JP2002102143A - 蛍光画像表示装置 - Google Patents

蛍光画像表示装置

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JP2002102143A
JP2002102143A JP2000295484A JP2000295484A JP2002102143A JP 2002102143 A JP2002102143 A JP 2002102143A JP 2000295484 A JP2000295484 A JP 2000295484A JP 2000295484 A JP2000295484 A JP 2000295484A JP 2002102143 A JP2002102143 A JP 2002102143A
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unit
illumination light
excitation light
power
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Yoshiaki Kuranishi
美明 倉西
Kazuo Hakamata
和男 袴田
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起光の照射により生体組織から発生する蛍
光像を画像として表示する蛍光画像表示装置において、
電源投入時および切断時、各ユニットが他のユニットに
対して電源投入および切断の影響を及ぼさないようにす
る。 【解決手段】 励起光ユニット40、照明光ユニット3
0、撮像ユニット50、モニタユニット10および制御
ユニット20と蛍光内視鏡の電源1とを接続および切断
する電源接続手段4を備え、電源接続手段4は、電源投
入に応じて最初に励起光ユニット40と電源1とを接続
し、次に照明光ユニット30、撮像ユニット50および
モニタユニット10を接続し、最後に制御ユニット20
と電源1とを接続し、また、電源1の切断に応じて最初
に制御ユニット20と電源1とを切断した後、照明光ユ
ニット30、励起光ユニット40、撮像ユニット50お
よびモニタユニット10と電源1とを切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、励起光の照射によ
り生体組織から発生した蛍光を測定し、生体組織に関す
る情報を表す画像として表示する蛍光画像表示装置、特
にその電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、生体内在色素の励起光波長領
域にある励起光を生体組織に照射した場合に、正常組織
と病変組織では発する蛍光強度が異なることを利用し
て、生体組織に所定波長領域の励起光を照射し、生体内
在色素が発する蛍光を受光することにより病変組織の局
在、浸潤範囲を蛍光画像として表示する技術が提案され
ている。
【0003】通常、励起光を照射すると、図5に実線で
示すように正常組織からは強い蛍光が発せられ、病変組
織からは破線で示すように微弱な蛍光が発せられるた
め、蛍光強度を測定することにより、生体組織が正常で
あるか病変状態にあるかを判定することができる。
【0004】ところで、励起光による蛍光の強度を画像
として表示する場合、生体組織に凹凸があるため、生体
組織に照射される励起光の強度は均一ではない。また、
生体組織から発せられる蛍光強度は、励起光照度にほぼ
比例するが、励起光照度は距離の2乗に反比例して低下
する。そのため、光源から遠くにある正常組織よりも近
くにある病変組織の方が、強い蛍光を受光する場合があ
り、励起光による蛍光の強度の情報だけでは生体組織の
組織性状を正確に識別することができない。発明者ら
は、このような不具合を低減するために、異なる波長帯
域から取得した2種類の蛍光強度の比率を除算により求
め、その除算値に基づく演算画像を表示する方法、すな
わち、生体の組織性状を反映した蛍光スペクトルの形状
の違いに基づいた画像表示方法や、種々の生体組織に対
して一様な吸収を受ける近赤外光を参照光として生体組
織に照射し、この参照光の照射を受けた生体組織によっ
て反射された反射光の強度を検出して、蛍光強度との比
率を除算により求め、その除算値に基づく演算画像を表
示する方法、すなわち、蛍光収率を反映した値を求めて
画像表示する方法などを提案している。
【0005】また、上記技術による蛍光画像表示装置は
基本的に、生体内部に挿入されるスコープ手段と、照明
光および励起光を射出する光源ユニットと、照明光の照
射により生体組織から反射される反射光による通常像、
励起光の照射により生体組織から発光される蛍光による
蛍光像を撮像する撮像ユニット、撮像ユニットにより撮
像された通常画像および蛍光画像を可視画像として表示
する表示ユニット、上記各ユニットを制御する制御ユニ
ットから構成され、また、蛍光画像表示装置の電源は各
ユニット共通の電源が使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各ユニ
ットには、その機能上様々な性質の負荷又は回路ユニッ
トが多数混在しているため、その電源の負荷が重くなっ
ている。従って、蛍光画像表示装置の電源投入時には、
各ユニットの負荷の突入電流が他のユニットの負荷へ影
響を及ぼし、そのユニットの誤動作を招くおそれがあ
る。特に、一般的に蛍光の励起光光源として用いられる
レーザダイオードのドライバ回路は、ノイズを極度に嫌
うため、このユニットの電源部にはシリーズ電源が用い
られることが多く、また、温度制御をするためのペルチ
ェ素子用の電源を搭載することが多いため、電源部の負
荷が大きくなり、その突入電流が他のユニットへ及ぼす
影響は大きい。また、各ユニットは制御/被制御の関係
等により相互に信号のやり取りがあるため、このことも
含めて各ユニットの電源投入の順序を考慮する必要があ
る。また、電源切断時にも、上記制御/被制御の関係等
を考慮して電源切断の順序を考慮する必要がある。
【0007】さらに、蛍光画像表示装置の電源が停電し
た場合、電源電圧の供給をするため無停電電源が使用さ
れるが、この無停電電源を使用した場合においても上記
電源投入、切断の順序は考慮する必要がある。特に、停
電時には、被測定者からスコープ手段を体内から安全に
抜去する必要があるため、その抜去する間は通常画像を
表示した状態でなければならず、このことも考慮して電
源の切断の順序およびタイミングを決定しなければなら
ない。
【0008】本発明は、上記のような問題点に鑑みて、
蛍光画像表示装置において、電源投入時、各ユニットの
突入電流が他のユニットの動作に影響を及ぼすことな
く、また、電源切断時にも制御ユニットが他のユニット
の電源切断の影響により誤動作を起こすことがなく、さ
らに、停電時においても安定した動作が得られかつ安全
にスコープ手段を生体内部から抜去することができる蛍
光画像表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による蛍光画像表
示装置は、照明光を射出する照明光射出手段と、励起光
を射出する励起光射出手段と、照明光および励起光を被
測定部まで導光して照射する照射手段と、照明光の照射
により被測定部から反射される反射光による通常像およ
び励起光の照射により被測定部から発生する蛍光による
蛍光像を撮像する撮像手段と、撮像された通常像に基づ
いた通常画像および蛍光像に基づいた蛍光画像を表示す
る表示手段と、照明光射出手段、励起光射出手段、撮像
手段および表示手段の制御を行なう制御手段とを備えた
蛍光画像表示装置において、励起光射出手段、照明光射
出手段、撮像手段、表示手段および制御手段のそれぞれ
と蛍光画像表示装置の電源とを電気的に接続および切断
する電源接続手段を備え、電源接続手段が、電源の投入
に応じて最初に励起光射出手段と電源とを接続し、次に
照明光射出手段、撮像手段および表示手段と電源とを接
続し、最後に制御手段と電源とを接続するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0010】ここで、上記「蛍光画像表示装置の電源」
とは、励起光射出手段、照明光射出手段、撮像手段、表
示手段および制御手段の共通の電源であり、上記「電源
接続手段」を介して上記各手段に接続されるものであ
る。
【0011】また、上記「照明光射出手段、撮像手段お
よび表示手段と電源接続手段」との接続順序は特に問わ
ず、また、少なくとも2つの手段を同時に電源と接続す
るようにしてもよい。
【0012】また、電源接続手段は、電源の切断に応じ
て最初に制御手段と電源とを切断した後、照明光射出手
段、励起光射出手段、撮像手段および表示手段と電源と
を切断することもできる。
【0013】ここで、上記「照明光射出手段、撮像手段
および表示手段と電源接続手段」との切断順序は特に問
わず、また、少なくとも2つの手段を同時に電源から切
断するようにしてもよい。
【0014】また、電源が停電したときに電源接続手段
とその電源接続手段を介して照明光射出手段、撮像手
段、表示手段および制御手段とに電圧を供給する無停電
電源手段と、停電を検出して警報信号を出力する停電検
出手段とを備え、電源接続手段は、警報信号に応答して
照明光射出手段、撮像手段および表示手段と無停電電源
手段とを接続した後、制御手段と無停電電源手段とを接
続し、制御手段が、警報信号に応答して照明光射出手段
から照明光を射出させ、撮像手段により通常画像を撮像
させ、表示手段により通常画像を表示させる停電処理を
した後、所定の入力手段による入力操作により停電処理
終了信号を出力し、電源接続手段が、停電処理終了信号
に応答して制御手段と無停電電源手段とを切断した後、
照明光射出手段、撮像手段および表示手段と無停電電源
手段とを切断するものとすることもできる。
【0015】ここで、上記「無停電電源手段」とは、小
型蓄電池を備え、この小型蓄電池により電圧を供給する
ものである。
【0016】また、上記「無停電電源手段を接続する」
とは、上記小型蓄電池から電圧の供給を受ける状態にす
ることを意味する。
【0017】また、上記「照明光射出手段、撮像手段お
よび表示手段と無停電電源手段とを接続」する順番は特
に問わず、少なくとも2つの手段を同時に接続してもよ
い。
【0018】また、上記「所定の入力手段」とは、ユー
ザの入力動作を検出して制御手段に停電処理終了信号を
出力させるものであれば如何なるものでもよく、例え
ば、PCに付属のキーボードのようなものでもよいし、
特定のスイッチのようなものでもよい。
【0019】また、制御手段は、警報信号に応答して表
示手段により警告メッセージを表示させることもでき
る。
【0020】また、警報信号に応答して警報音を発する
警報音発生手段を備えることもできる。
【0021】また、照明光射出手段、励起光射出手段、
撮像手段、表示手段および制御手段のそれぞれは電源ま
たは無停電電源から電源接続手段を介して電圧の供給を
受ける電源部を備え、各電源部の少なくとも1つが、突
入電流を抑制する突入電流抑制素子を備えたものとする
ことができる。
【0022】ここで、上記「突入電流」とは、電源投入
時に上記電源部の負荷に流れ込む電流を意味する。
【0023】また、上記「突入電流抑制素子」とは、例
えば、図2に示す安定化トランス62、図3に示すNT
Cサーミスタ65および図4に示す抵抗66など用いた
ものを意味するが、これらについての詳細は後述する。
【0024】
【発明の効果】本発明による蛍光画像表示装置によれ
ば、励起光射出手段、照明光射出手段、撮像手段、表示
手段および制御手段のそれぞれと蛍光画像表示装置の電
源とを電気的に接続および切断する電源接続手段を備
え、電源接続手段が、電源の投入に応じて最初に励起光
射出手段と電源とを接続し、次に照明光射出手段、撮像
手段および表示手段と電源とを接続し、最後に制御手段
と電源とを接続するようにしたので、励起光射出手段が
他の手段に電源投入による突入電流の影響を及ぼし誤動
作させることを防止することができ、また、他の手段の
電源投入による突入電流の影響を受けやすい制御手段を
誤動作を起こすことなく動作させることができる。
【0025】また、電源接続手段を、電源の切断に応じ
て最初に制御手段と電源とを切断した後、照明光射出手
段、励起光射出手段、撮像手段および表示手段と電源と
を切断するものとした場合には、蛍光画像表示装置の電
源切断時に制御手段が、他の被制御手段の電源切断の影
響を受けることなく立ち下げることができる。
【0026】また、蛍光画像表示装置の電源が停電した
ときに電源接続手段とその電源接続手段を介して照明光
射出手段、撮像手段、表示手段および制御手段とに電圧
を供給する無停電電源手段と、停電を検出して警報信号
を出力する停電検出手段とを備え、電源接続手段が、警
報信号に応答して照明光射出手段、撮像手段および表示
手段と無停電電源手段とを接続した後、制御手段と無停
電電源手段とを接続し、制御手段が、警報信号に応答し
て照明光射出手段から照明光を射出させ、撮像手段によ
り通常画像を撮像させ、表示手段により通常画像を表示
させる停電処理をした後、所定の入力手段による入力操
作により停電処理終了信号を出力し、電源接続手段が、
停電処理終了信号に応答して制御手段と無停電電源手段
とを切断した後、照明光射出手段、撮像手段および表示
手段と無停電電源手段とを切断するものとした場合に
は、停電時にも制御手段が他の被制御手段の影響を受け
ることなく安定して動作して通常画像表示状態に切り換
えることができ、また、その通常画像を観察しながら安
全にスコープ手段を生体内部から抜去することができ、
さらに、その後、制御手段が他の被制御手段の影響を受
けることなく装置の立ち下げを行なうことができる。
【0027】また、制御手段が、警報信号に応答して表
示手段により警告メッセージを表示させるものとした場
合には、いち早く測定者に停電であることを知らせるこ
とができ安全性を確保することができる。
【0028】さらに、警報信号に応答して警報音を発す
る警報音発生手段を備えた場合にはより安全性を増すこ
とができる。
【0029】また、照明光射出手段、励起光射出手段、
撮像手段、表示手段および制御手段のそれぞれが、電源
または無停電電源手段から電源接続手段を介して電圧の
供給を受ける電源部を備え、各電源部の少なくとも1つ
が、突入電流を抑制する突入電流抑制素子を備えたもの
とした場合には、電源投入時、各手段の他の手段に対す
る突入電流の影響を抑制することができるので、より安
定した動作をさせることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を用いて説明する。図1は本発明による
蛍光画像表示装置を適用した蛍光内視鏡の一実施形態の
概略構成図である。
【0031】本実施の形態による蛍光内視鏡は、主に、
患者の病巣と疑われる部位に挿入される内視鏡挿入部を
有するスコープ手段70と、スコープ手段70により導
光され被測定部に照射される白色光を射出する照明光ユ
ニット30と、スコープ手段70により導光され被測定
部に照射される励起光を射出する励起光ユニット40
と、スコープ手段70により被測定部から導光された白
色光の照射により被測定部から反射された反射光による
通常像および励起光の照射により被測定部から発せられ
る蛍光による蛍光像を撮像する撮像ユニット50と、撮
像ユニット50により撮像された通常像および蛍光像を
可視画像として表示するモニタユニット10と、照明光
ユニット30、励起光ユニット40、撮像ユニット50
およびモニタユニット10を制御する制御ユニット20
と、本蛍光内視鏡の電源電圧を供給する電源1と、電源
1から安定な電圧を供給するとともに漏電を防止する絶
縁トランス2と、電源1のONおよびOFFを切り換え
る電源スイッチ3と、電源1と各ユニットを接続および
切断する電源接続手段4と、電源1の停電を検出し警報
信号を出力する停電検出手段6と、停電したときに各ユ
ニットおよび電源接続手段4に電圧を供給する無停電電
源手段5から構成されている。
【0032】スコープ手段70は、生体内部に挿入され
る内視鏡挿入部72と、その内視鏡挿入部72の後端に
接続されて内視鏡挿入部72の操作等を行なう操作部7
1とから構成される。照明光ユニット30から射出され
た照明光および励起光ユニット40から射出された励起
光は内視鏡挿入部72の先端まで導光されて被測定部に
照射される。また、白色光の照射により被測定部から反
射された通常像および励起光の照射により被測定部から
発せられる蛍光像は内視鏡挿入部72により撮像ユニッ
ト50まで導光される。
【0033】照明光ユニット30には図示省略した白色
光を発する白色光源(例えば、Xeランプなど)が、励
起光ユニット40には図示省略した励起光を発するGa
N系半導体レーザが備えられている。
【0034】撮像ユニット50には、スコープ手段70
により導光された蛍光像、通常像をそれぞれ蛍光画像、
通常画像として撮像する図示省略した蛍光画像用高感度
撮像素子、通常画像用撮像素子が備えられている。
【0035】制御ユニット20には、各ユニットを制御
するCPU部21と撮像ユニット50により撮像された
蛍光画像および通常画像の画像処理を行なう画像処理部
22とが備えられている。
【0036】モニタユニット10は通常画像と蛍光画像
を切り換えて表示する。なお、通常画像と蛍光画像の表
示の切り換えは、制御ユニット20により時系列で行な
ってもよいし、図示省略したフットスイッチなど所定の
切換入力手段により切り換えてもよい。
【0037】電源スイッチ3は、ユーザが操作すること
のできる本蛍光内視鏡全体の電源スイッチである。一般
的なトグルスイッチやタッチスイッチ、キースイッチな
ど電源接続手段4とのインターフェースを持てば有接
点、無接点の様々なスイッチを使用することができる。
【0038】電源接続手段4は、ユーザが蛍光内視鏡の
電源を投入したことを電源スイッチ3により報知され、
それに応じて予めプログラムされた順序および遅延時間
を持って、各ユニットと電源1とを接続する。上記プロ
グラムは、各ユニットの制御/被制御の関係および各ユ
ニットの電源投入により生じる突入電流による他のユニ
ットに及ぼす影響を考慮して決定される。本実施の形態
では、他のユニットに対して突入電流の影響を最も大き
く及ぼす励起光ユニット40を最初に電源1に接続し、
次に照明光ユニット30を接続し、次に撮像ユニット5
0を接続し、次にモニタユニット10を接続し、最後に
制御ユニット20を接続する。制御ユニット20を最後
に接続するようにしたのは他のユニットの電源投入より
誤動作を起こしてしまうおそれのあるためである。な
お、照明光ユニット30、撮像ユニット50およびモニ
タユニット10の接続順序は、特にこの順序に限らず如
何なる順序でもよく、また、少なくとも2つのユニット
を同時に接続してもよい。また、ユーザが蛍光内視鏡の
電源を切断したことが電源スイッチ3により電源接続手
段4に報知されると、それに応じて予めプログラムされ
た順序および遅延時間を持って、各ユニットと電源1と
を切断する。切断時は、制御/被制御関係によって各ユ
ニットが故障などを起こさないように決めた上記プログ
ラムによって、各ユニットと電源1とを切断していく。
本実施の形態では、他のユニットに電源切断の影響を受
けて誤動作を起こすおそれのある制御ユニット20と電
源1とを最初に切断した後、照明光ユニット30を切断
し、次に励起光ユニット40を切断し、次に撮像ユニッ
ト50を切断し、次にモニタユニット10を切断する。
なお、照明光ユニット30、励起光ユニット40、撮像
ユニット50およびモニタユニット10の切断の順序は
これに限らず如何なる順序でもよく、また、少なくとも
2つのユニットを同時に接続してもよい。
【0039】また、電源接続手段4による上記電源1と
各ユニットを接続および切断するためのプログラムは、
図示省略した所定の記憶媒体に記憶されているものとす
る。また、電源1と各ユニットとの切断および接続の順
序制御は、上記のように記憶媒体に記憶されたプログラ
ムによりソフトウェア的に制御するようにしてもよい
し、ハードウェア的に制御してもよい。ハードウェア的
な制御としては、例えば、電源スイッチ3と電源接続手
段4を兼ねたロータリースイッチなどを用いれば、簡易
的に電源投入時、切断時の順序制御をすることができ
る。
【0040】また、無停電電源手段5は、蛍光内視鏡の
電源1が停電したとき特定のユニットに対して一定時間
電源を供給する小型蓄電池5aと電源1の停電を検出し
て小型蓄電池5aに電源を切り換える切換部5bを備え
ている。上記一定時間とは、例えば測定者がスコープ手
段70を被測定者より抜去するのに十分な時間15分程
度である。
【0041】また、電源接続手段4は、蛍光内視鏡の電
源が停電したとき、後述する停電検出手段6からの停電
を報知する警報信号を受け取り、その警報信号に応答し
て無停電電源手段5と照明光ユニット30、撮像ユニッ
ト50およびモニタユニット10を接続した後、最後に
制御ユニット20を接続する。
【0042】そして、停電時、制御ユニット20は、照
明光ユニット30により白色光を射出させ、励起光ユニ
ット40の励起光の射出を停止し、撮像ユニット50を
通常像が撮像できるようにし、モニタユニット10を通
常画像を表示するように制御する。
【0043】さらに、ユーザはモニタユニット10に表
示された通常画像を観察しながらスコープ手段70の内
視鏡挿入部72を生体内部から安全に抜去する。内視鏡
挿入部72を抜去したユーザは、抜去が終了したことを
入力手段80から所定の動作により入力する。入力手段
80は、この入力動作に応じて制御ユニット20に停電
処理終了信号を電源接続手段4に出力させる。この停電
処理終了信号が入力された電源接続手段4は、最初に制
御ユニット20と無停電電源手段5を切断し、次に照明
光ユニット30、撮像ユニット50およびモニタユニッ
ト10を切断する。
【0044】なお、上記停電時における電源接続手段4
の無停電電源手段5と照明光ユニット30、撮像ユニッ
ト50およびモニタユニット10との接続および切断の
順序は上記順序に限らず如何なる順序でもよく、また、
少なくとも2つのユニットを同時に接続および切断して
もよい。また、上記停電時における各ユニットと無停電
電源手段5との接続および切断は上記電源投入時、切断
時と同様に予め記憶媒体に記憶されたプログラムにより
制御される。この場合、電源投入および切断時の順序制
御するためのソフトウェアを記憶した記憶媒体と兼用し
てもよいし、別途記憶媒体を設けてもよい。また、上記
電源投入および切断時と同様にハードウェア的の順序制
御してもよい。この場合も、電源投入および切断時の順
序制御を行なうハードウェアと兼用してもよいし、別途
設けてもよい。
【0045】また、停電検出手段6は、瞬停を除く継続
的な電圧の供給の停止や所望の電圧値よりも電圧が低下
したことを検出する。停電検出手段6は、上記のような
いわゆる停電を検出したとき電源接続手段4、制御ユニ
ット20および後述する警報音発生手段90に警報信号
を出力する。そして、警報信号を受け取った制御ユニッ
ト20は上記のように各ユニットを通常画像表示に切り
換えるよう制御するとともにモニタユニット10に警告
メッセージを表示させる。また、警報信号を受け取った
警報音発生手段90は警報信号に応答してユーザーに対
して警報音を発する。
【0046】また、各ユニットには蛍光内視鏡の電源1
または無停電電源手段5から電圧供給を受けるとともに
他のユニットへの突入電流の影響を抑制するために突入
電流抑制素子を備えた電源部60が設けられている。図
2、図3および図4は電源部60に備えた突入電流抑制
素子の詳細な実施の形態を示したものである。図2に示
す突入電流抑制素子は、突入電流を抑制するために安定
化トランス62を挿入したものである。安定化トランス
62は、定常運転時の電圧安定化のみならず、電源投入
時の突入電流防止の効果が得られるものである。なお、
図2に示す電源トランス61は、各手段に供給する電圧
値を決定するために、また、ダイオードブリッジ63お
よび平滑コンデンサ64は供給電圧の平滑化のために挿
入されるものである。
【0047】図3に示す突入電流抑制素子は、突入電流
を抑制するためにNTCサーミスタ65を挿入したもの
である。NTCサーミスタ65とは、温度係数が負のサ
ーミスタで通常図示のように電源トランス61の2次側
と平滑コンデンサ64の間に挿入して使用されるが、電
源トランス61の1次側とダイオードブリッジ63の間
の破線位置65'に挿入してもよい。このNTCサーミ
スタ65は、電源OFF時は常温なので抵抗値が大き
く、電源ON時の過渡状態では突入電流を抑制する。そ
して、電源投入から十分時間が経過すると、流れた電流
により発熱して抵抗値が無視できる程度に低下して定常
状態となる。
【0048】図4に示す突入電流抑制素子は、突入電流
を抑制するため抵抗66を挿入したものである。抵抗6
6の場合、電源の効率は低下するが、ユニットの電源ト
ランス61の2次側と平滑コンデンサ64の間に挿入し
て突入電流を制限する。
【0049】突入電流抑制素子には、上記の安定化トラ
ンス62、NTCサーミスタ65および抵抗66のいず
れか1つを使用してもよいし、少なくとも2つを組み合
わせて利用してもよい。
【0050】次に、上記実施の形態における蛍光内視鏡
の作用について説明する。まず、ユーザが電源スイッチ
3を押下することにより蛍光内視鏡の電源が投入され
る。電源スイッチ3は、電源投入されたことを電源接続
手段4に報知する。電源接続手段4は、まず最初に励起
光ユニット40と電源1を接続し、次に照明光ユニット
30を接続し、撮像ユニット50を接続し、モニタユニ
ット10を接続した後、最後に制御ユニット20を接続
する。そして、その後、スコープ手段70の内視鏡挿入
部72がユーザーにより生体内部に挿入される。
【0051】制御ユニット20からの信号に基づき励起
光ユニット40のGaN系半導体レーザから励起光が射
出される。励起光は内視鏡挿入部72の先端まで導光さ
れて被測定部へ照射される。励起光の照射により生じる
被測定部からの蛍光像は、内視鏡挿入部72により撮像
ユニット50まで導光されて、撮像ユニット50内の蛍
光画像用高感度撮像素子により撮像され、蛍光画像用高
感度撮像素子からの映像信号は制御ユニット20の画像
処理部22に出力される。
【0052】画像処理部22に入力された蛍光画像に基
づく画像データは、所定の演算および所定の画像処理に
より画像信号とされ、その画像信号はビデオ信号に変換
された後、モニタユニット10に出力される。モニタユ
ニット10は、ビデオ信号を蛍光画像として表示する。
【0053】また、制御ユニット20からの信号に基づ
き照明光ユニット30内の白色光源から白色光が射出さ
れる。白色光は内視鏡挿入部72の先端まで導光されて
被測定部へ照射される。白色光の照射により生じる被測
定部からの反射光による通常像は、内視鏡挿入部72に
より撮像ユニット50まで導光されて、撮像ユニット5
0内の通常画像用撮像素子により撮像され、通常画像用
撮像素子からの映像信号は、画像処理部22に出力さ
れ、画像処理部22によりビデオ信号に変換された後、
モニタユニット10に入力され、通常画像として表示さ
れる。
【0054】そして、測定終了後、ユーザが蛍光内視鏡
の電源を電源スイッチ3により切断したとき、電源接続
手段4は、最初に制御ユニット20と電源1を切断した
後、照明光ユニット30、励起光ユニット40、撮像ユ
ニット50およびモニタユニット10と電源1とを切断
する。
【0055】上記蛍光画像表示の作用および通常画像表
示の作用に関する一連の動作は、制御ユニット20のC
PUユニット21により制御される。
【0056】また、上記蛍光画像表示状態と通常画像表
示状態の切り換えは、CPUユニット21により自動的
に時系列に行なわれてもよいし、図示省略したフットス
イッチなどの切換入力手段により行なわれてもよい。
【0057】次に、上記蛍光画像表示状態または通常画
像表示状態にあるとき、蛍光内視鏡の電源1が停電した
ときの作用について説明する。
【0058】蛍光内視鏡の電源1が停電したとき、その
停電は停電検出手段6および無停電電源手段5の切換部
5aにより検出される。無停電電源手段5は停電を検出
すると電圧供給を小型蓄電池5bに切り替え、停電検出
手段6は停電を検出すると警報信号を制御ユニット2
0、電源接続手段4および警報音発生手段90に出力す
る。電源接続手段4は、この警報信号に応答して照明光
ユニット30と無停電電源手段5を接続し、次に撮像ユ
ニット50を接続し、次にモニタユニット10を接続し
た後、最後に制御ユニット20を接続する。
【0059】また、制御ユニット20は、警報信号を受
け取ると励起光ユニット40からの励起光の射出を禁止
する。そして、上記通常画像表示状態となるように照明
光ユニット30、撮像ユニット50およびモニタユニッ
ト10を制御する。さらに、モニタユニット10には、
ユーザが早急にスコープ手段70の内視鏡挿入部72を
生体内部から抜去するよう警告メッセージを表示する。
【0060】また、警報音発生手段90は停電検出手段
6からの警報信号を受け取り、警報音を発する。
【0061】ユーザは、生体内部から内視鏡挿入部72
を抜去した後、入力手段80により制御ユニット20に
抜去を完了したことを報知する。このとき制御ユニット
20は、予め各ユニットの制御/被制御関係、データの
重要度などを元に決められたプログラムに従って各ユニ
ットの動作を停止する。制御ユニット20のCPUユニ
ット21は、最後に保存すべきデータの保存、図示省略
したハードディスクのヘッドの待機などの終了処理を行
なって、上記一連の停電処理を終了した後、停電処理終
了信号を電源接続手段4に出力する。電源接続手段4
は、最初に制御ユニット20と無停電電源手段5を切断
し、次に照明光ユニット30、撮像ユニット50および
モニタユニット10を切断する。
【0062】本発明による蛍光画像表示装置によれば、
励起光ユニット40、照明光ユニット30、撮像ユニッ
ト50、モニタユニット10および制御ユニット20の
それぞれと蛍光内視鏡の電源1とを電気的に接続および
切断する電源接続手段4を備え、電源接続手段4が、電
源の投入に応じて最初に励起光ユニット40と電源1と
を接続し、次に照明光ユニット30、撮像ユニット50
およびモニタユニット10と電源1とを接続し、最後に
制御ユニット20と電源1とを接続するようにしたの
で、励起光ユニット40が電源投入による突入電流の影
響を他のユニットに及ぼすことにより他のユニットが誤
動作を起こすことを防止することができ、また、他のユ
ニットの電源投入による突入電流の影響を受けやすい制
御ユニット20の誤動作を防止することができる。
【0063】また、電源接続手段4を、電源1の切断に
応じて最初に制御ユニット20と電源1とを切断した
後、照明光ユニット30、励起光ユニット40、撮像ユ
ニット50およびモニタユニット10と電源1とを切断
するものとしたので、電源切断時に制御ユニット20
が、他の被制御ユニットの電源切断の影響を受けて誤動
作することを防止することができる。
【0064】また、蛍光内視鏡の電源1が停電したとき
に電源接続手段4、照明光ユニット30、撮像ユニット
50、モニタユニット10および制御ユニット20に電
圧を供給する無停電電源手段5と、停電を検出して警報
信号を出力する停電検出手段6とを備え、電源接続手段
4が、警報信号に応答して照明光ユニット30、撮像ユ
ニット50およびモニタユニット10と無停電電源手段
4とを接続した後、制御手段20と無停電電源手段5と
を接続し、制御ユニット20が、警報信号に応答して照
明光ユニット30から照明光を射出させ、撮像ユニット
50により通常画像を撮像させ、モニタユニット10に
より通常画像を表示させる停電処理をした後、入力手段
80による入力操作により停電処理終了信号を出力し、
電源接続手段4が、停電処理終了信号に応答して制御ユ
ニット20と無停電電源手段4とを切断した後、照明光
ユニット30、撮像ユニット50およびモニタユニット
10と無停電電源手段5とを切断するものとしたので、
停電時にも制御ユニット20が他の被制御ユニットの影
響を受けることなく安定して動作して通常画像表示状態
に切り換えることができ、また、その通常画像を観察し
ながら安全にスコープ手段を生体内部から抜去すること
ができ、さらに、その後、制御ユニット20が他の被制
御手段の影響を受けることなく装置の立ち下げを行なう
ことができる。
【0065】また、制御ユニット20が、警報信号に応
答してモニタユニット10により警告メッセージを表示
させるものとしたので、いち早く測定者に停電であるこ
とを知らせることができ安全性を確保することができ
る。
【0066】さらに、警報信号に応答して警報音を発す
る警報音発生手段90を備えるようにしたのでより安全
性を増すことができる。
【0067】また、照明光ユニット30、励起光ユニッ
ト40、撮像ユニット50、モニタユニット10および
制御ユニット20のそれぞれが、電源1または無停電電
源手段5から電源接続手段4を介して電圧の供給を受け
る電源部60を備え、各電源部60が、突入電流を抑制
する突入電流抑制素子を備えたものとしたので、電源投
入時、各ユニットが及ぼす他のユニットに対する突入電
流の影響を抑制することができるので、より安定した動
作をさせることができる。
【0068】また、本実施の形態では、制御ユニット2
0のCPU部21と電源接続手段4は別々に構成した
が、一体化して統合する構成にしてもよい。あるいは、
停電時に各ユニットを制御する部分のみを別ユニットと
してもよい。
【0069】また、本実施の形態では、励起光ユニット
40、照明光ユニット30および撮像ユニット50はそ
れぞれ3つの物理ユニットに分けるようにしたが、この
形態が必須ではなく、構成に応じて2つまたは1つの筐
体内に収めてもよい。但し、この場合、電源系統はこの
3つに分けて制御する必要がある。
【0070】また、本実施の形態では、無停電電源手段
5と停電検出手段6を別々に設けたが、無停電電源手段
5が停電の検出に応じて警報信号を発するものであれ
ば、停電検出手段6は特に別個に設ける必要はない。
【0071】また、本実施の形態では、通常画像と合成
画像を1つのモニタで表示するようにしたが、別々のモ
ニタを設けて通常画像と合成画像をそれぞれ表示するよ
うにしてもよい。また、1つのモニタで通常画像と合成
画像を重ねあわせて表示してもよい。
【0072】また、励起光源は、波長として400nm
から420nm程度のいずれのものを選んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蛍光画像表示装置を適用した蛍光
内視鏡の実施の形態の概略構成図
【図2】本発明による蛍光画像表示装置を適用した蛍光
内視鏡の実施の形態における電源部の突入電流抑制素子
の詳細図
【図3】本発明による蛍光画像表示装置を適用した蛍光
内視鏡の実施の形態における電源部の突入電流抑制素子
の詳細図
【図4】本発明による蛍光画像表示装置を適用した蛍光
内視鏡の実施の形態における電源部の突入電流抑制素子
の詳細図
【図5】正常組織と病変組織の蛍光スペクトルの強度分
布を示す説明図
【符号の説明】
1 電源 2 絶縁トランス 3 電源スイッチ 4 電源接続手段 5 無停電電源手段 5a 小型蓄電池 5b 切換部 6 停電検出手段 10 モニタユニット 20 制御ユニット 21 CPU部 22 画像処理部 30 照明光ユニット 40 励起光ユニット 50 撮像ユニット 60 電源部 61 電源トランス 62 安定化トランス 63 ダイオードブリッジ 64 平滑コンデンサ 65 NTCサーミスタ 66 抵抗 70 スコープ手段 71 操作部 72 内視鏡挿入部 80 入力手段 90 警報音発生手段
フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA00 BB01 CC00 DD00 JJ11 JJ17 NN01 NN05 PP20 QQ04 QQ10 RR03 RR30 WW17 WW20 5C054 AA01 AA05 BA01 CA03 CA04 CC07 HA12 5C086 AA32 BA30 CA02 DA01 DA08 DA40 EA05 FA02 FA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を射出する照明光射出手段と、励
    起光を射出する励起光射出手段と、前記照明光および前
    記励起光を前記被測定部まで導光して照射する照射手段
    と、前記照明光の照射により前記被測定部から反射され
    る反射光による通常像および前記励起光の照射により前
    記被測定部から発生する蛍光による蛍光像を撮像する撮
    像手段と、前記撮像された通常像に基づいた通常画像お
    よび前記蛍光像に基づいた蛍光画像を表示する表示手段
    と、前記照明光射出手段、前記励起光射出手段、前記撮
    像手段および前記表示手段の制御を行なう制御手段とを
    備えた蛍光画像表示装置において、 前記励起光射出手段、前記照明光射出手段、前記撮像手
    段、前記表示手段および前記制御手段のそれぞれと前記
    蛍光画像表示装置の電源とを電気的に接続および切断す
    る電源接続手段を備え、 前記電源接続手段が、前記電源の投入に応じて最初に前
    記励起光射出手段と前記電源とを接続し、次に前記照明
    光射出手段、前記撮像手段および前記表示手段と前記電
    源とを接続し、最後に前記制御手段と前記電源とを接続
    するものであることを特徴とする蛍光画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記電源接続手段が、前記電源の切断に
    応じて最初に前記制御手段と前記電源とを切断した後、
    前記照明光射出手段、前記励起光射出手段、前記撮像手
    段および前記表示手段と前記電源とを切断するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の蛍光画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電源が停電したときに前記電源接続
    手段と該電源接続手段を介して前記照明光射出手段、前
    記撮像手段、前記表示手段および前記制御手段とに電圧
    を供給する無停電電源手段と、前記停電を検出して警報
    信号を出力する停電検出手段とを備え、 前記電源接続手段が、前記警報信号に応答して前記照明
    光射出手段、前記撮像手段および前記表示手段と前記無
    停電電源手段とを接続した後、前記制御手段と前記無停
    電電源手段とを接続し、 前記制御手段が、前記警報信号に応答して前記照明光射
    出手段から照明光を射出させ、前記撮像手段により前記
    通常画像を撮像させ、前記表示手段により通常画像を表
    示させる停電処理をした後、所定の入力手段による入力
    操作により停電処理終了信号を出力し、 前記電源接続手段が、前記停電処理終了信号に応答して
    前記制御手段と前記無停電電源手段とを切断した後、前
    記照明光射出手段、前記撮像手段および前記表示手段と
    前記無停電電源手段とを切断するものであることを特徴
    とする請求項1または2記載の蛍光画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記警報信号に応答し
    て前記表示手段により警告メッセージを表示することを
    特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の蛍光画像
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記警報信号に応答して警報音を発する
    警報音発生手段を備えることを特徴とする請求項1から
    4いずれか1項記載の蛍光画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記照明光射出手段、前記励起光射出手
    段、前記撮像手段、前記表示手段および前記制御手段の
    それぞれが、前記電源または前記無停電電源手段から前
    記電源接続手段を介して電圧の供給を受ける電源部を備
    え、 前記各電源部の少なくとも1つが、突入電流を抑制する
    突入電流抑制素子を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら5いずれか1項記載の蛍光画像表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102764A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Fujinon Corp 電子内視鏡装置
JP2006218226A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Olympus Corp バッテリユニット、そのバッテリユニットを有するバッテリ装置、医療機器および内視鏡
JP2009201542A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Fujinon Corp 内視鏡
JP2009279168A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Fujinon Corp 蛍光内視鏡装置および励起光ユニット

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