JP2002103499A - 滑り止めシートとその利用品 - Google Patents
滑り止めシートとその利用品Info
- Publication number
- JP2002103499A JP2002103499A JP2000294730A JP2000294730A JP2002103499A JP 2002103499 A JP2002103499 A JP 2002103499A JP 2000294730 A JP2000294730 A JP 2000294730A JP 2000294730 A JP2000294730 A JP 2000294730A JP 2002103499 A JP2002103499 A JP 2002103499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip sheet
- emulsion
- quilting
- cover
- mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Carpets (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
から商品を保護し、繰り返し使用して資源の浪費と公害
発生を抑え得る荷役用カバーを提供する。 【解決手段】 一般的な布帛70の片面に合成ゴムラテ
ックスの発泡エマルジョンを公知の方法で塗布、加熱・
架橋して滑り止め層71を形成したキルティングの裏地
72とし、他方、同様の布帛73の片面にアルミナの微
粉末を添加したアクリル共重合体の発泡エマルジョンを
塗布、加熱・架橋して熱線反射層74を形成してキルテ
ィングの表地75とし、上記裏地70と表地75との間
に芯綿76を延べてキルティング77を得る。上記キル
ティング77の幅広のもので商品の前面A,両側面B,
Cおよび背面Dを覆う部分を構成し、その背面Dを覆う
部分の上縁D’に上面Eを覆う部分を縫い合わせて荷役
用カバーを得る。
Description
ト材、マット材、キルティング材のような基布の少なく
とも片面に滑り止め層を形成した滑り止めシートと、そ
の滑り止めシートを各種マット、カーペット、椅子・ソ
ファー等のカバーあるいは荷役用カバー・荷役用養生シ
ートなどに適用した滑り止めシートの利用品に関する。
の滑れ止めが不十分であり、ソファーや椅子のカバー
は、滑り止めの処理が施されていない。また、スポーツ
競技場や野外音楽堂などの観客席の椅子はプラスチック
材料の成形品であるからマットを敷いてもずり落ちそう
になる。
ペット用マット(シート)が市販されている。
が損傷しないように養生シートを被せたり、荷崩れ防止
するために荷役用カバーが被せられている。
ット類は床面と接している面積が小さいため滑り易く、
マットに乗った途端に滑って危険を感じる場合がある。
また、ソファーや椅子のカバーはずり落ちるので絶えず
直さねばならず、スポーツ競技場や野外音楽堂等の観客
席で使用するマットは、観客席の椅子がプラスチック成
形品であるためずり落ちそうで甚だ座り心地が悪い。
ットがはしゃいで飛び跳ねると捲くれ上がり始末に悪い
状態になる。
ートや荷役用カバーでは、輸送商品との間で滑りが生じ
て、折角被せた養生シートがずり落ちたり、パレットに
積み上げた商品が荷役カバーの中で荷崩れを起こしたり
する。
を構成するシートに滑り止め処理を施した滑り止めシー
トとその利用品を提供することを課題とする。
にこの発明は、基布の少なくとも片面に下記記載の発泡
エマルジョン樹脂の塗布層を形成したものである。
ルジョン、エチレン酢酸ビニルエマルジョン、ウレタン
樹脂エマルジョン、合成ゴムラテックスから一または二
以上を混合調整したものであり、上記合成ゴムラテック
スがカルボキシ変性MBRとしたものである。
れが、マット、椅子・ソファー用カバー、野外観客席用
マット、ペット用マット(シート)、荷役用養生シート
(カバー)の素材として用いられるとき、滑りが生じな
いので本来の機能を存分に発揮される。
参照しながら説明する。図1に示すように一般的な布帛
(例えばポリエステル、ポリエステルと綿との混紡)1
1の片面に、表1の合成ゴムラテックス組成物にエアー
を吹き込みながら高速攪拌して機械発泡させた発泡ラテ
ックスエマルジョン12を公知の方法で塗布、加熱・架
橋して滑り止め層を形成してこの発明に係る滑り止めシ
ート10を得る。
大日本インキ化学工業株式会社製ラクスターMD−88
6 滑剤(ワックス) 整泡剤(日本エヌエスシー株式会社製、商品名カネ
ビノール YC81) 気泡安定剤(スルホコハク酸塩) 架橋剤(P.C.カサマツ製、商品名PCフィクサ
ーC) また、上記ゴムラテックスエマルジョンに代えて、アク
リル共重合エマルジョン、アクリル酸共重合エマルジョ
ン、エチレン酢酸ビニルエマルジョン、ウレタン樹脂エ
マルジョンを採用することができる。
0を裏地とし、通常のプリント生地を表地13とし、間
に芯綿14を介在させてキルティング15とする(図1
(b)参照)。上記キルティング15は椅子やソファー
のカバーあるいはクッションとして使用すればずり落ち
ないので便利である。
スポーツ競技場や野外音楽堂などのプラスチックで成形
された観客席で使用するとずり落ちないので座り心地が
よく便利である。
ファスナー21が縫い付けられ、対向する二辺に把手2
2が取り付けられている。上記ファスナー21は互いに
嵌まり合い、図3のように手提げ袋23にすることがで
き、さらに、図4又は図5のように端を把手22側に折
り込み24とすると更にコンパクトになり、内面の滑り
止め層は防水機能をもっているので「温」「冷」の飲み
物を持ち歩くのに便利である。
0にすれば、ペット61が少々飛び跳ねても捲くれ上っ
たり移動することがない。
フィラーを配合したエマルジョン樹脂組成物を塗布・架
橋することにより、熱線吸収効果で暖かさを感じるキル
ティングが得られる。
たが、カーペット材、マット材など圧肉のものの裏面に
直接、上記滑り止め層を設けてもよく、また、上記滑り
止め処理を施した布帛を裏面に一体になるようにしても
よく、こうして作られたものは、カーペット、椅子用マ
ット、炊事用マット、ペット用マット、ランチョンマッ
ト、携帯用マットとすることができる。
反射フィラーを配合したエマルジョン74を塗布・架橋
したものを採用し、このキルティング77を荷役用カバ
ー(図7)やシート(図8)として、荷物を包むように
すれば荷崩れを防止し、かつ、荷物の温度上昇を抑える
ことができる。
を示し、70は布帛、71は滑り止め層、72は滑り止
めシート(裏地)、73は布帛、74は熱線反射フィラ
ーを配合したエマルジョン(熱線反射層)の塗布層であ
る。
レットに積まれた荷物の上面を、D面背面をC,B面は
両側面を、A面は前面を覆い、78a 〜 dは重ね代で、
79a ,79b は面ファスナーである。
た荷物の周囲に巻き付けるもので、る。A面が荷物の前
面、B,C面が両側面、D面が背面を覆うようになり、
帯80がバックル81に掛け合わされて巻き付けられ
る。
り止めシートはその利用範囲が大きく、キルティングに
すれば、椅子、ソファーのカバーやクッションあるいは
各種マットとして利用でき、表地に熱線吸収フィラーを
配合したエマルジョンを塗布すれば保温効果が発生し、
荷役用シートやカバーに利用すると荷崩れを防止し、表
地に熱線反射フィラーを配合したエマルジョンを塗布す
れば熱的障害から荷物を保護することができる。
図
Claims (8)
- 【請求項1】 基布の少なくとも片面に発泡エマルジョ
ン樹脂組成物の塗布層を形成してなる滑り止めシート。 - 【請求項2】 上記エマルジョン樹脂組成物は、アクリ
ル共重合エマルジョン、アクリル酸共重合物エマルジョ
ン、エチレン酢酸ビニルエマルジョン、ウレタン樹脂エ
マルジョン、合成ゴムラテックスの中から選ばれた一ま
たは二以上を混合調整されたものである請求項1に記載
の滑り止めシート。 - 【請求項3】 上記合成ゴムラテックスがカルボキシ変
性MBR樹脂である請求項1または2に記載の滑り止め
シート。 - 【請求項4】 上記エマルジョン樹脂組成物に赤外線吸
収フィラーを添加してなる請求項1〜3のいずれかに記
載の滑り止めシート。 - 【請求項5】 上記基布は、布帛、カーペット材、マッ
ト材、キルティング材の中から選ばれてなる請求項1〜
4のいずれかに記載の滑り止めシート。 - 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれかに記載の滑り
止めシートを素材とするキルティングにより作られた荷
役用カバー。 - 【請求項7】 上記荷役用カバーの外面に熱線反射層を
形成してなる請求項6に記載の荷役用カバー。 - 【請求項8】 請求項1〜5に記載の滑り止めシート
を、カーペット、椅子用マット、炊事用マット、ペット
用マット、ランチョンマット、携帯マット、ソファー用
カバー、椅子用カバーのいずれかに適用された滑り止め
シートの利用品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000294730A JP2002103499A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 滑り止めシートとその利用品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000294730A JP2002103499A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 滑り止めシートとその利用品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002103499A true JP2002103499A (ja) | 2002-04-09 |
JP2002103499A5 JP2002103499A5 (ja) | 2007-07-19 |
Family
ID=18777273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000294730A Pending JP2002103499A (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 滑り止めシートとその利用品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002103499A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08317850A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-03 | San Five Kk | 滑り止めシート |
JPH10147341A (ja) * | 1996-11-13 | 1998-06-02 | Okura Ind Co Ltd | パレットカバー |
JPH10180945A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-07 | Daifuku Seishi Kk | 自着式防滑性シート及びその製造方法 |
JPH10317229A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-12-02 | Chisso Corp | 複合繊維およびそれを用いた布帛 |
JPH1156582A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-02 | Yoshikawa Orimono Kk | 防滑性タフテッドパイル布帛 |
JP2000177038A (ja) * | 1998-10-08 | 2000-06-27 | Shinto Print Kk | 吸着シートとその利用品 |
-
2000
- 2000-09-27 JP JP2000294730A patent/JP2002103499A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08317850A (ja) * | 1995-05-26 | 1996-12-03 | San Five Kk | 滑り止めシート |
JPH10147341A (ja) * | 1996-11-13 | 1998-06-02 | Okura Ind Co Ltd | パレットカバー |
JPH10180945A (ja) * | 1996-12-24 | 1998-07-07 | Daifuku Seishi Kk | 自着式防滑性シート及びその製造方法 |
JPH10317229A (ja) * | 1997-05-14 | 1998-12-02 | Chisso Corp | 複合繊維およびそれを用いた布帛 |
JPH1156582A (ja) * | 1997-08-20 | 1999-03-02 | Yoshikawa Orimono Kk | 防滑性タフテッドパイル布帛 |
JP2000177038A (ja) * | 1998-10-08 | 2000-06-27 | Shinto Print Kk | 吸着シートとその利用品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7819484B2 (en) | Seat pad | |
US3774249A (en) | Foldable mat | |
US6951035B2 (en) | Protective cushion | |
US20080061610A1 (en) | Seat cover for automotive vehicle seat | |
US5414881A (en) | Combination stadium blanket/waterproof covering and cushion | |
US6648410B2 (en) | Temporary use seat cover | |
US6851749B2 (en) | Multi-function shopping cart insert | |
US20040107500A1 (en) | Mat for sleeping and reclining | |
US20060175883A1 (en) | Slipcover with integrated padded and decorative component | |
EP1420668A1 (en) | Foldable baby's chair | |
US20100242172A1 (en) | Multi-mode child sleeping bag | |
US4908887A (en) | Mat assembly | |
WO2001032062A1 (en) | Elongated convertible blanket | |
US5331696A (en) | Removable covers for waterbed rails | |
US20040040088A1 (en) | Multi-use-pillow toy | |
JP2002103499A (ja) | 滑り止めシートとその利用品 | |
US20230284794A1 (en) | Dual use device furniture component and furniture cover | |
US20230210280A1 (en) | Towel mat with blow up wedge pillow | |
US10919486B1 (en) | Protective covering device for drivers and passengers | |
US20060011500A1 (en) | Multi-purpose case for hair iron | |
US10925382B1 (en) | Nap pack | |
JP2000354525A (ja) | 座布団 | |
US20200093274A1 (en) | Portable Head Support for Sleeping | |
JP3098366U (ja) | バッグ | |
US20230309506A1 (en) | Armrest Pet Hammock Device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070601 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070601 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100413 |