JP2002107471A - ばね部材が付勢するレバー装置を備えたクロノグラフ時計 - Google Patents

ばね部材が付勢するレバー装置を備えたクロノグラフ時計

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JP2002107471A
JP2002107471A JP2001247695A JP2001247695A JP2002107471A JP 2002107471 A JP2002107471 A JP 2002107471A JP 2001247695 A JP2001247695 A JP 2001247695A JP 2001247695 A JP2001247695 A JP 2001247695A JP 2002107471 A JP2002107471 A JP 2002107471A
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chronograph
lever
wheel
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hour
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JP2001247695A
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Katsuyoshi Takizawa
勝由 滝沢
Takeshi Takahashi
岳 高橋
Kouichirou Shigejiyou
幸一郎 重城
Norio Shibuya
紀夫 渋谷
Takeshi Tanaka
毅 田中
Katsuhisa Sakuma
勝久 佐久間
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のレバーを確実に連動させて、クロノグ
ラフ秒表示部材、クロノグラフ分表示部材及びクロノグ
ラフ時表示部材を帰零させることができるように構成さ
れたクロノグラフ時計を提供する。 【解決手段】 クロノグラフ時計のレバー装置は、地板
102の一方の側に回転可能に設けられた第1のレバー
部材756と、地板の他方の側に回転可能に設けられた
第2のレバー部材416とを備え、第1のレバー部材又
は第2のレバー部材のいずれか一方を付勢するばね部材
432を備え、ばね部材432のばね力により、第1の
レバー部材及び第2のレバー部材を連動させて付勢する
ように構成されている。レバー装置の作動によりクロノ
グラフ秒表示部材、クロノグラフ分表示部材及びクロノ
グラフ時表示部材を帰零させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロノグラフ時計
に関する。特に、本発明は、ばね部材が付勢するレバー
装置を備えたクロノグラフ時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロノグラフ時計においては、図
34に示すように、香箱車110が表輪列312を回転
させる。ぜんまい(図示せず)が香箱車110内に配置
され、クロノグラフ時計の動力源を構成する。秒クロノ
グラフ輪列316が表輪列312の回転により回転する
ように組み込まれ、秒クロノグラフ輪列316に取付け
られたクロノグラフ秒針118により、1秒経過のよう
な「秒」の経過時間の計測結果を表示する。分クロノグ
ラフ輪列322が秒クロノグラフ輪列316の回転によ
り回転するように組み込まれ、分クロノグラフ輪列32
2に取付けられたクロノグラフ分針124により、1分
経過のような「分」の経過時間の計測結果を表示する。
秒クロノグラフ輪列316から分クロノグラフ輪列32
2への回転の伝達は、揺動車(図示せず)を介して行う
ように構成されている。
【0003】香箱かな912が香箱車スリップ機構91
0を介して香箱車110に取付けられている。時クロノ
グラフ中間車914が香箱かな912の回転により回転
するように組み込まれる。時クロノグラフ歯車916が
時クロノグラフ中間車914の回転により回転するよう
に組み込まれる。時クロノグラフ車真920が時クロノ
グラフスリップ機構918を介して時クロノグラフ歯車
916に取付けられ、時クロノグラフ車真920に取付
けられたクロノグラフ時針128により、1時間経過の
ような「時」の経過時間の計測結果を表示する。例え
ば、特開昭50−9463号公報及び特開昭50−94
64号公報に、従来のクロノグラフ時計の構成が開示さ
れている。
【0004】また、従来のクロノグラフ時計において
は、クロノグラフ時計をスタート/ストップさせるボタ
ンを押すときに、このボタンによって作動する作動レバ
ーを用いている。そして、この作動レバーを位置決めす
るのに線ばねを用い、作動レバーの一部を曲げて、この
曲げ部に線ばねを引っ掛けている。また、従来のクロノ
グラフ時計においては、リセットボタンを押してクロノ
グラフ針を復針させるときに、復針レバーを板ばねによ
って作動させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクロノ
グラフ時計では、複数のレバーを確実に連動させるのが
難しいという課題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、複数のレバーを確実に
連動させて、クロノグラフ秒表示部材、クロノグラフ分
表示部材及びクロノグラフ時表示部材を帰零させること
ができるように構成されたクロノグラフ時計を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、香箱車内に設けられたぜんまいを動力源
とするクロノグラフ時計において、クロノグラフ計測モ
ードにおいて、香箱車の回転に基づいて回転可能に設け
られたクロノグラフ車と、クロノグラフ車の回転に基づ
いて秒の経過時間の計測結果を表示するクロノグラフ秒
表示部材と、クロノグラフ車の回転に基づいて回転する
ように設けられた分クロノグラフ輪列と、分クロノグラ
フ輪列の回転に基づいて分の経過時間の計測結果を表示
するクロノグラフ分表示部材と、クロノグラフ車の回転
に基づいて回転するように設けられた時クロノグラフ輪
列と、時クロノグラフ輪列の回転に基づいて時の経過時
間の計測結果を表示するクロノグラフ時表示部材と、レ
バー装置とを備えるように構成した。
【0008】そして、前記レバー装置は、時計の基板を
構成する地板の表側又は裏側の一方の側に回転可能に設
けられた第1のレバー部材と、地板の表側又は裏側の他
方の側に回転可能に設けられた第2のレバー部材とを備
え、第1のレバー部材又は第2のレバー部材のいずれか
一方を付勢するばね部材を備え、ばね部材のばね力によ
り、第1のレバー部材及び第2のレバー部材を連動させ
て付勢するように構成されており、レバー装置の作動に
基づいてクロノグラフ秒表示部材、クロノグラフ分表示
部材及びクロノグラフ時表示部材を帰零させるように構
成されている。このように構成することにより、第1の
レバー部材及び第2のレバー部材を確実に連動させて、
クロノグラフ秒表示部材、クロノグラフ分表示部材及び
クロノグラフ時表示部材を帰零させることができる。
【0009】また、本発明は、クロノグラフ時計におい
て、レバー装置は、時計の基板を構成する地板の表側又
は裏側の一方の側に回転可能に設けられた第1のレバー
部材と、地板の表側又は裏側の他方の側に回転可能に設
けられた第2のレバー部材と、第2のレバー部材に係合
する第3のレバー部材とを備え、第3のレバー部材を付
勢するばね部材を備え、ばね部材のばね力により、第1
のレバー部材、第2のレバー部材及び第3のレバー部材
を連動させて付勢するように構成されており、レバー装
置の作動に基づいてクロノグラフ秒表示部材、クロノグ
ラフ分表示部材及びクロノグラフ時表示部材を帰零させ
るように構成されている。このように構成することによ
り、第1のレバー部材及び第2のレバー部材及び第3の
レバー部材を確実に連動させて、クロノグラフ秒表示部
材、クロノグラフ分表示部材及びクロノグラフ時表示部
材を帰零させることができる。
【0010】更に、本発明のクロノグラフ時計では、第
1のレバー部材と第2のレバー部材とは、地板の外周よ
り外側で連動可能に設けられるのが好ましい。この構成
により、時計のサイズを大きくすることなく、2つのレ
バー部材を確実に連動させることができる。
【0011】更に、本発明のクロノグラフ時計は、クロ
ノグラフ時計の基板を構成する地板と、地板の表側に設
けられ、秒の経過時間を計測するためのクロノグラフ車
と、地板の裏側に設けられ、分の経過時間を計測するた
めの分クロノグラフ輪列と、地板の裏側に設けられ、時
の経過時間を計測するための時クロノグラフ輪列と、ク
ロノグラフ車の回転により秒の経過時間の計測結果を表
示するクロノグラフ秒表示部材と、分クロノグラフ輪列
の回転により分の経過時間の計測結果を表示するクロノ
グラフ分表示部材と、時クロノグラフ輪列の回転により
時の経過時間の計測結果を表示するクロノグラフ時表示
部材と、クロノグラフ秒表示部材を帰零させるためのク
ロノグラフ秒表示部材帰零手段と、クロノグラフ分表示
部材を帰零させるためのクロノグラフ分表示部材帰零手
段と、クロノグラフ時表示部材を帰零させるためのクロ
ノグラフ時表示部材帰零手段と、レバー装置とを備える
ように構成した。そして、前記レバー装置は、時計の基
板を構成する地板の表側又は裏側の一方の側に回転可能
に設けられた第1のレバー部材と、地板の表側又は裏側
の他方の側に回転可能に設けられた第2のレバー部材と
を備え、第1のレバー部材又は第2のレバー部材のいず
れか一方を付勢するばね部材を備え、ばね部材のばね力
により、第1のレバー部材及び第2のレバー部材を連動
させて付勢するように構成されており、レバー装置の作
動に基づいて、クロノグラフ秒表示部材帰零手段、クロ
ノグラフ分表示部材帰零手段及びクロノグラフ時表示部
材帰零手段を作動させるように構成されている。更に、
本発明のクロノグラフ時計では、第1のレバー部材と第
2のレバー部材とは、地板の外周より外側で連動可能に
設けられるのが好ましい。このように構成することによ
り、第1のレバー部材及び第2のレバー部材を確実に連
動させ、このレバー装置の作動に基づいて、クロノグラ
フ秒表示部材帰零手段、クロノグラフ分表示部材帰零手
段及びクロノグラフ時表示部材帰零手段を作動させるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 (1)表輪列及びクロノグラフ輪列の構成 (1−1)クロノグラフ機構を作動させていない状態 図1を参照すると、本発明のクロノグラフ時計のムーブ
メント(機械体)100は、地板102を備えている。
ここで、地板102の両側のうちで、文字板104のあ
る方の側をムーブメントの「裏側」と称し、文字板10
4のある方の側と反対側をムーブメントの「表側」と称
する。そして、ムーブメントの「表側」に組み込まれる
輪列を「表輪列」と称し、ムーブメントの「裏側」に組
み込まれる輪列を「裏輪列」と称している。
【0013】また、時計の文字板の外周部分には、1か
ら12の数字が記載されていることが多く、従って、時
計の外周部分に沿う各方向をこの数字を用いて表現す
る。腕時計の場合、腕時計の上方向、上側をそれぞれ
「12時方向」、「12時側」と称し、腕時計の右方
向、右側をそれぞれ「3時方向」、「3時側」と称し、
腕時計の下方向、下側をそれぞれ「6時方向」、「6時
側」と称し、腕時計の左方向、左側をそれぞれ「9時方
向」、「9時側」と称する。同様に、文字板の2時目盛
に対応する方向、位置を「2時方向」、「2時位置」と
称し、文字板の4時目盛に対応する方向、位置を「4時
方向」、「4時位置」と称する。図1及び図4を参照す
ると、香箱車110内に設けられたぜんまい(図示せ
ず)がクロノグラフ時計の動力源を構成する。二番車1
30が香箱車110の回転に基づいて回転するように設
けられる。筒かな132が二番車130にはめ込まれ、
筒かな132に取付けられた分針134が「分」の表示
を行うように構成されている。三番車136が二番車1
30の回転に基づいて回転するように設けられる。三番
車136は三番受720及び地板102に、回転可能に
支持される。四番車114が三番車136の回転に基づ
いて回転するように設けられる。
【0014】てんぷ140が時計の調速装置を構成し、
アンクル142及びがんぎ車144が時計の脱進装置を
構成する。四番車114の回転は、てんぷ140、アン
クル142及びがんぎ車144によって制御される。二
番車130は1時間に1回回転するように設けられてい
る。日の裏車146が二番車130の回転に基づいて回
転するように設けられる。筒車148が、二番車130
の回転に基づいて12時間に1回回転するように設けら
れる。筒車148に取付けられた時針150が「時」の
表示を行うように構成されている。秒中間車152が四
番車114の回転に基づいて回転するように設けられ
る。秒車154が、秒中間車152の回転に基づいて1
分間に1回転、回転するように設けられる。秒車154
に取付けられた秒針156が「秒」の表示を行うように
構成されている。
【0015】四番車114の回転中心と、二番車130
の回転中心と、筒車148の回転中心は同一である。秒
車154の回転中心は二番車130の回転中心とは異な
る。すなわち、秒針156はいわゆる「小秒針」を構成
する。クロノグラフ車200が、クロノグラフ受202
及び二番受204に回転可能に組み込まれる。クロノグ
ラフ車200の回転中心と、二番車130の回転中心と
は同一である。四番車114はクロノグラフ車200の
一部分に組み込まれて回転するように構成される。クロ
ノグラフ秒針118がクロノグラフ車200に取付けら
れ、クロノグラフ車200の回転に基づいて秒の経過時
間の計測結果を表示するように構成されている。クロノ
グラフ秒針118はクロノグラフ秒表示部材であり、時
計針であってもよいし、円板や、キャラクターの手又は
足や、花又は星等の形態であってもよい。
【0016】回転錘210がクロノグラフ受202に回
転可能に組み込まれ、回転錘210の回転により自動巻
機構(図示せず)を介してぜんまい(図示せず)を巻き
上げるように構成されている。秒ハートカム220がク
ロノグラフ車200に固定され、クロノグラフ車200
と一体に回転するように構成される。秒ハートカム22
0に接触する秒クラッチばね222が、秒クラッチリン
グ224を四番車114の歯車上面に向かう方向に付勢
している。図1に示すように、クロノグラフ機構が作動
していない状態では、第1発停レバー740及び第2発
停レバー742は、秒クラッチリング224の外周斜面
部分に接触して、四番車114の歯車上面から秒クラッ
チリング224を離す。従って、クロノグラフ車200
は、秒クラッチばね222のばね力に抗して、四番車1
14から離れ、四番車114の回転により回転すること
はない。この構造においては、秒クラッチばね222及
び秒クラッチリング224は、クロノグラフ時計に設け
られた第1のクラッチ機構を構成する。
【0017】本発明のクロノグラフ時計は第1のクラッ
チ機構を有するので、秒ハートカム220を回転させる
ことにより、クロノグラフ秒針118を確実に帰零させ
ることができる。図2及び図4を参照すると、時分クロ
ノグラフ中間車(A)230が、クロノグラフ受202
及び香箱受232に回転可能に組み込まれ、クロノグラ
フ車200の回転に基づいて回転するように構成されて
いる。時分クロノグラフ中間車(B)234が、クロノ
グラフ受202及び第二輪列受236に回転可能に組み
込まれ、時分クロノグラフ中間車(A)230の回転に
基づいて回転するように構成されている。第二地板24
0が地板102の裏側、即ち地板102の文字板104
のある側に組み込まれ、第二輪列受236は、第二地板
240と文字板104との間に組み込まれる。
【0018】時分クロノグラフ中間車(B)234は時
分クロノグラフ中間歯車(B)234a及び時分クロノ
グラフ中間かな(B)234bを有し、時分クロノグラ
フ中間歯車(B)234aは地板102の表側に位置
し、時分クロノグラフ中間かな(B)234bは地板1
02の裏側に位置する。従って、時分クロノグラフ中間
車(B)234は、地板102の一部を貫通するように
組み込まれる。時分クロノグラフ中間歯車(B)234
aは、時分クロノグラフ中間車(B)の軸部234cに
スリップ可能に取付けられている。すなわち、時分クロ
ノグラフ中間車(B)234はスリップ機構を有する。
図2に示す本発明の実施の形態では、2つの時分クロノ
グラフ中間車230及び234を有している。このよう
な複数の時分クロノグラフ中間車を備えた構成において
は、時分クロノグラフ中間車のうちの1つにスリップ機
構を設けるのがよい。
【0019】時クロノグラフ伝え車(C)242が地板
102及び第二輪列受236に回転可能に組み込まれ、
時分クロノグラフ中間かな(B)234bの回転に基づ
いて回転するように構成されている。時クロノグラフ伝
え車(B)244が地板102及び第二輪列受236に
回転可能に組み込まれ、時クロノグラフ伝え車(C)2
42の回転に基づいて回転するように構成されている。
時クロノグラフ伝え車(A)246が地板102及び第
二輪列受236に回転可能に組み込まれ、時クロノグラ
フ伝え車(B)244の回転に基づいて回転するように
構成されている。時クロノグラフ車250が地板102
及び第二輪列受236に回転可能に組み込まれ、時クロ
ノグラフ伝え車(A)246の回転に基づいて回転する
ように構成されている。時クロノグラフ車250は時ク
ロノグラフ歯車250a、時クロノグラフ真250b及
び時ハートカム250cを有し、時クロノグラフ真25
0bと時ハートカム250cとは、一体に回転すること
ができるように構成されている。時クロノグラフ歯車2
50aは、時クラッチばね252により、時ハートカム
250cに押し付けられている。時クラッチばね252
は、第2のクラッチ機構を構成する。
【0020】クロノグラフ機構の作動中、時クロノグラ
フ真250b及び時ハートカム250cは、時クロノグ
ラフ歯車250aと一体に回転する。クロノグラフ時針
128が時クロノグラフ真250bに取付けられ、クロ
ノグラフ機構の作動中、例えば、「1時間」のような
「時」の経過時間の計測結果を表示するように構成され
る。クロノグラフ時針128はクロノグラフ時表示部材
であり、時計針であってもよいし、円板や、キャラクタ
ーの手又は足や、花又は星等の形態であってもよい。本
発明のクロノグラフ時計は第2のクラッチ機構を有する
ので、時ハートカム250cを回転させることにより、
クロノグラフ時針128を確実に帰零させることができ
る。
【0021】図3及び図4を参照すると、分クロノグラ
フ中間車258が地板102及び第二輪列受236に回
転可能に組み込まれ、時分クロノグラフ中間かな(B)
234bの回転に基づいて回転するように構成されてい
る。分クロノグラフ車260が第二地板240及び第二
輪列受236に回転可能に組み込まれ、分クロノグラフ
中間車258の回転に基づいて回転するように構成され
ている。分クロノグラフ車260は分クロノグラフ歯車
260a、分クロノグラフ真260b及び分ハートカム
260cを有し、分クロノグラフ真260bと分ハート
カム260cとは、一体に回転することができるように
構成されている。分クロノグラフ歯車260aは、分ク
ラッチばね262により、分ハートカム260cに押し
付けられている。分クラッチばね262は、第3のクラ
ッチ機構を構成する。
【0022】クロノグラフ機構の作動中、分クロノグラ
フ真260b及び分ハートカム260cは、分クロノグ
ラフ歯車260aと一体に回転する。クロノグラフ分針
124が分クロノグラフ真260bに取付けられ、クロ
ノグラフ機構の作動中、例えば、「1分間」のような
「分」の経過時間の計測結果を表示するように構成され
る。クロノグラフ分針124はクロノグラフ分表示部材
であり、時計針であってもよいし、円板や、キャラクタ
ーの手又は足や、花又は星等の形態であってもよい。本
発明のクロノグラフ時計は第3のクラッチ機構を有する
ので、分ハートカム260cを回転させることにより、
クロノグラフ分針124を確実に帰零させることができ
る。
【0023】好ましくは、日車270が日車押さえ27
2によって第二輪列受236に回転可能に組み込まれ、
「日」の表示を行うように構成される。日車270は、
カレンダ送り機構(図示せず)によって作動される。 (1−2)クロノグラフ機構を作動させている状態 図6から図8を参照すると、クロノグラフ時計をクロノ
グラフ計測モードに設定して、クロノグラフのクロノグ
ラフ機構が作動中であるときには、秒ハートカム220
はクロノグラフ車200と一体に回転することができ
る。秒ハートカム220に接触する秒クラッチばね22
2が、秒クラッチリング224の下面をを四番車114
の歯車上面に押し付ける。従って、クロノグラフ車20
0は、秒クラッチばね222のばね力により、四番車1
14と一体となって回転することができる。
【0024】クロノグラフ車200の回転により、時分
クロノグラフ中間車(A)230の回転を介して時分ク
ロノグラフ中間車(B)234が回転する。時分クロノ
グラフ中間歯車(B)234aは、2つのばね性をもっ
たブリッジ部234fを有し、このブリッジ部234f
の間に時分クロノグラフ中間車(B)234の上軸部2
34gが組み込まれている。従って、ブリッジ部234
fと上軸部234gとは、互いにスリップすることがで
きる。時分クロノグラフ中間車(B)234の回転によ
り、時クロノグラフ伝え車(C)242及び分クロノグ
ラフ中間車258が回転する。時クロノグラフ伝え車
(C)242の回転により、時クロノグラフ伝え車
(B)244及び時クロノグラフ伝え車(A)246の
回転を介して時クロノグラフ車250が回転する。
【0025】同時に、分クロノグラフ中間車258の回
転により、分クロノグラフ車260が回転する。本発明
のクロノグラフ時計をこのように構成することにより、
「秒」、「分」、「時」を計測して、この経過時間の計
測結果をクロノグラフ秒針118、クロノグラフ分針1
24、クロノグラフ時針128により表示することがで
きる。本発明のクロノグラフ時計は、中間クロノグラフ
輪列の一部分にスリップ機構を有するので、秒ハートカ
ム220、時ハートカム250c、分ハートカム260
cを回転させることにより、クロノグラフ秒針118、
クロノグラフ分針124、クロノグラフ時針128を、
確実にほぼ同時に帰零させることができる。そして、こ
の針を帰零させる作動によって、クロノグラフ車、中間
クロノグラフ輪列、分クロノグラフ輪列及び時クロノグ
ラフ輪列を破損させるおそれは極めて少ない。
【0026】以上説明したように、本発明のクロノグラ
フ時計は、図5に示すように、クロノグラフ計測モード
において、香箱車110の回転に基づいて、表輪列31
2及び四番車114の回転を介して回転するように設け
られたクロノグラフ車200を備える。表輪列312に
は、二番車130及び三番車136が含まれる。クロノ
グラフ秒表示部材を構成するクロノグラフ秒針118
が、クロノグラフ車200の回転に基づいて秒の経過時
間の計測結果を表示する。クロノグラフ車200の回転
に基づいて、クロノグラフ中間車320の回転を介し
て、分クロノグラフ輪列322及び時クロノグラフ輪列
326が回転する。クロノグラフ中間車320には、時
分クロノグラフ中間車(A)230及び時分クロノグラ
フ中間車(B)234が含まれる。分クロノグラフ輪列
322には、分クロノグラフ中間車258及び分クロノ
グラフ車260が含まれる。時クロノグラフ輪列326
には、時クロノグラフ伝え車(C)242、時クロノグ
ラフ伝え車(B)244、時クロノグラフ伝え車(A)
246及び時クロノグラフ車250が含まれる。
【0027】クロノグラフ分表示部材を構成するクロノ
グラフ分針124が、分クロノグラフ輪列322の回転
に基づいて分の経過時間の計測結果を表示する。クロノ
グラフ時表示部材を構成するクロノグラフ時針128
が、時クロノグラフ輪列326の回転に基づいて時の経
過時間の計測結果を表示する。 (2)時クロノグラフ作動機構及び分クロノグラフ作動
機構の構造と作動 (2−1)クロノグラフ計測が作動する前の各部品の構
成 図9を参照すると、本発明のクロノグラフ時計の実施の
形態のムーブメント100の裏側には、時クロノグラフ
輪列及び分クロノグラフ輪列が配置されている。時クロ
ノグラフ輪列は、時クロノグラフ伝え車(C)242、
時クロノグラフ伝え車(B)244、時クロノグラフ伝
え車(A)246及び時クロノグラフ車250を含む。
分クロノグラフ輪列は、分クロノグラフ中間車258及
び分クロノグラフ車260を含む。
【0028】作動レバー414及び時復針伝達レバー
(A)416がムーブメント100の裏側に配置されて
いる。ムーブメントの2時方向には、スタート・ストッ
プボタン(図示せず)が設けられ、このスタート・スト
ップボタンを矢印410で指示する方向に押すことによ
り、作動レバー414を移動させることができるように
構成されている。また、ムーブメントの4時方向には、
リセットボタン(図示せず)が設けられ、このリセット
ボタンを矢印412で指示する方向に押すことにより、
時復針伝達レバー(A)416を移動させることができ
るように構成されている。作動カム420が作動カム組
込みピン422を回転中心として回転可能に設けられ、
作動カム位置決めピン424を有する。作動カムジャン
パ426は作動カム位置決め山形部426a及び426
bを有する。作動カム位置決め山形部426a及び42
6bは、弾性変形可能な作動カムジャンパのばね部42
6cの先端部に近い部分に設けられている。
【0029】作動カム位置決め山形部426a及び42
6bは作動カム位置決めピン424と係合する。図9に
示す状態は、作動カム位置決めピン424が作動カム位
置決め山形部426aによって位置決めされている状態
である。図9に示す状態において、スタート・ストップ
ボタンを押すことにより、作動レバー414を移動さ
せ、作動レバー414の移動により作動カム420が回
転し、作動カム位置決めピン424は作動カム位置決め
山形部426bに係合する。このようにして、スタート
・ストップボタンを押すことにより、作動カム420
は、分クロノグラフ作動機構及び時クロノグラフ作動機
構を、図9に示す停止状態から、図10に示す作動状態
に切り換えさせる。時復針伝達レバー(B)430が、
時復針伝達レバーピン(B)430pを回転中心として
回転可能に設けられる。時復針伝達レバー(B)430
は、時復針伝達レバー(A)416と係合する第1の係
合部(A)430aと、第2の係合部(B)430bと
を有する。
【0030】時復針レバー440がほぼ直線に沿って運
動することができるように設けられる。時復針レバー4
40の位置決め案内部440aが係合部(B)430b
と係合している。時復針レバー440は2つの長穴44
0c及び440dを有する。長穴440cは時復針レバ
ーピン442に案内され、長穴440dは時復針レバー
ピン444に案内されている。時復針レバー440を移
動させるための時復針レバー駆動車450及び452
が、回転可能に設けられている。時復針レバー駆動車4
50を一定の方向に回転させるための時復針レバー駆動
車ばね454と、時復針レバー駆動車452を一定の方
向に回転させるための時復針レバー駆動車ばね456と
が設けられる。時復針レバー駆動車450は、時復針レ
バー駆動車ばね454のばね力により、反時計回りに回
転する方向に付勢されている。時復針レバー駆動車45
2は、時復針レバー駆動車ばね456のばね力により、
反時計回りに回転する方向に付勢されている。従って、
時復針レバー440は図9に矢印458で指示する方向
に移動するような力を受けている。
【0031】図9に示す状態では、時復針レバー440
に設けられた時ハートカム帰零部440hが時ハートカ
ム250cに係合して、これを帰零させ、同時に、時復
針レバー440に設けられた分ハートカム帰零部440
mが分ハートカム260cに係合して、これを帰零させ
ている。この状態において、作動カム420に設けられ
た時復針レバー作動ピン460が、時復針レバー440
の一部分に接触してない。 (2−2)クロノグラフ計測開始時の作動 次に、図10を参照すると、ムーブメントの2時方向に
あるスタート・ストップボタンを矢印410の方向に押
す。このようにして、クロノグラフ時計をクロノグラフ
計測モードに設定したときには、作動レバー414の移
動により作動カム420が反時計回り方向に回転して、
作動カム位置決めピン424は作動カム位置決め山形部
426bに係合する。このときに、作動カム420に設
けられた時復針レバー作動ピン460も反時計回り方向
に回転して、時復針レバー440は図10に矢印470
で指示する方向に移動する。時復針伝達レバー(B)4
30の係合部(B)430bは、時復針レバー440の
谷部440bと噛み合う。時復針伝達レバー(B)43
0は、後述するように、復針伝達レバーばね432によ
って、反時計回りに回転する方向に付勢されている。
【0032】この状態では、時復針レバー440に設け
られた時ハートカム帰零部440hが時ハートカム25
0cから離れ、同時に、時復針レバー440に設けられ
た分ハートカム帰零部440mが分ハートカム260c
から離れる。 (2−3)クロノグラフ計測中の作動 次に、図11を参照すると、図11は、スタート・スト
ップボタンを押した後、作動レバーがもとの位置に戻っ
た状態を示す。作動カム位置決めピン424は作動カム
位置決め山形部426bに係合したままであり、時復針
レバー作動ピン460が時復針レバー440の位置を決
めているので、時復針レバー440は時ハートカム25
0c及び分ハートカム260cから離れた位置に保持さ
れている。
【0033】この状態で、クロノグラフ車200が回転
することより、時分クロノグラフ中間車(A)230が
回転し、更に、時クロノグラフ輪列及び分クロノグラフ
輪列が回転して、クロノグラフの作動を行う。すなわ
ち、クロノグラフ車200が回転することより、時分ク
ロノグラフ中間車(A)230の回転を介して時分クロ
ノグラフ中間車(B)234が回転する。時分クロノグ
ラフ中間車(B)234の回転により、時クロノグラフ
伝え車(C)242及び分クロノグラフ中間車258が
回転する。時クロノグラフ伝え車(C)242の回転に
より、時クロノグラフ伝え車(B)244及び時クロノ
グラフ伝え車(A)246の回転を介して時クロノグラ
フ車250が回転する。分クロノグラフ中間車258の
回転により、分クロノグラフ車260が回転する。
【0034】従って、上記のように構成したクロノグラ
フ機構により、「時」、「分」及び「秒」を計測するこ
とができる。 (2−4)クロノグラフ計測を停止させるときの作動 次に、図12を参照すると、ムーブメントの2時方向に
あるスタート・ストップボタンを矢印410の方向に押
す。作動レバー414の移動により作動カム420が時
計回り方向に回転して、作動カム位置決めピン424は
作動カム位置決め山形部426aに係合する。このとき
に、作動カム420に設けられた時復針レバー作動ピン
460も時計回り方向に回転して、時復針レバー作動ピ
ン460は時復針レバー440から離れる。このように
して、クロノグラフ時計をクロノグラフ計測モードから
クロノグラフ停止モードに変更させる。 (2−5)クロノグラフ計測を停止させたときの各部品
の構成 また、図13を参照すると、図13は、スタート・スト
ップボタンを押した後、作動レバー414がもとの位置
に戻った状態を示す。作動カム位置決めピン424は作
動カム位置決め山形部426aに係合したままである。
時復針伝達レバー(B)430はの係合部(B)430
bは、時復針レバー440の谷部440bと噛み合った
ままであり、時復針レバー440は移動しない。
【0035】この状態では、時復針レバー440に設け
られた時ハートカム帰零部440hが時ハートカム25
0cから離れたままに保持され、時復針レバー440に
設けられた分ハートカム帰零部440mも分ハートカム
260cから離れたままに保持される。また、作動レバ
ー414が移動することにより、作動カム420が作動
カム組込みピン422を回転中心として時計回り方向に
回転する。その結果、ムーブメントの表側に設けられ
た、後述する発停機構によって、クロノグラフ車200
が回転しないようにされる。その結果、時クロノグラフ
車250及び分クロノグラフ車260の回転は停止し、
クロノグラフ機構による経過時間の計測機能は停止す
る。
【0036】従って、この状態では、クロノグラフ秒針
118、クロノグラフ分針124、クロノグラフ時針1
28は、スタート時点からの経過時間の「秒」、
「分」、「時」をそれぞれ表示した状態で停止する。 (2−6)リセット作動 図13を参照すると、ムーブメントの4時方向にあるリ
セットボタン(図示せず)を矢印412で指示する方向
に押すことにより、時復針伝達レバー(A)416を、
時復針伝達レバーピン(A)416pを中心として、時
計回り方向に回転させる。時復針伝達レバー(A)41
6の作動端部416aが時復針伝達レバー(B)430
の第1の係合部(A)430aを押し、時復針伝達レバ
ー(B)430を時復針伝達レバーピン(B)430p
を中心として、時計回り方向に回転させる。すると、時
復針伝達レバー(B)430の第2の係合部(B)43
0bと時復針レバー440の谷部440bとの噛み合い
が外れる。すると、図14に示すように、時復針レバー
440は、時復針レバー駆動車450及び452から受
ける力によって、矢印458で指示する方向に移動す
る。
【0037】その結果、時復針レバー440に設けられ
た時ハートカム帰零部440hが時ハートカム250c
に係合して、これを帰零させ、同時に、時復針レバー4
40に設けられた分ハートカム帰零部440mが分ハー
トカム260cに係合して、これを帰零させる。同時
に、後述するように、秒ハートカムも帰零される。従っ
て、このリセット作動の結果、クロノグラフ秒針11
8、クロノグラフ分針124、クロノグラフ時針128
は、クロノグラフ機構の作動開始前の「零位置」に戻っ
て停止する。 (3)作動レバーの構成及びその作動 図15及び図16を参照すると、本発明のクロノグラフ
時計に用いる作動レバー414は、作動レバー(A)5
10と作動レバー(B)512とを有する。作動レバー
(A)510はベース部510aと、ボタン作動入力部
510bを有し、ボタン作動入力部510bはベース部
510aに対してほぼ直角に設けられている。スタート
・ストップボタンを押すと、この力はボタン作動入力部
510bに加わるように構成される。2つの長穴510
c及び510dがベース部510aに設けられる。作動
レバー414は、この長穴510c及び510dによっ
て、ほぼ直線に沿って運動することができるように設け
られる。
【0038】作動レバー(B)512は、作動レバーピ
ン(B)514を回転中心として回転可能に、ベース部
510aに取付けられる。作動レバー(B)512は、
位置決め案内部512aと、作動カム420に係合する
作動カム係合部512bとを有する。作動レバーばね5
16が、ピン518及び520によってベース部510
aに取付けられる。作動レバーばね516は、ばね部5
16aと、ばね部516aの先端部に設けられた規正部
516bとを有する。規正部516bは位置決め案内部
512aに係合して、作動レバー(B)512の位置決
めを行うように構成される。従って、作動レバー(B)
512は作動レバーピン(B)514を回転中心として
回転することができるが、作動レバー(B)512の作
動カム係合部512bの初期位置は作動レバーばね51
6によって決められている。
【0039】このような構成により、作動レバー(B)
512の位置決めが容易になり、作動レバー414の組
立及び調整は簡単である。更に、図17及び図18を参
照すると、作動レバー(B)512は、作動レバーつば
ピン(B)524を回転中心として回転可能に、ベース
部510aに取付けられる。作動レバーつばピン(B)
524はつば部524aを有し、このつば部524a
は、作動レバーばね516の規正部516bと作動レバ
ー(B)512の位置決め案内部512aとの間の係合
が外れるのを阻止する。作動レバーつばピン(B)52
4のつば部524aの下面とベース部510aの上面と
の間の距離は、作動レバーばね516の厚さより大き
く、かつ、作動レバー(B)512の厚さより大きくな
るように構成されている。従って、作動レバー(B)5
12は回転することができ、作動レバーばね516の規
正部516bは、確実に作動レバー(B)512の位置
決め案内部512aを規正することができる。
【0040】このような構成により、作動レバーばね5
16の規正部516bが作動レバー(B)512の位置
決め案内部512aから外れるおそれはなく、作動レバ
ーばね516の作動は安定する。 (4)時復針レバーの構成及びその作動 図19及び図20を参照すると、クロノグラフ機構が作
動していないリセット状態においては、時復針レバー4
40の長穴440cは、第二地板240に設けられた時
復針レバーピン442に案内され、時復針レバー440
の長穴440dは、第二地板240に設けられた時復針
レバーピン444に案内されている。時復針レバー駆動
車450及び452が、第二地板240と第二輪列受2
36との間に回転可能に設けられ、ねじ570によっ
て、あがきをもった状態で取付けられている。時復針レ
バー駆動車ばね454及び456は、円弧の一部分に近
い形状の線ばねで形成される。時復針レバー駆動車ばね
454の第1の端部454aは第二地板240の案内穴
240gに入り、第2の端部454bは時復針レバー駆
動車450の案内穴450gに入っている。時復針レバ
ー駆動車ばね456の第1の端部456aは第二地板2
40の案内穴240hに入り、第2の端部456bは時
復針レバー駆動車452の案内穴452hに入ってい
る。
【0041】時復針レバー駆動車450に設けられたピ
ン450fが時復針レバー440の穴440fに入り、
時復針レバー駆動車452に設けられたピン452fが
時復針レバー440の穴440gに入っている。従っ
て、時復針レバー440は、図19に矢印458で指示
する方向に移動するような力を受けている。図19に示
す状態では、時復針レバー440に設けられた時ハート
カム帰零部440hが時ハートカム250cに係合し
て、これを帰零させ、同時に、時復針レバー440に設
けられた分ハートカム帰零部440mが分ハートカム2
60cに係合して、これを帰零させている。図21を参
照すると、クロノグラフ機構が作動している状態におい
ては、時復針レバー440は、図19に矢印470で指
示する方向に移動している。時復針レバー440に設け
られた時ハートカム帰零部440hが時ハートカム25
0cから離れ、同時に、時復針レバー440に設けられ
た分ハートカム帰零部440mが分ハートカム260c
から離れた状態で保持される。
【0042】この状態では、時復針レバー駆動車ばね4
54及び456は変形し、時復針レバー駆動車450及
び452を反時計回りに回転させる方向に付勢する。 (5)秒クロノグラフ機構の構成及びその作動 (5−1)クロノグラフ機構を作動させている状態 図22及び図23を参照すると、作動カムピン710が
地板102の裏側から地板102の表側に向かって延び
て、作動カム420に設けられる。作動カムピン710
は地板102の外周より外側に設けられ、地板102の
外周より外側で移動可能に設けられる。この構成によ
り、地板102に貫通穴を設ける必要はない。従って、
クロノグラフ機構を備えていないムーブメントにクロノ
グラフ機構を搭載する場合に、すでに地板に組み込まれ
ている部品に影響を与えることなく、クロノグラフ機構
を追加して搭載することができる。
【0043】作動レバーピン(C)724が三番受72
0に設けられる。作動レバー(C)722が、作動レバ
ーピン(C)724を回転中心として回転可能に、三番
受720とクロノグラフ受202との間に設けられる。
作動レバー(C)722は、長穴722aを有し、作動
カムピン710の先端に近い部分710aがこの長穴7
22aに入る。長穴722aは、作動レバーピン(C)
724から遠い方の第1長穴円弧部722bと、作動レ
バーピン(C)724に近い方の第1長穴円弧部722
cとを有する。クロノグラフ機構を作動させている状態
では、図22に示すように、作動カムピン710の先端
に近い部分710aは、第1長穴円弧部722bに近い
位置にある。
【0044】三番受720が地板102の表側に設けら
れる。第1発停レバーピン732及び第2発停レバーピ
ン734が一番受730に設けられる。第1発停レバー
740が、第1発停レバーピン732を回転中心として
回転可能に、三番受720にに設けられる。第2発停レ
バー742が、第2発停レバーピン734を回転中心と
して回転可能に、三番受720に設けられる。第2発停
レバー742はばね部742aを有し、このばね部74
2aのばね力により、第2発停レバー742は時計回り
の方向に回転するように付勢されている。第2発停レバ
ー742の第2発停レバー連動部742bが、第1発停
レバー740の第1発停レバー連動部740bと係合す
る。従って、第1発停レバー740は、第2発停レバー
742のばね部742aのばね力により、第1発停レバ
ー740は反時計回りの方向に回転するように付勢され
ている。
【0045】第1発停レバー740の第1発停レバー位
置決め部740cが、作動レバー(C)722の作動レ
バー位置決め部722dと係合する。作動レバーピン
(C)724を回転中心とする作動レバー(C)722
の回転方向の位置は、作動カムピン710の先端に近い
部分710aと長穴722cとの嵌め合いによって決ま
っているので、その結果、第1発停レバーピン732を
回転中心とする第1発停レバー740の回転方向の位置
も決まる。同様に、第2発停レバーピン734を回転中
心とする第2発停レバー742の回転方向の位置も決ま
る。この状態では、図7に示すように、第1発停レバー
740のクラッチ作動部740fは秒クラッチリング2
24に接触していない。同様に、第2発停レバー742
のクラッチ作動部742fも、図7に示すように、秒ク
ラッチリング224に接触していない。従って、秒クラ
ッチリング224は秒クラッチばね222のばね力を受
けて四番車114に接触し、四番車114の回転によ
り、クロノグラフ車200は回転する。
【0046】この状態で、クロノグラフ車200が回転
することより、時分クロノグラフ中間車(A)が回転
し、更に、時クロノグラフ輪列及び分クロノグラフ輪列
が回転して、クロノグラフの作動を行う。従って、上記
のように構成したクロノグラフ機構により、「時」、
「分」及び「秒」を計測することができる。復針レバー
750が復針レバーピン752を回転中心として回転可
能に設けられる。復針レバー750のハートカム帰零部
750aは、秒ハートカム220から離れている。復針
レバー750は、復針レバーばね(図示せず)により、
反時計回りの方向に回転するように付勢されている。復
針レバー750の回転方向の位置は、復針レバー750
の一部分が作動レバー(C)722に当たることにより
決められている。
【0047】復針伝達レバー756が復針伝達レバーピ
ン758を回転中心として回転可能に設けられる。 (5−2)クロノグラフ機構を停止させた状態 クロノグラフ機構を停止させた状態では、図24に示す
ように、作動カムピン710の先端に近い部分710a
は、第2長穴円弧部722cに近い位置にある。この状
態では、第1発停レバー740のクラッチ作動部740
fは秒クラッチリング224に接触し、同時に、第2発
停レバー742のクラッチ作動部742fも秒クラッチ
リング224に接触する。従って、秒クラッチリング2
24は四番車114から離れ、四番車114が回転して
も、クロノグラフ車200は回転しない。
【0048】作動レバー(C)722に長穴722aを
設けた構成により、第1発停レバー740のクラッチ作
動部740fの位置と、第2発停レバー742のクラッ
チ作動部742fとを正確に決めることができる。この
とき、復針レバー750のハートカム帰零部750a
は、秒ハートカム220から離れたままである。この状
態で、クロノグラフ車200が停止することより、時分
クロノグラフ中間車(A)も停止し、更に、時クロノグ
ラフ輪列及び分クロノグラフ輪列も停止する。その結
果、クロノグラフ秒針118、クロノグラフ分針12
4、クロノグラフ時針128は、スタート時点からの経
過時間の「秒」、「分」、「時」をそれぞれ表示した状
態で停止する。従って、上記のように構成したクロノグ
ラフ機構により、「時」、「分」及び「秒」の経過時間
の計測結果を読み取ることができる。 (5−3)クロノグラフ機構をリセットさせる作動 クロノグラフの作動を停止させた状態で、リセットボタ
ン(図示せず)を押して、復針伝達レバーピン758を
回転中心として復針伝達レバー756を時計回りの方向
に回転させる。すると、復針レバー750が復針伝達レ
バー756に係合して、復針レバーピン752を回転中
心として時計回り方向に回転する。復針レバー750の
ハートカム帰零部750aは、秒ハートカム220に接
触し、秒ハートカム220を帰零させる。
【0049】このとき、ムーブメントの裏側において、
前述したように、時復針レバー440に設けられた時ハ
ートカム帰零部440hが時ハートカム250cに係合
して、これを帰零させ、同時に、時復針レバー440に
設けられた分ハートカム帰零部440mが分ハートカム
260cに係合して、これを帰零させる。従って、この
リセット状態では、クロノグラフ秒針118、クロノグ
ラフ分針124、クロノグラフ時針128は、クロノグ
ラフ機構の作動開始前の「零位置」に戻って停止する。 (6)復針伝達レバーと時復針伝達レバー(A)の構成
とその作動 図26及び図27を参照すると、時復針伝達レバー
(A)416は、時復針伝達レバーピン(A)416p
に組み込まれる時復針伝達レバー平面部416tとほぼ
垂直な時復針伝達レバーボタン作動部416sとを有す
る。復針伝達レバー756は、復針伝達レバーピン75
8に組み込まれる復針伝達レバー平面部756tと、復
針伝達レバー平面部756tとほぼ垂直な復針伝達レバ
ーボタン作動部756sとを有する。時復針伝達レバー
ボタン作動部416sと復針伝達レバーボタン作動部7
56sは、ほぼ平行になるように構成されている。そし
て、時復針伝達レバーボタン作動部416sは、復針伝
達レバーボタン作動部756sよりも、ムーブメントの
内側に近い方に位置している。
【0050】時復針伝達レバーばね432が、時復針伝
達レバー(B)430を反時計回りに回転させる方向に
付勢している。時復針伝達レバーばね432を、コイル
ばねで構成するのがよい。時復針伝達レバーばね432
のばね力により、時復針伝達レバー(B)430を反時
計回りに回転させ、時復針伝達レバー(B)430と接
触している時復針伝達レバー(A)416を反時計回り
に回転させることができる。 時復針伝達レバー(A)
416が反時計回りに回転することにより、時復針伝達
レバーボタン作動部416sは復針伝達レバーボタン作
動部758sを押すので、復針伝達レバー756を反時
計回りに回転させることができる。このような本発明の
構成により、1つの戻しばねを設けることにより、3つ
のレバーに順次、戻し力を伝達させることができる。従
って、クロノグラフ時計の部品数を少なくすることがで
き、時計のサイズを小さくすることができる。 (7)クロノグラフ時計の作動の説明 (7−1)クロノグラフ機構を作動させていない状態 図28を参照すると、クロノグラフ機構を作動させてい
ない状態においては、時針150は、現在の時刻のうち
の「時」を示し、分針134は、現在の時刻のうちの
「分」を示し、秒針156は、現在の時刻のうちの
「秒」を示している。図28に示すクロノグラフ時計
は、「10時8分12秒」から「10時8分13秒」の
中間の時刻を表示している。
【0051】この状態で、クロノグラフ時針128は、
「12」を指示した位置で停止し、クロノグラフ分針1
24は、「30」を指示した位置で停止し、クロノグラ
フ秒針118は、時計の12時方向、即ち、「60」を
指示した位置で停止している。クロノグラフ秒針118
は、1分間に1回転するように構成され、クロノグラフ
秒針118に対応するクロノグラフ秒目盛810は、時
計の外周に沿って、即ち、クロノグラフ秒針118の先
端の回転軌跡に沿って、「5」、「10」、「15」・
・・「50」、「55」及び「60」が設けられてい
る。クロノグラフ時計を、いわゆる「10振動」の時計
となるように構成するのがよい。「10振動」とは、て
んぷが1時間に36000振りするような構成をいう。
ここで、「振り」とは、てんぷが1つの方向に回転する
状態を示し、てんぷは「2振り」でもとの位置に戻る。
すなわち、てんぷは1秒間に10振りし、1秒間で5往
復するように振動する。
【0052】このように構成することにより、「1/1
0秒」単位でクロノグラフ計測をすることができるクロ
ノグラフ時計を実現することができる。この構成では、
クロノグラフ秒目盛810を、「1/10秒」ごとに設
けるか、或いは、クロノグラフ秒目盛810を、「1/
5秒」ごとに設けるのがよい。クロノグラフ時計を、い
わゆる「5.5振動」、「6振動」又は「8振動」の時
計となるように構成してもよい。これらの構成では、ク
ロノグラフ秒目盛810を、振動の数に合わせて設定
し、輪列の歯数も振動の数に合わせて設定する。このよ
うに構成することにより、更に高い精度のクロノグラフ
時計を実現することができる。クロノグラフ分針124
は、30分間に1回転するように構成され、クロノグラ
フ分針124に対応するクロノグラフ分目盛812は、
クロノグラフ分針124の先端の回転軌跡に沿って、
「5」、「10」、「15」、「20」、「25」及び
「30」が設けられている。クロノグラフ分針124
は、60分間に1回転するように構成してもよい。
【0053】クロノグラフ時針128は、12時間に1
回転するように構成され、クロノグラフ時針128に対
応するクロノグラフ時目盛814は、クロノグラフ時針
128の先端の回転軌跡に沿って、「1」、「2」、
「3」・・・「11」及び「12」が設けられている。
クロノグラフ時針128は、24時間に1回転するよう
に構成してもよい。日車270の日文字820が現在の
日付を表示している。図28に示すクロノグラフ時計
は、「5日」を表示している。 (7−2)クロノグラフ機構を作動させている状態 図28に示す状態で、クロノグラフ時計の2時方向にあ
るスタート・ストップボタン830を押す。
【0054】今、図29を参照すると、スタート・スト
ップボタン830の作動により、作動レバー414が移
動し、作動カム420が反時計回り方向に回転して、作
動カム位置決めピン424は作動カムジャンパ426の
作動カム位置決め山形部426bに係合する。作動カム
420に設けられている作動カムピン710が移動する
ことにより、作動レバー(C)722を回転させる。作
動レバー(C)722が回転すると、作動レバー(C)
722は、第1発停レバー740に力を与えない状態に
なる。従って、第2発停レバー742のばね部742の
ばね力により、第2発停レバー742及び第1発停レバ
ー740は、秒クラッチリング224から離れた位置に
保持される。その結果、秒クラッチばね222のばね力
により、秒クラッチリング224は四番車114に接触
し、四番車114の回転により、クロノグラフ輪列が回
転する。
【0055】図30を参照すると、クロノグラフ時針1
28は、クロノグラフ時目盛814の「1」と「2」の
間を指示しつつ回転を続け、クロノグラフ分針124
は、クロノグラフ分目盛812の「22」を指示しつつ
回転を続け、クロノグラフ秒針118は、クロノグラフ
秒目盛810の「16」と「17」の間を指示しつつ回
転を続けている。すなわち、クロノグラフ時計の計測
は、この瞬間に、「1時間22分16秒7」を経過して
いる状態である。 (7−3)クロノグラフ機構を停止させた状態 図30に示す状態で、クロノグラフ時計の2時方向にあ
るスタート・ストップボタン830を、もう1回押す。
【0056】今、図31を参照すると、スタート・スト
ップボタン830の作動により、作動レバー414が移
動し、作動カム420が時計回り方向に回転して、作動
カム位置決めピン424は作動カム位置決め山形部42
6aに係合する。作動カム420に設けられている作動
カムピン710が移動することにより、作動レバー
(C)722を回転させる。作動レバー(C)722が
回転すると、作動レバー(C)722は、第1発停レバ
ー740に力を与える。従って、第1発停レバー740
の回転により、第2発停レバー742及び第1発停レバ
ー740は、秒クラッチリング224に接触し、秒クラ
ッチリング224は四番車114から離れる。その結
果、四番車114が回転しても、クロノグラフ輪列は回
転しない。従って、クロノグラフ輪列の回転は、第2発
停レバー742及び第1発停レバー740により規正さ
れる。 (7−4)リセットの作動 図32を参照すると、リセットボタン840を押して、
復針伝達レバー756を回転させる。すると、復針伝達
レバー756が回転することにより、復針伝達レバー7
56に係合した復針レバー750が回転する。復針レバ
ーばね760は復針レバー750を付勢している。復針
レバー750のハートカム帰零部750aにより、秒ハ
ートカム220を帰零させる。
【0057】そして、リセットボタン840の作動によ
り、時復針伝達レバー(A)416が回転し、時復針伝
達レバー(A)416の回転により、時復針伝達レバー
(B)430が回転する。その結果、時復針レバー44
0が作動して、時ハートカム250c及び分ハートカム
260cを帰零させる。ここで、時復針レバー440
は、第二地板240に設けられた時復針レバーピン44
2、444に案内されて移動する。時復針レバー駆動車
450、452は、時復針レバー駆動車ばね450、4
52により付勢されている。従って、このリセット作動
の結果、図33に示すように、クロノグラフ秒針11
8、クロノグラフ分針124、クロノグラフ時針128
は、クロノグラフ機構の作動開始前の「零位置」に戻っ
て停止する。
【0058】
【発明の効果】本発明のクロノグラフ時計では、複数の
レバーを確実に連動させて、クロノグラフ秒表示部材、
クロノグラフ分表示部材及びクロノグラフ時表示部材を
帰零させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態におい
て、クロノグラフ機構を作動させていない状態におけ
る、三番車及び四番車から秒車の部分を示す部分断面図
である。
【図2】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態におい
て、クロノグラフ機構を作動させていない状態におけ
る、クロノグラフ車から時クロノグラフ輪列を示す部分
断面図である。
【図3】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態におい
て、クロノグラフ機構を作動させていない状態におけ
る、時分クロノグラフ中間車(B)から分クロノグラフ
輪列を示す部分断面図である。
【図4】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態の輪列
構成を示す機能ブロック図である。
【図5】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態の輪列
構成を示す概略機能ブロック図である。
【図6】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態におい
て、クロノグラフ機構を作動させている状態における作
動を説明するための概略平面図である。
【図7】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態におい
て、クロノグラフ機構を作動させている状態における、
三番車及び四番車から秒車の部分を示す部分断面図であ
る。
【図8】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態におい
て、クロノグラフ機構を作動させている状態における、
クロノグラフ車から時クロノグラフ輪列を示す部分断面
図である。
【図9】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態におい
て、クロノグラフ機構を停止させた状態における、ムー
ブメント裏側の時クロノグラフ作動機構及び分クロノグ
ラフ作動機構を示す概略平面図である。
【図10】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、スタート・ストップボタンを押した状態におけ
る、ムーブメント裏側の時クロノグラフ作動機構及び分
クロノグラフ作動機構を示す概略平面図である。
【図11】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、スタート・ストップボタンを押した後、作動レバ
ーがもとの位置に戻り、クロノグラフ機構を作動させて
いる状態における、ムーブメント裏側の時クロノグラフ
作動機構及び分クロノグラフ作動機構を示す概略平面図
である。
【図12】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構の作動中に、スタート・ストッ
プボタンを押して、クロノグラフ機構を停止させた状態
における、ムーブメント裏側の時クロノグラフ作動機構
及び分クロノグラフ作動機構を示す概略平面図である。
【図13】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構を停止させた状態で、リセット
ボタンを押したときの、ムーブメント裏側の時クロノグ
ラフ作動機構及び分クロノグラフ作動機構を示す概略平
面図である。
【図14】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、リセットボタンを押して、時ハートカム及び分ハ
ートカムを帰零させたときの、ムーブメント裏側の時ク
ロノグラフ作動機構及び分クロノグラフ作動機構を示す
概略平面図である。
【図15】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態に用
いられる作動レバーを示す斜視図である。
【図16】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態に用
いられる作動レバーを示す平面図である。
【図17】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態に用
いられる、つばピンを有する作動レバーを示す斜視図で
ある。
【図18】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態に用
いられる、つばピンを有する作動レバーを示す平面図で
ある。
【図19】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、時ハートカム及び分ハートカムを帰零させたとき
の、時復針レバーの作動を示す概略平面図である。
【図20】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、時復針レバー駆動車及び時復針レバー駆動車ばね
の構造を示す拡大部分断面図である。
【図21】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構を作動させている状態におけ
る、時復針レバーの作動を示す概略平面図である。
【図22】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構を作動させている状態におけ
る、ムーブメント表側の秒クロノグラフ作動機構を示す
概略平面図である。
【図23】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、作動カム及び作動レバー(C)の構造を示す拡大
部分断面図である。
【図24】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構を停止させた状態における、ム
ーブメント表側の秒クロノグラフ作動機構を示す概略平
面図である。
【図25】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構をリセットしている状態におけ
る、ムーブメント表側の秒クロノグラフ作動機構を示す
概略平面図である。
【図26】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、時復針伝達レバー(B)及び時復針伝達レバー
(A)を示す概略平面図である。
【図27】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、時復針伝達レバー(B)、時復針伝達レバー
(A)及び復針伝達レバーを示す部分断面図である。
【図28】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構を作動させていない状態におけ
る、クロノグラフ時計の外観を示す平面図である。
【図29】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構を作動させていない状態におけ
る、発停レバーの作動を示す概略ブロック図である。
【図30】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構を作動させている状態におけ
る、クロノグラフ時計の外観を示す平面図である。
【図31】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構の作動を停止させた状態におけ
る、発停レバーの作動を示す概略ブロック図である。
【図32】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構の作動をリセットさせた状態に
おける、復針レバーの作動を示す概略ブロック図であ
る。
【図33】本発明のクロノグラフ時計の実施の形態にお
いて、クロノグラフ機構の作動をリセットさせた状態に
おける、クロノグラフ時計の外観を示す平面図である。
【図34】従来のクロノグラフ時計の機能ブロック図で
ある。
【符号の説明】
100 ムーブメント(機械体) 102 地板 104 文字板 110 香箱車 114 四番車 118 クロノグラフ秒針 124 クロノグラフ分針 128 クロノグラフ時針 130 二番車 132 筒かな 134 分針 136 三番車 140 てんぷ 142 アンクル 144 がんぎ車 146 日の裏車 148 筒車 150 時針 152 秒中間車 154 秒車 156 秒針 200 クロノグラフ車 202 クロノグラフ受 204 二番受 210 回転錘 220 秒ハートカム 222 秒クラッチばね 224 秒クラッチリング 230 時分クロノグラフ中間車(A) 232 香箱受 234 時分クロノグラフ中間車(B) 234a 時分クロノグラフ中間歯車(B) 234b 時分クロノグラフ中間かな(B) 234f ブリッジ部 234g 上軸部 236 第二輪列受 240 第二地板 242 時クロノグラフ伝え車(C) 244 時クロノグラフ伝え車(B) 246 時クロノグラフ伝え車(A) 250 時クロノグラフ車 250a 時クロノグラフ歯車 250b 時クロノグラフ真 250c 時ハートカム 252 時クラッチばね 258 分クロノグラフ中間車 260 分クロノグラフ車 260a 分クロノグラフ歯車 260b 分クロノグラフ真 260c 分ハートカム 262 分クラッチばね 270 日車 272 日車押さえ 312 表輪列 316 秒クロノグラフ輪列 320 クロノグラフ中間車 322 分クロノグラフ輪列 326 時クロノグラフ輪列 414 作動レバー 416 時復針伝達レバー(A) 416p 時復針伝達レバーピン(A) 420 作動カム 422 作動カム組込みピン 424 作動カム位置決めピン 426 作動カムジャンパ 426a、426b 作動カム位置決め山形部 426c 作動カムジャンパのばね部 430 時復針伝達レバー(B) 430p 時復針伝達レバーピン(B) 430a 係合部(A) 430b 係合部(B) 432 時復針レバーばね 440 時復針レバー 440a 位置決め案内部 440c、440d 時復針レバー長穴 440h 時ハートカム帰零部 440m 分ハートカム帰零部 442、444 時復針レバーピン 450、452 時復針レバー駆動車 454、456 時復針レバー駆動車ばね 460 時復針レバー作動ピン 510 作動レバー(A) 510a ベース部 510b ボタン作動入力部 510c、510d 長穴 512 作動レバー(B) 512a 位置決め案内部 512b 作動カム係合部 514 作動レバーピン(B) 516 作動レバーばね 516a ばね部 516b 規正部 524 作動レバーつばピン(B) 524a つば部 710 作動カムピン 720 三番受 722 作動レバー(C) 722c 作動レバー位置決め部 722a 長穴 724 作動レバーピン(C) 730 一番受 732 第1発停レバーピン 734 第2発停レバーピン 740 第1発停レバー 740b 第1発停レバー連動部 740c 第1発停レバー位置決め部 740f クラッチ作動部 742 第2発停レバー 742a ばね部 742b 第2発停レバー連動部 742f クラッチ作動部 750 復針レバー 750a ハートカム帰零部 752 復針レバーピン 756 復針伝達レバー 758 復針伝達レバーピン 760 復針レバーばね 810 クロノグラフ秒目盛 812 クロノグラフ分目盛 814 クロノグラフ時目盛 820 日文字 830 スタート・ストップボタン 840 リセットボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重城 幸一郎 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 渋谷 紀夫 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 田中 毅 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 佐久間 勝久 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 2F085 AA01 DD07 EE06 FF01 GG01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 香箱車内に設けられたぜんまいを動力源
    とするクロノグラフ時計において、 クロノグラフ計測モードにおいて、前記香箱車(11
    0)の回転に基づいて回転可能に設けられたクロノグラ
    フ車(200)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転に基づいて秒の経
    過時間の計測結果を表示するクロノグラフ秒表示部材
    (118)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転に基づいて回転す
    るように設けられた分クロノグラフ輪列(322)と、 前記分クロノグラフ輪列(322)の回転に基づいて分
    の経過時間の計測結果を表示するクロノグラフ分表示部
    材(124)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転に基づいて回転す
    るように設けられた時クロノグラフ輪列(326)と、 前記時クロノグラフ輪列(326)の回転に基づいて時
    の経過時間の計測結果を表示するクロノグラフ時表示部
    材(128)と、 レバー装置とを備え、 前記レバー装置は、 時計の基板を構成する地板(102)の表側又は裏側の
    一方の側に回転可能に設けられた第1のレバー部材(7
    56)と、 前記地板(102)の表側又は裏側の他方の側に回転可
    能に設けられた第2のレバー部材(416)とを備え、 前記第1のレバー部材(756)又は前記第2のレバー
    部材(416)のいずれか一方を付勢するばね部材(4
    32)を備え、 前記ばね部材(432)のばね力により、前記第1のレ
    バー部材(756)及び前記第2のレバー部材(41
    6)を連動させて付勢するように構成されており、 前記レバー装置の作動に基づいて前記クロノグラフ秒表
    示部材(118)、前記クロノグラフ分表示部材(12
    4)及び前記クロノグラフ時表示部材(128)を帰零
    させるように構成されている、ことを特徴とするクロノ
    グラフ時計。
  2. 【請求項2】 香箱車内に設けられたぜんまいを動力源
    とするクロノグラフ時計において、 クロノグラフ計測モードにおいて、前記香箱車(11
    0)の回転に基づいて回転可能に設けられたクロノグラ
    フ車(200)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転に基づいて秒の経
    過時間の計測結果を表示するクロノグラフ秒表示部材
    (118)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転に基づいて回転す
    るように設けられた分クロノグラフ輪列(322)と、 前記分クロノグラフ輪列(322)の回転に基づいて分
    の経過時間の計測結果を表示するクロノグラフ分表示部
    材(124)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転に基づいて回転す
    るように設けられた時クロノグラフ輪列(326)と、 前記時クロノグラフ輪列(326)の回転に基づいて時
    の経過時間の計測結果を表示するクロノグラフ時表示部
    材(128)と、 レバー装置とを備え、 前記レバー装置は、 時計の基板を構成する地板(102)の表側又は裏側の
    一方の側に回転可能に設けられた第1のレバー部材(7
    56)と、 前記地板(102)の表側又は裏側の他方の側に回転可
    能に設けられた第2のレバー部材(416)と、 前記第2のレバー部材(416)に係合する第3のレバ
    ー部材(430)とを備え、 前記第3のレバー部材(430)を付勢するばね部材
    (432)を備え、 前記ばね部材(432)のばね力により、前記第1のレ
    バー部材(756)、前記第2のレバー部材(416)
    及び前記第3のレバー部材(430)を連動させて付勢
    するように構成されており、 前記レバー装置の作動に基づいて前記クロノグラフ秒表
    示部材(118)、前記クロノグラフ分表示部材(12
    4)及び前記クロノグラフ時表示部材(128)を帰零
    させるように構成されている、ことを特徴とするクロノ
    グラフ時計。
  3. 【請求項3】 前記第1のレバー部材(756)と前記
    第2のレバー部材(416)とは、前記地板(102)
    の外周より外側で連動可能に設けられている、ことを特
    徴とする、請求項1又は請求項2に記載のクロノグラフ
    時計。
  4. 【請求項4】 クロノグラフ計測モードにおいて、秒、
    分及び時の経過時間を計測することができるクロノグラ
    フ時計において、 クロノグラフ時計の基板を構成する地板(102)と、 前記地板(102)の表側に設けられ、秒の経過時間を
    計測するためのクロノグラフ車(200)と、 前記地板(102)の裏側に設けられ、分の経過時間を
    計測するための分クロノグラフ輪列(322)と、 前記地板(102)の裏側に設けられ、時の経過時間を
    計測するための時クロノグラフ輪列(326)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転により秒の経過時
    間の計測結果を表示するクロノグラフ秒表示部材(11
    8)と、 前記分クロノグラフ輪列(322)の回転により分の経
    過時間の計測結果を表示するクロノグラフ分表示部材
    (124)と、 前記時クロノグラフ輪列(326)の回転により時の経
    過時間の計測結果を表示するクロノグラフ時表示部材
    (128)と、 前記クロノグラフ秒表示部材(118)を帰零させるた
    めのクロノグラフ秒表示部材帰零手段(220、750
    a)と、 前記クロノグラフ分表示部材(124)を帰零させるた
    めのクロノグラフ分表示部材帰零手段(260c、44
    0m)と、 前記クロノグラフ時表示部材(128)を帰零させるた
    めのクロノグラフ時表示部材帰零手段(250c、44
    0h)と、 レバー装置とを備え、 前記レバー装置は、 時計の基板を構成する地板(102)の表側又は裏側の
    一方の側に回転可能に設けられた第1のレバー部材(7
    56)と、 前記地板(102)の表側又は裏側の他方の側に回転可
    能に設けられた第2のレバー部材(416)とを備え、 前記第1のレバー部材(756)又は前記第2のレバー
    部材(416)のいずれか一方を付勢するばね部材(4
    32)を備え、 前記ばね部材(432)のばね力により、前記第1のレ
    バー部材(756)及び前記第2のレバー部材(41
    6)を連動させて付勢するように構成されており、 前記レバー装置の作動に基づいて、前記クロノグラフ秒
    表示部材帰零手段(220、750a)、前記クロノグ
    ラフ分表示部材帰零手段(260c、440m)及び前
    記クロノグラフ時表示部材帰零手段(250c、440
    h)を作動させるように構成されている、ことを特徴と
    するクロノグラフ時計。
  5. 【請求項5】 クロノグラフ計測モードにおいて、秒、
    分及び時の経過時間を計測することができるクロノグラ
    フ時計において、 クロノグラフ時計の基板を構成する地板(102)と、 前記地板(102)の表側に設けられ、秒の経過時間を
    計測するためのクロノグラフ車(200)と、 前記地板(102)の裏側に設けられ、分の経過時間を
    計測するための分クロノグラフ輪列(322)と、 前記地板(102)の裏側に設けられ、時の経過時間を
    計測するための時クロノグラフ輪列(326)と、 前記クロノグラフ車(200)の回転により秒の経過時
    間の計測結果を表示するクロノグラフ秒表示部材(11
    8)と、 前記分クロノグラフ輪列(322)の回転により分の経
    過時間の計測結果を表示するクロノグラフ分表示部材
    (124)と、 前記時クロノグラフ輪列(326)の回転により時の経
    過時間の計測結果を表示するクロノグラフ時表示部材
    (128)と、 前記クロノグラフ秒表示部材(118)を帰零させるた
    めのクロノグラフ秒表示部材帰零手段(220、750
    a)と、 前記クロノグラフ分表示部材(124)を帰零させるた
    めのクロノグラフ分表示部材帰零手段(260c、44
    0m)と、 前記クロノグラフ時表示部材(128)を帰零させるた
    めのクロノグラフ時表示部材帰零手段(250c、44
    0h)と、 レバー装置とを備え、 前記レバー装置は、 時計の基板を構成する地板(102)の表側又は裏側の
    一方の側に回転可能に設けられた第1のレバー部材(7
    56)と、 前記地板(102)の表側又は裏側の他方の側に回転可
    能に設けられた第2のレバー部材(416)と、 前記第2のレバー部材(416)に係合する第3のレバ
    ー部材(430)とを備え、 前記第3のレバー部材(430)を付勢するばね部材
    (432)を備え、 前記ばね部材(432)のばね力により、前記第1のレ
    バー部材(756)、前記第2のレバー部材(416)
    及び前記第3のレバー部材(430)を連動させて付勢
    するように構成されており、 前記レバー装置の作動に基づいて、前記クロノグラフ秒
    表示部材帰零手段(220、750a)、前記クロノグ
    ラフ分表示部材帰零手段(260c、440m)及び前
    記クロノグラフ時表示部材帰零手段(250c、440
    h)を作動させるように構成されている、ことを特徴と
    するクロノグラフ時計。
  6. 【請求項6】 前記第1のレバー部材(756)と前記
    第2のレバー部材(416)とは、前記地板(102)
    の外周より外側で連動可能に設けられている、ことを特
    徴とする、請求項4又は請求項5に記載のクロノグラフ
    時計。
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