JP2002105805A - かぎ針編みの輪の作り目の一方法 - Google Patents

かぎ針編みの輪の作り目の一方法

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JP2002105805A
JP2002105805A JP2000327811A JP2000327811A JP2002105805A JP 2002105805 A JP2002105805 A JP 2002105805A JP 2000327811 A JP2000327811 A JP 2000327811A JP 2000327811 A JP2000327811 A JP 2000327811A JP 2002105805 A JP2002105805 A JP 2002105805A
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Japan
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stitch
loop
knitting
crochet
forming
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JP2000327811A
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Junko Kobayashi
純子 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のかぎ針編みの輪の作り目が持つ長所と
短所とは又違う長所と短所を持つ、そのために場合によ
っては本発明が最も使い易く思われる、新たなかぎ針編
みの輪の作り目の一方法を提案する。 【解決手段】 本発明は、かぎ針編みの輪の作り目を鎖
編み1目(1)として、但し、1段目の前半の編み目を
編む時には、輪の作り目(=鎖編み1目)の半目(1
a)と共にその裏山(1c)を拾い、そして、1段目の
後半の編み目を編む時には、最初の目(1d)以降の輪
の作り目(=鎖編み1目)の半目(1b)と共に編み始
めの糸端(2)を拾う、というものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かぎ針編みの全て
の編み目の基本であり、かぎ針編みを行なう人ならば誰
でも編める鎖編み目を、最小単位の1目だけ、かぎ針編
みの輪の作り目として使用する、かぎ針編みの輪の作り
目の一方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かぎ針編みの輪の作り目として
は、以下の三つの方法がよく手芸の本などに掲載されて
いる。 [従来の技術1] 糸端を一重の輪にする方法 図4
[a]〜[e]。 [従来の技術2] 糸端を二重の輪にする方法 図5
[a]〜[h]。 [従来の技術3] 鎖編み数目を輪にする方法 図6
[a]〜[d]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】[従来の技術1]の特
徴は先ず、この輪の作り目は図4[b][c]に示すよ
うに、鎖編み目を編もうとする過程にできる輪を輪の作
り目として使用するものであり、一方、鎖編み目という
のは、かぎ針編みの全ての編み目の基本であり、かぎ針
編みを行なう人ならば誰でも編めるものであるから、こ
の輪の作り目を拵えるのは簡単である。また、図4
[d]に示すように、1段目を編み終えた後、編み始め
の糸端(42)を引き締めて、輪の作り目を拵えるの
で、1段目を編む前に、1段目に編む編み目の種類や目
数などを予め考慮して、輪の作り目の大きさを決定しな
くてよい。また、図4[d]に於ける編み始めの糸端
(42)を引き締める作業が、輪の作り目(41)の輪
が一重のために、簡単である。しかし、その反面、そう
して出来た輪の作り目 図4[e](41)は輪の作り
目(41)の輪が一重のために緩み易く、作品の用途な
どによっては、編み始めの糸端図4[e](42)の始
末を工夫する必要がある。
【0004】[従来の技術2]の特徴は、図5[e]〜
[g]に示すように、1段目を編み終えた後、編み始め
の糸端(52)を引き締める等して、輪の作り目を拵え
るので、1段目を編む前に、1段目に編む編み目の種類
や目数などを予め考慮して、輪の作り目の大きさを決定
しなくてよい。しかし、図5[e]〜[g]に於ける編
み始めの糸端(52)を引き締める作業 − 但し、編
み始めの糸端(52)を引き締める作業は、必ずしも図
5[e]〜[g]に示す限りではない。 −が、輪の作
り目(51)が二重のために、多少難しい。しかし、そ
うして出来た輪の作り目 図5[h](51)は、ほと
んど緩まない。
【0005】[従来の技術3]の特徴は、図6[b]
[c]に示すように、初めにきっちりした輪の作り目を
拵えて、それから1段目を編むので、1段目を編む前
に、1段目に編む編み目の種類や目数などを予め考慮し
て、輪の作り目(61)の大きさを決定しなければなら
ない。しかし、その輪の作り目は緩まずに、しっかりし
ている。しかし、鎖編み数目が輪の作り目なので、輪の
作り目の周囲が多少厚ぼったくなり、また、輪の作り目
の中心に空間が出来易い。
【0006】以上、[従来の技術1〜3]の長所と短所
を述べたが、本発明にも長所と短所がある。しかし、
[従来の技術1〜3]の長所と短所が夫々違うように、
本発明の長所と短所もそれらとは多少違い、かぎ針編み
を行なう人の目的によっては、或いは編む作品の用途…
等によっては、本発明が最適に思われる。それで、以下
に本発明を記す。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かぎ針編みの
輪の作り目を鎖編み1目(1)とする。但し、1段目の
前半の編み目(立ち上がりの鎖編み目を除く。)を編む
時には、輪の作り目(=鎖編み1目)の半目(1a)と
共にその裏山(1c)を拾い、そして、1段目の後半の
編み目を編む時には、最初の目(1d)以降の輪の作り
目(=鎖編み1目)の半目(1b)と共に編み初めの糸
端(2)を拾う、というものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。 (イ)図2[a]〜[e]の工程を経て、鎖編み1目
(1)を編む。この鎖編み1目(1)を輪の作り目
(1)にするのだが、この鎖編み1目(1)はかぎ針編
みを行なう人の手にもよるが、普通か、やや緩めに編ん
で、1段目の目数が10近くまでの作品が編める。しか
し、もし、1段目の目数が10以上だったり、或いは図
案上、輪の作り目の中心に空間を作りたい場合などに
は、この鎖編み1目(1)をそれ相応に大きく編めば対
応できる。 (ロ)1段目の立ち上がりの鎖編み目(3)を編んだ
後、1段目の前半の編み目を編む時には、輪の作り目
(=鎖編み1目)の半目(1a)と共にその裏山(1
c)を拾い、そして、1段目の後半の編み目を編む時に
は、最初の目(1d)以降の輪の作り目(=鎖編み1
目)の半目(1b)と共に編み初めの糸端(2)を拾
う。 以上、(イ)(ロ)が本発明の全容であるが、参考まで
に、(イ)(ロ)を用いてかぎ針編みを実施する様子を
図3[a]〜[g]に示す。
【0009】
【発明の効果】本発明は、かぎ針編みの全ての編み目の
基本であり、かぎ針編みを行なう人ならば誰でも編める
鎖編み目を、最小単位の1目だけ、かぎ針編みの輪の作
り目として使用する、というものであるから、とてもわ
かり易く、この輪の作り目を拵えるのは簡単である。
【0010】かぎ針編みで鎖編み目を編む前には必ず最
初の目(1d)を拵える必要があり、その最初の目(1
d)は文字通り編み始めであり、且つ編み始めの糸のほ
つれ止めの役割りをしているので、本発明の輪の作り目
(1)は緩まない。
【0011】かぎ針編みを行なう人の手にもよるが、鎖
編み1目を普通か、やや緩めに編んで、これを輪の作り
目(1)にすると、1段目の目数が10近くまでの作品
が編めることは前述したが、そうして編み上がった作品
の輪の作り目(1)の中心にはほとんど空間が出来ず
に、また、輪の作り目(1)の周囲も厚ぼったくならな
い。
【0012】レース糸…等、細い糸を用いて普通か、や
や緩めに本発明の輪の作り目(1)を拵えて、かぎ針編
みを行なう時、その輪の作り目(1)はかなり小さい
が、しかし、本発明の輪の作り目(1)は、1段目の前
半の編み目(立ち上がりの鎖編み目を除く。)を編む時
には、輪の作り目の半目(1a)と共にその裏山(1
c)を拾うことで、輪の作り目(1)の中心にスッキリ
小さな穴が出来、また、1段目の後半の編み目を編む時
には、最初の目(1d)以降の輪の作り目の半目(1
b)が1本、1段目の編み目とは違う方向に走っている
のがハッキリ区別され、容易に拾うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】かぎ針編みの輪の作り目を鎖編み1目にする本
発明の説明図。
【図2】[a]〜[e] 鎖編み1目(=本発明の輪の作り目)を編む工程図。
【図3】[a]〜[g] 本発明を用いて、かぎ針編みを実施する工程図。
【図4】[a]〜[e] [従来の技術1]を用いて、かぎ針編みを実施する工程
図。
【図5】[a]〜[h] [従来の技術2]を用いて、かぎ針編みを実施する工程
図。
【図6】[a]〜[d] [従来の技術3]を用いて、かぎ針編みを実施する工程
図。
【符号の説明】
A 編み糸 B かぎ針 1 本発明の輪の作り目(=鎖編み1目) 1a、1b 本発明の輪の作り目(1)の半目 1c 本発明の輪の作り目(1)の裏山 1d 最初の目 2 本発明の輪の作り目(1)の編み始めの糸
端 3 1段目の立ち上がりの鎖編み目 41 [従来の技術1]の輪の作り目 42 [従来の技術1]の輪の作り目(41)
の編み始めの糸端 51 [従来の技術2]の輪の作り目 51a [従来の技術2]の輪の作り目(51)
のうちの1本 51b [従来の技術2]の輪の作り目(51)
のうちの、もう1本 52 [従来の技術2]の輪の作り目(51)
の編み始めの糸端 53 綴じ針のような細い棒 61 [従来の技術3]の輪の作り目 62 [従来の技術3]の輪の作り目(61)
の編み始めの糸端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かぎ針編みの輪の作り目を鎖編み1目
    (1)として、但し、1段目の前半の編み目(立ち上が
    りの鎖編み目を除く。)を編む時には、輪の作り目(=
    鎖編み1目)の半目(1a)と共にその裏山(1c)を
    拾い、そして、1段目の後半の編み目を編む時には、最
    初の目(1d)以降の輪の作り目(=鎖編み1目)の半
    目(1b)と共に編み始めの糸端(2)を拾う、という
    かぎ針編みの輪の作り目の一方法。
JP2000327811A 2000-09-22 2000-09-22 かぎ針編みの輪の作り目の一方法 Pending JP2002105805A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LT5547B (lt) 2007-04-12 2009-02-25 Ilona ŠVELNIKAITĖ Nėrimo būdas

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LT5547B (lt) 2007-04-12 2009-02-25 Ilona ŠVELNIKAITĖ Nėrimo būdas

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