JP2002104796A - 産業車両用液圧装置 - Google Patents

産業車両用液圧装置

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JP2002104796A
JP2002104796A JP2000291377A JP2000291377A JP2002104796A JP 2002104796 A JP2002104796 A JP 2002104796A JP 2000291377 A JP2000291377 A JP 2000291377A JP 2000291377 A JP2000291377 A JP 2000291377A JP 2002104796 A JP2002104796 A JP 2002104796A
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JP
Japan
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hydraulic
hydraulic circuit
industrial vehicle
lock valve
valve
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Application number
JP2000291377A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yamashita
茂 山下
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フォークリフト等の産業用車両の停車時に荷台
の動きを確実にロックすることができ、安価で、且つ後
付けも容易にできる液圧装置を提供する。 【解決手段】荷役用油圧回路の配管ホースの間にロック
バルブ6を配設する。しかも該ロックバルブ6はフォー
クリフトの車両用サイドブレーキ7に連結した構成とす
る。作業者は作業を中断する際、通常通りサイドブレー
キ7を引くだけで、これに連動して荷役用の油圧回路が
ロックバルブ6により閉鎖され、荷台5が上下双方向に
ついてロックされ、荷台降下、揺れ、荷崩れなどの危険
が阻止される。ロックバルブ6の構成は簡易、安価、且
つソレノイドバルブのように電気が不要でバッテリーに
負担をかけることがない。油圧回路への後付けも容易で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
の産業用車両において、停車時にリフト装置等の動きを
確実にロックしてその安全性を高めるようにした産業車
両用液圧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、フォークリフト等の産業用車両
の場合、液圧ポンプをバッテリー式の電動機もしくはエ
ンジンで駆動して液圧回路に圧力を発生させ、この液圧
を荷台を昇降させるためのシリンダに供給することによ
りリフト動作を行い、且つ車両部により搬送することに
より荷役動作を実現している。
【0003】リフトを昇降させるための液圧回路は、図
3のように構成されるのが一般的である。図外の駆動源
により駆動される油圧ポンプ1は、タンク2から吸い上
げた油をコントロールバルブ3を介する油圧回路により
リフトシリンダ4に供給するようになっており、この液
圧によりリフト装置の荷台5が昇方向に駆動される。リ
フトダウン時には液圧をそのままタンク2に戻すことに
より荷台5を降下させる。荷台5の動作はコントロール
バルブ3による流路方向の切替により実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォークリ
フトを停止させている時に、フォークリフトの操作者が
不慮の動作で操作レバーを動かしてしまったり、或いは
不測の事態により回路内の油圧が変化するようなことが
あると、操作者の意に反して荷台が動き、下方の安全を
確認することなく荷台が下降したり、或いは荷台上の荷
物が落下したりして、安全面で重大な問題が生じてしま
う。そこで、一般にはコントロールバルブ3にロジック
型のパイロットバルブを組み込み、電磁バルブに電気信
号を与えることにより油圧回路のロック/アンロック操
作を行っている。
【0005】しかしながら、電磁バルブにより油圧回路
のロック/アンロックを行う場合、次のような不都合が
避けられない。第1に、電磁バルブは消費する電力量が
大きく、バッテリー駆動式の場合にはこうした電力エネ
ルギーの損失が大きな問題となる。第2に電磁バルブを
制御する電気回路の故障に備え、更に安全対策として非
常弁が必要になる。第3に電磁バルブは高価であり、装
置全体としてコストアップにつながる。第4にこうした
電磁バルブはコントロールバルブ3本体に組み込んだ形
で構成されるため、安全装置として後付けする場合には
大規模な改造が必要であり、同時に改造費用も高額とな
るため、安全装置として普及させることができない悪要
因となっている。
【0006】本発明は上記のような課題を解決し、フォ
ークリフト等の産業用車両の停車時に荷台等の動きを確
実にロックすることができ、安価で、且つ後付けも容易
にできる液圧装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る産業車両用の液圧装置では、産業車両
のパーキングブレーキの作動に連動して液圧回路を閉鎖
することができるロックバルブを配設したことを特徴と
している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、液圧装置を備えた産業車両
用としてフォークリフトを一例とした本発明の実施例を
図1及び図2を用いて説明する。
【0009】図1は本発明に係る産業車両用の液圧装置
の液圧回路を模式的にあらわしたものである。図3に示
す従来の構成と重複するものは図中に同じ図中番号を付
し、その構成および動作の説明を割愛する。本発明が特
筆すべき構成は、油圧ポンプ1により発生した油圧を荷
台の昇降動作を行うためのリフトシリンダ4に伝達する
油圧回路中にロックバルブ6を配設したことにある。し
かもこのロックバルブ6がフォークリフト等の産業用車
両のサイドブレーキ(パーキングブレーキ)7に連結さ
れていることが重要な構成である。
【0010】図2に、該ロックバルブ6の構成例を示
す。ロックバルブ6はコントロールバルブとリフトシリ
ンダとの間の油圧回路中に配設され、ポートA−B間が
油圧回路の一部を構成となるよう配設されている。ロッ
クバルブ6のスプール8は通常の荷役動作時にはスプリ
ング9により図左側へ付勢されており、ポートA−B間
が導通して回路を開放し、油圧をシリンダ側へ伝達す
る。フォークリフト等の産業用車両の場合、リフトの昇
降による荷役動作が実現される。
【0011】ところで、このような産業用車両を停止さ
せる場合には、一般車両と同様にサイドブレーキ等の車
両用パーキングブレーキを作動させて車両本体を制動す
るようにしている。このとき、本願発明の構成によれ
ば、図2に示すように、ロックバルブ6を作動させるた
めのワイヤーが前述した産業用車両のサイドブレーキ
(パーキングブレーキ)7に連結されているため、操作
者が作業停止のため車両のサイドブレーキ7を引くと、
その動作に連動して自動的にロックバルブ6が油圧回路
を閉鎖し、荷台の制動も同時に実現され、操作者の意図
によらぬ高い安全性を確保することができるようになっ
ている。
【0012】なお、本実施例はワイヤープル式とした
が、プッシュ式として構成しても勿論構わない。また、
フォークリフトのシリンダは、リフトシリンダのみなら
ずチルトシリンダにも適用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る産業
車両用の液圧装置によれば、車両側のパーキングブレー
キの作動に連動して荷台昇降等の荷役駆動系を自動的に
ロックできるような構成としているので、作業者による
特別の操作を不要にすると同時に、人間による操作に必
ず発生の可能性を含む、操作忘れ、ミス、勘違い等を解
消することができ、信頼性が高く、確実で安全なロック
機構を実現することができる。
【0014】しかもロックは荷役のための油圧回路自体
を閉鎖するものであるので、荷台下降時のみならず上昇
動作もロック可能となり更に安全なものとすることがで
きる。
【0015】また、ロックバルブ自体は構成が簡易であ
り、故障などのトラブルが発生する確率が極めて低く高
い信頼性が得られるものである。さらに従来のソレノイ
ドバルブ等に比して大変安価であるため、装置全体のコ
ストダウンをも可能とすることができ、また、このロッ
クバルブは油圧回路の配管ホースの間に取り付けるだけ
で設置可能なものであるので、荷役車両への後付けも容
易かつ安価で、安全装置の普及に大変有力なものとする
ことができる。
【0016】従来のソレノイドバルブ等を使用しないた
め、電気系統のトラブルにも支障なく作動させることが
でき、更に予備の安全装置の付設する必要もない。電気
エネルギーを使用しないため、このような産業車両に搭
載されるバッテリに対しても大変有利なものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る産業車両用液圧装置をフォークリ
フトに適用した際の液圧回路を模式的にあらわしたもの
である。
【図2】ロックバルブの一構成例を示す模式図である。
【図3】従来のフォークリフトの液圧回路を模式的にあ
らわしたものである。
【符号の説明】
1:油圧ポンプ 2:油タンク 3:コントロールバルブ 4:リフトシリンダ 5:荷台 6:ロックバルブ 7:サイドブレーキ 8:スプール 9:スプリング 10:ワイヤー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA02 AB13 FA15 FA21 FG07 FH08 3H063 AA04 BB15 DA01 DB41 DB50 GG13 3H089 AA59 BB27 BB28 CC01 DA02 DB44 DB47 DB48 DB49 DB55 GG02 JJ09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液圧ポンプの駆動により液圧回路に生じる
    液圧でリフトシリンダを昇降させ荷役動作を行う産業車
    両用の液圧装置であって、該産業車両のパーキングブレ
    ーキの作動に連動して前記液圧回路を閉鎖するロックバ
    ルブを備えてなることを特徴とする産業車両用液圧装
    置。
JP2000291377A 2000-09-26 2000-09-26 産業車両用液圧装置 Pending JP2002104796A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111795022A (zh) * 2019-04-04 2020-10-20 株式会社丰田自动织机 工业车辆的液压驱动装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111795022A (zh) * 2019-04-04 2020-10-20 株式会社丰田自动织机 工业车辆的液压驱动装置
US11053959B2 (en) 2019-04-04 2021-07-06 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Hydraulic drive apparatus for industrial vehicle
CN111795022B (zh) * 2019-04-04 2022-11-22 株式会社丰田自动织机 工业车辆的液压驱动装置

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