JP2002109194A - セールス及びサポート・システム及びセールス及びサポート方法 - Google Patents

セールス及びサポート・システム及びセールス及びサポート方法

Info

Publication number
JP2002109194A
JP2002109194A JP2000298528A JP2000298528A JP2002109194A JP 2002109194 A JP2002109194 A JP 2002109194A JP 2000298528 A JP2000298528 A JP 2000298528A JP 2000298528 A JP2000298528 A JP 2000298528A JP 2002109194 A JP2002109194 A JP 2002109194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sales
customer
support
contact center
internet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000298528A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Nishidate
吉雄 西舘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000298528A priority Critical patent/JP2002109194A/ja
Publication of JP2002109194A publication Critical patent/JP2002109194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メーカー、顧客、販売店、代理店等の間で顧
客に関する情報を共有できるセールス及びサポート・シ
ステムを提供する。 【解決手段】 本セールス及びサポート・システムは、
インターネット等のIPネットワーク1及び公衆回線網
2に接続される通信回線を介して、音声信号、ファック
ス信号、電子メール、Web(ウェブ)等のマルチメデ
ィアを取り扱うことが可能なコンタクトセンタ・システ
ム20を備える。コンタクトセンタ・システムは、顧客デ
ータベース23、セールスおよびサポート業務サーバ22、
Webサーバ22、メールサーバ22、CTIサーバ22、音
声サーバ22、及びIVR22を有し、通信回線に接続され
たサブシステムを有する。また、公衆回線網から受容し
た音声信号及びファックス信号をIPパケット化し、I
Pネットワークに伝送するゲートウエイ装置21と、I
Pネットワークに接続され、インターネット・ファック
ス・ソフトウエア、インターネット電話ソフトウエア、
Webブラウザ及び電子メール・ソフトウエアの少なく
とも一つを動作させるコンピュータ50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、営業及びアフター
ケア活動の支援システム、つまりセールス及びサポート
・システム、およびセールス及びサポート・システムを
使って営業し、かつサポートする方法、つまりセールス
及びサポート方法に関し、特に、インターネット等に接
続されたコンピュータ、インターネット電話機、インタ
ーネット電話ソフトウエア、インターネットファックス
機、インターネット・ファックスソフトウエアを使用す
ることにより、インターネットを介して、顧客、販売
店、代理店からメーカに対して商品に関わる注文受付、
問い合わせ、各種サポート、クレーム処理を行う、セー
ルス及びサポート・システムおよびセールス及びサポー
ト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信手段の発展に伴い、商品を販売する
営業活動及び販売した商品のアフターケア活動は、セー
ルス及びサポート・システムによって支援されている。
セールス及びサポート・システムを使って営業を行い、
またアフターケアを行う手続又はプロセスをセールス及
びサポート方法と言っている。従来のセールス及びサポ
ート方法は、主として、電話、ファックス、電子メー
ル、およびWeb等を利用した複数のネットワークを取
り込んだセールス及びサポート・システムを構築し、そ
れを介して、顧客、販売店、代理店等からメーカに対す
る、商品の注文、商品に対する問い合わせ、各種サポー
ト、クレーム処理等を受け付けることにより、メーカー
の営業活動及びアフターケア活動を支援している。ま
た、部分的には、従来のセールス及びサポート方法で
も、インターネット等に接続されたパーソナル・コンピ
ュータ、インターネット電話機、インターネット電話ソ
フトウエア、インターネット・ファックス機、インター
ネット・ファックスソフトウエア等を利用することによ
り、営業活動を支援している。
【0003】更に、図1から図4を参照して、従来のセ
ールス及びサポート方法での主たる通信形態を説明す
る。従来、顧客と販売店とは、図1に示すように、公衆
回線網を介した電話、ファックスによる通信形態で、相
互に情報を授受している。また、販売店と代理店とは、
図2に示すように、公衆回線網を介した電話、ファック
スによる通信形態、或いはインターネットを介した電子
メールによる通信形態で、相互に情報を授受している。
更に、代理店とメーカーとは、図3に示すように、公衆
回線網を介した電話、ファックスによる通信形態、或い
はインターネットを介した電子メール、Webによる通
信形態で、相互に情報を授受している。また、メーカ直
接販売法では、一部の顧客とメーカとが、直接、図4に
示すように、公衆回線網を介した電話、ファックスによ
る通信形態、或いはインターネットを介した電子メー
ル、Webによる通信形態で、相互に情報を授受してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のセール
ス及びサポート方法は、上述したように、単に、顧客と
販売店、販売店と代理店、及び代理店とメーカーとの間
でセールス又はセールス及びサポートの情報の授受を行
うだけであって、顧客、販売店、代理店、メーカの全関
係者間で、又はそれらを包含するネットワークとして、
セールス(営業活動)を支援し、またセールス及びサポ
ート(営業に係わる支援活動)を総合的に提供する仕組
みではなかった。そして、セールスおよびセールス及び
サポートの提供手段として、電話、ファックス、電子メ
ール、Web等を当事者間で単に使用するに留まってい
た。
【0005】このため、顧客、販売店、代理店、及びメ
ーカーそれぞれの間には、必要最低限の情報のみが、流
通し、販売店、代理店、メーカー間において多種多様な
情報の共有が行われない。従来のセールス及びサポート
方法では、例えば、販売店、代理店からは受注顧客情報
のみであり、失注顧客情報、見込み顧客情報は、提供さ
れない。この結果、最新情報の入手が遅れたり、問い合
わせやクレーム処理に対する対応が遅れたりして、ビジ
ネス機会の消失に繋がり、ビジネス競争で遅れを取ると
いう問題がある。
【0006】また、顧客から見た場合、セールスおよび
サポートを顧客に提供する窓口が、販売店、代理店、メ
ーカーに複数あるような混乱を招き、セールスおよびサ
ポート活動に支障をきたす問題が存在している。さら
に、販売店、代理店等が扱う商品のメーカーが複数であ
る場合、メーカー毎にメーカーから指示されるセールス
及びサポート・システムを導入しなければならないため
に、セールス及びサポート・システムの導入、運用、保
守のコストが発生する問題がある。一方、メーカーにお
いても、CS(顧客満足度)向上のために、セールスお
よびサポートを提供する窓口を拡大することが必要とな
るが、人件費を含む費用の増大につながり、規模拡大を
容易に行えないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、インターネットを介して
販売店、代理店、メーカー間でセールスおよびサポート
に関する情報を共有することにより、顧客、販売店、代
理店に対して商品に関わる注文受付、問い合わせ、各種
サポート、クレーム処理を迅速に行うことができ、販売
店、代理店が負担する投資費用はインターネットに関わ
る通信費用のみに抑えることができるセールス/サポー
ト・システム、及びセールス/サポート方法を提供する
ことであり、また、メーカーにおいては、自社のセール
スおよびサポート窓口に関わる人件費を現状維持して規
模拡大を行うセールス及びサポート・システムおよびセ
ールス及びサポート方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るセールス及びサポート・システムは、
公衆回線網、及びインターネット等のIPネットワーク
に接続される通信回線を介して、音声信号、ファックス
信号、電子メール、Web(ウェブ)等のマルチメディ
アを取り扱うことが可能なコンタクトセンタ・システム
を備えたセールス及びサポート・システムであって、コ
ンタクトセンタ・システムは、少なくとも、顧客データ
ベース、セールスおよびサポート業務サーバ、Webサ
ーバ、メールサーバ、CTIサーバ、音声サーバ、及び
IVR(InteractiveVoice Response)を有し、通信回
線に接続されたサブシステムと、公衆回線網から受容し
た音声信号及びファックス信号をIPパケット化し、I
Pネットワークに伝送するゲートウエイ装置と、IPネ
ットワークに接続され、インターネット・ファックス・
ソフトウエア、インターネット電話ソフトウエア、We
bブラウザ及び電子メール・ソフトウエアの少なくとも
一つを動作させるコンピュータとを備えていることを特
徴としている。また、必要に応じて、ヘッドセット及び
マイクを備えている。
【0009】本発明で、IPとはInternet Protocol を
言い、CTIサーバとはCTI(Computer Telephony I
ntegration)に係わるサーバを言い、IVRとはIntera
ctive Voice Responseをいう。本発明の好適な実施態様
では、前記コンタクトセンタ・システムは商品を製造す
るメーカーによって運用され、かつ前記コンピュータは
前記コンタクトセンタ・システムのクライアント端末と
して動作し、更に、前記コンタクトセンタ・システム
は、公衆回線網から受容した音声信号及び/又はファッ
クス信号、インターネットを介して受容した電子メー
ル、Web画面からのオペレータ呼び出し等による顧
客、販売店、代理店からの接続要求に対し、予め設定す
る制御論理に従って、コンピュータで動作するWebブ
ラウザ、電子メールソフトウエア、インターネット電話
ソフトウエア、及びインターネットファックス・ソフト
ウエアのいずれか、又はインターネット電話機及びイン
ターネットファックス機のいずれかに対して、接続要求
の振り分けを行う手段と、CTIサーバの制御によるW
eb画面連動機能を提供する手段とを備えている。
【0010】本発明のWebブラウザが動作するコンピ
ュータは、前記コンタクトセンタ・システムのクライア
ント端末として動作し、CTIサーバの制御によるWe
b画面連動の手段を有する。
【0011】本発明の好適な実施態様では、前記コンタ
クトセンタ・システムに設けられているクライアント端
末は、インターネット等のIPネットワークにLAN経
由の専用線接続、ISPへのダイヤルアップ接続等によ
り接続される。また、前記コンタクトセンタ・システム
に設けられているクライアント端末は、専用のハードウ
エア機器を使用せず、コンピュータで動作するWebブ
ラウザを中心とする種々のソフトウエアで構成すること
が可能であり、汎用のインターネット電話機、インター
ネットファックス機を組み合わせることで構成すること
が可能である。更には、前記コンタクトセンタ・システ
ムは、IPパケット化された信号を元の音声信号及びフ
ァックス信号に変換するメディア・コンバータ装置を備
え、前記コンタクトセンタ・システムに設けられている
クライアント端末は、前記メディア・コンバータ装置を
用いて電話機とファックス機とを組み合わせることで構
成することが可能である。
【0012】本発明に係るセールス及びサポート方法
は、上述のセールス及びサポート・システムを使って、
セールス及びサポートする方法であって、顧客、販売
店、代理店等の商品を取り扱う者がメーカーに対して音
声信号、ファックス信号、電子メール、Web等の接続
要求を行った際、要求者を識別するに当たり、公衆回線
からの要求は発信者識別番号にて識別し、インターネッ
トからの要求は電子メールアドレス又はWebアクセス
時に入力する顧客IDコードにて識別するステップと、
これを検索キーとして顧客データベースを検索し、既存
顧客の場合、又は既存顧客ではないが過去の対応履歴を
検索できた場合には、既存の対応先又は過去に対応を行
った販売店、代理店、メーカ自身の窓口に対してこの接
続要求を転送するステップとを有することを特徴として
いる。
【0013】本発明方法の好適な実施態様では、音声信
号による接続要求に対し、顧客データベースを検索した
結果、要求元に関する情報を入手できなかった場合に、
これをIVRに転送することにより、既存の顧客IDコ
ードを入手する。また、音声、ファックス、電子メー
ル、Web等による接続要求、接続要求の転送先、接続
要求先での受付状況などの全てのイベントを顧客ID、
及びタイムスタンプを付加したログ情報として蓄積す
る。更には、前記蓄積されたログ情報を分析処理して、
顧客データベースの更新/追加を行う。また、Webア
クセス時に入力する顧客IDコードにより参照できるW
ebのコンテンツを規制するセキュリティ管理、ポリシ
ー管理を行う。加えて、顧客ID等により新規顧客、見
込み顧客、既存顧客、販売店、代理店を識別し、顧客の
接続要求を販売店の窓口、販売店の接続要求を代理店の
窓口、代理店の接続要求をメーカ自身の窓口に割り振り
を行う、新規顧客の対応窓口の割り振りを販売店、代理
店のセールス実績で判断する等の論理を予め規定する制
御論理で設定する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。セールス及びサポート・システムの実施形態例 本実施形態例は、本発明に係るセールス及びサポート・
システムの実施形態の一例である。本実施形態例のセー
ルス及びサポート・システムは、商品を製造、販売する
するメーカーによって運用され、主要部として、図5に
示すように、コンタクトセンタ・システム20を備えて
いる。コンタクトセンタ・システム20と顧客の顧客端
末10とは、公衆回線網2、又は公衆回線網2及びイン
ターネット・サービス・プロバイダ(ISP)5を経由
してインターネット等のIPネットワーク1を介して相
互に接続されている。また、コンタクトセンタ・システ
ム20と販売店の窓口システム30及び代理店の窓口シ
ステム40とは、インターネット等のIPネットワーク
1を介して相互に接続されている。尚、図示しないが、
コンタクトセンタ・システム20と販売店の窓口システ
ム30及び代理店の窓口システム40とは、公衆回線網
2を介しても相互に接続されている。
【0015】コンタクトセンタ・システム20は、セー
ルスおよびサポート業務サーバ22、Webサーバ2
2、メールサーバ22、CTIサーバ22、音声サーバ
22、IVR22等のサーバと、顧客データベース23
とを有し、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)
6に接続されたサブシステムを備えており、音声信号、
ファックス信号、電子メール、Web等のマルチメディ
アを取り扱うことができる。
【0016】更に、コンタクトセンタ・システム20
は、LAN6が、ルータ装置7及びファイア・ウォール
装置8を介してIPネットワーク1に接続され、また、
IPネットワーク1の接続に必要なセキュリティ機能2
2、ポリシー機能22等の機能を有する機器を備えてい
る。また、コンタクトセンタ・システム20は、公衆回
線網2から受容された音声信号とファックス信号をIP
パケット化し、IPネットワーク1に通すゲートウエイ
装置21を公衆回線網2とLAN6との間に備えてい
る。また、コンタクトセンタ・システム20は、LAN
6に接続されたインターネット電話機及び/又はインタ
ーネット・ファックス機51、並びに、メディア・コン
バータ装置55を介してLAN6に接続され、IPパケ
ット化された信号を音声信号及び/又はファックス信号
に変換するメディア・コンバータ装置52とを有する。
更に、ヘッドセット及びマイクを備えている。
【0017】更に、コンタクトセンタ・システム20
は、コンタクトセンタ・システム20のクライアント端
末50として、LAN6を介してIPネットワーク1に
接続され、Webブラウザ100、電子メール・ソフト
ウエア100、インターネット電話ソフトウエア100
及びインターネット・ファックス・ソフトウエア100
を動作させるコンピュータ50を備えている。
【0018】コンタクトセンタ・システム20は、公衆
回線網2から受容された音声信号及び/又はファックス
信号、IPネットワーク1から受容された電子メール、
Web画面からのオペレータ呼び出し等によって成され
た顧客、販売店、代理店からの接続要求に対し、予め設
定する制御論理24に従って、IPネットワーク1に接
続されるコンピュータ50で動作するWebブラウザ1
00、電子メール・ソフトウエア100、インターネッ
ト電話ソフトウエア100、又はインターネット・ファ
ックス・ソフトウエア100に、インターネット電話機
51又はインターネットファックス機51に対して接続
の振り分けを行う手段を備えている。Webブラウザ1
00が動作するコンピュータ50は、コンタクトセンタ
・システム20のクライアント端末50として動作し、
CTIサーバ22の制御によるWeb画面連動機能を提
供する手段を備えている。
【0019】販売店の窓口システム30及び代理店の窓
口システム40は、コンタクトセンタ・システム20か
らサーバ等のサブシステムを除いた構成と同じ構成を備
えている。また、顧客の顧客端末10は、パーソナル・
コンピュータであって、Webブラウザ100、電子メ
ール・ソフトウエア100、インターネット電話ソフト
ウエア100、又はインターネット・ファックス・ソフ
トウエア100を備えている。
【0020】セールス及びサポート方法の実施形態例 次に、本実施形態例のセールス及びサポート・システム
を使ったセールス及びサポート方法について説明する。
先ず、図9及び図10を参照して、音声、ファックスに
よるセールス及びサポート方法について説明する。顧客
が、電話機、ファックスにて、本実施形態例のセールス
及びサポート・システムのコンタクトセンタ・システム
20の代表番号、又はファックス番号をダイヤルするこ
とにより、音声、ファックス接続要求が公衆回線網2を
経由しゲートウエイ装置21に伝えられる。ゲートウエ
イ装置21は、音声サーバ22に対して接続要求が発生
したことをIPパケット化された制御信号を用いて通知
する。音声サーバ22は、最適な接続先の特定を行うた
めに、ゲートウエイ装置21からの接続要求をCTIサ
ーバ22に通知する。この時の要求メッセージには、電
話、ファックス着信時に公衆回線網2から通知される発
信者識別番号が付加されている。
【0021】CTIサーバ22が、入手した顧客情報検
索キーである発信者識別番号を使用して、顧客データベ
ース23の検索をセールス及びサポート業務サーバ22
に要求する。セールス及びサポート業務サーバ22は、
CTIサーバ22が入手した顧客情報検索キーを使用し
て顧客データベース23の検索を行い、結果をCTIサ
ーバ22に通知する。この時の返信メッセージには、既
存顧客情報を引き出すための顧客IDコード、最近の対
応窓口情報が付加される。
【0022】CTIサーバ22は、入手した顧客IDコ
ード、対応窓口情報等により顧客の接続先を確定し、音
声サーバ22に対してコンタクトセンタ・システム20
のクライアント端末50との接続を要求する。この時の
要求メッセージには、顧客IDコードが付加される。音
声サーバ22は、CTIサーバ22から入手した接続先
のコンタクトセンタ・システム20のクライアント端末
50に対して接続処理を行う。この時の要求メッセージ
には顧客IDコードが付加される。
【0023】接続先のコンタクトセンタ・システム20
のクライアント端末50は、接続要求を受けると、通知
された顧客IDコードを検索キーとして顧客情報の検索
要求をCTIサーバ22に通知する。CTIサーバ22
は、コンタクトセンタ・システム20のクライアント端
末50から接続要求を受けると、顧客データベース23
の検索をセールス及びサポート業務サーバ22に要求す
る。セールス及びサポート業務サーバ22は、CTIサ
ーバ22が入手した顧客情報検索キーを使用して顧客デ
ータベース23の検索を行い、結果をCTIサーバ22
に通知する。CTIサーバ22は入手した顧客情報をコ
ンタクトセンタ・システム20のクライアント端末50
に通知する。
【0024】コンタクトセンタ・システム20のクライ
アント端末50は、顧客情報を入手すると、Web画面
にこれを表示するとともに、音声サーバ22からの接続
要求に対する応答を通知する。音声サーバ22は、コン
タクトセンタ・システム20のクライアント端末50か
らの応答通知を受けるとこれをゲートウエイ装置21に
通知する。ゲートウエイ装置21は、公衆回線網2から
受容した音声信号、ファックス信号をIPパケットに変
換を行い、音声サーバ22から指示された接続先のコン
タクトセンタ・システム20のクライアント端末50と
の間でIPパケットの送受信を行い音声やファックス通
信を行う。なお、この時のパケット情報は、必要によ
り、ログ情報としてコンタクトセンタ・システム20に
蓄積される。
【0025】前述の接続要求元は、顧客であるが、販売
店、代理店からの接続に関しても、図6から図8に示す
ように、同様に処理される。
【0026】次に、図9及び図11を参照して、電子メ
ールによるセールス及びサポート方法について説明す
る。顧客は、LAN6経由の専用線接続、または契約し
ているISP5にダイヤルアップ接続を行い、電子メー
ルアドレスにてセールス及びサポート・システムのコン
タクトセンタ・システム20に電子メールを投函する。
これにより、顧客の電子メールは、IPネットワーク
1、ファイア・ウォール装置8、及びルータ装置7を経
由して電子メールサーバ22に伝達される。電子メール
サーバ22は、受信した電子メールをコンタクトセンタ
・システム20の特定クライアント端末50に転送する
ために、転送先要求をCTIサーバ22に通知する。
【0027】CTIサーバ22は、入手した転送先要求
の電子メールアドレス情報を顧客情報検索キーとして顧
客データベース23の検索をセールス及びサポート業務
サーバ22に要求する。セールス及びサポート業務サー
バ22は、CTIサーバ22が入手した顧客情報検索キ
ーを使用して顧客データベース23の検索を行い結果を
CTIサーバ22に通知する。この時の返信メッセージ
には、既存顧客情報を引き出すための顧客IDコード、
および最近の対応窓口情報が付加される。
【0028】CTIサーバ22は、入手した対応窓口情
報より電子メールの転送先を判定し、顧客IDコードを
付加して電子メールサーバ22にこれを通知する。電子
メールサーバ22は、転送先が確定すると、受信した電
子メールをコンタクトセンタ・システム20のクライア
ント端末50に転送する。この時の要求メッセージには
顧客IDコードが付加される。コンタクトセンタ・シス
テム20のクライアント端末50は、音声、ファックス
によるセールス及びサポートと同じ手順にて顧客情報を
入手する。なお、転送されてきた注文や問い合わせの電
子メールにオペレータが返信する時には、コンタクトセ
ンタ・システム20の電子メールサーバ22に返信を行
い、このメールを電子メールサーバ22が顧客に対して
転送を行う。これにより、コンタクトセンタ・システム
20の電子メールサーバ22が電子メールの送受信情報
を一元管理する。
【0029】前述の接続要求元は顧客であるが、販売
店、代理店からの接続に関しても、図6から図8に示す
ように、同様に処理される。
【0030】次に、図9及び図12を参照して、Web
を使用したセールス及びサポート方法について説明す
る。顧客は、LAN6経由の専用線接続、または契約し
ているISP5にダイヤルアップ接続を行い、Webブ
ラウザ100のURLアドレスにセールス及びサポート
・システムのアドレスを指定する。これにより、Web
アクセス要求が、IPネットワーク1、ファイア・ウォ
ール装置8及びルータ装置7を経由して、セールス及び
サポート・システムのWebサーバ22に伝達される。
【0031】Webサーバ22は、受信したアクセス要
求に対し、顧客IDコードの入力を促す画面フォームを
Webアクセス要求元に送信し、顧客がこれを入力する
ことにより、Webサーバ22は顧客IDコードを入手
する。Webサーバ22は、入手した顧客IDコードを
顧客情報検索キーとして顧客データベース23の検索を
セールス及びサポート業務サーバ22に要求する。セー
ルス及びサポート業務サーバ22は、Webサーバ22
が入手した顧客情報検索キーを使用して顧客データベー
ス23の検索を行い、結果をWebサーバ22に通知す
る。この時の返信メッセージには、最近の対応窓口情
報、及びWebアクセスのレベルが付加される。
【0032】Webサーバ22は、顧客IDコードによ
り参照できるWebのコンテンツを規制するセキュリテ
ィ管理、およびポリシー管理を顧客IDコードにより管
理しており、Webコンテンツアクセスのレベルをセキ
ュリティ・ポリシー・サーバ22から入手する。なお、
この時のパケット情報は必要によりログ情報として蓄積
される。前述の接続要求元は顧客であるが、販売店、代
理店からの接続に関しても、図6から図8に示すよう
に、同様に処理される。
【0033】図13を参照して、顧客が、Webのコン
テンツを参照中に、コンタクトセンタ・システム20の
オペレータとの会話を希望した際のコール・ミー・ボタ
ン等のオペレータ呼び出す機能について説明する。顧客
がWebのコンテンツを参照中にコール・ミー・ボタン
等のオペレータ呼び出し機能使用した場合に、Webサ
ーバ22は、顧客呼び出し用の電話番号、またはインタ
ーネット電話アドレスの入力を促すWeb画面フォーム
を要求元に送信し、顧客がこれを入力することにより、
Webサーバ22は呼出番号を入手する。Webサーバ
22はCTIサーバ22に対して呼出要求を行う。この
時のメッセージには呼出番号が付加される。CTIサー
バ22は呼出要求を受けると、IVR22に対して呼出
要求を通知する。この時のメッセージには呼出番号が付
加される。
【0034】呼出要求を受けたIVR22は、音声サー
バ22に対して、先ず、顧客の呼び出し要求を行う。顧
客が電話番号を指定した場合には、ゲートウエイ装置2
1、公衆回線網2を経由して顧客の電話呼び出しを行
い、顧客がインターネット電話アドレスを指定した場合
には、ファイア・ウォール装置8、ルータ装置7、IP
ネットワーク1を経由して顧客のインターネット電話1
00を呼び出す。顧客が、IVR22からの呼び出しに
応答した場合には、オペレータを呼び出し中であること
を通知するアナウンスメントを聞かせるとともに、IV
R22は対応窓口の空き状態のコンタクトセンタ・シス
テム20のクライアント端末50の呼び出しを行う。
【0035】IVR22は、対応窓口のオペレータ(コ
ンタクトセンタ・システム20のクライアント端末5
0)呼出要求を音声サーバ22に要求する。この時のメ
ッセージには顧客IDコードが付加される。音声サーバ
22は、音声、ファックスによるセールス及びサポート
と同じ手順にてコンタクトセンタ・システム20のクラ
イアント端末50の呼び出しを行う。この呼び出しにオ
ペレータが応答すると顧客からの呼び出し要求があるこ
とを通知するアナウンスメントを聞かせる。
【0036】最後に、IVR22は接続待ちになってい
る顧客と対応窓口のオペレータを接続する指示を音声サ
ーバ22に要求し、顧客とオペレータの通話が開始され
る。なお、この時、顧客が参照しているWebのコンテ
ンツ情報は、コンタクトセンタ・システム20のクライ
アント端末50からWebサーバ22に通知され、クラ
イアント端末50で動作するWebブラウザ100に表
示することで、顧客のWeb画面とコンタクトセンタ・
システム20のクライアント端末50のWeb画面との
連動を行う。なお、この時のパケット情報は必要により
ログ情報として蓄積される。
【0037】前述のWebアクセスおよび、Web画面
からのオペレータ呼び出しは顧客であるが、販売店、代
理店からのアクセスに関しても同様に処理される。
【0038】ここで、前述の音声によるセールス及びサ
ポートにおいて要求元に関する情報を公衆回線網2から
入手できなかった場合について、図14を参照して、説
明する。前述と同様に音声サーバ22は接続先の特定を
行うためにゲートウエイ装置21からの接続要求をCT
Iサーバ22に通知する。この時の要求メッセージには
発信者識別番号が付加されていない。CTIサーバ22
では、発信者識別番号が付加されていない音声接続要求
に対してはIVR22への転送指示を音声サーバ22に
要求する。音声サーバ22は接続先をIVR22として
ゲートウエイ装置21に通知する。
【0039】ゲートウエイ装置21は、公衆回線網2か
らの音声信号又はファックス信号をIPパケットに変換
し、IVR22との間でIPパケットの送受信を行う。
次に、IVR22は、予め設定されている音声シナリオ
に従い音声をIPパケット化し、ゲートウエイ装置21
を経由して接続要求者に音声シナリオを聞かせ、顧客I
Dコードをダイヤル情報として入力してもらうことによ
り、IVR22は顧客IDコードを入手する。IVR2
2は、入手した顧客IDコードを付加した接続要求を音
声サーバ22に通知するとともに接続待ちの顧客との通
話を簡易扱いで音声サーバ22に転送を行う。
【0040】音声サーバ22は、CTIサーバ22に接
続要求を通知する。CTIサーバ22は、顧客情報検索
キーである顧客IDコードを使用して顧客データベース
23の検索をセールス及びサポート業務サーバ22に要
求する。セールス及びサポート業務サーバ22は、CT
Iサーバ22が入手した顧客情報検索キーを使用して顧
客データベース23の検索を行い、結果をCTIサーバ
22に通知する。この時の返信メッセージには、最近の
対応窓口情報が付加される。
【0041】CTIサーバ22は、入手した対応窓口情
報等により顧客の接続先を判定し、音声サーバ22にこ
れを通知し、音声サーバ22は確定した接続先への呼出
処理を行う。接続先のコンタクトセンタ・システム20
のクライアント端末50は、音声、ファックスによるセ
ールス及びサポートと同じ手順にて顧客情報を入手す
る。コンタクトセンタ・システム20のクライアント端
末50は、顧客情報を入手すると、Web画面にこれを
表示するとともに、音声サーバ22からの接続要求に対
する応答を通知する。音声サーバ22は、コンタクトセ
ンタ・システム20のクライアント端末50からの応答
通知を受けるとこれをゲートウエイ装置21に通知す
る。
【0042】ゲートウエイ装置21は、公衆回線網2か
らの音声信号又はファックス信号をIPパケットに変換
を行い接続先との間でIPパケットの送受信を行う。な
お、この時のパケット情報は必要によりログ情報として
蓄積される。前述の接続要求元は顧客であるが、販売
店、代理店からの接続に関しても同様に処理される。
【0043】コンタクトセンタ・システム20のCTI
サーバ22は、蓄積されたログ情報を収集、分析処理し
て、顧客データベース23の更新ならびに、追加をセー
ルス及びサポート業務サーバ22に要求する。セールス
及びサポート業務サーバ22はこの要求に従い、顧客デ
ータベース23の更新ならびに、追加処理を行う。
【0044】コンタクトセンタ・システム20に予め設
定する制御論理24には、顧客IDコード等により新規
顧客、見込み顧客、既存顧客、販売店、代理店を識別
し、顧客の接続要求を販売店の窓口システム30、販売
店の接続要求を代理店の窓口システム40、代理店の接
続要求をメーカー自身の窓口(コンタクトセンタ・シス
テム20)に割り振りを判定するプログラム、新規顧客
の対応窓口の割り振りを販売店、代理店のセールス実績
をセールス及びサポート業務サーバ22と連携して判定
するプログラム等が組まれている。
【0045】コンタクトセンタ・システム20のクライ
アント端末50は、専用のハードウエア機器を使用せ
ず、コンピュータで動作するWebブラウザ100を中
心とする種々のソフトウエアで構成する形態、汎用のイ
ンターネット電話機51、インターネットファックス5
1機を組み合わせることで構成する形態、メディア・コ
ンバータ装置55を用いて、電話機52、ファックス機
52を組み合わせることで構成する形態があり、前記コ
ンタクトセンタ・システム20のクライアント端末50
は、インターネット等のIPネットワーク1にLAN6
経由の専用線接続、ISP5へのダイヤルアップ接続等
によりコンタクトセンタ・システム20のCTIサーバ
22に接続する。
【0046】コンタクトセンタ・システム20で扱う電
子伝票、文書等は、EDI(Electronic Data Intercha
nge )に準拠し、インターネット等に接続された他のサ
ーバ間でデータの相互利用が可能であり、部分的なシス
テム更新に対して柔軟に対応が可能となっている。
【0047】
【発明の効果】本発明の効果は、販売店、代理店、メー
カー間においてセールスおよびサポートに関する情報の
すべてをインターネットを介してコンタクトセンタ・シ
ステムのWebサーバとセールス及びサポート業務サー
バのデータベースにアクセスすることで共有することが
可能となり、顧客、販売店、代理店に対して商品に関わ
る注文受付、問い合わせ、各種サポート、クレーム処理
を迅速に行うことができる。また、販売店、代理店が負
担する投資費用はインターネットに関わる通信費用のみ
に抑えることができるので導入が容易に行える。メーカ
ーにおいては、自社のセールスおよびサポート窓口に関
わる人件費を現状維持して規模拡大を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】顧客と販売店の間でのセールスおよびサポート
方式例の概念図である。
【図2】販売店と代理店の間でのセールスおよびサポー
ト方式例の概念図である。
【図3】代理店とメーカーの間でのセールスおよびサポ
ート方式例の概念図である。
【図4】顧客とメーカーの間でのセールスおよびサポー
ト方式例の概念図である。
【図5】セールス及びサポート・システムおよびセール
ス及びサポート方法の概念図である。
【図6】セールス及びサポート・システムおよびセール
ス及びサポート方法による顧客と販売店の間でのセール
スおよびサポート方式例の概念図である。
【図7】セールス及びサポート・システムおよびセール
ス及びサポート方法による販売店と代理店の間でのセー
ルスおよびサポート方式例の概念図である。
【図8】セールス及びサポート・システムおよびセール
ス及びサポート方法による代理店とメーカーの間でのセ
ールスおよびサポート方式例の概念図である。
【図9】セールス及びサポート・システムおよびセール
ス及びサポート方法による顧客とメーカーの間でのセー
ルスおよびサポート方式例の概念図である。
【図10】音声によるセールス及びサポート・システム
およびセールス及びサポート方法のシーケンス図であ
る。
【図11】ファックスによるセールス及びサポート・シ
ステムおよびセールス及びサポート方法のシーケンス図
である。
【図12】Webによるセールス及びサポート・システ
ムおよびセールス及びサポート方法のシーケンス図であ
る。
【図13】Webによるセールス及びサポート・システ
ムおよびセールス及びサポート方法においてオペレータ
呼び出しを行った場合のシーケンス図である。
【図14】音声によるセールス及びサポート・システム
およびセールス及びサポート方法において要求元情報を
公衆回線網から入手できなかった場合のシーケンス図で
ある。
【符号の説明】
1 IPネットワーク 2 公衆回線網 5 ISP:インターネット・サービス・プロバイダ 6 LAN:ローカル・エリア・ネットワーク 7 ルータ装置 8 ファイア・ウォール装置 10 顧客端末 20 コンタクトセンタ・システム 21 ゲートウエイ装置 22 セールスおよびサポート業務サーバ、Webサー
バ、メールサーバ、CTIサーバ、音声サーバ、IVR 23 顧客データベース23 24 CTIサーバの制御論理 30 販売店の窓口システム 40 代理店の窓口システム 50 コンタクトセンタ・システムのクライアント端末 51 インターネット電話機、インターネットファック
ス機 52 電話機、ファックス機 55 メディア・コンバータ装置 100 Webブラウザ、電子メールソフトウエア、イ
ンターネット電話ソフトウエアインターネットファック
スソフトウエア

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット等のIPネットワーク及
    び公衆回線網に接続される通信回線を介して、音声信
    号、ファックス信号、電子メール、Web(ウェブ)等
    のマルチメディアを取り扱うことが可能なコンタクトセ
    ンタ・システムを備えたセールス及びサポート・システ
    ムであって、 コンタクトセンタ・システムは、 少なくとも、顧客データベース、セールスおよびサポー
    ト業務サーバ、Webサーバ、メールサーバ、CTIサ
    ーバ、音声サーバ、及びIVR(InteractiveVoice Res
    ponse)を有し、通信回線に接続されたサブシステム
    と、 公衆回線網から受容した音声信号及びファックス信号を
    IPパケット化し、IPネットワークに伝送するゲート
    ウエイ装置と、 IPネットワークに接続され、インターネット・ファッ
    クス・ソフトウエア、インターネット電話ソフトウエ
    ア、Webブラウザ及び電子メール・ソフトウエアの少
    なくとも一つを動作させるコンピュータとを備えている
    ことを特徴とするセールス及びサポート・システム。
  2. 【請求項2】 インターネット電話機及びインターネッ
    ト・ファックス機の少なくとも一方を備えていることを
    特徴とする請求項1に記載のセールス及びサポート・シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 ファイア・ウオール機能、セキュリティ
    機能、ポリシー機能等のインターネット接続に必要な機
    能を有する機器と、ルータ装置とを備えていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のセールス及びサポート
    ・システム。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトセンタ・システムは商品
    を製造するメーカーによって運用され、かつ前記コンピ
    ュータは前記コンタクトセンタ・システムのクライアン
    ト端末として動作し、 更に、前記コンタクトセンタ・システムは、 公衆回線網から受容した音声信号及び/又はファックス
    信号、インターネットを介して受容した電子メール、W
    eb画面からのオペレータ呼び出し等による顧客、販売
    店、代理店からの接続要求に対し、予め設定する制御論
    理に従って、コンピュータで動作するWebブラウザ、
    電子メールソフトウエア、インターネット電話ソフトウ
    エア、及びインターネットファックス・ソフトウエアの
    いずれか、又はインターネット電話機及びインターネッ
    トファックス機のいずれかに対して、接続要求の振り分
    けを行う手段と、 CTIサーバの制御によるWeb画面連動機能を提供す
    る手段とを備えていることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項に記載のセールス及びサポート・システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記コンタクトセンタ・システムに設け
    られているCTIサーバは、音声信号、ファックス信
    号、電子メール、Web等の接続要求を行った要求者を
    識別する際、公衆回線からの要求は発信者識別番号にて
    識別し、インターネットからの要求は電子メールアドレ
    ス又はWebアクセス時に入力する顧客IDコードにて
    識別し、 これを検索キーとして前記顧客データベースを検索し、
    既存顧客の場合、又は既存顧客ではないが過去の対応履
    歴を検索できた場合には、既存の対応先又は過去に対応
    を行った販売店、代理店、メーカ自身の窓口に対してこ
    の接続要求を転送することを特徴とする請求項1から4
    のいずれか1項のセールス&サポートシステム。
  6. 【請求項6】 前記コンタクトセンタ・システムに設け
    られているCTIサーバは、音声の接続要求に対し、前
    記顧客データベースを検索した結果、要求元に関する情
    報を入手できなかった場合に、これをIVRに転送を行
    うことにより、既存の顧客IDコードを入手することが
    可能であること特徴とする請求項1から5のいずれか1
    項のセールス及びサポート/システム。
  7. 【請求項7】 前記コンタクトセンタ・システムに設け
    られているCTIサーバは、音声、ファックス、電子メ
    ール、Web等による接続要求、接続要求の転送先、接
    続要求先での受付状況などのすべてのイベントを顧客I
    D、タイムスタンプを付加したログ情報として蓄積する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項のセー
    ルス&サポートシステム。
  8. 【請求項8】 前記コンタクトセンタ・システムに設け
    られているCTIサーバは、前記蓄積されたログ情報を
    分析処理して、前記顧客データベースの更新/追加を行
    うことを特徴とする請求項7に記載のセールス及びサポ
    ート・システム。
  9. 【請求項9】 前記コンタクトセンタ・システムに設け
    られているWebサーバは、Webアクセス時に入力す
    る顧客IDコードにより参照できるWebのコンテンツ
    を規制するセキュリティ管理及びポリシー管理を行うこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の
    セールス及びサポート・システム。
  10. 【請求項10】 前記コンタクトセンタ・システムに設
    けられているクライアント端末は、インターネット等の
    IPネットワークにLAN経由の専用線接続、ISPへ
    のダイヤルアップ接続等により接続されることを特徴と
    する請求項1から9のいずれかに記載のセールス及びサ
    ポート・システム。
  11. 【請求項11】 前記コンタクトセンタ・システムに設
    けられているクライアント端末は、専用のハードウエア
    機器を使用せず、コンピュータで動作するWebブラウ
    ザを中心とする種々のソフトウエアで構成することが可
    能であることを特徴とする請求項1から10のいずれか
    1項に記載のセールス及びサポート・システム。
  12. 【請求項12】 前記コンタクトセンタ・システムに設
    けられているクライアント端末は、汎用のインターネッ
    ト電話機、インターネットファックス機を組み合わせる
    ことで構成することが可能であることを特徴とする請求
    項1から11のいずれか1項に記載のセールス及びサポ
    ート・システム。
  13. 【請求項13】 前記コンタクトセンタ・システムは、
    IPパケット化された信号を元の音声信号及びファック
    ス信号に変換するメディア・コンバータ装置を備え、 前記コンタクトセンタ・システムに設けられているクラ
    イアント端末は、前記メディア・コンバータ装置を用い
    て電話機とファックス機とを組み合わせることで構成す
    ることが可能であることを特徴とする請求項1から12
    に記載のセールス及びサポート・システム。
  14. 【請求項14】 前記コンタクトセンタ・システムに予
    め設定する制御論理には、顧客ID等により新規顧客、
    見込み顧客、既存顧客、販売店、代理店を識別し、顧客
    の接続要求を販売店の窓口、販売店の接続要求を代理店
    の窓口、代理店の接続要求をメーカ自身の窓口に割り振
    りを行う、新規顧客の対応窓口の割り振りを販売店、代
    理店のセールス実績で判断する等の論理を設定できるこ
    とを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載
    のセールス及びサポート・システム。
  15. 【請求項15】 前記コンタクトセンタ・システムで扱
    う電子伝票、文書等は、EDI(Electronic Data Inte
    rchage)に準拠していることを特徴とする請求項1から
    14のいずれか1項に記載のセールス及びサポート・シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 請求項1から15に記載のセールス及
    びサポート・システムを使って、セールス及びサポート
    する方法であって、 顧客、販売店、代理店等の商品を取り扱う者がメーカー
    に対して音声信号、ファックス信号、電子メール、We
    b等の接続要求を行った際、要求者を識別するに当た
    り、公衆回線からの要求は発信者識別番号にて識別し、
    インターネットからの要求は電子メールアドレス又はW
    ebアクセス時に入力する顧客IDコードにて識別する
    ステップと、 これを検索キーとして顧客データベースを検索し、既存
    顧客の場合、又は既存顧客ではないが過去の対応履歴を
    検索できた場合には、既存の対応先又は過去に対応を行
    った販売店、代理店、メーカ自身の窓口に対してこの接
    続要求を転送するステップとを有することを特徴とする
    セールス及びサポート方法。
  17. 【請求項17】 音声信号による接続要求に対し、顧客
    データベースを検索した結果、要求元に関する情報を入
    手できなかった場合に、これをIVRに転送することに
    より、既存の顧客IDコードを入手することを特徴とす
    る請求項16に記載のセールス及びサポート方法。
  18. 【請求項18】 音声、ファックス、電子メール、We
    b等による接続要求、接続要求の転送先、接続要求先で
    の受付状況などの全てのイベントを顧客ID、及びタイ
    ムスタンプを付加したログ情報として蓄積することを特
    徴とする請求項16又は17に記載のセールス及びサポ
    ート方法。
  19. 【請求項19】 前記蓄積されたログ情報を分析処理し
    て、顧客データベースの更新/追加を行うことを特徴と
    する請求項18に記載のセールス及びサポート方法。
  20. 【請求項20】 Webアクセス時に入力する顧客ID
    コードにより参照できるWebのコンテンツを規制する
    セキュリティ管理、ポリシー管理を行うことを特徴とす
    る請求項16から19のいずれか1項に記載のセールス
    及びサポート方法。
  21. 【請求項21】 顧客ID等により新規顧客、見込み顧
    客、既存顧客、販売店、代理店を識別し、顧客の接続要
    求を販売店の窓口、販売店の接続要求を代理店の窓口、
    代理店の接続要求をメーカ自身の窓口に割り振りを行
    う、新規顧客の対応窓口の割り振りを販売店、代理店の
    セールス実績で判断する等の論理を予め規定する制御論
    理で設定することを特徴とする請求項16から20のい
    ずれか1項に記載のセールス及びサポート方法。
JP2000298528A 2000-09-29 2000-09-29 セールス及びサポート・システム及びセールス及びサポート方法 Pending JP2002109194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000298528A JP2002109194A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 セールス及びサポート・システム及びセールス及びサポート方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000298528A JP2002109194A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 セールス及びサポート・システム及びセールス及びサポート方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002109194A true JP2002109194A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18780473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000298528A Pending JP2002109194A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 セールス及びサポート・システム及びセールス及びサポート方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002109194A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000020583A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Fujitsu Ltd 営業支援システム
JP2000172668A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Ntt Data Corp 情報提供方法及び情報提供システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000020583A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Fujitsu Ltd 営業支援システム
JP2000172668A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Ntt Data Corp 情報提供方法及び情報提供システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6965870B1 (en) Method and system for activity responsive telemarketing
US8982877B2 (en) Provision of telephony caller ID service via common instant communications clients
EP1119956B1 (en) Point-of-presence call center management system
US8934477B2 (en) Routing of web-based contacts
US7298733B2 (en) Internet communication system, internet communication method, session management server, radio communication device, communication relay server, and program
WO2002098075A1 (fr) Systeme de communication par internet, procede de communication par internet, serveur de commande de session, adaptateur de communication, serveur de relais de communication et programme
JP2001223802A (ja) コールセンタにおける、要求発信源のネットワークソースアドレスに基づいての顧客への処置の提供
JP2005530372A5 (ja)
US8238539B2 (en) Communication system
US9843557B2 (en) Systems and methods for dynamically registering endpoints in a network
WO2002078366A2 (en) Method and system for multi-provider competitive telecommunications services
CN113364620B (zh) 一种软交换集中配置管理系统
JP2001094671A (ja) コールセンターシステム
JP2007072835A (ja) サービス利用者サポートシステム
US7907601B2 (en) Apparatus and method for computer controlled call processing and information provision
KR20070012105A (ko) 콜 센터 라우팅 시스템 및 방법
JP3801447B2 (ja) コールセンタ運営統計収集システム
CN111414262B (zh) 一种服务调用方法及装置
JP2002109194A (ja) セールス及びサポート・システム及びセールス及びサポート方法
JP2000172668A (ja) 情報提供方法及び情報提供システム
JP4656894B2 (ja) Ipコールセンタシステム
JP2000270011A (ja) 問い合わせ受付システム
US7215747B2 (en) Method and apparatus for producing information regarding the operation of a networked system
JP2004056192A (ja) 受付けシステムおよび受付け方法、ならびにそのプログラム
JP2002297874A (ja) コールセンタ顧客情報システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040416

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040527