JP2002101486A - オーディオシステム - Google Patents

オーディオシステム

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JP2002101486A
JP2002101486A JP2001153560A JP2001153560A JP2002101486A JP 2002101486 A JP2002101486 A JP 2002101486A JP 2001153560 A JP2001153560 A JP 2001153560A JP 2001153560 A JP2001153560 A JP 2001153560A JP 2002101486 A JP2002101486 A JP 2002101486A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/04Circuit arrangements, e.g. for selective connection of amplifier inputs/outputs to loudspeakers, for loudspeaker detection, or for adaptation of settings to personal preferences or hearing impairments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04R2499/10General applications
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオシステムの装置の取り付けの複雑
度を低減し,有用な信号の雑音の無い伝送を可能にす
る。 【解決手段】 本発明のよるオーディオシステムは,音
響室に音を供給するラウドスピーカ装置と,音響室に置
かれた少なくとも1つのマイクロホンからマイクロホン
信号を受信しそれらをマイクロホン信号から干渉信号を
抽出する評価ユニットに送信する信号検出ユニットを有
する制御ユニットとを有する。制御ユニットは,ラウド
スピーカ装置を動作させるためにこれら干渉信号に基づ
いて制御信号を生成する。このようなオーディオシステ
ムの設置の複雑性を低減するために,本発明は,ラウド
スピーカ装置に少なくとも1つのツイータをマイクロホ
ンとして接続することを提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,オーディオシステ
ムに関し,特に,請求項1の序文,すなわち音響室に音
を供給するラウドスピーカ装置と,該音響室に置かれた
少なくとも1つのマイクロホンからマイクロホン信号を
受信し,該マイクロホン信号から干渉信号を抽出する評
価手段に該マイクロホン信号を送信する信号検出手段を
有する制御手段と,を有し,前記制御手段が,前記ラウ
ドスピーカ装置を動作させるために前記干渉信号に基づ
いて制御信号を生成し,前記ラウドスピーカ装置の少な
くとも1つのラウドスピーカがマイクロホンとして接続
されている,オーディオシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなオーディオシステムは,例え
ば米国特許第5,434,922号から周知であり,例
えば車内等の音響室(音響空間)に音を供給するラウド
スピーカ装置と,ラウドスピーカ装置を動作させるため
の制御信号を生成する制御ユニットと,を有する。この
場合,この制御ユニットは,補正装置を備え,信号検出
ユニットを有する。信号検出ユニットは,音響室に置か
れたマイクロホンからマイクロホン信号を受信し,その
マイクロホン信号から干渉信号を抽出する評価ユニット
にそれらのマイクロホン信号を送信する。そして,制御
ユニットは,これらの干渉信号に基づいてラウドスピー
カ装置を動作させる制御信号を生成する。
【0003】このようなオーディオシステムは,音響室
に位置する聴取者に特定の音響効果を与えるために,そ
の音響室に意図的に音を供給するために使用される。こ
のために,オーディオシステムは,例えば,ラジオ,C
Dプレイヤ,電話機等,ラウドスピーカ装置を動作させ
る制御信号が生成される元になるオーディオ信号を提供
する,少なくとも1つのオーディオ信号源を含む。しか
しながら,意図的に生成された音波の音響効果は,雑音
によって妨害される可能性がある。車両では,例とし
て,地面上のタイヤからの雑音,風の雑音,または開い
た窓もしくは開いたサンルーフにより生成される雑音に
より,車内において音響効果を妨害する雑音が形成され
ることがある。聴取者への音響効果に対し可能な最高品
質を達成可能とするために,最近のオーディオシステム
には,マイクロホンを使用して音響室内の音を検出し,
その音から,雑音またはそれに相関する干渉信号を抽出
する,補正装置が設けられている。干渉信号が確認され
ると,次に,オーディオシステムの制御は,その干渉信
号に基づいて,聴取者の音響効果に対する雑音の影響を
低減し,所望の音響効果の品質を向上させる,適切な基
準をもたらすことができる。
【0004】例えば車内等の音響室において,このよう
なオーディオシステムの実現を可能にするために,音響
室内の実際の音響状態を継続して検出できるための,少
なくとも1つのマイクロホンを音響室内に設置する必要
がある。多くのマイクロホンが配置されるほど,音響室
における実際の音響状態をより正確に確認することがで
きる。しかしながら,これら追加のマイクロホンを設置
することは,このようなオーディオ装置を取り付ける際
の複雑度が増大することを意味する。
【0005】欧州特許第0539939号B1公報は,
マイクロホンを,ラウドスピーカ装置の1つのラウドス
ピーカと併せて車内に据え付ける方法を開示している。
このように,マイクロホンとラウドスピーカとは,車両
に一緒に取り付けることができる標準アセンブリを形成
する。これにより,取り付けの複雑度が低減される。さ
らに,ドイツ特許第4303921号A1公報は,ラウ
ドスピーカをマイクロホンとして同時に使用する方法を
開示しており,この場合に,抽出された干渉信号は雑音
をアクティブに減衰させるために提供される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,序論で述べ
たタイプのオーディオシステムに対し,オーディオシス
テムの装置の取り付けの複雑度を低減し,有用な信号の
雑音の無い伝送を可能にする別の方法に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,請求項1の特
徴を有するオーディオシステムによってこの問題を解決
する。
【0008】本発明は,ラウドスピーカ装置における少
なくとも1つのツイータをマイクロホンとして使用また
は動作させる概念に基づいている。この背景において,
本発明は,一方で,音響室(たとえば車内等)において
音響オーディオ効果に対して特に強い破壊的影響を有す
る雑音は,比較的低周波の範囲にあり,他方で,ツイー
タによって本来放射される音波は,比較的高周波の範囲
にある,という理解を使用する。これは,クロスオーバ
周波数が,重大な雑音の周波数スペクトルより上(高い
領域)に位置するということを意味する。ここで,クロ
スオーバ周波数より上(高い領域)では,ツイータは,
ラウドスピーカ装置の音の放射に関係する。この理解に
基づき,本発明は,それぞれのツイータが,そのクロス
オーバ周波数より上(高い領域)ではラウドスピーカと
して動作し,そのクロスオーバ周波数より下(低い領
域)ではマイクロホンとして動作するように,ツイータ
を接続することを提案する。ラウドスピーカモードで入
力する比較的高周波の電圧は,対応する比較的高周波の
音波に変換され放射される。一方,ツイータまたはその
振動板(振動膜,ダイアフラム)に到達した比較的低周
波の音波は,誘導プロセスの結果,対応する比較的低周
波の電圧に変換される。この比較的低周波の電圧は,ラ
ウドスピーカの接続点で取り出すことができる。これら
の電圧は,音波雑音に関係する干渉信号を形成する。
【0009】このような実施の形態では,マイクロホン
を別に設ける必要がないので,その利点は明らかであ
る。この場合に,マイクロホンを追加して取り付けるこ
とも不要である。本発明によるオーディオシステムを生
成するために必要な回路またはエレクトロニクスは,そ
れ(またはそれら)の代わりとなるマイクロホンより安
価であり,オーディオシステムの実際の製造中に実現さ
れてよい。
【0010】1つの有利な実施の形態によると,ツイー
タを,高域フィルタ回路を介して,ラウドスピーカ増幅
手段の出力側に接続することができる。このラウドスピ
ーカ増幅手段の入力側は,制御手段からの制御信号を受
信する。この方法の結果として,低周波のマイクロホン
信号の誘導中に,ラウドスピーカ増幅手段の出力で,シ
ョート(短絡)は生じない。一例として,この高域フィ
ルタ回路は,コンデンサを使用してラウドスピーカ増幅
手段からツイータを受動的にデカップリングすることに
よって構成することができる。
【0011】1つの好ましい実施の形態によれば,ツイ
ータを,低域フィルタ回路を介して,マイクロホン増幅
手段の入力側に接続することができる。このマイクロホ
ン増幅手段の出力側は,マイクロホン信号を信号検出手
段に送信する。この実施の形態により,ラウドスピーカ
増幅手段の高周波の制御信号はマイクロホン増幅手段に
与えられないことが保証される。
【0012】マイクロホン信号の処理を簡略化するため
に,特にマイクロプロセッサを用いて実行することを可
能にするために,信号検出手段は,好ましくは入力アナ
ログマイクロホン信号をデジタルマイクロホン信号に変
換してそれらをデジタル評価手段に送信するアナログ/
デジタル変換器を有する。
【0013】1つの好ましい実施の形態によれば,制御
手段は,干渉信号に基づいて,以下の機能のうちの少な
くとも1つを制御および/または調整することができ
る。すなわち,等化(イコライジング),圧縮,リミッ
タ,レベル整合,フィルタ整合である。これにより,例
えば,動的等化が達成可能である。動的等化では,等化
品質,等化利得,および等化周波数が,干渉信号に基づ
いて影響を受ける。同様にして,動的圧縮および動的リ
ミッタ機能を得ることができ,したがって,例えば,圧
縮率,リミッタ閾値,ならびにアタックおよび減衰の制
御時間が干渉信号に基づいて設定される。さらに,動的
レベル整合,すなわち干渉信号依存の音量調整と,動的
フィルタ制御とを達成することができ,例として,クロ
スオーバ周波数と,低音(バス:bass)フィルタ,
ミッドレンジ(中音)フィルタ,およびトレブル(高
音)フィルタ用の利得係数と形状係数とが,干渉信号に
基づいて設定され,再調整される。
【0014】本発明による装置の他の重要な特徴および
利点は,従属請求項,図面,および図面に関する各図の
関連する説明において見ることができる。
【0015】当然ながら,上述した特徴および以下に説
明する特徴は,示されているそれぞれの組合せにおいて
のみでなく,本発明の範囲を逸脱することなく,他の組
合せにおいてまたは独立して使用されてよい。
【0016】本発明の好ましい一例としての実施の形態
は,図面に示されており,以下の説明においてより詳細
に説明されている。
【0017】
【発明の実施の形態】この例示の実施の形態では,図1
に示すように,オーディオシステム1に,4つのラウド
スピーカユニット2a,2b,2c,2dを備えたラウ
ドスピーカ装置2が設けられる。このオーディオシステ
ム1の1つの好ましい使用に基づくと,ラウドスピーカ
装置2の個々のラウドスピーカユニット2a,2b,2
c,2dは,音響室(音響空間)3の4つの物理的な領
域に割当てることができる。このようなオーディオシス
テム1が,特に自動車に取り付けられる自動車用オーデ
ィオシステムである場合には,音響室3は車内に対応
し,ラウドスピーカユニット2aは例えば正面左手側に
配置され,ラウドスピーカユニット2bは正面右手側に
配置され,ラウドスピーカユニット2cは後部左手側に
配置され,ラウドスピーカユニット2dは後部右手側に
配置される。
【0018】各ラウドスピーカユニット2a,2b,2
c,2dは,低音域の音響周波数を放射する少なくとも
1つのウーファ4と,中音域の音響周波数を放射する少
なくとも1つのミッドレンジユニット5と,高音域の音
響周波数を放射する少なくとも1つのツイータ6と,を
有する。勿論,ラウドスピーカ装置2は,追加された別
のラウドスピーカを有していてもよい。
【0019】オーディオシステム1は,さらに,ラウド
スピーカ装置2を動作させる制御信号を生成する制御ユ
ニット7を有する。このために,制御ユニット7には,
適当なラウドスピーカ増幅器8を設けることができる。
このラウドスピーカ増幅器8は,制御ユニット7からの
制御信号を提供し,この制御信号は,ラウドスピーカ装
置2の個々のラウドスピーカ4,5,6を動作させるた
めに必要な信号強度を有する。ここで選択された図は単
なる一例である。したがって,増幅器が統合されること
により,制御ユニット7からの制御信号を直接使用して
動作するアクティブラウドスピーカが同様に使用されて
よい。ラウドスピーカ増幅器8は,適当なケーブル23
を介してラウドスピーカ装置2の個々のラウドスピーカ
4,5,6を動作させる。
【0020】入力線9は,制御ユニット7をデータバス
10に接続する。データバス10には,オーディオシス
テム1のオーディオコンポーネント15,16,17,
18からの出力線11,12,13,14が接続されて
いる。これらオーディオコンポーネントは,例えば,ラ
ジオ15,CDプレイヤ16,ハンズフリー機能を備え
た電話機17および音声出力を備えたナビゲーション装
置18であってもよい。上述したオーディオコンポーネ
ント15〜18は,各々,オーディオ信号をデータバス
10に送信し,オーディオ信号を制御ユニット7で使用
可能にするオーディオ信号源として使用される。制御ユ
ニット7は,信号処理を行い,ラウドスピーカ装置2に
適した制御信号を生成する。制御ユニット7のデータ処
理ユニットまたは信号処理ユニットは,図1において,
符号19のブロックで表されている。このブロックは,
例えばマイクロプロセッサを含み,あるいは,マイクロ
プロセッサにより形成される。
【0021】本発明によると,ラウドスピーカ装置2の
ツイータ6は,各々マイクロホンとして接続されてお
り,各ツイータ6には,対応するマイクロホン増幅器2
0が設けられている。ツイータ6に誘導生成されるマイ
クロホン信号は比較的弱いため,好ましくは,マイクロ
ホン信号を増幅するマイクロホン増幅器20がツイータ
6に近接して配置されるか,または,増幅器20はツイ
ータ6に統合される。これは,生成されたマイクロホン
信号が処理されるまで,干渉に対して比較的低い感受性
で移送できる程度に,マイクロホン信号をほぼその発生
場所で増幅できることを意味する。適当な信号線21を
使用して,増幅されたマイクロホン信号が信号検出ユニ
ット22に供給される。
【0022】信号検出ユニット22は,マイクロホン信
号を評価ユニット24に送信する。評価ユニット24で
は,音響室3の雑音に関係した干渉信号がマイクロホン
信号から抽出される。ツイータ6は音響室3に音を放射
するために最適に配置されているので,それらの配置
は,自動的に,また特に,マイクロホンの機能にも適し
ている。
【0023】そして,評価ユニット24は,抽出された
干渉信号をデータ処理ユニット19に送信する。続い
て,データ処理ユニット19は,干渉信号に基づいてオ
ーディオ信号から適切な制御信号を生成し,これらの制
御信号をラウドスピーカ増幅器8に送信する。
【0024】干渉信号に基づいて,制御ユニット7,ま
たは,制御ユニット7のデータ処理ユニット(マイクロ
プロセッサ)19は,補正機能を制御または調整して,
音響室3内の聴取者に対する音響効果を向上させること
ができる。干渉信号に基づいて,例えば,動的等化(ダ
イナミックイコライジング),動的圧縮,動的リミッタ
機能,動的レベル整合,および動的フィルタ整合の少な
くとも1つが実行される。音響室3の雑音を低減するた
めに打ち消す音の生成等,他の手段も同様に考えられ
る。
【0025】信号検出ユニット22およびそれに連結さ
れた評価ユニット24は,制御ユニット7において実現
される補正装置37を形成する。もっとも,適当なハー
ドウェア素子および適当なソフトウェアコンポーネント
の双方またはいずれか一方を使用して,補正装置37を
統合することができる。しかしながら,本実施の形態で
は,確認された干渉信号はデータ処理ユニット19で処
理されて,これらの干渉信号に基づいてラウドスピーカ
装置2を動作させるための制御信号が生成されるので,
補正装置37は明確に境界を定めることができない。し
たがって,信号がデータ処理ユニットに送信されるま
で,実際の補正は行われない。
【0026】図2では,ツイータ6は,高域フィルタ回
路25を介してラウドスピーカ増幅器8の出力側26に
接続されている。図1で既に示したように,ラウドスピ
ーカ増幅器8の入力側27には,制御ユニット7からの
制御信号が供給される。本実施の形態では,ラウドスピ
ーカ増幅器8からツイータ6を受動的にデカップリング
するコンデンサ28により,高域フィルタ回路25が形
成されている。
【0027】さらに,ツイータ6は,低域フィルタ回路
29を介してマイクロホン増幅器20の入力側30に接
続されている。本実施の形態では,低域フィルタ回路2
9は,適切なコンデンサ31を使用して形成されてい
る。マイクロホン増幅器20の出力側32は,信号線2
1により信号検出ユニット22に接続されている(図1
参照)。
【0028】便宜上,ラウドスピーカ増幅器8は低イン
ピーダンスを有するように設計されている一方,マイク
ロホン増幅器20は,高インピーダンスを有するように
設計されている。
【0029】ツイータ6のラウドスピーカモードでは,
ラウドスピーカ増幅器8は,比較的高い周波数の制御信
号をツイータ6に送信する。高域フィルタ回路25は,
予め決められた比較的高い周波数の範囲のみがツイータ
6に到達し,そこで音波に変換されることを確実にする
役割を果たす。そのラウドスピーカの動作と同時に,ツ
イータ6はまた,マイクロホンとして動作することもで
きる。この状況において,雑音から発する低周波の音波
(図2の波線33で図示)は,ツイータ6の振動板(振
動膜,ダイアフラム)の対応する振動を刺激する。ツイ
ータ6によって放射される高周波振動とそこに当たる雑
音の低周波振動との間に,比較的大きな周波数の差があ
るので,本質的に好ましくない相互作用が生じることな
く,振動板において高周波振動と低周波振動とを重ね合
せることができる。ツイータ6の振動板で雑音により生
成される振動は,対応する低周波電圧をツイータ6に誘
導し,この低周波電圧はマイクロホン増幅器30に達す
る。低域フィルタ回路29により,マイクロホン増幅器
20は低周波電圧のみを増幅し,それらを信号検出ユニ
ット22に送信する。この状況において,高域フィルタ
回路25は,同時に,低周波の誘導電圧がラウドスピー
カ増幅器8の関連する出力をショートさせるのを防止す
る。
【0030】図3に示すグラフにおいて,周波数fは横
座標にプロットされ,レベルPは縦座標に示されてい
る。そして,このグラフは,第1に,周波数の関数とし
て,ツイータがラウドスピーカ動作Iの動作中にあるツ
イータのレベル曲線を示し,第2に,ツイータがマイク
ロホン動作IIの動作中にあるツイータのレベル曲線を
示す。周波数f0はクロスオーバ周波数を示している。
クロスオーバ周波数より上の(高い)周波数において,
ツイータは音響室への音の放射に関係する。このクロス
オーバ周波数f0は,高域フィルタ回路によって定めら
れ,好ましい一実施の形態では,制御装置7によって調
整されてもよい。図3から明らかなように,ツイータの
物理的設計は,周波数fIから上方でのみツイータが音
波を放射するために使用可能であることを意味してい
る。同様にして,ツイータの物理的設計が同様に,周波
数fIIまででのみツイータがマイクロホンとして使用さ
れてもよい,ということを意味することが明らかとな
る。これら限界点fIおよびfIIは,ツイータの物理的
特性,特に振動板と振動板ドライブの特性により規定さ
れる。クロスオーバ周波数f0の適切な選択により,ツ
イータに対し,ラウドスピーカモードおよびマイクロホ
ンモードの相互の影響が防止される。それは,ツイータ
がラウドスピーカとしておよびマイクロホンとして同時
に動作できることを意味する。クロスオーバ周波数f0
より低い,特に遮断周波数fIIより低い位置にある低周
波の範囲では,重大な雑音が発生するので,ツイータが
周波数fIIまででのみマイクロホンとして動作できると
いう状況は,本明細書で提供されているアプリケーショ
ンにおいて問題ではない。
【0031】図4,図5および図6によれば,信号検出
ユニット22には,好ましくはアナログ/デジタル変換
器34が備えられている。アナログ/デジタル変換器3
4では,マイクロホンとして動作するツイータにより生
成されマイクロホン増幅器により増幅されたアナログマ
イクロホン信号が,デジタル処理に適したデジタルマイ
クロホン信号に変換される。アナログマイクロホン信号
は,信号線21を介して信号検出ユニット22に供給さ
れる。本実施の形態では,信号検出ユニット22には,
原則として,任意の数のマイクロホンまたはマイクロホ
ンとして動作するツイータからマイクロホン信号が供給
可能である。図4から図6において,供給されたアナロ
グマイクロホン信号は,「HT CH 1」〜「HT
CH n」によって示される「チャネル」に分類され
る。
【0032】図4によると,アナログ/デジタル変換器
34は,複数の同時に入力されるマイクロホン信号を同
時にデジタル化し,それらを,下流方向に接続された評
価ユニットに送信する,マルチチャネル変換器の形態で
あってよい。
【0033】図5に示すように,アナログ/デジタル変
換器34の上流にはアナログマルチプレクサ35が接続
されてもよい。このアナログマルチプレクサ35は,個
々の入力信号線21を循環的に連続してアナログ/デジ
タル変換器34の入力に接続する。
【0034】図6に示す実施の形態によると,アナログ
/デジタル変換器34の上流にはアナログ加算段36が
接続されている。このアナログ加算段36は,入力され
たマイクロホン信号をすべて加算(合計)し,それから
合計信号を形成する。そして,この合計信号は,アナロ
グ/デジタル変換器34に供給されデジタル化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーディオシステムの好ましい実
施の形態の概略構成図である。
【図2】トレブル(3重)ラウドスピーカにおけるマイ
クロホン機能をもたらす概略回路構成を示す。
【図3】トレブルラウドスピーカにおける周波数の関数
としてのレベル曲線を説明するグラフを示す。
【図4】信号検出ユニットの第1の実施の形態の基本図
を示す。
【図5】信号検出ユニットの第2の実施の形態の基本図
を示す。
【図6】信号検出ユニットの第3の実施の形態の基本図
を示す。
【符号の説明】
1 オーディオシステム 2 ラウドスピーカ装置 3 音響室(音響空間) 4 ウーファ 5 ミッドレンジユニット 6 ツイータ 7 制御ユニット 8 ラウドスピーカ増幅器 9 入力線 10 データバス 11 15からの出力線 12 16からの出力線 13 17からの出力線 14 18からの出力線 15 オーディオコンポーネント/ラジオ 16 オーディオコンポーネント/CDプレイヤ 17 オーディオコンポーネント/電話機 18 オーディオコンポーネント/ナビゲーション装置 19 データ処理ユニット/マイクロプロセッサ 20 マイクロホン増幅器 21 信号線 22 信号検出ユニット 23 ケーブル 24 評価ユニット 25 高域フィルタ回路 26 8の出力側 27 8の入力側 28 コンデンサ 29 低域フィルタ回路 30 20の入力側 31 コンデンサ 32 20の出力側 33 音波 34 アナログ/デジタル変換器 35 アナログマルチプレクサ 36 アナログ加算段 37 補正装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D020 AC10 AD04 AD08 BB15 CE06 5D062 CC12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響室(3)に音を供給するラウドスピ
    ーカ装置(2)と,該音響室(3)に置かれた少なくと
    も1つのマイクロホンからマイクロホン信号を受信し,
    該マイクロホン信号から干渉信号を抽出する評価手段
    (24)に該マイクロホン信号を送信する信号検出手段
    (22)を有する制御手段(7)と,を有し,前記制御
    手段(7)が,前記ラウドスピーカ装置(2)を動作さ
    せるために前記干渉信号に基づいて制御信号を生成し,
    前記ラウドスピーカ装置(2)の少なくとも1つのラウ
    ドスピーカがマイクロホンとして接続されている,オー
    ディオシステムであって,前記マイクロホンとして接続
    された前記ラウドスピーカが,クロスオーバ周波数より
    上ではラウドスピーカとして動作し,該クロスオーバ周
    波数より下ではマイクロホンとして動作する少なくとも
    1つのツイータ(6)である,ことを特徴とするオーデ
    ィオシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記ツイータ(6)
    は,高域フィルタ回路(25)を介して,ラウドスピー
    カ増幅手段(8)の出力側(26)に接続され,該ラウ
    ドスピーカ増幅手段(8)の入力側(27)は,前記制
    御手段(7)からの前記制御信号を受信する,ことを特
    徴とするオーディオシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2において,前記ツイータ(6)
    が,コンデンサ(28)によって前記ラウドスピーカ増
    幅手段(8)から受動的にデカップリングされている,
    ことを特徴とするオーディオシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において,前記ツイー
    タ(6)は,低域フィルタ(29)を介して,マイクロ
    ホン増幅手段(20)の入力側(30)に接続され,該
    マイクロホン増幅手段(20)の出力側(32)は,前
    記マイクロホン信号を前記信号検出手段(22)に送信
    する,ことを特徴とするオーディオシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項におい
    て,前記信号検出手段(22)が,入力されるアナログ
    の前記マイクロホン信号をデジタルのマイクロホン信号
    に変換しそれらを前記評価手段(24)に送信するアナ
    ログ/デジタル変換器(34)を有する,ことを特徴と
    するオーディオシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5において,前記アナログ/デジ
    タル変換器(34)が,同時に入力される複数のマイク
    ロホン信号を同時に変換するマルチチャネル変換器であ
    る,ことを特徴とするオーディオシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5において,前記信号検出手段
    (22)が,同時に入力される複数のマイクロホン信号
    を循環的に連続して前記アナログ/デジタル変換器(3
    4)に供給するアナログマルチプレクサ(35)を有す
    る,ことを特徴とするオーディオシステム。
  8. 【請求項8】 請求項5において,前記信号検出手段
    (22)が,同時に入力される複数のマイクロホン信号
    を加算しそれらを合計信号として前記アナログ/デジタ
    ル変換器(34)に送信するアナログ加算手段(36)
    を有する,ことを特徴とするオーディオシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項におい
    て,前記制御手段(7)が,前記干渉信号に基づいて,
    等化,圧縮,リミッタ,レベル整合,およびフィルタ整
    合のうちの少なくとも1つの制御および調整の双方また
    はいずれか一方を行う,ことを特徴とするオーディオシ
    ステム。
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