JP2002105661A - ステンレス鋼基材およびその製造方法 - Google Patents

ステンレス鋼基材およびその製造方法

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JP2002105661A
JP2002105661A JP2000299712A JP2000299712A JP2002105661A JP 2002105661 A JP2002105661 A JP 2002105661A JP 2000299712 A JP2000299712 A JP 2000299712A JP 2000299712 A JP2000299712 A JP 2000299712A JP 2002105661 A JP2002105661 A JP 2002105661A
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aluminum
hydrated oxide
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Katsumi Muroi
克美 室井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親水性の高い、また撥水性が高くかつ耐久性
のあるステンレス鋼基材およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 ステンレス鋼基材1の表面にアルミニウ
ム水和酸化物層2を形成するものである。このステンレ
ス鋼基材1は、70℃以上の温度に加熱した弱アルカリ
性水溶液中に、アルミニウムもしくはアルミニウム合金
を溶解してステンレス鋼板を水溶液中に浸漬し、基材表
面にアルミニウム水和酸化物層2を形成して製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に機能性を付
与したステンレス鋼基材およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にステンレス鋼基材は、優れた強度
と耐食性を有している。そのため種々の分野に用いられ
ている。しかし、ステンレス鋼基材は水に対する接触角
が約80度であり、水に対する濡れ性が悪く、表面全体
が濡れることはない。そのため流下液膜を形成するステ
ンレス鋼製の熱交換器の場合、熱交換器を構成する伝熱
管表面を改良して水との濡れ性を良くして伝熱性能を向
上させている。このように濡れ性を改良させることより
種々の機能性の向上を図ることができるため、ステンレ
ス鋼基材表面の濡れ性改良に関して、種々の方法が提案
されている。たとえば特開平11―279706号公報
記載の方法では、ステンレス鋼板の組成を変えて親水性
の向上を図っている。
【0003】また他の機能性向上方法として、特開20
00―081214号公報に記載の方法があり、これは
ステンレス鋼板の表面に酸化膜あるいはシリカコート膜
を形成し、この膜上にフルオロアルキル基とシロキサン
結合を有する非粘着膜を設けた材料をオーブンレンジに
適用して、表面の汚れの防止を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案された方法の
うち、特開平11―27906号公報記載の方法におい
ては、ステンレス鋼板の組成およびその表面の形態に凹
凸の付与を行なって親水性の改良を図っている。しかし
ながら、この方法においても水に対する濡れ性は、接触
角で57度から79度程度であって未処理ステンレスと
比較して幾分は改良されてはいるが、親水性は必ずしも
満足のいくものではない。
【0005】また特開2000―081214号公報記
載の方法では、オーブンレンジの特性として汚れ防止機
能とは別に、熱反射性能を損なうことのない被膜が要求
されている。そのためには、水酸基を持つ被膜を適用す
るに当たって薄膜化することが必要になる。この方法で
は、水酸基を有する被膜としてシリカコートを施してお
り、その被膜の厚さを上記理由により1μm以下、好ま
しくは0.1〜0.5μmを提案している。また汚れを
容易にぬぐうことができるように、被膜表面を平滑化し
ている。このようにして被膜の水との接触角は100度
以上になり、水を良く弾くと記載されている。
【0006】しかし、酸化膜あるいはシリカコート膜に
フルオロアルキル基とシロキサン結合させた場合、酸化
膜あるいはシリカコート膜は0.1〜0.5μmと薄膜
であることから、表面に存在する水酸基が少くない。こ
のため、フルオロアルキルシラン被膜の付着力は弱く、
耐久性が乏しい。また、被膜形態は平滑化していること
から水との接触角は100度程度と低く、撥水機能とし
て十分とは言えない。
【0007】本発明の目的は、ステンレス鋼基材表面に
耐久性のある超親水性被膜を有するステンレス鋼基材お
よびその製造方法を提供することにある。
【0008】また本発明は、耐久性のある超撥水性被膜
を有するステンレス鋼基材およびその製造方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のステンレス鋼基材に係る発明の構成は、表
面にアルミニウム水和酸化物層を形成するものである。
【0010】上記目的を達成するために、本発明のステ
ンレス鋼基材の製造方法に係る発明の構成は、加熱した
アルカリ性水溶液中に、アルミニウムもしくはアルミニ
ウム合金を溶解してステンレス鋼を前記水溶液中に浸漬
し、このステンレス鋼基材表面にアルミニウム水和酸化
物層を形成するものである。
【0011】詳しくは、アルカリ性水溶液を70℃以上
の温度に加熱するものである。
【0012】また、アルカリ性水溶液として、炭酸ナト
リウム水溶液、炭酸水素ナトリウム水溶液、蓚酸ナトリ
ウム水溶液、炭酸アンモニウム水溶液、アンモニア水の
いずれか一種もしくは二種以上を組み合わせて利用する
ものである。
【0013】上記目的を達成するために、本発明のステ
ンレス鋼基材に係る他の発明の構成は、表面にアルミニ
ウム水和酸化物層を形成したステンレス鋼基材表面に、
さらにパーフルオロアルキルシラン基もしくはアルキル
シラン基を有する被膜を形成するものである。
【0014】上記目的を達成するために、本発明のステ
ンレス鋼基材の製造方法に係る他の発明の構成は、表面
にアルミニウム水和酸化物層を形成したステンレス鋼基
材を、パーフルオロアルキルアルコキシシラン化合物も
しくはアルキルアルコキシシラン化合物の溶液中に浸漬
し、加熱処理を行なうことにより、パーフルオロアルキ
ルシラン基もしくはアルキルシラン基を有する被膜を形
成するものである。
【0015】上記目的を達成するために、本発明のステ
ンレス鋼基材の製造方法に係るさらに他の発明の構成
は、表面にアルミニウム水和酸化物層を形成したステン
レス鋼基材を、パーフルオロアルキルアルコキシシラン
化合物もしくはアルキルアルコキシシラン化合物の気相
中に暴露することによりパーフルオロアルキルシラン基
もしくはアルキルシラン基を有する被膜を形成するもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】具体的実施例を説明するに先立っ
て、まず本発明の基本的な考えを説明する。
【0017】ステンレス鋼基材は、その表面に微細凹凸
構造を形成し、かつ水酸基を有するアルミニウム水和酸
化物層を形成することにより、超親水性を示すようにな
る。
【0018】アルミニウム水和酸化物層の形成は次のよ
うにして行う。まず、弱アルカリ水溶液の温度を70℃以
上に加熱し、その水溶液中にアルミニウム(Al)もし
くはアルミニウム合金(A1100系,A5052系な
ど)を投入して水溶液中にアルミニウムを溶解する。そ
の後、ステンレス鋼基材を所定時間浸漬する。弱アルカ
リ水溶液中に溶解していたアルミニウムはアルミニウム
水和酸化物となり、このアルミニウム水和酸化物層が浸
漬したステンレス鋼基材表面に析出して形成される。
【0019】弱アルカリ水溶液の温度は、70℃以上に
することが好ましい。温度が70℃未満の弱アルカリ水
溶液では溶解するアルミニウムの量が少ない。アルミニ
ウムの量が少ないとステンレス鋼基材表面に析出するア
ルミニウム水和酸化物の成長も遅くなり、そのため長時
間を要してしまう。また、投入されたアルミニウムの表
面にも時間の経過とともにアルミニウム水和酸化物が形
成され、アルミニウムの溶出が阻害されてしまう。その
ため弱アルカリ水溶液の温度としては70℃以上が好ま
しい。
【0020】図1に、ステンレス鋼基材表面に形成され
たアルミニウム水和酸化物の表面を走査型電子顕微鏡
(SEM)にて観察した写真(図面代用)を示す。形成
条件としては、温度98℃の2%炭酸ナトリウム水溶液
中に、SUS304の板を30分間浸漬したものであ
る。図から明らかなように、表面にサブミクロン程度の
大きさの花弁状の微細凹凸を有するアルミニウム水和酸
化物層が認められる。このアルミニウム水和酸化物層の
表面に水滴を滴下させると、水滴は表面に直ちに拡散し
て超親水性を示す。また、ステンレス鋼基材とアルミニ
ウム水和酸化物との密着性は非常に強いので容易に剥離
せず、耐久性のある被膜が形成される。
【0021】次に、末端基に表面エネルギの小さいCF
3基もしくはCH3基等の官能基を有するパーフルオロ
アルキルアルコキシシラン化合物もしくはアルキルアル
コキシシラン化合物を、イソプロピルアルコールもしく
はパーフルオロカーボン溶液に溶解させ、この溶液中
に、アルミニウム水和酸化物の被膜を形成したステンレ
ス鋼基材を浸漬し、その後加熱すると、アルミニウム水
和酸化物とパーフルオロアルキルアルコキシシラン化合
物もしくはアルキルアルコキシシラン化合物とがシロキ
サン結合して、最外表面にCF3基もしくはCH3基の
配向した被膜が形成される。
【0022】また、アルミニウム水和酸化物表面にアル
キルシラン被膜を形成する他の方法として次の方法があ
る。
【0023】パーフルオロアルキルアルコキシシラン化
合物もしくはアルキルアルコキシシラン化合物を加熱
(たとえば180℃)して気化させ、その雰囲気中にア
ルミニウム水和酸化物を形成したステンレス鋼基材を暴
露させる方法によっても形成することもできる。この方
法によれば、溶媒を使用することなく、また気化したパ
ーフルオロアルキルアルコキシシラン化合物もしくはア
ルキルアルコキシシラン化合物の気体が複雑な形状の深
部まで進入するので、複雑形状のステンレス鋼基材にお
いても深部まで均一に被膜を形成することができる。
【0024】図2は、ステンレス鋼基材表面のパーフル
オロアルキルシラン被膜の模式構造を示す。
【0025】この被膜は、上述したように表面エネルギ
の小さなCH3基やCH3基が最外表面に配向している
こと、かつアルミニウム水和酸化物の微細凹凸構造の相
乗作用により、水滴を滴下させると表面から水滴は弾か
れて超撥水性を示す。水滴の接触角は173度であっ
た。また、アルキルシラン被膜はアルミニウム水和酸化
物と化学結合をし、ステンレス鋼基材上のアルミニウム
水和酸化物は、図1からも明らかなように、微細凹凸構
造をしているため、BET法(Brunauer Em
mett andTeller法)によって測定すると
表面積は3.8m2/gと極めて大きくなった。さらに
水酸基の量も多く、このためアルキルシラン被膜の密度
が増加し、被膜の耐久性は極めて高くなる。
【0026】次に、本発明の具体的実施例を図3を参照
して説明する。
【0027】(実施例1)8リットルの容器に2重量%
の炭酸ナトリウム水溶液6リットルを入れ、温度98℃
で加熱した。この炭酸ナトリウム水溶液に、140gの
アルミニウム(A1050系)を投入する。5分経過後
に、試験片であるSUS316Lのステンレス鋼基材
(幅:25mm、長さ:50mm、厚さ:1mm)を、上記
溶液中に所定時間浸漬する。試験片を引き上げた後、水
洗によって表面に付着している炭酸ナトリウム水溶液を
除去したこの結果、試験片表面には析出物が観察され
た。その表面に、1μリットルの量の水滴を落下させて
30秒後の接触角および水の広がり状況を測定し、被膜
の親水性を観察した。その結果を図3に示す。同図は、
横軸に浸漬時間(min)、縦軸に水滴の広がり径(m
m)を示し、水滴の広がり径すなわち親水性は浸漬時間
とともに大きくなることがわかる。浸漬時間40min
で水滴の広がり径はほぼサチレートする。
【0028】弱アルカリ水溶液をつくる化合物として、
上記炭酸ナトリウム〔Na2CO3〕以外にも、炭酸水素
ナトリウム〔NaHCO3〕、炭酸アンモニウム〔(N
4 2CO3〕、蓚酸ナトリウム〔Na224〕、アン
モニア〔NH3〕などを用いてステンレス鋼基材に同様
の処理を施したところ、親水性の良好な被膜を形成する
ことができた。
【0029】アルミニウム材として、その他にA110
0系、A5052系を用いて同様にステンレス鋼基材の
処理を行ったところ、析出時間に若干の差は生じたが、
アルミニウム水和酸化物層を形成することができた。
【0030】(実施例2)実施例1と同様な条件下で、
浸漬時間を30分として、SUS316Lの試験片表面に
アルミニウム水和酸化物層を形成した。その後、パーフ
ルオロアルキルアルコキシシラン化合物の一つであるで
CF3(CF2)7(CH2)2Si(OCH3)3を
3リットルの容器内に1gを入れて上記試験片を設置
し、加熱炉で180℃に5分間、加熱、気化させ、試験
片と反応させた。反応後、試験片を取り出して水との接
触角を測定したところ、173度となり高い撥水性を示
した。この被膜表面に滴下した水滴は、試験片の少しの
傾斜によっても転がり落ちた。
【0031】またアルキルアルコキシシラン化合物の一
つとして、CH3(CH5)5Si(OCH3)3を3
重量%となるようにイソプロピルアルコール溶媒に溶解
した溶液に、上記条件下で作成したアルミニウム水和酸
化物の形成されたSUS316L試験片を30分間浸漬
し、その後取り出して170℃で20分間加熱した。接
触角は171度となり、高い撥水性を示した。
【0032】なお、加熱温度は概ね150ないし200
℃が好ましい。150℃以下であると、アルコキシシラ
ン化合物〔Si(OCH3)3〕からシロキサン〔Si
O〕への熱分解がおこり難い。また、200℃以上で
は、CH3(CH5)5Si(OCH3)3がCH3
(CH5)5Siと(OCH3)とに分解する。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、表面に微細凹凸を有
し、かつ水酸基を有するアルミニウム水和酸化物層を形
成させるので、親水性の高いかつ耐久性のある被膜を有
するステンレス鋼基材およびその製造方法が得られる。
また、上記被膜表面に、パーフルオロアルキルアルコキ
シシラン化合物もしくはアルキルアルコキシシラン化合
物を化学結合させることにより、付着強度、付着密度の
高い、末端にCH3基もしくはCF3基の官能基を有す
るパーフルオロアルキルシラン被膜もしくはアルキルシ
ラン被膜が形成されるので、耐久性がありかつ超撥水性
を有するステンレス鋼基材およびその製造方法が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステンレス鋼基材表面に形成されたア
ルミニウム水和酸化物のSEM観察による写真(図面代
用)である。
【図2】本発明のステンレス鋼基材表面のパーフルオロ
アルキルシラン被膜の模式構造図である。
【図3】本発明のステンレス鋼基材の製造方法におけ
る、浸漬時間と水の広がり径との関係グラフである。
【符号の説明】
1…ステンレス鋼基材 2…アルミニウム水和酸化物 3…パーフルオロアルキルシラン被膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にアルミニウム水和酸化物層を形成す
    ることを特徴とするステンレス鋼基材。
  2. 【請求項2】加熱したアルカリ性水溶液中に、アルミニ
    ウムもしくはアルミニウム合金を溶解してステンレス鋼
    を前記水溶液中に浸漬し、このステンレス鋼基材表面に
    アルミニウム水和酸化物層を形成することを特徴とする
    ステンレス鋼基材の製造方法。
  3. 【請求項3】アルカリ性水溶液を70℃以上の温度に加
    熱することを特徴とする請求項2記載のステンレス鋼基
    材の製造方法。
  4. 【請求項4】アルカリ性水溶液として、炭酸ナトリウム
    水溶液、炭酸水素ナトリウム水溶液、蓚酸ナトリウム水
    溶液、炭酸アンモニウム水溶液、アンモニア水のいずれ
    か一種もしくは二種以上を組み合わせて利用することを
    特徴とする請求項2に記載の機能性ステンレス鋼基材の
    製造方法。
  5. 【請求項5】表面にアルミニウム水和酸化物層を形成し
    たステンレス鋼基材上に、パーフルオロアルキルシラン
    基もしくはアルキルシラン基を有する被膜を形成するこ
    とを特徴とするステンレス鋼基材。
  6. 【請求項6】表面にアルミニウム水和酸化物層を形成し
    たステンレス鋼基材を、パーフルオロアルキルアルコキ
    シシラン化合物もしくはアルキルアルコキシシラン化合
    物の溶液中に浸漬し、加熱処理を行なうことにより、パ
    ーフルオロアルキルシラン基もしくはアルキルシラン基
    を有する被膜を形成することを特徴とするステンレス鋼
    基材の製造方法。
  7. 【請求項7】表面にアルミニウム水和酸化物層を形成し
    たステンレス鋼基材を、パーフルオロアルキルアルコキ
    シシラン化合物もしくはアルキルアルコキシシラン化合
    物の気相中に暴露することによりパーフルオロアルキル
    シラン基もしくはアルキルシラン基を有する被膜を形成
    することを特徴とするステンレス鋼基材の製造方法。
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