JP2002097594A - 基板めっき装置及び基板めっき方法 - Google Patents

基板めっき装置及び基板めっき方法

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JP2002097594A JP2000285522A JP2000285522A JP2002097594A JP 2002097594 A JP2002097594 A JP 2002097594A JP 2000285522 A JP2000285522 A JP 2000285522A JP 2000285522 A JP2000285522 A JP 2000285522A JP 2002097594 A JP2002097594 A JP 2002097594A
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plated
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Norio Kimura
憲雄 木村
Koji Mishima
浩二 三島
Junji Kunisawa
淳次 国沢
Hiroaki Inoue
裕章 井上
Natsuki Makino
夏木 牧野
Tetsuro Matsuda
哲朗 松田
Hisafumi Kaneko
尚史 金子
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Ebara Corp
Toshiba Corp
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Ebara Corp
Toshiba Corp
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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    • H01L21/28Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板のめっき膜を形成した部分に限定してめ
っき膜を生成でき、且つ均一な膜厚の金属めっき膜を形
成できる基板めっき装置及び方法を提供する。 【解決手段】 基板1に回路配線を金属めっきにより形
成するための基板めっき装置であって、基板1の被めっ
き面1aに対向する反被めっき面1a側に配置され、基
板1の被めっき面1a上の該被めっき面1aより小さい
面積のめっき所望範囲とほぼ同じ面積を有する陽極電極
部材2−2と該陽極電極部材2−2に接する多孔質体部
材2−3と、基板1の被めっき面1aと該多孔質体部材
2−3との間に形成された空間2−7にめっき液を導入
するめっき液給排気出穴2−6と、基板1の被めっき面
1aに給電するための陰極電極部材2−4とを具備する
めっきセル2と、基板を保持する基板保持部を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板等の基板
に回路パターンの配線をCuめっき等の金属めっきを用
いて形成するための基板めっき装置及び基板めっき方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の基板めっき方法は、図1に
示すように、めっき液中に半導体基板等の基板101と
該基板101と略同じ面積の陽極電極102を対向して
配置し、陽極電極102と陰極電極103に電気的に接
続された基板101の被めっき面の間にめっき電流を通
電し、電解めっきにより基板101の被めっき面に金属
めっき膜層(例えばCu膜層)を形成している。
【0003】なお、基板101の被めっき面には回路パ
ターン用の微細な溝や穴(コンタクトホール)が形成さ
れ、その上に陰極電極103と通電するための給電シー
ド層が形成されている。
【0004】上記従来のめっき方法では、基板101と
陽極電極102とをめっき液中に対向して配置するた
め、基板101と陽極電極102の間の電界強度が均一
にならず膜厚の均一なめっき膜層を形成できないという
問題や、本来めっき膜を形成する必要のないところにま
でめっき膜が形成され、結局、後に研磨でこの必要のな
いところに形成されためっき膜層を除去する必要があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、基板のめっき膜を形成したい部分
に限定してめっき膜を生成でき、且つ均一な膜厚の金属
めっき膜を形成できる基板めっき装置及び方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、基板に回路配線を金属めっき
により形成するための基板めっき装置であって、基板の
被めっき面に対向する反被めっき面側に配置され、基板
の被めっき面上の該被めっき面より小さい面積のめっき
所望範囲とほぼ同じ面積を有する陽極電極とめっき液保
持材と、基板の被めっき面と該めっき液保持材との間に
形成された空間にめっき液を導入するめっき液導入手段
と、基板の被めっき面に給電するための陰極電極とを具
備するめっきセルと、基板を保持する基板保持部を具備
することを特徴とする。
【0007】上記のようにめっき液保持材と、基板の被
めっき面と該めっき液保持材との間に形成された空間に
めっき液を導入して電解めっきを行うので、液保持材の
面積を被めっき面のめっきを必要とする部分の大きさと
することにより、めっきの必要な部分のみめっき液が保
持され、このめっき液が保持された部分のみめっき膜を
形成できる。また、空間にめっき液を導入するので、め
っき液中に陽極電極と基板を対向して配置する場合に比
較し、陽極電極と被めっき面の間の電界強度を均一にす
ることが容易で、基板の必要な部分に均一な膜厚のめっ
き膜を形成することができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の基板めっき装置において、めっきセルは基板の被めっ
き面に複数配列して配置されていることを特徴とする。
【0009】上記のように、めっきセルは基板の被めっ
き面に多数配列して配置することにより、基板の被めっ
き面のめっきを必要とする多数の部分に一度にめっき膜
層を形成できる。
【0010】請求項3に記載の発明は、基板の被めっき
面上に、該被めっき面より小さい面積のめっき所望範囲
に対向する空間を少なくとも1個形成し、該空間にめっ
き液を導入すると共に、該空間に対向する被めっき面と
該被めっき面に対向して配置された陽極電極との間に電
流を通電し、該被めっき面に金属めっきを形成すること
を特徴とする基板めっき方法にある。
【0011】上記のように基板の被めっき面に対向する
小さい空間を形成し、該空間にめっき液を導入してめっ
きを行うので、被めっき面の任意の部分に均一な膜厚の
金属めっき膜層を形成することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図2は本発明に係る基板めっき
装置の概略構成例を示す図である。1は半導体基板等の
基板であり、該基板1の上面には回路パターンの配線溝
や穴(コンタクトホール)が形成され、その上に電解め
っきのための給電シード層(図示せず)が形成されてい
る。2はめっきセルであり、該めっきセルが下端が開口
する筒状のシール部材2−1を有している。
【0013】上記筒状のシール部材2−1の上部には板
状の陽極電極部材2−2がシール部材2−1の内周に密
着した状態で設けられている。陽極電極部材2−2の下
面にはポーラスセラミック材等の板状の多孔質体部材2
−3が配置されている。また、筒状のシール部材2−1
の外側には陰極電極部材2−4が設けられている。ま
た、陽極電極部材2−2及び多孔質体部材2−3を貫通
して、めっき液を給排出するためのめっき液給排出穴2
−5が設けられ、更に、陽極電極部材2−2を貫通して
シール部材2−1内の空気等の気体を排気する排気穴2
−6が設けられている。なお、図示は省略するが基板1
は所定の基板保持部に保持されている。
【0014】上記構成のめっきセル2の筒状のシール部
材2−1の下端開口部を基板1の被めっき面1aに当接
し所定の圧力で押圧することにより、シール部材2−1
の先端は被めっき面1aに気密状態で当接し、シール部
材2−1内に密閉空間2−7を形成する。この時、陰極
電極部材2−4の先端は基板1の被めっき面1aに形成
された給電シード層に(図示せず)電気的に接続され
る。
【0015】上記構成の基板めっき装置において、めっ
き液給排出穴2−5から金属めっき液(例えばCuめっ
き液)を供給すると、密閉空間2−7の空気等の気体は
多孔質体部材2−3を通して排気穴2−6から排出さ
れ、該密閉空間2−7を金属めっき液で満たす。この状
態でめっき電源3から陽極電極部材2−2と陰極電極部
材2−4の間に所定のめっき電圧(直流)を印加すると
陽極電極部材2−2と被めっき面1aの間にめっき電流
が流れ、密閉空間2−7に対向する被めっき面1aの部
分に金属めっき膜層(例えばCuめっき膜層)を形成す
る。
【0016】上記のようにめっきセル2の筒状のシール
部材2−1の一端を基板1の被めっき面1aに当接して
小さい密閉空間2−7を形成し、この密閉空間2−7に
めっき液を導入して電解めっきを行うことにより、シー
ル部材2−1の一端に囲まれた面積を被めっき面1aの
めっきを必要とする部分の大きさ形状と同じにすること
により、めっきが必要な部分のみにめっき液が保持さ
れ、該めっき液が保持された部分にのみめっき膜層を形
成できる。
【0017】また、密閉空間2−7にめっき液を封入す
るので、めっき液中に陽極電極と基板を対向して配置す
る従来型のめっき装置と異なり、例えば陽極電極端部で
電界強度が弱くなるということはなく、陽極電極部材2
−2と被めっき面1aとの間の電界強度を均一にするこ
とが容易で、被めっき面1aの必要な部分に均一な膜厚
のめっき膜層を形成することが容易となる。
【0018】また、陽極電極部材2−2及び多孔質体部
材2−3を貫通して、めっき液給排出穴2−5を設け、
陽極電極部材2−2を貫通して排気穴2−6を設けてい
るので、シール部材2−1内の密閉空間2−7に金属め
っき液を供給することにより、密閉空間2−7内の空気
等の気体が排気穴2−6を通して逃げ、金属めっき液と
気体の置換がスムーズにでき、金属めっき液中に気体が
混入することを防止できるから、品質のよいめっき膜を
形成することができる。
【0019】また、陰極電極部材2−4はシール部材2
−1の外周側に設けられ、該シール部材2−1の外側で
被めっき面1aの給電シード層に電気的に接続されるの
で、陰極電極部材2−4がめっき液に曝されることがな
く、該陰極電極部材2−4の腐食の問題や該陰極電極部
材2−4の表面に金属めっき膜が析出するという問題も
なくなる。
【0020】図3は本発明に係る基板めっき装置の他の
構成例を示す図である。図3(a)は平面構成を示す
図、図3(b)は(a)のA−A断面を示す図である。
図示するように、基板(ここでは半導体素子が形成され
た半導体基板)1の被めっき面1aには多数のめっきセ
ル2が配列して配置されている。各めっきセル2のシー
ル部材2−1の先端部は基板チップ1−1の配線回路パ
ターンの溝や穴の形成された部分(即ち、めっき膜を形
成する必要がある部分)を囲むように当接して配置され
ている。そして各めっきセル2はそれぞれ独立してめっ
き電流を流せるように構成されている。図示は省略する
が基板1は所定の基板保持部に保持されている。
【0021】上記基板1の被めっき面1a上に配列され
た多数のめっきセル2を配列配置することにより、基板
1の被めっき面1aの多数のめっきが必要な部分に一度
にめっき膜層を形成できる。また、多数のめっきセルは
それぞれ独立してめっき電流を流せるように構成されて
いるので、基板の被めっき面に形成されるめっき膜厚を
その場所により任意に調整できる
【0022】なお、めっきセル2の面積が大きいと多孔
質体部材2−3と基板1の被めっき面1aの間に表面張
力でめっき液を保持することができないが、めっきセル
2が面積が小さい場合は、多孔質体部材2−3と基板1
の被めっき面1aの間に表面張力でめっき液を保持する
ことができるから、図4に示すように、多孔質体部材2
−3の外周部にシール部材を設けることなく、陽極電極
部材2−2とこれに接する多孔質体部材2−3でめっき
セル2を構成してもよい。
【0023】この場合、多孔質体部材2−3と基板1の
被めっき面1aの間の間隔を所定の範囲に維持し、該多
孔質体部材2−3と被めっき面1aの間の空間5にめっ
き液供給ノズル4でめっき液6を供給することにより、
表面張力により該空間5に表面張力でめっき液6を保持
することができる。このように多孔質体部材2−3と基
板1の被めっき面1aが対向する所望の空間5にめっき
液6を保持し、陽極電極部材2−2と被めっき面1aの
間にめっき電源8から所定の電圧を印加し、電流を通電
することにより、被めっき面1aの所望の範囲にめっき
膜を形成できる。
【0024】また、図5に示すように、シール部材のな
い複数のめっきセル2をめっきセル保持治具7で保持
し、めっき液供給ノズル4で各めっきセル2と基板1の
被めっき面1aが対向する空間5にめっき液6を供給し
て保持させるようにしてもよい。そして各めっきセル2
の陽極電極部材2−2と被めっき面1aの間にめっき電
源8から所定の電圧を印加し、電流を通電することによ
り、各めっきセル2と対向する被めっき面1aの範囲に
めっき膜を形成できる。また、この場合も図3に示す場
合と同様、各めっきセル2に流れる電流を個々に制御で
きるように構成することにより、各めっきセル2毎にめ
っき膜厚を制御できる。
【0025】また、多孔質体部材2−3は全体均質な気
孔率である必要はなく、図6に示すように、多孔質体部
材2−3を粗多孔材2−3aと密多孔材2−3bを組合
せて構成してもよい。また、粗密の組合せも2つに限定
されるものではなく、複数の粗密多孔材で複数の配置組
合せが可能である。このように複数の粗密の多孔材を配
置組合せてめっきセル2を構成することにより、基板1
の被めっき面1aの粗多孔材2−3aが対向する部分の
めっき膜を厚く、密多孔材2−3bが対向する部分のめ
っき膜を薄くできる。
【0026】上記のようにめっきセル2を小面積にする
ことにより、チップ内でのめっき膜の膜厚制御が可能と
なる。例えばめっき不良部分の修正、基板1の被めっき
面1aの限定部分のみのめっき等に利用できる。なお、
図示は省略するが、図4乃至図6のめっき装置において
も、基板1は所定の基板保持部に保持されている。
【0027】図7は従来の基板めっき装置により形成し
ためっき膜層と、本発明に係るめっき装置により形成さ
れためっき膜層の比較例を模式的に示す図である。従来
の基板めっき装置では、図7(a)に示すように基板
(ここでは半導体基板)1の回路パターンの配線溝1b
が形成された部分と形成されない部分とを含めて全面に
金属めっき膜層(ここではCuめっき膜層)1cが形成
され、その後その全面を研磨除去して図7(c)に示す
ように配線溝1bを金属めっき膜で充填して配線を形成
する。
【0028】これに対して、本発明の基板めっき装置で
は図7(b)に示すように、配線溝1bの形成された部
分のみに限定して金属めっき膜層(ここではCuめっき
膜層)1cを形成できるから、この部分のみを研磨除去
すればよく研磨速度が速くなる。なお、図7において、
1dは電解めっきの給電シード層である。
【0029】なお、上記例では半導体基板に回路パター
ン用の配線を形成する例を述べたが、本発明に係る基板
めっき装置は、半導体基板に限らず、基板に回路パター
ンの配線を電解めっきにより形成する場合に利用でき
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の発
明によれば下記のような優れた効果が得られる。
【0031】請求項1に記載の発明によれば、基板の被
めっき面と該めっき液保持材との間に形成された空間に
めっき液を導入して電解めっきを行うので、液保持材の
面積を被めっき面のめっきを必要とする部分の大きさと
することにより、めっきの必要な部分のみめっき液が保
持され、このめっき液が保持された部分のみめっきを形
成できる。また、空間にめっき液を導入するので、めっ
き液中に陽極電極と基板を対向して配置する場合に比較
し、陽極電極と被めっき面の間の電界強度を均一にする
ことが容易で、基板の必要な部分に均一のめっき膜を形
成することができる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、めっきセ
ルは基板の被めっき面に多数配列して配置することによ
り、基板の被めっき面のめっきを必要とする多数の部分
に一度にめっき膜層を形成できる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、基板の被
めっき面に対向する小さい空間を形成し、該空間にめっ
き液を導入してめっきを行うので、被めっき面の任意の
部分に均一な膜厚の金属めっき膜層を形成することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の基板めっき装置の概略構成を示す図であ
る。
【図2】本発明に係る基板めっき装置の概略構成例を示
す図である。
【図3】本発明に係る基板めっき装置の構成例を示す図
で、図3(a)は平面構成を示す図、図3(b)は
(a)のA−A断面を示す図である。
【図4】本発明に係る基板めっき装置の概略構成例を示
す図である。
【図5】本発明に係る基板めっき装置の概略構成例を示
す図である。
【図6】本発明に係る基板めっき装置の概略構成例を示
す図である。
【図7】従来の基板めっき装置により形成しためっき膜
層と本発明に係るめっき装置により形成されためっき膜
層の比較例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 基板 1−1 基板チップ 2 めっきセル 2−1 シール部材 2−2 陽極電極部材 2−3 多孔質体部材 2−4 陰極電極部材 2−5 めっき液給排出穴 2−6 排気穴 2−7 密閉空間 3 めっき電源 4 めっき液供給ノズル 5 空間 6 めっき液 7 めっきセル保持治具 8 めっき電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三島 浩二 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 国沢 淳次 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 井上 裕章 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 牧野 夏木 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 松田 哲朗 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 金子 尚史 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 4K024 AA09 AB01 AB08 BA11 BB12 CB01 CB06 CB08 CB15 FA02 GA16 4M104 BB04 HH20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に回路配線を金属めっきにより形成
    するための基板めっき装置であって、 前記基板の被めっき面に対向する反被めっき面側に配置
    され、前記基板の被めっき面上の該被めっき面より小さ
    い面積のめっき所望範囲とほぼ同じ面積を有する陽極電
    極と、めっき液保持材と、前記基板の被めっき面と該め
    っき液保持材との間に形成された空間にめっき液を導入
    するめっき液導入手段と、前記基板の被めっき面に給電
    するための陰極電極とを具備するめっきセルと、基板を
    保持する基板保持部を具備することを特徴とする基板め
    っき装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板めっき装置におい
    て、 前記めっきセルは前記基板の被めっき面に複数配列して
    配置されていることを特徴とする基板めっき装置。
  3. 【請求項3】 基板の被めっき面上に、該被めっき面よ
    り小さい面積のめっき所望範囲に対向する空間を少なく
    とも1個形成し、該空間にめっき液を導入すると共に、
    該空間に対向する被めっき面と該被めっき面に対向して
    配置された陽極電極との間に電流を通電し、該被めっき
    面に金属めっきを形成することを特徴とする基板めっき
    方法。
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