JP2002096459A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2002096459A
JP2002096459A JP2000291669A JP2000291669A JP2002096459A JP 2002096459 A JP2002096459 A JP 2002096459A JP 2000291669 A JP2000291669 A JP 2000291669A JP 2000291669 A JP2000291669 A JP 2000291669A JP 2002096459 A JP2002096459 A JP 2002096459A
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Ryuhei Tsunoda
竜平 角田
Yoshihiro Kishida
吉弘 岸田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録ヘッドから中間転写体上にインクを吐出し
て、中間転写体上に一旦インク画像を形成した後、この
インク画像を記録用紙に転写することで、使用するイン
クに適合した専用の記録用紙以外の記録用紙にもインク
画像がにじむことなく記録することが可能なインクジェ
ット記録装置を提供する。 【解決手段】Y、M,C,Kのインク記録ヘッド10、
11、12、13から中間転写体18の外周表面に各々
の色のインクを吐出してカラーインク画像を形成する
が、中間転写体18の外周表面に形成されたカラーイン
ク画像は、中間転写体18の外周表面が加熱されている
ため、カラーインク画像に含まれる溶剤を蒸発させた
後、記録用紙搬送ベルト21との接触部において、記録
用紙搬送ベルト21により搬送されてくる記録用紙Pに
転写される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出し
て記録用紙にインク画像を記録するインクジェット記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式の記録ヘッドを用い
たインクジェット記録装置では、使用するインクに適合
した専用の記録用紙に記録ヘッドからインク滴を吐出
し、記録用紙にインクを浸透させてインク画像を記録し
ている。
【0003】特に、カラー画像を記録するインクジェッ
ト記録装置では、イエロー(以下、Yと称す。)、マゼ
ンタ(以下、Mと称す。)、シアン(以下、Cと称
す。)、ブラック(以下、Kと称す。)のインクを夫々
吐出する複数の記録ヘッドを備え、使用するインクに適
合した専用の記録用紙に対し夫々の記録ヘッドからY,
M,C,Kのインク滴を、吐出・浸透させて重ね合せる
ことでカラーのインク画像を記録用紙上に記録してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用す
るインクに適合した専用の記録用紙以外、例えば、普通
紙上にインク滴を吐出してインク画像を記録しようとす
ると、吐出されたインク滴が普通紙に浸透し難いため、
普通紙の表面で広がってしまいインク画像がぼやけてイ
ンク画像の品質が低下する。
【0005】特に、カラー画像を普通紙に記録する場合
は、Y,M,C,Kの色のインク滴が互いに混ざり合っ
てにじんでしまい更にインク画像の品質を低下させてい
た。
【0006】また、使用するインクに適合した専用の記
録用紙に記録する場合でも、油性のインクを使用するイ
ンクジェット記録装置では、やはりインク滴が記録用紙
に浸透しにくく乾燥するのに時間がかかるため、記録用
紙に形成されたインク画像が乾燥する前に記録用紙を重
ねると、重ねた記録用紙にインク画像が裏写りするた
め、記録用紙上のインク画像が乾燥するまでは、記録用
紙を重ねることが出来ないという問題があった。
【0007】そこで本発明は、記録ヘッドから中間転写
体上にインク滴を吐出して、中間転写体上に一旦インク
画像を形成・保持した後、このインク画像を記録用紙に
転写することで、使用するインクに適合した専用の記録
用紙以外の記録用紙にもインク画像を記録することが可
能なインクジェット記録装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する為
に、請求項1に記載の発明は、インクジェット方式によ
る記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置であっ
て、インクを貯留するインク貯留部と、前記インク貯留
部から供給されるインクをインク滴として吐出する記録
ヘッド部と、前記記録ヘッド部が吐出したインク滴によ
り形成されるインク画像を一時的に保持するインク画像
保持部と、前記インク画像保持部に保持されたインク画
像を記録部材に転写する転写部と、前記転写部に記録部
材を搬送する記録部材搬送部とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクジェット記録装置であって、前記インク画像保
持部を加熱する加熱部を更に備えたことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1もしく
は請求項2に記載のインクジェット記録装置であって、
前記記録部材に転写されたインク画像を定着させる定着
部を更に備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載のインクジェット記録装置で
あって、前記インク貯留部は、複数の色のインクを貯留
し、前記記録ヘッド部は、前記インク貯留部から供給さ
れる複数の色のインクを各々、独立して吐出する複数の
記録ヘッドを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のインクジェット記録装置であって、前記インク貯留部
が貯留する複数の色のインクは、Y,M,C,Kであっ
て、前記記録ヘッド部は、前記インク貯留部から供給さ
れるY,M,C,Kのインクを各々、独立して吐出する
Y,M,C,Kの記録ヘッドを備えたことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、この
発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図
1は、この発明の第1の実施の形態に係るインクジェッ
ト記録装置1の概要を示す図である。
【0014】インクジェット記録装置1は、Yインク記
録ヘッド10、Mインク記録ヘッド11、Cインク記録
ヘッド12、Kインク記録ヘッド13、Yインク貯留タ
ンク14、Mインク貯留タンク15、Cインク貯留タン
ク16、Kインク貯留タンク17、中間転写体18、加
熱ヒータ19、転写ローラー20、記録用紙搬送ベルト
21、定着装置22、従動ローラ23、駆動ローラ2
4、テンションローラ25から構成される。
【0015】Yインク記録ヘッド10は、ピエゾ振動素
子等の圧電素子による振動でYインクを粒子化して後述
する中間転写体18にインク滴を吐出するもので、中間
転写体18の全長と略同一な長さをもち、中間転写体1
8の軸線方向と平行に配設されている。そして、図示し
ない画像信号部からの信号により中間転写体18の外周
表面上に所望する文字や画像をインク画像として形成す
る。
【0016】なお、インクを粒子化し中間転写体18に
インク滴を吐出する方法としては、他に急激に気泡を発
生させて行うもの等もあるが、いずれの方法の記録ヘッ
ドを用いてもよい。
【0017】Mインク記録ヘッド11、Cインク記録ヘ
ッド12、Kインク記録ヘッド13については、Yイン
ク記録ヘッド10と同様の構成・機能を持つため、説明
を省略する。
【0018】Yインク貯留タンク14は、Y染料または
Y顔料と溶剤とからなるYインクを貯留しYインク記録
ヘッド10がYインクを吐出する際に不足なくYインク
をYインク記録ヘッド10に供給する。なお、本発明に
おいてYインク貯留タンク14は、Yインク記録ヘッド
10と独立して設けているが、Yインク記録ヘッド10
と一体としてもよい。
【0019】Mインク貯留タンク15、Cインク貯留タ
ンク16、Kインク貯留タンク17については、Yイン
ク貯留タンク14と同様の構成・機能を持つため、説明
を省略する。
【0020】中間転写体18は、回動可能な金属製中空
ローラーの外周部にフッ素樹脂を被覆したもので、中間
転写体18の外周表面とYインク記録ヘッド10及びM
インク記録ヘッド11及びCインク記録ヘッド12及び
Kインク記録ヘッド13とが所定の距離となるように配
設されている。なお、中間転写体18は、図示しない駆
動装置により矢印方向に所定の速度で回転する。
【0021】加熱ヒータ19は、棒状ハロゲンヒータで
中間転写体18の全長と略同一の長さをもち、中間転写
体18の内部に中間転写体18の軸線方向と平行に配設
されている。そして、図示しない温度制御手段により中
間転写体18の外周表面温度が、所定の温度を保つよう
に制御されている。
【0022】転写ローラー20は、回動可能な金属製ロ
ーラーの外周部にゴムを被覆したもので、中間転写体1
8の軸線方向と転写ローラー20の軸線方向とが平行に
なるように、かつ、中間転写体18の外周表面と後述す
る記録用紙搬送ベルト21とが所定の接触圧を持つよう
に配設されている。
【0023】記録用紙搬送ベルト21は、耐熱性を持っ
た無端ベルトで従動ローラ23、駆動ローラ24、テン
ションローラ25により張設されている。また、駆動ロ
ーラ24は、図示しない駆動装置により矢印方向に所定
の速度で回転する。この駆動ローラ24の回転により、
記録用紙搬送ベルト21が矢印方向に所定の速度で移動
することで、図示しない記録用紙の給紙部から供給され
る記録用紙Pは、中間転写体18との接触部及び後述す
る定着装置22を経由して図示しない排紙部へ搬送され
る。
【0024】定着装置22は、内部に棒状ハロゲンヒー
タからなる加熱ヒータ26を備え、記録用紙搬送ベルト
21の全幅を非接触で覆うように設けられている。この
加熱ヒータ26は、図示しない温度制御手段により、所
定の温度を保つように制御されており、記録用紙搬送ベ
ルト21により搬送されてくる記録用紙Pを所定の温度
に加熱する。なお、定着装置は、記録用紙Pを所定の温
度に加熱するものであれば、熱ローラ方式等いずれの方
式でもよい。
【0025】次に、インクジェット記録装置1の動作状
況を説明する。中間転写体18は、加熱ヒータ19によ
り加熱されその外周表面を所定の温度に制御された状態
で、矢印方向に回転する。そして、図示しない記録画像
データ送信部から送られてくる記録画像データを基に、
Yインク記録ヘッド10から中間転写体18の外周表面
にYインク滴が吐出される。
【0026】さらに、中間転写体18の回転に伴い順
次、Mインク記録ヘッド11からMインク滴が、Cイン
ク記録ヘッド12からCインク滴が、そしてKインク記
録ヘッド13からKインク滴が吐出されてY、M、C、
Kのインクによる所望のインク画像(以下、カラーイン
ク画像という)が中間転写体18の外周表面に形成され
る。
【0027】中間転写体18の外周表面に形成されたカ
ラーインク画像は、中間転写体18の外周表面が所定の
温度に加熱されているため、カラーインク画像に含まれ
る溶剤が蒸発する。
【0028】この後、中間転写体18外周表面上のカラ
ーインク画像は、中間転写体18の回転により記録用紙
搬送ベルト21との接触部に搬送される。一方、記録用
紙Pは、中間転写体18外周表面上のカラーインク画像
が、中間転写体18の外周表面と接触する位置において
記録用紙Pの所定の位置に転写されるように、給紙部か
ら記録用紙搬送ベルト21により搬送されてくる。
【0029】そして、中間転写体18の外周表面と記録
用紙Pとが接触する位置において、所定の接触圧により
中間転写体18外周表面上のカラーインク画像は、記録
用紙Pに転写する。
【0030】その後、カラーインク画像が転写された記
録用紙Pは、定着装置22に搬送されて所定の温度に加
熱されることにより、カラーインク画像に僅かに残る溶
剤が蒸発して、カラーインク画像は記録用紙P上に定着
し、排紙部に搬送される。
【0031】(第2の実施の形態)次に、この発明の第
2の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、第
2の実施の形態に係るインクジェット記録装置101の
概要を示す図である。
【0032】インクジェット記録装置101は、Yイン
ク記録ヘッド110、Mインク記録ヘッド111、Cイ
ンク記録ヘッド112、Kインク記録ヘッド113、Y
インク貯留タンク14、Mインク貯留タンク15、Cイ
ンク貯留タンク16、Kインク貯留タンク17、中間転
写ベルト118、加熱ヒータ19、転写ローラー20、
記録用紙搬送ベルト21、定着装置22、従動ローラ2
3、駆動ローラ24、テンションローラ25、従動ロー
ラ120、駆動ローラ121、テンションローラ122
から構成される。
【0033】Yインク記録ヘッド110は、ピエゾ振動
素子等の圧電素子による振動でYインクを粒子化して後
述する中間転写ベルト118にインク滴を吐出するもの
で、中間転写ベルト118の全幅と略同一な長さをも
ち、中間転写ベルト118と対向する面と平行に配設さ
れている。そして、図示しない画像信号部からの信号に
より中間転写ベルト118の表面上に所望する文字や画
像をインク画像として形成する。
【0034】なお、インクを粒子化し中間転写ベルト1
18にインク滴を吐出する方法としては、他に急激に気
泡を発生させて行うもの等もあるが、いずれの方法の記
録ヘッドを用いてもよい。
【0035】Mインク記録ヘッド111、Cインク記録
ヘッド112、Kインク記録ヘッド113については、
Yインク記録ヘッド110と同様の構成・機能を持つた
め、説明を省略する。
【0036】Yインク貯留タンク14は、Y染料または
Y顔料と溶剤とからなるYインクを貯留しYインク記録
ヘッド110がYインクを吐出する際に不足なくYイン
クをYインク記録ヘッド110に供給する。なお、本発
明においてYインク貯留タンク14は、Yインク記録ヘ
ッド110と独立して設けているが、Yインク記録ヘッ
ド110と一体としてもよい。
【0037】Mインク貯留タンク15、Cインク貯留タ
ンク16、Kインク貯留タンク17については、Yイン
ク貯留タンク14と同様の構成・機能を持つため、説明
を省略する。
【0038】中間転写ベルト118は、耐熱性を持った
無端ベルトでその表面にフッ素樹脂が被覆されており、
従動ローラ120、駆動ローラ121、テンションロー
ラ122により張設されている。そして、中間転写ベル
ト118の表面とYインク記録ヘッド110及びMイン
ク記録ヘッド111及びCインク記録ヘッド112及び
Kインク記録ヘッド113とが所定の距離となるように
配設されている。
【0039】この中間転写ベルト118は、駆動ローラ
121が図示しない駆動装置により矢印方向に所定の速
度で回転することで、矢印方向に搬送される。
【0040】加熱ヒータ19は、棒状ハロゲンヒータで
中間転写ベルト118の全幅と略同一の長さをもち、中
間転写ベルト118がY,M,C,Kインク記録ヘッド
110、111、112、113と対向する側とは反対
の側に配設されている。そして、図示しない温度制御手
段により中間転写ベルト118の表面温度が、所定の温
度を保つように制御されている。
【0041】転写ローラー20は、回動可能な金属製ロ
ーラーの外周部にゴムを被覆したもので、駆動ローラー
121の軸線方向と転写ローラー20の軸線方向とが平
行になるように、かつ、中間転写ベルト118と記録用
紙搬送ベルト21とが所定の接触圧を持つように配設さ
れている。
【0042】記録用紙搬送ベルト21は、耐熱性を持っ
た無端ベルトで従動ローラ23、駆動ローラ24、テン
ションローラ25により張設されている。また、駆動ロ
ーラ24は、図示しない駆動装置により矢印方向に所定
の速度で回転する。この駆動ローラー24の回転によ
り、記録用紙搬送ベルト21が矢印方向に所定の速度で
移動することで、図示しない記録用紙の給紙部から供給
される記録用紙Pは、中間転写ベルト118との接触部
及び定着装置22を経由して図示しない排紙部へ搬送さ
れる。なお、定着装置22は、第1の実施の形態と同様
であり説明を省略する。
【0043】次に、インクジェット記録装置101の動
作状況を説明する。中間転写ベルト118は、加熱ヒー
タ19により加熱されその表面を所定の温度に制御され
た状態で、矢印方向に移動する。そして、図示しない記
録画像データ送信部から送られてくる記録画像データを
基に、Yインク記録ヘッド110から中間転写ベルト1
18の表面にYインク滴が吐出される。
【0044】さらに、中間転写ベルト118の移動に伴
い順次、Mインク記録ヘッド111からMインク滴が、
Cインク記録ヘッド112からCインク滴が、そしてK
インク記録ヘッド113からKインク滴が吐出されて
Y,M,C,Kのインクによる所望のカラーインク画像
が中間転写ベルト118の表面に形成される。
【0045】中間転写ベルト118の表面に形成された
カラーインク画像は、中間転写ベルト118の表面が所
定の温度に加熱されているため、カラーインク画像に含
まれる溶剤が蒸発する。
【0046】この後、中間転写ベルト118表面上のカ
ラーインク画像は、中間転写ベルト118の移動により
記録用紙搬送ベルト21との接触部に搬送される。一
方、記録用紙Pは、中間転写ベルト118表面上のカラ
ーインク画像が、中間転写ベルト118と接触する位置
において記録用紙Pの所定の位置に転写されるように、
給紙部から記録用紙搬送ベルト21により搬送されてく
る。
【0047】そして、中間転写ベルト118と記録用紙
Pとが接触する位置において、所定の接触圧により中間
転写ベルト118表面上のカラーインク画像は、記録用
紙Pに転写する。
【0048】その後、カラーインク画像が転写された記
録用紙Pは、定着装置22に搬送されて所定の温度に加
熱されることにより、カラーインク画像に僅かに残る溶
剤が蒸発して、カラーインク画像は記録用紙P上に定着
し、排紙部に搬送される。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載のインクジ
ェット方式による記録ヘッドを用いたインクジェット記
録装置によれば、インクを貯留するインク貯留部と、イ
ンク貯留部から供給されるインクをインク滴として吐出
する記録ヘッド部と、記録ヘッド部が吐出したインク滴
により形成されるインク画像を一時的に保持するインク
画像保持部と、インク画像保持部に保持されたインク画
像を記録部材に転写する転写部と、転写部に記録部材を
搬送する記録部材搬送部とを備えたことから、使用する
インクに適合した専用の記録用紙以外の記録用紙にもイ
ンク画像がにじむことなく記録することができる。
【0050】また、請求項2に記載のインクジェット記
録装置によれば、インク画像保持部を加熱する加熱部を
更に備えたことから、インク画像保持部上に形成された
カラーインク画像に含まれる溶剤を蒸発させることがで
き、記録部材に転写した際にインク画像のにじみを更に
少なくすることができる。
【0051】また、請求項3に記載のインクジェット記
録装置によれば、記録部材に転写されたインク画像を定
着させる定着部を更に備えたことから、記録部材上に転
写したインク画像を短時間で定着・乾燥することがで
き、排紙部においてインク画像が転写された複数の記録
部材を重ね合せてもインク画像が接触する他の記録部材
に再転写することがない。
【0052】また、請求項4に記載のインクジェット記
録装置によれば、インク貯留部は、複数の色のインクを
貯留し、記録ヘッド部は、インク貯留部から供給される
複数の色のインクを各々、独立して吐出する複数の記録
ヘッドを備えたことから、複数の色のインクによるカラ
ーのインク画像を、使用するインクに適合した専用の記
録用紙以外の記録用紙にもにじむことなく記録すること
ができる。
【0053】また、請求項5に記載のインクジェット記
録装置によれば、インク貯留部が貯留する複数の色のイ
ンクは、Y,M,C,Kであって、記録ヘッド部は、イ
ンク貯留部から供給されるY,M,C,Kのインクを各
々、独立して吐出するY,M,C,Kの記録ヘッドを備
えたことから、 Y,M,C,Kのインクによるカラー
のインク画像を、使用するインクに適合した専用の記録
用紙以外の記録用紙にもにじむことなく記録することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインクジェッ
ト記録装置の概要を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るインクジェッ
ト記録装置の概要を示す図である。
【符号の説明】
1、101 インクジェット記録装置 10、110 Yインク記録ヘッド 11、111 Mインク記録ヘッド 12、112 Cインク記録ヘッド 13、113 Kインク記録ヘッド 14 Yインク貯留タンク 15 Mインク貯留タンク 16 Cインク貯留タンク 17 Kインク貯留タンク 18 中間転写体 19、26 加熱ヒータ 20 転写ローラー 21 記録用紙搬送ベルト 22 定着装置 23、120 従動ローラ 24、121 駆動ローラ 25、122 テンションローラ 118 中間転写ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA05 EA11 EE09 FD13 HA29 HA46 2C059 AA01 AA22 AA72

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット方式による記録ヘッドを用
    いたインクジェット記録装置であって、 インクを貯留するインク貯留部と、 前記インク貯留部から供給されるインクをインク滴とし
    て吐出する記録ヘッド部と、 前記記録ヘッド部が吐出したインク滴により形成される
    インク画像を一時的に保持するインク画像保持部と、 前記インク画像保持部に保持されたインク画像を記録部
    材に転写する転写部と、 前記転写部に記録部材を搬送する記録部材搬送部と、 を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のインクジェット記録装置
    であって、 前記インク画像保持部を加熱する加熱部を更に備えたこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1もしくは請求項2に記載のインク
    ジェット記録装置であって、 前記記録部材に転写されたインク画像を定着させる定着
    部を更に備えたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    のインクジェット記録装置であって、 前記インク貯留部は、複数の色のインクを貯留し、 前記記録ヘッド部は、前記インク貯留部から供給される
    複数の色のインクを各々、独立して吐出する複数の記録
    ヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のインクジェット記録装置
    であって、 前記インク貯留部が貯留する複数の色のインクは、Y,
    M,C,Kであって、 前記記録ヘッド部は、前記インク貯留部から供給される
    Y,M,C,Kのインクを各々、独立して吐出するY,
    M,C,Kの記録ヘッドを備えたことを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
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