JP2002106034A - 局部洗浄装置 - Google Patents

局部洗浄装置

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JP2002106034A JP2000298122A JP2000298122A JP2002106034A JP 2002106034 A JP2002106034 A JP 2002106034A JP 2000298122 A JP2000298122 A JP 2000298122A JP 2000298122 A JP2000298122 A JP 2000298122A JP 2002106034 A JP2002106034 A JP 2002106034A
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茂 立田
Kazutsugu Hayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局部洗浄流路をより衛生的にする。 【解決手段】 先端部に噴射孔11nを有した局部洗浄
流路11gと、局部洗浄流路11gを局部洗浄時の水流
方向とは逆方向の水流により洗浄するために設けたノズ
ル洗浄流路11hと、ノズル洗浄時の洗浄水を排出する
排水流路11kと、各流路を切替えるための流路切替弁
11b,11c,11dと、を備えた構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肛門や肛門周辺部
等の局部を洗浄する局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の局部洗浄装置は、洗浄水
を噴射して局部(肛門や肛門周辺部等)を洗浄するノズ
ルを備え、そのノズルには、先端部に噴射孔を有した局
部洗浄流路が設けられている。
【0003】このノズルは、例えば排便後に、その局部
洗浄流路の先端部に位置する噴射孔から、水道水を局部
へ向けて噴射することにより、局部の洗浄を行うように
している。
【0004】この局部洗浄流路には、水道水が導水され
るために、その水道水中に含まれる次亜塩素酸により、
局部洗浄流路の殺菌が行われるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の局部洗
浄装置にあっては、水道水中の次亜塩素酸は、時間の経
過と共に、その濃度が低下するために、殺菌力が低下す
るから、特に、局部洗浄流路の先端部に位置する噴射孔
に糞尿等が付着している場合、局部洗浄流路で細菌が増
殖して、局部洗浄流路が汚染される恐れがあり、衛生面
での課題となっている。
【0006】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、局部洗浄流路をより衛
生的にすることができる局部洗浄装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の局部洗浄装置は、先端部に噴射
孔を有した局部洗浄流路と、局部洗浄流路を局部洗浄時
の水流方向とは逆方向の水流により洗浄するために設け
たノズル洗浄流路と、局部洗浄流路洗浄時の洗浄水を排
出する排水流路と、各流路を切替えるための流路切替弁
と、を備えた構成にしている。
【0008】請求項2記載の局部洗浄装置は、請求項1
記載の局部洗浄装置において、局部洗浄後に前記局部洗
浄流路を洗浄するよう制御した構成にしている。
【0009】請求項3記載の局部洗浄装置は、請求項1
又は請求項2のいずれかに記載の局部洗浄装置におい
て、殺菌剤を貯留する殺菌剤貯留タンクと、殺菌剤貯留
タンクから前記ノズル洗浄流路へ殺菌剤を供給する殺菌
剤供給流路と、殺菌剤供給流路への殺菌剤の供給を制御
する制御弁と、を設け、前記局部洗浄流路の洗浄時に、
殺菌剤を供給するよう制御した構成にしている。
【0010】請求項4記載の局部洗浄装置は、請求項3
記載の局部洗浄装置において、前記殺菌剤の供給後に、
前記局部洗浄流路をすすぎ洗浄するよう制御した構成に
している。
【0011】請求項5記載の局部洗浄装置は、請求項3
又は請求項4のいずれかに記載の局部洗浄装置におい
て、前記殺菌剤が、次亜塩素酸である構成にしている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態の局部洗浄
装置を図1乃至図6に基づいて以下に説明する。
【0013】1は装置本体で、その両側で前方に突出す
る支持部1aを設けており、その支持部1aの内側に、
便座2の取付片2a及び蓋体3の取着片3aを枢着する
ことにより、便座2及び蓋体3を上下回動自在に支持し
ている。また、この装置本体1は、局部(肛門や肛門周
辺部等)を洗浄する洗浄水を噴出する噴出箇所であるノ
ズル11を、伸縮自在に支持している。このノズル11
については、詳しく後述する。
【0014】また、この装置本体1は、局部洗浄装置と
しての動作をするための後述する各種動作手段を収納す
る動作手段収納部1bを一体に設けている。動作手段収
納部1bは、一方の支持部1aの外面に一体に形成さ
れ、便座2及び蓋体3の側方に位置している。この動作
手段収納部1bの上面には、局部洗浄操作キー4a、洗
浄水流量操作キー4b、洗浄水温度操作キー4c、便座
温度操作キー4d、温風操作キー4eを有した操作部4
が設けられている。
【0015】局部洗浄操作キー4aは、局部洗浄水23
を噴射するノズル11を移動させる等して局部の洗浄を
行う際に操作される。洗浄水流量操作キー4bは、手動
アップダウン式であって、局部の洗浄時に局部洗浄水2
3の水量を変更する際に操作される。洗浄水温度操作キ
ー4cは、局部の洗浄時に局部洗浄水23の水温を変更
する際に操作される。便座温度操作キー4dは、便座2
の温度を変更する際に操作される。温風操作キー4e
は、温風の吹き出しを開始する際あるいは温風の温度や
風量を変更する際等に操作される。これらの各種操作キ
ー4a,4b,4c,4d,4eを、使用者が操作する
ことにより、キー入力情報(操作信号)が後述する主制
御手段8に伝えられて、本局部洗浄装置の動作が制御さ
れる。
【0016】次に、動作手段収納部1bに収納された各
種動作手段、すなわち、操作手段5、便座温度調整手段
6、洗浄手段7及び主制御手段8について説明する。
【0017】操作手段5は、前述した操作キー4a,4
b,4c,4d,4eと電気的に接続される電気回路に
より構成されており、主制御手段8に電気的に接続され
ている。
【0018】便座温度調整手段6は、主制御手段8と電
気的に接続される電気回路により構成され、着座検出手
段6a、便座温度可変手段6b及び便座温度検出手段6
cとを具備している。着座検出手段6aは、着座センサ
ー(図示せず)を具備しており、この着座センサーによ
り、使用者が便座2に着座したことを検出し、検出結果
を主制御手段8に送る。便座温度可変手段6bは、主制
御手段8からの便座温度の変更指示を受けると共に、こ
の変更指示に基づいて便座2に収納されたヒーター(図
示せず)を操作して、便座2の温度を変更したり、指示
された温度に保ったりする。便座温度検出手段6cは温
度センサー(図示せず)を具備しており、この温度セン
サーにより、便座2の温度を検出し、検出結果を主制御
手段8に送る。
【0019】洗浄手段7は、主制御手段8と電気的に接
続される電気回路により構成され、洗浄流量可変手段7
aを具備している。洗浄流量可変手段7aは、本局部洗
浄装置に設けたノズル11から噴射される局部洗浄水2
3の水量の変更指示を、主制御手段8から受けると共
に、この変更指示に基づいて、後述するポンプ13を操
作して、ノズル11から噴射される局部洗浄水23の水
量を変更したり、指示された水量に保ったりする主制御
手段8は、便座2に着座している使用者の指示に従っ
て、便座2の温度制御やノズル11からの局部洗浄水2
3の噴出や洗浄動作の制御を行うものであり、また、前
述した操作キー4a,4b,4c,4d,4eの操作に
より、操作手段5に入力された変更指示を受けることに
より、便座温度や洗浄流量などの制御量を、操作手段5
における変更量に基づいて変更するよう、便座温度調整
手段6や洗浄手段7に指示を出力する。この主制御手段
8の動作は、内蔵されているマイクロコンピュータ等に
予め格納されたプログラムに沿って行われる。
【0020】また、装置本体1は、その内部に、濾過部
9からノズル11に至る給水経路の一部が配管されてい
る。この内部の給水経路は、ホースやパイプ等により構
成され、その一端が濾過部9の排水管に、他端がノズル
11にそれぞれ接続されている。また、この装置本体1
は、図5に示すように、内部の給水経路上に、給水電磁
弁10、局部洗浄水用タンク12及びポンプ13が、こ
の順序で配設され、濾過部9が給水電磁弁10よりも上
流側に、ノズル11がポンプ13よりも下流側にそれぞ
れ設けられる。
【0021】給水電磁弁10は、主制御手段8から送ら
れてくる指示により、開閉動作が制御され、この開閉動
作により、給水経路が通水状態又は非通水状態に切替え
られる。局部洗浄水用タンク12は、局部洗浄水23を
加熱して温水とするためのものであり、ヒータ等の加熱
手段が設けられている。この局部洗浄水用タンク12内
の局部洗浄水23の温度は、主制御手段8により加熱手
段を制御することにより調整される。ポンプ13は、局
部洗浄水23をノズル11から噴射させて局部に供給す
るよう、局部洗浄水23を給水経路内で圧送するもので
ある。このポンプ13は、主制御手段8により局部洗浄
水23の圧送量が制御されることにより、ノズル11か
らの水流量等を調節する。
【0022】また、この装置本体1は、その内部に、後
述するノズル11を伸縮するためのモータ(図示せず)
が配設されている。
【0023】また、装置本体1は、便器14の上面後側
に載置され、専用の固定金具(図示せず)により、便器
14に固定される。この状態では、装置本体1は、便器
14を洗浄するために流す便器洗浄水を貯水するロータ
ンク15の前側に位置している。この装置本体1は、電
源コード16により、給電される。
【0024】11はノズルで、ノズル柄11a、第1の
流路切替弁11b、第2の流路切替弁11c、第3の流
路切替弁11d、ノズル端部11e、濾過膜11fを備
えて構成されている。
【0025】ノズル柄11aは、局部洗浄水23を流す
局部洗浄流路11g及びその局部洗浄流路11gを局部
洗浄時の水流方向とは逆方向の水流により洗浄するため
に設けたノズル洗浄流路11hを、隔壁11jを隔てて
有しており、局部洗浄流路11h洗浄時の洗浄水を排出
するために局部洗浄流路11gに連通して設けた排水流
路11kを有する排水管11mを一体に設けている。こ
のノズル柄11aは、局部洗浄流路11gの基端部に第
1の流路切替弁11bが、ノズル洗浄流路11hの基端
部に第2の流路切替弁11cが、排水流路11kの先端
部に第3の流路切替弁11dが、それぞれ設けられてい
る。
【0026】ノズル端部11eは、局部洗浄水23を噴
射する噴射孔11nを有し、局部洗浄流路11gの先端
部に位置するよう、ノズル柄11aと固着され、その内
部には、セラミック製の濾過膜11fが内蔵されてい
る。なお、濾過膜11fは、セラミック製に限るもので
はない。この濾過膜11fにより、給水中に含まれてい
る細菌や懸濁物が濾過される。
【0027】17は分岐水栓で、トイレの水道配管18
に接続されており、水道配管18により供給される水道
水を主流と支流に分流する。この分岐水栓17により分
流された水道水の主流は、ロータンク配管(図示せず)
を通じてロータンク15に供給され、便器洗浄水として
排便や放尿後における便器14内の汚物洗浄に利用され
る。一方、この分岐水栓17により分流された水道水の
支流は、フレキシブルホース19を通じて濾過部9に供
給され、この濾過部9により夾雑物が除去された後、局
部洗浄水23として、装置本体1に内蔵されている局部
洗浄水用タンク12に貯水される。
【0028】次に、図6に基づいて、本局部洗浄装置の
動作を説明する。まず、使用者が便座2に着座すると着
座検出手段6aにより検出され、本局部洗浄装置が待機
モードとなる。次に、排便後に使用者が局部洗浄操作キ
ー4aをONにすると、主制御手段8からの指示でノズ
ル11が伸長し、そのノズル11の伸長と共にポンプ1
3が作動し、さらに給水経路中の給水電磁弁10が開
く。
【0029】このとき、第1の流路切替弁11bが開
き、第2の流路切替弁11c及び第3の流路切替弁11
dが閉じることにより、ポンプ13の動作によって、図
1(a)に実線で矢示するように、局部洗浄水23が局
部洗浄流路11gに給水され、ノズル端部11eに内蔵
された濾過膜11fで濾過された後に、噴射孔11nか
ら局部へ向かって、同図(a)に破線で示すように、局
部洗浄水23が噴射されて、局部を洗浄する。ノズル1
1への局部洗浄水23の供給は、装置本体1に内蔵され
た局部洗浄水用タンク12からポンプ13を介して行わ
れる。また、局部洗浄水用タンク12への局部洗浄水2
3の供給は、開かれた給水電磁弁10を介して、濾過部
9から行われる。
【0030】この後、使用者が停止スイッチとして局部
洗浄操作キー4aを操作すると、主制御手段8からの指
示により、ノズル11が収縮し、第1の流路切替弁11
bが閉じるとともに、第2の流路切替弁11c及び第3
の流路切替弁11dが開くことにより、同図(b)に実
線で示すように、ノズル洗浄流路11hに給水されて、
その給水された水が、ノズル端部11eに内蔵されてい
る濾過膜11fを透過し、さらに、局部洗浄流路11g
を局部洗浄時の逆方向へ流れて、排水流路11kを経
て、本局部洗浄装置の外部の便器14へ排出される。
【0031】この給水により、濾過膜11fを閉塞して
いる懸濁物質が逆洗浄され、濾過膜11fの透過流量が
回復する。また、このとき、噴射孔11nからも、同図
(b)に破線で示すように、給水された水が吐出するこ
とにより、噴射孔11n近傍に付着した汚物を除去する
ことができる。こうして、予め設定された所定時間、濾
過膜11fを含む局部洗浄流路11gを洗浄した後に、
ポンプ13が停止するとともに、第2の流路切替弁11
c及び第3の流路切替弁11dが閉じ、給水電磁弁10
も閉じる。このようにして、局部の洗浄が終わり、本局
部洗浄装置は、待機状態となる。
【0032】かかる局部洗浄装置にあっては、流路切替
弁11c,11d,11eにより流路を切替えることに
より、局部洗浄時の水流方向とは逆方向の水流をノズル
洗浄流路11hから局部洗浄流路11gに給水して、局
部洗浄流路11gを洗浄するから、局部洗浄流路11g
をより衛生的にすることができる。
【0033】また、局部洗浄後という、局部洗浄流路1
1gが最も汚染される恐れのあるときに、局部洗浄流路
11gを洗浄するから、局部洗浄流路11gをより衛生
的にすることができる。
【0034】また、濾過膜11fを閉塞している懸濁物
質を逆洗浄することにより、濾過膜11fの寿命を長く
することができる。
【0035】次に、本発明の第2実施形態の局部洗浄装
置を図7及び図8に基づいて以下に説明する。なお、第
1実施形態の局部洗浄装置と同一の部材には同一の符号
を付し、第1実施形態の局部洗浄装置と異なるところの
み記す。本実施形態の局部洗浄装置は、基本的には第1
実施形態の局部洗浄装置と同様であるが、次亜塩素酸よ
りなる殺菌剤を貯留する殺菌剤貯留タンク20、殺菌剤
貯留タンク20からノズル洗浄流路11hへ殺菌剤を供
給するようノズル11に接続された殺菌剤供給流路2
1、殺菌剤供給流路21への殺菌剤の供給を制御するよ
う殺菌剤供給流路21上に設けられた制御弁22を備え
た構成となっている。
【0036】このものの制御弁22は、第1の流路切替
弁11b乃至第3の流路切替弁11dや給水電磁弁と同
様に、主制御手段8により開閉制御され、予め設定され
た供給時間、殺菌剤供給流路21に殺菌剤を供給するよ
うになっている。
【0037】次に、図8に基づいて、本局部洗浄装置の
動作のうち、第1実施形態の局部洗浄装置の動作と異な
る動作を説明する。使用者が、局部洗浄操作キー4aを
操作して、ノズル洗浄流路11hに給水されたとき、制
御弁22が開き、殺菌剤貯留タンク20に貯留されてい
る殺菌剤が、殺菌剤供給流路21を経て、ノズル洗浄流
路11hに供給される。すると、殺菌剤を含有した水
が、ノズル端部11eに内蔵されている濾過膜11fを
透過し、さらに、局部洗浄流路11gを局部洗浄時の逆
方向へ流れて、排水流路11kを経て、本局部洗浄装置
の外部の便器14へ排出される。
【0038】こうして、殺菌剤を含有した水が給水され
ることにより、局部洗浄流路11g及び噴射孔11nを
含むノズル柄11a内の流路を殺菌するとともに、濾過
膜11fを閉塞している懸濁物質が逆洗浄され、さら
に、濾過膜11fを閉塞している懸濁物質を酸化分解し
て、懸濁物質を濾過膜11fから剥離しやすくする。ま
た、このとき、噴射孔11nからも、給水された水が吐
出することにより、噴射孔11n等に付着した生物膜等
の付着物を酸化分解することができる。
【0039】こうして、予め設定された所定時間、濾過
膜11fを含む局部洗浄流路11gを洗浄した後に、制
御弁22が閉じ、局部洗浄流路11gに殺菌剤が残留し
ないように、予め設定されたすすぎ時間、すすぎ洗浄が
なされ、その後、ポンプ13が停止するとともに、第2
の流路切替弁11c及び第3の流路切替弁11dが閉
じ、給水電磁弁10も閉じる。このようにして、局部の
洗浄が終わり、本局部洗浄装置は、待機状態となる。
【0040】かかる局部洗浄装置にあっては、第1実施
形態の効果に加えて、局部洗浄流路洗浄時に、殺菌剤貯
留タンク20からノズル洗浄流路11hへ殺菌剤を供給
して、局部洗浄流路11gを殺菌することによって、局
部洗浄流路11gをより衛生的にすることができる。
【0041】また、殺菌剤の供給の後に、局部洗浄流路
11gをすすぎ洗浄するようにしているから、次の局部
洗浄時に、局部洗浄水23中に殺菌剤が残留しないよう
にすることができる。
【0042】また、殺菌剤が次亜塩素酸であるから、計
時的に分解するために残留性が少なく、また、次亜塩素
酸は、酸化剤であるので、噴射孔11n等に付着した付
着物を酸化分解して、洗浄・除去し易くなり、より衛生
的にすることができる。
【0043】なお、第1実施形態の局部洗浄装置及び第
2実施形態の局部洗浄装置では、濾過膜11fをノズル
端部11eに設けているが、局部洗浄水用タンク12か
ら噴射孔11nまでの流路に設けてもよい。
【0044】また、第1実施形態の局部洗浄装置及び第
2実施形態の局部洗浄装置のノズル11では、ノズル端
部11eをノズル柄11aと固着しているが、着脱自在
に設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の局部洗浄装置は、流路切
替弁により流路を切替えることにより、局部洗浄時の水
流方向とは逆方向の水流をノズル洗浄流路から局部洗浄
流路に給水して、局部洗浄流路を洗浄するから、局部洗
浄流路をより衛生的にすることができる。
【0046】請求項2記載の局部洗浄装置は、局部洗浄
後という、局部洗浄流路が最も汚染される恐れのあると
きに、局部洗浄流路を洗浄するよう制御されるから、局
部洗浄流路をより衛生的にすることができるという請求
項1記載の局部洗浄装置の効果をさらに奏することがで
きる。
【0047】請求項3記載の局部洗浄装置は、局部洗浄
流路洗浄時に、殺菌剤貯留タンクからノズル洗浄流路へ
殺菌剤を供給して、局部洗浄流路を殺菌することによ
り、局部洗浄流路をより衛生的にすることができるとい
う請求項1記載の局部洗浄装置の効果をさらに奏するこ
とができる。
【0048】請求項4記載の局部洗浄装置は、請求項3
記載の局部洗浄装置の効果に加えて、殺菌剤の供給の後
に、局部洗浄流路をすすぎ洗浄するようにしているか
ら、次の局部洗浄時に、洗浄水中に殺菌剤が残留しない
ようにすることができる。
【0049】請求項5記載の局部洗浄装置は、請求項3
又は請求項4のいずれかに記載の局部洗浄装置の効果に
加えて、殺菌剤が次亜塩素酸であるから、計時的に分解
するために残留性が少なく、また、次亜塩素酸は、酸化
剤であるので、噴射孔等に付着した付着物を酸化分解し
て、洗浄・除去し易くなり、より衛生的にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のもののノズルの断面図
である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の図2とは異なる方向から見た部分斜視図
である。
【図4】同上のものの制御手段のブロック図である。
【図5】同上の動作を示すブロック図である。
【図6】同上の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態の動作を示すブロック図
である。
【図8】同上の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 ノズル 11b 第1の流路切替弁 11c 第2の流路切替弁 11d 第3の流路切替弁 11g 局部洗浄流路 11h ノズル洗浄流路 11k 排水流路 11n 噴射孔 20 殺菌剤貯留タンク 21 殺菌剤供給流路 22 制御弁 23 局部洗浄水

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に噴射孔を有した局部洗浄流路
    と、局部洗浄流路を局部洗浄時の水流方向とは逆方向の
    水流により洗浄するために設けたノズル洗浄流路と、局
    部洗浄流路洗浄時の洗浄水を排出する排水流路と、各流
    路を切替えるための流路切替弁と、を備えたことを特徴
    とする局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 局部洗浄後に前記局部洗浄流路を洗浄す
    るよう制御した請求項1記載の局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 殺菌剤を貯留する殺菌剤貯留タンクと、
    殺菌剤貯留タンクから前記ノズル洗浄流路へ殺菌剤を供
    給する殺菌剤供給流路と、殺菌剤供給流路への殺菌剤の
    供給を制御する制御弁と、を設け、前記局部洗浄流路の
    洗浄時に、殺菌剤を供給するよう制御した請求項1又は
    請求項2のいずれかに記載の局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記殺菌剤の供給後に、前記局部洗浄流
    路をすすぎ洗浄するよう制御した請求項3記載の局部洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】 前記殺菌剤が、次亜塩素酸である請求項
    3又は請求項4のいずれかに記載の局部洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202480A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Toto Ltd 衛生洗浄装置
CN109736399A (zh) * 2019-01-04 2019-05-10 深圳市优瑞新科技有限公司 一种防冲洗管堵塞的智能马桶盖

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