CP))方式の電子ビーム露光装置であ
り、加速電圧は50kVである。
【0024】電子銃1から発生した電子ビーム2aは、
第1アパーチャ3を透過し、さらに偏向器4aによって
第2アパーチャ(部分一括露光用アパーチャ)5上の所
望の位置に照射される。この第2アパーチャには、開口
パターン(CPパターン)6が設けられている。CPパ
ターン6を通過した電子ビーム2bは、レンズ系によっ
てウエハ7上に縮小投影される。この装置の縮小率は1
/10倍であり、ウエハ上での最大ビームサイズは5μ
mとなっている。
【0025】本装置には、第2アパーチャ5の上方に中
間検出器8が設けられており、第2アパーチャ5で反射
した反射電子及び2次電子を検出することができる。ま
た、試料(ウエハ7)の上方には試料上検出器9が設け
られている。この検出器9は、試料上で反射した反射電
子及び2次電子の検出を行う。また、試料面とほぼ同一
面に設けられたファラデーカップ10は、CPパターン
6を通過した電子ビーム2bの電流を検出する。
【0026】CPパターンの形状を求める方法として、
ここでは中間検出器8を用いた方法について説明する。
レンズ11bを用いて、電子ビーム2aの焦点を第2ア
パーチャ5上に合わせる。この状態で、第2アパーチャ
5からの反射電子及び2次電子を中間検出器8で検出す
ることにより、CPパターン6の画像を取得することが
できる。
【0027】本装置の特徴は、予め図形パターン(CP
パターン6)の参照テーブルを有し、ビーム走査によっ
て得られたCPパターンのパターン形状と比較、識別を
行う点である。以下、図2を用いて、この機能の説明を
行う。
【0028】まず、第2アパーチャ5上に、レンズ11
bを用いてビーム焦点を合わせる。続いて、CPパター
ン6に対してビーム走査を行い、第2アパーチャ5から
の反射電子及び2次電子を中間検出器8で検出する。検
出信号は、アンプ21を通って制御回路23内のメモリ
24に蓄積され、CPパターン6に対応したCP画像2
2が得られる。
【0029】制御回路23内には、図2(b)に示すよ
うに、参照テーブル25が予め作成されている。参照テ
ーブル25は、基本的な図形パターンとそれに対応した
識別番号(ID0)で管理されている。ここでは、1〜
nのID0にそれぞれ、図形パターンが512×512
画素の階調データとして記述されている。
【0030】次に、メモリ24に蓄積されたCP画像2
2が比較回路26に送れられるとともに、参照テーブル
25から図形パターン27が比較回路26に送られる。
この比較回路26により、図形パターン27とCP画像
22との比較をパターンマッチングによって行うこと
で、CPパターン6の形状を識別(認識)することがで
きる。
【0031】さらに、比較回路26での比較結果に基づ
いて、配置テーブル28を作成する。配置テーブル28
には、図2(c)に示すように、第2アパーチャ5上に
おける各CPパターン6の位置を示すCP配置座標、C
P用のID1、基本的な図形パターンに対応した識別番
号ID0、CP画像が記述されている。
【0032】次に、上記CP配置テーブル28を用いて
露光データを作成する機能について、図3及び図4を用
いて説明を行う。
【0033】まず、LSIの設計データ31を制御計算
機32に入力する。この際、設計データ31は、参照テ
ーブル25に記述された基本的な図形パターンの集合と
して構成されているものとする。
【0034】設計データ31は、描画データ33aに変
換される。この際、設計データの基本図形パターン及び
アレイ配置を保持したまま、データ変換を行う。データ
変換の際には、各基本図形パターンに識別ID2が振り
分けられ、さらにID2及び図形パターン情報がメモリ
上に設計データテーブル36として格納される。この際
の描画データは、基本図形パターンのID2及び各図形
のチップ内での配置情報で構成されている。作成された
設計データテーブル36の情報は、比較器34aに送ら
れる。
【0035】比較器34aでは、設計データテーブル3
6のID2に対応した第2アパーチャ上の基本図形パタ
ーンを、画像データを媒介して参照テーブル25から読
み出し、描画データテーブル37aとしてメモリに格納
する。描画データテーブル37aには、ID2と対応す
るID0の情報が記述される。さらに、この描画データ
テーブル37a内のID0に対応するCP配置情報を、
ID0を媒介して配置テーブル28から読み出し、描画
データテーブル37bとしてメモリに格納する。作成さ
れた描画データテーブル37bは、描画データ33a及
びCP配置テーブル28とセットで、描画データセット
38として格納される。
【0036】上述の手順によって作成された描画データ
セット38を用いて、描画がどのように行われるかを、
図5を用いて以下に説明する。
【0037】制御計算機から、描画データセット38
は、描画データ33a、描画データテーブル37b及び
CP配置テーブル28に分割されて、それぞれ制御回路
50に送られる。これらの描画データ33a、描画デー
タテーブル37b及びCP配置テーブル28は、それぞ
れメモリ52a、メモリ52b及びメモリ52cに格納
される。
【0038】パターン生成回路51に送られる描画デー
タ33aの形式は、CPの識別番号ID2、CP偏向量
及び試料上の描画位置の情報で形成されている。パター
ン生成回路51には、読み出し装置57により、ID2
に対応するCP配置ID1がCP配置テーブル28より
読み出され、さらにCP配置情報ID1に対応するCP
偏向量データが偏向パラメータテーブル53より読み出
される。偏向パラメータテーブル53には、第2アパー
チャ上における各CPパターンの偏向量データ(CP偏
向器4aの偏向量データ)や試料面上でのフォーカス位
置、非点情報などが記述されている。
【0039】パターン生成回路51によって得られた描
画データ54は、偏向アンプ制御部510a及び510
b、レンズ制御部511、ステージ56の制御部55等
に送られ、各制御部からの信号に基づいて露光が行われ
る。
【0040】上述したように、本実施形態によれば、C
Pパターンの種類が100種類を超えるようなケースに
おいても、個々のCPパターンの図形データと第2アパ
ーチャ上の位置を対応させたテーブルの作成作業を自動
化することが可能になる。その結果、描画データ作成に
おける操作が容易になり、作業時間を短縮することがで
きるとともに、オペレーターの入力ミスによる露光の失
敗がなくなり、電子ビーム露光における生産性を著しく
向上させることが可能になる。
【0041】(実施形態2)上述した実施形態1では、
CPパターンの形状を求める方法として中間検出器8を
用いたが、ここではファラデーカップを10を用いた方
法について、図6を用いて説明する。
【0042】まず、第2アパーチャ5上に、レンズ11
bを用いてビーム焦点を合わせ、CPパターン6に対し
てビーム走査を行う。CPパターン6を通過した電子ビ
ーム2bは、レンズ11cにより、電子ビーム露光装置
の偏向領域中心に位置するファラデーカップ10上に集
束され、ファラデーカップ10によって電子ビーム2b
が検出される。検出信号は、アンプ21を通って制御回
路23内のメモリ24に蓄積され、CPパターン6に対
応したCP画像22が得られる。
【0043】以後の制御回路23内の動作は実施形態1
と同様であり、また露光データを作成する機能(図3、
図4参照)及び描画機能(図5参照)についても、実施
形態1と同様であるため、これらの説明は省略する。
【0044】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、テーブルの作成作業を自動化することが可能とな
り、電子ビーム露光における生産性を著しく向上させる
ことが可能になる。
【0045】(実施形態3)上述した実施形態1では、
CPパターンの形状を求める方法として中間検出器8を
用いたが、ここでは試料上検出器9を用いた方法につい
て、図7を用いて説明する。
【0046】まず、第2アパーチャ5上に、レンズ11
bを用いてビーム焦点を合わせ、CPパターン6に対し
てビーム走査を行う。CPパターン6を通過した電子ビ
ーム2bは、レンズ11cによりウエハ7上に集束され
るとともに、偏向器4bによってウエハ7上に作成され
たマーク71上に照射される。試料上検出器9では、マ
ーク71から放出された2次電子及び反射電子を検出す
る。検出信号は、アンプ21を通って制御回路23内の
メモリ24に蓄積され、CPパターン6に対応したCP
画像22が得られる。
【0047】以後の制御回路23内の動作は実施形態1
と同様であり、また露光データを作成する機能(図3、
図4参照)及び描画機能(図5参照)についても、実施
形態1と同様であるため、これらの説明は省略する。
【0048】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、テーブルの作成作業を自動化することが可能とな
り、電子ビーム露光における生産性を著しく向上させる
ことが可能になる。
【0049】(実施形態4)上記実施形態1では、参照
テーブル25内の図形パターンのデータ形式として、5
12×512画素の階調データを用いたが、本実施形態
では、参照テーブルの図形パターンが、三角形、矩形、
台形、円などの基本図形の集合として記述されている。
以下、本実施形態について、図8を参照して説明する。
【0050】図形パターン83は、基本図形の組み合わ
せとして登録されている。基本図形82には、例えば、
大面積矩形は00、縦長矩形は01、横長矩形は02、
三角形は03というようにID0がつけられ、基本図形
テーブル85に記述されている(図8(c)参照)。図
形パターン83の情報は、基本図形82の集合として、
参照テーブル81に記述される(図8(b)参照)。
【0051】以下、本実施形態における配置テーブル2
8(図8(a)参照)の作成機能について説明する。
【0052】まず、第2アパーチャ5上に、レンズ11
bを用いてビーム焦点を合わせる。続いて、CPパター
ン6に対してビーム走査を行い、第2アパーチャ5から
の反射電子及び2次電子を中間検出器8で検出する。検
出信号は、アンプ21を通って制御回路23内のメモリ
24に蓄積され、CPパターン6に対応したCP画像2
2が得られる。
【0053】制御回路23内には、図8(b)に示すよ
うに、参照テーブル81が予め作成されている。参照テ
ーブル81は、基本的な図形パターン83とそれに対応
した識別番号(ID0)及び基本図形配置情報で管理さ
れている。
【0054】次に、メモリ24に蓄積されたCP画像2
2が比較回路26aに送れられるとともに、基本図形テ
ーブル85から基本図形82が比較回路26aに送られ
る。比較回路26aでは、CP画像22と基本図形82
との比較が行われ、CP画像22は基本図形82の集合
情報に書き直される。
【0055】その後、参照テーブル81から図形パター
ン83が比較回路26bに送られ、比較回路26bで
は、図形パターン83と基本図形の集合情報に書き直さ
れCP画像との比較をパターンマッチングによって行
う。さらに、比較回路26bでの比較結果に基づいて、
配置テーブル28を作成する。
【0056】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、テーブルの作成作業を自動化することが可能とな
り、電子ビーム露光における生産性を著しく向上させる
ことが可能になる。
【0057】(実施形態5)上記実施形態1では、参照
テーブル25内の図形パターンのデータ形式として、5
12×512画素の階調データを用いたが、本実施形態
では、参照テーブルの図形パターンが、多角形の頂点座
標を含む形式で記述されている。以下、本実施形態につ
いて、図9を参照して説明する。
【0058】図形パターン93は、多角形の頂点数及び
図形総数で記述されている。具体的には、図形パターン
93の情報は、基本図形92の頂点数と図形パターン9
3内の図形数で記述される(図9(b)参照)。
【0059】以下、本実施形態における配置テーブル2
8(図9(a)参照)の作成機能について説明する。
【0060】まず、第2アパーチャ5上に、レンズ11
bを用いてビーム焦点を合わせる。続いて、CPパター
ン6に対してビーム走査を行い、第2アパーチャ5から
の反射電子及び2次電子を中間検出器8で検出する。検
出信号は、アンプ21を通って制御回路23内のメモリ
24に蓄積され、CPパターン6に対応したCP画像2
2が得られる。
【0061】制御回路23内には、図9(b)に示すよ
うに、参照テーブル91が予め作成されている。参照テ
ーブル91は、基本的な図形パターン93とそれに対応
した識別番号(ID0)及び基本図形配置情報で管理さ
れている。
【0062】次に、メモリ24に蓄積されたCP画像2
2が比較回路26aに送られ、CP画像は図形数と各図
形の頂点数の情報に書き直される。
【0063】続いて、参照テーブル91から図形パター
ン93が比較回路26bに送られ、比較回路26bで
は、図形パターン93と図形数と各図形の頂点数の情報
に書き直されCP画像との比較をパターンマッチングに
よって行う。さらに、比較回路26bでの比較結果に基
づいて、配置テーブル28を作成する。
【0064】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、テーブルの作成作業を自動化することが可能とな
り、電子ビーム露光における生産性を著しく向上させる
ことが可能になる。
【0065】なお、本実施形態では、図形パターンを図
形数と各図形の頂点数で記述したが、他の方法でもよ
い。例えば、参照テーブルの図形パターンが多角形の頂
点座標を含む形式で記述されており、且つ頂点座標が基
準座標からのべクトルで記述されていてもよい。また、
参照テーブルの形式として、図形パターンが、素子の一
部機能を有する図形パターンの集合として記述されてい
てもよい。
【0066】(実施形態6)本実施形態では、予め決め
られたビーム形状及び走査方法により、CPパターン上
をビーム走査する機能について説明する。
【0067】以下、本実施形態における配置テーブル2
8の作成機能について説明する(図10参照)。
【0068】第2アパーチャ5上に、レンズ11bを用
いてビーム焦点を合わせる点は、他の実施形態と同様で
ある。本実施形態の特徴は、CPパターン6上のビーム
走査を図10(b)〜図10(d)に示すように行う点
である。
【0069】まず、第2アパーチャ5上にレンズ11b
を用いてビーム焦点を合わせ、CPパターン6に対して
ビーム走査を行うが、本実施形態では図10に示すよう
に行った。すなわち、図10(b)に示すように、CP
パターン6上のビーム走査101を間引いて行った。そ
の結果、中間検出器8の検出信号は、アンプ21を通っ
て制御回路23内のメモリ24に蓄積され、図10
(c)に示すようなCP画像102が得られる。なお、
比較のため、実施形態1におけるビーム走査を間引かな
い場合の例を、図11(a)及び(b)に示した。
【0070】制御回路23内には、参照テーブル25が
予め作成されている。参照テーブル25は、基本的な図
形パターン27とそれに対応した識別番号(ID0)及
び基本図形配置情報で管理されている。また、制御回路
23内には、ビーム走査順序を記述した走査テーブル1
04が設けられている。走査テーブル104内には、5
12×512画素のビットマップ情報として、ビーム走
査順序が記述されている。
【0071】参照テーブル25から図形パターン27が
比較回路26aに送られるとともに、走査テーブル10
4よりビーム走査情報が比較回路26aに送られる。比
較器26aでは、ビーム走査情報と図形パターンとの重
ね合わせ演算が行われる。その結果、図10(d)に示
すように、図形パターン27bが得られる。図形パター
ン27b及びCP画像102は比較器26bに送られ、
パターンマッチングによるパターン識別が行われ、CP
配置テーブル28が作成される。
【0072】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、テーブルの作成作業を自動化することが可能とな
り、電子ビーム露光における生産性を著しく向上させる
ことが可能になる。
【0073】なお、本実施形態では、図形パターンをビ
ットマップ形式で記述したが、他の方法でもよい。例え
ば、参照テーブルの図形パターンが多角形の頂点座標を
含む形式で記述されており、且つ頂点座標が基準座標か
らのべクトルで記述されていてもよい。また、参照テー
ブルの形式として、図形パターンが、素子の一部機能を
有する図形パターンの集合として記述されていてもよ
い。
【0074】また、図12に示すように、TVカメラ1
21によってCP画像を取得し、取得した画像によっ
て、CPパターンの形状及び位置を決定してもよい。こ
れにより、CPパターン位置の粗調整が可能になり、高
速かつ簡便なビーム走査が可能になる。
【0075】(実施形態7)本実施形態では、CPパタ
ーン画像を変換する手段として、参照テーブルの図形パ
ターンを所望の関数を用いてぼかす機能について、図1
3を参照して説明する。
【0076】本実施形態の露光装置には、図13(a)
及び図13(b)に示すように、図形パターンをぼかす
手段として、関数テーブル131が備えられている。こ
こでは、図形パターンをぼかす関数として、ガウシアン
関数を用いた。
【0077】まず、実施形態1等と同様にして得られた
CP画像102が、制御回路23内のメモリ24に送ら
れる。制御回路23内の参照テーブル25からは図形パ
ターン27が、関数テーブル131からは関数パターン
が、それぞれ重畳回路132に送られる。この重畳回路
132では、ガウシアン関数を用いて重畳計算が行わ
れ、図形パターン27のぼかしパターン133が作成さ
れる。比較回路26には、重畳回路132からのぼかし
パターン133と、メモリ24からのCP画像22が入
力され、パターンマッチングによるパターン識別が行わ
れ、CP配置テーブル28が作成される。
【0078】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、テーブルの作成作業を自動化することが可能とな
り、電子ビーム露光における生産性を著しく向上させる
ことが可能になる。また、本実施形態の方法によれば、
パターンマッチング精度を向上させることが可能にな
る。
【0079】なお、上記実施形態では、図形パターン2
7をガウシアン関数によってぼかしてから、パターンマ
ッチングを行ったが、他の方法を用いてもよい。例え
ば、取得したCPパターンの画像データの輪郭抽出を行
って、輸郭抽出したデータと参照テーブルとを比較して
もよい。
【0080】また、CPパターン画像の一部分のみを、
対応する図形パターンの一部と比較してもよい。その
際、取得したCPパターン画像を、参照テーブルの図形
パターンの記述形式に変換してもよい。また、ビーム走
査によって得られたCPパターン形状と参照テーブルの
図形パターンとを比較する際に、パターンのマッチング
率の高い順に参照図形をソートし、ソートされた参照図
形の特徴的な一部とCPパターン画像を比較してもよ
い。このような機能を用いることによって、高速なパタ
ーンマッチングが可能になる。
【0081】(実施形態8)本実施形態は、図形パター
ンを記述した参照テーブルが、パターン密度をパラメー
タとしてグループ化されていることを特徴とする。以
下、図14を参照して、本実施形態を説明する。
【0082】本実施形態の参照テーブル141は、図1
4(b)に示すように、パターン密度をパラメータとし
てグループ化されている。ここでは、パターン密度が大
きい順に、グループAからグループZまでグルーピング
されている。グループAにはパターン密度80%以上の
図形パターン142が含まれており、グループZにはパ
ターン密度5%以下の図形パターン142が含まれてい
る。
【0083】まず、実施形態1等と同様にして得られた
CP画像22が、メモリ24を経由して参照回路143
に送られる。参照回路143では、CP画像22のパタ
ーン密度を求め、パターン密度情報を参照テーブル14
1に送る。参照テーブル141では、参照回路143か
らの情報に基づき、パターン密度毎にグルーピングされ
たグループを選択し、グループ化された図形データ14
2の情報を比較回路26に送る。比較回路26では、参
照テーブル141からのグループ化された図形パターン
情報142と、参照回路143からのCP画像22をパ
ターンマッチングによって識別し、CP配置テーブル2
8を作成する。
【0084】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様、テーブルの作成作業を自動化することが可能とな
り、電子ビーム露光における生産性を著しく向上させる
ことが可能になる。また、本実施形態の方法によれば、
パターンマッチング速度及びパターンマッチング精度を
向上させることが可能になる。
【0085】なお、本実施形態では、図形パターンを記
述した参照テーブルは、パターン密度をパラメータとし
てグループ化されていたが、他の方法でもよい。例え
ば、参照テーブルが、頂点数及び頂点座標をパラメータ
としてグループ化されていてもよい。また、参照テーブ
ルが、ベクトルの方向或いはベクトルの数をパラメータ
としてグループ化されていてもよい。さらに、参照テー
ブルが、基本図形の種類、基本図形の数或いは基本図形
の配置をパラメータとしてグループ化されていてもよ
い。
【0086】(実施形態9)本実施形態は、識別された
図形パターンの情報に基づいて、マスク(第2アパーチ
ャ)上のCPパターン・配置テーブルの修正を行うこと
を特徴とする。以下、図15を参照して、本実施形態を
説明する。
【0087】まず、実施形態1等と同様にして得られた
CP画像22が、制御回路23内のメモリ24に送られ
る。制御回路23内には、参照テーブル25が予め作成
されている。メモリ24に蓄積されたCP画像22が比
較回路26に送れられるとともに、参照テーブル25か
ら図形パターン27が比較回路26に送られる。比較回
路26では、図形パターン27とCP画像22の比較、
識別をパターンマッチングによって行う。
【0088】比較回路26での比較結果に基づいて、配
置テーブル151を作成する。この際、図15(b)に
示すように、パターンがマッチングしない部分152に
ついての欠陥情報153(不足パターンの情報)をCP
配置テーブル151に付加する。ここではCPパターン
に欠損が生じている場合を示しており、欠陥情報153
には、欠陥を補償するためのパターンの大きさ及び位置
が記述される。
【0089】次に、本実施形態の露光方法について、図
16(a)を参照して説明する。
【0090】まず、描画データ161に基づき、検査を
行うCPパターンを選択する。続いて、予め作成されて
いる配置テーブル151からCPパターン情報を取得す
る。取得したCPパターン情報に基づき、CPパターン
の検査を行う。検査方法については、上述した通りであ
る。
【0091】検査したCPパターンに欠陥がある場合に
は、CP配置テーブル151に欠陥情報を付加する。す
なわち、図15に示したように、CPパターンに不足パ
ターンがある場合には、欠陥情報153として補償パタ
ーンを付加する。
【0092】一方、図17(a)に示すように、CPパ
ターンに余分なパターンが生じている場合、このような
パターン22cは使用しないものとする。この場合に
は、このようなパターン22cの代わりにVSB露光デ
ータ25pを作成し、これをCP配置テーブル151に
記述する。
【0093】検査したCPパターン22aに欠陥がない
場合(図形パターン27と一致する場合)には、露光量
を設定値通り(ここでは1とする)とするが、CPパタ
ーン22dが所望寸法(正規の寸法)より小さい場合に
は、寸法変化を補償するように、ドーズ量変化ΔDを設
定露光量に付加する。補償露光量は、図17(b)に示
すように、CPパターン寸法とドーズ量との関係を予め
用意しておくことで、求めることができる。
【0094】上述した工程を描画データ161に含まれ
る全てのCPパターンについて行うことにより、欠陥情
報153が付加されたCP配置テーブル151aを得る
ことができる。
【0095】次に、このようにして得られたCP配置テ
ーブル151aを用いた露光方法について、図16
(b)及び図18を参照して説明する。
【0096】描画データ161に基づき、CP配置テー
ブル151aからCPパターン情報が呼び出される。図
18(a)に示すように、制御回路23内のパターン発
生回路182では、CPパターン情報に基づき、ブラン
カ181及び偏向器4a及び4bを制御し、露光を行
う。例えば、CP配置(0,1)について、欠陥情報が
付加されている場合、そのパターンが呼び出された際に
は、VSBデータを呼び出して露光したり、ブランカ1
81を制御して露光量を変化させたりする。
【0097】本実施形態によれば、CPパターン上の欠
陥を検査することが可能になるため、露光の際に、欠陥
のあるCPパターンを使用しない、或いは他のパターン
で代用するなどの方策を講じることによって、露光の失
敗をなくすことができる。その結果、電子ビーム露光に
おける生産性が向上する。
【0098】なお、本実施形態では、参照テーブル内に
記述されたCPパターンの寸法もしくは所望寸法からの
ずれ量に基づき、寸法ずれを修正もしくは補償するよう
に露光量を決定したが、他の方法と併用することも可能
である。例えば、参照テーブル内に記述されたCPパタ
ーンの寸法もしくは所望寸法からのずれ量に基づき、寸
法ずれを修正もしくは補償するように補助パターンを露
光データに含めるようにしてもよい。
【0099】また、本実施形態では、修正された配置テ
ーブルに基づき、露光の際に図形を呼び出す方法につい
て示したが、描画データ自体を変更してもよい。
【0100】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施するこ
とが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階
の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み
合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例え
ば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除
されても、所定の効果が得られるものであれば発明とし
て抽出され得る。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、開口パターンに関する
情報と比較パターンに関する情報との比較結果に基づい
て開口パターンの形状を識別することにより、荷電ビー
ム露光における生産性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る露光装置本体の
概略構成を示した図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る露光装置を説明
するための図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る露光装置につい
て、描画データ作成機能を示した図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る露光装置につい
て、データ作成の流れを示した図。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る露光装置につい
て、露光機能を説明するための図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る露光装置を説明
するための図。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る露光装置を説明
するための図。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る露光装置を説明
するための図。
【図9】本発明の第5の実施形態に係る露光装置を説明
するための図。
【図10】本発明の第6の実施形態に係る露光装置を説
明するための図。
【図11】本発明の第1の実施形態に係る露光装置につ
いて、ビーム走査方法を示した図。
【図12】本発明の第6の実施形態に係る露光装置の変
形例を説明するための図。
【図13】本発明の第7の実施形態に係る露光装置を説
明するための図。
【図14】本発明の第8の実施形態に係る露光装置を説
明するための図。
【図15】本発明の第9の実施形態に係る露光装置を説
明するための図。
【図16】本発明の第9の実施形態に係る露光装置につ
いて、欠陥修正方法の流れを示した図。
【図17】本発明の第9の実施形態に係る露光装置につ
いて、欠陥修正方法の具体例を示した図。
【図18】本発明の第9の実施形態に係る露光装置を説
明するための図。
【符号の説明】
1…電子銃 2a、2b…電子ビーム 3…第1アパーチャ 4a、4b…偏向器 5…第2アパーチャ(部分一括露光用アパーチャ) 6…CPパターン(開口パターン) 7…ウエハ 8…中間検出器 9…試料上検出器 10…ファラデーカップ 11a、11b、11c…レンズ 21…アンプ 22、102…CP画像 23…制御回路 24…メモリ 25、81、91、141…参照テーブル 26、26a、26b…比較回路 27、27b、83、93、142…図形パターン 28、151、151a…配置テーブル 31…設計データ 32…制御計算機 33a、54、161…描画データ 34a、34b…比較器 36…設計データテーブル 37a、37b…描画データテーブル 38…描画データセット 50…制御回路 51、182…パターン発生回路 52a、52b、52c、52d…メモリ 53…偏向パラメータテーブル 55、510a、510b、511…制御部 56…ステージ 57…読み出し装置 82、92…基本図形 85…基本図形テーブル 104…走査テーブル 121…テレビカメラ 131…関数テーブル 132…重畳回路 133…ぼかしパターン 143…参照回路 181…ブランカ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷電ビームによって露光を行うための露光
    処理装置であって、 部分一括露光用アパーチャ部に形成された開口パターン
    に関する情報を取得するパターン情報取得手段と、 前記開口パターンと比較される比較パターンに関する情
    報を保持するパターン情報保持手段と、 前記パターン情報取得手段によって取得された開口パタ
    ーンに関する情報と、前記パターン情報保持手段に保持
    された比較パターンに関する情報との比較結果に基づい
    て、前記開口パターンの形状を識別するパターン識別手
    段と、 を備えたことを特徴とする露光処理装置。
  2. 【請求項2】前記パターン識別手段によって得られた前
    記開口パターンの識別結果に基づき、前記部分一括露光
    用アパーチャ部に形成された開口パターンの形状及び配
    置に関する情報を生成するパターン情報生成手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項1に記載の露光処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記パターン識別手段によって得られた前
    記開口パターンの識別結果に基づき、前記パターン情報
    保持手段に保持された比較パターンに関する情報を修正
    するパターン情報修正手段をさらに備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の露光処理装置。
  4. 【請求項4】前記パターン情報取得手段は、前記部分一
    括露光用アパーチャ部に形成された開口パターンに向け
    て照射された荷電ビームの反射電子、2次電子又は透過
    電子を検出することで、前記開口パターンに関する情報
    を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の露光処理装置。
  5. 【請求項5】前記パターン情報取得手段は、前記部分一
    括露光用アパーチャ部に形成された開口パターンを撮影
    することで、前記開口パターンに関する情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の露
    光処理装置。
  6. 【請求項6】荷電ビームによって露光を行うための露光
    処理方法であって、 部分一括露光用アパーチャ部に形成された開口パターン
    に関する情報を取得する工程と、 所得された開口パターンに関する情報と、前記開口パタ
    ーンと比較される比較パターンに関する情報との比較結
    果に基づいて、前記開口パターンの形状を識別する工程
    と、 を備えたことを特徴とする露光処理方法。
  7. 【請求項7】前記開口パターンの形状を識別する工程で
    得られた開口パターンの識別結果に基づき、前記開口パ
    ターンの形状及び配置に関する情報を生成する工程をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項6に記載の露光処理
    方法。
  8. 【請求項8】前記開口パターンの形状を識別する工程で
    得られた開口パターンの識別結果に基づき、前記比較パ
    ターンに関する情報を修正する工程をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項6に記載の露光処理方法。
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