JP2002105942A - 静的締固め杭造成方法及び装置 - Google Patents

静的締固め杭造成方法及び装置

Info

Publication number
JP2002105942A
JP2002105942A JP2000303120A JP2000303120A JP2002105942A JP 2002105942 A JP2002105942 A JP 2002105942A JP 2000303120 A JP2000303120 A JP 2000303120A JP 2000303120 A JP2000303120 A JP 2000303120A JP 2002105942 A JP2002105942 A JP 2002105942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing pipe
thrust screw
filling material
ground
pile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000303120A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikuni Okayama
義邦 岡山
Kiyoharu Kuji
清春 久慈
Kozo Iwata
孝三 岩田
Tatsushi Utsunomiya
達志 宇都宮
Koichi Sato
晃一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kaiko Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kaiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kaiko Co Ltd filed Critical Nippon Kaiko Co Ltd
Priority to JP2000303120A priority Critical patent/JP2002105942A/ja
Publication of JP2002105942A publication Critical patent/JP2002105942A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】地盤改良工事において、振動や騒音を発生させ
ることなく、しかも地盤の密度増大や支持力の増強を図
ることができる、静的締固め杭の造成を図ること。 【解決手段】ケーシングパイプ12内に装備したスラス
トスクリュウ16を回動させて中詰材を排出締固めし、
地盤中に締固め造成杭を形成するに際し、該スラストス
クリュウ16を昇降機構11の位置により所定サイクル
で昇降したり先端開口部より所定量吐出させて、排出す
る中詰材の充密状態の締固めや周辺地盤に対する締固め
効果を高め、せん断強度増加を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、軟弱地盤等の液状化
現象を防止するべく、当該軟弱地盤に対し砂,砕石,
砂,コンクリート殻等の粒状物等の中詰材をケーシング
パイプ中に投入して、該ケーシングパイプの内側に設け
たスラストスクリュウをオーガーモータ等の駆動装置等
により回転させて排出し、地盤に対し締固めする技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、国土が狭隘で山間林野部が
多く、而も、複雑に入り組んだ長い海岸線に迫っている
ような特殊な地勢条件の我が国にあっては、土地の有効
利用は旧くから極めて重要な問題であり、河川湖沼、遠
浅海岸等を埋め立て浚渫して地盤強度を大きくして有効
利用する等の技術が種々研究開発され多くの技術が、実
際には現実に利用化されており、例えば、特開昭53−
84310号公報発明等に示されているように、開発さ
れていた。
【0003】しかるに上記特開昭53−84310号発
明ではスクリューコンベヤを上昇させるのみで押圧力を
作用させないがために造成杭の密度が甘くなるという欠
点があった。而して、該種在来態様の地盤改良施工工事
にあっては、ケーシングパイプの上部及び下部に振動機
を装備し、ケーシングパイプを地盤中に貫入させ、この
際、上部の振動機を利用しその後、該ケーシングパイプ
を引き抜きながら、該ケーシングパイプ内に投入した中
詰材を地盤中に排出し、下部の振動機をもって締固め等
して地盤改良工事を行っていた。
【0004】而しながら、該種地盤改良工事にあって
は、上下部の振動機を利用して、振動発生を行うために
施工中において市街地やその近郊部においては振動や騒
音が発生して一種の公害問題を伴うことが多くしたがっ
て、近時実用性が失われつつある不具合もあった。
【0005】更に同一出願人により特開昭54−128
113号発明や特開平6−200520号発明や特開平
8−284146号発明や特開平8−311854号発
明や特開平9−158166号発明等があるが、無騒
音,無振動方式の静しゅくタイプではあるが反力防止に
ラック,ピニオン方式を用いるために経済的に磨耗が激
しくメンテナンスが煩瑣であるという難点がある。
【0006】これに対処するに出願人の先願発明である
特開平2−167918号公報や特開平3−5516号
公報発明に示されている如く、外側のケーシングパイプ
内にスラストスクリュウを設けて該ケーシングパイプの
所定部位から礫,砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の
粒状物等の中詰材を該ケーシングパイプとスラストスク
リュウに投入し、該スラストスクリュウの回転作用によ
り排出する中詰材を地盤中に於いて締固めするグラベル
ドレーン工法等が新たに開発されて新規に実用化される
ようにはなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】而しながら、かかる新
規なグラベルドレーンによる地盤改良工事にあっても、
当該地盤の性状にもよるが、当該地盤中に排出した中詰
材の礫,砂利,砕石,砂、コンクリート殻等の粒状物が
充分に締固めされず、更に地盤全体のせん断強度を図る
機能を有していないため液状化現象が生ずる可能性もあ
る虞れが未だにあるネックがあった。
【0008】特に、当該改良地盤が、広大な面積に及ぶ
ような場合にはその可能性が大きいという欠点があっ
た。
【0009】即ち、ケーシングパイプの内部に設けるス
ラストスクリュウのスクリュウプレートの底面を傾斜さ
せて、排出した中詰材を地盤中において側方に強制的に
押圧排出することにより締固め効果を大きくしたり、ケ
ーシングパイプ先端のシュウを複数枚のネイルとして排
出がし易いようにするような改良技術によっては、液状
化現象を阻止するだけの充分な排出による中詰材の締固
めと拡径及び地盤の強度増加を完全に行うことが出来な
い起きにくい難点があった。
【0010】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述従来技術に
基づく液状化現象を防止する目的のグラベルドレーンに
よる地盤改良工事の問題点を解決すべき技術的課題と
し、中詰材が礫,砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の
粒状物以外のスラリー等のペースト状の中詰材でもよ
く、広い範囲の組成の中詰材を用いて、確実に排出され
た中詰材が地盤中において締固め及び置換えを確実に行
え、軟弱な地盤を、設計通りの確実な信頼性の高い安定
した地盤に改良する地盤改良工の施工が静しゅく裡に行
えるようにして建設産業における土木技術利用分野に益
する優れた静的締固めの杭造成及び、該造成に使用する
装置を提供せんとするものである。
【0011】
【発明が解決しようとする手段】上述目的に沿い先述特
許請求の範囲を要旨とするこの発明の構成は、前述課題
を解決するために、重機に吊設され回転装置に連携され
たケーシングパイプの内部にスラストスクリュウを装備
し、該スラストスクリュウを回転させることにより中詰
材を地盤中に排出し締固めするようにする杭造成方法に
おいて、該中詰材の地盤に対する排出させる工程にて上
記スラストスクリュウをケーシングパイプに対して相対
的に昇降させることにより積極的に中詰材を押圧締固め
するようにすることを第一の基幹とし、而して、上記ス
ラストスクリュウのケーシングパイプに対する昇降工程
において、該スラストスクリュウを該ケーシングパイプ
先端より所定量突出させた状態で地盤に対する中詰材の
排出締固めを行うようにするようにし、上記中詰材のス
ラストスクリュウによる地盤への排出工程において、重
機に対しケーシングパイプの共上りを防止するようにす
るようにもし、上記作動中にスラストスクリュウをケー
シングパイプにつねに同心的に非揺動的に支持するよう
にもし、上記ケーシングパイプと該ケーシングパイプに
対するスラストスクリュウの挿脱をオーガーモータによ
り振動や騒音を低レベルに抑制して行うようにするよう
にもし、上記中詰材が砂礫以外の材料を用いるようにす
るようにもし、又、重機に回転装置を介して吊設したケ
ーシングパイプに別の回転装置を上設し、該ケーシング
パイプの上部に中詰材投入装置と下部に爪付シューポイ
ントが設けられている静的締固め杭造成装置において、
上記スラストスクリュウに対し重機から昇降機構が、設
けられていることを他の基幹とし、上記ケーシングパイ
プに重機より共上り抑制機構が配設されているようにも
し、上記スラストスクリュウの上部がケーシングパイプ
に対しスラスト軸受けを介して支承されているようにも
し、上記投入装置が、粒状物以外の中詰材投入用にされ
ているようにもした技術的手段を講じたものである。
【0012】
【作用】而して、上述構成において、軟弱地盤等に対す
る地盤改良工事に際し、当該地盤の液状化現象や圧密沈
下現象、すべり破壊等を積極的に防止すべく、当該地盤
中に中詰材を排出して締固めするに際し、該中詰材を
礫,砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の粒状物以外
の、例えば、スラリー状のペースト体等も充填出来るよ
うにし、その際、当該地盤領域に搬入セットした重機の
リーダーに沿ってその上部の滑車を介し、回転駆動装置
としてのオーガーモータを介し、又、昇降機構としての
昇降装置を介し、吊設したケーシングパイプをして、そ
の外側に立体的に設けたスパイラルプレートを介して所
定に削孔し、所定の深度に達すると、該ケーシングパイ
プの上部に設けた投入口から所定の礫,砂利,砕石,
砂,コンクリート殻等の粒状物や、スラリー状のペース
トを投入して該ケーシングパイプ内部に上部の回転駆動
装置としての他のオーガーモータを介して、吊設したス
ラストスクリュウを回転し礫,砂利,砕石,砂,コンク
リート殻等の粒状物等の中詰材をケーシングパイプ先端
開口部より、地盤中に排出し該スラストスクリュウに立
体的に設けたスパイラルプレートが、一条螺旋、或いは
二条螺旋タイプ等にされて更にその底面が上記昇降機構
を介して、スラストスクリュウを所定に昇降させてサイ
クル裡に排出押圧をして中詰材に対する締固めをより効
果的に更に該礫,砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の
粒状物の排出に際しては、スラストスクリュウの先端部
などをケーシングパイプより所定量だけ突出させて地盤
中に対する中詰材の横向きの排出量を多くし、効果的な
締固めを行って当該周辺地盤に対する中詰材の締固めを
より確実にし、而して、その際中詰材の排出締固めに際
し上向き反力をケーシングパイプが受けてケーシングパ
イプがスラストスクリュウと伴に共上りしないように該
ケーシングパイプの回転駆動装置の近辺に共上り抑制機
構としての共上り抑制装置をリーダーに一体的に設け確
実に抑制して中詰材の排出締固めを効果的に行い、結果
的に締固めが設計通りに当該地盤中に於いてなされ、不
測の事態による液状化現象,圧密沈下,すべり破壊等が
確実に抑制防止され、当該ケーシングパイプに対するス
ラストスクリュウの昇降は該スラストスクリュウがケー
シングパイプに対しシリンダ方式に遊嵌され、又、該ケ
ーシングパイプに対するスラストスクリュウはその上部
におけるスラスト軸受けにより支承されて揺動等を生ぜ
ず、バイブロハンマー等が設けられていないことにより
稼働に際し、静的な締固めがこれらの排出締固めが行
え、又、共上り防止作業等は重機に設けたウインチを介
し、ワイヤー等により効果的に行えるようにし、又、ケ
ーシングパイプおよびスラストスクリュウの重機に対す
る連携は重機のリーダーとの間に設けた制御機構等によ
り行えるようにしたものである。
【0013】そして、スラストスクリュウのケーシング
パイプに対する昇降は、適宜の制御装置によるプログラ
ムにより行うようにするものである。
【0014】尚、中詰材の排出締固めについてはその材
質が礫,砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の粒状物以
外のスラリーのペースト状のものであっても、該スラス
トスクリュウの回転及び昇降作用によりスムーズに行え
中詰材の材料限定等はせずとも良いものである。
【0015】
【発明が実施しようとする形態】次ぎにこの出願の発明
の実施しようとする形態を実施例の態様として図面を参
照して説明すれば以下のとおりである。
【0016】
【実施例】図1に示す態様は、この出願の発明の要旨一
つを成す杭打機1の全体側面概略図であり、所定の披改
良地盤2に搬入セットされたクローラー3に対しては、
重機を成すベースマシーン4が、旋回動自在に載置され
ており、そのヘッドに成立して設けられたリーダー5の
上端部には、シーブ(天車)6がその前後に滑車7,7
を装備しており、該ベースマシーン4の所定部位に設け
られた主巻ウインチ8からワイヤー9を介し、シーブ
(天車)6を径て回転駆動装置としてのオーガーモータ
10´ 昇降機構11をその上下の滑車7,7を介し、
スラストスクリュウを吊設し、該スラストスクリュウの
外側にあって振動や騒音防止方式により相対的に作動自
在な滑車7をその上部において、回転駆動装置としての
オーガーモータ10´ 及び、更にその上部に中詰材の
投入ホッパー12´ を有し、該側面に図2に詳示する
ようにスパイラルプレート14を有して外装されており
投入ホッパー12´ に対してはリーダー5に沿って昇
降するスキップバッケット13が設けられて所定の礫,
砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の粒状物或いは、該
礫,砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の粒状物以外の
スラリーのペースト状物をケーシングパイプ12とスラ
ストスクリュウ16のシャフト17との間に投入するこ
とが出来るようにされている。
【0017】又、該ケーシングパイプ12の下端部には
爪付シューポイント15が設けられている。
【0018】そして、昇降機構11は、図示態様におい
てはシリンダ方式のものではあるが、円板状のラックに
対しウォームギアーで設定ストローク昇降にスラストス
クリュウをケーシングパイプ12に対し昇降することが
出来るような態様も採用可能であり、当該昇降のストロ
ーク調整については前記ベースマシーン4の適宜の部位
に設けられている制御装置25内のコンピューター等に
設計的に接続されて、該コンピューターの所定のプログ
ラムに従ってスラストスクリュウをケーシングパイプ1
2に対して昇降することが出来るようにされている。
【0019】又、該ケーシングパイプ12とリーダー5
の間には、中詰材を地盤中に排出締固めするプロセスに
おいて、その押し込み反力により上昇するのを抑止する
ために巻き込みワイヤー26がベースマシーン4のヘッ
ドに設けた巻き込みウインチ20に係止されて制御装置
25の応力感知により共上り反力を検知して、該ケーシ
ングパイプ12の共上りを抑止し、押さえ込んで設計通
りの適正な中詰材の地盤2に対する排出と締固めを行う
ことが出来るようにされている。
【0020】尚、当該共上り抑止機構の一部としての巻
き込みワイヤー26は図示態様に限るものではない。
【0021】そして、巻き込みワイヤー26は適宜の制
御機構19と連携されていることも勿論である。
【0022】而して、スラストスクリュウのシャフト1
7の回りにはスクリュウプレ−ト18が図4の(ニ)乃
至、(ヨ)に示す様に一条螺旋或いは二条螺旋等の複数
螺旋が巻装されており、該スクリュウプレート18は当
該図4の(チ),(リ),(カ),(ヨ)に示す様に、
シャフト17側が厚みが大きくケーシングパイプ12の
内側面寄りには、よりの厚みが薄く先細テーパー状の傾
斜面18´ を形成するようにする態様が(ホ),
(ヘ),(ル),(オ)に示す様なフラットなものに代
わって設けられ、中詰材の排出締固めに際し、側方の押
圧力分力を与えて地盤中への締固めに際しより確実に締
固めを作用させて造成杭の形成を設計通りに確実に行う
ことが出来るようにされている。
【0023】又、スラストスクリュウ16の先端をケー
シングパイプ12の先部より所望に設定量可動中に図2
の(ロ),(ハ)に示すように突出させて、その回転作
用と共にケーシングパイプ12内の中詰材を地盤2中に
強制的に排出しその際に発生する押し込み力により締固
め杭を造成することが出来、これにより、当該地盤の間
隙減少による透水係数の低下、あるいは、締固め杭と当
該地盤による複合地盤を形成でき、確実に液状化現象や
圧密沈下,すべり破壊等を抑制防止することが出来るよ
うにすることも可能である。
【0024】当該図3に示すようなスラストスクリュウ
16のシャフト17に対するスラスト軸受け24をケー
シングパイプ12に設けることにより、該スラストスク
リュウ16のシャフト17は該ケーシングパイプ12の
上部において支承され、そのシリンダ作用と共に該スラ
ストスクリュウ16のシャフト17がケーシングパイプ
12に対し揺動等をせず、同芯的に静的に姿勢維持をさ
れることが出来るようにされていることは勿論のことで
ある。
【0025】尚、スラスト軸受け24については外側の
ケーシングパイプ12のスパイラルプレート14を有す
るケーシングパイプ12から等間隔にサポートバー23
を放射状に内向きにセットし、円筒状のスラスト軸受け
24を設置しスラストスクリュウ16のシャフト17を
支承し、該スラストスクリュウ16のケーシングパイプ
12に対するシリンダ作用と共にスラストスクリュウ1
6を揺動することなくケーシングパイプ12に同芯的に
常にその昇降に関係なく支承することが出来るようにさ
れているものである。
【0026】尚、当該同芯的な維持については、ケーシ
ングパイプ12のオーガーモータ10´ や共上り抑制
機構19の作用とは関係がないようにされるものであ
る。
【0027】上述構成において、所定の地盤2の当該地
盤改良するにあたり、液状化防止対策や圧密沈下対策,
すべり破壊防止対策等を伴った施工をするにおいて、当
該地盤2にジャッキ21,21をしてベースマシーン4
を固定姿勢状態にし、主巻きウインチ8により主巻きワ
イヤー9を介し、シーブ(天車)6の滑車7,7を介
し、吊設したケーシングパイプ12を回転駆動装置のオ
ーガーモータ10´ により正回転作用を付与させ、該
ケーシングパイプ12はその外側に巻装されているスパ
イラルプレート14により掘削を開始し所定深度まで掘
削が進行すると該ケーシングパイプ12の上部の投入ホ
ッパー12´ から中詰材としての礫,砂利,砕石,
砂,コンクリート殻等の粒状物を投入し、最上端のオー
ガーモータ10を作動させてケーシングパイプ12内に
装備しているスラストスクリュウ16を所定に回動させ
て、中詰材をケーシングパイプ12の先端からその先端
に設けられている爪付シューポイント15の開口部より
地盤2中へと排出する。
【0028】当該、排出のプロセスにおいて排出のスラ
ストスクリュウ16のスクリュウプレート18の押進作
用により排出された中詰材は地盤2中へと排出され、し
かも締固めされて連続的に締固め杭が造成されていく。
【0029】このとき該スラストスクリュウ16に巻装
されているスクリュウプレート18が、図4の二重螺旋
形式のスパイラルは(ワ)等で、而も断面形状が
(カ),(ヨ)に示すようにシャフト17側が厚く、ケ
ーシングパイプ12寄りでは薄く、テーパー状に形成さ
れていることにより、下方に於いての押圧力と側方に対
する押圧分力により地盤2中に於ての締固め作用は設計
どおりに行われ、而も、該スラストスクリュウ16はケ
ーシングパイプ12とのシリンダによる摺動作用と図3
に示すスラスト軸受け24によりケーシングパイプ12
との間の芯ずれを起こさず、揺動等起こさず確実に排出
締固めが行われる。
【0030】而も、この出願の発明においてはベースマ
シーン4に装備された制御装置25のコンピューターの
所定プログラム制御により、内部のスラストスクリュウ
16が昇降機構11により設定サイクルで昇降すること
により、該スラストスクリュウ16のスクリュウプレー
ト18は反復する締固め作用を行うために投入された中
詰材のより確実な地盤2中における締固めがより確実に
行われる。
【0031】又、設計態様によっては図2の(ロ),
(ハ)に示すとおりにスラストスクリュウ16の先端ス
クリュウ部分をケーシングパイプ12より設定量を、当
該中詰材の材質、或いは、地盤の性情に応じて所定量突
出させて中詰材の排出締固めを行うために、ケーシング
パイプ12の先端から排出された中詰材は、該ケーシン
グパイプ12の先端開口部周辺の地盤に対し全体的に確
実な締固め作用を及ぼし、将来における液状化現象,圧
密沈下現象,すべり破壊などの防止のため透水係数のよ
り小さな締固めや、セン断強度の増大,圧密排水促進を
図ることが出来る。
【0032】そして、除々にではあるが、当該中詰材の
排出締固めに伴ってケーシングパイプ12を下部のオー
ガーモータ10´ の逆回転により上昇させて引き抜き
作用を行って締固め杭を地盤2中に造成するが、その引
き上げ速度によっては排出締固めする中詰材の排出反力
により設計に反する上昇速度で共上りしようとするが、
この場合共上り抑制機構19の一部の巻き込みワイヤー
26がこれを防止する。
【0033】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施
例に限るものでないことは勿論であり、例えば、スラス
トスクリュウ16のスクリュウプレート18について
は、二条以上の螺旋体に限らず三条以上のスクリュウプ
レートにしたり、或いは図4の(ル),(オ)に示すよ
うに断面がフラットなものにする等の態様も可能であり
又、共上り抑止機構19については、巻き込みワイヤー
26方式や、制御装置19に代えてシリンダー方式にし
たり、ギア機構を用いたり、又、昇降装置についてもシ
リンダ方式に変えて特開平3−5516号公報に示され
ておる様な複数段のディスク状のラックに対し、スパイ
ラルピニオンを用いるような設計にする等種々の態様が
採用可能である。
【0034】又、対象とする礫,砂利,砕石,砂,コン
クリート殻等の粒状物は、中詰材は当該礫,砂利,砕
石,砂,コンクリート殻等の粒状物の他にスラリー状の
ペースト状の材質のもの等を用いるなど広範囲の中詰材
にすることにも出来るものである。
【0035】そして、所定の領域における施工が終了す
ればジャッキ21を縮退させてベースマシーン4をクロ
ーラー3を介し、所定に移動し杭打ち機1を移動させて
次ぎの施工に移り、上述作業を反復する。
【0036】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
に軟弱地盤等に対し礫,砂利,砕石,砂、コンクリート
殻等の粒状物等の中詰材を排出締固めして造成杭を形成
するに際し、一般態様同様にケーシングパイプとケーシ
ングパイプ内に投入した該礫,砂利,砕石,砂,コンク
リート殻等の粒状物の中詰材をケーシングパイプ内に装
備したスラストスクリュウにより排出締固めして造成杭
を形成する上に更に当該造成杭の形成中に排出した礫,
砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の粒状物を排出締固
めするプロセスにおいて、ケーシングパイプ内に装備し
たスラストスクリュウを所定サイクルで昇降させること
により排出中の中詰材に反復する押固め作用を締固めを
付与することにより、積極的に中詰材を締固めさせて一
種の充填作用を付与し、相当の強度を有する造成杭を形
成することが出来ることにより施工後に起こるかもしれ
ない地震等の外乱条件による液状化現象などが確実に防
止されるという優れた効果が奏される。
【0037】更に、スラストスクリュウを昇降して排出
した礫,砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の粒状物中
詰材を該スラストスクリュウをしてケーシングパイプか
ら所定量突出状態にして作用させることにより開放され
たケーシングパイプ先端の周囲の地盤に対し排出締固め
影響力が強く及び、液状化防止対策や圧密沈下の抑制,
すべり破壊の防止がより確実に行われるという優れた効
果が奏される。
【0038】又、副次的には礫,砂利,砕石,砂,コン
クリート殻等の粒状物中詰材の排出締固めプロセスにお
いて、ケーシングパイプが共上り現象を起こそうとする
のが抑止されて、設計どおりの引き上げによる中詰材の
排出締固めが計画通りに行われて造成杭の形成が設計通
り信頼性の高い杭として形成されるという効果もある。
【0039】そして、スラストスクリュウをケーシング
パイプに対し昇降するプロセスにおいて、該スラストス
クリュウが該ケーシングパイプに対しオーガーモーター
を介することにより振動や騒音作用を伴わないと共に、
上部にスラスト軸受けを介して、支承するために可動中
におけるスラストスクリュウのケーシングパイプに対す
る揺動等の姿勢変位がなく常に同一姿勢で可動が出来る
ために設計どおりの造成杭が形成されるという効果もあ
る。
【0040】更に、ケーシングパイプやその内部のスラ
ストスクリュウの動作をオーガーモータなどの駆動装置
により行うことによりバイブロハンマー等の振動付与装
置を用いる事なく行えるために周囲環境に対する振動や
騒音等の恐れもなく無公害裡に造成杭が設計通りに行わ
れるという副次的な利点もある。
【0041】そして、使用する中詰材も礫,砂利,砕
石,砂,コンクリート殻等の粒状物以外のスラリーのペ
ースト状の資材等も用いることが出来るために当該礫,
砂利,砕石,砂,コンクリート殻等の粒状物の適用範囲
が広まるという利点もあり、コストダウンも図れるとい
うメリットもある。
【0042】而して、装置発明においては在来態様の機
構に加えてスラストスクリュウの昇降機構及び、共上り
抑制機構を配設するだけでよいために、コスト的にも安
上がりで保守点検整備等のメンテナンスコストも安く上
がり耐久性が向上するという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置プラントの概略側面図である。
【図2】ケーシングパイプに対するスラストスクリュウ
の取り合い図であり(イ)は両者の初期セット状態の正
面図であり、(ロ)は、スラストスクリュウのスクリュ
ウプレートの先端部の側断面図であり、(ハ)はケーシ
ングパイプに対するスラストスクリュウの突出状態の側
断面図である。
【図3】ケーシングパイプに対するスラストスクリュウ
のスラスト軸受けの平断面図である。
【図4】スラストスクリュウのシャフトに対するスクリ
ュウプレートの態様図であり、(ニ)は一条螺旋の部分
側面図であり、(ホ)はその断面図であり(ヘ)は同先
端部の断面図であり(ト)は(ニ)の延長部の巻数を増
やした側面図であり(チ)は同スクリュウプレートの断
面形状の位置態様図の断面図であり、(リ)は同先端部
の断面図であり、(ヌ)は二条螺旋のスクリュウプレー
トの側面図であり、(ル)は同スクリュウプレートの平
断面図であり、(オ)は同先端部の断面図であり、
(ワ)は(ヌ)の同スクリュウプレートの巻数を増加し
た延長部の側面図であり、(カ)は同スクリュウプレー
トの断面テーパー形状の断面図であり、(ヨ)は同先端
部の断面図である。尚、(ヘ)(リ)(オ)(ヨ)は、
先端に円錐を取付け、押力拡散伝達を目的とした構造の
断面図である。
【符号の説明】
4 重機(ベースマシーン) 10,10´ 回転装置 12 ケーシングパイプ 16 スラストスクリュウ 24 スラスト軸受け,10´ オーガーモー
タ 15 爪付シューポイント 11 昇降機構 19,20,26 共上り抑制機構 14 スクリュウプレート
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月5日(2000.10.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 静的締固め杭造成方法及び装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 孝三 兵庫県神戸市中央区伊東町119番地 日本 海工株式会社内 (72)発明者 宇都宮 達志 兵庫県神戸市中央区伊東町119番地 日本 海工株式会社内 (72)発明者 佐藤 晃一 兵庫県神戸市中央区伊東町119番地 日本 海工株式会社内 Fターム(参考) 2D043 CA06 DA05 DB05 DD18 DD20 EA01 EA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重機に吊設され回転装置に連携されたケー
    シングパイプの内部にスラストスクリュウを装備し、該
    スラストスクリュウを回転させることにより中詰材を地
    盤中に排出し締固めするようにする杭造成方法におい
    て、該中詰材の地盤に対する排出させる工程にて上記ス
    ラストスクリュウをケーシングパイプに対して相対的に
    昇降させることにより積極的に中詰材を締固めするよう
    にすることを特徴とする静的締固め杭造成方法。
  2. 【請求項2】上記スラストスクリュウのケーシングパイ
    プに対する昇降工程において、該スラストスクリュウを
    該ケーシングパイプ先端より所定量突出させた状態で地
    盤に対する中詰材の排出締固めを行うようにすることを
    特徴とする請求項1記載の静的締固め杭造成方法。
  3. 【請求項3】上記中詰材のスラストスクリュウによる地
    盤への排出工程において、重機に対しケーシングパイプ
    の共上りを防止するようにすることを特徴とする請求項
    1記載の静的締固め杭造成方法。
  4. 【請求項4】上記作動中にスラストスクリュウをケーシ
    ングパイプにつねに同心的に非揺動的に支持するように
    することを特徴とする請求項1記載の静的締固め杭造成
    方法。
  5. 【請求項5】上記ケーシングパイプと該ケーシングパイ
    プに対するスラストスクリュウの挿脱をオーガーモータ
    により振動や騒音を低レベルに抑制して行うようにする
    ことを特徴とする請求項1記載の静的締固め杭造成方
    法。
  6. 【請求項6】上記中詰材が砂礫以外の材料を用いるよう
    にすることを特徴とする請求項1記載の静的締固め杭造
    成方法。
  7. 【請求項7】重機に回転装置を介して吊設したケーシン
    グパイプに別の回転装置を上設し、該ケーシングパイプ
    の上部に中詰材投入装置と下部に爪付シューポイントが
    設けられている静的締固め杭造成装置において、上記ス
    ラストスクリュウに対し重機から昇降機構が、設けられ
    ていることを特徴とする静的締固め杭造成装置。
  8. 【請求項8】上記ケーシングパイプに重機より共上り抑
    制機構が配設されていることを特徴とする請求項7記載
    の静的締固め杭造成装置
  9. 【請求項9】上記スラストスクリュウの上部がケーシン
    グパイプに対しスラスト軸受けを介して支承されている
    ことを特徴とする請求項7記載の静的締固め杭造成装
    置。
  10. 【請求項10】上記投入装置が、粒状物以外の中詰材投
    入用にされていることを特徴とする請求項7記載の静的
    締固め杭造成装置。
JP2000303120A 2000-10-03 2000-10-03 静的締固め杭造成方法及び装置 Pending JP2002105942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303120A JP2002105942A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 静的締固め杭造成方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303120A JP2002105942A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 静的締固め杭造成方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002105942A true JP2002105942A (ja) 2002-04-10

Family

ID=18784365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000303120A Pending JP2002105942A (ja) 2000-10-03 2000-10-03 静的締固め杭造成方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002105942A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183310A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Kumagai Gumi Co Ltd 地盤改良方法及び装置
JP2005256350A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Inoue Kogyo Kk 地盤改良工法
JP2008169648A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toyo Constr Co Ltd 地盤改良工法
WO2010029871A1 (ja) * 2008-09-09 2010-03-18 国立大学法人三重大学 砕石杭形成用のアタッチメントおよびそのアタッチメントを備える砕石杭形成装置
JP2013185391A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Mie Univ 砕石杭形成用制御装置及び砕石杭形成方法
KR101358622B1 (ko) * 2009-07-30 2014-02-11 지에스건설 주식회사 일정주기의 수직 임팩트 다짐 쇄석말뚝 시공 장비 및 이를 이용한 쇄석말뚝 시공 방법
CN106120702A (zh) * 2016-08-31 2016-11-16 山西机械化建设集团公司 高填方人工地基分层回填分层强夯组合加固方法
JP2018168562A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 国立大学法人三重大学 砕石構造体の構築方法及び砕石構造体
CN109826178A (zh) * 2019-02-26 2019-05-31 中铁十二局集团有限公司 一种水泥土挤密桩填土夯实时间控制施工方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183310A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Kumagai Gumi Co Ltd 地盤改良方法及び装置
JP2005256350A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Inoue Kogyo Kk 地盤改良工法
JP3973637B2 (ja) * 2004-03-10 2007-09-12 井上工業株式会社 地盤改良工法
JP2008169648A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toyo Constr Co Ltd 地盤改良工法
JP2010248885A (ja) * 2008-09-09 2010-11-04 Mie Univ 砕石杭形成用のアタッチメントおよびそのアタッチメントを備える砕石杭形成装置
JP4445033B1 (ja) * 2008-09-09 2010-04-07 国立大学法人三重大学 砕石杭形成用のアタッチメントおよびそのアタッチメントを備える砕石杭形成装置
WO2010029871A1 (ja) * 2008-09-09 2010-03-18 国立大学法人三重大学 砕石杭形成用のアタッチメントおよびそのアタッチメントを備える砕石杭形成装置
KR101358622B1 (ko) * 2009-07-30 2014-02-11 지에스건설 주식회사 일정주기의 수직 임팩트 다짐 쇄석말뚝 시공 장비 및 이를 이용한 쇄석말뚝 시공 방법
JP2013185391A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Mie Univ 砕石杭形成用制御装置及び砕石杭形成方法
CN106120702A (zh) * 2016-08-31 2016-11-16 山西机械化建设集团公司 高填方人工地基分层回填分层强夯组合加固方法
CN106120702B (zh) * 2016-08-31 2018-06-22 山西机械化建设集团公司 高填方人工地基分层回填分层强夯组合加固方法
JP2018168562A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 国立大学法人三重大学 砕石構造体の構築方法及び砕石構造体
CN109826178A (zh) * 2019-02-26 2019-05-31 中铁十二局集团有限公司 一种水泥土挤密桩填土夯实时间控制施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2608209C (en) Slotted mandrel for lateral displacement pier and method of use
EP1687488B1 (en) Apparatus for building support piers from one or successive lifts formed in a soil matrix
US10640945B1 (en) Systems and methods for making compacted aggregate piers in a soil matrix
US8328470B2 (en) Apparatus and method for ground improvement
US9915050B2 (en) Apparatus and method for ground improvement
JP2002105942A (ja) 静的締固め杭造成方法及び装置
EP2446089B1 (en) Apparatus and method for ground improvement
JP2013221387A (ja) 砕石杭形成用アタッチメント
US8740501B2 (en) Apparatus and method for ground improvement
CA2950733C (en) Apparatus and method for ground improvement
JP4566805B2 (ja) 地盤改良装置及び地盤改良工法
JP2004183310A (ja) 地盤改良方法及び装置
CN205776209U (zh) 混凝土桩的施工设备
JP4887460B1 (ja) 地盤圧密装置
CN1995553A (zh) 挤土成孔灌注桩的成桩方法及其钻杆
JP5158555B2 (ja) 地盤改良工法
JP3718153B2 (ja) 砂杭造成用中空管及び矩形砂杭造成工法
JP4566634B2 (ja) 地盤の改良方法
US11952736B2 (en) System and method for installing an aggregate pier
JPH09125358A (ja) 粉粒体杭柱による地盤締め固め工法及びその装置
JPH086307B2 (ja) 砂地盤の液状化防止工法及びこれに用いられる掘削締固め装置
JP3197874B2 (ja) Pcパイルの建込施工方法
JP2003003455A (ja) 地盤の締固め方法
RU2037603C1 (ru) Устройство для бетонирования набивных свай
JPS62233329A (ja) 現場モルタル杭造成工法および杭打ち機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004