JP2002109928A - 導光体及びこれを用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
導光体及びこれを用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な照明効率を備えながらも製造が容易で
あり、且つ容易に照度ムラが修正可能な大型のフロント
ライトとして極めて好適な特性を兼ね備えた照明光学
系、具体的には導光体及びこれを用いた面照明装置と液
晶ディスプレイ装置を提供すること。 【解決手段】 一表面を光出射面とし、少なくとも一つ
の側端部11aに光源装置12を配設して使用され、且
つ被照明体の前面に配置して用いられる導光体11であ
って、この導光体11の被照明体が配設される側の表面
と反対側の表面11bに、光出射機構として、ピッチ5
000μm以下にて曲線状の断面V字形若しくはU字形
の多数の溝部18が離散的に設けられ、且つ各溝部18
の光源装置12に近い側に位置する傾斜面18aの傾斜
角度αが15〜75度の範囲とされていることを特徴と
する。
あり、且つ容易に照度ムラが修正可能な大型のフロント
ライトとして極めて好適な特性を兼ね備えた照明光学
系、具体的には導光体及びこれを用いた面照明装置と液
晶ディスプレイ装置を提供すること。 【解決手段】 一表面を光出射面とし、少なくとも一つ
の側端部11aに光源装置12を配設して使用され、且
つ被照明体の前面に配置して用いられる導光体11であ
って、この導光体11の被照明体が配設される側の表面
と反対側の表面11bに、光出射機構として、ピッチ5
000μm以下にて曲線状の断面V字形若しくはU字形
の多数の溝部18が離散的に設けられ、且つ各溝部18
の光源装置12に近い側に位置する傾斜面18aの傾斜
角度αが15〜75度の範囲とされていることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導光体及びこれを用
いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置に関し、更に詳
細には光利用効率を高く保ちながら、外観品質を向上さ
せ且つ構造簡素で製造の容易な導光体を提供する技術に
関し、更にはこの導光体を用い且つ反射型液晶ディスプ
レイ等のフロントライトとして好適に用いられる面照明
装置及びこの面照明装置を用いた液晶ディスプレイ装置
に関する。
いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置に関し、更に詳
細には光利用効率を高く保ちながら、外観品質を向上さ
せ且つ構造簡素で製造の容易な導光体を提供する技術に
関し、更にはこの導光体を用い且つ反射型液晶ディスプ
レイ等のフロントライトとして好適に用いられる面照明
装置及びこの面照明装置を用いた液晶ディスプレイ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パーソナルコンピュータ向けモニ
ター等の表示装置として透過型の液晶表示装置が多用さ
れており、このような液晶表示装置では、通常、液晶素
子の背面に面状の照明装置即ちバックライトが配設さ
れ、液晶パネルを背面から照らし出し、液晶素子のシャ
ッター機構によってパネルを透過する光線量を制御し、
画像を表示する機構とされている。
ター等の表示装置として透過型の液晶表示装置が多用さ
れており、このような液晶表示装置では、通常、液晶素
子の背面に面状の照明装置即ちバックライトが配設さ
れ、液晶パネルを背面から照らし出し、液晶素子のシャ
ッター機構によってパネルを透過する光線量を制御し、
画像を表示する機構とされている。
【0003】ここで、透過型液晶セルは出射光線が偏光
板、カラーフィルター、電極等、多数の光線損失を引き
起こす層を透過しなければならない構造とされているた
め、原理的にバックライトの光量を極めて大きくとる必
要があり、表示画面の高輝度化が困難であった。このた
め、携帯型パーソナルコンピュータや携帯情報端末等の
屋外で使用することのある液晶表示装置では、周辺が極
めて明るい場合に、表示画像を視認することが困難にな
る問題が発生していた。
板、カラーフィルター、電極等、多数の光線損失を引き
起こす層を透過しなければならない構造とされているた
め、原理的にバックライトの光量を極めて大きくとる必
要があり、表示画面の高輝度化が困難であった。このた
め、携帯型パーソナルコンピュータや携帯情報端末等の
屋外で使用することのある液晶表示装置では、周辺が極
めて明るい場合に、表示画像を視認することが困難にな
る問題が発生していた。
【0004】そこで、これらの用途に向けた液晶表示装
置として、液晶セル内等に反射板を設け、外光を直接反
射して表示するカラー反射型液晶ディスプレイ装置が実
用化されつつあり、実際に、透過型液晶ディスプレイ装
置では、周辺が明るくコントラストが低下し視認が困難
になる屋外環境においても画像を鮮明にとらえることが
可能であることが確認されている。
置として、液晶セル内等に反射板を設け、外光を直接反
射して表示するカラー反射型液晶ディスプレイ装置が実
用化されつつあり、実際に、透過型液晶ディスプレイ装
置では、周辺が明るくコントラストが低下し視認が困難
になる屋外環境においても画像を鮮明にとらえることが
可能であることが確認されている。
【0005】しかしながら、外光を直接利用する反射型
液晶ディスプレイ装置の特性上、周辺が暗い屋内環境や
交通機関の車内等では表示に用いる外光が限られてしま
うため視認が困難になる欠点があり、この欠点を改良す
るため、透過型液晶ディスプレイ装置とは逆に、液晶パ
ネルの前面に液晶パネルを照明する照明装置、すなわ
ち、フロントライトを装着し、外光が十分ではない環境
下においても画像を鮮明にとらえることができるように
工夫されている。
液晶ディスプレイ装置の特性上、周辺が暗い屋内環境や
交通機関の車内等では表示に用いる外光が限られてしま
うため視認が困難になる欠点があり、この欠点を改良す
るため、透過型液晶ディスプレイ装置とは逆に、液晶パ
ネルの前面に液晶パネルを照明する照明装置、すなわ
ち、フロントライトを装着し、外光が十分ではない環境
下においても画像を鮮明にとらえることができるように
工夫されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このフロントライトに
ついては、これまでにも各種の提案がなされているが、
照明効率や表示面内の照度ムラの点で未だ十分と言える
ものではなく、特に、画像品質や製造の容易性の点で十
分な性能を備えたものが見いだされていないため、特に
反射型液晶パネルの大型化に際して問題となっていた。
ついては、これまでにも各種の提案がなされているが、
照明効率や表示面内の照度ムラの点で未だ十分と言える
ものではなく、特に、画像品質や製造の容易性の点で十
分な性能を備えたものが見いだされていないため、特に
反射型液晶パネルの大型化に際して問題となっていた。
【0007】例えば、傾斜面アレーを導光体上に形成
し、液晶パネルの方向に照明光線を出射させる態様で
は、大型化した場合に欠陥なく前述の様な光学素子を形
成することは製造技術的に見ても極めて困難であり、歩
留まりも低くならざるえない。加えて、大型液晶ディス
プレイパネルでは照明ムラが非常に目立ちやすくなる
が、これを修正する場合に前述した傾斜面を直接変更す
ることが必要となるため、短期間に満足のゆく修正を加
えることが難しく、開発に多大な時間を要するという問
題点があった。
し、液晶パネルの方向に照明光線を出射させる態様で
は、大型化した場合に欠陥なく前述の様な光学素子を形
成することは製造技術的に見ても極めて困難であり、歩
留まりも低くならざるえない。加えて、大型液晶ディス
プレイパネルでは照明ムラが非常に目立ちやすくなる
が、これを修正する場合に前述した傾斜面を直接変更す
ることが必要となるため、短期間に満足のゆく修正を加
えることが難しく、開発に多大な時間を要するという問
題点があった。
【0008】また、フロントライトでは、窒化ガリウム
系白色発光ダイオード素子(白色LED)に代表される
LED光源が発光特性や点灯回路の簡略性から好適に用
いられるが、LED光源の特性上、用いる導光体によっ
ては、光線の進行方向に照明強度の強い部分が帯状に出
現してしまうため、実用的な品質が得られず、光学ロッ
ド等の線状光源化手段を用いて照明ムラを安定化せざる
を得なかった。
系白色発光ダイオード素子(白色LED)に代表される
LED光源が発光特性や点灯回路の簡略性から好適に用
いられるが、LED光源の特性上、用いる導光体によっ
ては、光線の進行方向に照明強度の強い部分が帯状に出
現してしまうため、実用的な品質が得られず、光学ロッ
ド等の線状光源化手段を用いて照明ムラを安定化せざる
を得なかった。
【0009】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、十分な照明効率を備えな
がらも製造が容易であり、且つ容易に照度ムラが修正可
能な大型のフロントライトとして極めて好適な特性を兼
ね備えた照明光学系、具体的には導光体及びこれを用い
た面照明装置と液晶ディスプレイ装置を提供することに
ある。
決するためになされたもので、十分な照明効率を備えな
がらも製造が容易であり、且つ容易に照度ムラが修正可
能な大型のフロントライトとして極めて好適な特性を兼
ね備えた照明光学系、具体的には導光体及びこれを用い
た面照明装置と液晶ディスプレイ装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は導光体であり、
前述した技術的課題を解決するために以下のように構成
されている。すなわち、本発明は、一表面を光出射面と
し、少なくとも一つの側端部に光源装置を配設して使用
され、且つ被照明体の前面に配置して用いられる導光体
であって、この導光体の被照明体が配設される側の表面
と反対側の表面に、ピッチ5000μm以下にて曲線状
の断面V字形若しくはU字形の多数の溝部が離散的に設
けられ、且つ前記各溝部における前記光源装置に近い側
に位置する傾斜面の傾斜角度が15〜75度の範囲とさ
れていることを特徴とする。
前述した技術的課題を解決するために以下のように構成
されている。すなわち、本発明は、一表面を光出射面と
し、少なくとも一つの側端部に光源装置を配設して使用
され、且つ被照明体の前面に配置して用いられる導光体
であって、この導光体の被照明体が配設される側の表面
と反対側の表面に、ピッチ5000μm以下にて曲線状
の断面V字形若しくはU字形の多数の溝部が離散的に設
けられ、且つ前記各溝部における前記光源装置に近い側
に位置する傾斜面の傾斜角度が15〜75度の範囲とさ
れていることを特徴とする。
【0011】〈本発明における具体的構成〉本発明の導
光体は、前述した必須の構成要素からなるが、その構成
要素が具体的に以下のような場合であっても成立する。
その具体的構成要素とは、曲線状をした多数の前記溝部
がほぼ同心円状に設けられていることを特徴とする。ま
た、本発明の導光体では、光源装置として発光ダイオー
ド素子を用いることが好ましく、且つほぼ同心円状に配
置された多数の溝部における同心円の中心位置が、発光
ダイオード素子から出射する光線の主方向線上に配置さ
れていることが好ましい。
光体は、前述した必須の構成要素からなるが、その構成
要素が具体的に以下のような場合であっても成立する。
その具体的構成要素とは、曲線状をした多数の前記溝部
がほぼ同心円状に設けられていることを特徴とする。ま
た、本発明の導光体では、光源装置として発光ダイオー
ド素子を用いることが好ましく、且つほぼ同心円状に配
置された多数の溝部における同心円の中心位置が、発光
ダイオード素子から出射する光線の主方向線上に配置さ
れていることが好ましい。
【0012】更に、本発明の導光体では、発光ダイオー
ド素子が配設される位置は、導光体のコーナー部である
ことが好ましい。また、光源装置としては線状光源装置
が用いられ、且つほぼ同心円状の多数の溝部の同心円の
半径は光入射面である側端面の長さの1/3以上とする
ことが好ましい。
ド素子が配設される位置は、導光体のコーナー部である
ことが好ましい。また、光源装置としては線状光源装置
が用いられ、且つほぼ同心円状の多数の溝部の同心円の
半径は光入射面である側端面の長さの1/3以上とする
ことが好ましい。
【0013】更にまた、本発明の導光体では、その少な
くとも一方の表面に反射防止処理を施することが好まし
い。また、本発明の導光体では、導光体の少なくとも一
方の表面にアンチグレア処理を施すことが好ましい。更
に、本発明の導光体では、各溝部においける光源装置か
ら遠い側に位置する傾斜面の傾斜角度を45〜90度の
範囲とすることが好ましい。
くとも一方の表面に反射防止処理を施することが好まし
い。また、本発明の導光体では、導光体の少なくとも一
方の表面にアンチグレア処理を施すことが好ましい。更
に、本発明の導光体では、各溝部においける光源装置か
ら遠い側に位置する傾斜面の傾斜角度を45〜90度の
範囲とすることが好ましい。
【0014】本発明は面照明装置であり、前述した各特
徴を備える導光体をその構成要素とすることを特徴とす
る。更に、本発明は液晶ディスプレイ装置であり、前述
の面照明装置を反射型液晶ディスプレイパネルの前面に
配設して構成したことを特徴とする。
徴を備える導光体をその構成要素とすることを特徴とす
る。更に、本発明は液晶ディスプレイ装置であり、前述
の面照明装置を反射型液晶ディスプレイパネルの前面に
配設して構成したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の導光体及びこれを
用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置を図に示され
る実施形態について更に詳細に説明する。図1は本発明
の第1の実施形態に係る面照明装置10の主要部を概略
的に示す部分的な構成説明図である。
用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置を図に示され
る実施形態について更に詳細に説明する。図1は本発明
の第1の実施形態に係る面照明装置10の主要部を概略
的に示す部分的な構成説明図である。
【0016】この実施形態に係る面照明装置10は、透
光性の平板からなる基板即ち導光体11を備え、この導
光体11の一側端には当該側端面11aに沿うように線
状の光源装置12が配置されている。この実施形態にお
いて、線状の光源装置12は、導光体11の側端面11
aに沿うように配置された光学ロッド(第2の導光体)
13と、この光学ロッド13の一端部に配置された白色
LEDからなる点光源本体14とから構成されている。
光性の平板からなる基板即ち導光体11を備え、この導
光体11の一側端には当該側端面11aに沿うように線
状の光源装置12が配置されている。この実施形態にお
いて、線状の光源装置12は、導光体11の側端面11
aに沿うように配置された光学ロッド(第2の導光体)
13と、この光学ロッド13の一端部に配置された白色
LEDからなる点光源本体14とから構成されている。
【0017】光源本体は、白色で小型化の可能なもので
あれば特に限定はされない。光源本体としては、例えば
発光ダイオード素子、EL素子(無機、有機)などから
なる点光源本体、或いは蛍光管(熱陰極管、冷陰極管)
等からなる線状光源本体が特に好適である。光源装置か
らの光は、この実施形態のように導光体11の側端面1
1aを光入射面とする時、当該入射面にできる限り均一
に入射することが、輝度ムラを小さくするために必要で
あり、そのためには光源装置の形状を線状とすることが
望ましいのである。
あれば特に限定はされない。光源本体としては、例えば
発光ダイオード素子、EL素子(無機、有機)などから
なる点光源本体、或いは蛍光管(熱陰極管、冷陰極管)
等からなる線状光源本体が特に好適である。光源装置か
らの光は、この実施形態のように導光体11の側端面1
1aを光入射面とする時、当該入射面にできる限り均一
に入射することが、輝度ムラを小さくするために必要で
あり、そのためには光源装置の形状を線状とすることが
望ましいのである。
【0018】発光ダイオード素子などのような点光源本
体14を用いる場合には、ダイオード素子をアレー状に
配置するか、或いは図1に示される第1の実施形態のよ
うに光学ロッド13を設け、この光学ロッド13からで
きる限り均一な光線が導光体11の方向に出射するよう
にして、導光体11の光入射面である側端面11aに均
一に光線が入射するように工夫することが望ましい。
体14を用いる場合には、ダイオード素子をアレー状に
配置するか、或いは図1に示される第1の実施形態のよ
うに光学ロッド13を設け、この光学ロッド13からで
きる限り均一な光線が導光体11の方向に出射するよう
にして、導光体11の光入射面である側端面11aに均
一に光線が入射するように工夫することが望ましい。
【0019】ここで、光学ロッド13は、点光源本体1
4である発光ダイオード素子からの出射光線を線状光源
に変換する役割を担うものであるから、導光体11の光
入射面である側端面11a方向に選択的に光が出射し、
且つ発光ダイオード素子からの距離によらずにできる限
り均一に発光がなされる機構とすることが重要である。
具体的には、図1に示されるように凹凸15a、15b
や粗面からなる光出射機構15を設ける態様とすること
が好ましい。
4である発光ダイオード素子からの出射光線を線状光源
に変換する役割を担うものであるから、導光体11の光
入射面である側端面11a方向に選択的に光が出射し、
且つ発光ダイオード素子からの距離によらずにできる限
り均一に発光がなされる機構とすることが重要である。
具体的には、図1に示されるように凹凸15a、15b
や粗面からなる光出射機構15を設ける態様とすること
が好ましい。
【0020】また、EL素子においては有機EL素子の
ように単一で白色光を生成することが困難である場合も
多いが、本発明においては導光体11の光入射面に入射
する光線が結果的に白色となっていれば良いのであり、
例えば、ストライプ状にRGBの発光層が設けられた線
状EL素子を構成することによっても、導光体11の光
入射面に入射する光線は、RGBが適切に混合した白色
スペクトルを保持するため、本発明の面照明装置の線状
光源装置として好適に用いることができる。
ように単一で白色光を生成することが困難である場合も
多いが、本発明においては導光体11の光入射面に入射
する光線が結果的に白色となっていれば良いのであり、
例えば、ストライプ状にRGBの発光層が設けられた線
状EL素子を構成することによっても、導光体11の光
入射面に入射する光線は、RGBが適切に混合した白色
スペクトルを保持するため、本発明の面照明装置の線状
光源装置として好適に用いることができる。
【0021】線状光源装置12の周囲には、リフレクタ
16が配設されることが好ましい。このリフレクタ16
により、光学ロッド13から出射する光線をできるだけ
無駄なく導光体11の光入射面である側端面11aに入
射させることができる。このリフレクタ16に用いられ
る材質としては、光線反射率の高いものであれば特に限
定はされないが、例えば厚みが0.1〜0.25mm程
度の柔軟性を有した白色プラスチックフィルム、或いは
Ag蒸着層を有し且つ板厚みが0.2mm程度の金属板
等が好適に用いられる。
16が配設されることが好ましい。このリフレクタ16
により、光学ロッド13から出射する光線をできるだけ
無駄なく導光体11の光入射面である側端面11aに入
射させることができる。このリフレクタ16に用いられ
る材質としては、光線反射率の高いものであれば特に限
定はされないが、例えば厚みが0.1〜0.25mm程
度の柔軟性を有した白色プラスチックフィルム、或いは
Ag蒸着層を有し且つ板厚みが0.2mm程度の金属板
等が好適に用いられる。
【0022】本実施形態に係る面照明装置10を構成す
る導光体11において、図1及び図2に示されるよう
に、被照明体が配置される側(図1及び図2に示される
導光体11ではその下面側)の表面と相対する側の表面
11bには光出射機構17が設けられている。光出射機
構17は、ピッチ5000μm以下の間隔をあけて形成
された多数の曲線状の断面V字形若しくはU字形の溝部
18で構成されている。
る導光体11において、図1及び図2に示されるよう
に、被照明体が配置される側(図1及び図2に示される
導光体11ではその下面側)の表面と相対する側の表面
11bには光出射機構17が設けられている。光出射機
構17は、ピッチ5000μm以下の間隔をあけて形成
された多数の曲線状の断面V字形若しくはU字形の溝部
18で構成されている。
【0023】このように導光体11の表面11bに光出
射機構17として、曲線状で且つ断面V字形若しくはU
字形の溝部18を形成することで、光出射機構17から
導光体11内を伝搬する光線が出射するため、被照明体
として反射型液晶ディスプレイパネルのゲートアレー構
造のように、格子アレー状の周期性が存在する被照明体
が配置された場合にも、導光体11から出射する光線は
等位相面の構造が元々格子アレー状周期と干渉を発生し
ずらい構造となっているため、モアレ模様のような画像
に悪影響を与える現象が発生しづらいのである。
射機構17として、曲線状で且つ断面V字形若しくはU
字形の溝部18を形成することで、光出射機構17から
導光体11内を伝搬する光線が出射するため、被照明体
として反射型液晶ディスプレイパネルのゲートアレー構
造のように、格子アレー状の周期性が存在する被照明体
が配置された場合にも、導光体11から出射する光線は
等位相面の構造が元々格子アレー状周期と干渉を発生し
ずらい構造となっているため、モアレ模様のような画像
に悪影響を与える現象が発生しづらいのである。
【0024】この曲線状に形成された溝部18の配置態
様は、図3(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に
それぞれ例示されるように、様々な態様が考えられる
が、特に加工の容易性から好適であるのは、図3(a)
及び図3(d)に示されるように、導光体11の表面1
1bに同心円状に形成する態様である。その理由は、溝
部18を同心円状に形成する場合には、精密な旋盤加工
によってバイト送り速度を高速に保ちながら加工が可能
となるためであり、切削加工部の鏡面精度も高く保つこ
とができるからである。
様は、図3(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に
それぞれ例示されるように、様々な態様が考えられる
が、特に加工の容易性から好適であるのは、図3(a)
及び図3(d)に示されるように、導光体11の表面1
1bに同心円状に形成する態様である。その理由は、溝
部18を同心円状に形成する場合には、精密な旋盤加工
によってバイト送り速度を高速に保ちながら加工が可能
となるためであり、切削加工部の鏡面精度も高く保つこ
とができるからである。
【0025】図3(b)及び図3(c)に示されるよう
な波状等の曲線形状では、エンドミル等を用いざる得な
いため、切削加工部の鏡面精度の点で十分な精度を得る
ことが困難となる。本発明の面照明装置を構成する導光
体の表面に形成するのに好適な同心円状の溝部の形状に
ついて更に詳細に述べれば、用いられる光源の特性に応
じて、その配置が工夫される。
な波状等の曲線形状では、エンドミル等を用いざる得な
いため、切削加工部の鏡面精度の点で十分な精度を得る
ことが困難となる。本発明の面照明装置を構成する導光
体の表面に形成するのに好適な同心円状の溝部の形状に
ついて更に詳細に述べれば、用いられる光源の特性に応
じて、その配置が工夫される。
【0026】例えば、図4に示される第2の実施形態の
ように、導光体11のコーナー部を側端面11aに対し
て斜めにカットし、このカット面11cを光入射面とす
るように当該カット面11cに対向して白色LEDから
なる点光源本体14を配置して面照明装置10を構成す
る場合には、溝部18の配置形状である同心円の中心は
白色LEDから出射する光線の主方向線上にほぼ配置さ
れることが好ましい。これにより、白色LEDからなる
点光源本体14から出射した光線を効果的に導光体11
の表面11b内で均一化し、輝度ムラの少ない面照明装
置を得ることができるのである。
ように、導光体11のコーナー部を側端面11aに対し
て斜めにカットし、このカット面11cを光入射面とす
るように当該カット面11cに対向して白色LEDから
なる点光源本体14を配置して面照明装置10を構成す
る場合には、溝部18の配置形状である同心円の中心は
白色LEDから出射する光線の主方向線上にほぼ配置さ
れることが好ましい。これにより、白色LEDからなる
点光源本体14から出射した光線を効果的に導光体11
の表面11b内で均一化し、輝度ムラの少ない面照明装
置を得ることができるのである。
【0027】また、光源本体として冷陰極管などの線状
光源本体が用いられる態様では、LEDのような点光源
本体と違って、局所的に強い照明光線が入射する訳では
ないため、図3(e)に例示される如く、半径の大きな
ほぼ同心円状の溝部18を導光体11の表面11bに形
成することが好ましい。より具体的には、ほぼ同心円状
の溝部18の半径は、光入射面である側端部11aの長
さの1/3以上、好ましくは1/2以上、さらに好まし
くは2/3以上とされる。
光源本体が用いられる態様では、LEDのような点光源
本体と違って、局所的に強い照明光線が入射する訳では
ないため、図3(e)に例示される如く、半径の大きな
ほぼ同心円状の溝部18を導光体11の表面11bに形
成することが好ましい。より具体的には、ほぼ同心円状
の溝部18の半径は、光入射面である側端部11aの長
さの1/3以上、好ましくは1/2以上、さらに好まし
くは2/3以上とされる。
【0028】このような構成による本発明の面照明装置
では、反射型液晶ディスプレイパネルを照明する照明光
源として最も重要な特性である、ゲートアレー構造との
極めて低い干渉性を備えた照明光を発生することとな
る。しかしながら、この他にもフロントライトとして用
いるためには、図2に示されるように照明光を選択的に
被照明体の方向に導く特性を備えることが重要となる。
では、反射型液晶ディスプレイパネルを照明する照明光
源として最も重要な特性である、ゲートアレー構造との
極めて低い干渉性を備えた照明光を発生することとな
る。しかしながら、この他にもフロントライトとして用
いるためには、図2に示されるように照明光を選択的に
被照明体の方向に導く特性を備えることが重要となる。
【0029】すなわち、導光体11中を伝搬する光線が
選択的に被照明体の方向に出射するためには断面V字形
若しくはU字形の溝部18の形状も適切に定められるべ
きであり、具体的には、図2に示されるように溝部18
における光源装置に近い側に位置する傾斜面18aの傾
斜角度αが15〜75度の範囲、より好ましくは20〜
65度の範囲、さらに好ましくは25度〜55度の範囲
とされる。
選択的に被照明体の方向に出射するためには断面V字形
若しくはU字形の溝部18の形状も適切に定められるべ
きであり、具体的には、図2に示されるように溝部18
における光源装置に近い側に位置する傾斜面18aの傾
斜角度αが15〜75度の範囲、より好ましくは20〜
65度の範囲、さらに好ましくは25度〜55度の範囲
とされる。
【0030】このようにして定められた傾斜角度によっ
て全反射条件を満足しながら導光体11中を伝搬してい
た光線は、図2に符号19で示される軌跡の如く、選択
的に被照明体方向に変角されることとなるのである。こ
こで、前述した溝部18に基づく光線の方向変換手段
は、導光体と空気層との界面での全反射現象を利用して
いるため、傾斜面18aも含め、導光体11の表面11
bは全反射条件を乱さぬよう可能な限り鏡面に近い状態
に仕上げられることが必須であることは言うまでもな
い。
て全反射条件を満足しながら導光体11中を伝搬してい
た光線は、図2に符号19で示される軌跡の如く、選択
的に被照明体方向に変角されることとなるのである。こ
こで、前述した溝部18に基づく光線の方向変換手段
は、導光体と空気層との界面での全反射現象を利用して
いるため、傾斜面18aも含め、導光体11の表面11
bは全反射条件を乱さぬよう可能な限り鏡面に近い状態
に仕上げられることが必須であることは言うまでもな
い。
【0031】更に、図5に示されるように溝部18の傾
斜面18aに直接入射し、全反射条件を越えて導光体外
に出射してしまった光線20についても、溝部18の断
面がV字形若しくはU字形なる構造をしているため、そ
の形状を工夫することにより、再度、導光体11内に光
線を入射させることが可能となるのである。すなわち、
照明効率を高めることが可能であるばかりでなく、外観
上見苦しいリーク光を低減することができるのである。
斜面18aに直接入射し、全反射条件を越えて導光体外
に出射してしまった光線20についても、溝部18の断
面がV字形若しくはU字形なる構造をしているため、そ
の形状を工夫することにより、再度、導光体11内に光
線を入射させることが可能となるのである。すなわち、
照明効率を高めることが可能であるばかりでなく、外観
上見苦しいリーク光を低減することができるのである。
【0032】より具体的には、図2に示されるように溝
部18における光源装置から遠い側に位置する傾斜面1
8bの傾斜角度βを45〜90度の範囲とすることが好
ましく、こうした形状を用いることでより効率が高く、
リーク光の少ない面照明装置を得ることが可能となるの
である。
部18における光源装置から遠い側に位置する傾斜面1
8bの傾斜角度βを45〜90度の範囲とすることが好
ましく、こうした形状を用いることでより効率が高く、
リーク光の少ない面照明装置を得ることが可能となるの
である。
【0033】ここで、光出射機構17を構成する溝部1
8の傾斜面18a、18bの傾斜角度α、βは、断面形
状が図6に示される如く、曲面状になっている場合にも
定義されるものであり、図6のように光源装置に近い側
と遠い側にそれぞれ位置する曲面部について、曲面のほ
ぼ中心部における接線18c、18dが導光体11の表
面11bとそれぞれなす角度を傾斜角度α、βとして定
義される。
8の傾斜面18a、18bの傾斜角度α、βは、断面形
状が図6に示される如く、曲面状になっている場合にも
定義されるものであり、図6のように光源装置に近い側
と遠い側にそれぞれ位置する曲面部について、曲面のほ
ぼ中心部における接線18c、18dが導光体11の表
面11bとそれぞれなす角度を傾斜角度α、βとして定
義される。
【0034】光を被照明体側に選択的に出射させる役割
を果たすべく導光体11上に設けられた断面V字形若し
くはU字形の多数の溝部18は、当然のことながら被照
明体の前面に配置した際に視認困難な程度に微細化され
ていることが必要である。具体的には溝部18の幅が1
50μm以下、より好ましくは100μm以下、さらに
好ましくは80μm以下とされる。また、図1に示され
るように溝部18は離散的即ち相互に間隔をあけた状態
で設けられるが、そのピッチは少なくとも5000μm
以下、好ましくは2000μm以下、さらに好ましくは
700μm以下とされる。
を果たすべく導光体11上に設けられた断面V字形若し
くはU字形の多数の溝部18は、当然のことながら被照
明体の前面に配置した際に視認困難な程度に微細化され
ていることが必要である。具体的には溝部18の幅が1
50μm以下、より好ましくは100μm以下、さらに
好ましくは80μm以下とされる。また、図1に示され
るように溝部18は離散的即ち相互に間隔をあけた状態
で設けられるが、そのピッチは少なくとも5000μm
以下、好ましくは2000μm以下、さらに好ましくは
700μm以下とされる。
【0035】また、本発明の面照明装置では、曲線状の
多数の溝部18が離散的に配置されているため、光源装
置12から遠ざかるにしたがって溝部18の配置される
ピッチを徐々に狭めることで、照明強度を非常に容易に
調整できるという特徴もある。すなわち、ピッチが徐々
に狭くなることで単位領域中に存在する傾斜面領域の分
布密度が高まるため、導光体11中を伝搬する光線がよ
り取り出され易くなるのであり、光源装置から遠く、導
光体11中を伝搬している光量が相対的に少ない領域で
は光源装置近傍に比較してピッチを相対的に狭くするこ
とで導光体11から出射する照明光線の強度が場所によ
らず一定になるように調整することができるのである。
多数の溝部18が離散的に配置されているため、光源装
置12から遠ざかるにしたがって溝部18の配置される
ピッチを徐々に狭めることで、照明強度を非常に容易に
調整できるという特徴もある。すなわち、ピッチが徐々
に狭くなることで単位領域中に存在する傾斜面領域の分
布密度が高まるため、導光体11中を伝搬する光線がよ
り取り出され易くなるのであり、光源装置から遠く、導
光体11中を伝搬している光量が相対的に少ない領域で
は光源装置近傍に比較してピッチを相対的に狭くするこ
とで導光体11から出射する照明光線の強度が場所によ
らず一定になるように調整することができるのである。
【0036】本発明の面照明装置おける好ましい態様に
おいて、導光体11は樹脂材料によって形成され、特に
アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、又は環状ポリオレフィン系樹脂が好適に用い
られる。また、導光体11は被照明体の前面部に配され
るため、外光の写り込み等による画像品貿の悪化を防止
する上で、導光体11の少なくとも一方の表面には反射
防止処理が施されていることが好ましい。具体的には、
フッ化マグネシウム、フッソ系樹脂等の低屈折率物質の
薄膜コーティングによる反射防止膜処理、或いは導光体
11の表面のビーズコーティング又はマット処理等によ
るアンチグレア処理などが代表的である。
おいて、導光体11は樹脂材料によって形成され、特に
アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、又は環状ポリオレフィン系樹脂が好適に用い
られる。また、導光体11は被照明体の前面部に配され
るため、外光の写り込み等による画像品貿の悪化を防止
する上で、導光体11の少なくとも一方の表面には反射
防止処理が施されていることが好ましい。具体的には、
フッ化マグネシウム、フッソ系樹脂等の低屈折率物質の
薄膜コーティングによる反射防止膜処理、或いは導光体
11の表面のビーズコーティング又はマット処理等によ
るアンチグレア処理などが代表的である。
【0037】本発明の面照明装置における好ましい使用
形態として、反射型液晶ディスプレイパネルの前面に配
して液晶パネルを照明するフロントライトとしての使用
が挙げられる。ここで、反射型液晶ディスプレイとは液
晶セル面内、若しくは背面に高反射率の反射板を配置
し、外光を反射して表示に用いる液晶ディスプレイのこ
とであり、詳しくは単純マトリクス駆動スーパーツイス
テッドネマチックモード、アクティブマトリクス駆動ツ
イステッドネマチックモード、単純マトリクス駆動ゲス
トホストモード等の液晶表示素子が挙げられ、これら液
晶ディスプレイの前面に本発明の面照明装置を配するこ
とによって、暗所においても視認性の良好な反射型液晶
ディスプレイ装置を提供することが可能となる。
形態として、反射型液晶ディスプレイパネルの前面に配
して液晶パネルを照明するフロントライトとしての使用
が挙げられる。ここで、反射型液晶ディスプレイとは液
晶セル面内、若しくは背面に高反射率の反射板を配置
し、外光を反射して表示に用いる液晶ディスプレイのこ
とであり、詳しくは単純マトリクス駆動スーパーツイス
テッドネマチックモード、アクティブマトリクス駆動ツ
イステッドネマチックモード、単純マトリクス駆動ゲス
トホストモード等の液晶表示素子が挙げられ、これら液
晶ディスプレイの前面に本発明の面照明装置を配するこ
とによって、暗所においても視認性の良好な反射型液晶
ディスプレイ装置を提供することが可能となる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
に限定されるものではない。
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
に限定されるものではない。
【0039】(実施例1)導光体11として210.0
×162.0mm、厚み2mmのアクリル樹脂(三菱化
レイヨン製、アクリペットTF8)を使用し、長辺部に
冷陰極管からなる線状光源本体を配設して線状光源装置
12とし、この線状光源装置12から離れるにしたがっ
てピッチが徐々に狭くなるように同心円状に配置した断
面V字形の多数の溝部18を導光体11の表面11bに
形成して光出射機構17とした。ピッチ変化の範囲は4
50μm〜220μmである。溝部18の断面は、線状
光源装置12に近い側に位置する傾斜面18aの傾斜角
度αを45度、線状光源装置から遠い側に位置する傾斜
面18bの傾斜角度βを80度の断面非対称形とし、V
字形の溝部18の底辺は30μmとした。また、同心円
の半径は140mm以上とした。
×162.0mm、厚み2mmのアクリル樹脂(三菱化
レイヨン製、アクリペットTF8)を使用し、長辺部に
冷陰極管からなる線状光源本体を配設して線状光源装置
12とし、この線状光源装置12から離れるにしたがっ
てピッチが徐々に狭くなるように同心円状に配置した断
面V字形の多数の溝部18を導光体11の表面11bに
形成して光出射機構17とした。ピッチ変化の範囲は4
50μm〜220μmである。溝部18の断面は、線状
光源装置12に近い側に位置する傾斜面18aの傾斜角
度αを45度、線状光源装置から遠い側に位置する傾斜
面18bの傾斜角度βを80度の断面非対称形とし、V
字形の溝部18の底辺は30μmとした。また、同心円
の半径は140mm以上とした。
【0040】導光体11の表面11bに形成される光出
射機構17の形成方法としては、真鍮を表面研磨した板
材に精密なNC旋盤を用いて、同心円状に配置された多
数の溝部の加工を施し、この真鍮板をマスターとしてN
i電鋳法によって得た金型を用いて行った。該Ni電鋳
型をスタンパとして定法の射出成型法によって上記形状
の導光体を得ている。
射機構17の形成方法としては、真鍮を表面研磨した板
材に精密なNC旋盤を用いて、同心円状に配置された多
数の溝部の加工を施し、この真鍮板をマスターとしてN
i電鋳法によって得た金型を用いて行った。該Ni電鋳
型をスタンパとして定法の射出成型法によって上記形状
の導光体を得ている。
【0041】そして、導光体11の表面には両面ともア
ンカーコート処理を施した後にフッ化マグネシウムを蒸
着し反射防止処理を施した。導光体11の表面11bに
同心円状に配置した多数の断面非対称V字形溝部18を
形成し、長辺部である側端部11aに管径1.6φなる
冷陰極管を線状光源装置12として配置し、この冷陰極
管の周囲を白色ポリエステルフィルムからなるリフレク
タ16で覆い、面照明装置とした。
ンカーコート処理を施した後にフッ化マグネシウムを蒸
着し反射防止処理を施した。導光体11の表面11bに
同心円状に配置した多数の断面非対称V字形溝部18を
形成し、長辺部である側端部11aに管径1.6φなる
冷陰極管を線状光源装置12として配置し、この冷陰極
管の周囲を白色ポリエステルフィルムからなるリフレク
タ16で覆い、面照明装置とした。
【0042】この面照明装置をフロントライトとすべく
その下部に反射型ツイステッドネマチックモード液晶セ
ルを配し、フロントライト付き反射型液晶ディスプレイ
装置を構成した。フロントライトの点灯には管電流が4
mAで一定となるようにして、専用のインバータユニッ
トを用いて点灯した。
その下部に反射型ツイステッドネマチックモード液晶セ
ルを配し、フロントライト付き反射型液晶ディスプレイ
装置を構成した。フロントライトの点灯には管電流が4
mAで一定となるようにして、専用のインバータユニッ
トを用いて点灯した。
【0043】このフロントライト装置の点灯時における
パネル中央部での輝度は、70cd/m2、輝度ムラは
表示面内を25点に分割した際の(輝度最小値)/(輝
度最大値)として百分率で算出して62%であった。ま
た、パネルとの干渉に由来するモアレ縞の発生も認めら
れず、乱反射によって導光体が発光してしまう現象も観
察されず、コントラストの高い画像が得られた。
パネル中央部での輝度は、70cd/m2、輝度ムラは
表示面内を25点に分割した際の(輝度最小値)/(輝
度最大値)として百分率で算出して62%であった。ま
た、パネルとの干渉に由来するモアレ縞の発生も認めら
れず、乱反射によって導光体が発光してしまう現象も観
察されず、コントラストの高い画像が得られた。
【0044】以上の如く、面照明装置を構成する本発明
の導光体は、製造が比較的容易でありながら、光学的性
能が高く、この導光体を用いた面照明装置は反射型液晶
ディスプレイパネルのフロントライト光源手段として非
常に有効なものであった。
の導光体は、製造が比較的容易でありながら、光学的性
能が高く、この導光体を用いた面照明装置は反射型液晶
ディスプレイパネルのフロントライト光源手段として非
常に有効なものであった。
【0045】(実施例2)図4に示される如く、導光体
11として42.0×29.0mm、厚み1mmの非晶
質ポリオレフィン樹脂(日本ゼオン製、ZEONOR1
060R)を使用し、導光体11のコーナー部を斜めに
カットし、このカット面11cに対向するように白色L
EDからなる点光源本体14を配設して、この点光源本
体14から離れるにしたがってピッチが徐々に狭くなる
ように同心円状に配置した断面U字形の多数の溝部18
を導光体11の表面11bに形成して光出射機構17と
した。
11として42.0×29.0mm、厚み1mmの非晶
質ポリオレフィン樹脂(日本ゼオン製、ZEONOR1
060R)を使用し、導光体11のコーナー部を斜めに
カットし、このカット面11cに対向するように白色L
EDからなる点光源本体14を配設して、この点光源本
体14から離れるにしたがってピッチが徐々に狭くなる
ように同心円状に配置した断面U字形の多数の溝部18
を導光体11の表面11bに形成して光出射機構17と
した。
【0046】多数の溝部18のピッチ変化の範囲は33
0μm〜240μmである。断面U字形の溝部18の断
面は、点光源本体14に近い側に位置する傾斜面18a
の傾斜角度αを40度、点光源本体14から遠い側に位
置する傾斜面18bの傾斜角度βを75度の断面非対称
形とし、U字形の溝部18の底辺は25μmとした。ま
た、同心円は点光源本体14である白色LEDが配され
たコーナー部を略中心とするように配置されている。
0μm〜240μmである。断面U字形の溝部18の断
面は、点光源本体14に近い側に位置する傾斜面18a
の傾斜角度αを40度、点光源本体14から遠い側に位
置する傾斜面18bの傾斜角度βを75度の断面非対称
形とし、U字形の溝部18の底辺は25μmとした。ま
た、同心円は点光源本体14である白色LEDが配され
たコーナー部を略中心とするように配置されている。
【0047】導光体11の表面11bに形成される光出
射機構17の形成方法としては、真鍮を表面研磨した板
材に精密なNC旋盤を用いて、同心円状に配置された多
数の溝部の加工を施し、この真鍮板をマスターとしてN
i電鋳法によって得た金型を用いて行った。該Ni電鋳
型をスタンパとして定法の射出成型法によって上記形状
の導光体を得ている。
射機構17の形成方法としては、真鍮を表面研磨した板
材に精密なNC旋盤を用いて、同心円状に配置された多
数の溝部の加工を施し、この真鍮板をマスターとしてN
i電鋳法によって得た金型を用いて行った。該Ni電鋳
型をスタンパとして定法の射出成型法によって上記形状
の導光体を得ている。
【0048】そして、導光体11の表面には両面ともア
ンカーコート処理を施した後にフッ化マグネシウムを蒸
着し反射防止処理を施した。導光体11の表面11bに
同心円状に配置した多数の断面非対称U字形溝部18と
して配置し、コーナー部にサイドビュー型チップLED
(日亜化学製NSCW215T)を配設して、面照明装
置とした。
ンカーコート処理を施した後にフッ化マグネシウムを蒸
着し反射防止処理を施した。導光体11の表面11bに
同心円状に配置した多数の断面非対称U字形溝部18と
して配置し、コーナー部にサイドビュー型チップLED
(日亜化学製NSCW215T)を配設して、面照明装
置とした。
【0049】この面照明装置をフロントライト装置とす
べくその下部に反射型ツイステッドネマチックモード液
晶セルを配し、フロントライト付き反射型液晶ディスプ
レイパネル装置を構成した。フロントライト装置の点灯
には順方向電圧が4.5Vで一定となるようにして点灯
した。
べくその下部に反射型ツイステッドネマチックモード液
晶セルを配し、フロントライト付き反射型液晶ディスプ
レイパネル装置を構成した。フロントライト装置の点灯
には順方向電圧が4.5Vで一定となるようにして点灯
した。
【0050】このフロントライト装置の点灯時における
パネル中央部での輝度は、24cd/m2、輝度ムラは
表示面内を9点に分割した際の(輝度最小値)/(輝度
最大値)として百分率で算出して74%であった。ま
た、パネルとの干渉に由来するモアレ縞の発生も認めら
れず、乱反射によって導光体が発光してしまう現象も観
察されず、コントラストの高い表示画像が得られた。
パネル中央部での輝度は、24cd/m2、輝度ムラは
表示面内を9点に分割した際の(輝度最小値)/(輝度
最大値)として百分率で算出して74%であった。ま
た、パネルとの干渉に由来するモアレ縞の発生も認めら
れず、乱反射によって導光体が発光してしまう現象も観
察されず、コントラストの高い表示画像が得られた。
【0051】以上の如く、面照明装置を構成する本発明
の導光体は、製造が比較的容易でありながら、光学的性
能が高く、この導光体を用いた面照明装置は反射型液晶
ディスプレイパネルのフロントライト光源手段として非
常に有効なものであった。
の導光体は、製造が比較的容易でありながら、光学的性
能が高く、この導光体を用いた面照明装置は反射型液晶
ディスプレイパネルのフロントライト光源手段として非
常に有効なものであった。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導光体の被照明体が配設される側の表面と反対側の表面
に曲線状の断面V字形若しくはU字形の多数の溝部を離
散的に形成したことにより、十分な照明効率を備えなが
らも製造が容易であり、且つ容易に照度ムラを修正する
ことが可能な照明光学系、具体的には導光体及びこれを
用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置を提供するこ
とができる。
導光体の被照明体が配設される側の表面と反対側の表面
に曲線状の断面V字形若しくはU字形の多数の溝部を離
散的に形成したことにより、十分な照明効率を備えなが
らも製造が容易であり、且つ容易に照度ムラを修正する
ことが可能な照明光学系、具体的には導光体及びこれを
用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る面照明装置の主
要部を概略的に示す部分的な構成説明図である。
要部を概略的に示す部分的な構成説明図である。
【図2】図1に示される面照明装置を構成する導光体の
表面に光出射機構として形成され、照明光を選択的に被
照明体側に導く特性を備える断面V字形溝部、及びその
傾斜面角度の定義を示す断面図である。
表面に光出射機構として形成され、照明光を選択的に被
照明体側に導く特性を備える断面V字形溝部、及びその
傾斜面角度の定義を示す断面図である。
【図3】本発明の面照明装置を構成する導光体の表面に
光出射機構として形成される多数の溝部の配置形状を示
す正面図である。
光出射機構として形成される多数の溝部の配置形状を示
す正面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る面照明装置の主
要部を概略的に示す部分的な構成説明図である。
要部を概略的に示す部分的な構成説明図である。
【図5】本発明の面照明装置を構成する導光体の表面に
形成された断面V字形溝部から出た光線が再び導光体に
入射する状態を示す断面図である。
形成された断面V字形溝部から出た光線が再び導光体に
入射する状態を示す断面図である。
【図6】本発明の面照明装置を構成する導光体の表面に
形成された溝部の断面が湾曲している場合の傾斜面角度
の定義を示す断面図である。
形成された溝部の断面が湾曲している場合の傾斜面角度
の定義を示す断面図である。
10 面光源装置 11 導光体 11a 側端部(第1の実施形態では光入射面) 11b 導光体の表面(被照明体とは反対側の表面) 11c カット面(第2の実施形態では光入射面) 12 光源装置 13 光源ロッド 14 点光源本体 15 光出射機構 15a 凹部 15b 凸部 16 リフレクタ 17 光出射機構 18 溝部 18a 傾斜面 18b 傾斜面 19 光線の軌跡 20 光線の軌跡
Claims (10)
- 【請求項1】 一表面を光出射面とし、少なくとも一つ
の側端部に光源装置を配設して使用され、且つ被照明体
の前面に配置して用いられる導光体であって、 この導光体の被照明体が配設される側の表面と反対側の
表面に、ピッチ5000μm以下にて曲線状の断面V字
形若しくはU字形の多数の溝部が離散的に設けられ、且
つ前記各溝部における前記光源装置に近い側に位置する
傾斜面の傾斜角度が15〜75度の範囲とされているこ
とを特徴とする導光体。 - 【請求項2】 曲線状をした多数の前記溝部がほぼ同心
円状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
の導光体。 - 【請求項3】 前記光源装置として発光ダイオード素子
が用いられ、且つほぼ同心円状に配置された前記多数の
溝部における同心円の中心位置が、前記発光ダイオード
素子から出射する光線の主方向線上に配置されているこ
とを特徴とする請求項2に記載の導光体。 - 【請求項4】 前記発光ダイオード素子が配設される位
置は、前記導光体のコーナー部であることを特徴とする
請求項3に記載の導光体。 - 【請求項5】 前記光源装置として線状光源装置が用い
られ、且つほぼ同心円状の多数の前記溝部の同心円の半
径は光入射面である前記側端面の長さの1/3以上とさ
れていることを特徴とする請求項2に記載の導光体。 - 【請求項6】 前記導光体の少なくとも一方の表面には
反射防止処理が施されていることを特徴とする請求項1
〜5のいずれかに記載の導光体。 - 【請求項7】 前記導光体の少なくとも一方の表面には
アンチグレア処理が施されていることを特徴とする請求
項1〜5のいずれかに記載の導光体。 - 【請求項8】 前記各溝部における前記光源装置から遠
い側に位置する傾斜面の傾斜角度が45〜90度の範囲
とされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
に記載の導光体。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の導光体
を用いた面照明装置。 - 【請求項10】 請求項1〜8のいずれかに記載の導光
体を用いて構成した面照明装置を反射型液晶ディスプレ
イパネルの前面に配設して構成したことを特徴とする液
晶ディスプレイ装置。
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JP2000294906A JP2002109928A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 導光体及びこれを用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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