JP2002109116A - 観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、記録媒体 - Google Patents

観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、記録媒体

Info

Publication number
JP2002109116A
JP2002109116A JP2000302862A JP2000302862A JP2002109116A JP 2002109116 A JP2002109116 A JP 2002109116A JP 2000302862 A JP2000302862 A JP 2000302862A JP 2000302862 A JP2000302862 A JP 2000302862A JP 2002109116 A JP2002109116 A JP 2002109116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audience
operating state
individual
state
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000302862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4432246B2 (ja
Inventor
Tetsujiro Kondo
哲二郎 近藤
Yuji Okumura
裕二 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000302862A priority Critical patent/JP4432246B2/ja
Priority to US09/966,704 priority patent/US7555766B2/en
Publication of JP2002109116A publication Critical patent/JP2002109116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4432246B2 publication Critical patent/JP4432246B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/002Special television systems not provided for by H04N7/007 - H04N7/18
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/439Processing of audio elementary streams
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/442Monitoring of processes or resources, e.g. detecting the failure of a recording device, monitoring the downstream bandwidth, the number of times a movie has been viewed, the storage space available from the internal hard disk
    • H04N21/44213Monitoring of end-user related data
    • H04N21/44218Detecting physical presence or behaviour of the user, e.g. using sensors to detect if the user is leaving the room or changes his face expression during a TV program
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/45Management operations performed by the client for facilitating the reception of or the interaction with the content or administrating data related to the end-user or to the client device itself, e.g. learning user preferences for recommending movies, resolving scheduling conflicts
    • H04N21/466Learning process for intelligent management, e.g. learning user preferences for recommending movies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/29Arrangements for monitoring broadcast services or broadcast-related services
    • H04H60/33Arrangements for monitoring the users' behaviour or opinions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Social Psychology (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 観客の状況に応じた状態を実現しエンタテイ
メント性を向上させる。 【解決手段】 観客の全体としての動作状態と、個々の
観客の動作状態とを検出して、全体的な観客の状況を判
定するようにし、その結果に基づいて、映画コンテンツ
の再生動作を制御することで、観客の状況に応じた再生
を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映画上映、音楽コ
ンサート、演劇、演芸、各種イベント、スポーツ観戦な
どで、多数の観客を集めるエンターテイメント施設にお
いて好適な、観客状況判定装置、再生出力制御システ
ム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、及びこれら
の装置又は方法の実現に好適な記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば映画上映、音楽コンサート、演
劇、演芸、各種イベント、スポーツ観戦などの、多数の
観客を対象としたエンターテイメントが多数催されてい
るが、近年、観客に対してより大きな満足を与えるため
の各種の手法や設備が求められ、また提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが一般に、映画
館やコンサートホールなど(以下、これら観客が集まっ
て映画、演奏等を視聴する場所を総称して「会場」とい
う)においては、観客はあくまでも受動的に、上映/上
演される内容を視聴するのみであった。一方、会場に多
数の観客が集まる場合は、いわゆる群衆心理的な効果
や、視聴対象(上映内容や演奏者、演技者等)との一体
感などから、個人が家庭等で映画や演奏などを鑑賞する
場合と比べて、観客は大きな反応が示すことが多い。例
えば拍手、手拍子、歓声、スタンディングオベーショ
ン、応援、唱和、身振りなどは著しいものとなる。この
ような観客の反応に対しては、例えばライブ演奏などで
は演奏者が自発的に対応して、より観客が盛りあがるよ
うに予定されていた演奏内容を変更したりアンコールに
応えたりすることはあるにせよ、映画や、演技或いは演
奏内容を容易には変更できないような演目の場合など
は、観客の反応をくみ取って対応することは困難であっ
た。また観客の反応に応じて演出効果を変えるというよ
うなことも実際上は困難であった。
【0004】さらには、多数の観客の中には、声やアク
ションの大きい人や小さい人、視聴している内容をおも
しろいと思っている人やつまらないと思っている人、な
どが混在しており、観客の全体としての反応を的確に把
握するといったこと自体が、困難なものでもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みて、例えば会場における観客の状況を的確に判
別し、またさらにその判別した観客の状況に応じて、よ
り観客の楽しみを増大させるような制御を実現できるよ
うにすることを目的とする。
【0006】このため本発明の観客状況判定装置は、観
客の全体としての動作状態を検出する全体動作状態検出
手段と、個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態
検出手段と、上記全体動作状態検出手段による検出情報
と上記個別動作状態検出手段による検出情報とを用いて
観客状況を判定する判定手段とを備える。これにより会
場にいる観客の、映画、演奏等の視聴対象に対する総体
的な反応を判定し、その判定結果を何らかの形で利用で
きるようにする。
【0007】また本発明の再生出力制御システムは、観
客の全体としての動作状態を検出する全体動作状態検出
手段と、個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態
検出手段と、上記全体動作状態検出手段による検出情報
と上記個別動作状態検出手段による検出情報とを用いて
観客状況を判定する判定手段と、観客に視聴させるデー
タを再生出力する再生手段と、上記判定手段の判定結果
に基づいて、上記再生手段の動作を制御する制御手段と
を備える。つまり会場にいる観客の、映画等の視聴対象
に対する総体的な反応を判定し、その判定結果を映画等
の再生動作制御に利用する。例えば上記制御手段は、上
記判定手段の判定結果に基づいて、上記再生手段で再生
するデータを選択する制御を行う。即ち再生内容自体を
制御する。また、上記制御手段は、上記判定手段の判定
結果に基づいて、上記再生手段で再生されたデータに対
する信号処理の制御を行う。即ち再生内容についての例
えば映像効果、音響効果等の制御を行う。
【0008】上記観客状況判定装置、或いは上記再生出
力制御システムにおいては、上記全体動作状態検出手段
は、観客の全体を撮像し、撮像された画像から観客全体
としての身体動作状態を検出する。また上記全体動作状
態検出手段は、観客の全体が発する音を集音し、集音さ
れた音から観客全体としての動作状態を検出する。上記
個別動作状態検出手段は、個々の観客の座席への荷重を
検出する。また上記個別動作状態検出手段は、個々の観
客の踏力の状態を検出する。
【0009】本発明の観客状況判定方法は、観客の全体
としての動作状態を検出する全体動作状態検出ステップ
と、個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出
ステップと、上記全体動作状態検出ステップでの検出情
報と上記個別動作状態検出ステップでの検出情報とを用
いて観客状況を判定する判定ステップとが行われるよう
にする。また本発明の記録媒体は、このような方法に相
当する処理を実行させる処理プログラムが記録されるも
のとする。
【0010】本発明の再生出力制御方法は、観客の全体
としての動作状態を検出する全体動作状態検出ステップ
と、個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出
ステップと、上記全体動作状態検出ステップでの検出情
報と上記個別動作状態検出ステップでの検出情報とを用
いて観客状況を判定する判定ステップと、上記判定ステ
ップでの判定結果に基づいて、観客に視聴させるデータ
の再生動作を制御する制御ステップとが行われるように
する。また本発明の記録媒体は、このような方法に相当
する処理を実行させる処理プログラムが記録されるもの
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、映画フィルムをビデオデー
タに変換して保持し、そのビデオデータを再生してビデ
オ投影機で上映する映画館において本発明を適用した例
としての実施の形態を説明する。説明は次の順で行う。 1.システム構成 2.検出信号処理部の判別信号生成動作 3.判定処理部の判定/制御処理 4.各種変形例 5.実施の形態の実現のための構成例
【0012】1.システム構成 図1に本例のシステム構成を模式的に示す。本例は映画
としてのビデオデータをビデオ投影機(プロジェクタ)
で上映する映画館であるとすることから、図示するよう
に映画としての映像が投影されるスクリーン1、及びス
クリーン1に対して映像を投影するプロジェクタ2が設
けられる。プロジェクタ2に供給されるビデオデータ
は、サーバ9に格納されている。サーバ9は検出/コン
トロール部10の制御に基づいて所要のビデオデータを
再生し、プロジェクタ2に供給する。また映画等におけ
る音声を出力するスピーカ3も例えばスクリーン1の左
右に配置される。サーバ9においてビデオデータととも
に再生されたオーディオデータは、図示しないパワーア
ンプ部を介してスピーカ3に供給され、音声出力され
る。
【0013】スクリーン1に対しては観客Pが座る座席
STが多数用意され、観客Pは通常、座席STに座って
スクリーン1に映し出される映画等を鑑賞する。ビデオ
カメラ4は、例えばスクリーン4側から観客全体の画像
を撮像するように配置されている。つまりこのビデオカ
メラ4は、上映中などにおいて観客Pの様子を撮像した
画像データを得るものとなる。また、会場内の音声を集
音するために、観客Pの全体に対するマイクロホン5が
配置されている。
【0014】また各座席STには、それぞれ荷重センサ
6が配備されており、観客Pが座席STに座っている状
態、座っていない状態を、荷重の有無により検出できる
ようにされている。さらに各座席STの前方下部には踏
力センサ7が配備されている。この踏力センサは、観客
Pが座席STに座った状態、及び座席STから立ち上が
った状態において、観客Pの足が乗せられていることと
なる位置に設けられている。これにより観客Pの足によ
る荷重状態を検出できるようにされる。
【0015】図2は、図1の各部をブロック図により示
したものである。検出/コントロール部10は、検出信
号処理部11、判定処理部12,出力信号処理部13が
設けられる。
【0016】検出信号処理部11は、観客Pや会場内の
様子を検出する各種センサからの信号が入力され、それ
らの信号について検出処理を行う。即ち、観客全体の様
子についての画像センサとして機能するビデオカメラ4
からの画像信号SVと、会場内の音声を検出する音声セ
ンサとしてのマイクロホン5からの音声信号SAと、各
座席STのそれぞれに配置された荷重センサ6からの荷
重検出信号SWと、各座席STの足下に配置された踏力
センサ7からの踏力検出信号SFとが、検出信号処理部
11に供給される。
【0017】なお後述するが、荷重センサ6は各座席に
配置されており、つまり座席数n個の荷重センサ6が存
在するため、実際に検出信号処理部11に供給される荷
重検出信号SWは、各荷重センサ6からの荷重検出信号
SW1〜SW(n)となる。
【0018】また同じく踏力センサ7も、座席数と同数
存在するため、検出信号処理部11に供給される踏力検
出信号SFは、各踏力センサ7からの踏力検出信号SF
1〜SF(n)となる。さらに1つの踏力センサ7は、
図13で後述するが、観客の左足に略対応して踏力を検
出する左検出部7Lと、観客の右足に略対応して踏力を
検出する右検出部7Rとに分割されて形成されており、
それぞれ独立して踏力検出信号を出力できるようにされ
ている。従って、各踏力検出信号SF1〜SF(n)
は、それぞれ左検出部7Lからの踏力検出信号SFL
と、右検出部7Rからの踏力検出信号SFRとを含むも
のとなる。
【0019】詳しくは後述するが、検出信号処理部11
は、これらの画像信号SV、音声信号SA、荷重検出信
号SW、踏力検出信号SFのそれぞれについて所要の信
号処理を行い、観客の全体の状況及び個別の状況を判別
信号を生成する。即ち画像信号SVに基づいて画像判別
信号SSVを生成し、音声信号SAに基づいて音声判別
信号SSAを生成し、荷重検出信号SWに基づいて荷重
判別信号SSWを生成し、踏力検出信号SFに基づいて
踏力判別信号SSFを生成する。そしてこれらの判別信
号を判定処理部12に供給する。
【0020】判定処理部12は、供給された画像判別信
号SSV、音声判別信号SSA、荷重判別信号SSW、
踏力検出信号SFを用いて、観客の動作状況を判定す
る。例えば観客が注視・傾聴している状態にあるか、拍
手している状態にあるかなど、観客全体の状況を具体的
に判別する。そして判定処理部12は、観客状況の判定
結果に基づいて、サーバ9に対する制御信号Cdbや、
出力信号処理部13に対する制御信号Cspを出力す
る。
【0021】サーバ9は、映画やフィルムコンサートな
どのコンテンツとしてのビデオデータ、オーディオデー
タを格納した1又は複数のデータベース21(21−1
〜21−m)が設けられるとともに、これらデータベー
ス21(21−1〜21−m)に対するデータの再生動
作、書込動作を制御する制御部23と、記録データや再
生データの入出力を行うインターフェース部22を有す
る。
【0022】制御部22は、図示しない操作部(例えば
劇場のオペレータにより操作指示が行われる操作装置)
からの操作に応じてデータベース21からの所要のデー
タ再生や、新たなデータの書込を実行するように制御を
行うほか、上記の判定処理部12から供給された制御信
号Cdbに基づいて、データベース21からの再生動作
等の制御も行う。また、映画コンテンツ等のデータ再生
中は、現在の再生内容を示す情報を補足情報IPとして
判定処理部12に供給する。補足情報IPは、後述する
ように判定処理部12での観客状況の判定処理に利用さ
れる。補足情報IPの具体的内容としては各種考えられ
るが、現在の上映状況を表すものとして、上映中か非上
映中の区別、本編上映中か否かの区別、現在上映されて
いる場面の種別、楽曲の再生中か否かの区別などを識別
可能な情報とする。
【0023】制御部23の制御に基づいてデータベース
21から読み出され、インターフェース部22から出力
されたビデオデータVout、オーディオデータAou
tは、出力信号処理部13において必要な映像信号処
理、音声信号処理が行われた後、プロジェクタ2及びス
ピーカ3に供給され、上映出力されることになる。出力
信号処理部13は、図3に示すようにビデオデータVo
utに対する映像信号処理部61、及びオーディオデー
タAoutに対する音声信号処理部62が設けられ、映
像信号処理部61,音声信号処理部62は図示しない操
作部からのオペレータの操作指示や、或いは判定処理部
12からの制御信号Cspに応じて、指示された信号処
理を行う。
【0024】例えば映像信号処理部61では、ビデオデ
ータVoutに対して、画像サイズ変更、画像提示位
置、キャラクタ画像やテキスト画像の重畳、ズーム/モ
ザイク/画像エフェクトなどの特殊画像処理等が可能で
ある。また音声信号処理部62では、オーディオデータ
Aoutに対して、音量レベル処理、エコー/リバーブ
などの音声エフェクト処置、出力音像定位の変更/パン
ニング処理、或いはアナウンス、効果音等の他の音声の
重畳処理などが可能とされる。
【0025】2.検出信号処理部の判別信号生成動作 検出/コントロール部10における、検出信号処理部1
1,判定処理部12の構成を図4に示す。なお、図4に
示す各ブロックはハードウエアで構成されてもよいし、
ソフトウエアにより実現されるものでもよい。まず検出
信号処理部11の構成及び各判別信号SSV、SSA、
SSW、SSFの生成動作について説明する。
【0026】検出信号処理部11には、画像信号SVに
対する処理ブロックとして、観客画像抽出部31,動き
ベクトル判別部32が設けられる。観客画像抽出部31
は、画像信号SVから検出上の外乱成分を取り除き、実
際の観客の動きなどの変化情報としての画像信号SV1
を出力する。ビデオカメラ4で撮像された客席全体の画
像には、スクリーン1に投射されている映像(光)の照
り返しの影響が表れる。そしてその照り返しによる画像
信号SV上の変化は、観客の反応に相当する変化ではな
い。そこで観客画像抽出部31には、サーバ9で再生さ
れているビデオデータVoutが供給されており、例え
ばそのビデオデータVoutの輝度レベルを判定して、
その輝度レベル相当成分を画像信号SVからキャンセル
して画像信号SV1とする。照り返し成分がキャンセル
された画像信号SV1は、動きベクトル判別部32で、
画像上の動き(変化)のベクトル(動きの量及び方向)
を判別する。そして動きベクトルの状態から、観客の状
態を推定する画像判別信号SSVを生成し、判定処理部
12に出力する。
【0027】図5(a)、図6(a)、図7(a)にそ
れぞれ、観客側をビデオカメラ4で撮像した画像の例を
示す。図5(a)は、観客が拍手や歓声をあげている状
態が撮像されたものであるが、このような画像が得られ
る期間に、例えば画像信号SV1を1フレーム毎に比較
していき、動きベクトルを検出すると、例えば図5
(b)のようにランダムな動きが検出される。このよう
に拍手をしている場合の動きベクトルの特徴としては、
動き量は大きくなく、局所的に停滞している。そして総
じてランダムな方向及び量であり、客席全体の総和とし
てのマクロ動き量は0に近いものとなる。
【0028】図6(a)は、観客が楽曲に合わせて手を
振る、手拍子をする、或いは観客が見ている映像や聞い
ている音声に従って手を挙げるなどの状態を示してお
り、この場合の動きベクトルは、図6(b)のように総
じて秩序だったものとなっている。そしてこの場合は、
局所動きに類似性があり、客席全体の総和としてのマク
ロ動きにも一定の特徴が観測される。
【0029】図7(a)は、観客が上映されているコン
テンツの映像や音声に対して注視・傾聴している場合で
ある。この場合動きベクトルは図7(b)のようにな
り、即ち、提示されているコンテンツに誘発される動き
はなく、ミクロにもマクロにも動きは観測されない。
【0030】画像信号SV1について動きベクトルを観
測すると、大別して上記の3つの状態が判別可能であ
る。そこで動きベクトル判別部32では、観測された動
きベクトルが、これらの3つのどれに相当するかを判断
し、その判断結果としての画像判別信号SSVを出力す
る。従って画像判別信号SSVは、図8に示したVa、
Vb、Vcの3つの状態を識別する情報として判定処理
部12に供給されることになる。即ち、動きベクトルの
観測結果として、静止状態(Va)、秩序ある動作状態
(Vb)、ランダムな動作状態(Vc)のいずれかを示
す画像判別信号SSVが供給される。
【0031】画像判別信号SSV=静止状態(Va)の
場合は、図7のような、観客が注視・傾聴している状態
を推定させるものとなる。画像判別信号SSV=秩序あ
る動作状態(Vb)の場合は、図6のような、観客が曲
に合わせた手拍子やアクションなど、秩序だった動きを
行っている状態を推定させるものとなる。画像判別信号
SSV=ランダムな動作状態(Vc)の場合は、図5の
ような、観客が拍手等を行っている状態を推定させるも
のとなる。
【0032】図4に示すように検出信号処理部11に
は、音声信号SAに対する処理ブロックとして、観客音
声抽出部33,音声特徴検出部34が設けられる。観客
音声抽出部33は、音声信号SAから検出上の外乱成分
を取り除き、実際に観客が発生させている音声成分を抽
出し、音声信号SA1として出力する。マイクロホン5
で集音された音声には、スピーカ3から出力される音声
成分、つまり上映されているコンテンツのオーディオデ
ータ成分が含まれる。当然そのオーディオデータ成分は
観客の発した音声ではないため検出動作上のノイズとな
る。そこで観客音声抽出部33には、サーバ9で再生さ
れているオーディオデータAoutが供給されており、
音声信号SAからオーディオデータAoutを減算する
ことにより、オーディオデータ成分がキャンセルされた
音声信号SA1を得るようにしている。また、マイクロ
ホン5で客席から集音された音声信号SAは、その会場
の大きさや造りなどにより音響特性上の影響を受けてい
る。また会場の空調設備などによる固定的なノイズ成分
もある。ただしこれらの会場の造作によって影響を受け
る音響特性は予め既知のものである。そこで観客音声抽
出部33には、当該システムが設置される会場に応じた
音声信号SAへの影響成分に相当する情報Afが固定値
として供給されるようにし、音声信号SAに対して会場
による影響をキャンセル(音響特性の補正や空調ノイズ
成分のキャンセルなど)する処理も行うようにしてい
る。
【0033】即ち観客音声抽出部33では、集音された
音声信号SAから、スピーカ3からの出力音声や、会場
の造作による音響特性やノイズなどの影響を排除して、
実際に観客Pが発生させた声や拍手などの音としての音
声信号SA1を出力するものとなる。なお、上記画像信
号SVについては述べなかったが、映像信号SVについ
ても会場の造りによる影響が発生する場合がある。例え
ばドアの開閉や何らかの移動物が画像信号SVとして撮
像される場合がある。このような会場の造作による影響
が考えられる場合は、音声信号SAの場合と同様に、そ
の固定的な影響をキャンセルして画像信号SV1が得ら
れるようにすればよい。
【0034】音声信号SA1は音声特徴検出部34で特
徴が判別され、音声判別信号SSAが生成される。音声
特徴検出部34は図9のように構成される。即ち音声信
号SA1と基準レベルAthを比較して、基準レベル以
下の音量状態(静寂状態)を検出する検出部52、音声
信号SA1を断続するスイッチ51、それぞれ異なる通
過帯域が設定された所要数のバンドパスフィルタ53
a、53b・・・、各バンドパスフィルタ53a、53
b・・・からの出力が供給される規則性評価部54a、
54b・・・、及び特徴判別部55が設けられる。
【0035】検出部52は、音声信号SA1と基準レベ
ルAthを比較して、音声信号SA1の音量レベルが基
準レベルAthを越えているか否かを示す比較結果信号
を出力する。これは観客Pが発した音の総合レベルとし
て、観客が静寂状態にあるか否かを判別する信号とな
る。従って、基準レベルAthは、観客が静寂状態にあ
ると考えられる音量の上限値として設定されたものであ
る。なお、この基準レベルAthは、図4に示すように
判定処理部12における、後述する観客動作判定部41
から供給されるが、これは観客動作判定部41が現在の
観客数に応じて基準レベルAthを可変設定することを
意味している。即ち観客数の多少に応じて、観客全体が
静寂状態にあると判断できるスレッショルド値は変化さ
れるべきものであるためである。観客数の判別は、後述
するように荷重センサ6及び踏力センサ7からの検出信
号により可能となる。
【0036】検出部52は、比較結果として、現在、観
客全体が静寂状態にあるか否かを判断する比較結果信号
を出力することになるが、その比較結果信号はスイッチ
51及び特徴判別部55に供給される。比較結果信号が
静寂状態を示す値である場合は、スイッチ51はオフと
され、信号SA1はバンドパスフィルタ53a、53b
・・・には供給されない。また、その場合は、特徴判別
部55は、比較結果信号の値に基づいて観客全体が静寂
状態にあることを判別することになる。
【0037】観客全体が静寂状態にない場合は、スイッ
チ51はオンとされ、音声信号SA1がバンドパスフィ
ルタ53a、53b・・・に供給される。バンドパスフ
ィルタ53a、53b・・・は、それぞれ目的とする音
声の帯域に合わせた通過帯域を有する。例えばバンドパ
スフィルタ53aの通過帯域f1は、人の声に対応した
帯域とされる。またバンドパスフィルタ53bの通過帯
域f2は、人が手をたたく音に対応した帯域とされる。
本例では説明の簡略化のために、バンドパスフィルタ5
3a、53bの2つで、それぞれ観客の声の成分と、観
客が手をたたいた音の成分を抽出することを例に挙げて
説明するが、音声の特徴判別の目的に合わせてバンドパ
スフィルタの数や通過帯域が設定されればよい。例えば
女性客の反応と男性客の反応とをそれぞれ検出したい場
合は、女性の声の帯域の信号成分を抽出するバンドパス
フィルタと、男性の声の帯域の信号成分を抽出するバン
ドパスフィルタが用意されればよい。
【0038】バンドパスフィルタ53aでは、音声信号
SA1から人の声の帯域の成分を抽出し、規則性評価部
54aに供給する。またバンドパスフィルタ53bで
は、音声信号SA1から人が手をたたく音の帯域の成分
を抽出し、規則性評価部54bに供給する。各規則性評
価部54a、54bでは、入力された音声信号につい
て、所定の評価期間内で時間軸上の規則性を評価する処
理を行う。例えば評価期間内の局所ダイナミックレンジ
とマクロダイナミックレンジの比率評価などを行う。具
体的には、曲に合わせた手拍子や唱和の音声は、或る程
度の規則性が観測される。一方、拍手や歓声は規則性は
なく無秩序なものである。例えば評価期間内で図10
(a)のような音圧レベルの変動は規則性が観測され、
一方図10(b)のような音圧レベルの変動はランダム
性が高いものとなる。
【0039】各規則性評価部54a、54bで観測され
た規則性の評価結果は、特徴判別部55に供給され、特
徴判別部55は、各バンドパスフィルタ53a、53b
で抽出された音声成分の規則性評価結果に基づいて、観
客状況を推定する音声判別信号SSAを生成する。つま
りこの例の場合は、特徴判別部55は、観客の声が規則
的かランダムか、観客が手をたたく音が規則的かランダ
ムか、或いは上記検出部52の検出結果として静寂状態
か、という要素に基づいて、音声判別信号SSAを生成
し、判定処理部12に出力することになる。
【0040】音声判別信号SSAは、例えば図11に示
したAa、Ab、Ac、Ad、Aeの5つの状態を識別
する情報として判定処理部12に供給される。即ち、特
徴判別部55での上記各要素に基づく判定結果として、
静寂状態(Aa)、秩序ある発声状態(Ab)、ランダ
ムな発声状態(Ac)、秩序ある手叩音が発せられてい
る状態(Ad)、ランダムな手叩音が発せられている状
態(Ae)、のいずれかを示す画像判別信号SSAが生
成される。
【0041】音声判別信号SSA=静寂状態(Aa)の
場合は、観客が注視・傾聴している状態を推定させるも
のとなる。 音声判別信号SSA=秩序ある発声状態(Ab)の場合
は、観客が曲に唱和していたり、演目上の呼びかけに対
する返答、そろった応援などの状態を推定させるものと
なる。 音声判別信号SSA=ランダムな発声状態(Ac)の場
合は、観客が歓声をあげている状態などを推定させるも
のとなる。 音声判別信号SSA=秩序ある手叩音が発せられている
状態(Ad)の場合は、観客が曲に合わせて手拍子をお
こなっていたり、アンコール要求などでそろって手拍子
を打っている場合などを推定させるものとなる。 音声判別信号SSA=ランダムな手叩音が発せられてい
る状態(Ae)の場合は、観客が拍手をおこなっている
場合などを推定させるものとなる。
【0042】図4に示すように検出信号処理部11に
は、荷重検出信号SWに対する処理ブロックとして、荷
重状況検出部35が設けられる。上述したように、荷重
センサ6は各座席ST毎に設けられており、従って座席
数nに対応する荷重検出信号SW1〜SW(n)が発生
されるが、各荷重検出信号SW1〜SW(n)にそれぞ
れ対応して荷重状況検出部35−1〜35−nが設けら
れる。各荷重状況検出部35−1〜35−nは、それぞ
れ荷重検出信号SW1〜SW(n)を所定の基準値Wt
h1と比較し、その比較結果として荷重の有無を示す荷
重判別信号SSW1〜SSW(n)を出力する。
【0043】例えば図12(a)に示すように観客Pが
座席STに着席している場合は、観客Pの体重による荷
重が、荷重センサ6と踏力センサ7に分散してかかり、
従って荷重センサ6では、観客Pによる荷重に応じたレ
ベルの荷重検出信号SWを出力する。一方、図12
(b)のように観客Pが起立している状態では、観客P
の体重による荷重は、踏力センサ7のみにかかり、従っ
て荷重センサ6では、観客Pによる荷重がないこと示す
ゼロレベルの荷重検出信号SWを出力する。従って、基
準値Wth1は、体重の軽い子供が座った状態なども考
慮し、一方観客の荷物がおかれた場合などは除外できる
ように、数Kg〜10数Kg程度の荷重に相当する値と
して、座席SPへの荷重の有無が検出できるようにすれ
ばよい。
【0044】そしてその基準値Wth1と荷重検出信号
SWの比較結果としての荷重判別信号SSWは、例えば
図14に示したWa、Wbの2つの状態を識別する情報
として判定処理部12に供給される。即ち、観客による
荷重有り(Wa)、観客による荷重なし(Wb)のいず
れかを示す荷重判別信号SSWが生成される。 荷重判別信号SSW=荷重有り(Wa)の場合は、観客
が着席している状態を推定させるものとなる。 荷重判別信号SSW=荷重なし(Wb)の場合は、観客
が立ち上がっているか、或いはその座席に観客がいない
状態を推定させるものとなる。
【0045】また図4に示すように検出信号処理部11
には、踏力検出信号SFに対する処理ブロックとして、
踏力状況検出部36が設けられる。上述したように、踏
力センサ7は各座席ST毎に設けられており、従って座
席数nに対応する踏力検出信号SF1〜SF(n)が発
生されるが、その各踏力検出信号SF1〜SF(n)に
それぞれ対応して踏力状況検出部36−1〜36−nが
設けられる。各踏力状況検出部36−1〜36−nは、
それぞれ踏力検出信号SF1〜SF(n)を所定の基準
値Wth2と比較し、その比較結果として荷重の大/小
(又は無)を判別する。さらに、各踏力センサ7は図1
3(a)に示すように左検出部7Lと右検出部7Rに分
割されており、それぞれ左足の荷重による踏力検出信号
SFLと、右足の荷重による踏力検出信号SFRを出力
する。各踏力状況検出部36−1〜36−nでは、踏力
検出信号SFL、SFRの荷重値の変化を観測すること
で観客の重心移動を推定し、例えばその重心移動が時間
軸方向に規則性のあるものか否かにより、観客が秩序だ
った動作を行っているか、或いはランダムな動作を行っ
ているかを判別する。そして各踏力状況検出部36−1
〜36−nは、これら荷重の大/小(無)、及び秩序性
/ランダム性を示す踏力判別信号SSF1〜SSF
(n)を出力する。
【0046】上記図12で説明したように、観客Pが座
席STに着席している場合は、観客Pの体重による荷重
は、踏力センサ7には軽くかかるのみである。一方、観
客Pが起立している状態では、観客Pの体重による荷重
は、全て踏力センサ7にかかる。もちろんその座席ST
に観客がいないときは踏力センサ7への荷重はゼロとな
る。各踏力状況検出部36−1〜36−nでは、荷重の
大/小(又は無)を判別するが、これは踏力検出信号S
FL+SFRの値を、基準値Wth2と比較する処理と
なる。例えば観客が起立して全体重が踏力センサ7にか
かっている場合は、踏力検出信号SFL+SFRの値
は、その観客の体重に応じた値となる。そこで基準値W
th2は、体重の軽い子供などの場合も考慮し、一方で
観客が座った状態においての荷重も考慮して、例えば1
0数Kg程度の荷重に相当する値とする。これにより荷
重が大きく、観客が起立している状態であるか、或いは
荷重が小さいか又はゼロで、観客が着席もしくは無人の
状態であるか、を推定できるようにする。
【0047】また各踏力状況検出部36−1〜36−n
では、踏力検出信号SFL、SFRの値を個別に時間軸
方向に観測していき、かつ比較することで、観客の動作
状況が秩序だったものかランダムなものかを判定する。
例えば踏力検出信号SFL、SFRが、それぞれ図13
(b)に示すように変化したとすると、この期間におい
て観客の重心が左足から右足に移動したことがわかる。
従って、このような重心移動が引き続き、右足→左足→
右足・・・と観測されると、例えば観客が曲に合わせて
体を動かしているなどの、規則的な動きがあると判定で
きる。一方、このような重心移動が時間軸方向に単発
的、不規則的に観測される場合は、観客がランダムな動
きを行っていると判定できる。さらに重心移動が所定期
間観測されなければ、観客が起立した状態で動いていな
いと判定できる。
【0048】各踏力状況検出部36−1〜36−nは、
踏力検出信号SF1〜SF(n)について、これらの判
別処理を行い、その結果値としての踏力判別信号SSF
1〜SSF(n)を出力する。踏力判別信号SSF1〜
SSF(n)はそれぞれ、例えば図15に示したFa、
Fb、Fc、Fdの4つの状態を識別する情報として判
定処理部12に供給される。即ち、観客による荷重が小
又は無(Fa)、観客による荷重大で動き無し(F
b)、観客による荷重大で秩序ある動き(Fc)、観客
による荷重大でランダムな動き(Fd)のいずれかを示
す踏力判別信号SSFが生成される。 踏力判別信号SSF=荷重小又は無(Fa)の場合は、
観客が着席している状態か、或いはその座席には観客が
いない状態を推定させるものとなる。 踏力判別信号SSF=観客による荷重大で動き無し(F
b)の場合は、観客が起立した状態で動いていない状態
を推定させるものとなる。 踏力判別信号SSF=観客による荷重大で秩序ある動き
(Fc)の場合は、観客が起立した状態で、例えば曲に
合わせて体を動かしているなどの状態を推定させるもの
となる。 踏力判別信号SSF=観客による荷重大でランダムな動
き(Fd)の場合は、観客が起立した状態で無秩序に体
を動かしている状態を推定させるものとなる。
【0049】以上のように検出信号処理部11では、各
センサ(ビデオカメラ4,マイクロホン5、荷重センサ
6,踏力センサ7)からの情報に基づいて、各判別信号
(SSV、SSA、SSW、SSF)を生成し、判定処
理部12に供給することとなる。なお、各判別信号(S
SV、SSA、SSW、SSF)がそれぞれ所定の値と
して提示する内容は、図8,図11,図14,図15に
示したものとしたが、検出処理方式により、さらに多様
な内容を判別することも当然可能である。例えば動きベ
クトルを観測した結果の画像判別信号SSAとしては、
秩序動作の場合でも、動きの変化パターンから手拍子と
アクションを区別したり、例えば観客によるウェーブの
ような動作を判別することも可能である。また荷重判別
信号SSWや踏力判別信号SSFでは、荷重をより細か
く識別して、観客が大人と思われるか、子供と思われる
かなどを示す信号とすることも可能である。
【0050】3.判定処理部の判定/制御処理 図4に示すように判定処理部12は、観客動作判定部4
1と制御決定部42を備える。観客動作判定部41は、
上述した各判別信号(SSV、SSA、SSW、SS
F)の値、及びサーバ9から供給される現在の再生内容
を示す補足情報IPを参照して、現在の観客の動作状況
を推定する処理を行う。制御決定部42は、観客動作判
定部41の推定結果に応じて、再生されるコンテンツデ
ータの選定や、再生されるビデオデータVout、オー
ディオデータAout所定の処理を指示する制御信号C
db、Cspを出力する。
【0051】図16に判定処理部12による判定/制御
処理を示す。なお、このフローチャートにおいてステッ
プF109は制御決定部42の処理となり、他のステッ
プは観客動作判定部41の処理となる。
【0052】判定/制御処理としては、観客動作判定部
41はステップF101として荷重判別信号SSW1〜
SSW(n)をチェックする。即ち、会場内の各座席S
Tにつき、荷重の有無の情報(図14のWa、Wbのい
づれかの情報)を取り込む。またステップF102で、
踏力判別信号SSF1〜SSF(n)をチェックする。
これは各会場内の各座席STについての踏力センサ7に
対する荷重の大/小(又は無)、及び観客の動作につい
ての動作無し/秩序動作/ランダム動作の情報(図15
のFa〜Fdのいづれかの情報)を取り込むものとな
る。
【0053】ステップF103では、荷重判別信号SS
W1〜SSW(n)、及び踏力判別信号SSF1〜SS
F(n)の値から、会場に観客が存在するか否かを判別
する。もし、荷重判別信号SSA1=Wb(荷重無し)
であり、かつ踏力判別信号SSF1=Fa(荷重無又は
小)であるとしたら、その座席STには観客がいないと
推定できる。従って、全ての座席について、同様にして
観客がいないと判定されるのであれば、現在会場に観客
はいないと判断できる。その場合は、ステップF103
からF110に進み、処理を終了するのでなければステ
ップF101にに戻ることになる。
【0054】観客が存在する場合はステップF104に
進み、観客数を判別する。これは上記ステップF103
で観客がいないと判断された座席数を全座席数から減算
すればよい。或いは、荷重判別信号SSAが「Wb(荷
重無し)」でないか、或いは踏力判別信号SSFが「F
a(荷重無又は小)」でないというOR条件が満たされ
る座席数をカウントすればよい。そして観客数を判別し
たら、それに応じて音声特徴検出部34に供給する基準
値Athを設定する。この基準値Athは、上記図4,
図9で説明したように、音声信号SA1が静寂状態のレ
ベルであるか否かを判別する基準値であり、静寂状態と
判断する基準は観客数によって変更することが正確な推
定処理のために好適であるためである。
【0055】続いて観客動作判定部41は、ステップF
105で音声判別信号SSAのチェックを行い、図11
のAa〜Aeのいづれの状態であるかを確認する。また
観客動作判定部41は、ステップF106で画像判別信
号SSVのチェックを行い、図8のVa〜Vcのいづれ
の状態であるかを確認する。さらに観客動作判定部41
は、ステップF107でサーバ9から供給されている補
足情報IPを確認する。
【0056】観客動作判定部41はここまでの処理で、
各判別信号(SSV、SSA、SSW、SSF)の値、
及び補足情報IPを確認したら、それらの値に基づい
て、実際の観客の状況を推定する。推定例については後
述する。そして観客動作判定部41は観客の状況を推定
したら、その推定結果を示す信号を制御決定部42に送
り、制御決定部42はステップF109として、推定結
果に基づいて必要な動作を実行させるための制御信号C
db、Cspを出力する処理を行う。制御内容の例は後
述する。
【0057】ステップF110では、当該判定/制御処
理を終了させるか否かを判断し、終了されない場合はス
テップF101に戻る。またオペレータが図示しない操
作部から終了操作を行うなどして、終了と判断される場
合は、ステップF110から一連の処理を終了させる。
【0058】上記ステップF108で観客動作判定部4
1が推定する観客状況とは、各種の状況が考えられる
が、説明上の例として、図17のJ1〜J5の各状況を
推定するものとする。状況J1は、大部分の観客が上映
されているコンテンツに対して注視・傾聴している状態
である。状況J2は、大部分の観客が再生されている楽
曲に合わせて手拍子や唱和をしている状態である。状況
J3は、大部分の観客が例えばアンコール要求などのた
めに、そろって手拍子や声を出している状態である。状
況J4は、大部分の観客が、拍手や歓声などをあげてい
る状態である。状況J5は、大部分の観客が、座席から
立ち上がっている状態である。
【0059】ステップF108でのこれらの5つの状況
の判別は、各判別信号(SSV、SSA、SSW、SS
F)及び補足情報IPの値に基づいて、例えば図18の
マトリクス関係から推定する。
【0060】まず実際に観客が注視・傾聴状態である場
合は、各判別信号は次の値となっている可能性が高い。 画像判別信号SSV=Va(静止)。 音声判別信号SSA=Aa(静寂)。 荷重判別信号SSW=Wa(荷重有り)。 踏力判別信号SSF=Fa(荷重小)。 従って換言すれば、これらの全部が満たされていればほ
ぼ確実に観客が注視・傾聴状態J1にあると推定でき
る。また全部が満たされていなくても、例えば画像、音
声、荷重の3つ、或いは画像、音声の2つについて、こ
れらの値が検出された場合も、注視・傾聴状態J1にあ
ると推定できる。さらには、画像、音声のいづれか一方
でも、これらの値が検出された場合に、注視・傾聴状態
J1にあると推定してよい場合も考えられる。
【0061】なお、荷重判別信号SSAは、SSA1〜
SSA(n)があるが、図18に示すような荷重判別信
号SSAとしては、n個の荷重判別信号のうちの代表値
と考えればよい。例えばn個の荷重判別信号SSA1〜
SSA(n)の中で支配的な値が「Wa」であったとし
たら、ここでは荷重判別信号SSA=Waとすればよ
い。踏力検出信号SSFについても同様である。
【0062】次に、観客が着席した状態で例えばコンテ
ンツに反応して秩序だった動作を行っている場合は、各
判別信号は次の値となっている可能性が高い。 画像判別信号SSV=Vb(秩序動)。 音声判別信号SSA=Ab(秩序ある声)又はAd(秩
序ある手叩音)。 荷重判別信号SSW=Wa(荷重有)。 踏力判別信号SSF=Fa(荷重小)。 従って、これらの全部又は一部が満たされていればほぼ
確実に観客がコンテンツに反応して秩序だった動作を行
っていると推定できる。この場合において、補足情報I
Pより楽曲出力中であることが確認できれば、楽曲に合
わせた手拍子又は唱和を行っていると推定できる。つま
り状態J2である。
【0063】一方、補足情報IPから、現在、楽曲出力
中でないと確認された場合は、曲に合わせた動作ではな
いと判断でき、例えば再生中(上映中)であるなら、コ
ンテンツに応じた何らかのアクション、手拍子、発声等
が行われていると推定できる。さらに再生終了後であれ
ば、これは、アンコールやカーテンコールなどのための
観客の動作(手拍子や「アンコール」という揃った声)
と推定できる。つまり状態J3と推定できる。
【0064】観客が着席した状態で無秩序な動作を行っ
ている場合は、各判別信号は次の値となっている可能性
が高い。 画像判別信号SSV=Vc(ランダム動)。 音声判別信号SSA=Ac(ランダムな声)又はAe
(ランダムな手叩音)。 荷重判別信号SSW=Wa(荷重有)。 踏力判別信号SSF=Fa(荷重小)。 従って、これらの全部又は一部が満たされていればほぼ
確実に観客がランダムな動作を行っていると推定でき
る。例えば拍手喝采がおこっているよう場合である。
【0065】観客が着席した状態で無秩序な動作を行っ
ている場合は、各判別信号は次の値となっている可能性
が高い。 画像判別信号SSV=Vc(ランダム動)。 音声判別信号SSA=Ac(ランダムな声)又はAe
(ランダムな手叩音)。 荷重判別信号SSW=Wa(荷重有)。 踏力判別信号SSF=Fa(荷重小)。 従って、これらの全部又は一部が満たされていればほぼ
確実に観客がランダムな動作を行っていると推定でき
る。例えば拍手喝采がおこっているよう場合である。
【0066】観客が起立した状態では、各判別信号は次
の値となっている可能性が高い。 画像判別信号SSV=Va〜Vc(いづれの状態もあり
得る)。 音声判別信号SSA=Aa〜Ae(いづれの状態もあり
得る) 荷重判別信号SSW=Wb(荷重無)。 踏力判別信号SSF=Fb〜Fd(荷重大で各状態)。 従って、特に荷重判別信号SSWと踏力判別信号SSF
がこれらを満足していれば、観客が起立していると推定
できる。
【0067】例えば図17に示した状態J1〜J5を推
定するという動作を行うとすれば、以上のように各判別
信号の値を判断していけば、ほぼ正しく状態J1〜J5
を判別できる。上記図16のステップF108におい
て、このようにして観客の状態を推定したら、ステップ
F109で、推定結果に応じた制御を行うことになる
が、この制御は図17にも示しているが、例えば次のよ
うになる。
【0068】状態J1の場合は、コンテンツとしての映
像及び音声を通常に呈示出力させればよい。つまり特殊
な制御は不要である。状態J2の場合は、手拍子や唱和
があっても曲が聞き取りやすくなるように例えば制御信
号CspによりオーディオデータAoutの音量レベル
をアップさせたり、聞き取りやすい音響エフェクト処理
を行う。またビデオデータVoutに、歌詞としてのテ
キストデータを重畳させ、観客が唱和しやすくする。コ
ンテンツに応じた歌詞としてのテキストデータは、例え
ば制御信号Cdbによりサーバ9に要求して、データベ
ース21から読み出させるようにすればよい。
【0069】状態J3の場合、コンテンツ再生中であれ
ば、手拍子や唱和があってもコンテンツ音声が聞き取り
やすくなるように制御信号Cspによりオーディオデー
タAoutの音量レベルをアップさせたり、聞き取りや
すい音響エフェクト処理を行う。またコンテンツ再生中
ではなく、観客のアンコール要求と判別される場合は、
制御信号Cdbによりサーバ9に、コンテンツの再度の
再生や、呈示(再生)するコンテンツの追加や変更を指
示する。
【0070】状態J4の場合は、拍手や歓声があっても
コンテンツ音声が聞き取りやすくなるように制御信号C
spによりオーディオデータAoutの音量レベルをア
ップさせたり、聞き取りやすい音響エフェクト処理を行
う。また特に反応のよいシーンと想定できるため、その
シーンをマーキングして後のアンコール部分として記憶
したり、或いはそのシーンを繰り返し再生させるように
制御信号Cdbによりサーバ9に指示する。さらに好評
場面であることに応じて輝度ダイナミックレンジを変化
させるといったビデオデータ処理も可能である。
【0071】状態J5の場合も、特に反応のよいシーン
と想定できるため、そのシーンをマーキングして後のア
ンコール部分として記憶したり、或いはそのシーンを繰
り返し再生させるように制御信号Cdbによりサーバ9
に指示する。さらに起立状態であるため、観客が見やす
いようにスクリーン1上での画像呈示位置が情報にシフ
トされるようにしたり、スクリーン一杯に拡大させたり
するというビデオデータ処理も行う。もちろん輝度の変
化も可能である。さらには、場合によっては着席を促す
文字をビデオデータVoutに重畳して呈示したり、ア
ナウンス音声を出力させるようにしてもよい。
【0072】例えば以上のように本例では、観客状況に
応じて、再生されるコンテンツ内容や再生される信号
(ビデオデータVout、オーディオデータAout)
についての制御を行うことで、観客の状況に応じた再生
を実現でき、観客にとってより満足度の高いエンターテ
イメントを提供できる。特に再生する内容を選択するよ
うに制御することで、観客の求めるアンコール場面の繰
り返し再生や、或いは観客の嗜好に応じた内容の再生な
どが可能となる。また再生データに対する信号処理の制
御を行うことで、例えば映像効果、音響効果、音量等
を、観客の状況に合致した状態を実現できる。
【0073】4.各種変形例 ところで以上の説明は、あくまでも一例として述べたも
のであり、実際にはさらに多様な例が考えられる。特に
推定される観客状態の種類、推定結果に応じた制御方
式、適用できる会場、観客状態の検出方式などは、それ
ぞれ会場やイベント内容などに応じて、また制御可能な
システム設備に応じて、具体的な内容は異なるものとな
る。以下、変形例をそれぞれ挙げていく。
【0074】まず推定すべき観客状態としては、上記例
では図17の状態J1〜J5を推定するとして説明した
が、各判別信号(SSV、SSA、SSW、SSF)及
び補足情報IPの値(又は補足情報の種類)を用いれ
ば、例えば以下のような各状況を推定することも可能で
ある。
【0075】まず、上記例では起立状態について細かく
分けなかったが、起立状態を次のように分類することも
可能である。 ・観客が起立して注視・傾聴 ・観客が起立して手拍子や唱和 ・観客が起立して拍手 ・観客が起立して歓声 ・観客が起立して曲等に合わせた唱和 ・観客が起立して曲等に合わせたアクションや手拍子 これらは、荷重判別信号SSA=Wbの状態で、踏力判
別信号SSFの値がFb、Fc、Fdの何れであるかを
判別したり、或いは画像判別信号SSV、音声判別信号
SSAの値を参照することで推定可能であることはいう
までもない。
【0076】また、同様に各判別信号の値から、 ・観客が映像に合わせた動作を行っている状態 ・観客が映像や音楽に合わせて足踏みを行っている状態 ・観客が拍手・手拍子はせずに、歓声或いは唱和を行っ
ている状態 なども推定可能である。
【0077】さらには、観客数が徐々に減っていってい
ることで、コンテンツが不評であることや、席を立った
り戻ってくる観客が多いことで、中だるみ状態であるこ
となども推定可能である。また、上述したように音声判
別信号SSAから、女性に好評であるか男性に好評であ
るかを推定したり、或いはブーイング状態を推定するこ
とも可能である。また検出された荷重値をより細かく判
定することで、荷重判別信号SSWや踏力判別信号SS
Fにより、子供中心の客層か、大人中心の客層かなども
推定できる。
【0078】推定結果に基づく制御としては、上記例以
外にも、次のような例が考えられる。制御信号Cdbに
よるコンテンツデータの選択にかかる制御としては、観
客の反応の悪い場面を他の場面に差し替えたり、観客の
反応に応じて次の場面を選択していくことで、観客状況
に応じてストーリーが変化するなどの制御も可能であ
る。このような場合はさらに、予め観客の反応に対する
ストーリー制御方式を公開しておき、観客が明示的な要
求(コンテンツに対する反応)を行うことで観客が主導
して上映内容を変化させるといったような上映方式も実
現できる。また呈示されるコンテンツ内に、観客の選択
を求める内容を含ませておく。例えば選択肢を用意し
て、観客が望む方を拍手させるなどする。そして拍手の
大小に応じて選択決定し、再生すべきコンテンツ内容を
選択制御するといったことも可能である。
【0079】また、コンテンツ選択や再生データに対す
る画像処理、音響処理についての制御だけでなく、会場
内の設備に対する制御を実行するようにしてもよい。例
えば観客の反応に応じて、照明装置を制御して明るさや
照明色を可変したり、ミラーボール、レーザー光などの
視覚的効果を動作させるなどして、観客の高揚をより促
進させてもよい。また空調設備を制御して、観客にとっ
て快適な状態を提供してもよい。例えば観客の動きが少
ない、注視・傾聴状態では、冷房を弱め(又は暖房を高
め)、逆に観客が起立して踊っている場合などは冷房を
強め(又は暖房を弱め)たりすることも好適である。
【0080】また上記例では、ビデオカメラ4及びマイ
クロホン5で検出される画像信号SV、音声信号SA
を、観客全体についての検出情報とし、荷重センサ6、
踏力センサ7で検出される荷重検出信号SW、踏力検出
信号SFを、個々の観客についての検出情報としたが、
これらに限られるものではない。例えばビデオカメラ4
やマイクロホン5を各座席に対応して設けて、観客個別
に画像や音声を検出できるようにもしてもよいし、荷重
センサや踏力センサを観客全体の情報として処理しても
よい。また、観客の全体/個別というだけでなく、例え
ば客席のエリア毎に映像、音声、荷重等を検出してもよ
い。
【0081】観客状態の推定のための情報としては、他
のセンサや、或いは何らかの入力情報を参照するように
してもよい。例えば上映開始前にアンケートや或いは係
員による調査などにより客層を判別し、その情報を入力
して推定や制御に反映させたり、上映する時間帯、季
節、月日又は曜日、その日の天候、気温、会場の場所な
どを入力して推定や制御に反映させてもよい。
【0082】上記例では、映画上映を行う会場を前提に
して考えたが、本発明はさらに多様な会場において採用
可能である。例えばコンサートホール、ライブハウス、
演劇場、寄席、放送スタジオ、野外イベント会場、競技
場、多目的ホールなどである。そして、例えばライブ演
奏やスポーツなどの場合は、観客がモニタスクリーンな
どで演奏者や選手の姿などを写すことが行われている
が、その場合に観客の反応に応じて、好評な演奏場面や
選手のアップなどを映し出したり、或いは効果音・音楽
等を再生出力するといったような制御が考えられる。
【0083】また、本発明は観客の状況を推定した結果
を、出力するコンテンツ等の制御に用いるのではなく、
例えば推定結果を表示出力するなどして、出演者、演出
者、オペレータ等に告知するものであってもよい。出演
者等は、観客状態の推定結果に基づいて、演技/演奏の
内容を変更したり、視覚効果、音響効果を制御/設定す
ることなどが考えられる。また、観客の状態に応じて後
日の内容を変更するといったことも可能となる。
【0084】5.実施の形態の実現のための構成例 以上、実施の形態について説明してきたが、ここで実施
の形態の実現のための構成例を述べておく。上述した実
施の形態における検出コントロール部10やサーバ9の
動作は、ハードウェアにより行うこともできるし、ソフ
トウェアにより行うこともできる。検出コントロール部
10における検出信号処理部11の動作や、判定処理部
12の動作、或いは判定処理部12の観客動作判定部4
1や制御決定部42の動作についても同様である。
【0085】これら各部の処理をソフトウェアによって
行う場合には、そのソフトウェアを構成するプログラム
が、専用のハードウェアとしての送受信装置、記録再生
装置等に組み込まれているコンピュータや、汎用のコン
ピュータ等にインストールされる。
【0086】そこで図19に、上述した一連の処理を実
行するプログラムがインストールされるコンピュータの
構成例を示す。プログラムは、コンピュータに内蔵され
ている記録媒体としてのハードディスク405やROM
403に予め記録しておくことができる。
【0087】あるいはまた、プログラムは、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc Re
ad Only Memory)、MO(Magneto optical)ディスク、D
VD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体
メモリなどのリムーバブル記録媒体411に、一時的あ
るいは永続的に格納(記録)しておくことができる。こ
のようなリムーバブル記録媒体411は、いわゆるパッ
ケージソフトウェアとして提供することができる。
【0088】なお、プログラムは、上述したようなリム
ーバブル記録媒体411からコンピュータにインストー
ルする他、ダウンロードサイトから、ディジタル衛星放
送用の人工衛星を介して、コンピュータに無線で転送し
たり、LAN(Local Area Network)、インターネットと
いったネットワークを介して、コンピュータに有線で転
送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてく
るプログラムを、通信部408で受信し、内蔵するハー
ドディスク405にインストールすることができる。
【0089】コンピュータは、CPU(Central Process
ing Unit)402を内蔵している。CPU402には、
バス401を介して、入出力インタフェース410が接
続されており、CPU402は、入出力インタフェース
410を介して、ユーザによって、キーボードや、マウ
ス、マイク等で構成される入力部407が操作等される
ことにより指令が入力されると、それに従って、ROM
(Read Only Memory)403に格納されているプログラム
を実行する。あるいは、また、CPU402は、ハード
ディスク405に格納されているプログラム、衛星若し
くはネットワークから転送され、通信部408で受信さ
れてハードディスク405にインストールされたプログ
ラム、またはドライブ409に装着されたリムーバブル
記録媒体411から読み出されてハードディスク405
にインストールされたプログラムを、RAM(Random Ac
cess Memory)404にロードして実行する。これによ
り、CPU402は、上述した各フローチャートに示し
た処理を実行する。そしてCPU402は、その処理結
果を、必要に応じて、例えば入出力インタフェース41
0を介して、LCD(Liquid Crystal Display)やスピー
カ等で構成される出力部406から出力、あるいは通信
部408から送信、さらにはハードディスク405に記
録等させる。
【0090】ここで、本明細書において、コンピュータ
に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処
理ステップ、例えば上記図16のような処理ステップ
は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿
って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別
に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェ
クトによる処理)も含むものである。
【0091】また、プログラムは、1のコンピュータに
より処理されるものであっても良いし、複数のコンピュ
ータによって分散処理されるものであっても良い。さら
に、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実
行されるものであっても良い。
【0092】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように本発明
では、観客の全体としての動作状態と、個々の観客の動
作状態とを検出して、観客の状況を判定するようにして
いるため、上映内容、演奏、演技等に対する観客の総体
的な反応を的確に判別することができるという効果があ
る。そして例えば映画上映などの場合は、そのような観
客状況に応じて、再生動作を制御することで、観客の状
況に応じた再生を実現でき、観客にとってより満足度の
高いエンターテイメントを提供できる。特に再生する内
容を選択するように制御することで、観客の求める場面
の繰り返し再生や、或いは観客の嗜好に応じた内容の再
生などが可能となる。また再生データに対する信号処理
の制御を行うことで、例えば映像効果、音響効果、音量
等を、観客の状況に合致した状態を実現できる。
【0093】また観客の全体を撮像し、撮像された画像
から観客全体としての身体動作状態を検出したり、観客
の全体が発する音を集音し、集音された音から観客全体
としての動作状態を検出することで、観客の全体として
の動作状態は容易かつ的確に検出できる。さらに、個々
の観客の座席への荷重を検出したり、個々の観客の踏力
の状態を検出することで、観客の個別の状況も容易かつ
的確に検出できる。
【0094】また本発明の記録媒体を用いれば、本発明
の観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況
判定方法、再生出力制御方法が容易に実現でき、各種会
場の設備として広く提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステムの構成の説明図
である。
【図2】実施の形態のシステムのブロック図である。
【図3】実施の形態の出力信号処理部のブロック図であ
る。
【図4】実施の形態の検出信号処理部及び判定処理部の
ブロック図である。
【図5】実施の形態の画像判定の説明図である。
【図6】実施の形態の画像判定の説明図である。
【図7】実施の形態の画像判定の説明図である。
【図8】実施の形態の画像判別信号の説明図である。
【図9】実施の形態の音声特徴検出部のブロック図であ
る。
【図10】実施の形態の音声特徴検出動作の説明図であ
る。
【図11】実施の形態の音声判別信号の説明図である。
【図12】実施の形態の荷重センサ及び踏力センサの荷
重状態の説明図である。
【図13】実施の形態の踏力センサの説明図である。
【図14】実施の形態の荷重判別信号の説明図である。
【図15】実施の形態の踏力判別信号の説明図である。
【図16】実施の形態の判定/制御処理のフローチャー
トである。
【図17】実施の形態の推定結果の例の説明図である。
【図18】実施の形態の推定処理の説明図である。
【図19】実施の形態に適用できるコンピュータ構成の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 スクリーン、2 プロジェクタ、3 スピーカ、4
ビデオカメラ、5マイクロホン、6 荷重センサ、7
踏力センサ、9 サーバ、10 検出/コントロール
部、11 検出信号処理部、12 判定処理部、13
出力信号処理部、21 データベース、22 インター
フェース部、23 制御部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観客の全体としての動作状態を検出する
    全体動作状態検出手段と、 個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出手段
    と、 上記全体動作状態検出手段による検出情報と、上記個別
    動作状態検出手段による検出情報とを用いて観客状況を
    判定する判定手段と、 を備えたことを特徴とする観客状況判定装置。
  2. 【請求項2】 上記全体動作状態検出手段は、観客の全
    体を撮像し、撮像された画像から観客全体としての身体
    動作状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の
    観客状況判定装置。
  3. 【請求項3】 上記全体動作状態検出手段は、観客の全
    体が発する音を集音し、集音された音から観客全体とし
    ての動作状態を検出することを特徴とする請求項1に記
    載の観客状況判定装置。
  4. 【請求項4】 上記個別動作状態検出手段は、個々の観
    客の座席への荷重を検出することを特徴とする請求項1
    に記載の観客状況判定装置。
  5. 【請求項5】 上記個別動作状態検出手段は、個々の観
    客の踏力の状態を検出することを特徴とする請求項1に
    記載の観客状況判定装置。
  6. 【請求項6】 観客の全体としての動作状態を検出する
    全体動作状態検出手段と、 個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出手段
    と、 上記全体動作状態検出手段による検出情報と、上記個別
    動作状態検出手段による検出情報とを用いて観客状況を
    判定する判定手段と、 観客に視聴させるデータを再生出力する再生手段と、 上記判定手段の判定結果に基づいて、上記再生手段の動
    作を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする再生出力制御システム。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記判定手段の判定結
    果に基づいて、上記再生手段で再生するデータを選択す
    る制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の再生出
    力制御システム。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記判定手段の判定結
    果に基づいて、上記再生手段で再生されたデータに対す
    る信号処理の制御を行うことを特徴とする請求項6に記
    載の再生出力制御システム。
  9. 【請求項9】 上記全体動作状態検出手段は、観客の全
    体を撮像し、撮像された画像から観客全体としての身体
    動作状態を検出することを特徴とする請求項6に記載の
    再生出力制御システム。
  10. 【請求項10】 上記全体動作状態検出手段は、観客の
    全体が発する音を集音し、集音された音から観客全体と
    しての動作状態を検出することを特徴とする請求項6に
    記載の再生出力制御システム。
  11. 【請求項11】 上記個別動作状態検出手段は、個々の
    観客の座席への荷重を検出することを特徴とする請求項
    6に記載の再生出力制御システム。
  12. 【請求項12】 上記個別動作状態検出手段は、個々の
    観客の踏力の状態を検出することを特徴とする請求項6
    に記載の再生出力制御システム。
  13. 【請求項13】 観客の全体としての動作状態を検出す
    る全体動作状態検出ステップと、 個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出ステ
    ップと、 上記全体動作状態検出ステップでの検出情報と、上記個
    別動作状態検出ステップでの検出情報とを用いて観客状
    況を判定する判定ステップと、 が行われることを特徴とする観客状況判定方法。
  14. 【請求項14】 観客の全体としての動作状態を検出す
    る全体動作状態検出ステップと、 個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出ステ
    ップと、 上記全体動作状態検出ステップでの検出情報と、上記個
    別動作状態検出ステップでの検出情報とを用いて観客状
    況を判定する判定ステップと、 上記判定ステップでの判定結果に基づいて、観客に視聴
    させるデータの再生動作を制御する制御ステップと、 が行われることを特徴とする再生出力制御方法。
  15. 【請求項15】 観客の全体としての動作状態を検出す
    る全体動作状態検出ステップと、 個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出ステ
    ップと、 上記全体動作状態検出ステップでの検出情報と、上記個
    別動作状態検出ステップでの検出情報とを用いて観客状
    況を判定する判定ステップと、 が行われるようにした処理プログラムが記録されたこと
    を特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 観客の全体としての動作状態を検出す
    る全体動作状態検出ステップと、 個々の観客の動作状態を検出する個別動作状態検出ステ
    ップと、 上記全体動作状態検出ステップでの検出情報と、上記個
    別動作状態検出ステップでの検出情報とを用いて観客状
    況を判定する判定ステップと、 上記判定ステップでの判定結果に基づいて、観客に視聴
    させるデータの再生動作を制御する制御ステップと、 が行われるようにした処理プログラムが記録されたこと
    を特徴とする記録媒体。
JP2000302862A 2000-09-29 2000-09-29 観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、記録媒体 Expired - Fee Related JP4432246B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302862A JP4432246B2 (ja) 2000-09-29 2000-09-29 観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、記録媒体
US09/966,704 US7555766B2 (en) 2000-09-29 2001-09-28 Audience response determination

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000302862A JP4432246B2 (ja) 2000-09-29 2000-09-29 観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002109116A true JP2002109116A (ja) 2002-04-12
JP4432246B2 JP4432246B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=18784145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000302862A Expired - Fee Related JP4432246B2 (ja) 2000-09-29 2000-09-29 観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7555766B2 (ja)
JP (1) JP4432246B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005198828A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Seiko Epson Corp 生体情報解析装置、生体情報解析方法、制御プログラムおよび記録媒体
WO2011086605A1 (ja) * 2010-01-15 2011-07-21 Shirasaki Kazuo 告別式支援システム、データベース、及び告別式支援方法
US8392939B2 (en) 2002-06-26 2013-03-05 Sony Corporation Audience state estimation system, audience state estimation method, and audience state estimation program
JP2016147011A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 日本電信電話株式会社 所定の空間における生体情報取得装置、生体情報取得方法及び生体情報取得プログラム
JP2016206372A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 日本電信電話株式会社 環境音伝送システム及び環境音伝送方法
JP2017134533A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 富士通株式会社 通信システムおよびウエアラブルデバイス
KR101900471B1 (ko) * 2017-03-23 2018-09-19 주식회사 아이티엑스엠투엠 반응 효과가 삽입된 방송 시스템
KR101900470B1 (ko) * 2017-03-23 2018-09-19 주식회사 아이티엑스엠투엠 자동 방송 시스템
JP2018158046A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社バンダイナムコエンターテインメント 操作制御システム、キャラクタ上映システム及びプログラム
JP2019032838A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 モーション デバイス インク. シミュレーション参加者のリアクション報奨方法および装置
WO2021059770A1 (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム
JP2022164730A (ja) * 2019-03-13 2022-10-27 バルス株式会社 ライブ配信システムおよびライブ配信方法

Families Citing this family (111)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020095679A1 (en) * 2001-01-18 2002-07-18 Bonini Robert Nathaniel Method and system providing a digital cinema distribution network having backchannel feedback
US20030081834A1 (en) * 2001-10-31 2003-05-01 Vasanth Philomin Intelligent TV room
JP4794453B2 (ja) * 2003-10-24 2011-10-19 インテレクチュアル ベンチャーズ ホールディング 67 エルエルシー インタラクティブ・ビデオ・ディスプレイ・システムを管理する方法及びシステム
WO2006037014A2 (en) 2004-09-27 2006-04-06 Nielsen Media Research, Inc. Methods and apparatus for using location information to manage spillover in an audience monitoring system
JP4243862B2 (ja) * 2004-10-26 2009-03-25 ソニー株式会社 コンテンツ利用装置およびコンテンツ利用方法
US8120655B1 (en) 2004-12-01 2012-02-21 Molyneux Entertainment Company Interactive theatrical performance
JP4595555B2 (ja) * 2005-01-20 2010-12-08 ソニー株式会社 コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法
JP4247626B2 (ja) * 2005-01-20 2009-04-02 ソニー株式会社 再生装置および再生方法
JP4741267B2 (ja) * 2005-03-28 2011-08-03 ソニー株式会社 コンテンツ推薦システム、通信端末およびコンテンツ推薦方法
US9128519B1 (en) 2005-04-15 2015-09-08 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Method and system for state-based control of objects
US8145528B2 (en) 2005-05-23 2012-03-27 Open Text S.A. Movie advertising placement optimization based on behavior and content analysis
US9648281B2 (en) 2005-05-23 2017-05-09 Open Text Sa Ulc System and method for movie segment bookmarking and sharing
US8141111B2 (en) 2005-05-23 2012-03-20 Open Text S.A. Movie advertising playback techniques
US8724969B2 (en) 2005-05-23 2014-05-13 Open Text S.A. Method, system and computer program product for editing movies in distributed scalable media environment
US20070013778A1 (en) * 2005-07-01 2007-01-18 Peter Will Movie antipirating
JP2007011928A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Sony Corp コンテンツ提供システム、コンテンツ提供装置、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ受信端末およびコンテンツ提供方法
JP4318182B2 (ja) * 2005-07-19 2009-08-19 財団法人ヤマハ音楽振興会 端末装置および同端末装置に適用されるコンピュータプログラム
JP5133508B2 (ja) * 2005-07-21 2013-01-30 ソニー株式会社 コンテンツ提供システム、コンテンツ提供装置、コンテンツ配信サーバ、コンテンツ受信端末およびコンテンツ提供方法
US8625845B2 (en) * 2005-08-06 2014-01-07 Quantum Signal, Llc Overlaying virtual content onto video stream of people within venue based on analysis of the people within the video stream
JP4403415B2 (ja) * 2005-09-20 2010-01-27 ソニー株式会社 コンテンツ再生方法およびコンテンツ再生装置
JP5052853B2 (ja) * 2005-12-08 2012-10-17 コニカミノルタプラネタリウム株式会社 デジタルプラネタリウム投映装置
JP4811046B2 (ja) 2006-02-17 2011-11-09 ソニー株式会社 コンテンツの再生装置、オーディオ再生機およびコンテンツの再生方法
US20070271580A1 (en) * 2006-05-16 2007-11-22 Bellsouth Intellectual Property Corporation Methods, Apparatus and Computer Program Products for Audience-Adaptive Control of Content Presentation Based on Sensed Audience Demographics
US20080103766A1 (en) * 2006-10-27 2008-05-01 Bates Cary L Audience response detection interactive presentation tool
WO2008057444A2 (en) * 2006-11-03 2008-05-15 Micronets, Inc. Movie advertising placement optimization and playback techniques and content tracking for movie segment bookmarks
WO2008076445A2 (en) * 2006-12-18 2008-06-26 Disney Enterprises, Inc. Method, system and computer program product for providing group interactivity with entertainment experiences
US20090037946A1 (en) * 2007-07-31 2009-02-05 Nelson Liang An Chang Dynamically displaying content to an audience
US8230367B2 (en) 2007-09-14 2012-07-24 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Gesture-based user interactions with status indicators for acceptable inputs in volumetric zones
JP5057918B2 (ja) 2007-09-28 2012-10-24 株式会社東芝 電子機器およびシーン種類表示方法
US8159682B2 (en) 2007-11-12 2012-04-17 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Lens system
US20090138332A1 (en) * 2007-11-23 2009-05-28 Dimitri Kanevsky System and method for dynamically adapting a user slide show presentation to audience behavior
JP4538494B2 (ja) * 2007-12-27 2010-09-08 Okiセミコンダクタ株式会社 音響効果回路及び処理方法
US20100039500A1 (en) * 2008-02-15 2010-02-18 Matthew Bell Self-Contained 3D Vision System Utilizing Stereo Camera and Patterned Illuminator
US8259163B2 (en) 2008-03-07 2012-09-04 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Display with built in 3D sensing
US8595218B2 (en) 2008-06-12 2013-11-26 Intellectual Ventures Holding 67 Llc Interactive display management systems and methods
US9253264B2 (en) * 2008-08-29 2016-02-02 TAPP Technologies, LLC Content distribution platform for beverage dispensing environments
US8363618B2 (en) * 2008-08-29 2013-01-29 Ciright Systems, Inc. Content distribution platform
US9482755B2 (en) 2008-11-17 2016-11-01 Faro Technologies, Inc. Measurement system having air temperature compensation between a target and a laser tracker
US20140176665A1 (en) * 2008-11-24 2014-06-26 Shindig, Inc. Systems and methods for facilitating multi-user events
SI2268025T1 (sl) * 2009-06-22 2015-11-30 Cinvolve Bvba Postopek za interaktivni kinematografski digitalni sistem
US8855101B2 (en) 2010-03-09 2014-10-07 The Nielsen Company (Us), Llc Methods, systems, and apparatus to synchronize actions of audio source monitors
JP5534183B2 (ja) * 2010-03-23 2014-06-25 ソニー株式会社 電子機器および情報処理プログラム
US8619265B2 (en) 2011-03-14 2013-12-31 Faro Technologies, Inc. Automatic measurement of dimensional data with a laser tracker
US9772394B2 (en) 2010-04-21 2017-09-26 Faro Technologies, Inc. Method and apparatus for following an operator and locking onto a retroreflector with a laser tracker
US8537371B2 (en) 2010-04-21 2013-09-17 Faro Technologies, Inc. Method and apparatus for using gestures to control a laser tracker
US8422034B2 (en) 2010-04-21 2013-04-16 Faro Technologies, Inc. Method and apparatus for using gestures to control a laser tracker
US8724119B2 (en) 2010-04-21 2014-05-13 Faro Technologies, Inc. Method for using a handheld appliance to select, lock onto, and track a retroreflector with a laser tracker
US9377885B2 (en) 2010-04-21 2016-06-28 Faro Technologies, Inc. Method and apparatus for locking onto a retroreflector with a laser tracker
US9400170B2 (en) 2010-04-21 2016-07-26 Faro Technologies, Inc. Automatic measurement of dimensional data within an acceptance region by a laser tracker
TR201004262A2 (tr) * 2010-05-27 2011-07-21 Mysys Yazilim Ve B�L���M S�Stemler� Sanay� Ve T�Caret L�M�Ted ��Rket� Efektif anlatım ünitesi.
US8975765B2 (en) * 2010-11-29 2015-03-10 William Patrick Burke System for generating electricity from arena seating
CN103403575B (zh) 2011-03-03 2015-09-16 法罗技术股份有限公司 靶标设备和方法
US9098731B1 (en) 2011-03-22 2015-08-04 Plickers Inc. Optical polling platform methods, apparatuses and media
US9686532B2 (en) 2011-04-15 2017-06-20 Faro Technologies, Inc. System and method of acquiring three-dimensional coordinates using multiple coordinate measurement devices
US9164173B2 (en) 2011-04-15 2015-10-20 Faro Technologies, Inc. Laser tracker that uses a fiber-optic coupler and an achromatic launch to align and collimate two wavelengths of light
GB2504890A (en) 2011-04-15 2014-02-12 Faro Tech Inc Enhanced position detector in laser tracker
US9482529B2 (en) 2011-04-15 2016-11-01 Faro Technologies, Inc. Three-dimensional coordinate scanner and method of operation
US20120269360A1 (en) * 2011-04-20 2012-10-25 Daniel Patrick Burke Large Scale Participatory Entertainment Systems For Generating Music Or Other Ordered, Discernible Sounds And/Or Displays Sequentially Responsive To Movement Detected At Venue Seating
US8620113B2 (en) 2011-04-25 2013-12-31 Microsoft Corporation Laser diode modes
US9063704B2 (en) * 2011-05-05 2015-06-23 Net Power And Light, Inc. Identifying gestures using multiple sensors
US8760395B2 (en) 2011-05-31 2014-06-24 Microsoft Corporation Gesture recognition techniques
US20120324492A1 (en) * 2011-06-20 2012-12-20 Microsoft Corporation Video selection based on environmental sensing
WO2012177641A2 (en) * 2011-06-21 2012-12-27 Net Power And Light Inc. Method and system for providing gathering experience
US9462399B2 (en) 2011-07-01 2016-10-04 Dolby Laboratories Licensing Corporation Audio playback system monitoring
US8990709B2 (en) * 2011-07-08 2015-03-24 Net Power And Light, Inc. Method and system for representing audiences in ensemble experiences
JP5783629B2 (ja) * 2011-07-08 2015-09-24 株式会社ドワンゴ 映像表示システム、映像表示方法、映像表示制御プログラム、動作情報送信プログラム
US9070161B2 (en) 2011-08-15 2015-06-30 Philip L. Elias Method of conducting auctions and audience guided events utilizing closed network satellite broadcasts to multiple location digital theater environments with integrated real time audience interaction
EP2749036B1 (en) * 2011-08-25 2018-06-13 Intel Corporation System and method and computer program product for human presence detection based on audio
US8635637B2 (en) 2011-12-02 2014-01-21 Microsoft Corporation User interface presenting an animated avatar performing a media reaction
US9100685B2 (en) 2011-12-09 2015-08-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Determining audience state or interest using passive sensor data
US9638507B2 (en) 2012-01-27 2017-05-02 Faro Technologies, Inc. Measurement machine utilizing a barcode to identify an inspection plan for an object
US20130205311A1 (en) * 2012-02-07 2013-08-08 Arun Ramaswamy Methods and apparatus to control a state of data collection devices
US8898687B2 (en) 2012-04-04 2014-11-25 Microsoft Corporation Controlling a media program based on a media reaction
CA2775700C (en) 2012-05-04 2013-07-23 Microsoft Corporation Determining a future portion of a currently presented media program
EP2688310A3 (en) * 2012-07-19 2014-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus, system, and method for controlling content playback
US9215490B2 (en) 2012-07-19 2015-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus, system, and method for controlling content playback
US20140040928A1 (en) * 2012-08-02 2014-02-06 Microsoft Corporation Audience polling system
US8769557B1 (en) 2012-12-27 2014-07-01 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to determine engagement levels of audience members
US9021516B2 (en) 2013-03-01 2015-04-28 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and systems for reducing spillover by measuring a crest factor
US9118960B2 (en) 2013-03-08 2015-08-25 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and systems for reducing spillover by detecting signal distortion
US10212463B2 (en) * 2013-03-15 2019-02-19 Disney Enterprises, Inc. Methods and systems for digital file distribution to theaters
US9197930B2 (en) * 2013-03-15 2015-11-24 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to detect spillover in an audience monitoring system
US20140267562A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Net Power And Light, Inc. Methods and systems to facilitate a large gathering experience
US9041914B2 (en) 2013-03-15 2015-05-26 Faro Technologies, Inc. Three-dimensional coordinate scanner and method of operation
CN104053021B (zh) 2013-03-15 2018-09-07 迪斯尼企业公司 用于向电影院分发数字文件的方法和系统
US9361705B2 (en) * 2013-03-15 2016-06-07 Disney Enterprises, Inc. Methods and systems for measuring group behavior
US9525952B2 (en) 2013-06-10 2016-12-20 International Business Machines Corporation Real-time audience attention measurement and dashboard display
US9100629B1 (en) 2014-06-09 2015-08-04 Kino Llc System and method for arranging and presenting interactive preshow sessions to an audience
US9395174B2 (en) 2014-06-27 2016-07-19 Faro Technologies, Inc. Determining retroreflector orientation by optimizing spatial fit
US9495361B2 (en) * 2014-12-11 2016-11-15 International Business Machines Corporation A priori performance modification based on aggregation of personality traits of a future audience
US10090002B2 (en) 2014-12-11 2018-10-02 International Business Machines Corporation Performing cognitive operations based on an aggregate user model of personality traits of users
US10013890B2 (en) 2014-12-11 2018-07-03 International Business Machines Corporation Determining relevant feedback based on alignment of feedback with performance objectives
US10282409B2 (en) 2014-12-11 2019-05-07 International Business Machines Corporation Performance modification based on aggregation of audience traits and natural language feedback
US9924224B2 (en) 2015-04-03 2018-03-20 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to determine a state of a media presentation device
US9848222B2 (en) 2015-07-15 2017-12-19 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to detect spillover
JP6614547B2 (ja) * 2015-08-17 2019-12-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 視聴状態検出装置、視聴状態検出システムおよび視聴状態検出方法
US10210726B2 (en) 2015-10-02 2019-02-19 Hyperion Technology Group, Inc. Event detection system and method of use
CN105491427B (zh) * 2015-11-24 2019-01-29 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种智能电视的控制系统及其实现方法
US10904615B2 (en) * 2017-09-07 2021-01-26 International Business Machines Corporation Accessing and analyzing data to select an optimal line-of-sight and determine how media content is distributed and displayed
US10511888B2 (en) 2017-09-19 2019-12-17 Sony Corporation Calibration system for audience response capture and analysis of media content
KR20200127969A (ko) 2017-09-29 2020-11-11 워너 브로스. 엔터테인먼트 인크. 사용자 감정 상태에 반응하여 영화 컨텐츠의 생성 및 제어
US11048920B2 (en) * 2017-11-13 2021-06-29 International Business Machines Corporation Real-time modification of presentations based on behavior of participants thereto
US10824833B2 (en) * 2018-01-11 2020-11-03 Amrita Vishwa Vidyapeetham Optical polling platform detection system
US11507619B2 (en) 2018-05-21 2022-11-22 Hisense Visual Technology Co., Ltd. Display apparatus with intelligent user interface
US10965985B2 (en) 2018-05-21 2021-03-30 Hisense Visual Technology Co., Ltd. Display apparatus with intelligent user interface
US11036984B1 (en) * 2018-06-08 2021-06-15 Facebook, Inc. Interactive instructions
CN108737872A (zh) * 2018-06-08 2018-11-02 百度在线网络技术(北京)有限公司 用于输出信息的方法和装置
US11574458B2 (en) * 2019-01-02 2023-02-07 International Business Machines Corporation Automated survey results generation from an image
US20200288204A1 (en) * 2019-03-05 2020-09-10 Adobe Inc. Generating and providing personalized digital content in real time based on live user context
EP3941080A4 (en) * 2019-03-13 2023-02-15 Balus Co., Ltd. LIVE STREAMING SYSTEM AND LIVE STREAMING PROCEDURE
US11429839B2 (en) 2019-08-22 2022-08-30 International Business Machines Corporation Adapting movie storylines

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2593204A (en) * 1946-02-18 1952-04-15 Schwartzberg Henry Sound control system
US3600516A (en) * 1969-06-02 1971-08-17 Ibm Voicing detection and pitch extraction system
US4424511A (en) * 1980-10-30 1984-01-03 Alberts Jr Fred L Noise monitor
US4483681A (en) * 1983-02-07 1984-11-20 Weinblatt Lee S Method and apparatus for determining viewer response to visual stimuli
US4913297A (en) * 1988-09-09 1990-04-03 Tyee Trading Corporation Display unit
US5255326A (en) * 1992-05-18 1993-10-19 Alden Stevenson Interactive audio control system
US5550928A (en) * 1992-12-15 1996-08-27 A.C. Nielsen Company Audience measurement system and method
US5726701A (en) * 1995-04-20 1998-03-10 Intel Corporation Method and apparatus for stimulating the responses of a physically-distributed audience
DE69830295T2 (de) * 1997-11-27 2005-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Steuerungsverfahren
US6091402A (en) * 1997-12-17 2000-07-18 Micron Electronics, Inc. Foot operated input device
US6409599B1 (en) * 1999-07-19 2002-06-25 Ham On Rye Technologies, Inc. Interactive virtual reality performance theater entertainment system
US6665985B1 (en) * 1999-09-09 2003-12-23 Thinc Virtual reality theater
KR20010080522A (ko) * 1999-09-23 2001-08-22 요트.게.아. 롤페즈 음성 인식 장치 및 가전 시스템
US6507353B1 (en) * 1999-12-10 2003-01-14 Godot Huard Influencing virtual actors in an interactive environment
US6956576B1 (en) * 2000-05-16 2005-10-18 Sun Microsystems, Inc. Graphics system using sample masks for motion blur, depth of field, and transparency
US6873710B1 (en) * 2000-06-27 2005-03-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for tuning content of information presented to an audience

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8392939B2 (en) 2002-06-26 2013-03-05 Sony Corporation Audience state estimation system, audience state estimation method, and audience state estimation program
JP2005198828A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Seiko Epson Corp 生体情報解析装置、生体情報解析方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP4604494B2 (ja) * 2004-01-15 2011-01-05 セイコーエプソン株式会社 生体情報解析システム
WO2011086605A1 (ja) * 2010-01-15 2011-07-21 Shirasaki Kazuo 告別式支援システム、データベース、及び告別式支援方法
JPWO2011086605A1 (ja) * 2010-01-15 2013-05-16 和夫 白▲崎▼ 告別式支援システム、及び告別式支援方法
JP2016147011A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 日本電信電話株式会社 所定の空間における生体情報取得装置、生体情報取得方法及び生体情報取得プログラム
JP2016206372A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 日本電信電話株式会社 環境音伝送システム及び環境音伝送方法
JP2017134533A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 富士通株式会社 通信システムおよびウエアラブルデバイス
KR101900471B1 (ko) * 2017-03-23 2018-09-19 주식회사 아이티엑스엠투엠 반응 효과가 삽입된 방송 시스템
KR101900470B1 (ko) * 2017-03-23 2018-09-19 주식회사 아이티엑스엠투엠 자동 방송 시스템
JP2018158046A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社バンダイナムコエンターテインメント 操作制御システム、キャラクタ上映システム及びプログラム
JP2019032838A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 モーション デバイス インク. シミュレーション参加者のリアクション報奨方法および装置
JP2022164730A (ja) * 2019-03-13 2022-10-27 バルス株式会社 ライブ配信システムおよびライブ配信方法
JP7188831B2 (ja) 2019-03-13 2022-12-13 バルス株式会社 ライブ配信システムおよびライブ配信方法
WO2021059770A1 (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法、並びにプログラム
US11985365B2 (en) 2019-09-24 2024-05-14 Sony Group Corporation Information processing device, information processing system, and information processing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4432246B2 (ja) 2010-03-17
US20020073417A1 (en) 2002-06-13
US7555766B2 (en) 2009-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4432246B2 (ja) 観客状況判定装置、再生出力制御システム、観客状況判定方法、再生出力制御方法、記録媒体
JP4052556B2 (ja) 外部機器連動型コンテンツ生成装置、その方法及びそのプログラム
US7725203B2 (en) Enhancing perceptions of the sensory content of audio and audio-visual media
US20070011196A1 (en) Dynamic media rendering
JP4594308B2 (ja) ビジュアルコンテンツ信号表示装置及びビジュアルコンテンツ信号を表示する方法
US7610260B2 (en) Methods and apparatus for selecting and providing content data using content data status information
CN101536609A (zh) 响应音频信号控制光
US20120269360A1 (en) Large Scale Participatory Entertainment Systems For Generating Music Or Other Ordered, Discernible Sounds And/Or Displays Sequentially Responsive To Movement Detected At Venue Seating
Borchers et al. Personal orchestra: a real-time audio/video system for interactive conducting
JP2005094713A (ja) データ表示システム、データ表示方法、プログラムおよび記録媒体
JP2023053313A (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JPH10171481A (ja) 楽音再生装置
JP6487596B1 (ja) 使い勝手が良いカラオケ機器切替装置
JP7435119B2 (ja) 映像データ処理装置、映像配信システム、映像編集装置、映像データ処理方法、映像配信方法、及びプログラム
JP6631205B2 (ja) カラオケ装置、映像効果付与装置及び映像効果付与プログラム
JP3785078B2 (ja) 画面切替出力制御装置及びその方法と、画面切替出力制御プログラム及びそのプログラムの記録媒体
JP2016213667A (ja) 感覚提示装置
JP5876530B2 (ja) ディスプレイ装置、情報提示方法、および情報提示プログラム
JP5780258B2 (ja) 携帯端末装置、携帯端末用プログラム、サーバ、及び画像閲覧システム
JPH08115066A (ja) 広告映像再生装置
WO2023084933A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20080252786A1 (en) Systems and methods for creating displays
WO2023058330A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および記憶媒体
JP2023110358A (ja) 音声形成システム、端末装置
WO2023276279A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees