JP2002107035A - ロッカータイプの冷蔵庫 - Google Patents
ロッカータイプの冷蔵庫Info
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Abstract
ンサーを設けなくても、冷蔵室の温度管理を厳密に行え
るロッカータイプの冷蔵庫を得る。 【解決手段】 冷蔵庫は、被貯蔵物を収納するための複
数の冷蔵室2を庫内1aに配置しており、冷気ダクト5
から庫内1aに供給された冷気によって各冷蔵室2内が
冷却される。冷蔵庫は、冷蔵室2内の温度を設定する操
作部11と、外気温を検出する外気温センサー12と、
冷気ダクト5から庫内1aに吐き出された冷気の温度を
検出する庫内温度センサー7とが制御部8に接続されて
いる。制御部8は、前記外気温と設定温度との温度差を
求める温度差検出手段13と、前記検出された冷気の温
度に対して前記温度差に応じた補正を行う補正手段15
と、補正された冷気の温度が設定温度になるように送風
ファン6の風量などを制御する温度制御手段16とが備
えられている。
Description
るための複数の冷蔵室を庫内に配置し、ダクトなどを介
して庫内に供給された冷気によって各冷蔵室内を冷却す
るロッカータイプの冷蔵庫に関する。
熱交換器で冷却された冷気がダクトなどを介して庫内に
供給され、この冷気の一部が各冷蔵室内を通風すること
で各冷蔵室内が冷却される。つまり、このロッカータイ
プの冷蔵庫では、各冷蔵室はダクトなどを介して間接的
に冷却されることになるが、各冷蔵室内の被貯蔵物を適
正に冷却するためには、各冷蔵室の温度管理を適正に行
う必要がある。
ぞれ設けて冷蔵室の温度管理を行うのでは、温度センサ
ーが冷蔵室の個数分だけ必要になって冷蔵庫のコストア
ップなどを招くうえ、メンテナンスなどのために冷蔵室
を庫内から取り外す際には温度センサーの配線が邪魔に
なってしまう。この対策としては、例えば、冷気を庫内
に供給するダクトの冷気吐出口の近傍に温度センサーを
配置し、この温度センサーでの温度検出に基づいて冷気
の温度を制御することで、冷蔵室内の温度を間接的に管
理することになる。
に設けた扉を介して庫外と接触するうえ、この扉を開閉
して被貯蔵物を出し入れするため、冷蔵室内の温度が外
気温の影響を受けやすいことになる。これに対して、前
記ダクトは庫内の奥側に配置されており、ダクトの冷気
吐出口の近傍での冷気の温度は外気温の影響を受けにく
いことになる。つまり、温度センサーで検出された冷気
の温度と冷蔵室内の温度との間には温度差が生じやす
く、冷蔵室の温度管理を厳密に行えないところに問題が
あった。
い各冷蔵室に温度センサーを設けなくても、冷蔵室の温
度管理を厳密に行えるようにすることにある。
カータイプの冷蔵庫は、被貯蔵物を収納するための複数
の冷蔵室2を庫内1aに配置しており、冷気供給部から
庫内1aに供給された冷気によって各冷蔵室2内が冷却
される。ここでの冷蔵庫には、ロッカータイプの冷凍庫
や冷凍冷蔵庫や保冷庫などが含まれる。冷気供給部は、
ダクト5や冷却ファン6や冷凍装置9の蒸発器4などが
含まれる。
度設定手段11と、外気温を検出する外気温検出手段1
2と、冷気供給部での冷気の温度を検出する冷気温度検
出手段7と、検出された外気温と設定温度との温度差を
求める温度差検出手段13と、検出された冷気の温度に
対して前記温度差に応じた補正を行う補正手段15と、
補正された冷気の温度が設定温度になるように冷気供給
部を制御する温度制御手段16とを備えている。ここで
の補正は、設定温度に対して前記温度差に応じた補正を
行って、検出された冷気の温度を相対的に補正すること
も含む概念である。冷気温度検出手段7は、冷気供給部
での冷気の温度を庫内1aで検出するものや、冷気供給
部での冷気の温度を、冷気供給部としてのダクト5内で
検出するものなどが該当する。
の温度差に対応した補正値を予め記憶する記憶手段14
を備えている。そして、補正手段15は、補正値を冷気
温度検出手段7によって検出された冷気の温度に加算す
ることで補正している。ここでの補正値は、正の値の場
合と、負の値の場合とが含まれるとともに、温度差によ
っては「0」の値をとる場合も含まれる。
よれば、冷気温度検出手段7で検出された冷気供給部で
の冷気の温度に対して、外気温検出手段12で検出され
た外気温と、設定された冷蔵室2内の温度(設定温度)
との温度差に応じた補正が行われて、補正された冷気の
温度で冷気供給部が制御されるので、外気温の影響を受
けにくい冷気供給部での冷気の温度に基づいて冷気供給
部を制御しても、外気温の影響を受けやすい冷蔵室2内
の温度が適正に設定温度になる。
なくても済み、冷蔵室2の温度管理を厳密に行えながら
温度センサーの個数を減らせることになる。この結果、
冷蔵庫1のコストアップなどを防止できるうえ、メンテ
ナンスなどのために冷蔵室2を庫内1aから取り外す際
に温度センサーの配線が邪魔になることがない。
ロッカータイプの冷蔵庫を例示している。冷蔵庫1は、
図2および図3に示すごとく庫内1aに箱状の冷蔵室2
を上下に4段、且つ、左右に2列に並べて配置してお
り、スーパーマーケットやデパートや病院などに設置さ
れるようになっている。各冷蔵室2は、前面(図3では
左側)が開口しており、当該開口が庫内1aの前面に接
するように配置されている。各冷蔵室2の前面には、片
開き式の揺動扉3が配置されており、揺動扉3を開閉し
て冷蔵室2内に被貯蔵物を出し入れするようになってい
る。
冷凍装置9は、冷媒ガスを圧縮して液化させたのち、こ
の液化冷媒ガスを蒸発器4に送っている。蒸発器4は、
庫内1aの後側(図3では右側)に設けた冷気ダクト5
内に配置されており、前記液化冷媒ガスが低温で蒸発す
ることでダクト5内の空気を冷却するようになってい
る。また冷気ダクト5内には、送風ファン6を配置して
いる。
ダクト5の下部前面に設けた吸気口5aから庫内1aの
空気を吸い込む。当該空気は、蒸発器4で冷却されたの
ち、冷気ダクト5の上部に設けた複数の吐出口5bから
庫内1aに冷気として吐き出される。前記冷気は、庫内
1aを上から下に流れており、その一部が各冷蔵室2の
天井や側壁に設けた通風口2aを通って冷蔵室2内に供
給されることで、冷蔵室2内が冷却されるようになって
いる。
る庫内温度センサー(冷気温度検出手段)7を設けてあ
り、この庫内温度センサー7は、冷気ダクト5の吐出口
5bから庫内1aに吐き出された冷気の温度を検出す
る。庫内温度センサー7は、図1に示すごとく制御部8
に接続されており、制御部8は、冷蔵室2内の温度(設
定温度)などを設定するための操作部(温度設定手段)
11と、外気温を検出する外気温センサー(外気温検出
手段)12などが接続されている。制御部8は、外気温
センサー12によって検出された外気温と操作部11に
よって設定された冷蔵室2内の設定温度との温度差を求
める温度差検出手段13と、前記温度差に対応する補正
値などを予め記憶している記憶手段14と、庫内温度セ
ンサー7によって検出された冷気の温度に対して、前記
温度差に対応する補正値を加算することで補正する補正
手段15と、補正手段15によって補正された冷気の温
度が設定温度になるように送風ファン6の風量や冷凍装
置9などを制御する温度制御手段16などを有してい
る。
温度差(=T−S)に対して段階的に設定している。例
えば、補正値としては、温度差が20℃以上となる場合
には−3℃が、温度差が20〜5℃となる場合には−2
℃が、および温度差が5〜−10℃となる場合には−1
℃がそれぞれ設定される。また、温度差が−10℃以下
の場合には0℃が補正値として設定される。
0℃・10℃・5℃・−5℃の各外気温Tに対して、設
定温度Sを2℃・14℃にして冷蔵室2内の実際の室温
Zをそれぞれ測定したところ、庫内温度センサー7によ
って検出された冷気の温度に対して、外気温Tと設定温
度Sとの温度差に応じた補正を行った場合には、表1の
「補正あり」の欄に示すごとく冷蔵室2内の実際の室温
Zと設定温度Sとの温度のずれWが、0.5℃以内に収ま
ることが認められた。なお冷蔵室2内の実際の室温Z
は、各冷蔵室2内の実際の温度の平均値から求めてい
る。
れた冷気の温度に対して、前記温度差に応じた補正を行
わない場合には、表1の「補正なし」の欄に示すごとく
冷蔵室2内の実際の室温Zと設定温度Sとは、少なくと
も0.5℃の温度のずれWが生じており、最大では2.5℃
の温度のずれWが生じている。
検出された冷気の温度に対して、外気温Tと設定温度S
との温度差に応じた補正を行った場合には、庫内1aの
冷気の温度に基づいて温度制御を行っても、外気温に関
係なく、冷蔵室2内の実際の室温Zと設定温度Sとの温
度のずれWを0.5℃以内に収めることができる。
制御系を示すブロック構成図である。
示す縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 被貯蔵物を収納するための複数の冷蔵室
2を庫内1aに配置しており、冷気供給部から庫内1a
に供給された冷気によって各冷蔵室2内が冷却されるロ
ッカータイプの冷蔵庫であって、 冷蔵室2内の温度を設定する温度設定手段11と、外気
温を検出する外気温検出手段12と、冷気供給部での冷
気の温度を検出する冷気温度検出手段7と、前記検出さ
れた外気温と前記設定温度との温度差を求める温度差検
出手段13と、前記検出された冷気の温度に対して前記
温度差に応じた補正を行う補正手段15と、補正された
冷気の温度が設定温度になるように冷気供給部を制御す
る温度制御手段16とを備えたことを特徴とするロッカ
ータイプの冷蔵庫。 - 【請求項2】 外気温と設定温度との温度差に対応した
補正値を予め記憶する記憶手段14を備えており、 補正手段15は、前記補正値を冷気温度検出手段7によ
って検出された冷気の温度に加算する請求項1記載のロ
ッカータイプの冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303709A JP2002107035A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | ロッカータイプの冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303709A JP2002107035A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | ロッカータイプの冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002107035A true JP2002107035A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18784873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000303709A Pending JP2002107035A (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | ロッカータイプの冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002107035A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008057925A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 間接冷却式貯蔵庫 |
KR100917911B1 (ko) | 2003-09-18 | 2009-09-17 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 온도제어방법 |
JP2021125044A (ja) * | 2020-02-06 | 2021-08-30 | 河村電器産業株式会社 | 宅配ボックスシステム |
CN115218589A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-10-21 | 山西九牛牧业股份有限公司 | 一种奶制品仓储存放系统 |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303709A patent/JP2002107035A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100917911B1 (ko) | 2003-09-18 | 2009-09-17 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고의 온도제어방법 |
JP2008057925A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 間接冷却式貯蔵庫 |
JP2021125044A (ja) * | 2020-02-06 | 2021-08-30 | 河村電器産業株式会社 | 宅配ボックスシステム |
JP7466322B2 (ja) | 2020-02-06 | 2024-04-12 | 河村電器産業株式会社 | 宅配ボックスシステム |
CN115218589A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-10-21 | 山西九牛牧业股份有限公司 | 一种奶制品仓储存放系统 |
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