JP2002103973A - 車両用ドア - Google Patents

車両用ドア

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JP2002103973A
JP2002103973A JP2000299112A JP2000299112A JP2002103973A JP 2002103973 A JP2002103973 A JP 2002103973A JP 2000299112 A JP2000299112 A JP 2000299112A JP 2000299112 A JP2000299112 A JP 2000299112A JP 2002103973 A JP2002103973 A JP 2002103973A
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明 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アウターパネルとともにドアパネル本体を構成
するインナーパネルに開口部が設けられ、ドア機能部品
が組付けられたモジュールパネルが、前記開口部を塞い
で前記インナーパネルに取付けられる車両用ドアにおい
て、インナーパネルに設けられた開口部の開口面積を比
較的小さくすることを可能としてインナーパネルの剛性
を高め、しかもモジュールパネルの搬送効率を向上す
る。 【解決手段】モジュールパネル23が、開口部27の一
部を塞いでインナーパネル25に取付けられるベースパ
ネル35と、開口部27よりも側方にはみ出す位置まで
ベースパネル35から突出して開口部27の全体をベー
スパネル35と共働して塞ぐ外方突出位置ならびに該外
方突出位置から内方側に退避してベースパネル35に大
部分を重ねる内方退避位置間でのスライドを可能として
ベースパネル35に連結されるスライドパネル36とで
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アウターパネルと
ともにドアパネル本体を構成するインナーパネルに開口
部が設けられ、ドア機能部品が組付けられたモジュール
パネルが、前記開口部を塞いで前記インナーパネルに取
付けられる車両用ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる車両用ドアは、たとえば特
開平11−342879号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
単一のモジュールパネル全体でインナーパネルの開口部
を塞ぐようにしており、モジュールパネルに取付けられ
る機能部品によっては、開口部の開口面積を大きくせざ
るを得ず、インナーパネルの剛性低下が生じる可能性が
あり、またモジュールパネルの搬送時には、比較的広い
面積のモジュールパネルを搬送しなければならないので
搬送効率が優れているとは言い難い。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、インナーパネルに設けられた開口部の開口面
積を比較的小さくすることを可能としてインナーパネル
の剛性を高め、しかもモジュールパネルの搬送効率を向
上し得るようにした車両用ドアを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、アウターパネルとともにド
アパネル本体を構成するインナーパネルに開口部が設け
られ、ドア機能部品が組付けられたモジュールパネル
が、前記開口部を塞いで前記インナーパネルに取付けら
れる車両用ドアにおいて、前記モジュールパネルが、前
記開口部の一部を塞いでインナーパネルに取付けられる
ベースパネルと、前記開口部よりも側方にはみ出す位置
まで前記ベースパネルから突出して開口部の全体を前記
ベースパネルと共働して塞ぐ外方突出位置ならびに該外
方突出位置から内方側に退避してベースパネルに大部分
を重ねる内方退避位置間でのスライドを可能として前記
ベースパネルに連結されるスライドパネルとで構成され
ることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、相互にスライド
可能なベースパネルおよびスライドパネルで構成される
モジュールパネルは、開口部よりも広い範囲に広がるこ
とが可能である。したがってモジュールパネルに組付け
られるドア機能部品に必要なスペースをモジュールパネ
ルで確保することを可能としつつ開口部の開口面積を小
さくすることが可能となり、開口部が設けられることで
ドアパネル本体におけるインナーパネルの剛性が低下す
ることを極力避けることができる。しかもモジュールパ
ネルは、スライドパネルを内方退避位置にスライドさせ
ることにより、開口部よりも小さい面積に収縮可能であ
るので、モジュールパネルの搬送時には該モジュールパ
ネルが占めるスペースを小さくして搬送効率を向上する
ことができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記スライドパネルに、該
スライドパネルが外方突出位置に在る状態でドアパネル
本体に締結されるドアロック装置が、前記ドアパネル本
体を車体に係合させることを可能として取付けられるこ
とを特徴とし、かかる構成によれば、ヒンジ部とは反対
側でドアパネル本体の端部に取付けられるべきドアロッ
ク装置を、小さな開口面積の開口部からドアパネル本体
内に挿入するときの挿入作業を容易とするとともにドア
パネル本体へのドアロック装置の取付けも容易とするこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0009】図1〜図16は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1はドアパネルを車室側から見た側面図、
図2はウインドガラスが上限位置に在る状態での図1の
2−2線に沿うドアパネルの断面図、図3は図2の3−
3線断面図、図4はモジュールパネルを取外した状態で
のドアパネル本体の車室側から見た側面図、図5はモジ
ュールパネルが収縮状態にあるときのモジュールパネル
組立体を車室側から見た側面図、図6はモジュールパネ
ルが拡張状態にあるときのモジュールパネル組立体を車
室側から見た側面図、図7はモジュールパネルが拡張状
態にあるときのモジュールパネル組立体を車室とは反対
側から見た側面図、図8は図5の8−8線拡大断面図、
図9はモジュールパネルを収縮状態にしたときの図1に
対応した側面図、図10は図1の10矢示部拡大図、図
11は図10の11−11線断面図、図12は図1の1
2矢示部拡大図、図13は図12の13−13線断面
図、図14は連結解除状態にある昇降駆動用モータおよ
びドアロック用モータの側面図、図15は施・解錠手段
およびキーシリンダ錠の連結前の状態を示す斜視図、図
16は施・解錠手段およびキーシリンダ錠が連結された
状態での図15に対応した斜視図である。
【0010】先ず図1〜図4において、たとえば乗用車
両の右前部サイドドアである車両用ドアのドアパネル2
1は、上部に窓26が形成されるようにしてアウターパ
ネル24およびインナーパネル25が溶接されて成るド
アパネル本体22と、インナーパネル25に設けられた
開口部27を塞ぐようにしてインナーパネル25に締結
されるモジュールパネル23とで構成され、インナーパ
ネル25およびモジュールパネル23の車室側側面は、
ドアパネル本体22に取付けられる化粧板(図示せず)
で覆われる。
【0011】前記モジュールパネル23には、ドア機能
部品であるウインドレギュレータ29、昇降駆動用モー
タ30、ドアロック装置31、ドアロック用モータ32
および施・解錠手段33が、モジュールパネル組立体3
4を構成するようにして組付けられ、モジュールパネル
23がドアパネル本体22のインナーパネル25に取付
けられる。
【0012】図5〜図7を併せて参照して、モジュール
パネル23は、インナーパネル25に締結される金属製
のベースパネル35と、車両の前後方向に沿うスライド
を可能として前記ベースパネル35の後部に支承される
金属製のスライドパネル36とで構成される。
【0013】前記ベースパネル35は、車両の前後方向
に沿う開口部27の前部側を塞ぐことを可能として四角
形状に形成される。このベースパネル35の後部の上下
に間隔をあけた2箇所には、車両の前後方向に延びるガ
イド孔37,37がそれぞれ設けられており、スライド
パネル36には、図8で示すように、各ガイド孔37…
にスライド可能に嵌合される円筒状のピン部38…が一
体に形成され、各ピン部38…の先端には、ベースパネ
ル35の車室とは反対側の面に係合するフランジ部38
aがそれぞれ一体に設けられる。
【0014】したがってスライドパネル36は、前記ガ
イド孔37,37内をピン部38…がスライドする範囲
で車両の前後方向にスライド可能であり、開口部27よ
りも車両の前後方向に沿う後方側にはみ出す位置までベ
ースパネル35から突出して開口部27の全体を前記ベ
ースパネル35と共働して塞ぐ外方突出位置(図1で示
す位置)と、該外方突出位置から内方すなわち車両の前
後方向に沿う前方側に退避してベースパネル35に大部
分を重ねる内方退避位置(図9で示す位置)との間での
スライドを可能としてベースパネル35に連結されてい
る。
【0015】而してスライドパネル36を内方退避位置
としたモジュールパネル23の収縮状態で、開口部27
からドアパネル本体22内にモジュールパネル23を挿
入することが可能であり、モジュールパネル23に取付
けられるウインドレギュレータ29、昇降駆動用モータ
30、ドアロック装置31、ドアロック用モータ32お
よび施・解錠手段33のうち、ウインドレギュレータ2
9、ドアロック装置31および施・解錠手段33が、モ
ジュールパネル23のドアパネル本体22内への挿入に
応じてドアパネル本体22内に配置されることになる。
【0016】ドアパネル本体22内に挿入されたモジュ
ールパネル23におけるベースパネル35のアウターパ
ネル24側側面には、インナーパネル25における開口
部27の上縁部に対応して車両の前後方向に間隔をあけ
た3つのウエルドナット41…と、前記開口部27の下
縁部に対応して車両の前後方向に間隔をあけた3つのウ
エルドナット42…と、車両の前後方向に沿う前記開口
部27の前縁部に対応した単一のウエルドナット43と
がそれぞれ固着され、スライドパネル36のアウターパ
ネル24側側面には、該スライドパネル36を外方突出
位置(図1で示す位置)にスライドさせたときに車両の
前後方向に沿う前記開口部27の後縁部に対応した単一
のウエルドナット44が固着される。而してモジュール
パネル23のインナーパネル25への締結時には、車室
側から前記開口部27の周縁部に挿通されるボルト4
5,45…が前記各ナット41…,42…,43,44
にそれぞれ螺合され、各ボルト45,45…の締付によ
りモジュールパネル23がインナーパネル25に締結さ
れる。
【0017】図10および図11において、モジュール
パネル23におけるベースパネル35の上部には、該ベ
ースパネル35すなわちモジュールパネル23全体を横
方向にスライドさせることを可能として開口部27の上
縁部の車室側側面に係合するフック46が設けられ、こ
のフック46はたとえば切起し等によりベースパネル3
5と一体に形成される。またインナーパネル25におい
て前記開口部27の上縁部には、前記フック46の挿脱
を可能とした切欠き47が設けられる。
【0018】図12および図13を併せて参照して、開
口部27の下縁部でインナーパネル25には、車両の前
後方向に間隔をあけた複数たとえば3つの係合溝48…
が開口部27にそれぞれ開口するようにして設けられ
る。これらの係合溝48…には、開口部27の下縁部に
対応してベースパネル35に設けられている3つのウエ
ルドナット42…にそれぞれ螺合されるボルト45…
を、それらのボルト45…の仮締め状態で係合させるこ
とが可能である。
【0019】しかも各係合溝48…は、フック46が切
欠き47に対応する位置にあるときに仮締め状態にある
前記ボルト45…に対応した位置で上下に延びて開口部
27に開口する縦溝部48aと、該縦溝部48aの下端
に連なって車両の前後方向に沿う前方側(図12の左方
側)に延びる横溝部48bとをそれぞれ有するものであ
り、フック46を開口部27の上縁部の車室側側面に係
合させた状態のベースパネル35を正規の取付け位置に
スライドさせたときにボルト45…が縦溝部48aから
横溝部48bの先端に移動するようにして、それぞれL
字状に形成される。
【0020】車両の前後方向に沿う開口部27の前縁部
には、ウエルドナット43に仮閉めされたボルト45
を、前記ベースパネル35が正規の取付け位置へスライ
ドするのに応じて挿通せしめる挿通溝49が開口部27
側に開放するようにして設けられる。また車両の前後方
向に沿う開口部27の後縁部には、正規の取付け位置に
ある前記ベースパネル35から外方突出位置にスライド
パネル36がスライドするのに応じて、ウエルドナット
44に仮締めされたボルト45を挿通せしめる挿通溝5
0が開口部27側に開放するようにして設けられる。さ
らに開口部27の上縁部には、各ボルト45…を挿通せ
しめる挿通孔51…が各ウエルドナット41…に対応し
て設けられる。
【0021】図7に特に注目して、ウインドガラス28
を昇降させるウインドレギュレータ29は、車両の前後
方向に沿うベースパネル35の両端部で車室とは反対側
の側面に一体に形成されて後上がりにわずかに傾斜する
ようにして上下に並行に延びる第1および第2ガイドレ
ール52,53と、ウインドガラス28を保持するとと
もに第1および第2ガイドレール52,53に沿ってそ
れぞれ移動可能な第1および第2キャリア54,55
と、両キャリア54,55を同期して駆動する駆動手段
56とを備える。
【0022】駆動手段56は、第1および第2ガイドレ
ール52,53間でベースパネル35に回転自在に支持
される回転ドラム57と、該回転ドラム57の一方向5
8への回転に応じて第1キャリア54を上方に牽引する
第1ワイヤ59と、第1および第2キャリア54,55
間を結ぶ第2ワイヤ60と、前記回転ドラム57の前記
一方向58とは反対方向への回転に応じて第2キャリア
55を下方に牽引する第3ワイヤ61とを備える。
【0023】一端が回転ドラム57に巻掛け連結される
第1ワイヤ59の中間部は、第1ガイドレール52の上
部に対応してベースパネル35に軸支されるプーリ62
に巻掛けられる。また第1ワイヤ59の他端は、第1キ
ャリア54に収納されるばね(図示せず)および第1キ
ャリア54を介して第2ワイヤ60の一端に連結され
る。
【0024】第2ワイヤ60は、第1ガイドレール52
の下部に対応した位置でベースパネル35に軸支される
プーリ63と、第2ガイドレール53の上部に対応した
位置でベースパネル35に軸支されるプーリ64とに巻
掛けられる。また第2ワイヤ43の他端は、第2キャリ
ア55に収納されるばね(図示せず)および第2キャリ
ア55を介して第3ワイヤ61の一端に連結される。
【0025】第3ワイヤ61は、第2ガイドレール53
の下部に対応した位置でベースパネル35に固定される
巻掛け片65に巻掛けられ、回転ドラム57への第1ワ
イヤ59の連結方向とは逆方向から第3ワイヤ61の他
端が該回転ドラム57に巻掛け、連結される。
【0026】前記回転ドラム57は、正・逆回転を自在
に切換え得る昇降駆動用モータ30で駆動されるもので
あり、該昇降駆動用モータ30は、車両の前後方向に沿
うベースパネル35の中間部における車室側側面に取付
けられる。
【0027】図14において、昇降駆動用モータ30
は、たとえば電源線用と制御線用とに分かれた2つの接
続部66a,66bを有する電気接続用のカプラ66を
備えている。一方、ドアロック用モータ32は、前記昇
降駆動用モータ30の近傍でベースパネル35の車室側
側面に取付けられるものであり、ドアロック用モータ3
2が備える電気接続用のカプラ67が、前記昇降駆動用
モータ30のカプラ66に直接接続される。すなわちカ
プラ67は、カプラ66の2つの接続部66a,66b
に個別に対応した2つの接続部67a,67bを有して
おり、相互に対応した接続部66a,67a;66b,
67bが接続されることで、両カプラ66,67が直接
接続され、昇降駆動用モータ30のカプラ66には、ド
アロック用モータ32のカプラ67から電源用および制
御用の電気が入力されることになる。
【0028】図1に注目して、昇降駆動用モータ30お
よびドアロック用モータ32に個別に対応したワイヤー
ハーネス68,69はコネクタ70に共通に接続されて
おり、ドアロック用モータ32のカプラ67は、前記両
ワイヤーハーネス68,69に共通なコネクタ70を接
続可能な形状に形成される。
【0029】モジュールパネル23のスライドパネル3
6には、該スライドパネル36を外方突出位置にスライ
ドさせたときにドアパネル本体22内に挿入されて、車
両の前後方向に沿うドアパネル本体22の後部に、ドア
パネル21を車体に係合させたロック状態を保持可能で
あるドアロック装置31が取付けられる。
【0030】図5および図6において、ドアロック装置
31は、複数のねじ部材71…でドアパネル本体22に
締結されるケーシング72と、図示しない車体側のスト
ライカに係合することを可能としてケーシング72に支
持される係合部材73と、前記ケーシング72に回動支
持される切換部材74とを備える。
【0031】切換部材74は、前記係合部材73がスト
ライカに係合した状態を拘束するロック状態保持位置
(図5および図6の位置)と、前記ストライカが係合部
材73から離脱することを許容すべく前記拘束を解除す
るロック状態解除位置(図5および図6の位置から反時
計方向に回動した位置)との間での回動を可能として、
支軸75を介して前記ケーシング72に支承される。
【0032】図15および図16を併せて参照して、施
・解錠手段33は、アウトサイドハンドル77およびイ
ンサイドハンドル(図示せず)のロック解除操作による
操作力を前記切換部材74に有効に伝達することでロッ
ク状態を解除するように前記ドアロック装置31を作動
せしめる状態と、前記操作力の伝達を遮断することで前
記ロック解除操作を無効として前記ドアロック装置31
をロック状態のままとする状態とを、ドアロック用モー
タ32の作動、キーシリンダ錠78の操作またはロック
ノブ79の操作に応じて切換えるものであり、前記ドア
ロック装置31の切換部材74に連結ロッド76を介し
て連結されて、モジュールパネル23のスライドパネル
36に設けられる。
【0033】アウトサイドハンドル77は、アウターパ
ネル24に取付けられるハンドルケース80に回動可能
に取付けられるものであり、前記キーシリンダ錠78
も、アウトサイドハンドル77の近傍でアウターパネル
24の内方側から前記ハンドルケース80に取り付けら
れる。
【0034】キーシリンダ錠78は、そのキー操作によ
る回動軸線と同軸であるジョイント81を内端に備える
ものであり、このジョイント81は、モジュールパネル
23におけるスライドパネル36の外方に配置される。
【0035】一方、施・解錠手段33は、前記キーシリ
ンダ錠78が備えるジョイント81との連結を可能とし
た連結部材82を有しており、スライドパネル36に回
動可能に支持された前記連結部材82は、前記ジョイン
ト81に同軸にかつ相対回転不能に連結可能である。
【0036】すなわち連結部材82には、スライドパネ
ル36が図15で示す内方退避位置から図16で示す外
方突出位置にスライドしてきたときに、ハンドルケース
80に固定されているキーシリンダ錠28のジョイント
81を相対回転不能に嵌合せしめるU字状の連結溝83
が設けられている。これにより連結部材82は、アウタ
ーパネル24側のハンドルケース80に予め取付けられ
たキーシリンダ錠78のジョイント81に、モジュール
パネル23のインナーパネル25への取付け時に連結さ
れることになる。
【0037】施・解錠手段33は、前記連結部材82の
他に、スライドパネル36のインナーパネル25側の側
面に配置されてスライドパネル36に回動可能に支承さ
れるレバー84,87,88を備える。レバー84はア
ウトサイドハンドル77の開扉操作に応じて回動するも
のであり、該レバー84にはインサイドハンドルが連結
ロッド85を介して連結される。すなわちレバー84
は、アウトサイドハンドル77およびインサイドハンド
ルのいずれの開扉操作に応じても回動する。
【0038】レバー87は前記連結部材82と一体に回
動するものであり、該レバー87には、ロックノブ79
が連結されるとともに、モジュールパネル23のインナ
ーパネル25への組付完了後にドアロック用モータ32
が連結ロッド86を介して連結される。これによりレバ
ー87は、キーシリンダ錠78の操作、ロックノブ79
の操作、またはドアロック用モータ32の作動に応じて
回動することになる。
【0039】さらにレバー88は、連結ロッド76を介
してドアロック装置31の切換部材74に連結される。
【0040】而して施・解錠手段33は、アウトサイド
ハンドル77またはインサイドハンドルの操作に応じた
レバー84の回動動力を、レバー88および連結ロッド
76を介してドアロック装置31の切換部材74に伝達
するか否かを、キーシリンダ錠78の操作、ロックノブ
79の操作、またはドアロック用モータ32の作動に応
じたレバー87の回動によって切換えるように構成され
る。
【0041】次にこの実施例の作用について説明する
と、ウインドレギュレータ29に昇降用動力を付与する
昇降駆動用モータ30と、アウトサイドハンドル77ま
たはインサイドハンドルによるロック解除操作の有効・
無効を切換える施・解錠手段33に動力を付与するドア
ロック用モータ32とが、ドアパネル21の一部を構成
するモジュールパネル23のベースパネル35に、車両
の前後方向に沿うドアパネル21の中間部に取付けら
れ、両モータ30,32がそれぞれ備える電気接続用の
カプラ66,67が直接接続される。
【0042】このような両モータ30,32の配置によ
れば、ドアパネル21の後端部にドアロック用モータ3
2が配置される構造のものと比べて、ドアロック用モー
タ32に接続されるワイヤーハーネス69の短縮が可能
となる。
【0043】しかも前記両カプラ66,67の一方、こ
の実施例では67が、両モータ30,32に個別に対応
したワイヤーハーネス68,69に共通なコネクタ70
を接続可能な形状に形成されているので、両モータ3
0,32へのワイヤーハーネス68,69の接続箇所を
1箇所として配線接続作業工数を削減することができ
る。
【0044】また前記両モータ30,32が、ドアパネ
ル21の一部を構成するモジュールパネル23のベース
パネル35において車室側側面に取付けられるので、防
水対策を施す必要がない位置に両モータ30,32を配
置して、両モータ30,32のカプラ66,67が防水
性を備えることを不要としてコスト低減に寄与すること
ができるとともに、カプラ67へのワイヤーハーネス6
8,69の接続をドアパネル21外で行なうことができ
るのでワイヤーハーネス68,69の接続作業を容易と
することができる。
【0045】前記モジュールパネル23は、インナーパ
ネル27に設けられている開口部27の一部を塞いでイ
ンナーパネル25に取付けられるベースパネル35と、
開口部27よりも側方にはみ出す位置までベースパネル
35から突出して開口部27の全体をベースパネル35
と共働して塞ぐ外方突出位置ならびに該外方突出位置か
ら内方側に退避してベースパネル35に大部分を重ねる
内方退避位置間でのスライドを可能としてベースパネル
35に連結されるスライドパネル36とで構成されてい
る。
【0046】したがってモジュールパネル23は、開口
部27よりも広い範囲に広がることが可能であり、モジ
ュールパネル23に組付けられるウインドレギュレータ
29、昇降駆動用モータ30、ドアロック装置31、ド
アロック用モータ32および施・解錠手段33に必要な
スペースをモジュールパネル23で確保することを可能
としつつ開口部27の開口面積を小さくすることが可能
となり、ドアパネル本体22におけるインナーパネル2
5の剛性が、開口部27が設けられることで低下するこ
とを極力避けることができる。
【0047】しかもモジュールパネル23は、スライド
パネル36を内方退避位置にスライドさせることによ
り、開口部27よりも小さい面積に収縮可能であるの
で、モジュールパネル23の搬送時には該モジュールパ
ネル23が占めるスペースを小さくして搬送効率を向上
することができる。
【0048】またスライドパネル36には、該スライド
パネル36が外方突出位置に在る状態でドアパネル本体
22に締結されるドアロック装置31が取付けられるの
で、ヒンジ部とは反対側でドアパネル本体22の端部に
取付けられるべきドアロック装置31を、小さな開口面
積の開口部27からドアパネル本体22内に挿入すると
きの挿入作業を容易とするとともにドアパネル本体22
へのドアロック装置31の取付けも容易とすることがで
きる。
【0049】車体側に係合可能な係合部材73が車体側
に係合した状態を拘束して開扉不能とするロック状態を
保持可能な前記ドアロック装置31は、アウトサイドハ
ンドル77やインサイドハンドルのロック解除操作に応
じて前記拘束を解除したロック解除状態とするように切
換え得る切換部材74を有してモジュールパネル23の
スライドパネル36に設けられ、アウトサイドハンドル
77やインサイドハンドルからのロック解除操作力を切
換部材74に伝達する状態ならびにその伝達を遮断する
状態を、キーシリンダ錠78の操作、ロックノブ79の
操作、またはドアロック用モータ32の作動に応じて切
換えるように構成された施・解錠手段33が前記スライ
ドパネル36に設けられている。しかも施・解錠手段3
3には、キーシリンダ錠78が備えるジョイント81と
の連結を可能とした連結部材82が設けられ、該連結部
材82は、アウターパネル24に固定されたハンドルケ
ース80に予め取付けられたキーシリンダ錠78のジョ
イント81に、モジュールパネル23のインナーパネル
25への取付け時に連結される形状に形成されている。
【0050】したがってドアパネル本体22のインナー
パネル25にモジュールパネル23が取付けられるのに
応じて、施・解錠手段33の連結部材82がキーシリン
ダ錠78のジョイント81に連結されることになり、施
・解錠手段33がドアロック装置31の切換部材74に
連結されているので、キーシリンダ錠78およびドアロ
ック装置31間の連結作業が極めて容易となる。しかも
キーシリンダ錠78を、施・解錠手段33およびドアロ
ック装置31のドアパネル本体22への組付前にドアパ
ネル本体22側のハンドルケース80に取付けることが
できるので、ロック状態ではアウターパネル24の外方
側からキーシリンダ錠78を取外すことを不能とするよ
うにしてキーシリンダ錠78をアウターパネル24側に
取付け、固定するための構造を単純化することが可能で
あり、キーシリンダ錠78のアウターパネル24側への
組付作業も容易となる。
【0051】また施・解錠手段33は、ドアロック装置
31とともにスライドパネル36に設けられており、前
記連結部材82には、スライドパネル36が内方退避位
置から外方突出位置にスライドするのに応じてキーシリ
ンダ錠78のジョイント81を相対回転不能に嵌合せし
めるようにU字状の連結溝83が設けられているので、
モジュールパネル23の一部であるスライドパネル36
をスライドさせることで、該スライドパネル36に設け
られた施・解錠手段33の連結部材82を、アウターパ
ネル24の固定位置に在るキーシリンダ錠78のジョイ
ント81に容易に連結することができ、キーシリンダ錠
78およびドアロック装置31間の連結作業をより一層
容易とすることができる。
【0052】さらにモジュールパネル23の一部である
ベースパネル35の下部において、アウターパネル24
側側面には開口部27の周縁部に対応して複数のウエル
ドナット42…が固着され、それらのウエルドナット4
2…にそれぞれ螺合される複数のボルト45…を、各ボ
ルト45…の仮締め状態でそれぞれ係合させる係合溝4
8…が、開口部27側に開口してインナーパネル25に
設けられている。
【0053】したがって前記各ボルト45…を、その仮
締め状態でインナーパネル25の係合溝48…に係合さ
せることにより、モジュールパネル23をインナーパネ
ル25に仮止めすることができる。しかも前記ボルト4
5…は、その締付けによりモジュールパネル23のベー
スパネル35をインナーパネル25に締結する働きをす
るものであり、仮止め専用の部品が不要であるので、部
品点数の増加を回避しつつモジュールパネル23のベー
スパネル35をインナーパネル25に仮止めすることが
でき、コスト低減に寄与することができる。
【0054】さらにモジュールパネル23におけるベー
スパネル35の上部には、モジュールパネル23全体を
横方向にスライドさせることを可能として開口部27の
上縁部の車室側側面に係合するフック46が設けられ、
フック46の挿脱を可能として開口部27の上縁部には
切欠き47が設けられている。しかも開口部27の下縁
部に配置される前記係合溝48は、フック46が切欠き
47に対応する位置にあるときに仮締め状態にある前記
ボルト45を開口部27から挿入させることを可能とし
て上下に延びる縦溝部48aと、該縦溝部48aの下端
に連なって横方向(この実施例では車両の前後方向に沿
う前方)に延びる横溝部48bとを有するものであり、
フック46を開口部27の上縁部の車室側側面に係合さ
せた状態のモジュールパネル23を正規の取付け位置に
スライドさせたときにボルト45が縦溝部48aから横
溝部48bの先端に移動するようにして、係合溝48が
L字状に形成されている。
【0055】このような構造によれば、モジュールパネ
ル23を、インナーパネル25への正規の位置に容易に
案内して仮止めすることができ、モジュールパネル23
のインナーパネル25への取付けがより一層容易とな
る。
【0056】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、モジュールパネルに組付けられるドア機能部品に必
要なスペースをモジュールパネルで確保することを可能
としつつ開口部の開口面積を小さくすることができ、開
口部が設けられることでインナーパネルの剛性が低下す
ることを極力避けることができる。しかもモジュールパ
ネルの搬送時には該モジュールパネルが占めるスペース
を小さくして搬送効率を向上することができる。
【0058】また請求項2記載の発明によれば、小さな
開口面積の開口部からドアパネル本体内にドアロック装
置を挿入するときの挿入作業を容易とするとともにドア
パネル本体へのドアロック装置の取付けも容易とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアパネルを車室側から見た側面図でる。
【図2】ウインドガラスが上限位置に在る状態での図1
の2−2線に沿うドアパネルの断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】モジュールパネルを取外した状態でのドアパネ
ル本体の車室側から見た側面図である。
【図5】モジュールパネルが収縮状態にあるときのモジ
ュールパネル組立体を車室側から見た側面図である。
【図6】モジュールパネルが拡張状態にあるときのモジ
ュールパネル組立体を車室側から見た側面図である。
【図7】モジュールパネルが拡張状態にあるときのモジ
ュールパネル組立体を車室とは反対側から見た側面図で
ある。
【図8】図5の8−8線拡大断面図である。
【図9】モジュールパネルを収縮状態にしたときの図1
に対応した側面図である。
【図10】図1の10矢示部拡大図である。
【図11】図10の11−11線断面図である。
【図12】図1の12矢示部拡大図である。
【図13】図12の13−13線断面図である。
【図14】連結解除状態にある昇降駆動用モータおよび
ドアロック用モータの側面図である。
【図15】施・解錠手段およびキーシリンダ錠の連結前
の状態を示す斜視図である。
【図16】施・解錠手段およびキーシリンダ錠が連結さ
れた状態での図15に対応した斜視図である。
【符号の説明】
22・・・ドアパネル本体 23・・・モジュールパネル 24・・・アウターパネル 25・・・インナーパネル 27・・・開口部 29・・・ドア機能部品としてのウインドレギュレータ 30・・・ドア機能部品としての昇降駆動用モータ 31・・・ドア機能部品としてのドアロック装置 32・・・ドア機能部品としてのドアロック用モータ 33・・・ドア機能部品としての施・解錠手段 35・・・ベースパネル 36・・・スライドパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新堀 信義 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田山 3700番地株式会社ホンダロック内 Fターム(参考) 3D127 AA17 AA19 CB05 DF03 DF09 DF14 FF25 GG05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターパネル(24)とともにドアパ
    ネル本体(22)を構成するインナーパネル(25)に
    開口部(27)が設けられ、ドア機能部品(29,3
    0,31,32,33)が組付けられたモジュールパネ
    ル(23)が、前記開口部(27)を塞いで前記インナ
    ーパネル(25)に取付けられる車両用ドアにおいて、
    前記モジュールパネル(23)が、前記開口部(27)
    の一部を塞いでインナーパネル(25)に取付けられる
    ベースパネル(35)と、前記開口部(27)よりも側
    方にはみ出す位置まで前記ベースパネル(35)から突
    出して開口部(27)の全体を前記ベースパネル(3
    5)と共働して塞ぐ外方突出位置ならびに該外方突出位
    置から内方側に退避してベースパネル(35)に大部分
    を重ねる内方退避位置間でのスライドを可能として前記
    ベースパネル(35)に連結されるスライドパネル(3
    6)とで構成されることを特徴とする車両用ドア。
  2. 【請求項2】 前記スライドパネル(36)に、該スラ
    イドパネル(36)が外方突出位置に在る状態でドアパ
    ネル本体(22)に締結されるドアロック装置(31)
    が、前記ドアパネル本体(22)を車体に係合させるこ
    とを可能として取付けられることを特徴とする請求項1
    記載の車両用ドア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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