JP2002098406A - 給湯機器 - Google Patents

給湯機器

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JP2002098406A
JP2002098406A JP2000290294A JP2000290294A JP2002098406A JP 2002098406 A JP2002098406 A JP 2002098406A JP 2000290294 A JP2000290294 A JP 2000290294A JP 2000290294 A JP2000290294 A JP 2000290294A JP 2002098406 A JP2002098406 A JP 2002098406A
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oil tank
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Fumihiro Takemura
文宏 竹村
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Yamaha Living Tech Co Ltd
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】単位時間当たりの燃料量を簡単な構成で求める
ことができて、オイルタンク内の燃料の残量管理を容易
かつ適正に行い得、かつ施工性の向上やメンテナンス費
用の低減を図り得る給湯機器を提供する。 【解決手段】オイルタンクから供給される燃料を燃焼さ
せて熱交換器内の水を加熱するバーナと、該バーナで燃
焼させる単位時間当たりの燃料量を演算すると共に該演
算した燃料量に基づいてバーナを制御する制御手段と、
該制御手段で得られる前記燃料量に関する情報を表示す
る情報表示手段と、を具備することを特徴とする。前記
制御手段は、例えば単位時間当たりの燃料量を演算する
演算手段と該演算手段で演算した燃料量を積算する積算
手段を有し、また入力手段で入力されて記憶手段に記憶
した給油量と積算手段で積算した燃料量の積算値とを比
較し、その比較結果を情報表示手段に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や施設等で用
いられる石油式のバーナを有する給湯機器に係わり、特
に、オイルタンク内の燃料の残量管理が可能な給湯機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、石油式のバーナを有する給湯
機器は、オイルタンクから供給される灯油等の燃料をバ
ーナで燃焼させて熱交換器内の水を加熱することによ
り、所定温度の湯を得るように構成されている。そし
て、従来、この給湯機器においては、オイルタンク内の
燃料の残量を管理するために、オイルタンク内にフロー
トスイッチ等の残量検出手段を配置して燃料があるか否
かを管理しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな燃料の残量管理にあっては、オイルタンク内に配置
したフロートスイッチ等の残量検出手段によって、オイ
ルタンク内に燃料があるか否かを管理することはできる
ものの、オイルタンク内の燃料の残量で、給湯機器があ
と何日間使用できるか等を判断することはできないとい
う問題点があった。
【0004】また、オイルタンク内にフロートスイッチ
等の残量検出手段を配置する構成であるため、残量検出
手段の配線作業が必要になって、給湯機器の施工性が劣
ると共に、残量検出手段の保守や点検作業も面倒になっ
て、メンテナンス費用がかかり易いという問題点もあっ
た。
【0005】本発明は、制御手段として使用されるマイ
コンの電磁ポンプへの駆動信号等のバーナに対する指令
値が、オイルタンク内の燃料の消費量に直結することか
ら、この指令値を適正に処理することにより、バーナで
消費される単位時間当たりの燃料量(以下、燃費とい
う)を演算し得る点に着目してなされたものである。そ
して、本発明の目的は、燃費を簡単な構成で求めること
ができて、オイルタンク内の燃料の残量管理を容易かつ
適正に行い得、かつ施工性の向上やメンテナンス費用の
低減を図り得る給湯機器を提供することにある。また、
本発明の他の目的は、前記目的に加え、制御手段の構成
の簡略化を図ったり、各種情報を的確に表示してその使
い勝手の向上を図り得る給湯機器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、オイルタンク
から供給される燃料を燃焼させて熱交換器内の水を加熱
するバーナと、該バーナで燃焼させる単位時間当たりの
燃料量を演算すると共に該演算した燃料量に基づいてバ
ーナを制御する制御手段と、該制御手段で得られる前記
燃料量に関する情報を表示する情報表示手段と、を具備
することを特徴とする。
【0007】このように構成することにより、オイルタ
ンク内の燃料はバーナの燃焼によって消費され、その
際、制御手段で単位時間当たりの燃料量(燃費)を演算
すると共に、この演算結果に基づいてバーナの燃焼を制
御する。そして、制御手段で得られる前記燃費に関する
情報を情報表示手段で表示する。これにより、例えばマ
イコンからなる制御手段で燃費を簡単に演算でき、この
燃費に基づくオイルタンク内の燃料の残量管理が可能に
なる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、制御手段
が、燃費を演算する演算手段と、該演算手段で演算した
燃費を積算する積算手段を有することを特徴とする。こ
のように構成することにより、演算手段で演算した燃費
を積算手段で積算することにより、燃費に関する各種情
報が得られることから、制御手段として例えばマイコン
を使用できて、その構成が簡略化される。
【0009】また、請求項3記載の発明は、制御手段
が、入力手段で入力されて記憶手段に記憶した給油量と
積算手段で積算した燃費の積算値とを比較し、その比較
結果を情報表示手段に出力することを特徴とする。この
ように構成することにより、入力手段でオイルタンクに
給油される給油量が入力されると、これを記憶手段に記
憶して積算手段で積算した積算値と比較し、この比較結
果に基づいて例えば残量に関する各種情報を情報表示手
段に表示する。これにより、給油量の入力操作だけで残
量等を自動表示できて使用者が容易に把握できる等、給
湯機器の使い勝手が向上する。
【0010】また、請求項4記載の発明は、制御手段
が、所定サイクル毎の前記燃費の平均値を演算すると共
に該平均値に基づいてオイルタンク内の燃料の残量を演
算し、その結果を情報表示手段に出力することを特徴と
する。このように構成することにより、オイルタンク内
の残量を例えば1日、1ヶ月等の所定サイクル毎の平均
値に基づいて演算して表示し得ることから、残量を的確
に演算及び表示できて、給湯機器の使い勝手がより向上
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は、本発明に係
わる給湯機器の一実施例を示し、図1がその基本ブロッ
ク図、図2がその概略構成図、図3〜図5がその動作の
一例を示すフローチャート、図6及び図7がその説明図
である。
【0012】図1において、給湯機器1は、基本的に、
演算手段3、積算手段4、記憶手段5及び比較手段6を
有する制御手段2と、この制御手段2の入力側に接続し
た検出手段7及び入力手段8と、制御手段2の出力側に
接続した表示手段9等で構成されている。なお、制御手
段2は、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)で形
成され、その記憶手段としては、マイコン内の記憶部あ
るいはマイコンとは別体で設けたRAM、ROM等の記
憶装置が使用される。
【0013】そして、具体的には、図2に示すように、
給湯機本体11と、オイルタンク12及び前記入力手段
8と表示手段9を形成するリモコン13とで形成されて
いる。給湯機本体11内には、前記制御手段2を形成す
るマイコン14と、このマイコン14からの指令値で制
御されつつ燃料を燃焼させるバーナ15と、このバーナ
15の燃焼によってその内部の水を所定温度まで加熱す
る熱交換器16と、マイコン14の出力側に接続されて
その駆動が制御される電磁ポンプ10と、該ポンプ10
に一体的に設けられると共にオイルタンク12に接続し
たオイルレベラー17(定油面器)等が配設されてい
る。
【0014】また、給湯機本体11には、前記検出手段
6としての、熱交換器16に給水配管22で供給される
水の流量を検出する流量センサ18、該水の水温を検出
する水温センサ19、熱交換器16の温度を検出する熱
交換器センサ20、及び熱交換器16で加熱した給湯配
管23内の湯の温度を検出する給湯センサ21等が配置
されている。なお、水温センサ19、熱交換器センサ2
0及び給湯センサ21としては、例えば構成簡易で安価
なサーミスタ式のセンサが使用される。
【0015】また、前記リモコン13は、入力手段8と
しての各種キーからなる入力部13aと、表示手段9と
しての例えば液晶表示器からなる表示部13bを有し、
有線もしくは無線で給湯機本体11のマイコン14に接
続されている。そして、前記マイコン14は、各種セン
サ18〜21から入力される検出データやリモコン13
の入力部13aから入力される入力データを、後述する
ように適宜に処理し、電磁ポンプ10の駆動を制御する
と共に、リモコン13の表示部13bに所定の表示をす
る如く構成されている。
【0016】次に、前記給湯機器1の動作の一例を図3
〜図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、こ
のフローチャートは、マイコン14内(もしくは別体で
設けられたROM等)の記憶手段5に予め記憶してある
プログラムにしたがって自動的に実行される。給湯機器
1の電源スイッチ(図示せず)をオンするとプログラム
がスタート(S100)し、先ず、リモコン13の入力
部13aでオイルタンク12への給油量を入力し、これ
をマイコン14の前記記憶手段5に記憶設定(S10
1)する。なお、燃費の積算タイミング、後述する式1
の効率及び補正係数、係数k等は、予めプログラムに設
定する。
【0017】給油量を設定すると、各種センサ18〜2
1の検出データを読み込み(S101)、この検出デー
タに基づいて燃費を演算する燃費演算ルーチン(S10
3)を実行する。この燃費演算ルーチンS103は、図
4に示すように、下記式1に基づいて燃費Qiを演算
(S201)し、この演算した燃費Qiが最低燃費Qm
in以上か否かを判断(S202)する。
【0018】
【式1】
【0019】なお、式1の、給湯目標温度はリモコン1
3の入力部13aで入力設定した値、水温は水温センサ
19で検出した検出データ、流量は流量センサ18で検
出した検出データ、効率は熱交換器16の効率で例えば
0.9(90%)、補正係数は実験によって求めた値で
ある。また、マイコン14からバーナ15に対する指令
値(すなわち、電磁ポンプ10の駆動信号)は、給湯目
標温度と水温とで決定され、前記最低燃費Qminは、
給湯機器1の前記バーナ15の性能によって決定される
値である。
【0020】そして、判断S202で「YES」の場
合、すなわち演算した燃費Qiが最低燃費Qmin以上
の場合には、ステップS201で得た燃費Qiのままで
バーナ15を連続燃焼させる燃料指令信号S1を出力
(S1041)する。一方、判断S202で「NO」の
場合、すなわち演算した燃費Qiが最低燃費Qmin未
満の場合には、最低燃費Qminでバーナ15をオン・
オフ燃焼させる燃料指令信号S2を出力(S1042)
する。つまり、ステップS202とステップS104
1、S1042によって、バーナ15を少なくとも最低
燃費Qminで燃焼させるように、電磁ポンプ10の駆
動信号(周波数やデューティ比等)が制御されて、目標
の給湯温度が得られることになる。
【0021】そして、図3に示すように、ステップS1
04で燃料指令信号S1、S2を出力すると、積算タイ
ミングか否かを判断(S105)する。この判断S10
5で「NO」の場合、すなわち予め設定してある積算タ
イミングに達していない場合には、ステップS102に
戻る。一方、判断S105で「YES」の場合、すなわ
ち、設定してある所定の積算タイミングに達した場合に
は、燃費積算ルーチン(S106)を実行する。
【0022】この燃費積算ルーチンS106は、図5に
示すように、下記式2で燃費Qiを積算(K301)す
ることによって実行する。つまり、図6に示すように、
一定間隔Δt毎に、ステップS103で演算した燃費Q
iを積算することによって例えば曲線Aが得られ、この
曲線Aをバーナ15への実際の指令値(電磁ポンプ10
への駆動信号)として使用する。なお、一定間隔Δt
は、プログラムの実行サイクルより十分に長く、かつ燃
費Qiの演算精度に悪影響を与えない程度に短く設定さ
れており、これにより、マイコン14への負荷が軽減さ
れている。
【0023】
【式2】
【0024】そして、燃費Qiを積算すると情報処理ル
ーチン(S107)を実行する。この情報処理ルーチン
は、例えばオイルタンク12内の燃料である灯油の各サ
イクル毎の使用量QT、QS、QD、QM、QY、燃料単価
P、タンク容量T及び内部タイマーによる経過時間Lに
より、下記表1に示す各情報J1〜J5を対応する式に
基づいて演算することで実行する。なお、各灯油の使用
量QD、QS、QM、QYは、図7に示すように、現在を基
準として、過去に遡及して一定の燃費が指令されていた
ものとして処理される。
【0025】
【表1】
【0026】ステップS107で各種情報J1〜J5を
得ると、この情報J1〜J5を更新してリモコン13の
表示部13bに表示(S108)する。この表示のう
ち、使用可能日数情報J4は灯油の使用と共に徐々に減
少し、燃料代情報J5は灯油の使用と共に増大すること
になる。また、所定サイクル毎の複数の平均燃費情報J
3を表示することにより、燃費の推移が使用者に容易に
把握される。そして、ステップS108で更新した情報
J1〜J5を表示すると、この情報J1〜J5のうち灯
油切れアラーム値設定情報J2に基づいて、アラーム条
件か否かを判断(S109)する。
【0027】この判断S109で「NO」の場合、すな
わちオイルタンク12内の灯油の残量が所定量以上あ
り、アラーム条件に達していない場合には、ステップS
102に戻る。一方、判断S109で「YES」の場
合、すなわちオイルタンク12内の灯油の残量が所定量
未満になった場合には、警報信号S3を出力(S11
0)してステップS101に戻る。
【0028】この警報信号S3としては、例えばリモコ
ン13の表示部13bにアラーム表示させたり、リモコ
ン13や給湯機本体11に設けた図示しない表示灯を点
灯(点滅)させたりブザーを作動させることによって行
われる。この警報信号S3による表示等を使用者が視認
すること等により、オイルタンク12内に灯油が少なく
なったことを容易に把握でき、この状態においてオイル
タンク12内に給油され、その給油量をリモコン13で
入力することにより、ステップS102以降が再び繰り
返される。
【0029】つまり、オイルタンク12への給油時に、
その給油量をリモコン13の入力部13aから入力する
ことにより、オイルタンク12のタンク容量Tと、マイ
コン14の指令値に基づいて演算した燃費による前回の
給油から現在までの灯油使用量Qsとで、タンク内残量
(T−QS)を演算する。そして、このタンク内残量が
所定量未満の場合に警報信号S3が発せられることか
ら、オイルタンク12内の灯油切れを使用者に未然に確
実に感化させることができる。
【0030】このように、上記実施例の給湯機器1にあ
っては、各種センサ18〜21で検出した検出データや
リモコン13の入力部13aで入力した入力データ等に
基づいて、マイコン14で一定間隔毎に燃費を演算する
と共に、この燃費の積算値から、燃費や燃料に関する各
種情報J1〜J5をリモコン13の表示部13bに表示
するため、時々刻々変化する燃料の消費量等を容易に得
ることができると共に、燃費の積算値と予め設定した設
定値とを比較すること等により、例えばオイルタンク1
2内の残量が所定量未満になった際に警報を発すること
ができる等、残量管理を自動的に行うことができる。
【0031】特に、各種センサ18〜21で検出した検
出データや設定値等を、予め設定したプログラムにした
がってマイコン14で処理することで各種情報J1〜J
5をリアルタイムで(積算タイミング毎に)更新表示す
るため、例えばオイルタンク12内の残量管理を、オイ
ルタンク12にフロートスイッチや流量センサ等を別途
設けることなく容易にかつ確実に行うことができて、そ
の構成の簡略化とコストダウンを図ることができると共
に、残量検出手段の配線作業等が不要となって給湯機器
1の施工性が向上したり、給湯機器1の保守・点検作業
の容易化を図ることができる。
【0032】さらに、燃費の積算をマイコン14の実行
サイクルより長くかつ燃費の演算精度に悪影響のない短
い一定間隔Δt毎に行うため、マイコン14への負荷を
軽減させることができて、例えばプログラムのより簡素
化を図ることができる。また、検出データ等から演算し
た燃費に基づいて所定の燃料指令信号S1、S2を出力
してバーナ15の燃焼を制御するため、バーナ15を少
なくともその最低燃費Qminで確実に燃料させること
ができて、バーナ15の効率的な運転を行うことができ
る。
【0033】さらにまた、燃費の積算値等から灯油切れ
アラーム値設定情報J2が得られ、この情報J2に基づ
いて、リモコン13の表示部13b等に灯油切れの警報
信号S3を事前に発することができるため、オイルタン
ク12の灯油切れを使用者に確実に感化させることがで
きて、灯油切れを未然に防止することができる。また、
所定サイクル毎の平均燃費を演算すると共に、平均燃費
と給油量から使用可能日数情報J4が得られ、これをリ
モコン13の表示部13bに表示するため、例えば使用
可能日数を一目で明瞭に把握できる等、使い勝手に優れ
た給湯機器1が得られる。
【0034】また、所定サイクル毎の燃費(積算値)を
演算すると共に各種情報J1〜J5が得られるため、こ
れらを記憶させて監視すること等によって、例えばバー
ナ15や電磁ポンプ10等の燃料系の異常や不具合によ
る燃費の異常な変化を捉えることができて、給湯機器1
の故障発生等の事前予知や故障原因の究明に役立てるこ
ともできる。
【0035】なお、上記実施例においては、リモコン1
3に給油量や各種設定値を入力する入力部13aと、各
種情報J1〜J5を表示する表示部13bを設ける場合
について説明したが、本発明はこれに何等限定されず、
例えば給湯機本体11(もしくはオイルタンク12)に
も表示器を設け、この表示器に各種情報J1〜J5(も
しくはその一部の情報)を表示してもよいし、給油量や
燃料代を入力する入力部を給湯機本体11等に設け、給
油時の入力操作の容易化を図ることもできる。
【0036】また、上記実施例における給湯機器1の構
成、各種センサ18〜21の構成や配置位置、その個
数、マイコン14の処理で得られる情報の種類及びその
演算方法等も一例であって、本発明に係わる各発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々変更することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、制御手段によって燃費を演算すると共に、
この演算した燃費に関する情報を情報表示手段に表示す
るため、制御手段で簡単に演算し得る燃費に基づいて、
オイルタンク内の燃料の残量管理を容易かつ適正に行う
ことができる。
【0038】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、制御手段が、演算手段で
演算した燃費を積算手段で積算することによって、燃費
に関する各種情報を得ることできるため、制御手段をマ
イコン等で形成できて、その構成の簡略化を図ることが
できる。
【0039】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の発明の効果に加え、入力手段で入力した給油
量が記憶手段に記憶され、これと積算手段で積算した燃
費の積算値とを比較するため、給油量の入力操作により
残量等を自動的に演算して表示でき、オイルタンク内の
燃料の残量を使用者が容易に把握できる等、給湯機器の
使い勝手を向上させることができる。
【0040】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、制御手段によ
り、例えば残量を所定サイクル毎の燃費の平均値に基づ
いて演算して表示するため、残量をより的確に演算及び
表示できて、給湯機器の使い勝手をより向上させること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる給湯機器の一実施例を示す基本
ブロック図
【図2】同その概略構成図
【図3】同その動作の一例を示すフローチャート
【図4】同燃費演算ルーチンのフローチャート
【図5】同燃費積算ルーチンのフローチャート
【図6】同燃費の積算方法の説明図
【図7】同灯油使用量の演算方法の説明図
【符号の説明】 1・・・給湯機器、2・・・制御手段、3・・・演算手
段、4・・・積算手段、5・・・記憶手段、6・・・比
較手段、7・・・検出手段、8・・・入力手段、9・・
・表示手段、10・・・電磁ポンプ、11・・・給湯機
本体、12・・・オイルタンク、13・・・リモコン、
13a・・・入力部、13b・・・出力部、14・・・
マイコン、15・・・バーナ、16・・・熱交換器、1
7・・・オイルレベラー、18・・・流量センサ、19
・・・水温センサ、20・・・缶熱交換器センサ、21
・・・給湯センサ、22・・・給水配管、23・・・給
湯配管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルタンクから供給される燃料を燃焼さ
    せて熱交換器内の水を加熱するバーナと、該バーナで燃
    焼させる単位時間当たりの燃料量を演算すると共に該演
    算した燃料量に基づいて前記バーナを制御する制御手段
    と、該制御手段で得られる前記燃料量に関する情報を表
    示する情報表示手段と、を具備することを特徴とする給
    湯機器。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記単位時間当たりの燃
    料量を演算する演算手段と、該演算手段で演算した前記
    燃料量を積算する積算手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の給湯機器。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、入力手段で入力されて記
    憶手段に記憶した給油量と前記積算手段で積算した前記
    燃料量の積算値とを比較し、その比較結果を前記情報表
    示手段に出力することを特徴とする請求項2記載の給湯
    機器。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、所定サイクル毎の前記単
    位時間当たりの燃料量の平均値を演算すると共に該演算
    した平均値に基づいてオイルタンク内の燃料の残量を演
    算し、その結果を前記情報表示手段に出力することを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の給湯機
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322055A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Toyotomi Co Ltd 石油燃焼器の制御装置
CN101542212B (zh) * 2007-06-15 2012-12-05 三电有限公司 热泵式热水供给装置

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