JPH0793753B2 - 自動車用音響装置 - Google Patents

自動車用音響装置

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JPH0793753B2
JPH0793753B2 JP15864286A JP15864286A JPH0793753B2 JP H0793753 B2 JPH0793753 B2 JP H0793753B2 JP 15864286 A JP15864286 A JP 15864286A JP 15864286 A JP15864286 A JP 15864286A JP H0793753 B2 JPH0793753 B2 JP H0793753B2
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low
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ウイリアム・ニール・ハウス
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ハ−マン・インタ−ナシヨナル・インダストリ−ズ,インコ−ポレイテツド
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/165Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は自動車用音響装置に関し、特に人間の聴覚の
音響心理的な特性に基づいた処理を音信号に対して行な
う装置に関するものである。
《従来の技術及びその問題点》 人聴覚の見掛けの応答は音の強さ及びその周波数に依存
することが古くから知られている。例えば、音が弱い場
合には、低周波数の音は高周波数の音に比べより弱く聞
こえ、音が強くなると、同じ強度の低周波数の音と高周
波数の音の見掛けの強さの差は減少することが知られて
いる。そのため、いわゆるフレッチャー・ムンソン特性
等に基づく等化が従来行なわれていた。また、他の弁別
ラウドネス特性としてはスティーブンズ弁別ラウドネス
特性(Stephens differential loudness contours)が
知られている。
自動車用音響装置の設計においては、常にある種の妥協
が行なわれる。自動車における音響的環境は特殊な環境
である。即ち、狭く、完全に外部から遮断されており、
比較的騒音が多い。また、自動車内には音を非常に吸収
しやすいシート,パッドの入ったダッシュボードや天井
張り等がある一方、音を非常によく反射する窓ガラス等
がある。更に、自動車内に設置するスピーカーは、その
大きさと設置場所に関して制約を受ける。
しかし、自動車における音響的な環境については一方で
設計上の利点もある。例えば、設計者は一般に聴取者が
車内のどの位置に坐るかを知ることができるので、その
位置に合わせた特定の等化を行なうことができる。ま
た、車内が外部から遮断された比較的狭い空間であるた
め、帯域幅の点でも有利である。
性能の高い自動車用音響装置として強く要求されること
は、できるだけ広く帯域幅を持っているということであ
る。帯域幅が充分でない音響装置、即ち中域が強調され
ていたり、周波数特性において落ち込み(ノッチ)があ
ったり、高い忠実度で高域或いは低域を再生しない音響
装置においては、多くの音楽情報がマスクされ失われて
しまう。自動車用音響装置の設計において自動車の内装
における音の吸収特性を扱う場合、スピーカーから出る
音をどの方向に向けるかということが非常に重要であ
る。一般に音の周波数が高くなるほどスピーカーの指向
性は強くなるので、音のエネルギーは周波数が高くなる
ほどますます細いビームとして放射され、音圧分布はま
すます狭いものとなる。従って、スピーカーの理想的な
取付位置に関して強い制約を受けることになる。
車内に取付けるスピーカーについては、中域用スピーカ
ーと低域用スピーカーを互いに近接させて設置するとい
う問題がある。即ち、このような場合には変調による歪
みが問題となる。
《問題点を解決するための手段》 この発明は、音響素材の信号源と、トランスデューサ
と、音響素材に関連した可聴信号を発生するためにトラ
ンスデューサを信号源に接続する手段とを有する音響装
置において、入力側と出力側を別々に有する制御可能な
低音域特性コントロール回路と、パワーアンプと、第2
のトランスデューサ及びコントロール回路とを有する。
低音域特性コントロール回路の入力側を音響素材の信号
源に接続するための手段と、パワーアンプの入力側を該
低音域特性コントロール回路の出力側に接続するための
手段と、第2のトランスデューサ及び該コントロール回
路をパワーアンプの出力側に接続する手段がさらに設け
られている。コントロール回路の出力側は低音域特性コ
ントロール回路に接続されており、コントロール回路
は、パワーアンプによってコントロール回路に与えられ
た信号に基づき、音響素材の信号源から低音域特性コン
トロール回路を通してパワーアンプに供給される信号の
周波数分析をコントロールする。低音域特性コントロー
ル回路が感光抵抗を有する一方、コントロール回路は発
光器を有し、発光器が発する光を感光抵抗に入射させる
ことによってコントロール回路が低音域特性コントロー
ル回路に接続される。更に、コントロール回路は、ロー
パスフイルタと、ローパスフィルタをパワーアンプの出
力端子の両端に接続するための手段と、整流器と、整流
器を該ローパスフイルタの両端に接続するための手段
と、整流器の両端に現れる整流された電圧を蓄積するた
めの手段と、蓄積手段を整流器に接続するための手段
と、蓄積手段に蓄積されたエネルギーに対応して発光器
から発生される光出力を制限するために発光器を蓄積手
段の両端に接続する電流制限手段とを有している。
実施例としては、前記制御可能な低音域特性コントロー
ル回路は、低音増幅回路と、ノッチフィルタと、バンド
パスフィルタと、低域増幅・減衰器とを有している。
更にこの発明によれば、複数の出力チャンネルを有する
音響素材の信号源と、同数のトランスデューサと、各出
力チャンネル各トランスデューサに接続するための手段
とを有する音響装置において、各々入力側と出力側を別
々に有する同数の可変低音域特性コントロール回路と、
同数のパワーアンプと、同数の第2のトランスデューサ
と、同数のコントロール回路と、各可変低音域特性コン
トロール回路の入力側を各出力チャンネルにそれぞれ接
続するための手段と、各パワーアンプの入力側を各可変
低音域特性コントロール回路の出力側にそれぞれ接続す
るための手段と、各第2のトランスデューサと各コント
ロール回路とをパワーアンプにそれぞれ接続するための
手段とを有する音響装置が提供される。各コントロール
回路の出力側は各可変低音域特性コントロール回路にそ
れぞれ接続されており、各コントロール回路は、各パワ
ーアンプによって各コントロール回路に与えられた信号
に基づき、各出力チャンネルから各可変低音域特性コン
トロール回路を通して各パワーアンプに供給される信号
の周波数分布をコントロールする。また、各パワーアン
プは一対の出力端子を有し、各第2のトランスデューサ
と各コントロール回路を各パワーアンプにそれぞれ接続
する手段は、トランスデューサとコントロール回路を並
列に各パワーアンプの出力端子の両端に接続する手段を
有している。各低音域特性コントロール回路が感光抵抗
を有する一方、各コントロール回路は発光器を有し、各
コントロール回路は、各発光器の発する光を各感光抵抗
にそれぞれ入射させることによって各可変可低音域特性
コントロール回路に接続される。更に、各コントロール
回路は、ローパスフイルタと、ローパスフイルタをそれ
ぞれパワーアンプの出力端子の両端に接続するための手
段と、整流器と、整流器をローパスフイルタの両端に接
続するための手段と、整流器の両端に現われる整流され
た電圧を蓄積するための手段と、蓄積手段を整流器に接
続するための手段と、蓄積手段に蓄積されたエネルギー
に対応して発光器から発生される光出力を制限するため
に発光器を蓄積手段の両端に接続する電流制限手段とを
有する。
この発明の実施例に係る装置は、電子的に同調可能なラ
ジオ(ETR)ヘッドエンドと用いられる4つのスピーカ
ーアンプモジュールを有し、4つの高域用トランスデュ
ーサ及び4つの低域用トランスデューサを用いている。
各低域用トランスデューサは個別に準双増幅(quasi−b
iamplification)モードのアンプを持っている。実施例
においては、4つの高域出力チャンネルはETRの4つの
チャンネル(右前方,左前方,右後方,左後方)であ
る。低域チャンネルはETR出力は各チャンネルの高域用
トランスデューサとを結ぶ各高域チャンネルに直接分岐
接続されている。ここで用いられているように、“高域
用トランスデューサ”は、自動車にETRを装備する場
合、通常ETRに付属する中低域用スピーカー/高域用ス
ピーカーによって構成されている。ETRに付属する通常
のスピーカーに付け加えられるこの発明による4つの低
域アンプと4つの低域用トランスデューサは、自動車内
のもとのスピーカーに隣接して取付けられ、もとの音響
装置の低音における応答特性を向上させる。
各低音コントロールアンプは、閉ループラウンドネス補
償コントロールを有する高レベルB級ブリッジ型オーデ
ィオアンプである。このアンプは、自動車用音響装置の
ために特別に設計されたものであり、自動車から供給さ
れる電圧(実施例では直流12V)で動作し、消費電流は
最大4・5Aであり、そして3.2Ω〜16Ωの負荷で動作す
る。このアンプは内部において過電圧及び過電流に対す
る保護が行なわれている。このアンプは20Hzから20KHz
の周波数において4Ωの負荷に対し総合高調波歪率0.5
%以下で15W(RMS)のパワーを出力することができる。
各低音コントロールアンプの一部をなすラウンドネスコ
ントロールは、もとのETRとそのスピーカーによって得
られる音の質を低い信号レベルの場合に向上させるため
に設けれている。即ち、このラウンドネスコントロール
は、低温コントロールの出力においてスティーブンズ弁
物ラウンドネス特性補償を行ない、車内の騒音によって
音が消されるという問題を解決している。
このようにこの発明による4チャンネルそれぞれの低音
コントロールアンプは、基本B級ブリッジ型オーディオ
アンプと、自動車の直流12Vの電源で動作し電圧の変動
とリップルを低減させる電源フイルタと、低音増幅回路
とノッチフイルタとバンドパスフイルタと低域増幅・減
衰回路を含み所望の周波数特性を実現する入力等化回路
と、スティーブンズ弁別ウラドネス特性を得、騒音によ
る音消しを補償するためのコントロール電圧の周波数と
レベルをコントロールするコントロール回路とを有して
いる。
《実施例》 以下この説明及び添付図面を参照することによってこの
発明を最も良く理解することができる。
この発明に従って構成された装置のブロック図である第
1図に最も良く示されているように、この装置は、例え
ばクライスラー(Chrysler)社製モデル4311−103「ア
ルティミットラジオ」(“ultimate radio")のような
電子的に同調可能なラジオ(ETR)を含んでいる。実施
例において、ETR20は4つの出力チャンネル、即ち右前
方(RF),左前方(LF),右後方(RR),左後方(LR)
をもっている。これらETR20の出力チャンネル、即ちRF,
LF,RR,LRは4つのスピーカー22,24,26,28をそれぞれ直
接ドライブする。ETR20の出力チャンネルにおける信号
は、低音コントロールアンプ30,32,34,36の入力端子に
もそれぞれ入力されている。低音コントロールアンプ3
0,32,34,36の出力端子は、それぞれ低音域用スピーカー
38,40,42,44に接続されている。このように第1図の装
置は、ETR20の出力チャンネルRF,LF,RR,LRにおける音響
素材に対して、低音域の強調を付加的に行なう双増幅
(biamplification)を提供している。
この双増幅と更に各チャンネルにおける音響素材に対す
る低音域強調の理解を助けるため、第2図に実験回路を
示した。この図はアンプ30,32,34,36の中の1つ、例え
ばアンプ30の部分ブロック図及び部分模式図を示してい
る。完全な4チャンネル装置においては、このようなチ
ャンネルが4チャンネル分設けられることになる。アン
プ30を例にとると、その入力端子46は抵抗48と10KΩの
抵抗50と1μmFのコンデンサ52を含む直列回路によって
パワーアンプ集積回路54の入力端子(ピン6)に接続さ
れている。集積回路54は例えばNEC製μPC1230H2タイプ
のものであり、この図に示されているピン番号はそのピ
ン番号である。どのようなアンプであれ、他に適したも
のがあればそれを用いることは勿論可能である。
コンデンサ56と抵抗58を含む直列RC回路は、直列回路部
品48,50,52と並列に接続されている。コンデンサ60は抵
抗48と並列に接続されている。コンデンサ62は、抵抗48
と抵抗50とコンデンサ60の共通接続点からグランドに接
続されている。感光抵抗64は集積回路54のピン6とグラ
ンドの間に接続されている。抵抗61とコンデンサ63とを
含む並列RC回路もピン6とグランドの間に接続されてい
る。
パワーは自動車用バッテリー等の直流+12V〜+16Vの非
安定化電源から0.1mHのチョーク66を通して集積回路54
の電源端子(ピン9)に供給される。100μFのコンデ
ンサ68は、ピン9とグランドの間に接続されている。
50μFのコンデンサ70は、集積回路54のピン8とグラン
ドの間に接続されている。1.5KΩの抵抗72は、集積回路
54のピン3とピン11の間に接続されている。100μFの
コンデンサ74は集積回路54のピン3とピン5の間に接続
されている。100μFのコンデンサ76は、集積回路54の
ピン1とピン2の間に接続されている。100μFのコン
デンサ77と18Ωの抵抗78は直列に集積回路54のピン3と
ピン4の間に接続されている。3.3KΩの抵抗80は、集積
回路54のピン1とコンデンサ77と抵抗78の共通接続点と
の間に接続されている。集積回路54のピン7とピン12は
グランドに接続されている。低音用スピーカー、例えば
38は集積回路54の出力端子,ピン1とピン11の間に接続
されている。ピン1とピン11はそれぞれ、0.1μFのコ
ンデンサ82と1Ωの抵抗84(これらはピン1に接続)
と、0.1μFのコンデンサ86と1Ωの抵抗88(これらは
ピン11に接続)の直列RC回路を通してグランドに接続さ
れている。これらの回路はピン1とピン11の間に現われ
る信号電圧の高周波成分を分流するためのものである。
100μFのコンデンサ90は集積回路54のピン10とピン11
の間に接続されている。
ラウドネス補償のための集積回路及びレベルコントロー
ル発生器は、集積回路54のスピーカー38用の端子に接続
された直列RC回路を含んでいる。この回路は直列に接続
された100Ωの抵抗92と22μFのコンデンサ94を含んで
いる。ダイオード96〜99を含むブリッジ全波整流器はコ
ンデンサ94の両端に接続されている。47μFのコンデン
サ100は、コンデンサ94の両端に現われる整流電圧の変
化を蓄積するためのダイオード96〜99のブリッジの両端
に接続される。発光ダイオード(LED)104と電流制限抵
抗106を含む直列回路に並列に接続されている10KΩの抵
抗102は、コンデンサ100の両端に接続されている。LED1
04は感光抵抗64の近くに設置されている。コンデンサ94
の両端に現われる整流電圧の変化、従って回路部品92,9
4からなるRC回路のカットオフ周波数を越える集積回路5
4の出力端子ピン1とピン11の間に現われる電圧変化
が、感光抵抗64の抵抗値を決める。カットオフ周波数は
抵抗92とコンデンサ94の値によって決まる。集積回路54
によって増幅された音響素材に含まれる抵抗周波数成分
の振幅がおきくなるほどコンデンサ100の両端に現われ
る整流電圧は大きくなり、従って、ダイオード104によ
って放射される光は強くなる。ダイオード104によって
放射される光が強いほど感光抵抗64の抵抗値は小さくな
る。感光抵抗64の抵抗値が小さくなるほど入力端子46に
現われ集積回路54の入力端子ピン6に至り達する信号
は、その周波数がより高いものとなる。
回路部品92,94,96〜100,102,104,106,64によって構成さ
れるラウドネスコントロールは、低信号レベル、即ちス
ティーブンズ弁別ラウドネス特性によって決まり、そし
て車内における騒音によって消されるレベルにおいて音
質を向上させる。第3図に示されているように、低レベ
ルの信号(1KHzにおいて2V以下)に対して、400Hz以下
の周波数応答が上昇している。信号レベルが大きくなる
と(例えば1KHzにおいて3〜8V)、低周波数(400Hz以
下)における増強の度合いは低下する。集積回路54の最
大出力(8V)においては、周波数応答はほぼ平坦となっ
ている。実際には約200Hz以下の低周波数成分は、高レ
ベル(例えば8V)においてはカットされている。これに
よってスピーカー38のコーンの変位が制限され、歪みが
最小に抑えられる。
回路部品48,50,52,56,58,60,61,62,63,64,106を含む回
路は入力における等化を行ない、所望の周波数応答を得
るためのものである。この回路は、低音増幅回路と、自
動車の内装による周波数のピークを等化するためのノッ
チフイルタと、バンドパスフイルタと、低域増幅/減衰
回路を含んでいる。この回路を構成する部品の実例値
が、4種類の1986年クライスラー社製の車体用に、前方
チャンネル用と後方チャンネル用を分けて次の表に示さ
れている。
第4図は、アンプ30,32,34,36の中の1つ、例えばアン
プ30のもう1つの構成を示す部分ブロック図及び部分模
式図である。この場合にも、完全な4チャンネル装置に
おいてはこのような回路が4チャンネル分設けられるこ
とになる。
この実施例においては、差動入力アンプ回路118と30Hz
三極アクティブフイルタ120が、第2図における回路48,
50,52,56,58,60〜64と同種のトーン等化回路の前に直列
に追加されている。差動入力アンプ回路118は、AN6551
デュアルアンプの片方のような差動アンプ122を含んで
おり、図に示されているピン番号はこのような差動アン
プのピン番号である。他の適したアンプを用いることは
勿論可能である。68KΩの抵抗がアンプ122の+及び−入
力端子であるピン4とピン3と、この回路の+及び−入
力端子である端子124,126の間にそれぞれ接続されてい
る。フィードバックが、アンプ122の出力端子であるピ
ン2と−入力端子間に12KΩの抵抗と0.0022μFのコン
デンサを含むRC並列回路によって与えられている。
アンプ122の出力端子は、それぞれ1μF,0.1μF,0.1μ
Fである直列のコンデンサ130,132,134によって三極ア
クティブフイルタ120の差動アンプ128の+入力端子ピン
6に接続されている。アンプ128は、例えばAN6551タイ
プのアンプの片方である。47KΩの抵抗によってアンプ1
28の出力端子ピン8から−入力端子ピン7にフィードバ
ックがかけられている。アンプ128の−入力端子はま
た、47KΩの直列抵抗136と12KΩの抵抗と0.0022μFの
コンデンサを含む並列RC回路138によって、アンプ122の
+入力端子に接続されている。
コンデンサ130,132の接続点は、4.7KΩの抵抗によって1
KΩ・1/4Wの抵抗と、100μFのコンデンサを含む並列RC
回路と、1KΩ・1/4Wの抵抗と0.1μFのコンデンサを含
む直列RC回路の接続点に接続されている。回路140,142
の他の端子はグランドに接続されている。回路142の抵
抗とコンデンサの接続点は+Vに接続されている。コン
デンサ132,134の接続点は47KΩの抵抗によってアンプ12
8の出力端子に接続されている。もう1つの47KΩの抵抗
はアンプ128の+入力端子と抵抗136と回路138の接続点
との間に接続されている。
アンプ128の出力端子は、1μFのコンデンサ144と抵抗
148と抵抗150とコンデンサ152を含む直列回路によっ
て、パワーアンプ集積回路154の入力端子ピン6に接続
されている。集積回路154は、例えばNEC社製のμPC1230
H2タイプのアンプであり、ここで用いるピン番号はこの
タイプのアンプのピン番号である。他の適したアンプを
用いることは勿論可能である。
コンデンサ156と抵抗158を含む直列RC回路は、直列回路
部品148,150に並列に接続されている。コンデンサ160は
抵抗148と並列に接続されている。コンデンサ162は抵抗
148と抵抗150とコンデンサ160の共通接続点からグラン
ドに接続されている。クレアレックス(Clairex)CLM60
00感光抵抗等の感光抵抗164は、コンデンサ144と抵抗14
8とコンデンサ156,160の共通接続点からグランドに接続
されている。抵抗161とコンデンサ163を含む並列RC回路
は、抵抗150,158とコンデンサ152の共通接続点とグラン
ドの間に接続されている。
電源は自動車用のバッテリー等の直流+12〜+16Vの非
安定化電源から集積回路154の電源端子ピン9に供給さ
れる。100μFのコンデンサ168はピン9とグランドの間
に接続される。フライバックダイオードはコンデンサ16
8に並列に、そしてアノードがグランドに、カソードが
+Vとなるように接続される。
47μのコンデンサ170は集積回路154のピン8とグランド
の間に接続される。1.5KΩの抵抗172は集積回路154のピ
ン3とピン11の間に接続される。22μFのコンデンサ17
4は集積回路154のピン3とピン5の間に接続される。10
0μのコンデンサ176は集積回路154のピン1とピン2の
間に接続される。22μのコンデンサ177と18Ωの抵抗178
は、集積回路154のピン3とピン4の間に直列に接続さ
れる。3.3KΩの抵抗180は集積回路154のピン1と、コン
デンサ177と抵抗178の共通端子との間に接続される。集
積回路154のピン7とピン12はグランドに接続される。
低音用スピーカー182は集積回路154の出力端子,ピン1
とピン11の間に接続される。ピン1及びピン11はそれぞ
れ、0.1μFのコンデンサ183と2.2Ωの抵抗184(ピン
1)と、0.1μFのコンデンサ186と2.2Ωの抵抗188(ピ
ン11)を含む直列RC回路によってグランドに接続され
る。これらの回路は端子1と端子11との間に現われる信
号電圧に含まれる高周波成分を分流するためのものであ
る。100μFのコンデンサ190は集積回路154のピン10と
ピン11の間に接続される。
ラウドネス補償のための周波数及びレベルコントロール
発生器は、集積回路154のスピーカー182用の端子間に接
続された直列RC回路を含んでいる。この回路は直列に接
続された100Ω・1/4Wの抵抗192と22μFのコンデンサ19
4とを含んでいる。ダイオード196〜199を含むブリッジ
全波整流器はコンデンサ194の両端に接続されている。4
7μFのコンデンサ200は、コンデンサ194の両端に現わ
れる整流電圧の変化を蓄積するために、ダイオード196
〜199のブリッジの両端に接続されている。LED204と電
流制限抵抗206とを含む直列回路に並列に接続された10K
Ωの抵抗202は、コンデンサ200の両端に接続されてい
る。LED204は感光抵抗164に近接して設置されている。
コンデンサ194の両端に現われる整流電圧の変化、即ち
集積回路154の出力端子のピン1とピン11の間に現わ
れ、回路部品192,194からなるRC回路のカットオフ周波
数を越える成分の電圧変化が感光抵抗164の抵抗値を決
める。カットオフ周波数は抵抗192とコンデンサ194の値
によって決まる。集積回路154によって増幅された音響
素材に含まれる低域成分の振幅が大きくなるほど、コン
デンサ200の両端に現われる整流電圧は大きくなり、従
って、ダイオード204によって放射される光は強くな
る。ダイオード204によって放射される光が強いほど、
感光抵抗164の抵抗値は小さくなる。感光抵抗164の抵抗
値が小さくなるほど、アンプ122の入力端子間に現わ
れ、集積回路154の入力端子ピン6に至る信号はその周
波数がより高いものとなる。
回路部品192,194,196〜200,202,204,206,164によって構
成されるラウドネスコントロールは、低信号レベル、即
ちスティーブンズ弁別ラウドネス特性によって決まりそ
して車内における騒音によって消されるレベルの音の質
を向上させる。第3図に示されているように、低レベル
の信号(1KHzにおいて2V以下)に対して、約400Hz以下
の周波数応答が上昇している。信号レベルが大きくなる
と(例えば1KHzにおいて3〜8V)、低周波数(約400Hz
以下)における増強の度合いは低下する。集積回路154
の最大出力(8V)においては、周波数応答はほぼ平坦と
なっている。実際には約200Hz以下の低周波数成分は高
レベル(例えば8V)においてはカットされている。これ
によってスピーカー182のコーンの変位が制限され、歪
みが最小に抑えられる。
回路部品144,148,150,152,156,158,160,161,162,163,16
4,206を含む回路は入力における等化を行ない、所望の
周波数応答を得るためのものである。この回路は、低音
増幅回路と、自動車の内装による周波数のピークを等化
するためのノッチフイルタと、バンドパスフイルタと、
低域増幅/減衰回路を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従って構成された装置の部分ブロッ
ク図及び部分模式図、第2図は第1図に示した装置の一
部分を示す部分ブロック図及び部分模式図、第3図はこ
の発明に従って構成された装置の周波数応答を示すグラ
フ、第4図は第1図に示した装置の一部分のもう1つの
実施例を示す部分ブロック図及び部分模式図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響素材の信号源と、トランスデューサ
    と、音響素材に関連した可聴信号を発生するためにトラ
    ンスデューサを信号源に接続する手段とを有する音響装
    置において、 入力側と出力側を別々に有する制御可能な低音域特性コ
    ントロール回路と、パワーアンプと、第2のトランスデ
    ューサ及びコントロール回路と、該低音域特性コントロ
    ール回路の入力側を該音響素材の信号源に接続するため
    の手段と、該パワーアンプの入力側を該低音域特性コン
    トロール回路の出力側に接続するための手段と、該第2
    のトランスデューサ及び該コントロール回路を該パワー
    アンプの出力側に接続する手段とを有し、該コントロー
    ル回路の出力側は該低音域特性コントロール回路に接続
    されており、該コントロール回路は、該パワーアンプに
    よって該コントロール回路に与えられた信号に基づき、
    該音響素材の信号源から該低音域特性コントロール回路
    を通して該パワーアンプに供給される信号の周波数分布
    をコントロールするものであり、 該低音域特性コントロール回路が感光抵抗を有する一
    方、該コントロール回路は発光器を有し、該発光器が発
    する光を該感光抵抗に入射させることによって該コント
    ロール回路が該低音域特性コントロール回路に接続され
    るようになっており、 更に、該コントロール回路は、ローパスフイルタと、該
    ローパスフイルタを該パワーアンプの出力端子の両端に
    接続するための手段と、整流器と、該整流器を該ローパ
    スフイルタの両端に接続するための手段と、該整流器の
    両端に現れる整流された電圧を蓄積するための手段と、
    該蓄積手段を該整流器に接続するための手段と、該蓄積
    手段に蓄積されたエネルギーに対応して該発光器から発
    生される光出力を制限するために該発光器を該蓄積手段
    の両端に接続する電流制限手段とを有することを特徴と
    する音響装置。
  2. 【請求項2】前記制御可能な低音域特性コントロール回
    路は低音増幅回路を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の音響装置。
  3. 【請求項3】前記制御可能な低音域特性コントロール回
    路はノッチフイルタを有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の音響装置。
  4. 【請求項4】前記制御可能な低音域特性コントロール回
    路はバンドパスフイルタを有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の音響装置。
  5. 【請求項5】前記制御可能な低音域特性コントロール回
    路は低域増幅・減衰器を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の音響装置。
  6. 【請求項6】複数の出力チャンネルを有する音響素材の
    信号源と、同数のトランスデューサと、該各出力チャン
    ネルを該各トランスデューサに接続するための手段とを
    有する音響装置において、 各々入力側と出力側を別々に有する同数の可変低音域特
    性コントロール回路と、同数のパワーアンプと、同数の
    第2のトランスデューサと、同数のコントロール回路
    と、該各可変低音域特性コントロール回路の入力側を該
    各出力チャンネルにそれぞれ接続するための手段と、該
    各パワーアンプの入力側を該各可変低音域特性コントロ
    ール回路の出力側にそれぞれ接続するための手段と、該
    各第2のトランスデューサと該各コントロール回路とを
    該パワーアンプにそれぞれ接続するための手段を有し、
    該各コントロール回路の出力側は該各可変低音域特性コ
    ントロール回路にそれぞれ接続されており、該各コント
    ロール回路は、該各パワーアンプによって該各コントロ
    ール回路に与えられた信号に基づき、該各出力チャンネ
    ルから該各可変低音域特性コントロール回路を通して該
    各パワーアンプに供給される信号の周波数分布をコント
    ロールするものであり、 該各パワーアンプは一対の出力端子を有し、該各第2の
    トランスデューサと該各コントロール回路を該各パワー
    アンプにそれぞれ接続する手段は、該トランスデューサ
    と該コントロール回路を並列に該各パワーアンプの出力
    端子の両端に接続する手段を有し、 該各可変低音域特性コントロール回路が感光抵抗を有す
    る一方、該各コントロール回路は発光器を有し、該各コ
    ントロール回路は、該各発光器の発する光を該各感光抵
    抗にそれぞれ入射させることによって該各可変可低音域
    特性コントロール回路に接続されるものであり、 更に、該各コントロール回路は、ローパスフイルタと、
    該ローパスフイルタをそれぞれ該パワーアンプの該出力
    端子の両端に接続するための手段と、整流器と、該整流
    器を該ローパスフイルタの両端に接続するための手段
    と、該整流器の両端に現われる整流された電圧を蓄積す
    るための手段と、該蓄積手段を該整流器に接続するため
    の手段と、該蓄積手段に蓄積されたエネルギーに対応し
    て該発光器から発生される光出力を制限するために該発
    光器を該蓄積手段の両端に接続する電流制限手段とを有
    することを特徴とする音響装置。
JP15864286A 1985-07-05 1986-07-05 自動車用音響装置 Expired - Lifetime JPH0793753B2 (ja)

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EP0208474A3 (en) 1988-08-31
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DK320186A (da) 1987-01-06
MX170520B (es) 1993-08-30
CA1278527C (en) 1991-01-02
AU576087B2 (en) 1988-08-11
DK320186D0 (da) 1986-07-04
EP0208474A2 (en) 1987-01-14

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