JP2002099464A - チップ搭載システムのための再構成可能なメモリ・マップ - Google Patents

チップ搭載システムのための再構成可能なメモリ・マップ

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JP2002099464A
JP2002099464A JP2001175391A JP2001175391A JP2002099464A JP 2002099464 A JP2002099464 A JP 2002099464A JP 2001175391 A JP2001175391 A JP 2001175391A JP 2001175391 A JP2001175391 A JP 2001175391A JP 2002099464 A JP2002099464 A JP 2002099464A
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Roger May
ロジャー・メイ
Andrew Draper
アンドリュー・ドレイパー
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Altera Corp
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Altera Corp
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    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/06Addressing a physical block of locations, e.g. base addressing, module addressing, memory dedication
    • G06F12/0646Configuration or reconfiguration
    • G06F12/0653Configuration or reconfiguration with centralised address assignment

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Microcomputers (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセッサ、リプログラマブル・メモリ、プ
ログラマブル・ロジック・デバイスなどを含むシステム
のための再構成可能なメモリ・マップおよびそれに関連
する再構成の方法を提供する。 【解決手段】 プログラマブル・ロジック・デバイス
(PLD)と、中央処理ユニット(CPU)と、そのC
PUと通信する複数の構成可能レジスタとを備える。そ
の構成可能なレジスタは、PLDに関連付けされたユー
ザ指定のアドレス情報を受け入れ、かつそれをストアす
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル・シス
テムに関する。より具体的には、本発明は、チップ搭載
システム(SoC)のための再構成可能なメモリ・マッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル・マイクロコンピュー
タ・システムを構成する基本コンポーネントには、クロ
ック・ジェネレータ、マイクロプロセッサ、プログラム
・メモリ(すなわち、読み出し専用メモリ(RO
M))、データ・メモリ(すなわち、ランダム・アクセ
ス・メモリ(RAM))、およびペリフェラル・インタ
ーフェースがある。ペリフェラル・インターフェース
は、プリンタ、キーボードおよびディスプレイ・ユニッ
ト等の入力/出力(I/O)デバイス(すなわち、ペリ
フェラル・デバイス)にシステム・バスに対するインタ
ーフェースを提供するように動作する。マイクロプロセ
ッサは、包括的な名称としての内部システム・バスを構
成するパラレル信号ラインを介してシステムの他のエレ
メントと通信する。通常、システム・バスは、アドレス
・バス、データ・バスおよびコントロール・バスという
ように、その機能面から見た名前を用いて参照される。
マイクロプロセッサは、アドレス・バスを介してメモリ
(すなわち、プログラム・メモリおよびデータ・メモ
リ)のアドレシングを行う。また事実上、メモリおよび
ペリフェラル・デバイスがパラレルに構成されているこ
とから、マイクロプロセッサは、アドレス・バスを介し
て(ペリフェラル・インターフェースを介してアクセス
される)ペリフェラル・デバイスアドレッシングも行
う。上述の態様に従って設計されたシステムにおいて
は、マイクロプロセッサが上記のアドレッシング・スキ
ームに基づいてメモリおよびペリフェラル・デバイスに
アクセスするので、メモリ−マップI/Oを有している
という表現が用いられる。
【0003】マイクロプロセッサが生成することができ
るアドレスの総セットは、一般に、そのシステムの「ア
ドレス空間」と呼ばれている。従来のマイクロプロセッ
サ−ベースのシステムは、設計時にアドレス空間があら
かじめ定義され、あるいは「固定」される。言い換える
と、すべてのアドレスは、メモリおよびペリフェラル・
デバイスの両方に関して、そのシステムのアドレス空間
内において恒久的に固定されていることになる。これら
のアドレス特性が固定された後は、アドレッシングは固
定アドレス・マップ(マップ内に非メモリ・ペリフェラ
ル・デバイスが含まれているにもかかわらず、しばしば
「メモリ・マップ」と呼ばれることもある)に従う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、組み
込まれたプロセッサ、リプログラマブル(再プログラミ
ング可能)メモリ、およびプログラマブル・ロジック・
デバイス(たとえばPLD)を包含するシステムのため
の、再構成可能なメモリ・マップおよびそれに関連する
再構成の方法が開示されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面にお
いては、1つの半導体チップ上のディジタル・システム
がプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD);中
央処理ユニット(CPU);および、CPUと通信する
複数の構成可能レジスタであって、PLDに関連付けさ
れたユーザ指定のアドレス情報を受け入れ、かつそれを
ストアするように構成された複数の構成可能レジスタを
備える。
【0006】本発明の第2の側面においては、プログラ
マブル・ロジック・デバイス(PLD)および中央処理
ユニット(CPU)を有する1つの半導体チップ上のデ
ィジタル・システムのためのメモリ・マップを指定する
方法が開示されている。この方法は、システムに結合さ
れた外部のコンフィグレーション・デバイスから、複数
のあらかじめ決定された、対応する複数のシステム・リ
ソースに対応するベース・アドレスおよびアドレス範囲
を指定するレジスタ・パターンをダウンロードするステ
ップを包含する。
【0007】本発明の第3の側面においては、ディジタ
ル・システムのためのメモリ・マップを指定する方法が
開示されている。この方法は、システムをパワー・アッ
プするステップ;複数のメモリ・マップ・レジスタをデ
フォルト値に設定するステップ;ストレージ・デバイス
が供給するブート・データからシステムをブートするス
テップ;および、メモリ・アドレス・レジスタのグルー
プに対し、レジスタ・アドレス情報を提供するステップ
であって、そのアドレス情報が、対応するシステム・コ
ンポーネントに関するベース・アドレスおよび範囲を指
定するものであるステップ;を含む。
【0008】以下に示す説明および添付の図面は、本発
明の本質および利点のより良い理解を提供することにな
ろう。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、特に、たとえばチップ
搭載システム(SoC:System on Chip)における使用
のための完全に再構成可能なメモリ・マップに向けられ
ている。従来のシステムは、固定メモリ・マップを有し
ているが、それは、ペリフェラルおよびメモリのための
アドレス空間が設計時に固定されていることを意味す
る。本発明は、メモリ・マップ内を占有する各メモリお
よびペリフェラル・デバイスの開始(または「ベー
ス」)アドレスおよびサイズ(または「領域」)といっ
たアドレッシングの取り決めをユーザが修正できる機能
を提供する。ここで、本発明のメモリ・マップに係る側
面を説明する前に、メモリ・マップが関係すると考えら
れる環境について説明する。
【0010】図1は、ディジタル・システム10のブロ
ック図であり、本発明の実施形態との関係が考えられる
環境を提供するシステム示している。このシステムは、
単一のボード、複数のボード、さらには複数の筐体内に
備えられることもある。図1は、プログラマブル・ロジ
ック・デバイス106が使用されているシステム10を
示している。プログラマブル・ロジック・デバイスは、
現在のところ、たとえばAltera(オルテラ)のM
AX(登録商標)、FLEX(登録商標)、およびAP
EXTM(商標)シリーズのPLDによって代表され
る。
【0011】図1に示した特定の実施形態において半導
体デバイス100は、メモリ102およびI/O 10
4に結合されており、プログラマブル・ロジック・デバ
イス(PLD)106および、各種のコンポーネント、
中でも特にCPU(またはプロセッサ)109を含む組
込みロジック107を含んでいる。システム10は、デ
ィジタル・コンピュータ・システム、ディジタル信号プ
ロセッシング・システム、専用ディジタル交換網、また
はその他のプロセッシング・システムとすることができ
る。さらに、この種のシステムは、たとえば、純粋に例
示のみを目的として列挙するが、テレコミュニケーショ
ン・システム、自動車システム、コントロール・システ
ム、コンシューマ・エレクトロニクス、パーソナル・コ
ンピュータその他等の各種広範な応用に向けて設計する
ことができる。
【0012】図2は、もう1つの例として示したディジ
タル・システム20のブロック図であり、本発明の実施
形態との関係が考えられる環境を提供する別のシステム
20示している。このバス・アーキテクチャは、バス・
マスタ200、201、202、ならびに204を備え
ている。そのそれぞれは、システム内の1ないしは複数
のペリフェラル、たとえばメモリ206およびその他の
ペリフェラル208〜216、たとえばI/Oデバイス
等と、ブリッジ218〜224を介して通信することが
できる。各バス・マスタの基本的な機能は、それに関連
付けされているバスのマネジメントおよびそのバスにい
ずれのデバイスがアクセスし得るかということのコント
ロールである。ブリッジ218〜224は、第1のクロ
ック・ドメイン内のバス・マスタと、第2のクロック・
ドメイン内のペリフェラルとの間の通信を可能にするよ
うに機能し、それにより、各ブリッジ上のコンポーネン
トは、個別の最適化された速度で動作することが可能に
なる。ブリッジは、好ましくは、第1のブリッジのクロ
ック・レートでデータを受け入れ、第2のバスのクロッ
ク・レートで第2のバスにデータを書き出す先入れ先出
し(FIFO)バッファを含むことによってこれを達成
する。各バス・マスタが異なるバス上の異なるペリフェ
ラルにアクセスしている間は、複数のバス・マスタが、
バス・アクセスのコンテンションの問題を招くことなく
異なるバス上の異なるペリフェラルと同時に通信できる
ので、ブリッジ218〜224の使用によってシステム
・パフォーマンスの向上が導かれる。言い換えれば、本
発明のこの実施形態は、プロセッシング・エレメント独
自のクロック・ドメイン226〜232を用いたプロセ
ッシング・エレメントの区分を提供し、かつ、クロック
・ドメイン226〜232を横断してバス上の他のデバ
イスとの通信を可能にするブリッジ218〜224を提
供する。それにもかかわらず、システム20のバス・ア
ーキテクチャは、複数のバス・マスタ、たとえばバス・
マスタ200および202による同一バスの共有にも適
合する充分な柔軟性を有している。その場合の唯一の条
件は、これらのバス・マスタが同一周波数で動作するこ
とである。各クロック・ドメインは、独立したクロック
・ソースから導くことも可能であり、また1ないしは複
数のクロック・ソースを分周したもの導くことも可能で
ある。なお、図2の実施形態においては、特定数のバス
・マスタおよびペリフェラル・デバイスが示されている
が、この数は単なる例示に過ぎず、任意数のバス・マス
タ、バス、ブリッジおよびペリフェラルを有する設計が
可能であり、したがってそれが本発明の範囲に含まれる
ことを理解する必要がある。
【0013】図3は、さらに別の例として示したディジ
タル・システム20のブロック図であり、本発明の実施
形態との関係が考えられる環境を提供する別のシステム
示している。ペリフェラルに対するアクセスは、2ない
しはそれ以上のバスからなるバス構造によって接続され
た多数のバス・マスタによってコントロールされ、その
いずれのバスも、たとえばアドバンスト・マイクロコン
トローラ・バス・アーキテクチャ(AMBA)オープン
標準に準拠したバスであるアドバンスト・ハイ−パフォ
ーマンス・バス(AHB)とすることができる。例示し
たこの環境には、プロセッサ300、PLDマスタ30
2およびコンフィグレーション・ロジック304を含む
3つのバス・マスタが存在する。これらのバス・マスタ
300〜304は、アドレスおよびコントロール情報を
提供することによって、読み出しおよび書き込みオペレ
ーションを開始することができる。プロセッサ300
は、第1のバス306(たとえば、32ビットAHBバ
ス)に接続されている。第1のバス306には、さらに
同期型ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(S
DRAM)コントローラ308、オン−チップ・スタテ
ィック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)(シ
ングル・ポート310およびデュアル・ポート31
2)、プロセッサ専用ペリフェラル(たとえば、割り込
みコントローラ314およびワッチドッグ・タイマ31
6)も接続されている。機能テストのためにテスト・イ
ンターフェース・コントローラ(TIC)318を第1
のバス306に接続することもできる。そのほかのバス
・マスタ、すなわちこの例においてはPLDマスタ30
2およびコンフィグレーション・ロジック304は、第
2のバス307を共有する。第2のバス307は、許容
可能な程度において、前述した第1のバス306に接続
されているプロセッサ300に必要となるメモリ・アク
セス速度より低い、PLDマスタ302およびコンフィ
グレーション・ロジック304によるメモリ・アクセス
速度の提供が可能な、たとえば標準の32ビットAHB
バスとすることができる。同様に、比較的大きな待ち時
間許容度を伴ってアクセス可能なペリフェラルを第2の
バス307に接続することができる。第2のバス307
に接続されるモジュールとしては、たとえば、ユニバー
サル非同期トランシーバ(UART)320、バス拡張
322、タイマ324、クロック・ジェネレータ32
6、リセット/モード・コントローラ328、SDRA
Mメモリ・コントローラ308、および、シングルおよ
びデュアル・オン−チップ・スタティック・ランダム・
アクセス・メモリ(SRAM)310および312が挙
げられる。第2のバス307は、PLDスレーブ・ブリ
ッジ332およびPLDマスタ・ブリッジ334にも接
続され、そのそれぞれは、第3のバス336および第4
のバス338をそれぞれ介してシステム内のPLD(図
3には示していない)とインターフェースする。これら
の第3のバス336および第4のバス338は、たとえ
ば標準32ビットAHBバスとすることができる。
【0014】このほかにも、本発明のメモリ・マップに
係る側面が関連すると考えられるシステム環境が多く存
在することを理解する必要がある。したがって上記の複
数バス環境は、単なる例示に過ぎず、そのほかのシステ
ム環境も可能である。たとえば、可能性としては、単一
のシステム・バスを有するシステム環境にメモリ・マッ
プに係る本発明の側面が関連することもあり得る。
【0015】以上は、環境に関する本発明の実施形態を
例示した説明であり、続いて、本発明の実施形態に従っ
たメモリ・マップの例について説明する。
【0016】本発明の一実施形態によれば、リソースの
物理マッピングが、たとえばフラッシュ・メモリ、SD
RAM、および(図3に示したような)シングルおよび
/またはデュアル・ポートSRAM、および/またはP
LD等のコンポーネント用の固有アドレス空間の割り当
てを含む。特定の例として、図4に示したシステム・コ
ンポーネントを考える。図示したように、フラッシュ・
メモリをオフ−チップを備え、1ないしは複数のチップ
を包含させ、バス拡張322に結合することができる。
SDRAMについても、メモリ・コントローラ、たとえ
ば図3に示したメモリ・コントローラ330に結合させ
てオフ−チップで備えることができる。またオン−チッ
プのシングルおよびデュアル・ポートSRAMは、第1
のバス306と第2のバス307の間に結合されてい
る。図には示していないが、このほかのデバイスをマッ
プすることもできる。たとえば、メモリ・マップ・レジ
スタをマップすることも可能であり、当該メモリ・マッ
プ・レジスタを、システム・リソースに関するアドレッ
シング情報をストアするように構成する。図5は、一例
の4ギガバイトのメモリ空間内における、例として挙げ
るサイズおよび数を有するこれらのコンポーネントの一
部について要約したものである。なお、図示したメモリ
・マップのサイズ、コンポーネントのタイプ、および各
コンポーネントのサイズ(バイト単位)が一例に過ぎな
いことをここで強調しておく。
【0017】例示した上記のコンポーネントに関するメ
モリ・マップは、多数の再構成可能なメモリ・マップ・
レジスタによって指定することができる。概して、各レ
ジスタは、たとえば32ビットのレジスタに関して図6
に示したように、ベース・アドレス、サイズ、およびア
クセスのタイプを指定する。例示したこの32ビットの
アドレスは、4ギガバイトのアドレス空間を扱うことが
できる。図3に示した一例のシステム30においては、
第2のバス307からこれらのレジスタにアクセスさ
れ、その結果、プロセッサ300またはコンフィグレー
ション・ロジック304のいずれによるこれらへのアク
セスも可能になる。ユーザは、各メモリ・コンポーネン
トまたはペリフェラルのアドレス範囲のベース・アドレ
ス、アドレス範囲、プリ−フェッチ・ステータス、およ
びイネーブル/ディセーブルについて、セットまたは修
正を行うことができる。
【0018】図6に示したレジスタの第0ビットの上に
付されているラベル「EN」は、それがセットされてい
るとき、この特定のレジスタに関連付けされているメモ
リ範囲のデコードがイネーブルになることを意味してい
る。このレジスタの第1ビット(「NP」、つまり「プ
リ−フェッチなし」のラベルが付されている)は、この
レジスタに関連付けされた領域にアクセスするときのブ
リッジ(たとえば図3におけるブリッジ318〜32
4)の振る舞いをコントロールする。このビットがセッ
トされていなければ、その領域に対するアクセスは、
(たとえば、次の1キロバイト先の境界までの)先への
読みとなり、速度に対して書き込みは遅延される。この
ビットがセットされていると、その領域に対するアクセ
スは、直前のアクセスが完了するまで遅延される。この
レジスタの「サイズ」フィールドは、関連付けされたデ
バイス用に予約されたアドレスの範囲を示し、この例に
おいては、次の式に従う:「サイズ」=log2(領域
のサイズ)−1。つまり、たとえば1メガバイトの領域
であれば、「サイズ」が19に等しくなる。このレジス
タのビット14からビット31までは、デバイスのアド
レス範囲に関するベース・アドレスを指定する。
【0019】図6を参照すると、本発明の一実施形態に
従って、メモリ・マップ・レジスタと物理メモリを関連
付けする方法が示されている。本発明のこの側面を例示
するために2つのメモリ・マップ・レジスタ601、6
02を示しているが、任意数のレジスタが可能であるこ
とを理解する必要がある。メモリ・マップ・レジスタ6
01および602のそれぞれは、リソース1および2に
関する、ベース・アドレス、アドレス範囲(つまりサイ
ズ)、イネーブル(EN)およびプリ−フェッチ・ステ
ータスを指定する。リソース1および2用に予約された
ベース・アドレスおよびサイズは、それぞれ矢印606
ならびに607および矢印608ならびに609によっ
て示されるように、物理メモリ605にマップされる。
メモリ・マップ・レジスタ601および602に対する
ロードは、デフォルトのコンフィグレーション・ソース
610、フラッシュ・メモリ612またはコンフィグレ
ーション・ロジック・ソース324によって提供される
データに従って行うことができる。メモリ・マップ・レ
ジスタ601および602の物理ロケーションは、好ま
しくは、図3に例示したシステム30に示されるような
リセット/モード・コントローラ328内とするが、そ
れに限定する意図はない。
【0020】本発明の別の実施形態では、システムのリ
セット・オペレーションの後、ベース・アドレスが適当
な数、たとえば0x7FFFF000にセットされる。
このベース・アドレスは、メモリ範囲が他のデバイス用
に予約された範囲とオーバーラップしない限り再構成可
能である。ただしこの例においては、最小範囲の16キ
ロバイトが確保されなければならない。
【0021】本発明の別の実施形態においては、システ
ムがパワー・アップされると、デフォルトのメモリ・マ
ップが、メモリ・マップのコンフィグレーションを行う
ために使用されるレジスタに関するレジスタ領域を指定
する。変形実施例においては、フラッシュ・メモリから
システムをブートすることができる。フラッシュ・メモ
リを使用する場合には、フラッシュ・メモリ領域の開始
アドレスが、たとえばシステム・プロセッサのリセット
・ベクトル(つまり、プロセッサがコードの実行を開始
するベクトル)にマップされる。それに加えて、フラッ
シュ・メモリからプロセッサをブートする場合には、プ
ロセッサからのコードをレジスタ・エリアに書き込み、
たとえばオン−チップSRAM、PLDスレーブ・イン
ターフェース等(図4参照)のリソースを選択的にイネ
ーブルし、さらにメモリ・マップ内に希望のアドレス範
囲を指定することができる。プロセッサは、メモリ・マ
ップの指定後に、適切なレジスタ内のディセーブル・ビ
ットをセットすることによって、メモリ・マップからそ
のレジスタ領域を削除することができる。
【0022】さらに別の実施形態においては、プロセッ
サをフラッシュ・メモリからブートしない場合に、外部
コンフィグレーション・デバイスをシステムに結合し、
適切なレジスタ・パターンを供給することができる。こ
の状況においては、パターンが、コンフィグレーション
・ロジック404(図4参照)のコンフィグレーション
・ポートを介してダウンロードされる。続いてコンフィ
グレーション・ロジック404が、第2のバス407上
のレジスタ領域に書き込みを行う。ダウンロードおよび
レジスタ内のメモリ・マップのセットアップが完了する
と、プロセッサは、そのリセット・ベクトルからブート
を開始することができる。
【0023】本発明の別の実施形態によれば、再構成可
能なメモリ・マップからもたらされる柔軟性から、PL
Dスレーブに関連付けされているメモリ領域を除くすべ
てのメモリ領域をディセーブルするオプションが提供さ
れ、その結果、プロセッサ400によるすべてのメモリ
・アクセスがPLDに指向されることになる(図4参
照)。本発明のこの側面は、たとえばプロトタイプ作成
等において、ユーザが全アドレス空間(たとえば、図5
に要約した全4ギガバイトのアドレス空間)をPLDに
マップすることを希望する場合などに役立つ。これによ
りユーザは、組込みロジック内にインスタンスが作られ
るプロセッサおよびPLD内のその他のすべてのハード
ウエアを伴うシステムのプロトタイプを作成することが
できる。
【0024】まとめると、本発明は、チップ搭載システ
ム内に組み込むことができる再構成可能なメモリ・マッ
プの方法および装置を開示している。なお、好ましい実
施形態を例示した以上の説明は、説明の目的で示したも
のである。それが網羅的であること、ないしは本発明を
ここに説明した厳格な形に限定することはその意図にな
く、上記の教示に照らして修正および変形は可能であ
る。つまり、本発明の真の範囲ならびに精神は、そこに
あるのではなく、特許請求の範囲およびその等価概念に
よって示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一例として示したディジタル・システムであっ
て、本発明の実施形態との関連が考えられる環境をもた
らすディジタル・システム10のブロック図である。
【図2】もう1つの例として示したディジタル・システ
ムであって、本発明の実施形態との関連が考えられる環
境をもたらす別のディジタル・システム20のブロック
図である。
【図3】さらに別の例として示したディジタル・システ
ムであって、本発明の実施形態との関連が考えられる環
境をもたらすさらに別のディジタル・システム30のブ
ロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に従った、4ギガバイトの
アドレス空間に関するリソースの物理マッピングの一例
を示している。
【図5】本発明の一実施形態に従って、ベース・アドレ
ス、サイズ、および許容されるアクセスのタイプを指定
する一例の再構成可能レジスタを示している。
【図6】本発明の一実施形態に従って再構成可能レジス
タを物理メモリに関連付ける方法の一例を示している。
【符号の説明】
601 リソース1、602 リソース2、605 物
理マップ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/78 510 G06F 15/78 510G Fターム(参考) 5B005 JJ00 RR02 5B014 HB01 HB28 5B060 AB25 AC10 AC11 5B061 FF05 GG02 5B062 DD02 DD05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの半導体チップ上のディジタル・シ
    ステムにおいて:プログラマブル・ロジック・デバイス
    (PLD);中央処理ユニット(CPU);および、 前記CPUと通信する複数の構成可能レジスタであっ
    て、前記PLDに関連付けされたユーザ指定のアドレス
    情報を受け入れ、かつそれをストアするように構成され
    た複数の構成可能レジスタ;を備えることを特徴とする
    システム。
  2. 【請求項2】 前記レジスタは、構成後の再構成が可能
    であることを特徴とする前記請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ指定のアドレス情報は:ベー
    ス・アドレス、すなわちそれにおいてリソースをアドレ
    スすることができるベース・アドレス;および、 アドレス範囲、すなわちその内側において前記ベース・
    アドレスをアドレスすることができるアドレス範囲;を
    包含することを特徴とする前記請求項1記載のシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記アドレス情報は、さらに、前記アド
    レス範囲に許容されているアクセスのタイプを包含する
    ことを特徴とする前記請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 各レジスタは、構成可能なレジスタ・ベ
    ース・アドレスおよびレジスタ・アドレス範囲によって
    指定されることを特徴とする前記請求項1記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 ユーザは、前記PLDに関するベース・
    アドレスおよび範囲を指定するレジスタを除いた前記1
    ないしは複数のレジスタのすべてをディセーブルするこ
    とが可能であることを特徴とする前記請求項1記載のシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記CPUは、第1のクロック・ドメイ
    ン内の第1のシステム・バスに結合されており、前記レ
    ジスタは、第2のクロック・ドメイン内の第2のシステ
    ム・バスに結合されていることを特徴とする前記請求項
    2記載のシステム。
  8. 【請求項8】 プログラマブル・ロジック・デバイス
    (PLD)および中央処理ユニット(CPU)を有する
    1つの半導体チップ上のディジタル・システムのための
    メモリ・マップを指定する方法において:前記システム
    に結合された外部のコンフィグレーション・デバイスか
    ら、複数のあらかじめ決定されたレジスタ・パターンで
    あって、対応する複数のシステム・リソースに関する対
    応するベース・アドレスおよびアドレス範囲を指定する
    レジスタ・パターンをダウンロードするステップ;を包
    含することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 さらに:各レジスタ・パターンを、前記
    システムのリセット・コントローラ内のレジスタにスト
    アするステップ;を包含することを特徴とする前記請求
    項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記PLDに関連付けされたアドレス
    範囲を除くすべてのアドレス範囲をディセーブルするこ
    とが可能であり、それによってシステム・プロセッサに
    よるすべてのメモリ・アクセスを前記関連付けされたP
    LDに指向できることを特徴とする前記請求項8記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 ディジタル・システムのためのメモリ
    ・マップを指定する方法において:前記システムをパワ
    ー・アップするステップ;複数のメモリ・マップ・レジ
    スタをデフォルト値に設定するステップ;ストレージ・
    デバイスが供給するブート・データから前記システムを
    ブートするステップ;および、メモリ・アドレス・レジ
    スタのグループに対し、レジスタ・アドレス情報であっ
    て、対応するシステム・コンポーネントに関するベース
    ・アドレスおよび範囲を指定するアドレス情報を提供す
    るステップ;を包含することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 前記ストレージ・デバイスは、フラッ
    シュ・メモリを包含することを特徴とする前記請求項1
    1記載の方法。
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