JP2002102114A - 便 座 - Google Patents
便 座Info
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Abstract
量を少なくする。 【解決手段】 人体の着座荷重に耐え得る強度を有し人
体が着座可能に便器の上方に支持される便座本体1と、
便座本体1における人体着座側に一体化された表面部材
2と、を備え、表面部材2は、便座本体1よりも熱容量
が小さく、かつ、便座本体2よりも熱伝導率が低い構成
にしている。
Description
有した便座に関する。
12に示すものが存在する。このものは、便座装置の一
構成要素であって、人体の着座荷重に耐え得る強度を有
し人体が着座可能に便器100の上方に支持された便座
枠101、便座枠101内に配設された放熱体102、
放熱体102の発熱により便座枠101における着座側
を均一に加熱する均熱部材103を備えている。
の樹脂よりなり、人体の着座荷重に耐え得るよう、厚み
が3mm程度となっている。放熱体102は、例えば、
塩化ビニルにより被覆されたヒーター線よりなり、後述
する均熱部材103に接着等により固定されている。こ
の放熱体102は、本便座とは別に設けられた電源・制
御回路104に電気的に接続され、通電されることによ
りジュール熱を発生する。
等の比較的熱電導率の高い金属よりなるシートであっ
て、厚みが数十〜数百μm程度となっている。この均熱
部材103は、便座枠101における着座部分の内面に
接着等により固定され、放熱体102より発生した熱
を、その均熱部材103に沿って拡散させる。この拡散
した熱が、便座の表面にまで伝導し、人体が便座枠10
1に着座したときに、暖かさを感じることになる。
あっては、例えば、寒い時期では、便座枠101が一定
温度以上に加熱されている間は、人体が便座枠101に
着座したときに、暖かさを感じるけれども、便座枠10
1が一定温度以上加熱されていない間は、人体が便座枠
101に着座したときに、冷たく感じることになる。
熱体102に通電して発熱させておかねばならず、エネ
ルギー消費量が多いという問題点があった。
ので、その目的とするところは、着座時に暖かく感じる
ためのエネルギー消費量を少なくすることができる便座
を提供することにある。
ために、請求項1記載の便座は、人体の着座荷重に耐え
得る強度を有し人体が着座可能に便器の上方に支持され
る便座本体と、便座本体における人体着座側に一体化さ
れた表面部材と、を備え、前記表面部材は、前記便座本
体よりも熱容量が小さく、かつ、前記便座本体よりも熱
伝導率が低い構成にしている。
座において、前記便座本体は、その内部に加熱手段を有
した構成にしている。
耐え得る強度を有し人体が着座可能に便器の上方に支持
される便座であって、発泡材よりなる構成にしている。
座において、内部に加熱手段を有した構成にしている。
1乃至図3に基づいて以下に説明する。この便座は、装
置本体4と共に、便座装置を構成するものである。
等の樹脂により、図1に示すように、中空部1aを有し
て、図2に示すように、平面視略環状に形成され、人体
の着座荷重に耐え得る強度を有するよう、厚みが3mm
程度とされている。この便座本体1は、図3に示すよう
に、便器10の上方に支持される。
りも熱伝導率の小さい、例えば、発泡ウレタン、発泡ス
チレン、発泡ポリプロピレン等の樹脂により、厚みが数
百μm〜1mm程度のシート状に形成され、また、便座
本体1よりも熱容量が小さいものとなっている。なお、
この表面部材2は、不織布、合成皮革又は塩化ビニル材
等でもよい。
れた後、便座本体1の成形時にインサートされて同時成
形されることにより、便座本体1における人体着座側に
一体成形され、便座本体1と共に、枠状の便座3を構成
している。
部を洗浄する局部洗浄用ノズル(図示せず)を伸縮自在
に支持し、局部洗浄用ノズルを駆動するための電源・制
御回路5を内蔵している。
る人体の着座側に一体化された表面部材2が、便座本体
1よりも熱容量が小さく、かつ、便座本体1よりも熱伝
導率が低いから、熱移動を低減することができ、人体が
着座したときに、便座本体1に直接着座する場合に比較
して、着座時に暖かく感じるようになるので、便座加熱
用にエネルギーを必ずしも使用しなくてもよくなってお
り、エネルギー消費量を少なくすることができる。
人体着座側に一体成形されるから、接着により一体化さ
れる場合に比較して、製造が容易となっている。
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第1実施形態と異なるところの
み記す。第1実施形態では、便座3は、便座本体1及び
その便座本体1に一体成形された表面部材2よりなる構
成であるが、本実施形態では、単一部材からなる構成と
している。
泡スチレン、発泡ポリプロピレン等の樹脂よりなり、人
体の着座荷重に耐え得る強度を有するよう、厚みが6〜
8mm程度とされている。
導度の小さい材料よりなるから、熱移動を低減すること
ができ、非発泡材よりなる便座3に着座する場合に比較
して、着座時に暖かく感じるようになるので、便座加熱
用にエネルギーを必ずしも使用しなくてもよくなってお
り、エネルギー消費量を少なくすることができる。
性を有しているので、便座3を柔らかくすることがで
き、長時間着座しても、痛くなるようなことはなくな
る。
1aを有しているが、図5に示すように、内部が充填さ
れたものでも、同様の効果を奏することができる。
8に基づいて以下に説明する。なお、なお、第1実施形
態と同一の部材には同一の符号を付し、第1実施形態と
異なるところのみ記す。本実施形態は、基本的には第1
実施形態と同様であるが、便座本体1の内部には、加熱
手段6及び均熱部材7が収容され、さらに、便座3が、
ヒンジ構造8によって、着脱自在な状態で、装置本体4
に上下回動自在に支持された構成となっている。
により、例えば、装置本体4の電源・制御回路5から給
電されるヒータよりなり、便座本体1の内側に沿って配
設された均熱部材7の近傍に配設される。なお、加熱手
段6は、ヒートパイプ等の熱伝達部材よりなるものでも
よい。ただし、加熱手段6がヒートパイプ等の熱伝達部
材よりなる場合は、装置本体4の内部に放熱体を収納
し、その放熱体と、ヒートパイプ等の熱伝達部材とを接
続して、便座本体1を加熱することになる。
比較的熱電導率の高い金属よりなるシートであって、厚
みが数十〜数百μm程度となっている。この均熱部材7
は、便座本体1における着座部分の内面に接着等により
固定され、加熱手段6より発生した熱を、その均熱部材
7に沿って拡散させる。
る人体の着座側に一体化された表面部材2が、便座本体
1よりも熱容量が小さく、かつ、便座本体1よりも熱伝
導率が低いから、熱移動を低減することができ、人体が
着座したときに、便座本体1に直接着座する場合に比較
して、着座時に暖かく感じるようになるので、便座本体
1内部の加熱手段6のエネルギー消費量を少なくするこ
とができる。
面部材2を設けていない場合では、加熱手段6による便
座3の保温温度を32.5℃にする必要があったが、本
実施形態のように、表面部材2を設けている場合では、
32.5℃よりも、6〜7℃低下させることができる。
支持軸に差し込まれる差込部6bよりなるヒンジ構造6
によって、着脱自在な状態で、装置本体4に上下回動自
在に支持されているから、この便座3を装置本体4から
分離して、布等で拭くか、又は、水をかけて洗浄するこ
とにより、便座3を手入れできる。
いて以下に説明する。なお、第3実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第3実施形態と異なるところの
み記す。第3実施形態は、便座3は、便座本体1及びそ
の便座本体1に一体成形された表面部材2よりなる構成
であるが、本実施形態では、第2実施形態と同様に、単
一の発泡材よりなる構成としている。
導度の小さい材料よりなるから、熱移動を低減すること
ができ、非発泡材よりなる便座に着座する場合に比較し
て、着座時に暖かく感じるようになるので、便座3内部
の加熱手段6のエネルギー消費量を少なくすることがで
きる。
で、便座3そのものが断熱保温され、便座3内部の加熱
手段6のエネルギー消費量を少なくすることができると
いう効果を、さらに奏することができる。
る人体の着座側に一体化された表面部材が、便座本体よ
りも熱容量が小さく、かつ、便座本体よりも熱伝導率が
低いから、熱移動を低減することができ、人体が着座し
たときに、便座本体に直接着座する場合に比較して、着
座時に暖かく感じるようになり、便座加熱用にエネルギ
ーを必ずしも使用しなくてもよくなるので、エネルギー
消費量を少なくすることができる。また、便座加熱用に
エネルギーを使用する場合でも、そのエネルギー消費量
を少なくできる。
人体の着座側に一体化された表面部材が、便座本体より
も熱容量が小さく、かつ、便座本体よりも熱伝導率が低
いから、熱移動を低減することができ、人体が着座した
ときに、便座本体に直接着座する場合に比較して、着座
時に暖かく感じるようになり、便座本体内部の加熱手段
のエネルギー消費量を少なくすることができる。
導度の小さい材料よりなるから、熱移動を低減すること
ができ、非発泡材よりなる便座に着座する場合に比較し
て、着座時に暖かく感じるようになり、便座加熱用にエ
ネルギーを必ずしも使用しなくてもよくなるので、エネ
ルギー消費量を少なくすることができる。また、便座加
熱用にエネルギーを使用する場合でも、そのエネルギー
消費量を少なくできる。
導度の小さい材料よりなるから、熱移動を低減すること
ができ、非発泡材よりなる便座に着座する場合に比較し
て、着座時に暖かく感じるようになり、便座内部の加熱
手段のエネルギー消費量を少なくすることができる。
図である。
る。
を示す側面図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 人体の着座荷重に耐え得る強度を有し人
体が着座可能に便器の上方に支持される便座本体と、便
座本体における人体着座側に一体化された表面部材と、
を備え、前記表面部材は、前記便座本体よりも熱容量が
小さく、かつ、前記便座本体よりも熱伝導率が低いこと
を特徴とする便座。 - 【請求項2】 前記便座本体は、その内部に加熱手段を
有した請求項1記載の便座。 - 【請求項3】 人体の着座荷重に耐え得る強度を有し人
体が着座可能に便器の上方に支持される便座であって、
発泡材よりなることを特徴とする便座。 - 【請求項4】 内部に加熱手段を有した請求項3記載の
便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000298125A JP2002102114A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 便 座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000298125A JP2002102114A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 便 座 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002102114A true JP2002102114A (ja) | 2002-04-09 |
Family
ID=18780131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000298125A Pending JP2002102114A (ja) | 2000-09-29 | 2000-09-29 | 便 座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002102114A (ja) |
-
2000
- 2000-09-29 JP JP2000298125A patent/JP2002102114A/ja active Pending
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