JP2002109696A - 画像表示装置および表示方法 - Google Patents

画像表示装置および表示方法

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JP2002109696A
JP2002109696A JP2000302713A JP2000302713A JP2002109696A JP 2002109696 A JP2002109696 A JP 2002109696A JP 2000302713 A JP2000302713 A JP 2000302713A JP 2000302713 A JP2000302713 A JP 2000302713A JP 2002109696 A JP2002109696 A JP 2002109696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像表示装置のON/OFF操作をしたときの
走行環境を記憶することにより、より効率的に周囲画像
を表示する。 【解決手段】車両の現在の走行環境を検出するととも
に、周囲画像を表示したときの走行環境を記憶し、検出
した現在の走行環境と周囲画像を表示したときの走行環
境とが類似する場合に、自動的に周囲画像の表示を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用画像表示装
置および方法に関し、特に、運転手が画像表示装置のO
N/OFF操作をした時の走行環境を記憶し、現在の走
行環境と記憶された走行環境より、画像表示装置のON
/OFFの操作を判断する画像表示装置および方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動的に車両の周囲画像を表示させる例
として、特開平10−274534号公報に開示された
ように、運転手が周囲画像を表示する操作を行った地点
を記憶しておき、再度その記憶した地点を走行した場合
に周囲画像を表示させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像表示装
置は、一度も走行したことのないような不慣れな道路
で、遮蔽物があるような走行環境の時、作動することが
最も効果的である。
【0004】しかしながら、従来の画像表示装置におい
ては、単に運転手が表示操作をさせた場合に、その地点
を記憶し、その地点を走行した場合にのみ画像表示装置
を作動させるため、一度も走行したことのない走行環境
では自動的には周囲画像の表示は行われなかった。その
ため、運転手にとって不慣れな場所で、はじめて走行し
た場合などには、周囲画像表示装置を効果的に作動させ
ることができなかった。
【0005】また、運転手が単に興味本位で操作した場
合、再度その地点を走行した時には、所定の条件を満た
すと必要のない周辺画像が表示されるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、運転手が画像表示装置のO
N/OFFの操作をした時の走行環境を記憶することに
より、現在の走行環境と記憶された走行環境より画像表
示装置のON/OFFを判断し、より効果的に周囲画像
を表示する画像表示装置および方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、請求項1記載の発明によれば、車両の走行環
境を検出する走行環境検出手段と、前記車両の周囲画像
を撮像する周囲画像撮像手段と、前記周囲画像撮像手段
によって撮像された周囲画像を表示する表示手段と、前
記表示手段を作動させる操作手段と、前記操作手段によ
り前記表示手段のON/OFF操作をしたときのON/
OFFの作動情報と、前記ON/OFFの操作をしたと
きの走行環境とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
よって記憶されたON/OFFの作動情報および前記走
行環境と、前記走行環境検出手段によって検出された現
在の走行環境とに基づいて、前記表示手段のON/OF
Fを判断する判断手段と、前記判断手段の判断にしたが
って、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を有す
る画像表示装置が提供される。
【0008】この請求項1記載の画像表示装置では、表
示手段のON/OFF操作をしたときのON/OFFの
作動情報と、前記ON/OFFの操作をしたときの走行
環境とが、前記記憶手段に記憶されている。また、前記
走行環境検出手段により、現在の走行環境が検出されて
いる。
【0009】そして、記憶されているON/OFFの作
動情報および走行環境と、検出された現在の走行環境と
に基づいて、前記判断手段により画像表示装置のON/
OFFが判断される。
【0010】すなわち、記憶された走行環境が現在の走
行環境と、たとえば、類似(車速が一定値以下であり、
現在の道路幅員が同一で、接続する道路がともに上位で
あり、進入する交差点にともに遮蔽物が存在するような
場合)しており、記憶されたON/OFFの作動情報の
ほとんどがONであるような時には、現在走行中の道路
が初めて走行する道路であっても、前記判断手段は前記
表示手段に周囲画像を表示させると判断する。そして、
前記表示制御手段は、前記周囲画像撮像手段により撮像
された周囲画像を前記表示手段に表示させる。
【0011】これにより、現在走行中の道路がはじめて
であっても、従前に走行した走行環境と類似した道路に
おいて周囲画像を頻繁に表示させていたような場合に
は、運転手が自ら画像表示装置の操作を行わなくとも、
自動的に周囲画像が表示される。
【0012】また、ON/OFFの作動情報において、
ONの情報がきわめて少ない場合、または、ONの情報
に比べOFFの情報が多い場合などには、周囲画像を表
示させないよう設定することにより、運転手が単に興味
本位で周囲画像を表示した地点等での表示を回避するこ
とができる。
【0013】(2)上記発明では特に限定されていない
が、請求項2記載の発明のように、前記表示手段は、前
記周囲画像以外の情報を選択して表示できることが好ま
しい。
【0014】本発明によれば、周囲画像以外の情報を選
択して表示手段に表示できる。これにより、周囲画像以
外の情報も同一画面で表示されることとなり、装置の簡
素化、操作の簡便化を図ることができる。
【0015】なお、選択して表示する場合には、表示手
段に周囲情報以外の情報を、画面を分割して表示する場
合、重ねて表示する場合も含まれ、別途選択的に表示す
る場合に限る趣旨ではない。
【0016】(3)請求項1および2記載の発明では、
検出される走行環境については特に限定されないが、請
求項3記載の発明のように、前記走行環境検出手段は、
車速・ブレーキ量・アクセル開度の車両の走行状況と、
車両が走行する道路の道路種別および幅員、道路交差点
の接続角度、接続する道路の道路種別、信号機の有無、
交差点付近の遮断物の存在状況の道路状況を含む走行環
境を検出することが好ましい。
【0017】本発明によれば、車速、ブレーキ量、アク
セル開度の車両の走行状況と、車両が走行する道路の道
路種別および幅員、道路交差点の接続角度、接続する道
路の道路種別、信号機の有無、交差点付近の遮断物の存
在状況の道路状況を含む走行環境が検出される。
【0018】前記判断手段による判断は、車速、ブレー
キ量、アクセル開度の車両の走行環境によって行うこと
もできるし、また、車両が走行する道路の道路種別およ
び幅員、道路交差点の接続角度、接続する道路の道路種
別、信号機の有無、交差点付近の遮断物の存在状況の道
路状況によって行うこともできる。
【0019】しかしながら、本発明においては、上記走
行状況および道路状況をも含む走行環境に基づいて画像
表示装置のON/OFFの操作を判断することにより、
より正確に周囲画像を表示する場合の判断をすることが
できる。
【0020】(4)請求項1および2記載の発明では、
検出される走行環境については特に限定されないが、請
求項4記載の発明によれば、前記走行環境検出手段は、
前記車両の走行状況および道路状況に加えて、各種セン
サを用いて周囲状況をも含む走行環境を検出することが
好ましい。
【0021】本発明によれば、車両の走行状況および道
路状況に加えて、センサを用いて現在の周囲状況をも含
む走行環境を検出するため、より正確に周囲画像を表示
する場合の判断をすることができる。
【0022】すなわち、請求項1および2の発明では地
図情報等から交差点付近の遮蔽物の存在状況を判断して
いるが、これでは工事等で一時的に遮蔽物が設置された
ような場合には、遮蔽物が存在するとは判断できない。
そのため、請求項4記載の発明ではセンサを用いて現在
の遮蔽物の存在状況を判断することによりより正確に周
囲画像を表示する場合の判断をすることができる。
【0023】(5)請求項1〜4記載の発明では特に限
定されていないが、請求項5記載の発明によれば、前記
記憶手段に記憶されている走行環境と前記走行環境検出
手段によって検出されている現在の走行環境とが類似し
ており、かつ、前記記憶手段に記憶されている作動情報
がONを指示すると判断される場合には、前記表示装置
に周囲画像を表示するよう判断する前記判断手段を有し
ている。
【0024】本発明によれば、現在走行中の走行環境と
記憶されている走行環境が類似であり、かつ、記憶され
ている走行環境において周囲画像が頻繁に表示されてい
るような場合には、自動的に周囲画像が表示される。
【0025】これにより、現在走行中の道路がはじめて
であっても、従前に走行した走行環境の類似した道路に
おいて周囲画像を表示させる操作を頻繁に行っていたよ
うな場合には、運転手自ら表示装置の操作を行わなくて
も、自動的に周囲画像が表示される。
【0026】(6)請求項1〜4記載の発明では特に限
定されていないが、請求項6記載の発明よれば、前記判
断手段は、検出されれた現在の走行環境の一部を除き、
前記走行環境検出手段によって検出された現在の走行環
境と前記記憶手段に記憶された走行環境とが類似し、前
記検出された現在の走行環境の一部が前記記憶手段に記
憶された当該走行環境の一部より下位であり、かつ、前
記記憶手段に記憶された作動情報がONを指示すると判
断された場合には、前記表示装置に周囲画像を表示する
よう判断する。
【0027】本発明によれば、走行環境のうち一部は類
似とみなすことができないが、他の走行環境が類似して
いる場合であって、現在走行中の当該一部の走行環境が
記憶されている当該一部の走行環境より下位である場合
には、記憶されているON/OFFの作動情報に基づい
て、周囲画像表示のための判断を行う。
【0028】これは、現在の走行環境の一部が記憶され
ている走行環境より下位である場合には、より周囲画像
を表示する必要性が高いと考えられるためである。たと
えば、現在走行中の道路種別がその他の一般道路であっ
て国道に進入する場合と、記憶されている道路種別が県
道であって国道に進入する場合のことである。
【0029】このような場合は、全体として走行環境が
類似していないと考えられる場合でも判断を行い、走行
経験のない走行環境ではあるが、より周囲画像の表示が
必要と考えられる場合には自動的に周囲画像の表示を行
う。
【0030】(7)上記目的を達成するために、請求項
7記載の発明によれば、車両の現在の走行環境を検出す
るとともに、周囲画像表示のON/OFFの情報と周囲
画像表示をON/OFFしたときの走行環境を記憶し、
前記検出した現在の走行環境と前記周囲画像表示のON
/OFFの情報および前記周囲画像表示をON/OFF
したときの走行環境とに基づいて、前記周囲画像表示の
ON/OFFを判断し、前記周囲画像表示のON/OF
Fを行う周囲画像の表示方法が提供される。
【0031】この請求項7記載の画像表示方法では、表
示のON/OFF操作をしたときのON/OFFの作動
情報と、前記ON/OFFの操作をしたときの走行環境
とが記憶されている。また、現在の走行環境が検出され
ている。
【0032】そして、記憶したON/OFFの作動情報
および走行環境と、検出された現在の走行環境とに基づ
いて、前記周囲画像表示のON/OFFが判断される。
【0033】すなわち、記憶している走行環境が現在の
走行環境と、たとえば、類似(車速が一定値以下であ
り、現在の道路幅員が同一で、接続する道路がともに上
位であり、進入する交差点にともに遮蔽物が存在するよ
うな場合)し、記憶しているON/OFFの作動情報の
ほとんどがONであるような時には、現在走行中の道路
が初めて走行する道路であっても、前記周囲画像を表示
させると判断する。
【0034】これにより、現在走行中の道路が初めて走
行する道路であっても、従前に走行した走行環境と類似
した道路において周囲画像を頻繁に表示させていたよう
な場合には、運転手が自ら周囲画像表示の操作を行わな
くとも、自動的に周囲画像が表示される。
【0035】また、請求項1の発明と同様、運転手が単
に興味本位で周囲画像を表示した地点等での表示を回避
することができる。
【0036】(8)上記発明では特に限定されていない
が、請求項8記載の発明のように、前記周囲画像以外の
情報を選択して表示することが好ましい。
【0037】本発明によれば、周囲画像以外の情報を選
択して表示できる。これにより、周囲画像以外の情報も
表示されることとなり、操作の簡便化を図ることができ
る。
【0038】なお、選択して表示する場合には、周囲情
報以外の情報を、分割して表示する場合、重ねて表示す
る場合も含まれ、別途選択的に表示する場合に限る趣旨
ではない。
【0039】(9)請求項7および8記載の発明では、
検出される走行環境については特に限定されないが、請
求項9記載の発明のように、車速・ブレーキ量・アクセ
ル開度の車両の走行状況と、車両が走行する道路の道路
種別および幅員、道路交差点の接続角度、接続する道路
の道路種別、信号機の有無、交差点付近の遮断物の存在
状況の道路状況を含む走行環境を検出することが好まし
い。
【0040】本発明によれば、車速、ブレーキ量、アク
セル開度の車両の走行状況と、車両が走行する道路の道
路種別および幅員、道路交差点の接続角度、接続する道
路の道路種別、信号機の有無、交差点付近の遮断物の存
在状況の道路状況を含む走行環境が検出される。
【0041】前記判断は、車速、ブレーキ量、アクセル
開度の車両の走行環境によって行うこともできるし、ま
た、車両が走行する道路の道路種別および幅員、道路交
差点の接続角度、接続する道路の道路種別、信号機の有
無、交差点付近の遮断物の存在状況の道路状況によって
行うこともできる。
【0042】しかしながら、本発明においては、上記走
行状況および道路状況をも含む走行環境に基づいて周囲
画像表示のON/OFFを判断することにより、より正
確に周囲画像を表示する場合の判断をすることができ
る。
【0043】(10)請求項7および8記載の発明で
は、検出される走行環境については特に限定されない
が、請求項10記載の発明によれば、前記車両の走行状
況および道路状況に加えて、各種センサを用いて周囲状
況をも含む走行環境を検出することが好ましい。
【0044】本発明によれば、車両の走行状況および道
路状況に加えて、センサを用いて現在の周囲状況をも含
む走行環境を検出するため、より正確に周囲画像を表示
する場合の判断をすることができる。
【0045】すなわち、請求項7および8の発明では地
図情報等から交差点付近の遮蔽物の存在状況を判断して
いるが、これでは工事等で一時的に遮蔽物が設置された
ような場合には、遮蔽物が存在するとは判断できない。
そのため、請求項10記載の発明ではセンサを用いて現
在の遮蔽物の存在状況を判断することによりより、正確
に周囲画像を表示する場合の判断をすることができる。
【0046】(11)請求項7〜10記載の発明では特
に限定されないが、請求項11記載の発明では、前記周
囲画像表示のON/OFFを判断する場合、前記記憶し
ている走行環境と前記検出された現在の走行環境とが類
似し、かつ、前記記憶している周囲画像表示のON/O
FFの情報がONを指示すると判断された場合には、前
記周囲画像の表示を行う。
【0047】本発明によれば、現在走行中の走行環境と
記憶されている走行環境が類似であり、かつ、記憶され
ている走行環境において周囲画像が頻繁に表示されてい
るような場合には、自動的に周囲画像が表示される。
【0048】これにより、現在走行中の道路が初めて走
行する道路であっても、従前に走行したことのある走行
環境の類似した道路において、周囲画像を表示させる操
作を頻繁に行っていたような場合には、運転手自ら周囲
画像表示の操作を行わなくても、自動的に周囲画像が表
示される。
【0049】(12)請求項7〜10記載の発明では特
に限定されないが、請求項12記載の発明では、前記周
囲画像表示のON/OFFを判断する場合、検出されれ
た現在の走行環境の一部を除き、前記記憶している走行
環境と前記検出された現在の走行環境とが類似し、前記
検出された現在の走行環境の一部が前記記憶されている
当該走行環境の一部より下位であり、かつ、前記記憶し
ている周囲画像表示のON/OFFの情報がONを指示
すると判断された場合には、前記周囲画像の表示を行
う。
【0050】本発明によれば、走行環境のうち一部は類
似とみなすことができないが、他の走行環境が類似して
いる場合であって、現在走行中の当該一部の走行環境が
記憶されている当該一部の走行環境より下位である場合
には、記憶されているON/OFFの作動情報に基づい
て、周囲画像表示のための判断を行う。
【0051】これは、現在の走行環境の一部が記憶され
ている走行環境より下位である場合には、より周囲画像
を表示する必要性が高いと考えられるためである。たと
えば、現在走行中の道路種別がその他の一般道路であっ
て国道に進入する場合と、記憶されている道路種別が県
道であって国道に進入する場合のことである。
【0052】このような場合は、全体として走行環境が
類似していないと考えられる場合でも判断を行い、走行
経験のない走行環境ではあるが、より周囲画像の表示が
必要と考えられる場合には自動的に表示を行う。
【0053】
【発明の効果】(1)請求項1および7記載の発明によ
れば、過去に走行経験のない道路でも、記憶された走行
環境と現在走行中の走行環境が類似するような場合には
自動的に周囲画像を表示することができる。また、作動
情報において、ONの情報がきわめて少ない場合、また
はONの情報に比べOFFの情報が多い場合などには、
周囲画像を表示させないよう設定することにより、運転
手が単に興味本位で周囲画像を表示した地点等での表示
を回避することができる。
【0054】(2)請求項2および8記載の発明によれ
ば、周囲画像以外の情報も同一画面で表示されることと
なり、装置の簡素化、操作の簡便化を図ることができ
る。
【0055】(3)請求項3および9記載の発明によれ
ば、単に道路状況または単に走行状況が類似した場合で
なく、道路状況および走行状況が類似した場合に限っ
て、周囲画像を表示させることができる。これにより、
周囲画像を表示する場合を限定することができ、より正
確に周囲画像を表示する場合の判断をすることができ
る。
【0056】(4)請求項4および10記載の発明によ
れば、車両の走行状況と車両が走行する道路状況に加え
て、周囲状況をも含む走行環境を検出するため、たとえ
ば、レーダを用いて遮断物の有無を判断して周囲状況を
類推することにより、より正確に周囲画像を表示する場
合の判断をすることができる。
【0057】(5)請求項5および11記載の発明によ
れば、現在走行中の走行環境と記憶されている走行環境
が類似であり、かつ、記憶されている走行環境において
周囲画像が頻繁に表示されているような場合には、自動
的に周囲画像が表示される。
【0058】これにより、現在走行中の道路が初めて走
行する道路であっても、従前に走行したことのある走行
環境の類似した道路において、周囲画像を表示させる操
作を頻繁に行っていたような場合には、運転手自ら周囲
画像表示装置の操作を行わなくても、自動的に周囲画像
が表示される。
【0059】(6)請求項6および12記載の発明によ
れば、走行環境のうち一部は類似とみなすことができな
いが、他の走行環境が類似している場合であって、現在
走行中の当該一部の走行環境が記憶されている当該一部
の走行環境より下位である場合には、記憶されているO
N/OFFの作動情報に基づいて、周囲画像表示のため
の判断を行う。
【0060】これにより、全体として走行環境が類似し
ていないと考えられる場合でも、必要に応じて判断を行
い、走行経験のない走行環境ではあるが、周囲画像の表
示が必要と考えられる場合には自動的に表示を行うこと
ができる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の画像表示装置を示す
ブロック図であり、本発明の画像表示装置は、同図に示
すように、車両の走行環境を検出する走行環境検出手段
1と、周囲画像を撮像する周囲画像撮像手段2と、周囲
画像を表示する表示手段3と、表示手段3を作動させる
操作手段4と、表示手段3を操作したときの作動情報と
操作をしたときの走行環境とを記憶する記憶手段5と、
表示手段3のON/OFFを判断する判断手段6と、表
示手段3を制御する表示制御手段7とから構成されてい
る。
【0062】走行環境検出手段1は、走行状況、道路状
況および周囲状況を含む走行環境を検出する。記憶手段
5は、操作手段4が操作される毎に、そのON/OFF
の作動情報を記憶するとともに、操作時点での走行環境
を記憶する。
【0063】判断手段6は、記憶手段5に記憶されたO
N/OFFの作動情報、操作時点での走行環境および現
在の走行環境に基づいて表示手段のON/OFFを判断
する。
【0064】周囲画像撮像手段2は、車両の周囲画像を
撮像する。表示制御手段7は、判断手段6および操作手
段4からの指示に基づいて、表示手段3表示する画像を
制御する。
【0065】以上が、本発明の画像表示装置の基本的構
成であるが、以下の実施形態では、本発明をさらに具体
化した例を挙げて説明する。
【0066】第1実施形態図2は本実施形態(ブライン
ドモニタ)の使用例を説明するための図、図3は本実施
形態の画像表示装置を示す機能構成図、図4は本実施形
態に係るディスプレイの表示例を示す図、図5は本実施
形態に係るブラインドモニタの視野を説明するための
図、図6は本実施形態に係る接続角度を説明するための
図、図7は本実施形態に係る接続角度に対応する操作頻
度を示すグラフであって、(1)は個別記憶、(2)は
合算記憶をそれぞれ示す。また、図8は本実施形態に係
る車速に対応する操作頻度を示すグラフであって、
(1)は個別記憶、(2)は合算記憶)をそれぞれ示
す。
【0067】本実施形態は、本発明の画像表示装置を、
車両の前部に設けたカメラにて車両の左右側方の視界を
撮像するブラインドモニタに適用した例である。ブライ
ンドモニタは、たとえば、図2に示すように、車両の左
右に視界の遮断物が存在し、左右の視界が遮られる際の
側方確認に用いられる。
【0068】図3は、ブラインドモニタの機能的な概略
構成を示すブロック図であり、周囲画像撮像手段2とし
てのカメラ21は、車両の前部に取り付けられて該車両
の左右側方の視界の撮像する。画像表示手段3としての
表示装置22は、左右側方の周囲画像の表示に供せら
れ、ナビゲーションシステム23によるナビゲーション
情報(車両周囲の道路と車両位置等を示す地図情報等)
の表示にも用いられる。表示装置22の表示の切換を行
うのが映像切換部24(表示制御手段7に相当する。)
であり、運転手がブラインドモニタ選択スイッチ27
(操作手段4に相当する。)を入れた場合および後述す
る判断部25によって周囲画像が必要であると判断され
た場合に、カメラ21を作動させ、表示装置22に図4
に示すような周囲画像を表示させる。
【0069】なお、ブラインドモニタ選択スイッチ27
は、ブラインドモニタが起動していないときに押すとO
Nに、起動しているときに押すとOFFになるような構
成となっている。
【0070】また、記憶部26(記憶手段5に相当す
る。)は、ブラインドモニタ選択スイッチ27のON/
OFFの操作毎に、ブラインドモニタ選択のON/OF
Fの情報とともに、各センサ(走行環境検出手段1)か
ら入力された走行状況(車速、ブレーキ量、アクセル開
度等)とナビゲーションシステム23から入力された道
路状況(走行中の道路の道路種別および道路幅、交差点
の接続角度、接続する道路の道路種別および道路幅等)
を記憶する。
【0071】たとえば、記憶部26には、1道路種別と
幅員に応じた道路の優先度、2交差点の手前でブライン
ドモニタを操作した場合の、交差点の接続角度に対する
ON/OFFの操作の頻度、3交差点の手前でブライン
ドモニタを操作した場合の、車速Vに応じたON/OF
Fの操作の頻度、が記憶される。
【0072】ここでまず、1の道路種別と幅員に応じた
道路の優先度について説明する。
【0073】表1は、道路種別と幅員の組み合わせに対
する道路の優先度を、P1〜P16で示している。記憶
を開始していないとき、P1からP16は優先度の最高
値Pmaxで初期化されている。その後は、交差点手前で
運転手がON/OFFの操作をするたびに、表1の優先
度の値を変化させる。
【0074】例えば、現在走行中の道路種別と幅員で決
定する優先度をPiとすると、交差点手前でONの操作
をした場合はPiを減じ、OFFの操作をした場合はPi
を増加させる。
【0075】このように優先度Piを増減させるのは、
ブラインドモニタ装置をONにするのは、優先度の高い
道路に進入するような場合であって、現在走行している
道路が優先度の低い道路であることを意味しているから
である。これにより、優先度の値が大きいほど優先度が
高く、優先度の値が低いほど優先度は低くなる。
【0076】この優先度を用いて、判断部25では、車
両が走行する道路の優先度が、接続する道路の優先度よ
り低いときにブラインドモニタを起動する。
【0077】
【表1】
【0078】次に、2の交差点の手前でブラインドモニ
タを操作した場合の、交差点の接続角度に対するON/
OFFの操作の頻度について説明する。
【0079】図5は、ブラインドモニタ装置に取り付け
られているカメラの視野を示したものである。車両の進
行方向と直角外側になる方向を0°、車両の進行方向を
90°、進行方向と逆方向を−90°としたとき、左右
カメラはそれぞれθmin≦θ≦θmaxの周囲画像を取るこ
とができるとする。
【0080】現在走行中の道路に接続する道路の接続角
度η(図6参照)が、このθの範囲にあると判断された
場合に、交差点の手前でブラインドモニタのON/OF
Fの操作が起こると、ブラインドモニタのON/OFF
の操作頻度が接続角度ηに応じて計測される。
【0081】操作頻度は、たとえば、図7に示すように
一定角度刻み(たとえば、10度)の階級で、ブライン
ドモニタスイッチ27のON/OFFの操作頻度を別々
に記憶させる方法(図7(1)参照)でも、あるいはブ
ラインドモニタスイッチ27のONの操作を+(プラ
ス)、OFFの操作を−(マイナス)として、その和を
記憶させる方法(図7(2)参照)のいずれの方法を採
ることもできる。
【0082】次に、3の交差点の手前でブラインドモニ
タを操作した場合の、車速Vに応じたON/OFFの操
作の頻度について説明する。
【0083】車速Vに応じてブラインドモニタの操作頻
度を記憶するが、たとえば、図8に示すように、一定速
度刻み(たとえば、5km/h)に階級で、ブラインドモニ
タスイッチ27のON/OFF操作頻度を別々に記憶さ
せる方法(図8(1))でも、あるいはブラインドモニ
タスイッチ27のONの操作を+(プラス)、OFFの
操作を−(マイナス)として、その和を記憶させる方法
(図8(2))のいずれの方法を採ることもできる。
【0084】また、上記記憶した情報を運転手と車種別
に管理するようにしてもよい。
【0085】たとえば、画像表示装置が個人の履歴情報
を記憶する情報読取り可能なIDカードが差し込めるよ
うな構成となっており、各運転手がIDカードを所持し
ている場合、IDカードに車種別毎のON/OFFの操
作時の履歴を書き込むことにより実現することができ
る。
【0086】判断部25(判断手段6に相当する。)
は、センサから入力された現在の走行状況と、ナビゲー
ションシステムから入力された現在の道路状況から、記
憶部26の情報を基に判断を行い、周囲画像の表示が必
要か否かの判断を映像切換部24に送る。
【0087】次に判断部25の処理手順を説明する。図
9は本実施形態の判断に係るフローチャートである。本
実施形態の目的とする、自動的にブラインドモニタの表
示が行われるのは、ブラインドモニタの操作が行われて
いない場合(S1でNOの場合)であるので、この処理
ついて説明する(S1、6〜13)。
【0088】ブラインドモニタを自動的にONにするか
否かの判断は、まずステップS6において、所定の距離
内に交差点があることを確認する。所定の距離とは、一
定値(たとえば、30m)としてもよいし、記憶部26
で運転手がONの操作したときの車速と交差点までの距
離を履歴として保存し、その情報を用いて値を設定して
もよい。
【0089】次にステップS7において、記憶部26に
記憶されている道路の優先度表から、現在走行中の道路
の道路種別と幅員とに基づいて優先度Piを求め、この
優先度Piの値が、初期化時優先度の値Pmaxと比較して
十分低いかどうかを調べる。そして、十分低い場合に
は、交差点でブラインドモニタを起動させる可能性があ
るとして、ステップS8に進む。
【0090】次に、ステップS8において、記憶部26
に記憶されている道路の優先度の表から現在走行中の道
路に接続する道路の優先度Pjを求め、現在走行中の道
路の優先度Piと比較する。そして、Pi<Pjの場合は
現在走行中の道路は非優先道路であるとみなして、ステ
ップS9に進み、それ以外の場合は優先道路を走行中と
考えて、S14に進む。
【0091】次に、ステップS9において、接続角度η
が所定の範囲であり、かつ、ONの操作が当該接続角度
ηで頻繁に発生しているかどうかを調べる。そして、接
続角度ηが、カメラの視野で捕らえられることができる
範囲(θmin≦η≦θmax)であり、かつ、ONの操作が
当該接続角度ηで頻繁に発生している場合は、ステップ
S10に進み、そうでない場合はS14に進む。
【0092】ここで、ONの操作とOFFの操作を別々
に記憶してる場合は、ONの操作が頻繁に発生していて
OFFの操作があまりない範囲であるか(図7(1)の
L)、または、ONとOFFの操作の和をに記憶してあ
れば、頻度がある程度発生している範囲か(図7(2)
のL')を判断する。
【0093】次に、ステップS10において、記憶部2
6で記憶された操作時の車速データを基に、所定の車速
を定め、その車速以下かどうかの判断を行う。
【0094】ここで、所定の車速とは、ONの操作とO
FFの操作が別々に記憶されているのであれば、ONの
操作が比較的頻繁に起こっていてOFFの操作が少ない
階級の最大車速(図8(1)のM)、ONとOFFの操
作の和を記憶している場合は比較的頻度が多い階級の最
大車速(図8(2)のM')とする。車速条件を満たし
ていれば、ステップS11に進み、そうでない場合はS
14に進む。
【0095】次に、ステップS11においては、アクセ
ル開度が十分に小さいか否かを判断する。そして、アク
セル開度が十分小さければS12に進み、そうでない場
合はS14に進む。ここで、アクセル開度が十分小さい
とは、一定値で定めてもよいし、記憶された走行環境よ
り設定してもよい。
【0096】次に、ステップS12においては、ブレー
キ量が所定値以下か否かを判断する。そして、ブレーキ
量が所定値以下の場合にはS13に進み、そうでない場
合はS14に進む。
【0097】ステップS13においては、ステップS6
〜S12のブラインドモニタを表示すべき条件を全て満
たしている。そのため、すでにブラインドモニタが表示
されていれば、終了し、そうでなければ、ブラインドモ
ニタ表示信号を映像切換部に送信する(ステップS
3)。
【0098】ステップS6〜S12のいずれかの条件を
満たさない場合は、ブラインドモニタの表示を行わない
場合である(ステップS14)。この場合、ブラインド
モニタが表示されていれば、地図表示信号を映像切換部
に送り(ステップS15)、そうでない場合は終了す
る。
【0099】最後に、ブラインドモニタの操作があった
場合について説明する(S1でYES)。ステップ2に
てブラインドモニタONの操作があった場合は、ブライ
ンドモニタ表示信号を送り終了する(ステップS3)。
ステップ2にてブラインドモニタOFFの操作があった
場合は、地図表示信号を映像切換部24に送り(ステッ
プS4)、当該交差点を通過したか否かを確認する(ス
テップS5)。通過していない場合は再度ステップS2
に戻り、交差点を通過した場合は終了する。
【0100】第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態の画像表示装置について説
明する。図10は本実施形態の画像表示装置を示す機能
構成図、図11は本実施形態に係るセンサの装着例を示
す図、図12は本実施形態における計測例を示す図、図
13は本実施形態の判断に係るフローチャートである。
【0101】本実施形態では、第1実施形態と同じ構成
に加えて、記憶部96と判断部95にレーダからの信号
の入力がある。
【0102】レーダは、図11に示すように車両の前
部、カメラ91のやや後方の左右取り付けられている。
左右のレーダは、遮蔽物までの距離を検出し、車両の左
側の距離をl、右側の距離をrとしてそれぞれの値を返
す(図12参照)。記憶部96では、rとlのうち短い
方を遮断物までの距離(周囲状況)として記憶する。
【0103】判断部95における処理手順を図13に示
すが、処理の内容は上述した第1実施形態の処理手順
に、遮断物までの距離の条件が追加される(ステップS
16参照)。遮蔽物までの距離が所定の距離よりも小さ
いときはステップS13に進み、大きいときはステップ
S14に進む。ここで、遮蔽物までの距離の所定値と
は、たとえば、記憶部に保存されている遮断物までの距
離の平均とする。
【0104】道路状況より、交差点近傍の建築物等の存
在状況が判明する場合には、上記周囲状況と同様に扱う
ことができる。すなわち、道路状況より交差点から所定
の範囲内に建築物等が存在しないことが判明すれば、ス
テップS14に進み、そうでない場合はステップS13
に進む。
【0105】第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態に係る画像表示装置につい
て説明する。
【0106】走行状況と道路状況から複数のパラメータ
が得られる場合、個々のパラメータの条件でなく、複数
のパラメータの複合条件によって、運転手の傾向を導く
ことができる場合がある。この場合、データマイニング
による分析も可能であるが、処理時間がかかるため、ニ
ューラルネットワークを用いる。
【0107】概略構成は第2実施形態と同様で、第2実
施形態の処理(図13)におけるS6〜S12とS16
の条件分岐をニューラルネットワークで行う。
【0108】記憶部96は、走行中に、交差点手前でブ
ラインドモニタのON/OFFの操作が起こるたびに走
行状況(車速、アクセル開度、ブレーキ量等)と道路状
況(現在走行中の道路の道路種別と幅員、現在走行中の
道路に接続する道路の道路種別と幅員、接続する道路の
接続角度、交差点での建築物の存在状況等)、周囲状況
(遮蔽物までの距離)と、ブラインドモニタ操作(ON
/OFF)の情報を一組にして保存する。
【0109】そして、判断部95は、イグニッションキ
ーが入った時に、記憶部96のデータを教師データとし
てニューラルネットワークの更新を行う。記憶部96
に、走行状況と道路状況のパラメータの値が全く同じで
ONの操作とOFFの操作の両方の履歴がある場合は、
両方を教師データとして採用するとニューラルネットワ
ークの学習が収束しない。
【0110】よって、走行状況と道路状況が等しいデー
タ群は操作別(ON/OFF別)に計上し、計上した数
が多い方を採用することにする。
【0111】たとえば、ONの回数がmでOFFの回数
がnとしたとき、m≫nの場合はON操作が出力となる
ように、m≪nの場合はOFF操作が出力となるように
する。ニューラルネットワークの学習はバックアッププ
ロパゲーションによって行う。バックアッププロパゲー
ションの学習アルゴリズムは既知の技術である。
【0112】第3実施形態では、ブラインドモニタが必
要と判断されるべき接続角θが、たとえば、−10°≦
θ≦50°のように定められているとき、接続角が51
度の交差点ではその他の走行状況や道路状況が考慮され
ず、一律にブラインドモニタの表示を行わない(図14
参照)。ニューラルネットワークを用いることで、この
ような閾値付近の判断を適切に行うことができる。
【0113】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態の画像表示装置を示す機
能構成図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るディスプレイの表
示例を示す図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るブラインドモニタ
の視野を説明するための図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る接続角度を説明す
るための図である。
【図7】(1)は本発明の第1実施形態に係る接続角度
に対応する操作頻度(個別記憶)を示すグラフ、(2)
は接続角度に対応する操作頻度(合算記憶)を示すグラ
フである。
【図8】(1)は本発明の第1実施形態に係る車速に対
応する操作頻度(個別記憶)を示すグラフ、(2)は車
速に対応する操作頻度(合算記憶)を示すグラフであ
る。
【図9】本発明の第1実施形態の判断に係るフローチャ
ートである。
【図10】本発明の第2実施形態の画像表示装置を示す
機能構成図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るセンサの装着例
を示す図である。
【図12】本発明の第2実施形態における計測例を示す
図である。
【図13】本発明の第2実施形態の判断に係るフローチ
ャートである。
【図14】本発明の第3実施形態における判断例を示す
図である。
【符号の説明】
L …ON操作が頻出する接続角度範囲(個別記録) L'…ON操作が頻出する接続角度範囲(合算記録) M …OFF操作の少ない最大車速(個別記録) M'…OFF操作の少ない最大車速(合算記録) P…優先度 Pi…現在走行中の道路の優先度 Pj…接続する道路の優先度 Pmax…優先度の最大値 V…車速 r…レーダによる右側遮蔽物までの計測距離 l…レーダによる左側遮蔽物までの計測距離 m…ONの回数 n…OFFの回数 η…接続角度 θ…ブラインドモニタの視野角度 θmax…ブラインドモニタの視野角度(最大) θmin…ブラインドモニタの視野角度(最小) 1…走行検出手段 2…周囲画像撮像手段 3…表示手段 4…操作手段 5…記憶手段 6…判断手段 7…表示制御手段(映像切換部) 21,91…カメラ 22,92…ディスプレイ 23,93…ナビゲーションシステム 24,94…映像切換部 25,95…判断部 26,96…記憶部 27,97…ブラインドモニタ選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 628 B60R 21/00 628F G08G 1/0962 G08G 1/0962 H04N 5/225 H04N 5/225 C 7/18 7/18 J (72)発明者 山本 泰秀 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA04 AB68 AC13 AC69 5C054 AA01 FC15 FF03 GB04 HA28 HA30 5H180 AA01 CC04 CC14 FF10 FF32 FF38

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の走行環境を検出する走行環境検出手
    段と、 前記車両の周囲画像を撮像する周囲画像撮像手段と、 前記周囲画像撮像手段によって撮像された周囲画像を表
    示する表示手段と、 前記表示手段を作動させる操作手段と、 前記操作手段により前記表示手段のON/OFF操作を
    したときのON/OFFの作動情報と、前記ON/OF
    Fの操作をしたときの走行環境とを記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段によって記憶されたON/OFFの作動情
    報および前記走行環境と、前記走行環境検出手段によっ
    て検出された現在の走行環境とに基づいて、前記表示手
    段のON/OFFを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断にしたがって、前記表示手段を制御
    する表示制御手段と、を有する画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記周辺画像以外の情報を前記表示手段に
    選択して表示させる前記表示制御手段を有する請求項1
    記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記走行環境検出手段は、車速、ブレーキ
    量およびアクセル開度の車両の走行状況と、車両が走行
    する道路の道路種別および幅員、道路交差点の接続角
    度、接続する道路の道路種別、信号機の有無、交差点付
    近の遮断物の存在状況の道路状況を含む走行環境を検出
    する請求項1または2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】前記走行環境検出手段は、前記車両の走行
    状況および道路状況に加えて、センサを用いて周囲状況
    をも含む走行環境を検出する請求項1または2記載の画
    像表示装置。
  5. 【請求項5】前記判断手段は、前記記憶手段に記憶され
    た走行環境と前記走行環境検出手段によって検出された
    現在の走行環境とが類似し、かつ、前記記憶手段に記憶
    された作動情報がONを指示すると判断された場合に
    は、前記表示装置に周辺画像を表示するよう判断する請
    求項1〜4記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記判断手段は、検出されれた現在の走行
    環境の一部を除き、前記走行環境検出手段によって検出
    された現在の走行環境と前記記憶手段に記憶された走行
    環境とが類似し、前記検出された現在の走行環境の一部
    が前記記憶手段に記憶された当該走行環境の一部より下
    位であり、かつ、前記記憶手段に記憶された作動情報が
    ONを指示すると判断された場合には、前記表示装置に
    周辺画像を表示するよう判断する請求項1〜4記載の画
    像表示装置。
  7. 【請求項7】車両の現在の走行環境を検出するととも
    に、周辺画像表示のON/OFFの情報と周辺画像表示
    をON/OFFしたときの走行環境を記憶し、前記検出
    した現在の走行環境と前記周辺画像表示のON/OFF
    の情報および前記周辺画像表示をON/OFFしたとき
    の走行環境とに基づいて、前記周辺画像表示のON/O
    FFを判断し、前記周辺画像表示のON/OFFを行う
    画像の表示方法。
  8. 【請求項8】前記周辺画像以外の情報を選択して表示す
    る請求項7記載の画像の表示方法。
  9. 【請求項9】車両の現在の走行環境を検出する場合にお
    いて、少なくとも車速、ブレーキ量、アクセル開度の車
    両の走行状況と、車両が走行する道路の道路種別、幅
    員、道路交差点の接続角度、接続する道路の道路種別、
    信号機の有無、交差点付近の遮断物の存在状況の道路状
    況を含む走行環境を検出する請求項7記載の画像の表示
    方法。
  10. 【請求項10】車両の現在の走行状況を検出する場合に
    おいて、前記車両の走行状況および道路状況に加えて、
    センサを用いて周囲状況をも含む走行環境を検出する請
    求項7または8記載の画像の表示方法。
  11. 【請求項11】前記周辺画像表示のON/OFFを判断
    する場合、前記記憶している走行環境と前記検出された
    現在の走行環境とが類似し、かつ、前記記憶している周
    辺画像表示のON/OFFの情報がONを指示すると判
    断された場合には、前記周辺画像の表示を行う請求項7
    〜10記載の画像の表示方法。
  12. 【請求項12】前記周辺画像表示のON/OFFを判断
    する場合、検出されれた現在の走行環境の一部を除き、
    前記記憶している走行環境と前記検出された現在の走行
    環境とが類似し、前記検出された現在の走行環境の一部
    が前記記憶されている当該走行環境の一部より下位であ
    り、かつ、前記記憶している周辺画像表示のON/OF
    Fの情報がONを指示すると判断された場合には、前記
    周辺画像の表示を行う請求項7〜10記載の画像の表示
    方法。
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