JP2002109167A - 検索ツールおよび検索方法ならびにそれを使用する文書承認システムおよび方法 - Google Patents

検索ツールおよび検索方法ならびにそれを使用する文書承認システムおよび方法

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JP2002109167A
JP2002109167A JP2000289333A JP2000289333A JP2002109167A JP 2002109167 A JP2002109167 A JP 2002109167A JP 2000289333 A JP2000289333 A JP 2000289333A JP 2000289333 A JP2000289333 A JP 2000289333A JP 2002109167 A JP2002109167 A JP 2002109167A
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Tadashi Yamada
正 山田
Shogo Endo
省吾 遠藤
Koji Kato
幸二 加藤
Ryogo Kanetani
亮吾 金谷
Ryosuke Matsuuchi
良介 松内
Yoshiko Miwa
宜子 三輪
Hiromi Kobayashi
浩美 小林
Yasuhiko Mori
泰彦 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 承認のための設定操作を緩和する。 【解決手段】 クライアント20の承認経路の設定画面
で、承認経路の指示のために入力する名前を検索ツール
を使用して組織データベースから検索可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を使用して、複数のユーザが作成文書の承認を行う文書
承認システムに好適な検索ツールおよび検索方法ならび
にそれを使用する文書承認システムおよび方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、サーバを介して複数のクライアン
ト間で書類の転送を行い、作成された書類の承認を行う
文書承認システムが提案されている。
【0003】従来のこの種の文書承認システムでは、あ
る担当者がクライアント上で書類を作成すると、その担
当者の上司に対して電子メールで作成書類を送付する。
上司は電子メールを受信すると上司のクライアント上で
書類を修正した上で、書類に対して署名を行う。必要が
あれば、上司はさらに上の上司に対して承認を受けるた
めに書類を転送する。
【0004】また、予め書類の転送順をサーバに登録し
ておいて、登録された転送順に書類を配信するシステム
も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の転送順をサーバ
に予め登録しておく文書承認システムでは、承認経路が
多岐にわたるほど操作が煩雑であるといういまだ解決す
べき点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、承認に関わる設
定労力を緩和することができるを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、複数の氏名と前記複数の
氏名の間の地位関係を記憶した記憶手段と、氏名を入力
する入力手段と、当該入力された氏名に関連する氏名に
ついて前記地位関係に基づき前記記憶手段上を検索する
検索手段と、当該検索の結果を表示する表示手段とを具
えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の検索
ツールにおいて、表示手段に表示された氏名を指定する
指定手段とを具え、前記検索手段は、該指定手段により
指定された氏名に関連する氏名を前記地位関係に基づき
検索し、当該検索の結果を前記表示手段により表示する
ことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載の検索
ツールにおいて、前記表示手段に表示する検索結果を地
位の順に表示することを特徴とする検索ツール。
【0010】請求項4の発明は、複数の氏名と前記複数
の氏名の間の地位関係を記憶手段に記憶しておき、氏名
を入力し、当該入力された氏名に関連する氏名について
前記地位関係に基づき前記記憶手段上を検索し、当該検
索の結果を表示手段により表示するを具えたことを特徴
とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項4に記載の検索
方法において、前記表示手段により表示された氏名を指
定し、当該指定された氏名に関連する氏名について前記
地位関係に基づき前記憶手段上で検索し、当該検索の結
果を前記表示手段により表示することを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項4に記載の検索
方法において、前記表示手段に表示する検索結果を地位
の順に表示することを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、承認のための文書をク
ライアント間で転送可能であり、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の検索ツールを各前記クライアントが有
し、該クライアントは、文書の承認経路を設定する時
に、前記検索ツールを起動可能なグラフィカルユーザイ
ンターフェースを有することを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、承認のための文書をク
ライアント間で転送可能な文書承認方法において、請求
項1〜請求項3のいずれかに記載の検索ツールを各前記
クライアントが有し、該クライアントは、文書の承認経
路を設定する時に、前記検索ツールを起動可能としたこ
とを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明を適用した全体コンピュータ
システムをを示す。図1において、サーバ10および複
数のクライアント20がLANなどの通信ネットワークに
接続されている。サーバ10は作成された書類をその書
類に関連付けられた承認者のクライアントに配信する。
サーバ10はその他、新規機能を有する。本願明細書で
は、サーバ10が本発明の文書承認システムとして機能
する。クライアント20は書類作成者および書類承認者
側に設置される。
【0017】サーバ10には図2に示すような、以下の
ソフトウェアプログラムやその他オブジェクトが搭載さ
れている。
【0018】メールサーバは、書類の作成者が作成した
書類を書類の承認者に電子メール(以下、メールと略記
する)の形態で配信する。本実施形態では、セキュリテ
ィのために、クライアント20は配信された書類を保存
しておくことはできず、配信後は、サーバ10内に書類
を保存し、その書類を読み出す。
【0019】WEBサーバは、サーバ10内に保存されて
いるマークアップランゲージ文書、たとえば、HTML文書
やXML文書(以下、MLDと略記する場合がある)などの文
書をクライアント20に提供するためのソフトウェアプ
ログラムであり、本実施形態ではさらに、クライアント
20からの指示で、マークアップランゲージ文書の記載
内容を書き換える機能およびクライアント20から指示
される情報処理を実行するゲートウェイプログラムの機
能を有するものを使用する。
【0020】ドキュメント(文書)データベースは、承
認前の作成文書、承認後の文書、文書作成に使用する雛
型文書を格納する。
【0021】オペレーティングシステム(OS)は、サ
ーバのシステム動作を実行し、OS上で上述のソフトウ
ェアプログラムが実行可能となる。
【0022】マークアップランゲージ文書(MLD)は
クライアント20側にインストールされたブラウザによ
り読み出されて、MLDに記載されたタグ命令がブラウ
ザに実行される。すでによく知られているタグには以下
のようなものがある。 ・MLD中に記載された文字列を表示するためのタグ ・MLD中で記憶場所が規定されたイメージまたは他の
MLDをその記憶場所から読み出して表示するためのタ
グ 後述するが、本実施形態では、文書作成および承認手続
きの条件設定のための画面を表示させるためのMLDお
よび承認を受けるべき文書そのもののMLDが用意され
る。また、文書作成に使用する雛型文書もMLDであ
る。 ・MLD中で定義された文字列あるいはサーバ10上に
保管されたイメージをクライアント20の表示画面に表
示させ、その文字列またはイメージがユーザのマウス操
作で指定されると、その指定に応じて情報処理を行なう
タグ。このような文字列またはイメージは一般的にボタ
ンと呼ばれる。また、ボタン操作に応じてクライアント
20側のブラウザが実行する情報処理は四則演算、他の
MLDの呼び出し、表の作成等がよく知られている。 ・サーバ10のゲートウェイプログラム(本実施形態で
はWEBサーバ)に対して、実行すべき情報処理内容を
指示するタグ。一般的によく知られている情報処理は、
パスワードの照合処理、データベースの検索処理、ゲー
トウェイプログラム側で定義されている情報処理に対し
て、入力情報を引渡す処理がある。 ・自己のMLDまたは他のMLDの記載内容の書き換え
を指示するタグ。
【0023】クライアント20にはブラウザが搭載され
る。ブラウザはMLDに記載されたタグを解析し、ML
Dのタグが指示する情報処理を実行する。
【0024】このような構成において実行される文書承
認方法を次に説明する。
【0025】図3は文書作成および文書承認のために表
示されるクライアント20側の表示画面の一例を示す。
図3の表示画面は、クライアント20のブラウザにより
MLDに基づき表示される。
【0026】図3において、50は文書の承認を指示す
るためのボタン、51は文書の拒絶および差し戻しを指
示するためのボタンである。52は承認を委任するかま
たは文書作成の相談のために書類の転送を指示するボタ
ンである。
【0027】100は承認者による承認の有無、承認者
の名前、承認経路などを示す承認手続き情報を表示する
欄である。この欄については図4を参照して後で説明す
る。
【0028】53は承認手続き設定用の表示画面を呼び
出すためのボタン、54はその他の条件、たとえば、詳
細設定用の表示画面を呼び出すためのボタンである。本
実施形態では、不図示の承認手続き設定画面で、下記の
承認手続きを設定する。
【0029】(1)1人の承認者の名前、または複数の
承認者が属するグループ名 本実施形態では、承認者を個人名で指定することができ
るとともに、たとえば、経理課というようなグループ名
を指定できる。
【0030】(2)承認経路、 承認経路は0,1,2、というように番号でユーザによ
り指示され、0(第1ステージ)は文書作成者が初期設
定される。1は最初に承認を受けるステージで、1の番
号に対応させてユーザはキーボードから承認者名または
グループ名を入力する。
【0031】54は承認手続き以外の条件設定画面を呼
び出すためのボタンである。このボタンの操作に応じて
文書承認に関わる種々の条件設定画面が現れる。
【0032】一例を紹介すると、ステージの飛び越しの
要否および飛び越し条件を設定することができる。ここ
で、飛び越しとは、あるステージで所定期間の間に承認
処理が行われないと、承認すべき文書を次のステージの
承認者のクライアント20に自動配信する処理を意味す
る。承認者が出張や休暇でいなくなる場合には、承認手
続き設定者は飛びし越し要を設定することができる。
【0033】55は文書記載欄で、“Author”の
欄に文書作成者が名前をキーボードから入力すると、上
記承認経路の第1ステージの文書作成者として、入力さ
れた名前が自動設定される。
【0034】図3の署名表示欄100の詳細を図4に示
す。本実施形態では、日本語モードおよび英語モードの
2種類が用意されており、上記2つのモードは署名(承
認が行われたことを示す情報)の表示形態が異なる。符
号(A)は日本語モードの表示形態を示す。101はス
テージ番号を示す。文書作成ステージだけは“Subi
tter”の表記が使用される。
【0035】同一の番号(この場合“1”)が複数ある
ステージはそのステージがグループの形態で設定されて
いることを表す。103は設定された承認者の名前を示
す。なお、グループ名が設定された場合には、サーバ1
0内に搭載された、グループ名とそのグループ名に属す
る名前の対応表に基づいて、設定されたグループ名に対
応する名前および名前数が得られるので、名前数に対応
する署名表示欄が自動的に作成されて表示さされる。署
名表示欄の作成および表示はMLDに記載されたタグに
基づきブラウザで実行される。
【0036】102は承認が行われたか否かを色で表示
する部分(円形図形)である。承認前は円形図形102
内は灰色であり、図3のApproveボタン50が操
作されると、円形図形102の輪郭線が赤に変更され
る。104は承認者の欄を強調するための枠の表示であ
る。本実施形態では、承認が行われるごとに、カウンタ
(初期値0)をインクリメントすることにより、承認が
どこのステージで行われているかをカウンタの値で表
す。このカウンタの値は承認のための文書にパラメータ
として帯同される。
【0037】ブラウザは文書(MLD)中に記載されて
いるカウンタ値およびタグにしたがって、承認すべき承
認者の署名表示欄の枠を強調表示する。この強調表示に
より、承認者は、自分がこの書類を承認したか否かを知
ることができる。また、承認者はこれまでの承認者の名
前や承認経過を知ることができる。
【0038】図4において、符号(B)は英語モードで
の署名表示欄の一例を示す。
【0039】201はステージ番号の表記である。20
2はステージ番号に対応させたイメージである。なお、
ステージ番号に対応させる代わりにイメージとして承認
者の写真などを使用してもよい。イメージはサーバ10
内に保存され、MLD内に記載されたタグによりクライ
アント20側で表示される。203は承認、拒絶を示す
図形であり、レ印は承認、×印は拒絶を表す。承認およ
び拒絶の指示は図3のボタン50および51の操作によ
り行われる。204は承認者の名前である。
【0040】日本語モードおよび英語モードのどちらを
使用するかは、図3のボタン54を操作した後に表示さ
れる条件設定画面で設定される。この設定のためにはボ
タンのオン/オフを使用すればよい。
【0041】本実施形態で使用するHTML文書につい
て図11を参照して説明する。本実施形態では、表示画
面に図3に示すような文書を表示するためのタグ記載欄
6000と、そのHTML文書中で設定されたパラメー
タ、あるいは入力された情報を記載しておくパラメータ
記憶領域6001を有する。また、1つの文書に関わる
複数のMLD、たとえば、承認文書表示用、条件設定
用、承認経路設定用のMLDは1つのデータファイルに
まとめられてサーバ10内で管理される。雛型文書も、
承認文書、条件設定用、承認経路設定用のMLDが1組
にまとめられてサーバ10内に保存される。
【0042】したがって、本実施形態では、作成文書を
管理するための、専用的なテーブルやデータベースはほ
とんど必要ない点に留意されたい。
【0043】本実施形態の書類の承認手続きを図5〜図
10を参照して説明する。
【0044】(通常手続き)文書作成者は自己のクライ
アント20からサーバ10に対してブラウザによりアク
セスし、雛型文書を読み出し、図3に示すように表示さ
せる。文書作成者は文書記載欄55に必要事項を記載す
る。また、ボタン53を操作して、承認経路設定用の表
示画面をクライアント20の表示画面上に表示させ、承
認者および承認順序を設定する。本実施形態では図4の
符号(A)に示すようにステージ1についてはグループ
名、ステージ2については個人名が設定されたものとす
る。
【0045】設定された承認者またはグループ名および
承認順序を示す情報はパラメータとして、現在表示され
ているMLDのパラメータ記憶領域に対してサーバ10
側で書き込まれる。
【0046】また、図4の符号(A)に示すような署名
表示欄がタグの指示により作成されて、クライアント2
0の表示画面に表示される。ここで、承認者数には制限
がない点に留意されたい。文書の書式に関する設定はデ
フォルト値が使用されるが、文書作成者が書式を変えた
い場合には、文書作成者は図3のボタン54を操作して
条件設定画面を表示させる。この表示画面上で、上述し
た飛び越し承認に関する設定や、署名表示欄のモード設
定を行う。設定された情報により、サーバ10文書デー
タベースのMLD中の対応情報が書き換えられる。
【0047】文書作成および承認手続き関係の条件設定
を終了すると、文書作成者は、図3のApproveボ
タン50をマウスで操作する。
【0048】これにより文書作成が終了する。作成され
た文書は、サーバ10内の文書データベースに登録され
る(図5のステップ1000→ステップ1001)。こ
のとき、サーバ10側で、作成された文書の中の署名欄
の文書作成者の欄の表示色を示すパラメータが承認済み
を示す赤に変更される。
【0049】サーバ10は作成文書を文書データベース
に登録すると、作成文書中に記載されている設定経路情
報の中のグループ名に基づきグループ名に属する承認
者、この場合、“Tom”および“Bill”をグルー
プ名とその承認者名およびメールアドレスを記載したテ
ーブルから取得する。取得したメールアドレスに対し
て、作成文書をメールする。
【0050】本実施形態では“Tom”と“Bill”
のクライアント20に承認のための文書が配信される
(ステップ1001→1002)。
【0051】本実施形態では。承認手続きの設定におい
て、グループを指定すると、さらに次のような承認手続
きの条件を設定することができる。 (a)グループ内の承認者すべての承認が得られた場合
に次のステージに承認文書を配布する。 (b)グループ内の所定人数(人間が人数を設定)の承
認が得られた場合には次のステージに承認文書を配布す
る。
【0052】上記(a)のモードを使用するか(b)の
モードを使用するかは、承認手続きの条件設定により定
まる。たとえば、(b)モードが設定され、1つのグル
ープに属する承認者の中の1人が承認すればよいという
条件設定がなされたものとする。図5において、“Bi
ll”が届いたメールを開くと図3の100内の署名表
示欄には、“Bill”が署名すべきことを示す枠が図
4の符号104に示すように表示される。
【0053】“Bill”は図3のRejectボタン
51を操作すると、サーバ10の文書データベースに保
存されているMLDには、“Bill”が拒絶したこと
を示すパラメータが書き込まれる。また、“Tom”が
Approveボタン50を操作した場合、サーバ10
内の文書データベースに保存されているMLDには“T
om”が承認のパラメータが書き込まれる。MLD内で
規定される条件、すなわち、承認者が1人あるという条
件が満たされたので、サーバ10は文書データベースの
承認された文書を次の承認者“Boss”のクライアン
ト20にメールする(ステップ1003→1004)。
【0054】“Boss”は自己のクライアント20で
承認を求められた文書を開き、承認または拒絶を上述と
同様にして行うと、その承認または拒絶を示す情報がサ
ーバ10内の文書データベース内の同じ文書内に書き込
まれる。
【0055】このように本実施形態では、マークアップ
ランゲージ文書を承認を受ける文書として取り扱うの
で、その文書の中に、承認内容の記述、承認内容を表示
したり、承認手続きを規定するコマンドやその他情報処
理のためのグラフィカルユーザインターフェースをも含
ませることができる。このため、従来のようにC言語や
C++言語で作成した専用のプログラムを用意する必要
がない。一般にC言語やC++言語のプログラムはCP
Uが実行可能なマシン語のプログラムに変換する必要が
あるが、マークアップランゲージはよく知られているよ
うに、ブラウザがインタープリターするので、ソフトウ
ェア製造メーカーはプログラム変換処理がなくなる分、
プログラム作成労力が低減される。
【0056】なお上述の説明ではステージ1の承認者の
内の1人が承認、他の1人が否定を行ったが、承認条件
が満足された時点、この場合、1人の承認者が承認を行
った時点で、他の承認者の承認、否定、あるいは応答な
しに関係なく書類は次のステージの承認者に配信され
る。
【0057】上述の形態では経路設定は文書作成により
行った。この経路設定に有益な検索ツールを次に説明す
る。経路設定のために文書作成者は詳細設定画面上で経
路のステージ番号と、そのステージ番号に対応させる承
認者名を入力する。この画面上で、起動ボタンを操作す
ると図6に示す検索ツール画面が表示される。
【0058】文書作成者は、図6(A)の状態で姓また
は名を入力欄203に入力する。次に文字列形態のボタ
ンスイッチ(“Find”)をマウスにより指定する
と、入力された姓または名により組織情報データベース
が検索される。組織データベース情報はクライアント1
0側のハードディスクに搭載してもよいし、サーバ10
側のハードディスクに搭載してもよい。本実施形態で
は、サーバ10に組織データベースが搭載されているも
のとする。
【0059】組織データベースは、姓名、すぐ上の上司
のの姓名および部下の姓名、および所属部署をレコード
として有している。姓をクエリーとしてWEBサーバは
ハードディスク上の組織データベースを検索して、クエ
リーに該当するフルネームを抽出する。抽出結果は図6
(B)の表示欄204に表示される。
【0060】文書作成者が表示欄204中の姓名をマウ
スで指定して“organization”ボタン20
0を操作すると、マウスにより指定された姓名をクエリ
ーとしてWEBサーバが組織データベースを検索し、上
司と部下の名前を抽出する。その抽出結果が表示欄20
4に図6(C)に示すように表示される。上司は上に、
部下は下に表示される。
【0061】文書作成者がマウスにより表示欄の任意の
姓名を指定した後、最後に“Add”ボタン202を操
作すると、指定された姓名が、承認経路設定時に入力す
る承認者名として、設定される。
【0062】検索ツールを表示するためタグおよび入力
されたクエリーをサーバ10に送るタグやマウスに指定
されたクエリー(姓名)入力情報としてサーバ10に転
送されるタグが作成文書中に存在することは言うまでも
ない。
【0063】以上の一連の検索処理を図7のフローチャ
ートに示しておく。ステップS10の名前の入力が図6
(C)のマウスによる名前の指定処理に対応し、ステッ
プ20の組織データベースを検索する処理はサーバ10
のWEBさばにより実行される。ステップS30の検索
結果として得られる上長および部下の姓名の表示が図6
(D)の表示に対応する。
【0064】文書作成者が表示欄204内の別の姓名を
指定して“Organization”ボタンを操作す
ると、上述の同様の処理が繰り返される(ステップS3
0→S10〜S30)。
【0065】上述の実施形態に限定されず、上述の実施
形態に対して種々の変形が可能であるが、その変形が特
許請求の範囲に示す技術思想である限りその技術範囲は
本発明の権利範囲内となる。
【0066】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、承認経路の設定に必要な名前などを承認経路設定時
に入手できるので、ユーザの承認に関わる設定労力が緩
和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のシステム構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明実施形態のソフトウェア構成を示すブロ
ック図である。
【図3】クライアント20の表示画面の一例を示す説明
図である。
【図4】図3の署名表示欄の例を示す説明図である。
【図5】本発明実施形態の文書の流れを示す説明図であ
る。
【図6】(A)〜(D)は本発明実施形態の検索ツール
の表示の変化を示す説明図である。
【図7】本発明実施形態の検索ツールの処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 サーバ 20 クライアント 30 通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 省吾 東京都調布市調布ヶ丘1−18−1 マイク ロソフト調布技術センター内 (72)発明者 加藤 幸二 東京都調布市調布ヶ丘1−18−1 マイク ロソフト調布技術センター内 (72)発明者 金谷 亮吾 東京都調布市調布ヶ丘1−18−1 マイク ロソフト調布技術センター内 (72)発明者 松内 良介 東京都調布市調布ヶ丘1−18−1 マイク ロソフト調布技術センター内 (72)発明者 三輪 宜子 東京都調布市調布ヶ丘1−18−1 マイク ロソフト調布技術センター内 (72)発明者 小林 浩美 東京都調布市調布ヶ丘1−18−1 マイク ロソフト調布技術センター内 (72)発明者 森 泰彦 東京都調布市調布ヶ丘1−18−1 マイク ロソフト調布技術センター内 Fターム(参考) 5B049 CC00 CC21 EE05 GG04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の氏名と前記複数の氏名の間の地位
    関係を記憶した記憶手段と、 氏名を入力する入力手段と、 当該入力された氏名に関連する氏名について前記地位関
    係に基づき前記記憶手段上を検索する検索手段と、 当該検索の結果を表示する表示手段とを具えたことを特
    徴とする検索ツール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の検索ツールにおいて、
    表示手段に表示された氏名を指定する指定手段とを具
    え、 前記検索手段は、該指定手段により指定された氏名に関
    連する氏名を前記地位関係に基づき検索し、当該検索の
    結果を前記表示手段により表示することを特徴とする検
    索ツール。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の検索ツールにおいて、
    前記表示手段に表示する検索結果を地位の順に表示する
    ことを特徴とする検索ツール。
  4. 【請求項4】 複数の氏名と前記複数の氏名の間の地位
    関係を記憶手段に記憶しておき、 氏名を入力し、 当該入力された氏名に関連する氏名について前記地位関
    係に基づき前記記憶手段上を検索し、 当該検索の結果を表示手段により表示するを具えたこと
    を特徴とする検索方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の検索方法において、前
    記表示手段により表示された氏名を指定し、当該指定さ
    れた氏名に関連する氏名について前記地位関係に基づき
    前記憶手段上で検索し、当該検索の結果を前記表示手段
    により表示することを特徴とする検索方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の検索方法において、前
    記表示手段に表示する検索結果を地位の順に表示するこ
    とを特徴とする検索方法。
  7. 【請求項7】 承認のための文書をクライアント間で転
    送可能であり、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    検索ツールを各前記クライアントが有し、該クライアン
    トは、文書の承認経路を設定する時に、前記検索ツール
    を起動可能なグラフィカルユーザインターフェースを有
    することを特徴とする文書承認システム。
  8. 【請求項8】 承認のための文書をクライアント間で転
    送可能な文書承認方法において、請求項1〜請求項3の
    いずれかに記載の検索ツールを各前記クライアントが有
    し、該クライアントは、文書の承認経路を設定する時
    に、前記検索ツールを起動可能としたことを特徴とする
    文書承認方法。
JP2000289333A 2000-09-22 2000-09-22 検索ツールおよび検索方法ならびにそれを使用する文書承認システムおよび方法 Pending JP2002109167A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07129442A (ja) * 1993-10-29 1995-05-19 Fujitsu Ltd 情報管理機構
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