JP2002100979A - 情報処理装置及び情報処理装置のエラー情報保持方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置のエラー情報保持方法

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JP2002100979A
JP2002100979A JP2000285911A JP2000285911A JP2002100979A JP 2002100979 A JP2002100979 A JP 2002100979A JP 2000285911 A JP2000285911 A JP 2000285911A JP 2000285911 A JP2000285911 A JP 2000285911A JP 2002100979 A JP2002100979 A JP 2002100979A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源オフまたは、リセットあるいはリブートが
実行された後であっても、新規に不揮発性メモリを追加
することなくエラー情報を読み出すことが可能であり、
さらにエラー原因の特定を容易にすることを可能とする
情報処理装置及び情報処理装置のエラー情報保持方法を
提供する。 【解決手段】FPGAと、FPGAの論理回路構成を記
憶すると共に、装置内部又は外部とのインターフェイス
で発生するエラーの詳細を示すエラーステータス情報を
記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから前
記FPGAの論理を構成するためのプログラムを読み出
すCONFIG制御部と、前記エラーステータス情報を
前記不揮発性メモリに書き込むエラー情報アクセス制御
部と、前記CONFIG制御部と前記エラー情報アクセ
ス制御部とからの、前記不揮発性メモリに対するアドレ
ス及び制御信号を選択する選択回路と、を設けてなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
情報処理装置のエラー情報保持方法に関し、特にFPG
A(フィールドプログラマブルゲートアレイ)用不揮発
性メモリを搭載した情報処理装置及びFPGA用不揮発
性メモリを搭載した情報処理装置のエラー情報保持方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FPGA(フィールドプログラマ
ブルゲートアレイ)の論理構成のプログラムを記憶する
不揮発性メモリは、近年のメモリの大容量化に伴って空
き容量が増加しているにも関わらず、十分には活用され
ていなかった。また、エラー情報はリセットや電源オフ
で情報の失われるレジスタまたは揮発性メモリに格納さ
れ、リセットまたはリブートが実行されるとその情報は
失われていた。また、一時的な障害であったとしてもエ
ラーが検出された場合にはホストバスからのアクセスが
不可能であることが多く、詳細な原因を追及することは
困難であった。そのため、障害の発生したモジュールが
工場に戻されてきた場合に、その修理箇所を特定するた
めには多大な時間と検査を要していた。さらに、確実に
エラー情報を保持するためには、不揮発性のメモリを新
規に追加して、そのメモリ内にエラー情報を保持する必
要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、
電源オフまたは、リセットあるいはリブートが実行され
た後であっても、新規に不揮発性メモリを追加すること
なくエラー情報を読み出すことが可能であり、さらにエ
ラー原因の特定を容易にすることを可能とする情報処理
装置及び情報処理装置のエラー情報保持方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、FPGA(フィールドプログラマブル
ゲートアレイ)と、係るFPGAの論理回路構成を記憶
すると共に、装置内部又は外部とのインターフェイスで
発生するエラーの詳細を示すエラーステータス情報を記
憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから前記
FPGAの論理を構成するためのプログラムを読み出す
CONFIG制御部と、前記エラーステータス情報を前
記不揮発性メモリに書き込むエラー情報アクセス制御部
と、前記CONFIG制御部と前記エラー情報アクセス
制御部とからの、前記不揮発性メモリに対するアドレス
及び制御信号を選択する選択回路と、を設けてなること
を特徴とする。このように、本出願第1の発明の情報処
理装置によれば、装置内部又は外部とのインターフェイ
スでエラーが発生したとき、そのエラーの詳細を示すエ
ラーステータス情報が、FPGAの論理回路構成を記憶
するために既に搭載されている不揮発性メモリに書き込
まれる。したがって、装置の電源がオフされたり、また
は、リセットあるいはリブートが実行された後であって
も、新規に不揮発性メモリを追加することなしにエラー
情報を読み出すことが可能となる。さらに、エラー原因
の特定を容易にすることが可能となる。
【0005】また本出願第2の発明は、本出願第1の発
明の情報処理装置において、前記不揮発性メモリはさら
に、装置内部又は外部との間におけるアクセスの履歴を
示すアクセス履歴を記憶し、前記エラー情報アクセス制
御部はさらに、前記アクセス履歴を前記不揮発性メモリ
に書き込むことを特徴とする。このように、本出願第2
の発明の情報処理装置によれば、装置内部又は外部との
インターフェイスでエラーが生じたとき、そのエラーの
詳細を示すエラーステータス情報だけでなく、装置内部
又は外部との間におけるアクセスの履歴を示すアクセス
履歴が、FPGAの論理回路構成を記憶するために既に
搭載されている不揮発性メモリに書き込まれる。したが
って、装置の電源がオフされたり、または、リセットあ
るいはリブートが実行された後であっても、新規に不揮
発性メモリを追加することなしにエラー情報を読み出す
ことが可能となる。さらに、エラー原因の特定を容易に
することが可能となる。
【0006】また本出願第3の発明は、本出願第1また
は第2の発明の情報処理装置において、前記不揮発性メ
モリに書き込まれた前記エラーステータス情報又は前記
アクセス履歴を、装置の外部から読み出すための外部ポ
ートを設けてなることを特徴とする。このように、本出
願第3の発明の情報処理装置によれば、エラー発生後、
不揮発性メモリに書き込まれた前記エラーステータス情
報と前記アクセス履歴とが何らかの原因により装置本体
で読みとることが不可能となった場合にも、外部ポート
を通して、不揮発性メモリに書き込まれた前記エラース
テータス情報と前記アクセス履歴とを、外部から読み出
すことが可能となる。
【0007】また本出願第4の発明は、装置内部又は外
部とのインターフェイスにおいてエラーが発生したと
き、そのエラーの詳細を示すエラーステータス情報をF
PGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)の論
理回路構成を記憶する不揮発性メモリに書き込むステッ
プを有することを特徴とする情報処理装置のエラー情報
保持方法である。。このように、本出願第4の発明の情
報処理装置のエラー情報保持方法によれば、装置内部又
は外部とのインターフェイスでエラーが発生したとき、
そのエラーの詳細を示すエラーステータス情報が、FP
GAの論理回路構成を記憶するために既に搭載されてい
る不揮発性メモリに書き込まれる。したがって、装置の
電源がオフされたり、または、リセットあるいはリブー
トが実行された後であっても、新規に不揮発性メモリを
追加することなしにエラー情報を読み出すことが可能と
なる。さらに、エラー原因の特定を容易にすることが可
能となる。
【0008】また本出願第5の発明は、本出願第4の発
明の情報処理装置のエラー情報保持方法において、装置
内部又は外部とのインターフェイスにおいてエラーが発
生したとき、そのエラーが発生するまでの装置内部又は
外部との間におけるアクセスの履歴を示すアクセス履歴
を前記不揮発性メモリに書き込むステップを有すること
を特徴とする。このように、本出願第5の発明の情報処
理装置のエラー情報保持方法によれば、装置内部又は外
部とのインターフェイスでエラーが発生したとき、その
エラーの詳細を示すエラーステータス情報だけでなく、
装置内部又は外部との間におけるアクセスの履歴を示す
アクセス履歴が、FPGAの論理回路構成を記憶するた
めに既に搭載されている不揮発性メモリに書き込まれ
る。したがって、装置の電源がオフされたり、または、
リセットあるいはリブートが実行された後であっても、
新規に不揮発性メモリを追加することなしにエラー情報
を読み出すことが可能となる。さらに、エラー原因の特
定を容易にすることが可能となる。
【0009】また本出願第6の発明は、本出願第4また
は第5の発明の情報処理装置のエラー情報保持方法にお
いて、前記不揮発性メモリに書き込まれた前記エラース
テータス情報又は前記アクセス履歴を、装置の外部から
読み出すステップを有することを特徴とする。このよう
に、本出願第6の発明の情報処理装置のエラー情報保持
方法によれば、エラー発生後、不揮発性メモリに書き込
まれた前記エラーステータス情報と前記アクセス履歴と
が何らかの原因により装置本体で読み出すことが不可能
となった場合にも、外部ポートを通して、不揮発性メモ
リに書き込まれた前記エラーステータス情報と前記アク
セス履歴とを、外部から読み出すことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
における情報処理装置及び情報処理装置のエラー情報保
持方法を図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本
発明の第一の実施の形態における情報処理装置の構成図
である。PCIカード102はPCIバス101に接続
され、FPGA103と、不揮発性メモリであるメモリ
104と、揮発性メモリであるローカルメモリ105
と、選択回路106とにより構成される。FPGA10
3はさらに、バスインターフェース制御部111と、内
部論理112と、メモリインターフェース制御部113
と、バストレーサ114と、CONFIG制御部115
と、エラー情報アクセス制御部116と、メモリトレー
サ117とにより構成される。FPGA103は、電源
投入を契機としてメモリ104に格納されているプログ
ラムに従い、FPGA103内の論理を構成する。バス
インターフェース制御部111は、PCIバス101と
のインターフェースを制御し、PCIバス101へのア
クセスに対し、以下のPCIバス仕様に規定されるエラ
ーの確認を行う。PCIバス仕様では、AD[31:0
0]信号線とC/BE[3:0]信号線に対してパリテ
ィが付与されていて、AD[31:00]とC/BE
[3:0]に対するパリティチェックを実行する。PC
Iバスの転送フェーズはアドレス転送フェーズとデータ
転送フェーズとに分けられる。転送フェーズがアドレス
転送フェーズであるときには、AD[31:00]はア
ドレスを転送し、C/BE[3:0]はコマンドを転送
する。転送フェーズがデータ転送フェーズにあるときに
は、AD[31:00]はデータを転送し、C/BE
[3:0]はバイトイネーブルを転送する。
【0011】内部論理112は、PCIカード102の
機能として必要な処理を実行するとともに、内部論理1
12内でパリティチェックや比較チェックなどを行い、
論理結果にエラーが発生していないことを保証する。内
部論理112はまた、その内部にエラーステータス11
8を有する。エラーステータス118は、バスインター
フェース制御部111、メモリインターフェース制御部
113、及び内部論理112によって確認される各エラ
ーの詳細を示すエラーステータス情報を格納する。メモ
リインターフェース制御部113は、内部論理112と
ローカルメモリ105との間におけるインターフェース
を仲介し、ローカルメモリ105から読み出されたデー
タに対してパリティチェックを実行する。バストレーサ
114は、PCIバス101上の自身以外のアクセスも
含め、バスインターフェース制御部111とPCIバス
101との間におけるすべてのアクセスの履歴であるP
CIバスアクセス履歴を、バスインターフェース制御部
111を介して格納する。CONFIG制御部115
は、メモリ104に格納されているプログラムに従って
構成される論理ではなく、予め固定的に埋め込まれてい
る論理である。CONFIG制御部115は、電源投入
を契機として動作し始め、メモリ104からFPGA1
03の論理を構成するためのプログラムを読み出す。エ
ラー情報アクセス制御部116は、エラー検出時に、エ
ラーステータス118に格納されているエラーステータ
ス情報と、バストレーサ114に格納されているPCI
バスアクセス履歴と、メモリトレーサ117に格納され
ているローカルメモリアクセス履歴とを、エラー関連情
報としてメモリ104に書き込む。また、エラー情報ア
クセス制御部116は、内部論理112からの指示によ
り、メモリ104に格納されているエラー関連情報を読
み出す。メモリトレーサ117は、内部論理112がメ
モリインターフェース制御部113を介して行うローカ
ルメモリ105への全アクセスの履歴であるローカルメ
モリアクセス履歴を格納する。
【0012】メモリ104は、書き換え可能な不揮発性
メモリであるEEPROMであり、その内部はFPGA
103の論理回路構成を記憶する領域と、エラー関連情
報を記憶する領域とに分けられる。図2は、メモリ10
4の領域構成図である。メモリ104のアドレス”00
000”から”XXXXX”までは、FPGA103内
の論理構成を記憶するFPGA論理構成情報領域であ
る。また、アドレス”XXXXX+1”から”ZZZZ
Z”までは、エラー関連情報を記憶するエラー情報領域
である。また、エラー情報領域は複数のエラー関連情報
を記憶できるように、複数の領域に分割されている。図
2では、アドレス”XXXXX+1”から”YYYY
Y”までが1つの領域となる。1つのエラー情報領域は
さらに、エラーステータス情報領域と、PCIバスアク
セス履歴領域と、ローカルメモリアクセス履歴領域とに
分けられる。ローカルメモリ105は、揮発性メモリで
あるDRAM(Dynamic Random Acc
ess Memory)である。ローカルメモリ105
は、FPGA103のメモリインターフェース制御部1
13を介して内部論理112からアクセスされ、内部論
理112で使用されるデータや内部論理112を制御す
るファームウェアを格納する。選択回路106は、CO
NFIG制御部115とエラー情報アクセス制御部11
6とからの、メモリ104に対するアドレス及び制御信
号を選択する。選択回路106は、エラー情報アクセス
制御部116からの指示がない場合には、CONFIG
制御部115の側を選択する。逆にエラー情報アクセス
制御部116からの指示がある場合には、エラー情報ア
クセス制御部116の側を選択する。
【0013】次に、図1及び図3を用いて本発明の第一
の実施の形態における情報処理装置のエラー情報保持方
法を利用したPCIカードの動作を説明する。図3は本
発明の第一の実施の形態における情報処理装置のエラー
情報保持方法を利用したPCIカードにおいてエラーが
検出されたときの動作図である。まず、PCIバス10
1にエラーが検出されたときの動作を詳細に説明する。
バスインターフェース制御部111はPCIバス101
にエラーを検出すると(ステップ1)、エラーが検出さ
れたことを示す信号をPCIバス101にアサートす
る。次に、バスインターフェース制御部111はバスト
レーサ114のPCIバスアクセス履歴を格納するバッ
ファを書き込み禁止にする(ステップ2)。これは、P
CIバスアクセス履歴を格納するバッファのエントリ数
には物理的に制限があり、バストレーサ114に対して
PCIバスアクセス履歴を通知するとPCIバスアクセ
ス履歴が上書きされてしまうので、それを防ぐためであ
る。次に、バスインターフェース制御部111はエラー
ステータス118に対し、PCIバスで検出されたエラ
ーの内容をエラーステータス情報として通知する(ステ
ップ3)。
【0014】次に、エラー情報アクセス制御部116
は、バストレーサ114に格納されているPCIバスア
クセス履歴と、メモリトレーサ117に格納されている
ローカルメモリアクセス履歴と、エラーステータス11
8に格納されているエラーステータス情報とを、エラー
関連情報としてメモリ104に書き込む(ステップ
4)。このとき選択回路106は、CONFIG制御部
115で使用されるメモリ104に対するアドレス線と
制御線との切り換えを行う。選択回路106はエラー情
報アクセス制御部116から指示の指示により、エラー
情報アクセス制御部116からのアドレス及び制御信号
を選択し、その結果、エラー関連情報がメモリ104に
書き込まれる。その後バスインターフェース制御部11
1はバストレーサ114に対して、PCIバスアクセス
履歴を通知する。PCIバス101にエラーが検出され
るときは、PCIバス101の転送フェーズの違いによ
り詳細には2種類の動作が存在する。PCIバス101
がアドレス転送フェーズにあるときは、PCIバス10
1に検出されるエラーはアドレスパリティエラーであ
る。このときバスインターフェース制御部111がPC
Iバス101にアサートする信号は、致命的なエラーを
検出したことを示すSERR信号である。またエラース
テータス118に対しては、PCIバスのアドレス転送
フェーズでエラーが検出されたことを通知する。一方、
PCIバス101がデータ転送フェーズにあるときは、
PCIバス101に検出されるエラーはデータパリティ
エラーである。このときバスインターフェース制御部1
11がPCIバス101にアサートする信号は、データ
パリティエラーが検出されたことを示すPERR信号で
ある。またエラーステータス118に対しては、PCI
バスのデータ転送フェーズでエラーが検出されたことを
通知する。
【0015】次に、内部論理112の内部でエラーが検
出されたときの動作を詳細に説明する。内部論理112
の内部にエラーが検出されると(ステップ5)、PCI
バス101にエラーが検出されたときと同様に、バスイ
ンターフェース制御部111はバストレーサ114のP
CIバスアクセス履歴を格納するバッファを書き込み禁
止にする。同様に、メモリトレーサ117のローカルメ
モリアクセス履歴を格納するバッファも書き込み禁止に
する(ステップ6)。次に、内部論理112はエラース
テータス118に対し、内部論理112内のどの機能で
エラーが検出されたかをエラーステータス情報として通
知する(ステップ7)。続けて、PCIバス101にエ
ラーが検出されたときと同様に、エラー情報アクセス制
御部116は、PCIバスアクセス履歴と、ローカルメ
モリアクセス履歴と、エラーステータス情報とを、エラ
ー関連情報としてメモリ104に書き込む(ステップ
8)。このときの選択回路106の切り替え動作も、P
CIバス101にエラーが検出されたときと同様に行わ
れる。その後バスインターフェース制御部111はバス
トレーサ114に対してPCIバスアクセス履歴を通知
し、また、メモリインターフェース制御部113はメモ
リトレーサ117に対してローカルメモリアクセス履歴
を通知する。
【0016】次に、ローカルメモリ105から読み出さ
れたデータにエラーが検出されたときの動作を詳細に説
明する。メモリインターフェース制御部113はローカ
ルメモリ105から読み出されたデータにパリティエラ
ーを検出すると(ステップ9)、内部論理112の内部
でエラーが検出されたときと同様に、メモリトレーサ1
17のローカルメモリアクセス履歴を格納するバッファ
を書き込み禁止にする(ステップ10)。次に、メモリ
インターフェース制御部113はエラーステータス11
8に対して、ローカルメモリ105から読み出されたデ
ータに検出されたパリティエラーの内容をエラーステー
タス情報として通知する(ステップ11)。続けて、P
CIバス101または内部論理112の内部でエラーが
検出されたときと同様に、エラー情報アクセス制御部1
16は、PCIバスアクセス履歴と、ローカルメモリア
クセス履歴と、エラーステータス情報とを、エラー関連
情報としてメモリ104に書き込む(ステップ12)。
このときの選択回路106の切り替え動作も、PCIバ
ス101にエラーが検出されたとき、または内部論理1
12の内部でエラーが検出されたときと同様に行われ
る。その後メモリインターフェース制御部113はメモ
リトレーサ117に対して、ローカルメモリアクセス履
歴を通知する。
【0017】次に、本発明の第二の実施の形態における
情報処理装置及び情報処理装置のエラー情報保持方法を
図4を参照して説明する。図4は、本発明の第二の実施
の形態における情報処理装置の構成図である。図4にお
いて、PCIバス401、メモリ404、ローカルメモ
リ405、選択回路406、PCIバスインターフェー
ス制御部411、CONFIG制御部415、エラー情
報アクセス制御部416は、本発明の第一の実施の形態
におけるPCIバス101、メモリ104、ローカルメ
モリ105、選択回路106、バスインターフェース制
御部111、CONFIG制御部115、エラー情報ア
クセス制御部116とそれぞれ同様である。図4に示さ
れる様に、PCIカード402は、MPU(マイクロプ
ロセッサ)407を有する。PCIカード402では、
本発明の第一の実施の形態におけるバストレーサ114
とメモリトレーサ117とが、FPGA403ではなく
MPU407に備えられ、それぞれの機能を実現する。
またPCIカード402では、本発明の第一の実施の形
態におけるエラーステータス118が、内部論理412
ではなくMPU407に備えられ、その機能を実現す
る。さらにMPU407は、MPU407内部における
エラーを確認する。FPGA403は、本発明の第一の
実施の形態におけるバストレーサ114とメモリトレー
サ117とを有していない点を除くと、本発明の第一の
実施の形態におけるとFPGA103と同等であるが、
さらにMPU/FW情報収集制御部414を有する。内
部論理412は、本発明の第一の実施の形態におけるエ
ラーステータス118を有していない点を除くと、本発
明の第一の実施の形態におけると内部論理112と同等
である。ローカルバスインターフェース制御部413
は、ローカルバス408を介してローカルメモリ405
及びMPU407とに接続され、この2つの装置と内部
論理412との間におけるインターフェースを仲介す
る。MPU/FW情報収集制御部414は、FPGA4
03またはMPU407でエラーが検出されると、MP
U407に格納されているエラーステータス情報とロー
カルメモリ405に格納されているファームウェアトレ
ース情報とをローカルバスインターフェース制御部41
3を介して収集する。収集されたエラーステータス情報
とファームウェアトレース情報とは、エラー情報アクセ
ス制御部416によりメモリ404へ書き込まれる。
【0018】次に、本発明の第三の実施の形態における
情報処理装置及び情報処理装置のエラー情報保持方法を
図5を参照して説明する。図5は、本発明の第三の実施
の形態における情報処理装置の構成図である。図5にお
いて、PCIバス501、メモリ504、選択回路50
6、バスインターフェース制御部511、CONFIG
制御部515、エラー情報アクセス制御部516は、本
発明の第一の実施の形態におけるPCIバス101、メ
モリ104、選択回路106、バスインターフェース制
御部111、CONFIG制御部115、エラー情報ア
クセス制御部116とそれぞれ同様である。図5に示さ
れる様に、PCIカード502には外部ポート514
が、また、FPGA503には外部ポート制御部513
が備えられており、外部ポート制御部513と外部ポー
ト514とは互いに接続されている。外部ポート制御部
513は、外部ポート514よりメモリ504のエラー
関連情報を読み出すことのできる機能を備える。バスイ
ンターフェース制御部511に固定的な障害が発生し、
メモリ504からエラー関連情報をPCIバス501を
通して読み出すことができなくなった場合には、外部ポ
ート514を通してエラー関連情報を読み出す。
【0019】以上説明した実施の形態においては本発明
をPCIカードに利用した例を用いて説明したが、FP
GAの論理回路構成を記憶する不揮発性メモリを搭載す
る他の情報処理装置であっても構わない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実施の形
態における情報処理装置及び情報処理装置のエラー情報
保持方法によると、次のような利点が得られる。装置の
電源がオフされたり、または、リセットあるいはリブー
トが実行された後であっても、新規に不揮発性メモリを
追加することなく、エラーの詳細及びエラー発生までの
装置本体におけるアクセス履歴を読み出すことが可能と
なる。さらに、修理のために装置が工場の戻されてきた
場合、装置に元々搭載されている不揮発性メモリ内にエ
ラー情報とアクセス履歴とを記憶しているため、工場に
戻されてきた装置からエラー情報を読み出し、修理箇所
を特定し、エラー発生直前の装置の状態に戻すことが容
易になる。さらにまた、外部装置と接続されるバスにお
いてエラーが発生した際にも、エラーの詳細及びエラー
発生までの前記バスと装置本体の間におけるバスアクセ
ス履歴を読み出すことが可能となる。さらにまた、エラ
ー発生後、不揮発性メモリに書き込まれた前記エラース
テータス情報と前記アクセス履歴とが何らかの原因によ
り装置本体で読み出すことが不可能となった場合にも、
外部ポートを通して、不揮発性メモリに書き込まれた前
記エラーステータス情報と前記アクセス履歴とを、外部
から読み出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における情報処理装
置の構成図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態におけるFPGA用
不揮発性メモリの領域構成図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態における情報処理装
置の動作図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態における情報処理装
置の構成図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態における情報処理装
置の構成図である。
【符号の説明】
101、401、501 PCIバス 102、402、502 PCIカード 103、403、503 FPGA 104、404、504 メモリ 105、405 ローカルメモリ 106、406、506 選択回路 111、511 バスインターフェース制御部 112、412、512 内部論理 113 メモリインターフェース制御部 114 バストレーサ 115、415、515 CONFIG制御部 116、416、516 エラー情報アクセス制御部 117 メモリトレーサ 118 エラーステータス 407 MPU 408 ローカルバス 411 PCIバスインターフェース制御部 413 ローカルバスインターフェース制御部 414 MPU/FW情報収集制御部 513 外部ポート制御部 514 外部ポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FPGA(フィールドプログラマブルゲー
    トアレイ)と、係るFPGAの論理回路構成を記憶する
    と共に、装置内部又は外部とのインターフェイスで発生
    するエラーの詳細を示すエラーステータス情報を記憶す
    る不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリから前記FP
    GAの論理を構成するためのプログラムを読み出すCO
    NFIG制御部と、前記エラーステータス情報を前記不
    揮発性メモリに書き込むエラー情報アクセス制御部と、
    前記CONFIG制御部と前記エラー情報アクセス制御
    部とからの、前記不揮発性メモリに対するアドレス及び
    制御信号を選択する選択回路と、を設けてなることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記不揮発性メモリはさらに、装置内部又
    は外部との間におけるアクセスの履歴を示すアクセス履
    歴を記憶し、前記エラー情報アクセス制御部はさらに、
    前記アクセス履歴を前記不揮発性メモリに書き込むこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記不揮発性メモリに書き込まれた前記エ
    ラーステータス情報又は前記アクセス履歴を、装置の外
    部から読み出すための外部ポートを設けてなることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】装置内部又は外部とのインターフェイスに
    おいてエラーが発生したとき、そのエラーの詳細を示す
    エラーステータス情報をFPGA(フィールドプログラ
    マブルゲートアレイ)の論理回路構成を記憶する不揮発
    性メモリに書き込むステップを有することを特徴とする
    情報処理装置のエラー情報保持方法。
  5. 【請求項5】装置内部又は外部とのインターフェイスに
    おいてエラーが発生したとき、そのエラーが発生するま
    での装置内部又は外部との間におけるアクセスの履歴を
    示すアクセス履歴を前記不揮発性メモリに書き込むステ
    ップを有することを特徴とする請求項4に記載の情報処
    理装置のエラー情報保持方法。
  6. 【請求項6】前記不揮発性メモリに書き込まれた前記エ
    ラーステータス情報又は前記アクセス履歴を、装置の外
    部から読み出すステップを有することを特徴とする請求
    項4又は請求項5に記載の情報処理装置のエラー情報保
    持方法。
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