JP2002097824A - 情報記録装置および音声応答システム - Google Patents

情報記録装置および音声応答システム

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JP2002097824A
JP2002097824A JP2000289752A JP2000289752A JP2002097824A JP 2002097824 A JP2002097824 A JP 2002097824A JP 2000289752 A JP2000289752 A JP 2000289752A JP 2000289752 A JP2000289752 A JP 2000289752A JP 2002097824 A JP2002097824 A JP 2002097824A
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JP2000289752A
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English (en)
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Fumihiko Kubo
文彦 久保
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの保有者に対応した多様な音声応答を
実現する。 【解決手段】 ユーザは、ドア3を開くために、カード
1を、ドア3の付近に設置されているデータ処理ユニッ
ト2の近くにかざす。カード1−1には、「久保さん」
の入室認証に用いられるIDコードおよび「久保さん」に
対する応答メッセージに対応する音声データが記録さ
れ、同様に、カード1−2には、「田中さん」の入室認
証に用いられるIDコードおよび「田中さん」に対する応
答メッセージに対応するデータが記録され、データ処理
ユニット2に、非接触でこれらのデータを送信すること
ができる。データ処理ユニット2は、ICカード1から
IDコード、および音声データを受信し、IDコードを
基に、認証処理を実行し、ドア3を解錠するか否かを判
断し、認証処理結果に対応した音声データを選択して出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録装置およ
び音声応答システムに関し、特に、ユーザが有する情報
記録装置に、音声応答のための音声データを予め記録さ
せることにより、情報記録装置を保有するユーザ自身に
対応した、多様な音声応答を実現することができるよう
にした、情報記録装置および音声応答システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、建物や部屋の入退室の鍵として
IC(Integrated Circuit)カードを用い、ICカード
リーダによって、ユーザが保有するICカードからID
(Identify)コードなどの認証情報を読み出し、予め登
録されているユーザか否かを判断して、登録されている
ユーザのみドアのロックを解錠するようにした、入退室
のための認証処理が広く普及している。
【0003】ドアのロックが解錠されたか否かを、ユー
ザに分かりやすく通知するために、ICカードリーダに
接続された音声応答機能を有する入退室制御装置などに
複数の音声データを予め記録させておき、ユーザに対し
て、認証結果を音声によって知らせる技術がある。この
ような入退室制御装置においては、ICカードが正しく
認証され、ドアのロックが解錠される場合、入退室制御
装置のスピーカから、例えば、「ドアロックが解錠され
ました」などの音声メッセージが出力され、ICカード
が認証されなかった場合、入退室制御装置のスピーカか
ら、例えば、「ドアロックは解錠されません」などの音
声メッセージが出力されるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術によれば、音声メッセージは、入退室制
御装置に予め記録されるため、用意される音声メッセー
ジの種類は、入退室制御装置が内部に保有するメモリの
容量によって決まり、登録することができる音声メッセ
ージの数に制限が生じる。このため、例えば、入退室制
御装置による制御内容が、単純な入退室認証(ICカー
ドの保有者が入退室できるか否か)以外の処理を含んで
おり、その処理結果が多岐にわたる場合や、登録されて
いるユーザ名などのデータを、音声データとして予め記
録させておき、メッセージに個人名を含ませるような処
理を行う場合、入退室制御装置が内部に保有するメモリ
の容量の増加が必要となり、コストアップの原因となっ
ていた。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザが有する情報記録装置に、音声応答
のための音声データを予め記録させることにより、情報
記録装置を保有するユーザ自身に対応した、多様な音声
応答を実現することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録装置
は、ユーザの認証情報およびユーザに対応した複数の音
声データを記録する記録手段と、他の情報処理装置にデ
ータを送信する送信手段と、記録手段により記録された
認証情報および複数の音声データの、送信手段による送
信を制御する送信制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】前記記録手段は、例えばEEPROM(Electric
ally Erasable and Programmable Read Only Memory)
などの不揮発性メモリで構成される。前記認証情報は、
例えばIDコードなどであり、情報記録装置から、認証
処理を実行する情報処理装置に送信され、例えば、ドア
のロックの解錠などを行う場合の認証処理に用いられ
る。
【0008】前記認証情報は、ドアのロックの解錠以外
にも、例えば、おもちゃ箱のかぎ、自転車のかぎ、机も
しくは家具の引出しのかぎ、鞄のかぎ、あるいは、パー
ソナルコンピュータの本体と表示部の開閉ロックなどの
解錠にも用いることができる。また、前記認証情報は、
ロックの解錠以外にも、例えば、アミューズメントパー
クのアトラクションでの個人認証処理、コピーカードの
認証処理、あるいは、ICカードとICカードリーダの
認証処理などにも用いることができる。
【0009】前記記録手段に記録される前記音声データ
とは、認証処理を実行する情報処理装置が、情報記録装
置を保有するユーザに対して応答するための音声データ
であり、例えば、ユーザの個人名が含まれた応答メッセ
ージなどである。前記音声データは、例えば、認証成功
時の応答メッセージ、認証失敗時の応答メッセージ、早
朝用の応答メッセージ、もしくは、午後用の応答メッセ
ージなど、応答時の条件に応じて、複数記録される。こ
れらの音声データは、情報記録装置から、認証処理を実
行する情報処理装置に送信される。
【0010】また、前記音声データには、例えば、アニ
メーションなどの人気キャラクターの声を用いるように
しても良い。
【0011】前記送信手段には、例えば、他の情報処理
装置と非接触でデータを授受することができるアンテナ
や、他の情報処理装置と接触してデータを授受すること
ができる接触端末などが用いられ、認証情報および複数
の音声データを、他の情報処理装置に送信するようにな
されている。
【0012】前記送信制御手段は、例えば、ICカー
ド、あるいは、玩具などに内蔵されるデータ記録・送信
装置などの、情報を記録し、かつ、他の情報処理装置と
の情報の送受信を行うことができる情報記録装置のIC
に含まれるCPU(Central Processing Unit)などで
あり、記録手段から、認証情報および複数の音声データ
を読み出し、これらのデータを、送信手段を制御して送
信させるものである。
【0013】本発明の情報記録装置によれば、ユーザの
認証情報およびユーザに対応した複数の音声データを記
録し、他の情報処理装置への、記録された認証情報およ
び複数の音声データの送信を制御する。
【0014】情報記録装置は、それぞれのユーザに保有
されるものであり、他人が利用することはない。すなわ
ち、ユーザの個人名などを含む音声データを予め記録さ
せておいても、不都合は生じない。それに対して、認証
処理を実行する情報処理装置は、複数のユーザが有する
情報記録装置の認証処理を実行するのであるから、ユー
ザの個人名などを含む音声データをその内部に記録して
おくには、膨大な記憶容量が必要となる。
【0015】そこで、応答メッセージに対応する音声デ
ータを、複数のユーザが利用する情報処理装置ではな
く、ユーザがそれぞれ保有する情報記録装置に記録させ
ておくようにしたので、情報記録装置を保有するユーザ
自身に対応した、多様な音声応答処理を、データを受信
した情報処理装置に実現させることができる。
【0016】本発明の音声応答システムは、情報記録装
置、および情報記録装置とデータを授受することができ
る情報処理装置とからなり、情報記録装置は、ユーザの
認証情報およびユーザに対応した複数の音声データを記
録する第1の記録手段と、情報処理装置にデータを送信
する送信手段と、第1の記録手段により記録された認証
情報および複数の音声データの、送信手段による送信を
制御する送信制御手段とを備え、情報処理装置は、情報
記録装置から送信されたユーザの認証情報および複数の
前記音声データを受信する受信手段と、複数のユーザの
それぞれに対応する、複数の認証情報を予め記録し、か
つ、受信手段により受信された複数の音声データを記録
する第2の記録手段と、受信手段により受信されたユー
ザの認証情報、および、第2の記録手段により記録され
ている複数の認証情報を基に、情報記録装置を保有する
ユーザを認証する認証手段と、認証手段による認証結果
に基づいて、第2の記録手段により記録された複数の音
声データから、適する音声データを選択する選択手段
と、選択手段により選択された音声データを出力する出
力手段とを備えることを特徴とする。
【0017】前記第1の記録手段は、例えばEEPROMなど
の不揮発性メモリで構成される。前記認証情報は、例え
ばIDコードなどであり、情報記録装置から、情報処理
装置に送信され、例えば、ドアのロックの解錠などを行
う場合の認証処理に用いられる。
【0018】前記第1の記録手段に記録される前記音声
データとは、情報処理装置が、情報記録装置を保有する
ユーザに対して応答するための音声データであり、例え
ば、ユーザの個人名が含まれた応答メッセージなどであ
る。前記音声データは、例えば、認証成功時の応答メッ
セージ、認証失敗時の応答メッセージ、早朝用の応答メ
ッセージ、もしくは、午後用の応答メッセージなど、応
答時の条件に応じて、複数記録される。
【0019】また、前記音声データには、例えば、アニ
メーションなどの人気キャラクターの声を用いるように
しても良い。
【0020】前記送信手段には、例えば、情報処理装置
と非接触でデータを授受することができるアンテナや、
情報処理装置と接触してデータを授受することができる
接触端末などが用いられ、認証情報および複数の音声デ
ータを、情報処理装置に送信するようになされている。
【0021】前記送信制御手段は、例えば、ICカー
ド、あるいは、玩具などに内蔵されるデータ記録・送信
装置などの、情報記録装置のICに含まれるCPUなど
であり、記録手段から、認証情報および複数の音声デー
タを読み出し、送信手段を制御して、これらのデータを
情報処理装置に送信させるものである。
【0022】前記受信手段には、例えば、情報記録装置
と非接触でデータを授受することができるアンテナや、
情報記録装置と接触してデータを授受することができる
接触端末などが用いられ、認証情報および複数の音声デ
ータを、情報記録装置から受信するようになされてい
る。
【0023】前記第2の記録手段は、例えば、メモリな
どにより構成される。前記第2の記録手段には、情報処
理装置が行う認証処理に用いられる、複数の登録された
ユーザの認証情報が予め記録されており、更に、受信さ
れた複数の音声データが記録される。記録された音声デ
ータは、認証および音声応答処理の終了後、消去され
る。
【0024】前記認証手段は、受信されたユーザの認証
情報、および、予め記録されている複数の認証情報を基
に、認証処理を実行するものである。すなわち、第2の
記録手段には、複数の登録されたユーザの認証情報が予
め記録されているので、受信された認証情報に一致する
認証情報が第2の記録手段に記録されているか否かに基
づいて、認証処理が実行される。
【0025】前記選択手段は、例えば、CPUなどによ
り構成され、認証結果に基づいて、情報記録装置から送
信され、記録された複数の音声データから、認証処理結
果に適する音声データを選択するものである。
【0026】例えば、認証処理が、ドアのロック解錠の
ための認証処理であり、「久保さん」が保有する情報記
録装置から送信され、記録された複数の音声データに
は、認証が成功した場合の応答メッセージに対応する
「お帰りなさい、久保さん」と、認証が失敗した場合の
応答メッセージに対応する「久保さん、ドアを間違えて
いませんか?」とが含まれているものとする。認証が成
功した場合、前記選択手段は、「お帰りなさい、久保さ
ん」に対応する音声データを選択し、認証が失敗した場
合、前記選択手段は、「久保さん、ドアを間違えていま
せんか?」に対応する音声データを選択する。
【0027】前記出力手段は、選択手段により選択され
た音声データを、例えば、スピーカなどから音声として
出力するものである。
【0028】本発明の音声応答システムによれば、情報
記録装置で、ユーザの認証情報およびユーザに対応した
複数の音声データを記録し、情報処理装置への、記録さ
れた認証情報および複数の音声データの送信を制御し、
情報処理装置で、情報記録装置から送信されたユーザの
認証情報および複数の前記音声データを受信し、複数の
ユーザのそれぞれに対応する、複数の認証情報を予め記
録し、受信された複数の音声データを記録し、受信され
たユーザの認証情報、および、記録されている複数の認
証情報を基に、情報記録装置を保有するユーザを認証
し、認証結果に基づいて、記録された複数の音声データ
から、適する音声データを選択し、選択された音声デー
タを出力する。
【0029】情報記録装置は、それぞれのユーザに保有
されるものであり、他人が利用することはない。すなわ
ち、ユーザの個人名などを含む音声データを予め記録さ
せておいても、不都合は生じない。それに対して、認証
処理を実行する情報処理装置は、複数のユーザが有する
情報記録装置の認証処理を実行するのであるから、ユー
ザの個人名などを含む音声データをその内部に記録して
おくには、膨大な記憶容量が必要となる。
【0030】そこで、応答メッセージに対応する音声デ
ータを、複数のユーザが利用する情報処理装置ではな
く、ユーザがそれぞれ保有する情報記録装置に記録させ
ておき、認証情報とともに、情報処理装置に送信する。
【0031】認証情報および複数の音声データを受信し
た情報処理装置は、複数の音声データを一時記録し、認
証情報を基に、認証処理を実行する。そして、情報処理
装置は、認証結果に基づいて、一時記録された音声デー
タのうちから、認証結果に対応した音声データを選択し
て出力する。
【0032】従って、認証処理を行う情報処理装置に、
膨大な容量の音声データを記録させることなく、情報記
録装置を保有するユーザ自身に対応した、多様な音声応
答を実現することができる。
【0033】なお、本発明の音声応答システムは、ドア
のロックの解錠のための認証処理時の音声応答以外に
も、例えば、おもちゃ箱のかぎ、自転車のかぎ、机もし
くは家具の引出しのかぎ、鞄のかぎ、あるいは、パーソ
ナルコンピュータの本体と表示部の開閉ロックなど、様
々なロックの解錠のための認証処理時の音声応答にも用
いることができる。また、本発明の音声応答システム
は、ロックの解錠以外にも、例えば、アミューズメント
パークのアトラクションでの個人認証処理、コピーカー
ドの認証処理、あるいは、ICカードとICカードリー
ダの認証処理などを行う場合の音声応答にも利用するこ
とができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0035】図1を用いて、本発明を適応した入室(も
しくは入退室)の認証時の音声応答システムについて説
明する。
【0036】ユーザは、ロック(鍵)のかかったドア3
を解錠するために、自分自身が保有しているカード1−
1もしくはカード1−2を、ドア3の付近に設置されて
いるデータ処理ユニット2の近くにかざす。カード1−
1には、カード1−1の保有者である「久保さん」の入
室認証に用いられるID(Identify)コード、および
「久保さん」に対する応答メッセージに対応する音声デー
タが記録され、データ処理ユニット2に、非接触でこれ
らのデータを送信することができる。同様に、カード1
−2には、カード1−2の保有者である「田中さん」の
入室認証に用いられるIDコードおよび「田中さん」に対
する応答メッセージに対応する音声データが記録され、
データ処理ユニット2に、非接触でこれらのデータを送
信することができる。
【0037】以下、カード1−1およびカード1−2を
個々に区別する必要がない場合、単にカード1と総称す
る。
【0038】図2は、カード1の構成を示すブロック図
である。
【0039】カード1は、データ処理ユニット2にデー
タを送信する非接触型送信アンテナ11、並びに、CP
U(Central Processing Unit)21、メモリ22、お
よび変調部23を有するIC12で構成されている。C
PU21は、メモリ22に記録されているデータを読み
出して、変調部23に出力する。変調部23は、入力さ
れたデータを変調し、非接触型送信アンテナ11を介し
て、データ処理ユニット2にデータを送信する。
【0040】すなわち、カード1からデータ処理ユニッ
ト2へデータを送信する場合、変調部23は、CPU2
1から入力されたデータに対応して、例えば、図示しな
い所定のスイッチング素子をオン/オフさせ、スイッチ
ング素子がオン状態であるときだけ所定の負荷を非接触
型送信アンテナ11に並列に接続させることにより、非
接触型送信アンテナ11の負荷を変動させる。変調部2
3は、非接触型送信アンテナ11の負荷の変動により、
非接触型送信アンテナ11を介して受信している受信波
を変調し(データ処理ユニット2は、カード1からデー
タを受信するとき、すなわち、カード1にデータを送信
させるとき、その出力する変調波の最大振幅を一定にし
ており、この変調波が、非接触型送信アンテナ11の負
荷の変動により変調される)、その変調成分を、非接触
型送信アンテナ11を介してデータ処理ユニット2に送
信する(すなわち、データ処理ユニット2の非接触型リ
ードアンテナ41(図5)の端子電圧を変動させる)。
【0041】メモリ22は、例えば、EEPROM(Electric
ally Erasable and Programmable Read Only Memory)
などを用いた不揮発性メモリである。図3に、メモリ2
2に記録されているデータの構成を示す。メモリ22に
は、カード1を保有するユーザがドア3を解錠するため
の認証情報であるIDコード、および、データ処理ユニ
ット2が出力する応答メッセージとして用いられる音声
データA1乃至Anが、予め記録されている。
【0042】カード1−1のメモリ22に記録されてい
る音声データA1乃至Anには、例えば、「お帰りなさ
い、久保さん」、「久保さん、ドアを間違えていません
か?」、あるいは「久保さん、おはようございます」と
いうように、持ち主である「久保さん」の名前が含まれ
た応答メッセージが記録されている。同様に、カード1
−2のメモリ22に記録されている音声データA1乃至
nには、例えば、「お帰りなさい、田中さん」、「田
中さん、ドアを間違えていませんか?」、あるいは「田
中さん、おはようございます」というように、持ち主で
ある「田中さん」の名前が含まれた応答メッセージが記
録されている。
【0043】データ処理ユニット2は、ICカード1か
らIDコード、および音声データA 1乃至Anを受信し
て、IDコードを基に、認証処理を実行して、ドア3を
解錠するか否かを判断し、認証処理結果に対応した音声
データを、音声データA1乃至Anから選択して出力す
る。
【0044】図4は、ドア3がしまっている場合の、ド
ア3およびデータ処理ユニット2付近の壁33の断面図
である。図4を用いて、データ処理ユニット2、ロック
ユニット31、およびロックユニット32について説明
する。
【0045】図1のデータ処理ユニット2は、壁33の
室外側に設置され、壁33を挟んで対向する位置に備え
られているロックユニット31と接続されている。ロッ
クユニット31およびロックユニット32は、いずれも
室内側に設置され、ロックユニット31は壁33のドア
3に近接する位置に、ロックユニット32は、ドア3
の、ドア3がしまっている状態でロックユニット31と
接する位置に設置される。データ処理ユニット2は、ロ
ックを開閉させるための制御信号を、ロックユニット3
1に出力する。ロックユニット31は、データ処理ユニ
ット2の制御に従って、ロックユニット32とのロック
(すなわち、ドア3のロック)を開閉する。
【0046】図4においては、データ処理ユニット2お
よびロックユニット31を壁33に備え、ロックユニッ
ト32をドア3に備えるようにしたが、例えば、データ
処理ユニット2をドア3の室外側に、ロックユニット3
1をドア3の室内側の、データ処理ユニット2とドア3
を挟んで対向する位置に備え、ロックユニット32を、
ロックユニット31の設置位置にあわせて、壁33の室
内側に備えるようにしてもよい。
【0047】図5は、図4のデータ処理ユニット2、ロ
ックユニット31、およびロックユニット32の構成を
示すブロック図である。
【0048】データ処理ユニット2は、非接触型リード
アンテナ41から所定の電磁波を放射した状態で、非接
触型リードアンテナ41の負荷状態を監視し、カード1
が接近することによる負荷状態の変化が検出されるまで
待機する。なお、データ処理ユニット2には、所定の短
いパターンのデータで変調した電磁波を放射して、カー
ド1への呼びかけを、カード1からの応答が一定時間内
に得られるまで繰り返す処理(ポーリング)を行わせる
ようにしてもよい。
【0049】非接触型リードアンテナ41は、図2を用
いて説明したカード1から、図3を用いて説明したID
コードおよび音声データA1乃至Anを受信し、復調部4
2に出力する。復調部42は、非接触型リードアンテナ
41から供給されたデータを復調し、CPU43に供給
する。CPU43は、復調部42から供給された音声デ
ータA1乃至Anをメモリ44に出力して保存させるとと
もに、入力されたIDコードを基に、カード1との認証
処理を行う。メモリ44には、ドア3から入出すること
を許可されたユーザが保有するカード1のICコード
が、予め記録されている。CPU43は、メモリ44に
記録されているIDコードに、入力されたIDコードに
対応するものがあるか否かを判断することによって、認
証処理を行う。
【0050】また、CPU43は、認証処理結果に基づ
いて、音声データA1乃至Anのうち、対応する音声デー
タをメモリ44から読み出して、音声データ変換部46
に供給するとともに、認証処理結果を表示部54に出力
する。
【0051】表示部45は、例えば、液晶パネルや、複
数のLED(Light Emitting Diode)などで構成されて
おり、CPU43から入力される制御信号に従って、認
証処理が正しく行われたか否かを、カード1を保有する
ユーザに分かるように表示するようになされている。表
示部45に、例えば液晶パネルなどが用いられ、テキス
トの表示が可能である場合、表示部45には、ユーザに
対するメッセージを表示させるようにしても良い。ここ
では、表示部45は、認証処理が正しく行われた場合に
点灯される緑色のLEDからなる図示しないOKラン
プ、および、認証処理が失敗した場合に点灯される赤色
のLEDからなる図示しないNGランプで構成されてい
るものとする。
【0052】音声データ変換部46は、CPU43の制
御に従って、CPU43から供給される音声データA1
乃至Anのうちのいずれかの音声データを、スピーカ4
7から音声信号として出力することが可能なアナログ音
声信号に変換し、スピーカ47に出力する。スピーカ4
7は、供給されたアナログ音声信号を出力する。
【0053】ロックユニット31のロック部51は、C
PU43の制御に従って、ドア3に備え付けられている
ロックユニット32のロック部61とのロックの開閉を
行う。例えば、ロック部61に凹部を設け、ロック部5
1に、ソレノイド、および、ソレノイドによって移動可
能な金属部材を設け、ソレノイドがオフの場合、金属部
材がロック部61の凹部に勘合され、ソレノイドがオン
の場合、金属部材がロック部51の内部に収容されるよ
うにする。CPU43は、ドア3を解錠する場合、ロッ
ク部51に、ソレノイドのオン信号を出力する。ロック
部51のソレノイドがオンされ、金属部材がロック部5
1の内部に収容された場合、ドア3は解錠される。
【0054】バッテリ52は、CPU43の制御に従っ
て、データ処理ユニット2およびロックユニット31の
各部に電力を供給する。
【0055】図6のフローチャートを参照して、データ
処理ユニット2が実行するドア3の開閉および音声応答
処理について説明する。
【0056】なお、ここでは、カード1から送信された
音声データA1乃至音声データAnのうち、音声データA
1が、正しく認証されたときに出力される応答メッセー
ジ(例えば、「お帰りなさい、久保さん」という応答メ
ッセージ)に対応するデータであり、音声データA
2が、認証が失敗した場合の応答メッセージ(例えば、
「久保さん、ドアを間違えていませんか?」という応答
メッセージ)に対応するデータであるものとする。
【0057】ステップS1において、データ処理ユニッ
ト2のCPU43は、非接触型リードアンテナ41およ
び復調部42を介して入力される信号に基づいて、カー
ド1を検出したか否かを判断する。ステップS1におい
て、カード1を検出していないと判断された場合、カー
ド1を検出したと判断されるまで、ステップS1の処理
が繰り返される。
【0058】ステップS1において、カード1を検出し
たと判断された場合、データ処理ユニット2のCPU4
3は、ステップS2において、非接触型リードアンテナ
41および復調部42を介して、カード1から、IDコ
ード、並びに、音声データA 1および音声データA2を受
信し、ステップS3において、メモリ22に記録されて
いるIDコードに、入力されたIDコードに対応するも
のがあるか否かを判断することによって、IDコードは
正しく認証されたか否かを判断する。
【0059】ステップS3において、IDコードが正し
く認証されなかったと判断された場合、ステップS4に
おいて、CPU43は、表示部45に、NGボタンを点
灯させるための制御信号を出力し、表示部45のNGボ
タンを点灯させる。更に、CPU43は、メモリ44か
ら、認証が失敗した場合に出力される応答メッセージに
対応する音声データA2を読み出して、音声データ変換
部46に出力する。音声データ変換部46は、音声デー
タA2をアナログの音声信号に変換して、スピーカ47
から出力させる。ステップS4の終了後、処理は、ステ
ップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0060】ステップS3において、IDコードが正し
く認証されたと判断された場合、ステップS5におい
て、CPU43は、表示部45に、OKボタンを点灯さ
せるための制御信号を出力し、表示部45のOKボタン
を点灯させる。更に、CPU43は、メモリ44から、
認証が成功した場合に出力される応答メッセージに対応
する音声データA1を読み出して、音声データ変換部4
6に出力する。音声データ変換部46は、音声データA
1をアナログの音声信号に変換して、スピーカ47から
出力させる。
【0061】ステップS6において、CPU43は、ロ
ックユニット31のロック部51に、ロックの解錠のた
めの制御信号を出力して、処理が終了される。ロックユ
ニット31のロック部51は、CPU43から入力され
た制御信号に従って、ロックユニット32のロック部6
1とのロックを解錠する(すなわち、ドア3が解錠され
る)。
【0062】ステップS7において、CPU43は、メ
モリ44に記録されている音声データA1および音声デ
ータA2を消去し、処理が終了される。
【0063】ここでは、カード1が正しく認証されたか
否かによって、音声データA1もしくは音声データA2
うち、いずれかの音声データが選択されて出力されるも
のとして説明したが、カード1に記録され、データ処理
ユニット2に送信される音声データの数を、更に増やす
ようにしても良い。
【0064】例えば、「おはようございます、久保さ
ん」という応答メッセージに対応する音声データA3
更に用意して、カード1のメモリ22に予め記録させて
おく。CPU43は、ステップS2において、IDコー
ド、音声データA1および音声データA2とともに、音声
データA3を受信し、認証処理が正しく行われた場合、
図示しない内部時計を参照して、音声データA1もしく
は音声データA3のうち、その時刻に適した音声データ
を選択して出力するようにしても良い。
【0065】本発明を適応したロック解錠および音声応
答システムは、ドアの入退室認証時の音声応答以外にも
適応することができる。例えば、図7(A)に示される
ように、おもちゃ箱72の開閉に適応したり、図7
(B)に示されるように、自転車81の鍵の開閉に適応
することができる。
【0066】図7(A)では、おもちゃ箱72に、図5
を用いて説明したデータ処理ユニット2、ロックユニッ
ト31、およびロックユニット32が設けられている。
データ処理ユニット2は、おもちゃ箱72の本体の外側
に、ロックユニット31は、おもちゃ箱72の本体の内
側に、そして、ロックユニット32は、おもちゃ箱72
の蓋の内側に、それぞれ設けられている。
【0067】おもちゃ箱72のロックを解錠するには、
データ記録・送信装置73を内部に有するぬいぐるみ7
1が用いられる。なお、データ記録・送信装置73は、
図2を用いて説明したカード1のように、携帯しやすい
薄型の形状である必要はないが、その電気的な内部構成
は、カード1と基本的に同様であるので、その説明は省
略する。
【0068】データ記録・送信装置73のメモリ22
(図2は、カード1のみならず、データ記録・送信装置
73の構成を示す図としても参照される(以下同様))
には、音声データA1乃至Anとして、例えば、「勇介
君、遊んだあとは、ちゃんとお片づけするんだよ」「花
子ちゃん、今日も元気ですか?」「太郎君、おもちゃ箱
を間違えていますよ」などといった、所定のユーザ(例
えば、子供)の名前を含んだ応答メッセージを予め記録
させておく。
【0069】おもちゃ箱72を利用しているユーザが、
ぬいぐるみ71をおもちゃ箱72のデータ処理ユニット
2付近にかざすことにより、データ記録・送信装置73
のメモリ22に予め記録されているIDコードおよび音
声データA1乃至Anが、おもちゃ箱72のデータ処理ユ
ニット2に送信される。
【0070】データ処理ユニット2のCPU43は、図
6を用いて説明した処理と同様の処理(すなわち、認証
処理を実行し、その結果に基づいた音声データを選択し
て、スピーカ47から出力する)を実行する。
【0071】例えば、幼稚園などで、ひとつのおもちゃ
箱72を複数の子供で共用する場合、ぬいぐるみ71を
それぞれの子供に用意しておき、データ記録・送信装置
73のメモリ22に、それぞれの子供の名前を含んだ音
声データA1乃至Anを記録させておくことにより、おも
ちゃ箱72が、それぞれの子供に語りかけるような効果
を得ることができる。
【0072】また、ぬいぐるみ71を、テレビジョン放
送のアニメーションなどで人気のキャラクターのものと
した場合などは、データ記録・送信装置73のメモリ2
2に記録されている音声データA1乃至Anを、そのキャ
ラクターの声とするようにしても良い。応答メッセージ
の声を様々なキャラクターの声とすることにより、子供
の嗜好に合致する多種類の玩具を、共通した部品を用い
て製造することが可能となる。
【0073】また、データ記録・送信装置73のメモリ
22と、データ処理ユニット2のメモリ44に保存され
るIDコードの設定により、例えば、兄弟で共用するお
もちゃ箱72と共用しないおもちゃ箱72がある場合に
も対応することが可能である。
【0074】すなわち、兄のみが利用できるおもちゃ箱
72のデータ処理ユニット2のメモリ44には、兄が保
有するぬいぐるみ71に内蔵されているデータ記録・送
信装置73のメモリ22に記録されているIDコードの
みが記録され、弟が保有するぬいぐるみ71に内蔵され
ているデータ記録・送信装置73のメモリ22に記録さ
れているIDコードは記録されないようにすればよい。
同様に、弟のみが利用できるおもちゃ箱72のデータ処
理ユニット2のメモリ44には、弟が保有するぬいぐる
み71に内蔵されているデータ記録・送信装置73のメ
モリ22に記録されているIDコードのみが記録され、
兄が保有するぬいぐるみ71に内蔵されているデータ記
録・送信装置73のメモリ22に記録されているIDコ
ードは記録されないようにすればよい。
【0075】そして、兄弟が共用するおもちゃ箱72の
データ処理ユニット2のメモリ44には、弟が保有する
ぬいぐるみ71に内蔵されているデータ記録・送信装置
73のメモリ22に記録されているIDコード、およ
び、兄が保有するぬいぐるみ71に内蔵されているデー
タ記録・送信装置73のメモリ22に記録されているI
Dコードの両方を記録するようにすればよい。
【0076】なお、データ記録・送信装置73をその内
部に有するものとしては、例えば、人形、ワッペンなど
の、ぬいぐるみ71以外の玩具、あるいは各種文房具な
どを利用することが可能である。
【0077】また、図7(B)に示されるように、自転
車81の車輪部分などに、図5を用いて説明したデータ
処理ユニット2、ロックユニット31、およびロックユ
ニット32を設け、図6を用いて説明した処理と同様の
処理を実行するようにしてもよい。カード1のメモリ2
2には、正しく認証された場合の応答メッセージとし
て、例えば、「山田さん、気をつけて運転してください
ね」に対応する音声データA1が、正しく認証されなか
った場合の応答メッセージとして、例えば、「山田さ
ん、自転車を間違えていますよ」に対応する音声データ
2が、予め記録される。
【0078】以上においては、IDコードおよび音声デ
ータA1乃至Anを、非接触にて通信する場合について説
明したが、カード1もしくはデータ記録・送信装置7
3、およびデータ処理ユニット2に、情報を授受するた
めの接触端子をそれぞれ設け、電気的な接触による通信
によって、カード1もしくはデータ記録・送信装置73
に記録されたIDコードおよび音声データA1乃至A
nを、データ処理ユニット2に送信するようにしても良
い。
【0079】なお、本発明は、これ以外にも、例えば、
机もしくは家具の引出しの開閉、鞄の開閉、あるいは、
ノート型パーソナルコンピュータの本体と表示部との開
閉などの、様々な製品のロック解錠処理および音声応答
処理にも適応することが可能である。更に、本発明は、
ロックの解錠時の認証処理結果に基づいた音声応答のみ
ならず、例えば、アミューズメントパークのアトラクシ
ョンにおいて、参加者の氏名や個人情報などを利用した
音声応答を行う場合、コピーカードの認証成功もしくは
失敗の通知を行う場合、あるいは、ICカードとリーダ
ライタとのデータ授受の成功もしくは失敗の通知を行う
場合などの、様々な音声応答処理に適応することが可能
である。
【0080】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明の情報記録装置によれば、情報記
録装置を保有するユーザ自身に対応した、多様な音声応
答を実現させるための音声データを記録させ、認証処理
を行う情報処理装置に送信させることができる。
【0082】本発明の音声応答システムによれば、認証
処理を行う情報処理装置に、膨大な容量の音声データを
記録させることなく、情報記録装置を保有するユーザ自
身に対応した、多様な音声応答を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適応した入室認証時の音声応答システ
ムについて説明するための図である。
【図2】カードの構成を示すブロック図である。
【図3】図2のメモリに記録されているデータの構成を
説明するためのブロック図である。
【図4】データ処理ユニットおよびロックユニットの設
置位置を説明するための図である。
【図5】データ処理ユニットおよびロックユニットの構
成を示すブロック図である。
【図6】ドアの開閉および音声応答処理について説明す
るためのフローチャートである。
【図7】本発明を適応した、他の実施の形態について説
明するための図である。
【符号の説明】
1 カード 2 データ処理ユニット 3 ドア 11 非接触型送信アンテナ 12 IC 21 CPU 22 メモリ 31,32 ロックユニット 41 非接触型リードアンテナ 43 CPU 44 メモリ 45 表示部 46 音声データ変換部 47 スピーカ 51,61 ロック部 71 ぬいぐるみ 72 おもちゃ箱 73 データ記録・送信装置 81 自転車
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/10 G06K 19/00 Q G10K 15/04 302 R G10L 13/00 G10L 3/00 R Fターム(参考) 2E250 AA02 AA03 AA13 AA21 AA24 BB08 CC21 CC25 DD06 EE02 FF27 FF28 FF36 5B035 AA13 BB09 BC00 CA23 CA29 5B058 CA17 KA02 KA04 KA13 KA31 YA11 5D045 AB30 5D108 CA02 CA07 CA11 CA29

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの認証情報および前記ユーザに対
    応した複数の音声データを記録する記録手段と、 他の情報処理装置にデータを送信する送信手段と、 前記記録手段により記録された前記認証情報および複数
    の前記音声データの、前記送信手段による送信を制御す
    る送信制御手段とを備えることを特徴とする情報記録装
    置。
  2. 【請求項2】 情報記録装置、および前記情報記録装置
    とデータを授受することができる情報処理装置とからな
    る音声応答システムにおいて、 前記情報記録装置は、 ユーザの認証情報および前記ユーザに対応した複数の音
    声データを記録する第1の記録手段と、 前記情報処理装置にデータを送信する送信手段と、 前記第1の記録手段により記録された前記認証情報およ
    び複数の前記音声データの、前記送信手段による送信を
    制御する送信制御手段とを備え、 前記情報処理装置は、 前記情報記録装置から送信された前記ユーザの前記認証
    情報および複数の前記音声データを受信する受信手段
    と、 複数の前記ユーザのそれぞれに対応する、複数の前記認
    証情報を予め記録し、 かつ、前記受信手段により受信された複数の前記音声デ
    ータを記録する第2の記録手段と、 前記受信手段により受信された前記ユーザの前記認証情
    報、および、前記第2の記録手段により記録されている
    複数の前記認証情報を基に、前記情報記録装置を保有す
    る前記ユーザを認証する認証手段と、 前記認証手段による認証結果に基づいて、前記第2の記
    録手段により記録された複数の前記音声データから、適
    する前記音声データを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記音声データを出力す
    る出力手段とを備えることを特徴とする音声応答システ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330442A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Kenwood Corp 音声案内システム、キャラクタ人形、携帯端末装置、音声案内装置及びプログラム
JP2007164379A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Honda Motor Co Ltd インターフェース装置およびそれを備えた移動ロボット
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