JP2002106313A - 内燃機関の弁制御構造 - Google Patents

内燃機関の弁制御構造

Info

Publication number
JP2002106313A
JP2002106313A JP2000297111A JP2000297111A JP2002106313A JP 2002106313 A JP2002106313 A JP 2002106313A JP 2000297111 A JP2000297111 A JP 2000297111A JP 2000297111 A JP2000297111 A JP 2000297111A JP 2002106313 A JP2002106313 A JP 2002106313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tappet
lock pin
cam
external
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000297111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3783228B2 (ja
Inventor
Koji Asaumi
皓二 浅海
Hiroyuki Oda
博之 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2000297111A priority Critical patent/JP3783228B2/ja
Publication of JP2002106313A publication Critical patent/JP2002106313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3783228B2 publication Critical patent/JP3783228B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】タペットのカムに対する摺動面積を確保し、ロ
ックピンを回転軸とするタペットの揺れを規制する。 【解決手段】円筒状のタペット24を、弁のリフト方向
に平行で、カムの摺動方向に長辺となるように、中央タ
ペット41と、中央タペット41を挟むように、その両
側面に摺接する外部タペット42との三つに分割し、タ
ペット24の内部に、中央タペット41と外部タペット
42とを結合させて協働させるロック手段が設けられ、
ロック手段は、中央タペット41と外部タペット42と
の分割面に交わるように、分割面と直角方向に作動する
と共に、タペット軸心からカムの摺動方向にオフセット
して配置されたロックピン45を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁のリフト量を可
変とするカムと、このカムに当接して弁をリフトさせる
タペットを有し、燃焼状態に応じて弁のリフト量を制御
する内燃機関の弁制御構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内燃機関の運転状態に応じて
弁のリフト量を可変制御する弁制御構造として、特許第
2563713号や米国特許第5090364号には、
同心状の内部タペットと外部タペットとを有し、油圧作
動されるロックピンにより、内部タペット及び外部タペ
ットとを結合して高速カムにより弁をリフトさせるか、
内部タペットと外部タペットとを分離して内部タペット
で低速カムにより弁をリフトさせるか、いずれかの方法
で弁のリフト量を可変とした構造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造では、ロックピンがタペット軸心を通り、内部タペッ
トと外部タペットの分割面と直角方向に作動するよう配
設されているので、カムがタペットに当接することによ
りタペットがロックピンを回転軸としてカムの摺動方向
に揺れるように作用して、タペットのカムに対する摺動
面積が変動してリフト量が変動したり、タペットやカム
の摺動面が偏摩耗するという不都合がある。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その
目的は、タペットのカムに対する摺動面積を確保でき、
ロックピンを回転軸とするタペットの揺れを規制できる
内燃機関の弁制御構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の内燃機関の弁制御構造
は、弁のリフト量を可変とするカムと、該カムに当接し
て弁をリフトさせるタペットとを有し、燃焼状態に応じ
て弁のリフト量を制御する内燃機関の弁制御構造におい
て、前記タペットは円筒状で、ステムエンドの一端部に
設けられると共に、前記弁のリフト方向に平行で、カム
の摺動方向に長辺となるように、中央タペットと、該中
央タペットを挟むように、その両側面に摺接する外部タ
ペットとの三つに分割され、前記タペットの内部には、
前記中央タペットと外部タペットとを結合させて協働さ
せるロック手段が設けられ、前記ロック手段は、前記中
央タペットと外部タペットとの分割面に交わるように、
該分割面と直角方向に作動すると共に、前記タペット軸
心からカムの摺動方向にオフセットして配置されたロッ
クピンを有する。
【0006】また、好ましくは、前記外部タペットは、
タペットフレームと、該タペットフレームの外部を覆う
タペットカバーとを備え、該タペットフレームとタペッ
トカバーとにより隙間を形成し、該隙間に前記ロックピ
ンを作動させるオイルを通じさせる。
【0007】また、好ましくは、前記中央タペットに
は、前記ロックピンを前記外部タペット側に付勢するス
プリングが設けられ、該スプリングは、該ロックピンの
作動方向に摺動すると共に、その作動範囲が規制された
スプリングシートにより該中央タペット内部に保持さ
れ、該スプリングシートの作動範囲は、前記スプリング
シートの前記ロックピン側の端面が、前記中央タペット
と外部タペットとの分割面と面一になり、且つ前記ロッ
クピンの前記スプリングシート側の端面が、前記分割面
と面一に位置決めされるよう規制されている。
【0008】また、好ましくは、前記ロックピンを作動
させるオイルを通じさせる隙間が前記外部タペットの全
外周に亘って形成され、前記外部タペットには該隙間に
連通して該ロックピンの反スプリングシート側の端面に
油圧を作用させる油圧室が形成され、該隙間が該油圧室
より下方に配置されている。
【0009】
【発明の効果】以上説明のように、請求項1の発明によ
れば、タペット内部に設けられたロック手段は、中央タ
ペットと外部タペットとの分割面に交わるように、分割
面と直角方向に作動すると共に、タペット軸心からカム
の摺動方向にオフセットして配置されたロックピンを有
することにより、タペットのカムに対する摺動面積を確
保でき、ロックピンを回転軸とするタペットの揺れを規
制できるので、タペットを弁のリフト方向に正確に移動
させることができる。また、カムの摺動方向に複数のロ
ックピンを配置することができる。
【0010】更に、カムに当接するタペット面をカムの
回転方向に三分割することが可能となり、摺動面積を広
くできるので、カムフォークの設計自由度を高めること
ができる。
【0011】請求項2の発明によれば、外部タペット
は、タペットフレームと、タペットフレームの外部を覆
うタペットカバーとを備え、タペットフレームとタペッ
トカバーとにより隙間を形成し、隙間にロックピンを作
動させるオイルを通じさせることにより、タペットフレ
ームとタペットカバーによりオイル通路を容易に形成で
きる。
【0012】請求項3の発明によれば、中央タペットに
は、ロックピンを外部タペット側に付勢するスプリング
が設けられ、このスプリングは、ロックピンの作動方向
に摺動すると共に、その作動範囲が規制されたスプリン
グシートにより中央タペット内部に保持され、スプリン
グシートの作動範囲は、スプリングシートのロックピン
側の端面が、中央タペットと外部タペットとの分割面と
面一になり、且つロックピンのスプリングシート側の端
面が、分割面と面一に位置決めされるよう規制されてい
ることにより、組み付け時のスプリングの装着が容易と
なる。また、中央タペットと外部タペットとがアンロッ
ク状態で、両タペットの相対移動がスムーズに行える。
また、アンロック状態からロック状態への移行は、ロッ
クピンに油圧を印加してカムプロフィルがベース円にな
った時に容易に達成される。
【0013】請求項4の発明によれば、ロックピンを作
動させるオイルを通じさせる隙間が外部タペットの全外
周に亘って形成され、外部タペットには隙間に連通して
ロックピンの反スプリングシート側の端面に油圧を作用
させる油圧室が形成され、隙間が油圧室より下方に配置
されていることにより、制御油圧発生時にロックピンに
確実に圧力を伝達し、オイル通路が油圧室より下方にあ
ることで油圧解放時に、オイルの自重で迅速に油圧室か
らオイルを排出できる。また、ロックピンへ供給するオ
イル通路が容易に形成でき、外周にオイル通路を形成す
ることでタペットの剛性を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係る実施形態として例示
するエンジン1の側面図である。
【0016】図1に示すように、エンジン1は直列4気
筒DOHCエンジンであって、カムシャフトが車体前後
方向に延びるようエンジンルーム内に縦置きされてい
る。エンジン1の主要ボディは、シリンダブロック1
1、シリンダヘッド12、及びヘッドカバー13から構
成されている。
【0017】シリンダヘッド11の下部からはクランク
シャフト14の前端部が突出していると共に、シリンダ
ヘッド12の上部からは吸気弁を駆動する吸気カムシャ
フト15と排気弁を駆動する排気カムシャフト16の前
端部が夫々突出している。
【0018】クランクシャフト14の突出する前端部に
はクランクプーリ17が固着され、吸気カムシャフト1
5及び排気カムシャフト16の突出する前端部には、カ
ムプーリ18、19が夫々固着されている。また、シリ
ンダブロック11の前壁には左右一対のテンションプー
リ20、21が軸支されている。
【0019】クランクプーリ17、カムプーリ18、1
9には、タイミングベルト22が巻つけられ、テンショ
ンプーリ20、21はタイミングベルト22に所定の張
力を付与するよう調整される。
【0020】吸気カムシャフト15と排気カムシャフト
16は、クランクシャフト14の回転に従動し、クラン
クシャフト14の1/2の角速度で回転する。
【0021】図2は、図1のエンジン1からヘッドカバ
ー13を取り除いた状態でのシリンダヘッド12の平面
図である。図3は、図2のI−I縦断面図である。図4
は、図2のII−II縦断面図である。図5は、図2の
III−III縦断面図である。
【0022】図2乃至図5に示すように、吸気カムシャ
フト15と排気カムシャフト16は、相互に平行に車体
前後方向に延び、各気筒Aごとに点火プラグ23が設け
られている。エンジン1は、1気筒AAたり2つの吸気
弁39(吸気ポート37)及び2つの排気弁40(排気
ポート38)が設けられた4弁タイプのエンジンであ
り、吸気弁39及び排気弁40の各ステムエンド81に
はカムに当接して弁をリフトさせるタペット24が固着
されている。
【0023】吸気カムシャフト15と排気カムシャフト
16には、各吸気弁39及び排気弁40のタペット24
ごとにカムプロフィールが同じ2枚の第1カム25、2
7と、この第1カム25、27とプロフィールの異なる
1枚の第2カム26が形成されている。第2カム26
は、第1カム25、27の間に配設され、タペット24
の中央部に当接し、第1カム25、27はタペット24
の両側部に当接する。
【0024】シリンダヘッド12は、基部30と、この
基部30の左右及び後ろの周縁部から立設され、相互に
連続する側壁部31、32、33とを有する。そして、
側壁部33に対向する前面壁にはシリンダブロック1
1、シリンダヘッド12、及びヘッドカバー13の側面
全体に亘って、クランクプーリ17、カムプーリ18、
19、テンションプーリ20、21、タイミングベルト
22などを保護するカバー部材28が取り付られる。
【0025】シリンダヘッド12の基部30は、燃焼室
Bの頂上部、この燃焼室Bに臨む吸気ポート34及び排
気ポート35、点火プラグ23が螺合装着されるプラグ
ホール36…36等が形成される部分であり、燃料噴射
弁〈図示せず)や、吸気マニホールド37及び排気マニ
ホールド38等が組み付けられる。
【0026】基部30の上面には支持部材50が備えら
れている。この支持部材50は、シリンダヘッド12の
左右及び後側壁部31〜33で囲まれたシリンダヘッド
12の上部空間内で水平に広がる横プレート51と、こ
の横プレート51のほぼ全周縁部に亘って設けられた周
壁部52とを含む箱形状の部材である。横プレート51
には、カムシャフト15、16の下部を軸支する縦壁部
53や、タペット24を摺動自在に収容して案内するタ
ペットガイド54等が一体に形成されている。縦壁部5
3は横プレート51から上方に立設され、図2に示すよ
うに、気筒Aの左側方又は右側方であって相隣接する気
筒Aの略中間位置に配置されている。そして、縦壁部5
3の上面には、カムシャフト15、16の上部を軸支す
るカムキャップ55がボルト56で結合されている。こ
れにより、カムシャフト15、16をジャーナル部15
a、16aで軸支する軸受部57が構成される。
【0027】なお、各軸受部57は、基本的に同形状で
一定間隔で配置されているが、最前方の軸受部57a,
57aだけは、形状が異なり、且つ、カムプーリ18、
19に近接配置されて、隣接する軸受部57との間隔が
広くなっている。
【0028】タペットガイド54は横プレート51を上
下に貫く傾斜した円筒状に形成され、その中にカム25
〜27に従動して吸気弁39又は排気弁40を往復運動
させるタペット24が摺動自在に収容されている。
【0029】また、横プレート51には、シリンダヘッ
ド基部30のプラグホール36に装着される点火プラグ
23が挿通する孔58が形成されている。すなわち、各
気筒Aの直上方に対応する位置において、横プレート5
1を上下に貫く円柱部59が形成され、この円柱部59
に上下に延びる貫通孔58が形成されている。
【0030】ただし、図2に示すように、最前方の孔5
8は、油圧コントロールバルブ60が挿通する孔61と
共に2円連接形状の柱状部62に形成されている。油圧
コントロールバルブ60は、タペット24に対して潤滑
油及び制御油圧生成のための作動油を供給する。
【0031】ヘッドカバー13は、シリンダヘッド12
の左右及び後側壁部31〜33の上端面と、支持部材5
0の円柱部59及び柱状部62の上端面とにおいてシリ
ンダヘッド12側に接し、組み付けられている。
【0032】また、横プレート51の上面側には、孔5
8、61とタペットガイド54との問の位置において前
後に延びるリブ63、64が形成されている。そして、
このリブ63、64に、タペット24に対して潤滑油及
び作動油を供給するための油路65、66が形成されて
いる。
【0033】また、図2に示すように、横プレート51
の左縁部には円形の凹部70が複数形成されていると共
に、前後縁部には円形の膨出部71が複数形成されてい
る。さらに、図3に示すように、左右一対の吸気側及び
排気側縦壁部53間を連絡する梁部72が横プレート5
1の上面側に形成され、該梁部72の中間位置において
横プレート51を上下に貫く円柱部73が形成されてい
る。
【0034】そして、支持部材50は、これらの凹部7
0、膨出部71、及び円柱部73において、ボルト74
によりシリンダヘッド12に組み付けられている。その
場合に、シリンダヘッド12の基部30からは、凹部7
0、膨出部71、及び円柱部73に対応してそれぞれ円
柱部75が立設され、これらの端面同士が密着して対接
することにより、支持部材50がシリンダヘッド12に
安定に固定される。
【0035】また、シリンダヘッド12の基部30から
は、プラグ挿通孔58及びコントロールバルブ挿通孔6
1が形成された円柱部59及び柱状部62に対応する円
柱部76も立設され、これらの端面同士も密着して対接
することにより、支持部材50がより一層シリンダヘッ
ド12に安定に固定される。
【0036】さらに、カムキャップ55を縦壁部53に
結合するボルト56のうち、吸気側の右側のいくつかの
ボルト56aは、縦壁部53及び横プレート51を貫通
してシリンダヘッド12の基部30に突入し、カムキャ
ップ55を縦壁部53に結合すると共に、支持部材50
をシリンダヘッド12に共締めしている。
【0037】その場合に、共締め用ボルト56aに対応
する位置において、横プレート51から下方に延びる円
柱部77が形成されると共に、シリンダヘッド12の基
部30からは、円柱部77に対応する円柱部78が立設
されて、これらの端面同士もまた密着して対接すること
により、支持部材50がより一層シリンダヘッド12に
安定に固定される。
【0038】そして、シリンダヘッド12は、基部30
を貫通してシリンダブロック11に突入するヘッドボル
ト80によりシリンダブロック11に組み付けられてい
る。その場合に、ヘッドボルト80は、気筒A内の爆発
応力を均等に受けてシリンダヘッド12をシリンダブロ
ック11に安定に固定するために、各気筒Aの左側方又
は右側方であって相隣接する気筒Aの略中間位置に配置
されている。
【0039】以上のように、このエンジン1のシリンダ
ヘッド12にあっては、該シリンダヘッド12と別体の
支持部材50を備え、該支持部材50にカムシャフト1
5、16を軸受けする縦壁部53と、タペット24を収
容するタペットガイド54とを一体に形成したから、支
持部材50をシリンダヘッド12に組み付けるだけで、
軸受部57を構成する縦壁部53と、タペット24を案
内するタペットガイド54とを一度にシリンダヘッド1
2に組み付けることができる。その結果、部品点数の削
減、シリンダヘッド12の構成の簡素化、レイアウト性
の向上が図られ、ひいては、シリンダヘッド12の組立
作業性が改善され、シリンダヘッド12がコンパクト化
する。
【0040】また、この支持部材50においては、広が
り方向が相異なり、また形状の相異なる横プレート5
1、周壁部52、縦壁部53、タペットガイド54、そ
の他の種々の部位同士が相互に連結され合うから、これ
らが補完し合って剛性の高いものとなる。その結果、カ
ムシャフト15、16や、タペット24、あるいは油圧
コントロールバルブ60等が安定に支持される。
【0041】さらに、支持部材50がシリンダヘッド1
2と別体に設けられているから、縦壁部53及びカムキ
ャップ55で構成される軸受部57とヘッドボルト80
とが干渉することがなく、軸受部57の配置の自由度が
ヘッドボルト80によって制限されることがない。した
がって、上記のように、軸受部57とヘッドボルト80
とを共に、気筒Aの左側方又は右側方であって相隣接す
る気筒Aの略中間位置に重ねて配置することができる。
[タペット構造]次に、本発明に係る実施形態のタペッ
ト構造について説明する。
【0042】図6は、中央タペットの外観図である。図
7は、外部タペットの外観図である。図8は、本発明の
弁制御構造を適用した実施形態のタペット構造を例示す
る横断面図である。図9は、図8のIV−IV縦断面図
である。図10は、図8のV−V縦断面図である。
【0043】図6乃至図10に示すように、タペット2
4は円筒状で、第1及び第2カム25〜27に当接する
平面部が、ステムエンド81の軸心方向(弁のリフト方
向)に平行で、カムの摺動方向に長辺となるように、中
央タペット41と外部タペット42とに三分割されてい
る。
【0044】外部タペット42には、第1カム25、2
7に当接する2つの第1平面42aがステムエンド81
の軸心を通り、カムの摺動方向に平行な方向に対して対
称に形成されている。また、外部タペット42には、第
1平面42aに垂直に交わり、ステムエンド81の軸心
を通り、カムの摺動方向に対して対称な対向する2つの
第1内側平面42bと、これら2つの第1内側平面42
bを中間部分で連結する第1底面42cと、第1平面4
2aに垂直に交わる円弧状の外側面42dとが形成され
ている。
【0045】中央タペット41には、第2カム26に当
接する第2平面41aがステムエンド81の軸心に垂直
に、カムの摺動方向に沿って形成されている。また、中
央タペット41には、第2平面41aに垂直に交わり、
ステムエンド81の軸心方向で、カムの摺動方向に対し
て対称な対向する2つの第2外側面41bと、これら2
つの第2外側面41bの下部に延びる第2円筒部41c
とが形成されている。
【0046】外部タペット42の第1底面42cには、
中央タペット41の第2円筒部41cが摺動自在に挿通
させる第1円筒孔42dが形成され、中央タペット41
は外部タペット42に組み込まれて、第1内側平面42
bと第2外側面41bとが摺動自在となっている。
【0047】中央タペット41の下部を第2円筒部41
cとして、外部タペット42の第1円筒孔42dと摺動
させる構成としたことで、カムの押圧による荷重を側面
で均一に支持でき、信頼性を高めることができる。
【0048】中央タペット41と外部タペット42に
は、第1平面41aと第2平面42aとが、面一の位置
でカムの摺動方向とは直交するように、外部タペット4
2の第1内側平面42bと中央タペット41の第2外側
面41bとを貫通し、タペット軸心からカムの摺動方向
にオフセットして並列に形成された貫通孔43、44が
形成されている。
【0049】貫通孔43は、外部タペット42の内部に
形成された第1貫通孔43aと中央タペット41の内部
に形成された第2貫通孔43bとが第2平面41aと第
1平面42aとが面一の位置で一致するよう形成されて
いる。同様に、貫通孔44は、外部タペット42の内部
に形成された第1貫通孔44aと中央タペット41の内
部に形成された第2貫通孔44bとが第2平面41aと
第1平面42aとが面一の位置で一致するよう形成され
ている。
【0050】第2貫通孔43b、44bには、タペット
24の軸心と交差して、第2貫通孔43b、44bに直
交する第3貫通孔43c、44cが形成されている。
【0051】外部タペット42の第1貫通孔43a、4
4aと中央タペット41の第2貫通孔43b、44bに
は、中央タペット41と外部タペット42とを結合させ
て協働させるロック手段が設けられている。
【0052】ロック手段は、外部タペット42の第1貫
通孔43a、44aに摺動自在に挿通された筒状で端面
が面取りされたロックピン45と、中央タペット41の
第2貫通孔43b、44bに設けられたスプリング46
と、このスプリング46を第2貫通孔43b、44b内
部に保持するよう互いに開放端部が内方に対向するよう
に配置されたカップ状の一対のスプリングシート47と
を備える。
【0053】スプリング46は、互いに対向するスプリ
ングシート47を第1内側平面42bに向けて付勢す
る。スプリングシート47は、その拡径されたフランジ
部47aが第2貫通孔43b、44bに圧入されたシー
トストッパ部材43d、44dに当接することにより第
2貫通孔43b、44b内での作動範囲が規制されてお
り、スプリングシート47の作動範囲は、スプリングシ
ート47のロックピン側の端面47bが、中央タペット
41の第2外側面41bと(中央タペット41と外部タ
ペット42との分割面)と面一になり、且つロックピン
45のスプリングシート47側の端面が、外部タペット
42の第1内側平面42bと面一に位置決めされるよう
規制されている。
【0054】上記構成において、タペット24内部に設
けられたロック手段は、ロックピン45が中央タペット
41と外部タペット42との分割面に交わるように、分
割面と直角方向に作動すると共に、タペット軸心からカ
ムの摺動方向にオフセットして配置されることにより、
ロックピン45を回転軸とするタペットの揺れを規制で
きるので、タペット24を弁のリフト方向に正確に移動
させることができる。また、カムの摺動方向に複数のロ
ックピン45を配置することができる。
【0055】更に、カムに当接するタペット面を三分割
することが可能となり、摺動面積を広くできるので、カ
ムフォークの設計自由度を高めることができる。また、
カムに当接するタペット面を平面にできるので、従来の
ように摺動面積をかせぐために曲面にしたりする必要が
なくなり、カムとの摺動による摩擦抵抗や機械的損失等
も低減できる。
【0056】スプリングシート47は、フランジ部47
aが第2貫通孔43b、44bに設けられたリング部材
49に当接することにより対向するスプリングシート4
7同士が接近する方向への第2貫通孔43b、44b内
での作動範囲が規制されている。
【0057】ロックピン45は、第1貫通孔43a、4
4aに圧入されたピンストッパ部材48により反スプリ
ングシート側への作動範囲が規制され、スプリングシー
ト47に押されてロックピン45の反スプリングシート
側の端面がピンストッパ部材48に当接することによっ
て、ロックピン45のスプリングシート47側の端面
が、外部タペット42の第1内側平面42bと面一に位
置決めされるよう規制されている。
【0058】タペット24は、第1貫通孔43a,44
aが設けられた外部タペット42、中央タペット41を
備える他に、タペットフレーム91の外周を覆うタペッ
トカバー92とを有し、このタペットフレーム91の外
周とタペットカバー92との間に隙間93を形成し、こ
の隙間93が第1貫通孔43a、44aの外部タペット
42の第1外側面42d側の開口端42eに連通され
る。この構成により、外部タペット42とタペットカバ
ー92によりオイル通路を容易に形成できる。
【0059】この隙間93は、外部タペット42の外側
面42dの全周に亘って形成され、この全周に形成され
た隙間93から分岐して第1貫通孔43a、44aの外
部タペット42の第1外側面42d方向の開口端42e
に連通される。
【0060】ロックピン45を作動させるための制御油
圧は、図2に示す油圧コントロールバルブ60により制
御油圧が生成され、油路65、66から各タペット24
に分岐する分岐路101からタペットカバー92の内外
を連通する連通孔99を通じて隙間93に供給されて、
開口端42eからロックピン45の反スプリングシート
側の端面に制御油圧を作用させる。連通孔99は、分岐
路101に連通するタペットガイド54の連通孔102
と隙間93とを連通するようにタペットカバー92の1
ヶ所に形成しており、オイル漏れを少なくして油圧を効
率的に伝達できる。
【0061】第1貫通孔43a,43bのロックピン4
5の反スプリングシート側の端面は、この隙間93に連
通してロックピンの反スプリングシート側の端面に油圧
を作用させる油圧室としての役割を持っている。
【0062】また、隙間93は油圧室より下方に配置さ
れている。これにより、制御油圧発生時にロックピン4
5に確実に圧力を伝達しつつ、油圧解放時にオイルの自
重で迅速に油圧室からオイルを排出できる。また、ロッ
クピン45へ供給するオイル通路が容易に形成でき、外
周にオイル通路を形成することでタペットの剛性を高め
ることができる。
【0063】外部タペット42の第1外側面42dと、
中央タペット41の第2円筒部41cが挿通される第1
円筒孔42dとの間が中空状にされ、この中空状内部の
上端面94と第2円筒部41cの下端部に取り付られた
スプリングシート95との間にスプリング96が保持さ
れている。
【0064】外部タペット42は、タペットカバー92
の底面部92aでバルブコッタと呼ばれる連結部材97
を介して吸気弁39及び排気弁40のステムエンド81
に連結されている。
【0065】スプリング96は、中央タペット41を常
に上方に付勢しており、中央タペット41をスプリング
96の付勢力に抗して第2カム26のカムプロフィール
により下方に押す。
【0066】吸気弁39及び排気弁40は、バルブスプ
リング82により弁を開成する方向に付勢されており、
外部タペット42を下方に押すことによって、ステムエ
ンド81の燃焼室B側の端部に形成された弁体を閉成方
向にリフトさせる。[タペットの動作]図10は、第1
カムによりタペットを低リフトさせるアンロック状態を
示すタペットの縦断面図である。図11は、第2カムに
よりタペットを高リフトさせるロック状態を示すタペッ
トの縦断面図である。
【0067】第1カム25、27のカムプロフィールは
弁のリフト量が小さく、第2カム26のカムプロフィー
ルは第1カム25、27と同位相であるが、リフト量が
大きくなるよう構成されている。外部タペット42の第
1平面42aは第1カム25、27に当接し、中央タペ
ット41の第2平面42aは第2カム26に当接する。
【0068】エンジンの低速運転時において、第1カム
25、27により、弁を低リフトさせる場合には、図1
0に示すように、制御油圧をロックピン45の反スプリ
ングシート側の端面に印加させないで、ロックピン45
のスプリングシート側の端部47bを外部タペット42
の第1内側平面42bと面一な状態とし、外部タペット
42が中央タペット41に対して相対的に上下方向に移
動可能とする。
【0069】この状態で、第1カム25、27が外部タ
ペット42の第1平面42aを押すことによって弁をリ
フトさせると共に、中央タペット41は外部タペット4
2とは無関係に摺動することになる。
【0070】エンジンの高速運転時において、第2カム
26により、弁を高リフトさせる場合には、図11に示
すように、制御油圧をロックピン45の反スプリングシ
ート側の端面に印加させて、スプリング46の付勢力に
抗してスプリングシート47を中央タペット41側に移
動させ、ロックピン45が、外部タペット42の第1内
側平面42bと中央タペット41の第2外側面41bと
に跨がるように、スプリングシート側の端部が第2貫通
孔43b、44b内に入り込むことによって、中央タペ
ット41が外部タペット42と結合される。
【0071】この状態で、第2カム26が中央タペット
41の第2平面41aを押すことによって、中央タペッ
ト41は外部タペット42と一体で移動して、弁をリフ
トさせることになる。
【0072】以上のように、スプリングシート47の作
動範囲は、スプリングシート47のロックピン側の端面
47bが、中央タペット41と外部タペット42との分
割面と面一になり、且つロックピン45のスプリングシ
ート側の端面が、分割面と面一に位置決めされるよう規
制されていることにより、組み付け時のスプリングの装
着が容易となる。また、中央タペット41と外部タペッ
ト42とがアンロック状態で、両タペットの相対移動が
スムーズに行える。また、アンロック状態からロック状
態への移行は、ロックピン45に油圧を印加してカムプ
ロフィルがベース円になった時に容易に達成される。
【0073】また、カムからタペット24の第2平面4
1a又は第1平面42aに印加される荷重のうち、カム
摺動方向の中心付近に最大荷重が作用するが、この最大
荷重点に近い位置にロックピン45を配置しているの
で、タペット外側平面に作用する側圧を低減でき、信頼
性を高めて、効率よく弁をリフトさせることができる。
【0074】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【0075】例えば、第1カム25、27のカムプロフ
ィルを略真円とし、1つの燃焼室に設けられた一対の吸
気弁の一方を低速運転時にリフト停止状態にすれば、燃
焼室内に吸気スワールを生成するよう構成できる。但
し、リフト停止状態でも、2mm程度はリフトさせて、
吸気ポート内に溜っている燃料を燃焼室内に導出する必
要がある。
【0076】また、1つの燃焼室に設けられた一対の吸
気弁又は排気弁を夫々異なるカムプロフィルでリフトさ
せ、一対の弁のリフト量を可変にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態として例示するエンジン
の側面図である。
【図2】図1のエンジンからヘッドカバーを取り除いた
状態でのシリンダヘッドの平面図である。
【図3】図2のI−I縦断面図である。
【図4】図2のII−II縦断面図である。
【図5】図2のIII−III縦断面図である。
【図6】中央タペットの外観図である。
【図7】外部タペットの外観図である。
【図8】本発明の弁制御構造を適用した実施形態のタペ
ット構造を例示する横断面図である。
【図9】図8のIV−IV縦断面図である。
【図10】図8のV−V縦断面図である。
【図11】第1カムによりタペットを低リフトさせるア
ンロック状態を示すタペットの縦断面図である。
【図12】第2カムによりタペットを高リフトさせるロ
ック状態を示すタペットの縦断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 15、16 カムシャフト 24 タペット 25、27 第1カム 26 第2カム 41 中央タペット 42 外部タペット 43、44 貫通孔 45 ロックピン 93 隙間(オイル通路)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁のリフト量を可変とするカムと、該カ
    ムに当接して弁をリフトさせるタペットとを有し、燃焼
    状態に応じて弁のリフト量を制御する内燃機関の弁制御
    構造において、 前記タペットは円筒状で、ステムエンドの一端部に設け
    られると共に、前記弁のリフト方向に平行で、カムの摺
    動方向に長辺となるように、中央タペットと、該中央タ
    ペットを挟むように、その両側面に摺接する外部タペッ
    トとの三つに分割され、 前記タペットの内部には、前記中央タペットと外部タペ
    ットとを結合させて協働させるロック手段が設けられ、 前記ロック手段は、前記中央タペットと外部タペットと
    の分割面に交わるように、該分割面と直角方向に作動す
    ると共に、前記タペット軸心からカムの摺動方向にオフ
    セットして配置されたロックピンを有することを特徴と
    する内燃機関の弁制御構造。
  2. 【請求項2】 前記外部タペットは、タペットフレーム
    と、該タペットフレームの外部を覆うタペットカバーと
    を備え、該タペットフレームとタペットカバーとにより
    隙間を形成し、該隙間に前記ロックピンを作動させるオ
    イルを通じさせることを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関の弁制御構造。
  3. 【請求項3】 前記中央タペットには、前記ロックピン
    を前記外部タペット側に付勢するスプリングが設けら
    れ、該スプリングは、該ロックピンの作動方向に摺動す
    ると共に、その作動範囲が規制されたスプリングシート
    により該中央タペット内部に保持され、該スプリングシ
    ートの作動範囲は、前記スプリングシートの前記ロック
    ピン側の端面が、前記中央タペットと外部タペットとの
    分割面と面一になり、且つ前記ロックピンの前記スプリ
    ングシート側の端面が、前記分割面と面一に位置決めさ
    れるよう規制されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の内燃機関の弁制御構造。
  4. 【請求項4】 前記ロックピンを作動させるオイルを通
    じさせる隙間が前記外部タペットの全外周に亘って形成
    され、前記外部タペットには該隙間に連通して該ロック
    ピンの反スプリングシート側の端面に油圧を作用させる
    油圧室が形成され、該隙間が該油圧室より下方に配置さ
    れていることを特徴とする請求項2又は3に記載の内燃
    機関の弁制御構造。
JP2000297111A 2000-09-28 2000-09-28 内燃機関の弁制御構造 Expired - Fee Related JP3783228B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000297111A JP3783228B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 内燃機関の弁制御構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000297111A JP3783228B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 内燃機関の弁制御構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002106313A true JP2002106313A (ja) 2002-04-10
JP3783228B2 JP3783228B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=18779277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000297111A Expired - Fee Related JP3783228B2 (ja) 2000-09-28 2000-09-28 内燃機関の弁制御構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3783228B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100980866B1 (ko) * 2007-12-14 2010-09-10 현대자동차주식회사 가변 밸브 리프트 장치
KR100980868B1 (ko) 2007-12-14 2010-09-10 현대자동차주식회사 가변 밸브 리프트 장치
KR101090798B1 (ko) * 2009-06-04 2011-12-08 현대자동차주식회사 가변 태핏
KR101241557B1 (ko) 2007-12-07 2013-03-08 현대자동차주식회사 가변 밸브 리프트의 태핏 구조
KR101283173B1 (ko) 2011-10-04 2013-07-05 영신정공 주식회사 가변 밸브용 태핏 장치
KR101292196B1 (ko) 2011-10-14 2013-08-06 김동섭 자동차용 엔진
KR101304135B1 (ko) * 2011-10-04 2013-09-05 영신정공 주식회사 직동형 태핏 장치

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101241557B1 (ko) 2007-12-07 2013-03-08 현대자동차주식회사 가변 밸브 리프트의 태핏 구조
KR100980866B1 (ko) * 2007-12-14 2010-09-10 현대자동차주식회사 가변 밸브 리프트 장치
KR100980868B1 (ko) 2007-12-14 2010-09-10 현대자동차주식회사 가변 밸브 리프트 장치
US7987826B2 (en) 2007-12-14 2011-08-02 Hyundai Motor Company Variable valve lift apparatus
KR101090798B1 (ko) * 2009-06-04 2011-12-08 현대자동차주식회사 가변 태핏
US8336513B2 (en) 2009-06-04 2012-12-25 Hyundai Motor Company Variable tappet
KR101283173B1 (ko) 2011-10-04 2013-07-05 영신정공 주식회사 가변 밸브용 태핏 장치
KR101304135B1 (ko) * 2011-10-04 2013-09-05 영신정공 주식회사 직동형 태핏 장치
KR101292196B1 (ko) 2011-10-14 2013-08-06 김동섭 자동차용 엔진

Also Published As

Publication number Publication date
JP3783228B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3785634B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP4396024B2 (ja) シリンダヘッド構造
US8820277B2 (en) Engine assembly including cylinder head oil gallery
JP5378091B2 (ja) 内燃機関の動弁系回転軸の固定構造
JP2002106313A (ja) 内燃機関の弁制御構造
KR100311676B1 (ko) 엔진의밸브작동기구
US6457445B1 (en) Valve lift control device
US20090266321A1 (en) Valve system for internal combustion engine
JPH1047155A (ja) 内燃機関のシリンダヘッド装置
EP1344930B1 (en) Internal combustion engine with fuel injection valve
JP2004293329A (ja) 可変動弁機構を備えたエンジンのシリンダヘッド部構造
GB2301395A (en) Valve actuating system for a multi-cylinder i.c. engine
JP3876598B2 (ja) エンジンの動弁装置
EP1403497A1 (en) Camshaft bearing structure for over-head camshaft type internal combustion engine
JP4045766B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP3783597B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP3596525B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP2013113158A (ja) 内燃機関のヘッドカバー構造
JP2004204706A (ja) エンジンのシリンダヘッド構造
JP2001263013A (ja) エンジンの動弁装置
JP3722114B2 (ja) エンジンのシリンダヘッド構造
JPH10148113A (ja) Sohc型内燃機関
JP2004124773A (ja) エンジンのシリンダヘッド部構造
US20080184957A1 (en) Cylinder head and internal combustion engine having the same
JP2004124769A (ja) エンジンのシリンダヘッド部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees