JP2002104171A - 機関車ブレーキ弁に改良用ばねを組み合わせた組み合わせ体 - Google Patents
機関車ブレーキ弁に改良用ばねを組み合わせた組み合わせ体Info
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- JP2002104171A JP2002104171A JP2001241176A JP2001241176A JP2002104171A JP 2002104171 A JP2002104171 A JP 2002104171A JP 2001241176 A JP2001241176 A JP 2001241176A JP 2001241176 A JP2001241176 A JP 2001241176A JP 2002104171 A JP2002104171 A JP 2002104171A
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- JP
- Japan
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- spring
- brake valve
- compression member
- elastomeric material
- locomotive brake
- Prior art date
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- Pending
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- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 鉄道機関車ブレーキ弁において、強化減衰能
力を有するばねを備えたブレーキ弁を提供する。 【解決手段】 鉄道機関車ブレーキ弁10との組み合わ
せにおいて、所定の動定格荷重および所定長さを有する
金属製圧縮部材21と、圧縮部材21を実質的に包囲し
収容しているエラストマー材料22とを有して、強化減
衰能力を与えると共に、ブレーキ弁10におけるばね振
動を実質的に最小限に抑えるばね20を設ける改良を行
った。
力を有するばねを備えたブレーキ弁を提供する。 【解決手段】 鉄道機関車ブレーキ弁10との組み合わ
せにおいて、所定の動定格荷重および所定長さを有する
金属製圧縮部材21と、圧縮部材21を実質的に包囲し
収容しているエラストマー材料22とを有して、強化減
衰能力を与えると共に、ブレーキ弁10におけるばね振
動を実質的に最小限に抑えるばね20を設ける改良を行
った。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包括的に機関車ブ
レーキ弁に関し、特に機関車ブレーキ弁と組み合わされ
た、強化減衰能力を有するばねに関する。
レーキ弁に関し、特に機関車ブレーキ弁と組み合わされ
た、強化減衰能力を有するばねに関する。
【0002】
【発明の背景】本発明より前では、機関車ブレーキ弁
は、弁内に空気圧力を発生するためにダイアフラムに機
械力を加える少なくとも1つのばねを備えている。ばね
が固有振動数で作動することか、ブレーキ弁の通常作動
中に環境によってばねに導入される振動のいずれかの結
果として、ばね振動が発生する。この振動によってブレ
ーキ弁アセンブリ構成部材が破損する可能性がある。
は、弁内に空気圧力を発生するためにダイアフラムに機
械力を加える少なくとも1つのばねを備えている。ばね
が固有振動数で作動することか、ブレーキ弁の通常作動
中に環境によってばねに導入される振動のいずれかの結
果として、ばね振動が発生する。この振動によってブレ
ーキ弁アセンブリ構成部材が破損する可能性がある。
【0003】
【発明の概要】第1態様では、本発明は、強化減衰能力
を有するばねを備えた機関車ブレーキ弁を提供してい
る。ばねは、所定の動定格荷重および所定長さを有する
圧縮部材と、圧縮部材を収容しているエラストマー材料
とを含む。
を有するばねを備えた機関車ブレーキ弁を提供してい
る。ばねは、所定の動定格荷重および所定長さを有する
圧縮部材と、圧縮部材を収容しているエラストマー材料
とを含む。
【0004】さらなる態様では、本発明は、強化減衰能
力を有するばねを備えた26型自動ブレーキ弁(type 26
automatic brake valves)を提供している。
力を有するばねを備えた26型自動ブレーキ弁(type 26
automatic brake valves)を提供している。
【0005】さらなる態様では、本発明は、強化減衰能
力を有するばねを備えたSA型自動ブレーキ弁(SA-type
automatic brake valves)を提供している。
力を有するばねを備えたSA型自動ブレーキ弁(SA-type
automatic brake valves)を提供している。
【0006】さらなる態様では、本発明は、強化減衰能
力を有するばねを備えた30型自動ブレーキ弁(30-type
automatic brake valves)を提供している。
力を有するばねを備えた30型自動ブレーキ弁(30-type
automatic brake valves)を提供している。
【0007】
【発明の目的】したがって、本発明の主たる目的は、強
化減衰能力を有するばねを備えたブレーキ弁を提供する
ことである。
化減衰能力を有するばねを備えたブレーキ弁を提供する
ことである。
【0008】本発明のさらなる目的は、ブレーキ弁アセ
ンブリにおけるばね振動を実質的に最小限に抑えること
である。
ンブリにおけるばね振動を実質的に最小限に抑えること
である。
【0009】本発明のさらなる目的は、ばね振動の結果
としてのブレーキ弁アセンブリ構成部材の破損を実質的
に最小限に抑えることである。
としてのブレーキ弁アセンブリ構成部材の破損を実質的
に最小限に抑えることである。
【0010】以上に記載した本発明の様々な目的に加え
て、当該技術分野の専門家であれば、本発明の以下のさ
らに詳細な説明を添付の図面および請求項と組み合わせ
て読めば、他の様々な目的および利点がさらに容易に明
らかになるであろう。
て、当該技術分野の専門家であれば、本発明の以下のさ
らに詳細な説明を添付の図面および請求項と組み合わせ
て読めば、他の様々な目的および利点がさらに容易に明
らかになるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のより詳細な説明に進む前
に、わかりやすくするために同一機能を有する同一部材
が同一の参照番号で表されていることに注意されたい。
に、わかりやすくするために同一機能を有する同一部材
が同一の参照番号で表されていることに注意されたい。
【0012】特に図1および図2を参照する。所定の動
定格荷重および所定長さを有する圧縮部材21と、圧縮
部材21を収容しているエラストマー材料22とを有し
て、強化減衰能力を与えるばね20を備えた機関車ブレ
ーキ弁10が図示されている。好ましくは、圧縮部材2
1はらせん状であり、エラストマー材料22が実質的に
圧縮部材21を包囲している。エラストマー材料22
は、所定形状である。好ましくは、その形状はシリンダ
形であり、内側シリンダ25および外側シリンダ26を
含む。圧縮部材21は、エラストマー材料22の内側シ
リンダ25と外側シリンダ26との中間に配置されてい
る。圧縮部材21は金属である。好ましくは、その金属
は鋼である。
定格荷重および所定長さを有する圧縮部材21と、圧縮
部材21を収容しているエラストマー材料22とを有し
て、強化減衰能力を与えるばね20を備えた機関車ブレ
ーキ弁10が図示されている。好ましくは、圧縮部材2
1はらせん状であり、エラストマー材料22が実質的に
圧縮部材21を包囲している。エラストマー材料22
は、所定形状である。好ましくは、その形状はシリンダ
形であり、内側シリンダ25および外側シリンダ26を
含む。圧縮部材21は、エラストマー材料22の内側シ
リンダ25と外側シリンダ26との中間に配置されてい
る。圧縮部材21は金属である。好ましくは、その金属
は鋼である。
【0013】エラストマー材料22はさらに、ばね20
の振動を実質的に制限する手段として、所定成分を含
む。エラストマー材料22は、ネオプレーン、クロロプ
レーン、シリコンゴムおよびニトリルゴムのうちから予
め選択されている。好ましくは、エラストマー材料22
はネオプレーンである。
の振動を実質的に制限する手段として、所定成分を含
む。エラストマー材料22は、ネオプレーン、クロロプ
レーン、シリコンゴムおよびニトリルゴムのうちから予
め選択されている。好ましくは、エラストマー材料22
はネオプレーンである。
【0014】ばね20は、圧力調整手段30とばね受け
40との中間に配置されている。ばね20はさらに、第
1端部23および第2端部24を有する。好ましくは、
ばね20の第1端部23は圧力調整手段30と接触し、
第2端部24は所定位置に配置される。好ましくは、圧
力調整手段30はダイアフラム31であり、第2端部2
4の所定位置は調節可能である。
40との中間に配置されている。ばね20はさらに、第
1端部23および第2端部24を有する。好ましくは、
ばね20の第1端部23は圧力調整手段30と接触し、
第2端部24は所定位置に配置される。好ましくは、圧
力調整手段30はダイアフラム31であり、第2端部2
4の所定位置は調節可能である。
【0015】ばね20は、ブレーキ弁10内に空気圧力
を発生するために機械力を加える手段として、ダイアフ
ラム31に係合している。
を発生するために機械力を加える手段として、ダイアフ
ラム31に係合している。
【0016】ダイアフラム31およびばね受け部40を
有する機関車ブレーキ弁10と組み合わされる場合、本
改良は、強化減衰能力を有する少なくとも1つのばね2
0を含む。26−C自動ブレーキ弁と組み合わされる場
合、本改良はさらに、強化減衰能力を有する1つのばね
20を含む。SA型単独ブレーキ弁と組み合わされる場
合、本改良は、強化減衰能力を有する1つのばね20を
含む。30型ブレーキ弁と組み合わされる場合、本改良
は、強化減衰能力を有する2つのばね20を含む。
有する機関車ブレーキ弁10と組み合わされる場合、本
改良は、強化減衰能力を有する少なくとも1つのばね2
0を含む。26−C自動ブレーキ弁と組み合わされる場
合、本改良はさらに、強化減衰能力を有する1つのばね
20を含む。SA型単独ブレーキ弁と組み合わされる場
合、本改良は、強化減衰能力を有する1つのばね20を
含む。30型ブレーキ弁と組み合わされる場合、本改良
は、強化減衰能力を有する2つのばね20を含む。
【0017】以上に一定の特定実施形態に関連して本発
明を示してきたが、発明の精神および範囲から逸脱する
ことなく要件に適合するように部品の形状および配置や
方法に様々な変更を加えることができることは、当該技
術分野の専門家には容易に明らかであろう。
明を示してきたが、発明の精神および範囲から逸脱する
ことなく要件に適合するように部品の形状および配置や
方法に様々な変更を加えることができることは、当該技
術分野の専門家には容易に明らかであろう。
【図1】強化減衰能力を有するばねを備えた機関車ブレ
ーキ弁アセンブリの現時点で好適な実施形態の縦断面図
である。
ーキ弁アセンブリの現時点で好適な実施形態の縦断面図
である。
【図2】強化減衰能力を有するばねを含む部分の機関車
ブレーキ弁アセンブリを示す拡大断面図である。
ブレーキ弁アセンブリを示す拡大断面図である。
20 ばね 21 圧縮部材 22 エラストマー材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マシュー・ディ・ミッチ アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ピッ ツバーグ、グリーンズバーグ・パイク 3935 (72)発明者 ウォルター・イー・ゴッテル アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、モノ ンガヘラ、ウィリアムズポート・ロード 4619 (72)発明者 エルドン・エス・イーディー アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、グリ ーンズバーグ、レキシントン・ドライヴ 464 Fターム(参考) 3D049 AA04 BB21 CC03 HH18 HH39 JJ07 LL05 3J059 AA08 BA01 BB06 BC01 BC05 BC11 BD01 CA01 CC01 DA26 EA06 GA39
Claims (8)
- 【請求項1】 鉄道機関車ブレーキ弁に改良用ばねを組
み合わせた組み合わせ体であって、 前記ばねが、強化減衰能力を与えるべく、 (a)所定の動定格荷重および所定長さを有する圧縮部
材と、 (b)該圧縮部材を収容しているエラストマー材料とを
有している、組み合わせ体。 - 【請求項2】 前記圧縮部材は、らせん状である請求項
1記載の組み合わせ体。 - 【請求項3】 前記エラストマー材料は、前記圧縮部材
を実質的に包囲している請求項1記載の組み合わせ体。 - 【請求項4】 前記エラストマー材料は、所定形状であ
る請求項1記載の組み合わせ体。 - 【請求項5】 前記圧縮部材は、金属である請求項1記
載の組み合わせ体。 - 【請求項6】 前記エラストマー材料はさらに、前記ば
ねの振動を実質的に制限する手段として所定成分を含む
請求項1記載の組み合わせ体。 - 【請求項7】 前記ばねは、圧力調整手段とばね受けと
の中間に配置されている請求項1記載の組み合わせ体。 - 【請求項8】 前記ばねは、第1端部および第2端部を
有する請求項1記載の組み合わせ体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US63635600A | 2000-08-11 | 2000-08-11 | |
US09/636356 | 2000-08-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002104171A true JP2002104171A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=24551538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001241176A Pending JP2002104171A (ja) | 2000-08-11 | 2001-08-08 | 機関車ブレーキ弁に改良用ばねを組み合わせた組み合わせ体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002104171A (ja) |
AU (1) | AU3509201A (ja) |
BR (1) | BR0101644A (ja) |
CA (1) | CA2327024A1 (ja) |
MX (1) | MXPA01007434A (ja) |
-
2000
- 2000-11-21 CA CA002327024A patent/CA2327024A1/en not_active Abandoned
-
2001
- 2001-04-10 AU AU35092/01A patent/AU3509201A/en not_active Abandoned
- 2001-04-30 BR BR0101644-0A patent/BR0101644A/pt not_active IP Right Cessation
- 2001-07-23 MX MXPA01007434A patent/MXPA01007434A/es unknown
- 2001-08-08 JP JP2001241176A patent/JP2002104171A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2327024A1 (en) | 2002-02-11 |
MXPA01007434A (es) | 2002-04-24 |
BR0101644A (pt) | 2002-04-02 |
AU3509201A (en) | 2002-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040921 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |